JPS62146429A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS62146429A JPS62146429A JP28845385A JP28845385A JPS62146429A JP S62146429 A JPS62146429 A JP S62146429A JP 28845385 A JP28845385 A JP 28845385A JP 28845385 A JP28845385 A JP 28845385A JP S62146429 A JPS62146429 A JP S62146429A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- lubricant
- magnetic recording
- faces
- face
- Prior art date
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- Pending
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は高密度磁気記録に利用できる磁気記録媒体に関
する。
する。
従来の技術
従来、磁気記録層として広く実用に供されているものは
、ｒ Ｆ ｅ ２０３ ？ Ｃｏをドープした７
Ｆ １！２０３１ＣｘＯ２或いは鉄等の強磁性金属又は
合金微小粉末磁性材料を塩化ビニル会酢酸ビニル共重合
体、スチレンブタジェン共重合体、エポキシ樹脂等の有
機バインダ中に分散させて、高分子フィルム等の基板上
に塗布乾燥させた塗布型磁性層である。
、ｒ Ｆ ｅ ２０３ ？ Ｃｏをドープした７
Ｆ １！２０３１ＣｘＯ２或いは鉄等の強磁性金属又は
合金微小粉末磁性材料を塩化ビニル会酢酸ビニル共重合
体、スチレンブタジェン共重合体、エポキシ樹脂等の有
機バインダ中に分散させて、高分子フィルム等の基板上
に塗布乾燥させた塗布型磁性層である。
近年、高密度磁気記録への要求の高まりと共に高密度域
で優れた信号対雑音比（以下、Ｓ／Ｎと記す）を与えう
る期待の大きい強磁性金属薄膜を磁気記録層とする、い
わゆる金属薄膜型磁気記録媒体が注目され実用化に向け
て努力が続けられている。〔外国論文誌アイ・イー・イ
ー壷イー磁気学会報（ＩＥＥＥ Ｔｒａｎｓａｃｔｉｏ
ｎ ｏｎ Ｍａｇｎｅｔｉｃｓ）Ｖｏｗ−ＷＡＧ−２１
、＆３ ＰＰ、 １２１７〜１２２０（１９８５，ｓ）
）かかる磁気記録媒体は第２図にその拡大断面図を示し
たように、高分子フィルム１の上に、Ｃｏ−Ｎｉ−０系
斜め蒸着膜等の磁気記録層２を配し、その上に保護膜３
、高分子フィルムのもう一方の面に、滑剤を含むバック
コート層４を配して成るのが一例として挙げられる。
で優れた信号対雑音比（以下、Ｓ／Ｎと記す）を与えう
る期待の大きい強磁性金属薄膜を磁気記録層とする、い
わゆる金属薄膜型磁気記録媒体が注目され実用化に向け
て努力が続けられている。〔外国論文誌アイ・イー・イ
ー壷イー磁気学会報（ＩＥＥＥ Ｔｒａｎｓａｃｔｉｏ
ｎ ｏｎ Ｍａｇｎｅｔｉｃｓ）Ｖｏｗ−ＷＡＧ−２１
、＆３ ＰＰ、 １２１７〜１２２０（１９８５，ｓ）
）かかる磁気記録媒体は第２図にその拡大断面図を示し
たように、高分子フィルム１の上に、Ｃｏ−Ｎｉ−０系
斜め蒸着膜等の磁気記録層２を配し、その上に保護膜３
、高分子フィルムのもう一方の面に、滑剤を含むバック
コート層４を配して成るのが一例として挙げられる。
保護膜３は摩擦低減を主たる目的とし〔特開昭６２−１
５３７０７号、特開昭５９−１了１ｏ２６号公報〕、最
近では高分子フィルム自身に微細な凹凸を設けることで
の改良〔特開昭５９−８４９２８号、特開昭５９−１２
１６３１ 号公報〕に加えて、バックコート層４に滑
