JPS5827409B2 - キカイサドウシキデイスクブレ−キ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ブレーキがかけられるべき部材と一諸に回転
することのできるディスクと、固定支持体と、固定支持
体で支えられていてディスクの各側に１つずつ設けられ
、且つディスクの平面と垂直な摺動運動自在に設けられ
ている２つのブレーキシューと、カム面によってシュー
の１つと協働する操作レバーと、該レバーを関節連結し
、操作レバーｌこよって加えられたブレーキ作用をもう
一方のシューに伝達する目的でディスクに対して移動す
ることのできる伝達部材とからなる機械作動式ディスク
ブレーキに関する。

特に、しかし絶対的ではないが、本発明は、更に、伝達
部材が弾性装置の作用ｌこ抗して固定支持体に対して摺
動運動自在に設けられ、伝達部材の揺動輪線がディスク
の直径と実質的に平行な方向Ｃζ延びようと、ディスク
の外周の近くでディスクの弦と実質的に平行な方向に延
びようと、揺動軸線と伝達部材に対する操作レバーの関
節軸線があらゆる場合において平行である、この種のブ
レーキに関する。

操作レバーｌこ引張りが加えられると、レバーは伝達部
材上で回動し、一方では、レバーがそのカム面を介して
接しているブレーキシューに一方向に作用してこのシュ
ーをディスクに押し当て、他方では、伝達部材を他方向
に押し、すると、この伝達部材が対応する力を他方のブ
レーキシューに伝達し、このシューをディスクに押し当
ててディスクを２つのブレーキシューで把持し、かくし
てディスクにブレーキがかけられる。

操作レバーｌこは通常弾性戻し装置が設けられ、これら
の弾性装置はレバーを、操作レバーの停止部が伝達部材
の衝合面に押し当てられるような休み位置へ押圧する。

仏画追加特許第７，２２８，５３８号に開示されている
ようなこの種の通常の構造では、操作レバーと関連した
弾性戻し装置はその外面において、伝達部材と部分的に
、又は完全に接するように配置される。

その結果、操作中当該ばねと伝達部材との間にこのばね
の寿命や全体の装置の効率を害する程に摩擦が起り、更
に、このばねの外側にはその操作に悪影響を及ぼすよう
な道路のほこりがつきやすい。

本発明はこの欠点を解消するディスクブレーキの構造を
提供するにある。

もつと正確には、本発明は、操作レバーが相対向した２
つのウェブを有し該ウェブは、それらの両端のうちの少
くとも一方において連結部分によって互に連結されてＵ
形の包囲体を形成し、操作レバーはディスクに近い方の
ウェブによって伝達部材に関節連結され、操作レバーと
関連した弾性戻し装置が、伝達部材と操作レバーのディ
スクから遠い方のウェブの内側面との間に介在され且つ
休み位置において操作レバーの関節軸線と実質的に垂直
に延びる圧縮コイルばねからなり、少くともこの休み位
置において、前記圧縮コイルばねの軸線が関節軸線から
成る距離に位置している、上記型式のディスクブレーキ
に関する。

操作レバーの関節軸線に対して片寄っていることｌこよ
り操作レバーをその静止位置の方向に押圧する戻りトル
クを操作レバーに引き起させるこの圧縮コイルばねは好
ましくは、伝達部材に形成された盲凹部の底に当ってお
り、この凹部の少くとも外端において、凹部の側壁は外
方に広められて、例えば円錐形に広がるのが良い。

これは、操作レバーが伝達部材上で回動するとき圧縮コ
イルばねと伝達部材との間に摩擦接触がないという利点
を有する。

戻りばねおよび操作レバーの関節部の保護を改善するこ
の構造の展開では、この操作レバーノウニブはそれらの
端の各々において連結部分で互に連結されて環状の形を
形成する。

カくシて、戻りばねおよび枢着ピンは操作レバー自体で
完全に包囲される。

操作レバーのこの包囲形体の結果、本発明によれば、操
作レバーに対して少くとも１つの保護ケーシングを設け
ることが可能であり、かくして操作レバーの戻りばねお
よび操作レバーの間接部の保護状態を一層改善する。

実際には、伝達部材Ｕ形のカリパスであり、そのアーム
は固定支持体およびディスクの各側に実質的に容易に位
置し、操作レバーはカリパスのアームの一方に係合し、
保護ケーシングは操作レバーの少くとも１方の面上でア
ームのまわりに配置され、この種の保護ケーシングは好
ましくは操作レバーの面の各々に設けられる。

