JPS61281014A - フツ素含有結晶性アルミノシリケ−トの製造方法 - Google Patents

フツ素含有結晶性アルミノシリケ−トの製造方法

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JPS61281014A
JPS61281014A JP60118739A JP11873985A JPS61281014A JP S61281014 A JPS61281014 A JP S61281014A JP 60118739 A JP60118739 A JP 60118739A JP 11873985 A JP11873985 A JP 11873985A JP S61281014 A JPS61281014 A JP S61281014A
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフッー素含有結晶性アルミノシリケートの製造
方法に関し、詳しくは様々な反応における触媒として有
効に利用しうるフッ素含有の結晶性アルミノシリケート
を効率よく製造する方法、ならびにこのフッ素含有結晶
性アルミノシリケートを触媒として用いてベンゼンある
いはアルキルベンゼンから高い選択率にてパラジアルキ
ルベンゼンを製造する方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕従来
からフッ素含有結晶性アルミノシリケートの製造方法と
して、テトラ−n−プロピルアンモニウムブロマイドの
ような有機化合物を結晶化剤として用い、これとシリカ
源およびアルミナ源を原料として水熱反応を行なって結
晶性アルミノシリケート(ゼオライト)を合成し、次い
で焼成して結晶化剤を分解せしめ、しかる後にフッ素処
理することが知られている(特開昭60−1141号公
報、同60−42219号公報、同6〇−42222号
公報など)。
しかしながら、このようにして得られるフッ素含有結晶
性アルミノシリケートは、必ずしも充分な触媒活性を有
するものではな(、特にトルエン等のアルキルベンゼン
をアルキル化する際の触媒として用いても、パラキシレ
ン等のパラジアルキルベンゼンを高い選択率で得ること
はできなかった。
本発明者らは、上述のフッ素含有結晶性アルミノシリケ
ートの欠点を克服すべく鋭意研究を重ねた。
〔問題点を解決するための手段〕
その結果、結晶性アルミノシリケートの焼成工程(つま
り結晶化剤の焼成除去工程)を、フッ素化処理後に行な
うことにより、目的を達成しうろことを見出した。本発
明はかかる知見に基いて完成したものである。すなわち
本発明は、(a)シリカ源、 (b)アルミナ源および
(c)結晶化剤を含有する水性混合物を水熱合成して結
晶性アルミノシリケートを得、次いで該結晶性アルミノ
シリケートをフッ素含有化合物と接触処理し、しかる後
に酸素含有ガス気流中で300〜800℃にて焼成する
ことを特徴とするフッ素含有結晶性アルミノシリケート
の製造方法を提供するとともに、触媒の存在下にベンゼ
ンまたはアルキルベンゼンをアルキル化してパラジアル
キルベンゼンを製造するにあたって、上記のフッ素含有
結晶性アルミノシリケートを触媒として用いることを特
徴とするパラジアルキルベンゼンの製造方法を提供する
ものである。
本発明のフッ素含有結晶性アルミノシリケートを製造す
るにあたっては、まず(a)シリカ源。
(b)アルミナ源および(c)結晶化剤を含有する水性
混合物を水熱合成して結晶性アルミノシリケートを調製
する。ここで(a)シリカ源としては、特に制限はなく
、シリカ粉末、ケイ酸、コロイド状シリカ、溶解シリカ
などを任意に使用できる。この溶解シリカとしては、N
atOまたはに、01モルに対して5iOz1〜5モル
を含有する水ガラスケイ酸塩、アルカリ金属ケイ酸塩な
どがあげられる。
また、(b)アルミナ源としては、様々なものが使用可
能であるが、例えば硫酸アルミニウム。
水酸化アルミニウム、アルミン酸ナトリウム、コロイド