剤を含ませることで、耐久性を改良することが行われて
いる〔特開昭５９−１７１０２５号公報〕。
５３７０７号、特開昭５９−１了１ｏ２６号公報〕、最
近では高分子フィルム自身に微細な凹凸を設けることで
の改良〔特開昭５９−８４９２８号、特開昭５９−１２
１６３１ 号公報〕に加えて、バックコート層４に滑
剤を含ませることで、耐久性を改良することが行われて
いる〔特開昭５９−１７１０２５号公報〕。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記した構成では、合金系ヘッドを用いて
、各種の環境条件で記録再生した時にＳ／Ｎを良好に保
つことができない場合があり、滑剤の種類を検討を加え
ることで、ある程度の改良は可能なものの、出力変動が
短波長で起り、Ｓ／Ｎ低下を引き起すことがあり、改良
が必要である。
、各種の環境条件で記録再生した時にＳ／Ｎを良好に保
つことができない場合があり、滑剤の種類を検討を加え
ることで、ある程度の改良は可能なものの、出力変動が
短波長で起り、Ｓ／Ｎ低下を引き起すことがあり、改良
が必要である。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたもので、各種の
環境条件下で良好なＳ／Ｎｉ保持することができる磁気
記録媒体を提供するものである。
環境条件下で良好なＳ／Ｎｉ保持することができる磁気
記録媒体を提供するものである。
問題点を解決するための手段
上記した問題点を解決するため本発明の磁気記録媒体は
、高分子フィルムの一方の面に強磁性金属薄膜から成る
磁気記録層を配し、もう一方の面に充てん率が０．３か
ら０．７の範囲の蒸着膜を配し、双方の面に滑剤を配す
るようにしたものである。
、高分子フィルムの一方の面に強磁性金属薄膜から成る
磁気記録層を配し、もう一方の面に充てん率が０．３か
ら０．７の範囲の蒸着膜を配し、双方の面に滑剤を配す
るようにしたものである。
作 用
本発明の磁気記録媒体は上記した構成により、双方の面
が滑剤との親和性に関し同じか、それに近いため、常に
環境条件によらず、同一量に分配される。
が滑剤との親和性に関し同じか、それに近いため、常に
環境条件によらず、同一量に分配される。
そのため、テープ状で巻回して使用する限り、滑剤がヘ
ッドとの高速摺接運動時に枯かつすることがなく、出力
変動をきたすヘッド面ちれなどをおこさない。
ッドとの高速摺接運動時に枯かつすることがなく、出力
変動をきたすヘッド面ちれなどをおこさない。
この作用効果は充てん率が０．３以下になると、転写が
不均一になることがあり、そのためヘッド面とテープ金
属面の直接接触をきたすことがあり、出力変動につなが
るのでＱ３以上に保つのが良い。
不均一になることがあり、そのためヘッド面とテープ金
属面の直接接触をきたすことがあり、出力変動につなが
るのでＱ３以上に保つのが良い。
又、０．７以上になると、滑剤を蒸着膜が体積的に保有
する量が少なくなり、くり返し使用で、出力変動に連が
ることがあるのと、動的な機械弾性の差異のためと思わ
れる。塗布型媒体、従来の金属薄膜型媒体とのヘッドと
の接触に微妙な差が生じ、いわゆる互換性の面で問題が
でるので０．７以下にすることで、高密度磁気記録再生
でＳ／Ｎを良好に保てることになる。
する量が少なくなり、くり返し使用で、出力変動に連が
ることがあるのと、動的な機械弾性の差異のためと思わ
れる。塗布型媒体、従来の金属薄膜型媒体とのヘッドと
の接触に微妙な差が生じ、いわゆる互換性の面で問題が
でるので０．７以下にすることで、高密度磁気記録再生
でＳ／Ｎを良好に保てることになる。
実施例
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。
