JPS6127948B2 - - Google Patents

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JPS6127948B2
JPS6127948B2 JP12086776A JP12086776A JPS6127948B2 JP S6127948 B2 JPS6127948 B2 JP S6127948B2 JP 12086776 A JP12086776 A JP 12086776A JP 12086776 A JP12086776 A JP 12086776A JP S6127948 B2 JPS6127948 B2 JP S6127948B2
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JP
Japan
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transmission
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signal
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image
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Application number
JP12086776A
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English (en)
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JPS5346220A (en
Inventor
Keiji Takeuchi
Seishi Kageyama
Keisuke Ogi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP12086776A priority Critical patent/JPS5346220A/ja
Publication of JPS5346220A publication Critical patent/JPS5346220A/ja
Publication of JPS6127948B2 publication Critical patent/JPS6127948B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はたとえばX線写真や細胞の顕微鏡写
真のような医用画像に代表される情報判断の困難
な画像信号を、電話回線などを使つて狭帯域伝送
する場合の画像信号の伝送および表示方向に関す
るものである。
最近、画像信号に対する社会的な要求が高まり
つつあり、テレビジヨンやフアクシミリなど各種
の画像伝達手段がこれに応じて開発されている。
なかでもテレビジヨンは画像伝達の手段として優
れた特徴をもつているが、その伝送帯域として音
声電話の数100倍〜1000倍のものを必要とするの
で、放送以外の分野では限られた範囲にしか利用
されていない。
一方、画像情報としては必ずしも動画である必
要はなく、静止画で十分である場合も多く、むし
ろ静止画の方が伝送や記録手段を有効に利用でき
るという観点から、静止画伝送に対する需要が高
まりつつある。
静止画伝送のための伝送路として、電話回線の
ような既設の伝送路を利用できれば、伝送路を新
設する必要がないので経済的に有利である。しか
し、電話回線のような狭帯域の伝送路で画像信号
のような広帯域信号を伝送するためには、伝送時
間を長くすることとひきかえに狭帯域化すること
で調整をはからなければならない。
狭帯域化すなわち速度変換(時間軸変換)の方
法としては、スロースキヤンカメラによる方法
や、A−D変換してICメモリに蓄積してから低
速で読出す方法などが知られている。
伝送方式には、アナログ方式とデイジタル方式
がある。実際の電話回線、特に加入電話回線で
は、減衰歪や位粗歪のほか交換機ノイズや課金パ
ルスなどの影響で、得られた画像の画質劣化はか
なり大きい。
デイジタル伝送の場合には、誤り制御を行なう
ことができるので、伝送路による伝送誤りの影響
を実用上殆んどなくすことが可能である。
静止画像信号を電話回線を用いて伝送する場
合、デイジタル化された画像信号を適当なブロツ
クに区切り、受信側でブロツク毎の伝送誤りを検
出し、誤りが検出されたブロツクは再度伝送する
方式が考えられる。この方式を採用すれば、原理
的には伝送誤りの影響をゼロにすることができる
ので良好な画質を再生することが可能である。ブ
ロツク長としては通常500ビツト前後が採用され
ている。ブロツク長が短かくなるとブロツクの数
が増え、再送のときアドレスをつけて送るためア
ドレスの占める割合が増すので伝送効率がおち
る。
またブロツク長が長すぎると、1ビツト誤つて
も多数ビツトの情報を再送しなければならないの
で、同様に伝送効率が低下する。電話回線を用い
るデイジタル伝送では、データ伝送に用いるモデ
ムが使用される。伝送誤り率は、モデムの伝送速
度や方式により異なるが、専用回線でビツト誤り
率10-4〜10-5程度、加入回線で10-3〜10-4程度で
ある。経済的に静止画伝送を行なうためには加入
回線を使用することが望ましく、今後こういう要
求はますます増加する傾向にある。
従つて伝送誤り率としては、ビツト誤り率で最
悪10-3を考慮しておくことが必要である。いま、
ブロツク長が最もよく使われている1ブロツク
500ビツトとするとブロツク誤り率は最悪1/2とな
る。当初伝送したブロツクのうち1/2が誤るとす
ると、これを再生することになるが、さらに再送
した情報の1/2すなわち最初に伝送した情報の1/4
が誤ることになるのでこれをさらに再送しなけれ
ばならない。従つて、最終的に正しい情報を受信
するまでには、本来伝送すべき情報に比べて2倍
近くの情報を送る必要がある。実際には制御信号
