JPS61278941A - 電子制御装置 - Google Patents

電子制御装置

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JPS61278941A
JPS61278941A JP12119085A JP12119085A JPS61278941A JP S61278941 A JPS61278941 A JP S61278941A JP 12119085 A JP12119085 A JP 12119085A JP 12119085 A JP12119085 A JP 12119085A JP S61278941 A JPS61278941 A JP S61278941A
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JP
Japan
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interrupt
data
interruption
microprocessor
processing
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JP12119085A
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Inventor
Norikazu Nakamura
中村 法一
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
及服辺旦追 [産業上の利用分野] 本発明は割込処理を行なうマイクロプロセッサを備えた
電子制御装置に関し、詳しくは複数の割込手段からの割
込信号の状態に基づいて行なわれる複数の割込処理に高
い自由度を持たせた電子制御装置に関する。 [従来の技術] 近年、マイクロプロセッサを用いて各種の処理・制御を
行なわせる電子制御の手法が、産業の広い分野に亘って
急速に普及しているが、こうした電子制御による処理の
手法のひと5に割込処理がある。こうした割込処理は、
マイクロプロセッサの処理速度に対して動作速度の遅い
周辺機器、例えばキーボードやテープリーダおるいはプ
リンタや制御用モータ等の入出力装置とのデータの授受
を、マイクロプロセッサの処理速度を低下させることな
□く実行するといった目的で、あるいはいつ生じるかわ
からないような現象、例えば周辺装置故障、電源異常や
メモリのパリティエラー等が生じた時、これに対処して
データの退避等の特定の処理を実行するといった目的で
、用いられる。 ところで、割込処理を実行するに際して2つ以上の割込
要求源がある場合には、割込要求がどの要因によるかを
判別しなければならない。通常マイクロプロセッサには
、割込を受けつける信号線としてコないし数本の限られ
たものしか用意されていない。従って、直接割込要因を
特定できない場合が多く、これを識別するには、その処
理を一旦割込処理用のプログラムに移した上で、プログ
ラムによて割込要因となったものを探索するか、おるい
はインタラブドベクタテーブルを用いたベクタ割込によ
って割込要因を特定するのが一般的であった。 後者の例として、例えばマイクロプロセッサ8080A
(インテル社製)では、割込要求信号■NTを取込んだ
後、次のフェッチサイクルで割込ベクタを含んだりスタ
ート命令を読み込ませることによってR3TOからR8
T38までの8つの割込要求源を、識別することができ
る。また、マイクロプロセッサZ80 (ザイクロ社製
)では、この機能の他に、割込要求が入力されると、次
のフェッチサイクルで割込処理用のデータ(ベクタデー
タと呼ばれる)を読み込み、このデータを下位バイトと
しマイクロプロセッサ内部のIレジスタの内容を上位バ
イトとするアドレスの内容(このアドレスにインタラブ
ドベクタテーブルが置かれている)を間接アドレスとし
て、特定のアドレスからプログラムを開始する所謂モー
ド2の機能があり、■レジスタの内容をそのままとして
も128個までの割込要求源を識別することができる。 [発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、こうした割込要因の識別を行なって割込
処理を実行する従来の電子制御装置には次のような問題