状アルミナ、アルミナなどがあげられる。
一方、(c)結晶化剤としては、結晶性アルミノシリケ
ートの所望する結晶構造に応じて適宜選定使用すればよ
いが、通常はテトラ−n−プロピルアンモニウムハライ
ド、テトラ−n−プロピルアンモニウムヒドロキサイド
をはじめとしてテトラメチルアンモニウムハライド、テ
トラメチルアンモニウムヒドロキサイド、テトラエチル
アンモニウムハライド、テトラエチルアンモニウムヒド
ロキサイド、テトラ−n−ブチルアンモニウムハライド
、テトラ−n−ブチルアンモニウムヒドロキサイド、ト
リーn−プロピルアミン、トリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、トリーn−ブチルアミン、n−プロピルアミ
ン、n−ブチルアミン。
n−プロピルハライド、n−ブチルハライドおよびそれ
らの混合物などがあげられる。なお、ここでハライドと
しては塩素、臭素あるいは沃素を意味する。
本発明では上−述の(a)  シリカ源、 (b)アル
ミナ源および(c)結晶化剤を含有する水性混合物を調
製し、これを原料として水熱合成するわけであるが、こ
の水性混合物には、(a)、  (b)。
(c)成分以外にさらに(d)アルカリ金属および/ま
たはアルカリ土類金属源、具体的には水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、硝酸カルシウム。
塩化カルシウムなどを加えることもできる。なお、この
アルカリ金属源としてケイ酸ナトリウム、アルミン酸ナ
トリウムなどを用いれば(a)シリカ源ないしくb)ア
ルミナ源を兼ねることができる。
また、この水性混合物中の各成分の配合割合は特に制限
はなく状況に応じて適宜定めればよいが、一般にはモル
比で、シリカ/アルミナ上12.結晶化剤/シリカ=o
、 o o i〜10.水/シリカニ10〜1000.
酸化ナトリウム/シリカ=0〜10の範囲で定める。
本発明では上述の水性混合物を水熱合成するが、この際
の条件としては80〜250℃、好ましくハ100〜2
10℃の温度にて結晶性アルミノシリケートが形成され
るに充分な時間、一般的には5時間〜50日間、好まし
くは12時間〜10日間位加熱処理すればよい。水熱合
成の際の圧力は自己圧力下もしくは加圧下のいずれでも
よく、また、反応系は通常攪拌下におき、雰囲気は必要
により不活性ガスで置換してもよい。なお、pHは中性
〜アルカリ性に調節すればよい。
このようにして得られた結晶性アルミノシリケートは、
調製条件により様々なものとなるが、好ましくはシリカ
/アルミナのモル比12以上、さらに好ましくは20〜
400であって、制御指数1〜12、特に5〜10のも
のがあげられる。ここで制御指数は、J、CATAL、
l1.218(1981)に記載された定義に従って測
定されたものである。この結晶性アルミノシリケートの
具体例をあげれば、23Mシリーズと呼ばれる一群のア
ルミノシリケートでZSM−5,ZSM−11、ZSM
−12,ZSM−23,ZSM−35゜ZSM−38,
ZSM−48などで代表されるものである。そのほかハ
イシリカゼオライトであるNU−2,NU−3,NU−
10,EU−2゜EU−4などをあげることができる。
本発明では上述のようにして得られた結晶性アルミノシ
リケートを必要に応じて水洗し、さらに硝酸アンモニウ
ム、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウムなどの稀薄水
溶液で洗浄して不純物を除去して乾燥した後、この結晶
性アルミノシリケートをフッ素含有化合物と接触処理し
てフッ素化することとなる。
このフッ素含有化合物との接触処理は、様々な方法なら
びに条件により行なうことができ、要するにアルミノシ
リケート中にフッ素が導入され、フッ素含有の結晶性ア
ルミノシリケートとなるような処理であればよい。具体
的には窒素ガス、ヘリウムガス等の不活性ガス気流中で