やアドレス信号を伝送しなければならないので、
伝送すべき情報はさらに多くなる。このような理
由により、画像信号の伝送に要する時間が大幅に
増加する欠点がある。
この発明は上記の欠点を除去し、伝送に誤りの
あつた領域の信号を補間する手段を備えることに
より、信号の再生による大幅な伝送時間の増加を
できるだけ抑え、より短い時間で良好な画像を得
ることのできる画像信号の伝送および表示方式を
提供しようとするものである。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明
する。まず送信側について述べれば第1図におい
て1は静止した被写体、2はこれを写すためのカ
メラであつて、その出力端をA−D変換器3、半
導体メモリのようなデイジタル信号の記録装置
4、挿入回路5を順次介して変調器6に接続す
る。記憶装置4は画像信号の1駒例えば1フレー
ムまたは1フイールドをデイジタル化して記憶す
るためのものであり、挿入回路5は誤り検出のた
めのチエツクビツトを挿入したりアドレスを挿入
したりするためのものである。
送信側と受信側を結ぶ伝送路7としてはたとえ
ば電話回線を用いる。受信側においては、デイジ
タル信号を受信するための復調器8を設けその出
力端をこの信号を記憶するための記憶装置9、補
間回路10、D−A変換器11を順次介してテレ
ビ受像機12に導く。復調器8は、送信側の変調
器6とともに電話回線を介してデイジタル信号を
伝送するためのもので、データ伝送のためのモデ
ムを使用することができる。
この復調器8の出力端に、受信したデイジタル
信号の伝送誤りを検出するための誤り検出回路1
3を接続し、その一方の出力端を変調14を介し
て伝送誤り情報を送信側に伝送する伝送路15に
導き、さらに伝送側は復調器を介して制御回路1
7に接続する。
伝送路15は伝送路7と別の電話回線を用いる
こともできるが、伝送路7を時分割または周波数
分割で共用するようにしてもよい。変調器14お
よび復調器はバツクワードチヤンネルのためのも
ので、モデムを使用することができる。制御回路
17は記憶装置4に対してその書込み読出しを制
御し、あるいは挿入回路5を制御する回路であ
る。一方、受信側においても前記誤り検出回路1
3の他方の出力端に制御回路18を設ける。この
制御回路18は受信側の記憶装置9および補間回
路10を制御するためのものである。
次にこの伝送および表示方式の作用を説明す
る。静止した被写体1をカメラ2で撮影し、その
出力信号をA−D変換器3に与えてデイジタル信
号に変換する。A−D変換器3は例えばカラーテ
レビ信号の副搬送波の3倍の周波数(約
10.7MHz)でサンプリングし、各サンプル値を
8ビツトのデイジタル信号に変換する。デイジタ
ル化された画像信号1フレームまたは1フイール
ド分の情報は、記憶装置4に高速で書込まれる。
記憶装置4の読出しは変復調器6,8として用い
たモデムの伝送速度に応じた低速で行なわれる。
この信号に挿入回路5において、誤り検出のため
のチエツクビツトやアドレス信号が付加され変調
器6を介して伝送路7に送出される。
一方、受信側では、復調器8により受信された
デイジタル信号を記憶装置9に書込むとともに誤
り検出回路13により伝送誤りの検出が行なわれ
る。この情報は受信側の制御回路18に与えられ
るとともに伝送路15を介して送信側の制御回路
17にも与えられる。
送信側では画像信号の1フレームまたは1フイ
ールドの情報を送つたのち、前記誤り信号がくる
と誤つたブロツクの情報はアドレスをつけて再送
される。受信側では、記憶装置9の所定のアドレ
スの情報は新しい情報に書きかえられる。このよ
うな動作を操り返して記憶装置9にすべて正しい
情報が書込まれると、高速で読出しを行ない、D
−A変換器11でもとのアナログ信号に戻されて
からテレビ受像機12に表示される。
この発明の方式では、最初に1フレームまたは
1フイールドの情報を伝送したとき、伝送誤りの
あつたブロツクに対しては補間回路10により、
正しく受信されたブロツクから情報を補間して作
成し、正しく受信されたブロツクの情報とともに
直ちにテレビ受像機12に表示する点に特徴があ
る。
すなわち、1フレームまたは1フイールドの情
報の受信が終了すると、記憶装置9の情報を高速
で読出し、正しく受信されたブロツクはそのまま
D−A変換器11に与えてアナログ信号にし、誤
つたブロツクは記憶装置9から読出した情報を使
用せず正しく受信されたブロツクから補間して作
成し、これをD−A変換器11に与えてアナログ
信号を得る。誤つたブロツクを再送している期間
に、このようにして得られた画像信号をテレビ受
像機12に表示する。
そして再送により正しい情報が受信されたブロ
ツクは、補間をやめて記憶装置9の出力を直接D
−A変換器11に与えて画像を再生する。これに
より、再送期間中にも、少なくとも誤りのない概
略の画像を得ることが可能となり、場合によつて
は最初に正しく受信できた情報と補間して作成し
た情報を表示することで十分満足な画像を得るこ
ともでき、このような場合は再送を中止すること
により伝送時間を短縮することができる。
誤つて受信されたブロツクを正しく受信された
ブロツクから補間する方法として最も簡単なの
は、前後のブロツクから平均値を求めこれにより
補間する方法である。第2図はこれを行なうため
の補間回路10の一例を示すものである。
第2図において20は、2画素遅延回路、21
は1画素遅延回路であり、22は平均回路を示し
ている。いま画素が第3図aに示すようにA,
B,Cと並んでいる場合に、画素Bに相当する情
報の伝送に誤りがあつた場合を想定する。この場
合、画素Aの情報を2画素遅延回路20を通し
て、画素Cの情報はそれぞれ平均回路22に供給
すれば、この回路22でA+C/2に相当する平均値 を求めることができる。また画素Bの情報が正し
く再送されてきた場合には一画素遅延回路21を
通して次段の回路に供給する。この場合、両者の
切換えはスイツチ23により行なう。このように
して前後の画素A,Cの情報を利用して平均値を