する。
第１図は本発明の磁気記録媒体の一例の拡大断面図であ
る。
る。
第１図において、６は高分子フィルムであり、ここでは
厚みが９μｍのポリエチレンナフタレートフィルムを使
用しているＯｅは直径１ｔｎの円筒キャンに沿わせて１
２０ （ｍ／ｍｉ ｎ ）で巻き取りながら、最小入射
角４０度でｌＸ１０”（ＴＯｒｒ）ノ酸素雰囲気中で電
子ビーム蒸着して得た、厚み０．１２μｍのＣｏ−０膜
である。７は、厚み０．２ＡＢのＮｉの部分配化膜で、
充てん率をＱ ３ ｔ Ｏ−５、Ｏ−７と３種類変えて
構成した。（それぞれをテープＡ、Ｂ。
厚みが９μｍのポリエチレンナフタレートフィルムを使
用しているＯｅは直径１ｔｎの円筒キャンに沿わせて１
２０ （ｍ／ｍｉ ｎ ）で巻き取りながら、最小入射
角４０度でｌＸ１０”（ＴＯｒｒ）ノ酸素雰囲気中で電
子ビーム蒸着して得た、厚み０．１２μｍのＣｏ−０膜
である。７は、厚み０．２ＡＢのＮｉの部分配化膜で、
充てん率をＱ ３ ｔ Ｏ−５、Ｏ−７と３種類変えて
構成した。（それぞれをテープＡ、Ｂ。
Ｃとする。）
充てん率を変えるために、Ａｒ＋０２ の混合雰囲気
にして、蒸着膜に含ませるＡｒ ｆ変え、そのＡｒを真
空加熱（ＩＸｌｏ Ｔｏｒｒ 以下で、８０°Ｃ〜
１０６°Ｃで加熱した。）により追い出す方法を採った
。
にして、蒸着膜に含ませるＡｒ ｆ変え、そのＡｒを真
空加熱（ＩＸｌｏ Ｔｏｒｒ 以下で、８０°Ｃ〜
１０６°Ｃで加熱した。）により追い出す方法を採った
。
８．９は両面蒸着法で構成した、ステアリン酸から成る
滑剤層で、蒸着厚みは、両面で０．０１２μｍとした。
滑剤層で、蒸着厚みは、両面で０．０１２μｍとした。
比較テープとして市販の８ミリビデオテープ、Ｐａ−１
２０ｆ、選び、８ミリビデオシステムを任意に６台選ン
テ、テープＡ、Ｂ、ＣとＰａ−１２０をランダムに使用
し、夫々のテープが１００回目。
２０ｆ、選び、８ミリビデオシステムを任意に６台選ン
テ、テープＡ、Ｂ、ＣとＰａ−１２０をランダムに使用
し、夫々のテープが１００回目。
３００回目、６６０回目となる時にＳ／Ｎを測定したＯ
８／Ｎは影響の大きな輝度信号を採用し相対比較した。
８／Ｎは影響の大きな輝度信号を採用し相対比較した。
単位 （ｄＢ）
上表より、くり返し使用で、通常経験する。いわゆるヘ
ッドテープのなじみが良くなり、初期値より少しＳ／Ｎ
が良く観測されるが、その様子は、合金粉末塗布型（Ｐ
ｅ−１２０）と同じ傾向であり、互換に全く問題がみら
れないことがわかる。
ッドテープのなじみが良くなり、初期値より少しＳ／Ｎ
が良く観測されるが、その様子は、合金粉末塗布型（Ｐ
ｅ−１２０）と同じ傾向であり、互換に全く問題がみら
れないことがわかる。
Ｓ／Ｎについては上表に示した通り、良好かつ安定して
いるが、他に走行上の問題もなく、表面物性が安定して
いることを物語っている。
いるが、他に走行上の問題もなく、表面物性が安定して
いることを物語っている。
なお、上表１４２０°ＣｅＯ％ＲＨの環境での測定結果
であったが、６°Ｃ８０％ＲＨ，ｓ°Ｃ２１０チＲＨ。
であったが、６°Ｃ８０％ＲＨ，ｓ°Ｃ２１０チＲＨ。
４０°Ｃｓｏ％ＲＨ，ａｏ’ｃ、ｓ％ＲＨにツイテも殆
んど同じ結果であった。
んど同じ結果であった。
充てん率０．２と０．８のものを試作し、蒸着層７を配
さすに、代りに、ステアリン酸を含む、０．６μｍの塗
布層を配したものと併せて、上記したと同一の評価を行
ったが、いずれも１００回目で出力変動の問題があった
。
さすに、代りに、ステアリン酸を含む、０．６μｍの塗
布層を配したものと併せて、上記したと同一の評価を行
ったが、いずれも１００回目で出力変動の問題があった
。
特に充てん率Ｏ，Ｓのものは、他のテープにも出力変動