、120〜800℃、好ましくは350〜500℃にて
結晶性アルミノシリケートをフロンガス、トリフルオロ
エタノール、ペンタフルオロベンゾニトリル。
オクタフルオロペンタノールなどの有機フッ素化合物と
気相接触処理したり、あるいはフッ化水素酸、フッ化ナ
トリウム、フッ化アンモニウム、三フッ化硼素、モノフ
ルオロ酢酸などのフッ素化合物と0〜200℃にて液相
で接触処理する方法が考えられる。また、フッ素含有化
合物の使用量は、様々な状況により異なるが、通常は結
晶性アルミノシリケート100gに対して0.1〜10
00g程度とすればよい。
本発明では、このようなフッ素含有化合物との接触処理
によって得られたフッ素含有結晶性アルミノシリケート
を焼成処理することによって、目的とするフッ素含有結
晶性アルミノシリケートを製造する。この際の焼成条件
としては、酸素、空気などの酸素含有ガス気流雰囲気下
で温度300〜800℃程度とすればよい。
以上のように、本発明では、結晶性アルミノシリケート
をフッ素化処理して、フッ素を含有せしめた後に焼成処
理するため、得られるフッ素含有結晶性アルミノシリケ
ートは、すぐれた触媒活性を示すものとなる。
なお、焼成処理後のフッ素含有結晶性アルミノシリケー
トにつ−いては、さらに必要に応じて触媒の活性成分と
なる各種の金属の化合物を含浸担持せしめることができ
る。特に周期律表IIA族金属(中でもMg、Ca)の
化合物やI[[B族(中でもLa)の化合物を担持する
と、パラジアルキルベンゼンを製造する際の選択率が一
層向上する。
次に、本発明のパラジアルキルベンゼンの製造方法は、
上述した方法によって得られたフッ素含有結晶性アルミ
ノシリケートを触媒として用いると共に、ベンゼンある
いはアルキルベンゼンを原料として用い、これをアルキ
ル化剤にてアルキル化してパラジアルキルベンゼンを製
造するものである。
ここで原料として用いるアルキルベンゼンは具体的には
、トルエン、エチルベンゼン、プロピルベンゼンなどの
モノアルキルベンゼンであるが、特にトルエンが好まし
い。一方、原料であるベンゼンやアルキルベンゼンをア
ルキル化するアルキル化剤としてはメタノール、ジメチ
ルエーテル。
塩化メチル、臭化メチルなどのメチル化剤をはじめ、エ
タノール、エチレン、ジエチルエーテル。
プロピレン、n−ブテン、イソブチンなど様々なものが
ある。
本発明の方法によってパラジアルキルベンゼンを製造す
るには、ベンゼンや上述のアルキルベンゼンを原料とし
、また適当なアルキル化剤を使用し、さらに上述した触
媒を用いてアルキル化反応を進行させればよく、その他
の条件は特に制限はない。一般的な条件を示せば、反応
温度300〜700℃、好ましくは400〜650℃、
反応圧力常圧〜50 kg/cm”G、好ましくは常圧
〜10kg / aa ” G、重量空間速度(WH3
V)0.1〜20hr”、好ましくは1〜10 hr−
’である。
〔発明の効果〕
本発明の方法によって得られるフッ素含有結晶性アルミ
ノシリケートは、固体酸触媒あるいは触媒担体として様
々な反応に有効に利用しうるちのである。特に、ベンゼ
ンやアルキルベンゼンのアルキル化反応の触媒として用
いると、生成物中のパラジアルキルベンゼンの選択率を
高めることができる。
また、上述のフッ素含有結晶性アルミノシリケートを触
媒としてベンゼンやアルキルベンゼンをアルキル化する
方法によれば、バラキシレン、バラエチルトルエン、バ
ライソプロピルトルエンなどのパラジアルキルベンゼン
を高い選択率ならびに収率にて得ることができると同時
に、触媒の寿命が非常に長いため、長時間にわたって高
い触媒活性を維持した状態で連続運転を行なうことがで
きる。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
参考例1 シリカゾル(商品名ニスノーテックス、日産化学■製、
成分: 5ift 30wt%、 NazOO,6−t
%以下、水6B、4wt%以上)100g、水290g