求め画素Bの情報を補間することができる。なお
この場合正しい画素の情報はすべて一画素分遅延
させて供給する必要がある。
また例えば前後の画素A,Cの情報の中、前の
画素Aの情報も誤つている場合には、第3図bに
示すようにその前の画素A′の情報を利用し、こ
の情報を3画素分遅延させてCの情報との平均を
とることができる。この場合には画素Bに近い画
素Cの情報に重みをつけた荷重平均すなわち、
A′+2C/3を求め、これにより補間を行なうことが できる。
第2図については簡略化のため画素の情報を単
位として述べたがこれはブロツクの場合も同様で
ある。この場合前後のブロツクをやめて、上下の
ブロツクを利用することも可能である。また殆ん
どの画像の場合には、前後の一番近くにある正し
いブロツクの値をそのまま使つても画質劣化は比
較的少ない。
この発明は以上のように伝送に誤りがあつた場
合の補間手段を付加し、誤りなく受信されたブロ
ツクに対してはそのまま、誤つたブロツクに対し
てはその近傍の誤りなく受信された信号のブロツ
クから補間して信号を作成し、その両者を再送期
間中、テレビ受像機などに表示させている。した
がつて再送期間にも誤りのない概略の画像を得る
ことができ、さらに得られた画質が要求する画質
を満たしている場合には、伝送に誤りがあつても
再送を中止させるようにすれば、再送による伝送
時間の増加を抑え短い時間に良好な画像信号の伝
送表示を行なうことができる。
なお、この発明は上記実施例の記載に限定され
るものではなく、要旨を変更しない範囲で異なる
構成をとることができる。
たとえば以上の記載において、伝送する対象は
主として静止画像の場合について述べたが、この
発明の対象は静止画像に近い画像の場合を含むも
のである。
また狭域化のため速度変換する手段としてスロ
ースキヤニングカメラを用いる場合には送信側の
記憶装置は必要ない。
さらにこの発明において用いる補間により信号
を作成する手段は第2図および第3図のものに限
定されるものではない。
以上述べたようにこの発明によれば、伝送に誤
りがあつた領域の信号を補間する手段を備えるこ
とにより、信号の再送による大幅な伝送時間の増
加をできるだけ抑え、より短い時間で良好な画像
を得ることのできる画像信号の伝送および表示方
式を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成図、第2図
は同実施例において用いる補間回路の一例の概略
的構成図、第3図はこの場合の各画素の関係を示
す説明図である。 1……被写体、2……カメラ、3……A−D変
換器、4……記憶装置、5……挿入回路、6……
変調器、7……伝送路、8……復調器、9……記
憶装置、10……補間回路、11……D−A変換
器、12……テレビ受像機、13……誤り検出回
路、14……変調器、15……伝送路、16……
復調器、17,18……制御回路、20……2画
素遅延回路、21……1画素遅延回路、22……
平均回路、23……切換えスイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 画像信号をデイジタル信号に交換して伝送路
    に送出する手段と、このデイジタル信号を受信す
    る手段と、受信されたデイジタル信号の誤りを検
    出する手段と、この手段により誤りが検出された
    ときに送信側より前記デイジタル信号を再送する
    手段と、誤りが検出された領域に対してはこの領
    域の近傍の誤りなく受信された領域の信号より補
    間して信号を作成する手段と、この手段により得
    られた信号と誤りなく受信された信号とを前記デ
    イジタル信号の再送期間中に表示装置に表示する
    手段とを具備したことを特徴とする画像信号の伝
    送および表示方式。
JP12086776A 1976-10-08 1976-10-08 Transmission and display system for video signal Granted JPS5346220A (en)

Priority Applications (1)

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JP12086776A JPS5346220A (en) 1976-10-08 1976-10-08 Transmission and display system for video signal

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Publication Number Publication Date
JPS5346220A JPS5346220A (en) 1978-04-25
JPS6127948B2 true JPS6127948B2 (ja) 1986-06-27

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ID=14796909

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12086776A Granted JPS5346220A (en) 1976-10-08 1976-10-08 Transmission and display system for video signal

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6119886A (ja) * 1984-07-09 1986-01-28 Nippon Oil Co Ltd 寸法安定性に優れたタイルカ−ペツトの製造方法

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JPS5346220A (en) 1978-04-25

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