JPS61280020A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS61280020A JPS61280020A JP12183285A JP12183285A JPS61280020A JP S61280020 A JPS61280020 A JP S61280020A JP 12183285 A JP12183285 A JP 12183285A JP 12183285 A JP12183285 A JP 12183285A JP S61280020 A JPS61280020 A JP S61280020A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- layer
- magnetic recording
- thin film
- lubricant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は磁気記録媒体、特に高分子フィルム上に強磁性
金属から成る磁気記録層を配した。いわゆる金属薄膜型
の磁気記録媒体に関するものである０ 従来の技術 従来、磁気記録層として広く実用に供されているものは
、ｒ Ｆｅ２Ｏ３，Ｃｏ ｆドープした７ Ｆ ＠ ２
０３゜Ｃｒ０ｚ ＋ 或いはＦｅ等の強磁性合金微小粉
末磁性材料を塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、スチレ
ンブタジェン共重合体、エポキシ樹脂等の有機バインダ
中に分散させて、高分子フィルム等の基板上に塗布、乾
燥させた塗布型磁性層である。
金属から成る磁気記録層を配した。いわゆる金属薄膜型
の磁気記録媒体に関するものである０ 従来の技術 従来、磁気記録層として広く実用に供されているものは
、ｒ Ｆｅ２Ｏ３，Ｃｏ ｆドープした７ Ｆ ＠ ２
０３゜Ｃｒ０ｚ ＋ 或いはＦｅ等の強磁性合金微小粉
末磁性材料を塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、スチレ
ンブタジェン共重合体、エポキシ樹脂等の有機バインダ
中に分散させて、高分子フィルム等の基板上に塗布、乾
燥させた塗布型磁性層である。
近年、高密度記録への要求の高まりと共に、スパッタリ
ング、イオンブレーティング、湿式めっき法、電子ビー
ム蒸着法等で形成した強磁性金属薄膜を磁気記録層とす
る金属薄膜型が注目され実用化への努力が種々行われて
いる。しかしながら、これらは従来の塗布型のものに比
較して走行中にヘッドとの接触により、磁気記録層が剥
離したり、傷ついたりする欠点を有していた。
ング、イオンブレーティング、湿式めっき法、電子ビー
ム蒸着法等で形成した強磁性金属薄膜を磁気記録層とす
る金属薄膜型が注目され実用化への努力が種々行われて
いる。しかしながら、これらは従来の塗布型のものに比
較して走行中にヘッドとの接触により、磁気記録層が剥
離したり、傷ついたりする欠点を有していた。
第２図は従来の磁気記録媒体の拡大断面図である０
第２図において、１はポリエチレンテレフタレート等の
高分子フィルム、２は例えばＣｏ −Ｎ ｌ−０から成
る斜め蒸着膜、３は保護膜でちる。
高分子フィルム、２は例えばＣｏ −Ｎ ｌ−０から成
る斜め蒸着膜、３は保護膜でちる。
前記保護膜３により前記した磁気記録層に起こる破壊現
象を極力抑制することが考えられ、多くの提案が成され
ている。（例えば特開昭６２−１５３７０７号、特開昭
５３−８８７０４号、特開昭６９−１７１０２６号の公
報参照）発明が解決しようとする問題点 しかしながら第２図のような構成では、使用される磁気
ヘッドが７エライトから合金系へ移行し、かつ、使用さ
れる環境条件が広範囲になると十分な耐久性が確保でき
ず、ドロップアウトが増加したり、時には磁性薄膜に傷
が発生する等の現象により、信頼性が急激に低下すると
いう問題点を有していた。
象を極力抑制することが考えられ、多くの提案が成され
ている。（例えば特開昭６２−１５３７０７号、特開昭
５３−８８７０４号、特開昭６９−１７１０２６号の公
報参照）発明が解決しようとする問題点 しかしながら第２図のような構成では、使用される磁気
ヘッドが７エライトから合金系へ移行し、かつ、使用さ
れる環境条件が広範囲になると十分な耐久性が確保でき
ず、ドロップアウトが増加したり、時には磁性薄膜に傷
が発生する等の現象により、信頼性が急激に低下すると
いう問題点を有していた。
本発明を上記問題点に鑑み、信頼性の向上をはかった強
磁性金属薄膜を有する磁気記録媒体を提供しようとする
ものである。
磁性金属薄膜を有する磁気記録媒体を提供しようとする
ものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明の磁気記録媒体は、