があった。 (1) 割込要求をマイクロプロセッサに出力した割込
要因を割込処理用のプログラムによって探索・識別する
ものでは、割込要因が増えるに従って探索に時間がかか
り、応答性が十分でなくなってしまうという問題がおっ
た。しかも、割込要因の探索・識別に時間を要するよう
になると、その間に別の割込を要求する割込信号が出力
されることも考えられ、この場合に、どちらの割込信号
に対応した処理から処理するかといった判断も併せ行な
わねばならず、応答速度を増々遅くすることになりかね
ない。この結果、割込要因となる周辺の入出力機器が多
い場合には、制御そのものが充分に行なわれなくなるこ
とも考えられた。 (2) 従来の割込処理では、個々の割込要因を全く独
立したものとして扱うので、ベクタ割込によって割込要
因を特定するものでは、割込を要求する複数の割込信号
の間に優先順位をつけておく必要がめった。即ち、2つ
の以上の割込が同時に生じた場合には、プライオリティ
エンコーダ等によってハードウェアとして予め割付けら
れた優先度の高いものから処理を実行するのである。ま
た、ひとつの割込処理の実行中にその優先度より低い優
先度の割込信号が生じた場合には、現在実行中の割込処
理の終了まで新たな割込処理は実行しない。 従って、状況に応じて割込の優先度を変更しようとして
も、優先度はハードウェアによって定まる為、これを変
更することは極めて困難でおった。 また、同時に複数の割込信号が生じた場合に、全く別の
処理、つまり個々の割込の要求に対応した処理以外の処
理を実行しようとすれば、優先度の高い割込の要求に対
応した割込処理において、他の割込要因の状態を調べ、
必要に応じて他の処理に移行するといった手法をとる必
要がある。この為、割込信号が入力されてから実際に必
要な処理が開始されるまでにはか′なりの時間を要し、
処理の応答性が悪化して、割込による高速処理の実現と
いう当初の目的に反する結果となってしまうことがあっ
た。従って、所定の時間内に処理が終了せず、装置の動
作を充分に実現することができないといった影響を与え
てしまうことも考えられた。 また、複数の割込要因に対して優先順位を与えるハード
ウェアを付加することは、回路構成を複雑にし、部品点
数・組立工数の増加やコストの高騰を招くことにもなっ
ていた。 そこで本発明は上記の問題を解決することを目的として
なされ、割込処理の高速応答性という機能を十分に生か
しながら、複数の割込要因に対して自由度の高い割込処
理を実現しえる電子制御装置を提供するものである。 R皿塁璽虞 [問題点を解決するための手段] 係る目的を達成すべく、本発明は問題点を解決するため
の手段として次の構成をとった。即ち、第1図に示すよ
うに、所定の条件において割込信号を発生する複数の割
込手段M1と、該割込手段M1の少なくとも一つが割込
信号を発生したことを検出して割込要求信号を出力する
割込要求信号出力手段M2と、複数の割込処理の各実行
開始アドレスを予め所定の領域に記憶しておく記憶手段
M3と、上記割込要求信号が入力された時、上記記憶さ
れた実行開始アドレスを用いて、所定の割込処理を実行
するよう構成されたマイクロプロセッサM4と、を備え
た電子制御装置であって、上記複数の割込手段M1から
の割込信号を入力し、該割込信号の組み合わせ状態に直
接対応する割込データを上記マイクロプロセッサに出力
する割込データ出力手段M5を備えると共に、上記マイ
クロプロセッサM4は、上記割込要求信号を入力した時
、該割込要求信号に基づいて上記割込データ出力手段M
5か−ら割込データを入力する割込データ入力手段M6
と、該入力された割込データに基づき上記記憶手段M3
に記憶された複数の割込処理開始アドレスのひとつを選
択してプログラムの実行アドレスを変更する変更手段M
7と、を具備して構成された電子制御装置の構成がそれ
である。 尚、上記構成において、記憶手段M3は複数の割込処理
の各実行アドレスを予め所定の領域に記憶しておくもの
であって、例えば80系のマイクロプロセッサM4にお
いて割込要求信号の入力時にリスタート命令を実行する
よう構成した場合、アドレス&HOOOO+nx&H8
(こコテ&Hは16進数であることを示す符号、nはO
〜7の整数)から一旦プログラムが実行されるので、こ
こに分岐命令とその分岐先のアドレスを格納しておけば