操作レバー用の戻りばねおよび該レバーの関節部は、こ
の場合には、有利にはレバーによって作られた包囲体内
に配置される。

操作レバーが上述したように、Ｕ形であろうと例えばＤ
形であろうと、伝達部材に対する操作レバーの関節は、
操作レバーが伝達部材に形成され、これらの部材の他方
に形成された溝に係合する枢着縁で行なわれるのが良く
、この溝をこれと協働する枢着縁と接触した状態に保持
する弾性装置が設けられる。

この場合、本発明によれば、操作レバーと関連した弾性
戻し装置を構成する圧縮コイルばねの特別な配列のため
に、溝を枢着縁に押し当てるための弾性装置をそれ自体
これらの弾性戻し装置によって構成される。

本発明のばねは、事実、操作レバーのウェブの１つと伝
達部材との間に介在され、従って操作レバーの他方のウ
ェブを伝達部材の方向ｌこ押圧する。

これは、操作レバーがこの伝達部材ｌこ係合させである
からである。

加えて、この種のブレーキの固定支持体では、ディスク
の各側に１つずつ配置される２つの平行なプレートを有
するのが普通であり、この固定支持体は、最初は平らな
素材をＵ形状に曲げることによって得られる。

本発明によれば、この素材は好ましくは台形であり、素
材はその基部と平行な軸線のまわりに曲げられ、出来た
固定支持体のプレートの１方はその自由端に他方のプレ
ートの自由端よりも大きい巾を有している。

この種の素材に台形形状を与え、同じ板又はプ１／−ト
から、この種の累月を頭部から末端まで切断することに
よって、切断作業から生ずる金属のくずの量を制限する
ことが可能であり更にこの素材から得られた各支持体に
対してその剛性と機械的強度にとって十分な最少の量の
材料しか使用しなくても良い。

図面に示す態様では、本発明による機械作動式ブレーキ
は、図面に破線で一部だけを概略的に示しであるブレー
キがかけられるべき回転可能なディスク１０と、このデ
ィスク１０の各側に１つずつ配置された２つの平行なプ
レート１２Ａ。

１２Ｂを有する固定支持体１１とからなる。

固定支持体１１のプレート１２Ａはプレート１２Ｂより
も長く、そして固定支持体の取付は用の穴又は通路１５
を備えている。

支持体１１は普通、最初は平らな素材をＵ形状に折り曲
げることによって作られる。

本発明の１つの観点によれば、図面には平らな素材とし
て示されていないこの素材は台形であり、その基部と平
行な軸線のまわりに折り曲げられ、その結果、第３図で
わかるように、固定支持体のプレート１２Ａはその自由
端に、他のプレート１２Ｂの自由端の巾ＬＢよりも大き
い巾ＬＡをもっている。

ディスク１０の各側ｌこおいて、支持体１１のプレー１
−１２Ａ、１２Ｂは、デ′イスク１０に当てられるよう
になっているブレーキシュー１４Ａ。

１４Ｂを受は入れるための開口又は凹部１３Ａ。

１３Ｂを備える。

図示した態様によれば、これらの凹部１３Ａ。

１３Ｂの各々はその横側の各々に切欠１６を有し、各ブ
レーキシュー１４Ａ、１４Ｂは横方向Ｉこ、対応する切
欠１６に係合するタブ１７を有している。

加えて、板ばね１８Ａ、１８Ｂが各ブレーキシュー１４
Ａ、１４Ｂと関連していて、シューに半径方向外方に作
用し、その結果、ディスクの外周に最も近い各タブ１７
の部分は、このタブが係合している切欠１６の対応する
部分に当っている。

本発明によるブレーキは更ｌこ、伝達部材１９を有し、
これは、図示した例では、ディスク１０の外周に面して
固定支持体１１に横方向に形威された切欠２０を介して
ディスク１０およびブレーキシュー１４Ａ、１４Ｂの上
に位置せるＵ形カリパス（ｃａｌ Ｉｐｅｒ）である○ かくして伝達部材１９は、ディスク１０の軸線と実質的
に平行に延びる中央部分２１およびディスク１０の各面
と実質的に平行に延びる２つのアーム２２Ａ、２２Ｂを
有する。