微粒子塗布層を有する高分子フィルムの一方に強磁性金
属薄膜を配し、もう一方の面に蒸着膜と滑材を含有する
樹脂層を配した構成を備えたものである。
微粒子塗布層を有する高分子フィルムの一方に強磁性金
属薄膜を配し、もう一方の面に蒸着膜と滑材を含有する
樹脂層を配した構成を備えたものである。
作 用
本発明は上記した構成により、高速で磁気ヘッドと磁気
記録層が摺動接触する時のダイナミックな応力が、高分
子フィルムの両方の表面に配された蒸着膜で、局部的に
集中しなくなって・傷つく現象がなくなり、かつ、低速
での走行安定性が滑剤を含む樹脂層ではかれるために、
走行方向で受ける前述の応力の走行方向での短時間に受
ける衝撃力となることも抑制できることから、耐久信頼
性が向上するもので、この作用は微粒子塗布層により安
定にすることができ、広範な環境条件下での使用におい
て十分な信頼度で高密度磁気記録再生を実現できるもの
である。
記録層が摺動接触する時のダイナミックな応力が、高分
子フィルムの両方の表面に配された蒸着膜で、局部的に
集中しなくなって・傷つく現象がなくなり、かつ、低速
での走行安定性が滑剤を含む樹脂層ではかれるために、
走行方向で受ける前述の応力の走行方向での短時間に受
ける衝撃力となることも抑制できることから、耐久信頼
性が向上するもので、この作用は微粒子塗布層により安
定にすることができ、広範な環境条件下での使用におい
て十分な信頼度で高密度磁気記録再生を実現できるもの
である。
実施例
以下、本発明の実施例の磁気記録媒体について図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
第１図は本発明の実施例に係る磁気記録媒体の拡大断面
図である。第１図において、４は高分子フィルムである
ところの厚みが１０μｍのポリエチレンテレフタレート
フィルム、６は微粒子塗布層で、平均直径が１２０Ａの
アルミナ微粒子を厚み２０人のエポキシ樹脂で固定した
もので、１７ｍ角に平均３〜５ケの密度で微粒子が配さ
れたものである。６は強磁性金属薄膜でおるところのＣ
。
図である。第１図において、４は高分子フィルムである
ところの厚みが１０μｍのポリエチレンテレフタレート
フィルム、６は微粒子塗布層で、平均直径が１２０Ａの
アルミナ微粒子を厚み２０人のエポキシ樹脂で固定した
もので、１７ｍ角に平均３〜５ケの密度で微粒子が配さ
れたものである。６は強磁性金属薄膜でおるところのＣ
。
−Ｎｉ−０から成る斜め蒸着膜で、直径が１ｍの円筒キ
ャンに沿ってフィルムを移動させながら、最小入射角５
０１度で４ｘ１ｏ−５（Ｔｏｒｒ） ｃｙ）酸素分圧中
で、Ｃｏ −Ｎｉ 合金（Ｎｉ： ２１．５ｗｔ％）を
０．２ ｐｒｎｙ／ｃＸで電子ビーム蒸着することで得
られたもので、厚み０．１４μｍ、保磁力は１２７０エ
ルステツドである。
ャンに沿ってフィルムを移動させながら、最小入射角５
０１度で４ｘ１ｏ−５（Ｔｏｒｒ） ｃｙ）酸素分圧中
で、Ｃｏ −Ｎｉ 合金（Ｎｉ： ２１．５ｗｔ％）を
０．２ ｐｒｎｙ／ｃＸで電子ビーム蒸着することで得
られたもので、厚み０．１４μｍ、保磁力は１２７０エ
ルステツドである。
了は蒸着膜で、前記強磁性金属薄膜６のｃｏ−Ｎ１合金
をＣｒに置きかえて、同じ蒸着機を用いて、Ｃｒ を２
μｍ／ｓｅｅの蒸着速度で電子ビーム蒸着したものであ
る。真空度はｌＸ１Ｏ−６（Ｔｏｒｒ）でＣｒ の厚み
は０．０９μｍ である。
をＣｒに置きかえて、同じ蒸着機を用いて、Ｃｒ を２
μｍ／ｓｅｅの蒸着速度で電子ビーム蒸着したものであ
る。真空度はｌＸ１Ｏ−６（Ｔｏｒｒ）でＣｒ の厚み
は０．０９μｍ である。
８は滑剤含有樹脂層でちり、ここではミリスチン酸を体
積チで２．７チ含むボリクレタン樹脂層で、厚みは０．
３６μｍ で、ＣａＣＯ５をフィラーとして１９ｗｔ％
（樹脂に対して）含むものである。
積チで２．７チ含むボリクレタン樹脂層で、厚みは０．
３６μｍ で、ＣａＣＯ５をフィラーとして１９ｗｔ％
（樹脂に対して）含むものである。
比較用のテープとして、Ｃｒ層をもたないものを製造し
た。実施例と比較テープの平坦性を同一にするために、
比較テープは熱処理して平坦にしたものを用いた。
た。実施例と比較テープの平坦性を同一にするために、
比較テープは熱処理して平坦にしたものを用いた。
両方の磁気テープに記録波長０．６μｍの正弦波を記録
し、再生出力を測定することを各種の磁気ヘッドと環境
条件を組み合わせて行った。特に信号欠落の割合を１２
０分長０磁気テープの中で相対比較した。信号欠落率を
１として示したものは、回路補正十分可能な水準で、１
０を越すと補正が十分行えなくなる水準である。
し、再生出力を測定することを各種の磁気ヘッドと環境