、水酸化ナトリウム4g、硫酸アルミニウム3.29g
およびテトラ−n−プロピルアンモニウムブロマイド(
結晶化剤) 13.3 gの混合溶液をオートクレーブ
に入れて、温度170℃にて20時間加熱処理した。冷
却後、洗浄し、さらに120℃で12時間乾燥した。
次に、このようにして得られた結晶他剤含有アルミノシ
リケートに、10倍N(重量比)の1規定硝酸アンモニ
ウム水溶液を加え、油浴中80℃で6時間アンモニウム
イオン交換し、デカンテーションを行なった。この操作
を3回繰り返した後、充分に洗浄し、さらに濾過した後
、120℃で乾燥して結晶化剤を含有するアンモニウム
型の結晶性アルミノシリケートを得た。
参考例2 参考例1と同じ組成の混合溶液をオートクレーブに入れ
て、温度170℃にて20時間加熱処理した。冷却後、
洗浄し、さらに120℃で12時間乾燥した。
次に、このようにして得られた結晶化割合をアルミノシ
リケートを550℃で6時間焼成し、結晶化剤を除去し
た。その後、焼成した結晶性アルミノシリケー)C21
0倍量(重量比)の1規定硝酸アンモニウム水溶液を加
え、油浴中80℃で6時間アンモニウムイオン交換し、
デカンテーシッンを行なった。この操作を3回繰り返し
た後、充分に洗浄し、さらに濾過した後、120tで乾
燥してアンモニウム型の結晶性アルミノシリケートを得
た。
実施例1 参考例1で得られた結晶性アルミノシリケートのベレッ
ト45gを触媒調製管に充填し、450℃においてトリ
フルオロエタノール(cF :l G Hz OH)4
.0g/時間および窒素ガス50cc/分の割合にて2
時間触媒調製管に供給した。その後、空気気流中で触媒
調製管内の温度を550℃に維持して4時間焼成した。
このようにして得られたフッ素含有結晶性アルミノシリ
ケート(触媒A)のフッ素含量は1.3重量%であった
実施例2 実施例1において、窒素ガスを導入せず、またトリフル
オロエタノールに代えてフロン−13(cF、CI)の
ガスを20 m l /分の割合で2時間供給したこと
以外は、実施例1と同様の操作を行なった。
このようにして得られたフッ素含有結晶性アルミノシリ
ケート(触媒B)のフッ素含有量は1.0重量%であっ
た。
比較例1 参考例2で得られた結晶性アルミノシリケートのベレッ
ト40gを触媒調製管に充填し、450℃においてフロ
ン−13CCFsCl)のガスを20m1Z分の割合で
2時間触媒調製管に供給した。その後、空気気流中で触
媒調製管内の温度を550℃に維持して4時間焼成した
このようにして得られたフッ素含有結晶性アルミノシリ
ケート(触媒C)のフッ素含有量は1.5重量%であっ
た。
実施例3 触媒810gを濃度2.1重量%の硝酸カルシウム水溶
液100gに浸漬し、これを水浴上にて蒸発乾固して乾
燥粉末を得た。さらにこの乾燥粉末を電気炉にて600
℃、4時間焼成して触媒りを得た。この触媒りの酸化カ
ルシウム担持量は、フッ素含有結晶性アルミノシリケー
ト100重量部に対して5重量部であっη・。
比較例2 触媒C1ogを濃度4.2重量%の硝酸カルシウム水溶
液100gに浸漬し、以下実施例3と同様の操作を行な
った。
このようにして得られた触媒Eの酸化カルシウム担持量
は、フッ素含有結晶性アルミノシリケート100重量部
に対して10重量部であった。
実施例4 実施例1,2および3で得られた触媒A、BおよびDを
それぞれ流通型反応器に充填し、これを反応温度600
℃に維持し、重量空間速度(WH3V)9hr”にてト
ルエンとメタノールをモル比で2対1の割合で導入して
メチル化反応を行なった。反応開始から8時間後の結果
を第1表に示す。
比較例3 実施例4において、触媒A、BおよびDの代わりに触媒
CおよびEを用いたこと以外は実施例4と同様の操作を
行なった。反応開始から8時間後の結果を第1表に示す
第1表 実施例5 参考例1で得られた結晶性アルミノシリケートのベレフ
)20gと濃度1重量%のフッ化水素酸(HF)水溶液
100gをテフロン製容器に入れ、油浴中80℃におい