伝達部材の中央部分２１はその下面が固定支持体１１の
プレー） １２Ａ、１２Ｂ＋こディスク１０と垂直に設
けられた同一平面の衝合肩部２３Ａ。

２３Ｂに当っている。

伝達部材１９の中央部分２１はその上面に、その長さ方
向の縁の１つ即ち、ディスク１０の平面に対して実質的
に垂直な縁の１つを有し、この縁は伝達部材１９の中央
領域を通るディスクの半径方向平面に対して傾斜した平
らな面２５を形成し、この函２５は、切欠２０の横の縁
に沿うで固定支持体１１に形威しである、前記面２５と
補足し合う傾斜面２６と係合する。

伝達部材１９の中央部分２１のもう１つの長さ方向の縁
は、伝達部材１９の中央領域を通るディスク１０の半径
方向の平面に対して傾斜した面２５′を形成し、伝達部
材の中央部分２１の傾斜面２５．２５’はディスク１０
の軸線から遠ざかる方向に互ｌこ収れんしている。

一方では、伝達部材１９の傾斜面２５に作用して固定支
持体１１の補足し合う傾斜面２６と接触させ、他方では
、伝達部材１９に作用して固定支持体１１に、伝達部材
１９の中央領域を通るディスク１０の半径方向平面と実
質的に垂直に設けである衝合肩部２３Ａ、２３Ｂに押し
当てる慣用の弾性保持装置が設けである。

これらの弾性保持装置は周知の方法で、伝達部材１９の
傾斜面２５′に作用する。

本発明の１つの観点によれば、これらの弾性保持装置は
板はね２８からなり、この板ばねは横方向中央部分２９
およびその各側に２つのブレード３０Ａ、３０Ｂを有し
、これらブレードは固定支持体１１によってディスク１
０と垂直に支えられた保持軸３１で支持され、この軸３
１は固定支持体のプレート１２Ａ、１２Ｂに設けられた
開口に係合し；直径の小さい部分として固定支持体の各
１則（こおいて横方向に突出し、ばね２８のウェブと協
働してばねの軸方向の保持を保証している。

ブレード３０Ａ、３０Ｂの端は、ディスク１０の各側に
おいて、伝達部材１９の傾斜面２５′に当っている。

板ばね２８は又２つのブレード３３Ａ。３３Ｂ（第３図
）を備え、これらブレードは固定支持体１１のプレート
１２Ａ、１２Ｂの一部に夫夫衝合している。

伝達部材１９のアーム２２Ａはシュー１４Ａと向い合っ
た側に、制御レバー３６を係合させるためのスリット３
５を有する。

本発明のもう１つの観点によれば、この制御レバー３６
は２つの対向したウェブ３７，３８を有し、伝達部材１
９のアーム２２Ａはこれらウェブの間に受は入れられる
。

ウェブ３７，３８は、制御レバーにＵ又はＣ形状の一般
的な形態を与えるために連結部分３９で互に連結されて
いる。

制御レバー３６は、ウェブの１つ、本例ではウェブ３７
を介して伝達部材１９のスリット３５と係合し、そして
このウェブを介して伝達部材１９に関節連結される。

図示した例では、制御レバー３６のウェブ３７の内側部
分は枢着のと部を形成する切欠４０を有し、これは、伝
達部材１９のアーム２２Ａの穴４３にスリット３５と垂
直に圧力ばめした旋回ピン４２の直線母線の１つで形成
された枢着縁４１と協働する。

穴４３の軸線、従って旋回ピン４２の軸線は、伝達部材
１９の中央部分２１の中央領域を通るディスク１０の直
径方向の平面からはなれていることに気付くべきである
。

制御レバー３６のウェブ３７の内側部分は衝合面４４を
形威し、これは、スリット３５の衝合面４５と衝合して
制御レバー３６の休み位置を定めるようになっている。

制御レバー３６はウェブ３７の外側部分を介してブレー
キシュー１４Ａと接触し、この関連において、この外側
部分はカム面４６を構成する。

制御レバー３６のもう１つのウェブ３８の端は引張りケ
ーブル（図示せず）に連結するためのフック４７を形成
している。

ウェブ３８の内側部分と伝達部材１９のアーム２２Ａと
の間には、制御レバー３６に作用してこれをその休み位
置に押圧するようになっている弾性戻し装置が介在させ
である。

これらの弾性戻し装置は圧縮コイルはね５０からなり、
その休み位置では、第２図に示す如く、旋回ピン４２と
実質的に垂直に延び、そして伝達部材１９の中央部分２
１の中央領域を通るディスク１０の直径方向の平面に実
質的に位置している。