、これを実際の割込処理を実行するプログラムの開始ア
ドレスのテーブルと考えることができる。また280に
おけるモード2の割込を用いる場合には、割込要求信号
が入力された時、マイクロプロセッサM4は割込データ
入力手段M6によって外部から読み込んだ割込データを
下位バイトとし、内部のIレジスタのデータを上位バイ
トとして用い、これらが示すアドレスの内容を実行開始
アドレスとして、割込処理へ分岐する。従って、これが
割込プログラムの実行開始アドレスを記憶した所定の領
域に対応している。また、これらの開始アドレスは必要
に応じて、書き替えて、新たな割込処理条件や優先度を
設定することも容易である。 割込データ出力手段M5は、複数の割込手段M1の割込
信号の組み合わせ状態に直接対応した割込データを、割
込データ入力手段M6を介してマイクロプロセッサM4
に出力するものであって、複数の割込手段M1の割込の
要求に対して固定された優先順位を与えるものではない
。通常のマイクロプロセッサM4では割込データはデー
タバスを介して入力されるが、このデータバスにトライ
ステートなバッファ(ワイアードオアが可能なバッファ
)を介して、割込手段M1の割込信号を直接出力する構
成としてもよい。尚、この時、リスタート命令を用いる
手法では通常8ビツトのマイクロプロセッサで3本の、
一方、ベクタ割込を用いる場合には間接アドレッシング
の関係で最大7本の、独立した割込手段M1からの割込
信号を入力することができるが、これらの信号線の数は
もとよりマイクロプロセッサM4の構成によって定めら
れる。 [作用] 以上の構成を有する本発明の電子制御装置は、複数の割
込手段M1が割込信号を出力した時、割込要求信号出力
手段M2によってこれを検出し、マイクロプロセッサM
4に割込要求信号を出力すると共に、割込データ出力手
段M5は、割込手段M1の割込信号の組合わせ状態に直
接対応した割込データをマイクロプロセッサM4に出力
する。 マイクロプロセッサM4は、割込要求信号を受付けると
、割込データ入力手段M6によって割込データを入力し
、変更手段M7によって、この割込データに基づいてア
ドレッシングを行ない、記憶手段M3に予め記憶してお
いた割込処理の実行開始アドレスのひとつを選択し、プ
ログラムの実行アドレスを変更するように働く。 従って、本発明の電子制御装置は、複数の割込手段M1
からの割込の要求に対して、固定した優先度によって処
理するのでなく、割込信号の状態の組み合わせに応じて
、自由に割込処理を設定でき、しかも割込処理において
プログラムによる分岐条件の判別を行なわないので、高
速なglJ込の応答性を維持したまま、多様な割込の条
件に対応した割込処理を実行するのである。 [実施例] 以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。第2図は本発明一実施例としてのプリンタの構
成を示す概略構成図である。 このプリンタは、ホストコンピュータ等からの印字デー
タ、あるいはビットイメージのデータを、コネクタ1を
介して入力し、プラテン3に装置された用紙5に印字を
行なうものである。電子制御ユニット10はコネクタ1
を介してデータを入力し、このデータに従って、印字用
キャリッジ12上の印字ヘッド14への印字データの出
力、CR用ステッピングモータ16による印字用キャリ
ッジ12の往復動制御及びLF用ステッピングモータ1
8によるプラテン3のラインフィード方向の送り制御、
を各々実行する。 印字用キャリッジ12はプラテン3に平行に設けられた
案内軸20に摺動自在に支持されており、CR用ステッ
ピングモータ16の回転によって、歯付ベルト22を介
して、プラテン3の軸方向、即ち行方向の位置の制御が
行なわれる。電子制御ユニット10は通常の印字を行な
う時には、印字用キャリッジ12上の印字ヘッド14へ
のデータの出力に同期して、印字用キャリッジ12を行
方向へ1ドツト分送る制御を行ない、一方、キャリッジ
リターンを行なう場合には、CR用ステッピングモータ
16を高速で逆方向へ回転させ、印字用キャリッジ12
をホームポジション(左端)へ移送する。 印字ヘッド14は複数の発熱素子(図示せず)を有し、
印字用キャリッジ12上に搭載された感熱転写用リボン
24の顔料を溶融して熱的に転写・印字を行なうのでお
る。プラテン3に沿って移動される印字ヘッド14への