条件を組み合わせて行った。特に信号欠落の割合を１２
０分長０磁気テープの中で相対比較した。信号欠落率を
１として示したものは、回路補正十分可能な水準で、１
０を越すと補正が十分行えなくなる水準である。
次表にその測定結果を示した０
以下余白
以上のように本実施例によれば、微粒子塗布層を有する
高分子フィルムの一方に強磁性金属薄膜を配し、もう一
方の面に蒸着膜と滑剤を含有する樹脂層の２層を配する
ことで、合金ヘッドのタイプによらずに各種環境で３０
０回目の記録再生でも信号欠落率は補正が十分可能であ
り、耐久性の著しく向上している様子が理解できる。
高分子フィルムの一方に強磁性金属薄膜を配し、もう一
方の面に蒸着膜と滑剤を含有する樹脂層の２層を配する
ことで、合金ヘッドのタイプによらずに各種環境で３０
０回目の記録再生でも信号欠落率は補正が十分可能であ
り、耐久性の著しく向上している様子が理解できる。
なお本実施例において、高分子フィルムは厚み１０μｍ
のポリエチレンテレフタレートフィルムとしたが、厚み
は１４μｍから３．６μｍまで、材質としては他にポリ
アミド、ポリサル７オン、ポリイミド等としてもよい。
のポリエチレンテレフタレートフィルムとしたが、厚み
は１４μｍから３．６μｍまで、材質としては他にポリ
アミド、ポリサル７オン、ポリイミド等としてもよい。
微粒子塗布層の構成材料は、アルミナ微粒子。
エホキシ樹脂とシタ力、ＣａＣＯ３，ＣａＯ、Ｔ ｉｏ
ｚ ｔＳ １０２ 、 ポリエチレン球、ポリエステ
ル樹脂、ポリスルフォン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリア
クリレート樹脂等でも良い。
ｚ ｔＳ １０２ 、 ポリエチレン球、ポリエステ
ル樹脂、ポリスルフォン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリア
クリレート樹脂等でも良い。
強磁性金属薄膜は、Ｃｏ−Ｎｉ−０膜としたが、他にＣ
ｏ−０，Ｃｏ −Ｏｒ 、 Ｃｏ−Ｔｉ 、 Ｃｏ −
Ｗ、 Ｃｏ −Ｍｏ 、 Ｃｏ−τａ、 Ｃｏ−Ｆｅ、
Ｃｏ −Ｍｇ−０，Ｃｏ−Ｐ、或いは、パーマロイ薄
膜、Ｃｒ、Ｔｉ 薄膜等の強磁性金属薄膜でもよい。
ｏ−０，Ｃｏ −Ｏｒ 、 Ｃｏ−Ｔｉ 、 Ｃｏ −
Ｗ、 Ｃｏ −Ｍｏ 、 Ｃｏ−τａ、 Ｃｏ−Ｆｅ、
Ｃｏ −Ｍｇ−０，Ｃｏ−Ｐ、或いは、パーマロイ薄
膜、Ｃｒ、Ｔｉ 薄膜等の強磁性金属薄膜でもよい。
高分子フィルムの強磁性金属薄膜を持たない側の面に配
したＣｒ層の代りに、ｋｌ、 Ｐｂ、 Ｚｎ、 Ｓｎ。
したＣｒ層の代りに、ｋｌ、 Ｐｂ、 Ｚｎ、 Ｓｎ。
Ｃｕ、Ｂ、Ｖ等を用いてもよく、滑剤を含む樹脂層は、
ミリスチン酸の代りに、オレイン酸、ステアリン酸、ス
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸アミド。
ミリスチン酸の代りに、オレイン酸、ステアリン酸、ス
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸アミド。
弗素アルコール等、ボリウレタ／樹脂の代りにポリスル
フォン、エポキシ、ポリエーテルスルフォン等でも良い
。
フォン、エポキシ、ポリエーテルスルフォン等でも良い
。
発明の効果
以上のように本発明によれば合金系ヘッドを用いて高密
度記録再生を繰り返し行っても、各種の環境条件下で信
号欠落の極めて少ない記録再生が行えるというすぐれた
効果を得ることができるものである。
度記録再生を繰り返し行っても、各種の環境条件下で信
号欠落の極めて少ない記録再生が行えるというすぐれた
効果を得ることができるものである。
第１図は本発明の実施例に係る磁気記録媒体の拡大断面
図、第２図は従来の磁気記録媒体の拡大断面図である。 ４・・・・・・高分子フィルム、５・・・・・・微粒子
塗布層、６・・・・・・強磁性金属薄膜、７・・・・・
・蒸着膜、８・・・・・・滑剤含有樹脂層。
図、第２図は従来の磁気記録媒体の拡大断面図である。 ４・・・・・・高分子フィルム、５・・・・・・微粒子
塗布層、６・・・・・・強磁性金属薄膜、７・・・・・
・蒸着膜、８・・・・・・滑剤含有樹脂層。
Claims (1)
- 微粒子塗布層を有する高分子フィルムの一方に強磁性金
属薄膜を配し、前記高分子フィルムの他方の面に蒸着膜
と滑剤を含有する樹脂層を配して成ることを特徴とする
磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12183285A JPS61280020A (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12183285A JPS61280020A (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61280020A true JPS61280020A (ja) | 1986-12-10 |
Family
ID=14821030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12183285A Pending JPS61280020A (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61280020A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59167828A (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-21 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体 |
-
1985
- 1985-06-05 JP JP12183285A patent/JPS61280020A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59167828A (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-21 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100233697B1 (ko) | 자기 기록 매체 | |
| JPS61280020A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0711857B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0566648B2 (ja) | ||
| JP3009943B2 (ja) | ディジタル記録用磁気記録媒体 | |
| JPS61280021A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0675284B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH02132632A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH01205717A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6173228A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS62125524A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH01105317A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS60224123A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS61246915A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH01125715A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS60219625A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS62102416A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6378324A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH01176313A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6267720A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS63121115A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6085418A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS62146429A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS60211617A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH04172613A (ja) | 磁気記録媒体 |