その結果、ばね５０の軸線は、少くともこの休み位置に
ついては、制御レバー３６の枢着軸線からずれている。

図示した例では、ばね５０は、伝達部材１９のアーム２
２Ａに形成された盲凹部５２の基部に当っている。

この凹部５２はその開放端に向って広く、即ち、例えば
図示の如く、この凹部の端部は円錐形である。

制御レバー３６は、図示した例では平らなプレートから
形成され、ばね５０は制御レバーの外側のウェブ３８の
内側部分に形成しである切欠５４の基部に保持キャップ
５５を介して当っている。

この保持キャップは内側部分の両面に係合した横ウェブ
５６を有している。

伝達部材１９のアーム２２Ｂは、ディスク１０の軸線と
平行に延び且つブレーキシュー１４Ｂと接する丸い端６
１を有するスタッド６０を備えている。

このスタッド６０の位置の調節のために、スタッド６０
は好ましくは図示の如く、伝達部材１９のアーム２２Ｂ
のねじ穴６２＋こねじ込まれ且つロックナツト６４と協
働するねじ山付スタッドである。

ロックナツトとねじ山付スタッド６０の自由端は保護カ
バー６５で包囲されている。

図示した例では、一方では、制御レバー３６およびスタ
ッド６０とこれらと対応するブレーキシュー１４Ａ、１
４Ｂとの接触点と、他方では、ディスク１０の外周に最
も近いブレーキシューの接線側の点との間に、これらの
ブレーキシューは各各保持突出部６６Ａ、６６Ｂを有し
、制御レバー３６又はピン６０はこれら保持突出部の下
に夫々係合する。

圧縮コイルばね５０が少くともその休み位置において、
制御レバー３６の旋回ピン４２に対して偏心しているの
で、この制御レバーに力が加わると制御レバーには、衝
合面４４とスリット３５の衝合面４５との衝合によって
定められるレバーの休み位置の方向に回転トルクが作用
する。

圧縮コイルばね５０は、制御レバー３６を伝達部材１９
に関節連結するピン４２と対向する伝達部材１９のアー
ム２２Ａの面に当っているので、この圧縮コイルばね５
０は又制御レバー３６の枢着のど部４０をピン４２で形
成された枢着縁と接触した状態に維持する弾性装置を構
成する。

制御レバー３６に連結されたケーブルに、第２図の矢印
Ｆの方向に引張りが加えられると、制御レバーはピン４
２を中心（こ回動してばね５０を圧縮する。

、を初は、制御レバー３６はそのカム面４６を介してブ
レーキシュー１４Ａと接触した状態で滑動し、モしてシ
ューを押してこれをディスク１０と接触させる。

対応する力が伝達部材１９およびねじ山付スタッド６０
はよってブレーキシュー１４Ｂに伝達されてこれをディ
スク１０に接触させる。

かくして、この最初の段階で、ブレーキシュー１４Ａ、
１４Ｂは単純にディスク１０と接触するように動かされ
、その移動量は、ブレーキシューの摩擦ライニングの摩
耗度合で左右される。

次に、第２の段階では、制御レバー３６に連結されたケ
ーブルに引張りが維持される限り、制御レバーはそのカ
ム面４６を介してブレーキシュー１４Ａ上をすべること
なしに回転し、このブレーキシューをディスク１０にし
っかりと当てる。

対応する力は前のように、伝達部材１９およびねじ山付
スタッド６０によってブレーキシュー１４Ｂに伝達され
、これ又ディスク１０に力強く当てられる。

その結果、ディスクにはブレーキがかけられる。

制御レバー３６４こ連結されたケーブルに加えられた作
用が解放されるやいなやディスク１０は自由になり、匍
脚レバー３６はばね５０によって静止位置に戻される。

上述した第２の操作段階中、即ち制御レバー３６がブレ
ーキシュー１４Ａに対してすべることなしに回転する間
、伝達部材１９は、制御レバー３６を介して伝達部材に
加えられる引張り作用の結果として、制御レバー３６の
関節軸線と平行であり、従って図示した例では、実質的
にディスク１０の直径の方向と平行である揺動輪線のま
わり番こぞれ自身で回動する。

伝達部材１９のこの揺動はばね２８４こ抗して行なわれ
、このばねは制御レバー３６に加えられた引張り力が解
放されるやいなや伝達部材１９をその静止位置に戻す。

制御レバー３６の特定な設計の結果、制御レバーの戻し
装置を構成するばね５０および制御レバーと関連する旋
回ピン４２が、制御レバー自体で少くとも部分的に包囲
される領域に配置されていることに気付かれたであろう
。