印字情報の伝送は図示しないフレキシブルプリント板を
介して行なわれる。 また、1行の印字が終了して、用紙5を1行分だけ搬送
する時は、電子制御ユニット10は、LF用ステッピン
グモータ18を駆動し、プラテン3を回転させる。尚、
以上説明した2つのステッピングモータ16.18の駆
動は電子制御ユニット10より直接ステッピングモータ
の位相の切換を制御することによって行なわれる。 電子制御ユニット10は、第2図に示すように、周知の
セントラルプロセッシングユニット(CPU)30.R
OM31.RAM32.タイマ回路34、割込データ出
力回路36等を中心に、データバス38を介して、入出
力用の回路、即ちデータ入力ボート40.モータ駆動回
路41.印字データ出力回路43等を相互に接続して構
成されている。ここでCPU30は、ザイログ社製Z8
0であり、ROM31は&HOOOOから&H7FFF
までの32にバイ1へ、RAM32は&H8000から
&HFFFFまでの同じく32にパイ1〜に割付けられ
ている。 本実施例では、割込要因となる割込手段としては、タイ
マ回路34とデータ入力ポート40とがある。タイマ回
路34は、CPU30よりインタ−パル時間をセットさ
れて、所定のインターバルで割込信号を発生するタイマ
を3個内蔵しており、この3個のタイマを、以下タイマ
A、B、Cと呼ぶことにする。タイマAはCR用ステッ
ピングモータ16の駆動時にその位相の切換のタイミン
グを、タイマBはLF用ステッピングモータ18の位相
の切換タイミングを、タイマCは印字ヘッド14への印
字データの出力タイミングを、各々CPU30に対して
、割込として報知する。一方、データ入力ポート40は
、コネクタ1を介して入力されたシリアルデータを8ビ
ツトのパラレルデータとした後、CPU30に対してデ
ータレディ(DR)を割込信号として知らせるよう構成
されている。本実施例ではデータ入力ポート40はR3
232Cのシリアルボートとして構成されており、入力
された印字データまたはビットイメージのデータは、デ
ータ入力ポート40によって8ビツトのパラレルデータ
に変換され、データバス38を介してCPU30により
読みとられる。 割込データ出力回路36は、タイマ回路34のタイマA
、B、Cから各々出力される3本の割込信号lNTa、
lNTb、lNTc及び入力ポート40からの割込信@
INTdを入力し、CPU30に対して割込要求信号I
NTを発生する割込要求信号出力手段、及びCPU30
からの割込応答INTAをうけて、データバス38より
割込データをCPU30に出力する割込データ出力手段
として働く。 第3図はこの割込データ出力回路36の構成を示す回路
図である。割込データ出力回路36は、タイ?A、B、
Cからの割込信号lNTa、lNTb、INTC及び入
力ポート40からの割込信号INTd入力する4人力N
ORゲート50と、ゲート付のトライステートバッファ
52とから構成されている。また割込信号lNTa、l
NTb。 lNTc、INTdは各々データバス38のDlから0
4  (下位2ビツト目から下位5ビツト目まで)にト
ライステートバッフ152を介して出力されており、他
の4ビツト(Do、D5.D6゜D7)はグランドレベ
ルにおとされている。従って、トライステートバッファ
52のゲートGをロウアクティブとしてゲートを開くと
、割込信号の状態をデータバス38を介して読みとるこ
とができ、割込信@lNTa、lNTb、INTO,I
NTdのうち少なくともひとつがハイアクティブとなっ
ている場合には、トライステートバッファ52の出力、
即ち割込データは&HO2から&H1Eまで(バイナリ
コードで表わせば、ooooooi。 から00011110まで)の15組の値をとりえる。 CPU (280)30は、内部の割込許可用フリップ
70ツブIFFIの状態が割込許可状態(値1)であれ
ば、実行中の命令サイクルの最後のクロックの立ち上が
りの時に、割込データ出力回路36の割込要求信号「N
]“をサンプリングする。この割込要求信号INTは4
人力NORゲート50の出力信号となっているので、割
込信号lNTa、lNTb、lNTc、INTdのうち
少なくともひとつ、例えばタイマAの割込信号lNTa
がハイアクティブとなった時に、アクティブロウとされ
ている。 CPU30は、割込要求信号INTが、アクティブロウ