が現れ、互換性を低下させるといった問題もあった。
が現れ、互換性を低下させるといった問題もあった。
なお、本発明の実施例では、高分子フィルムをポリエチ
レンナフタレートフィルムとしたが、他にポリエチレン
テレフタレート、ポリフェニレンサルファイド、ポリア
ミド、ポリイミド等としても良い。
レンナフタレートフィルムとしたが、他にポリエチレン
テレフタレート、ポリフェニレンサルファイド、ポリア
ミド、ポリイミド等としても良い。
磁気記録層としてはＣｏ−０斜め蒸着膜を用いたが、他
に、Ｃｏ−Ｎｉ 、Ｃｏ−Ｃｒ 、Ｃｏ−Ｔｉ 、Ｃｏ
−３ｂ 、Ｃｏ−３Ｌ 。
に、Ｃｏ−Ｎｉ 、Ｃｏ−Ｃｒ 、Ｃｏ−Ｔｉ 、Ｃｏ
−３ｂ 、Ｃｏ−３Ｌ 。
Ｃｏ−Ｎｉ−Ｃｒ、Ｃｏ−Ｎｉ−０等の斜め蒸着膜、Ｃ
ｏ−Ｃｒ。
ｏ−Ｃｒ。
Ｃｏ−Ｍｏ 、Ｇｏ−Ｗ、Ｃｏ−Ｃｒ −Ｎｂ 、Ｃｏ
−０，Ｃｏ−Ｎｉ−０等の垂直磁化膜でも良い。
−０，Ｃｏ−Ｎｉ−０等の垂直磁化膜でも良い。
蒸着膜はＮｉの部分酸化膜としたが他の部分酸化膜部分
窒化膜等でもよいし、酸化膜でも良い。
窒化膜等でもよいし、酸化膜でも良い。
滑剤はステアリン酸を用いたが、他の脂肪酸。
脂肪酸アミド、脂肪酸エステル、弗素化合物等の単独又
は混合物でもよい。
は混合物でもよい。
発明の効果
以上のように本発明によれば、各種の環境条件下でのく
り返し使用に於て、高密度磁気記録再生を良好なＳ／Ｎ
で行うことができるといったすぐれた効果をうることか
できる。
り返し使用に於て、高密度磁気記録再生を良好なＳ／Ｎ
で行うことができるといったすぐれた効果をうることか
できる。
第１図は本発明の磁気記録媒体の一例拡大断面図、第２
図は従来の磁気記録媒体の拡大断面図である。 ５・・・・・・高分子フィルム、６・・・・・・強磁性
金属薄膜、７・・・・・・充てん率（０，３〜０．７）
限定蒸着膜。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第２
図
図は従来の磁気記録媒体の拡大断面図である。 ５・・・・・・高分子フィルム、６・・・・・・強磁性
金属薄膜、７・・・・・・充てん率（０，３〜０．７）
限定蒸着膜。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第２
図
Claims (1)
- 高分子フィルムの一方の面に強磁性金属薄膜から成る磁
気記録層を配し、もう一方の面に充てん率が０．３から
０．７の範囲の蒸着膜を配し、双方の面に滑剤を配した
ことを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28845385A JPS62146429A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28845385A JPS62146429A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62146429A true JPS62146429A (ja) | 1987-06-30 |
Family
ID=17730402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28845385A Pending JPS62146429A (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62146429A (ja) |
-
1985
- 1985-12-20 JP JP28845385A patent/JPS62146429A/ja active Pending
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