第４図乃至第６図に示す構成によれば、制御レバー３６
の２つのウェブ３７，３８はそれらの端の各々において
連結エルボ３９によって互に連結されてばね５０および
旋回ピン４２を完全に包囲するＤ形状又はＯ形状の環状
リングを形成する。

制御レバー３６のこの形体は、ばね５０および旋回ピン
４２をほこりの進入に対して保護する保護カバーの取付
けｌこ容易に役立つ。

第４図乃至第６図に示す例では、かかる保護カバーは、
制御レバー３６のピボットのまわりおよび伝達部材１９
のアーム２２Ａの上に延びて示されている。

例えば金属又は合成材料の単一キャップ６８で形成され
るこれらの保護カバーの１つはアーム２２Ａの自由端の
側で制御レバー３６の下面にセットされる。

制御レバー３６のもう１つの面にあるカバーは弾性材料
の環状膜６９で構成されていて、伝達部材１９のアーム
２２Ａを囲みそして制御レバー３６に設けである環状の
ど部７０に係合させである。

このブレーキの操作はあらゆる点で先に説明したものと
同じである。

理解されたように、ブレーキシュー１４Ａ。

１４Ｂの突出部５５Ａ、６６Ｂは、伝達部材１９および
これに連結された種々の部材を、ばね２８の突然の破損
の場合に保持させることができる。

本発明は本文に記載し且つ図面に示した態様に限られず
、特許請求の範囲内で種々の要素の構造又は組合せのあ
らゆる変形例を含む。

特に、本発明は、伝達部材の枢着軸線がディスクの実質
的に直径の方向に平行である代りに、ディスクの外周に
近いディスクの弦と実質的に平行な方向と平行である機
械作動式ディスクブレーキに等しく適用することができ
る。

更ｌこ一般的ｌこ、本発明は又、伝達部材が更ｔこ枢着
運動する構成をもつことなしに、ディスクの軸線と平行
に単純に移動することのできるブレーキに適用する。

図面には示されていない変形態様において、膜６９の内
周部を伝達部材１９のアーム２２Ａζこ設けられるのど
部に係合させ、そしてその外周部を、制御レバーとは接
触しないが制御レバー３６のすぐ近くまで延長させても
良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は第２図のＩ−Ｉ線における本発明のブレーキの
断面図、第２図は第１図の矢印Ｈの方向におけるこのブ
レーキの平面図、第３図は第１図の矢印■の方向におけ
るこのブレーキの側面図、第４図乃至第６図は夫々第１
図乃至第３図と同様な図であって変形態様によるブレー
キを示し、第７図は第１図の矢印Ｂの方向における本発
明のブレーキシューの部分図である。 １０・・・・・・ディスク、１１・・・・・・固定支持
体、１４Ａ。 １４Ｂ・・・・・・ブレーキシュー １９・・・・・・
伝達部材、３６・・・・・・操作レバー、３７，３８・
・・・・・ウェブ、３９・・・・・・連結部分、５０・
・・・・・圧縮コイルばね。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ ディスクと、ブレーキがかけられるべき部材と一緒
   に回転するようにディスクを固定する装置と、固定支持
   体と、ディスクの各側に１つずつ配置され且つディスク
   の平面と垂直に摺動運動自在に設けられ、固定支持体で
   支えられた２つのブレーキシューと、カム面によってブ
   レーキシューの１つと協働する操作レバーと、該レバー
   を関節連結し且つ操作レバーによって加えられたプレー
   作用をブレーキシューの他の１つに伝達するため、ディ
   スクに対して移動することのできる伝達部材と、操作レ
   バーの衝合面が伝達部材の衝合面Ｉこ当るような休み位
   置に向って操作レバーを付勢するように配列された弾性
   戻し装置とからなる型式の機械作動式ディスクブレーキ
   において、前記操作レバーは相対向した２つのウェブを
   有し、これらウェブは少くともそれらの両端のうちの１
   つにおいて連結部分（こよって互（こ連結され、操作レ
   バーはディスクに近い方のウェブによって伝達部材に関
   節連結され、前記弾性戻し装置は、伝達部材と操作レバ
   ーのディスクから遠い方のウェブの内側面との間に介在
   させた圧縮コイルばねからなり、圧縮コイルばねはその
   休み位置ｔこおいて、操作レバーの関節軸線と実質的に
   垂直に延び、且つ少くともこの休み位置において前記関
   節軸線から間隔をへだてた軸線を有していることを特徴
   とする機械作動式ディスクブレーキ。