となっていると、通常の命令実行処理を中断し、プログ
ラムカウンタPCの値をインクリメントすることなく、
特別の割込処理サイクルを、以下のように開始する。 (1) このサイクルでは、CPL、130は割込応答
信号INTAをロウアクティブとすると共に、まず、デ
ータバス38を介して、割込データ、即ちトライステー
トバッファ32の出力を読み込む処理が行なわれる。 (2)  CPU (Z80)30がモード2と呼ばれ
る割込モードにおれば(このモードはソフトウェアによ
って予めセットされている)、CPU30は続けてベク
タ割込と呼ばれる処理を起動する。即ち、第4図に図示
するように、上記のサイクルで読み込んだ割込データ(
ここでは&HO2)を下位バイトVとし、予めCPU3
0内部に用意されたIレジスタの内容を上位バイトIと
し、両者を併せてアドレスI十Vとする。 (3) 次に、CPU30は7ドL/スI+Vの内容y
とI+V+1の内容Xを間接アドレスとして入手し、デ
ータyを下位バイト、データXを上位バイトとしてプロ
グラムカウンタPCにセットする。 (4) この結果プログラム実行アドレスはアドレスx
+yに移行し、以下、割込処理として用意された割込処
理プログラムが実行される。 以上の処理(1)ないしく4)は、所謂ソフトウェアに
よる処理ではなく、割込データ入力手段。 変更手段としてCPU30に予め備えられた固有の機能
であり、ハードウェアとして極めて高速に行なわれる。 以上説明したように、本実施例では、4つの割込要因(
割込信号lNTa、lNTb、INTO。 INTd>に対して、その組合わせ状態に応じたアドレ
スから割込処理が行なわれることになる。 例えば各割込信号lNTa、lNTb、lNTc。 INTdの状態と、その状態に応じて実行すべきプログ
ラム開始アドレスとを次の第1表のように予め設定する
場合には、ROM31の&HOOO2から&HO01F
までの30バイトに、各割込処理に対応したプログラム
の実行開始アドレスが格納されている。これを第5図に
示した。 次に、実施例で実行される割込処理の一例について説明
する。プリンタはデータ入力ポート40を介して外部よ
りデータを入力し、これに従って印字動作を行なってい
る。データはR3232Cのシリアルデータとして入力
されるが、データ入力ポート40は8ビツトのパラレル
データに変換した時に、CPU30に対してデータレデ
ィ(DR)を知らせる為に、割込信号INTdをアクテ
ィブとする。このタイミングを第6図のタイミングチャ
ートに11として示した。この通信データの入力速度は
プリンタの機械的な印字速度より速いので、通常CPU
30は割込処理によってこのデータを読み込んだ後、一
旦RAM32の一部をデータバッファとして用い、印字
データを記憶してあく処理を行なう。データ入力ポート
40はデータが読みとられると、割込信号INTdを解
除する(第6図時間t4)。 第1表 CPU30が印字用キャリッジ12に対してキャリッジ
リターンとラインフィールドの動作を同時に行なってい
る時、データ入力ポート40にデータが用意されて割込
信号INTdが入力された場合を考える。 割込データ出力回路36の4人力NORゲート50の出
力、即ち割込要求信号INTは直ちにロウアクティブと
なるので、CPU30は以下の割込を禁止すべくフリッ
プフロップlFF1をロウレベルとした後、割込応答信
号INTAを出力し、割込データ出力回路36のトライ
ステートバッフ752のゲートを開いて割込データ■を
入力する。 この時、読み込まれる割込データ■は割込信@INTd
のみアクティブなので、&H10である。 ■レジスタの内容は&HOOなので、第5図ないし第1
表に示したように、CPU30は&HOO10からの2
バイトの内容を間接アドレスとして入手した上で、割込
処理(プログラムdに対応)の実行開始アドレスよりプ
ログラムdを開始する。 プログラムdにおいて、CPU30はデータ入力ポート
40よりデータを読み込み、これをRAM32の所定の
アドレスに格納する。こうした一連の処理の最中に、O
R用ステッピングモータ16及びLF用ステッピングモ
ータ18の位相の切換タイミングに至ったとして、時間
【2においてタイマ回路34より割込信号lNTaが、
時間t3において割込信号lNTbが、各々ハイアクテ