て4時間攪拌し、その後内容物を取り出し、−十分に洗
浄を行なった。次いで120℃で乾燥し、550℃で6
時間焼成して結晶化剤を焼成除去した。その後焼成した
フッ素含有結晶性アルミノシリケートに、5倍量(重量
比)の1規定硝酸アンモニウム水溶液を加え、油浴中8
0°Cで6時間アンモニウムイオン交換し、デカンテー
ションを行なった。この操作を3回繰り返した後、12
0℃で乾燥して、さらに600℃で焼成して触媒Fを得
た。
この触媒Fを流通型反応器に充填し、これを反応温度5
00′Cに維持し、重量空間速度(WH3V)  9h
r”にてトルエンとメタノールをモル比で2対1の割合
で導入してメチル化反応を行なった。
反応開始から8時間後の結果を第2表に示す。
比較例4 参考例2で得られた結晶性アルミノシリケートのベレッ
ト20gと濃度1重量%のフッ化水素酸(HF)水溶液
100gをテブロン製容器に入れ、油浴中80℃におい
て4時間攪拌し、その後内容物を取り出し、十分に洗浄
を行なった。次いで120℃で乾燥し、600℃で6時
間焼成して結晶化剤を焼成除去して触媒Gを得た。
この触媒Gを流通型反応器に充填し、これを反応温度5
00°Cに維持し、重量空間速度(WH3V)  9h
r”にてトルエンとメタノールをモル比で2対1の割合
で導入してメチル化反応を行なった。
反応開始から8時間後の結果を第2表に示す。
第2表 実施例6 実施例2で得られた触媒82gを固定床流通式反応管に
充填し、これを反応温度450℃に維持し、トルエンを
重量空間速度(WHS V) 7hr”’。
原料の供給割合をトルエン/エチレン=3.88/1(
モル比)としてトルエンのエチル化反応を行なった。反
応開始から4時間後の結果を第3表に示す。
比較例5 実施例6において、触媒Bの代わりに触媒Cを用いたこ
と以外は実施例6と同様にしてトルエンのエチル化反応
を行なった。反応開始から4時間後の結果を第3表に示
す。
第3表

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)シリカ源、(b)アルミナ源および(c)
    結晶化剤を含有する水性混合物を水熱合成して結晶性ア
    ルミノシリケートを得、次いで該結晶性アルミノシリケ
    ートをフッ素含有化合物と接触処理し、しかる後に酸素
    含有ガス気流中で300〜800℃にて焼成することを
    特徴とするフッ素含有結晶性アルミノシリケートの製造
    方法。
  2. (2)(a)シリカ源、(b)アルミナ源および(c)
    結晶化剤を含有する水性混合物を水熱合成して得られる
    結晶性アルミノシリケートが、シリカ/アルミナのモル
    比12以上かつ制御指数1〜12である特許請求の範囲
    第1項記載の製造方法。
  3. (3)触媒の存在下にベンゼンまたはアルキルベンゼン
    をアルキル化してパラジアルキルベンゼンを製造するに
    あたり、(a)シリカ源、(b)アルミナ源および(c
    )結晶化剤を含有する水性混合物を水熱合成して結晶性
    アルミノシリケートを得、次いで該結晶性アルミノシリ
    ケートをフッ素含有化合物と接触処理し、しかる後に酸
    素含有ガス気流中で300〜800℃にて焼成して得ら
    れるフッ素含有結晶性アルミノシリケートを触媒として
    用いることを特徴とするパラジアルキルベンゼンの製造
    方法。
  4. (4)アルキルベンゼンがトルエンである特許請求の範
    囲第3項記載の製造方法。
  5. (5)(a)シリカ源、(b)アルミナ源および(c)
    結晶化剤を含有する水性混合物を水熱合成して得られる
    結晶性アルミノシリケートが、シリカ/アルミナのモル
    比12以上かつ制御指数1〜12である特許請求の範囲
    第3項記載の製造方法。
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