ィブになっている。 CPU30は割込処理用のプログラムdが終了ンタラプ
タ(EI)命令によって、割込禁止用の7リツプ70ツ
ブlFF1をリセットする(第6図時間tS>。 すると次の割込信号の受付けが可能となるので、CPL
J30は再び割込要求信号INTAを出力し、フリップ
70ツブlFF1を再びマスクして、次の割込処理サイ
クルを起動する。このサイクルで入力される割込データ
Vは割込信@lNTa、  lNTbに対応しているの
で&HO6となり、割込処理プログラムabが実行され
る。この割込処理プログラムabでは、OR用ステッピ
ングモータ16とLF用ステッピングモータ18どの位
相をモータ駆動回路41を介して、一度に切換える処理
が行なわれる。位相の切換後、CPU30は割込処理プ
ログラムabにおいて、タイマ回路34内のタイマA、
Bを各々リセットし、位相切換を要求する割込信JHN
Ta、lNTbを解除して、次の割込の要求に備えた上
で、主制御プログラムに復帰する。 以上説明した本実施例の割込制御と従来の優先度を設け
た割込制御とを比較してみると、次のようになる。 (1) 優先度が割込信号INTd、lNTa。 lNTb、lNTcの順に与えられていたとすると、デ
ータ入力ボート40を介したデータの入力処理(プログ
ラムdに対応)が行なわれた後で、OR用ステッピング
モータ16の位相を切換える処理(プログラムaに対応
する)を行なってから、ようや<LF用ステッピングモ
ータ18の位相切換が行なわれる。従って、従来技術で
はLF用ステッピングモータ18の位相切換が遅れてし
まうが、本実施例によればこうした遅れを生じることは
ない。 (2) また仮に割込信号INTdに対応した処理(プ
ログラムd)の最中に先に割込信号lNTbがアクティ
ブとなり、その後で割込信号lNTaがアクティブとな
った場合を考えて見ると、プログラムdが終了した時点
では、割込要求を先に出力したことよりも、優先度が高
いということが優先されて、割込信号aに対応した処理
(プログラムa)がなされてしまうことが考えられる。 この場合にはLF用ステッピングモータ18の制御遅れ
は看過しえないものとなることが考えられ、ステッピン
グモータの脱調の可能性もありえた。 これに対して本実施例では、両者の要求が存在すれば、
OR用ステッピングモータ16とLF用ステッピングモ
ータ18との位相を切換える処理が別々に行なわれるの
ではなく、同時に位相の切換えが行なわれるので、こう
した問題は生じない。 以上説明したように、本実施例のプリンタの電子制御ユ
ニット10によれば、割込信号lNTa。 lNTb、lNTc、INTdの組合わせ状態に応じた
割込処理用のプログラムを、ソフトウェアによる判別な
しで、直接選択・開始できるので、割込処理を用いた高
速応答性を損うことなく、割込信号の種々の状態に応じ
た多様な処理を実行することができる。従って、プリン
タのOR用ステッピングモータ16やLF用ステッピン
グモータ18の位相を電子制御ユニット10によって直
接制御している場合でも、他の割込処理と共に、充分な
応答速度を保って制御を実行することができる。また優
先度を付与するプライオリティエンコーダに替えて、第
3図に示したような簡易な構成によって割込データを出
力することができるので、回路構成の簡易化や組立工数
の低減、信頼性の向上等を図ることもできる。 尚、上記の実施例では2つのステッピングモータは同じ
駆動回路を介して駆動しているが、例えばX−Yプロッ
タのように各モータの回転数の制御範囲が広く、モータ
毎に専用の駆動回路を設けている場合でも本発明は同様
の効果を奏する。即ち、各軸モータの回転数が独立に制
御され、曲線等を描く為に、一方の回転数が大きく変化
している時には、予め固定した優先度に従う対応や先に
発生した割込要求を優先するといった対応をとるのでは
なく、回転数の変化の大きな側の制御を優先するといっ
た対応を取ることができる。従って、本発明を適用すれ
ば、X軸周、Y軸用のステッピングモータの位相切換の
優先度を自由に変更できる上、両者の要求が同時に生じ
た場合でもいずれの処理プログラムを優先するかの判断
をプロゲラチッピングモータの回転数が変化しているよ
うな場合に、位相の切換制御の遅れによって税調等が生
じるといった問題は充分に解消され、プロッタにおける
描画を高品位に保つことができる。この他、多量の割込
処理に関しては上記の実施例と同様に構成することがで
きる。 以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこ
の実施例に回答限定されるものではなく、例えば割込手
段として、電子制御ユニット内の各種エラー情報(パリ
ティエラー、オーバーランエラー、電源異常、ペーパー
エンプティ等)を用いた構成や、キーボードからのキー
人力やこれを独立したリセット指令等を用いた構成ある
いはこれらの組合わせ等、本発明の要旨を変更しない範
囲において、種々なる態様で実施しえることは勿論であ
る。 1肌の皇】 以上詳述したように、本発明の電子制御装置は、割込要
因となる複数の割込手段からの割込信号の組合わせ状態
に応じて所定の割込処理用のプログラムを開始するので
、複数の割込信号に対して特定の優先度を固定すること
なく、複数の割込信号の入力に対する割込処理の選択を
高い自由度によって実現することができるという優れた
効果を奏する。また、これらの判断・選択をプログラム
によって行なわないので、割込処理の高い応答性も損う
ことはない。従って、特定の条件において優先的に処理
せねばならない要求、例えば回転数を変化させて回転さ
せているステッピングモータの位相切換等を、いちいち
プログラムによって判断する必要がなく、高速に処理す
ることができるので、制御特性を向上させることができ
る。 また、複数の割込手段からの割込信号にハードウェアに
よって優先度を付与する必要がないので、回路構成が簡
略となり、組立工数・部品点数・製造コストの低減を図
ることができる上、信頼性を向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成図、第2図は本発明##実
施例としてのプリンタの概略構成図、第3図は割込デー
タ出力回路の構成例を示す回路図、第4図はベクタ割込
の手順を示す説明図、第5図は実施例における実行開始
アドレスの配列を示す説明図、第6図は実施例における
多重割込発生時の処理の一例を示すタイミングチャート
、である。 3・・・プラテン     5・・・用紙10・・・電
子制御ユニット 12・・・印字用キャリッジ 14・・・印字ヘッド 16・・・CR用ステッピングモータ 18・・・LF用ステッピングモータ 30・・・CPU      31・・・ROM32・
・・RAM      34・・・タイマ回路36・・
・割込データ出力回路 40・・・データ入力ポート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定の条件において割込信号を発生する複数の割込手段
    と、 該割込手段の少なくとも一つが割込信号を発生したこと
    を検出して割込要求信号を出力する割込要求信号出力手
    段と、 複数の割込処理の各実行開始アドレスを予め所定の領域
    に記憶しておく記憶手段と、 上記割込要求信号が入力された時、上記記憶された実行
    開始アドレスを用いて、所定の割込処理を実行するよう
    構成されたマイクロプロセッサと、を備えた電子制御装
    置であって、 上記複数の割込手段からの割込信号を入力し、該割込信
    号の組み合わせ状態に直接対応する割込データを上記マ
    イクロプロセッサに出力する割込データ出力手段を備え
    ると共に、 上記マイクロプロセッサは、上記割込要求信号を入力し
    た時、該割込要求信号に基づいて上記割込データ出力手
    段から割込データを入力する割込データ入力手段と、該
    入力された割込データに基づき上記記憶手段に記憶され
    た複数の割込処理開始アドレスのひとつを選択してプロ
    グラムの実行アドレスを変更する変更手段と、を具備し
    て構成された電子制御装置。
JP12119085A 1985-06-04 1985-06-04 電子制御装置 Pending JPS61278941A (ja)

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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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