JP3096114B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3096114B2
JP3096114B2 JP03304007A JP30400791A JP3096114B2 JP 3096114 B2 JP3096114 B2 JP 3096114B2 JP 03304007 A JP03304007 A JP 03304007A JP 30400791 A JP30400791 A JP 30400791A JP 3096114 B2 JP3096114 B2 JP 3096114B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置にお
けるモータ制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置において
は、読み取り原稿を搬送する駆動源としてステッピング
モータが用いられてきた。そして、特に近年において
は、高画質を実現するため、より精度の高いモータ制御
技術が要求されている。
【0003】そこで、このような要求に応える手段とし
て、モータ制御専用のスレーブCPUを設け、ホストC
PUの管理のもとでモータ制御を行わせるという方法が
とられている。スレーブCPUとしては、ROM、RA
M、I/O制御部等を内蔵したワンチップマイクロコン
ピュータが用いられている。
【0004】図2は、ワンチップマイクロコンピュータ
の構成例を示すブロック図である。このワンチップマイ
クロコンピュータは、CPU201と、プログラムで用
いる制御変数等を格納するためのRAM202と、制御
プログラムを格納したROM203と、例えばあるタイ
マ値をセットすることで所望の周期ごとに割り込みをか
けるのに用いるタイマ204と、相励磁IC206を介
してモータ207を制御するためのI/O制御部205
と、外部バス211を介してホストCPUとのコマンド
インターフェースを実現するバスI/F制御部209
と、スレーブCPU内部バス210とを有する。
【0005】以下、このような構成におけるモータの制
御方法について説明する。
【0006】まず、ホストCPUからのトリガコマンド
をバスI/F制御部209を介して受け取る。
【0007】このトリガコマンドには、周波数情報とス
テップ数情報を含んでいる。
【0008】例えば、400ppsで4ステップ動かす
場合には、タイマ204に2.5msecという値を設
定して、2.5msecごとに励磁相を切り換える割り
込みプログラムを発生させる。この割り込み内で4回励
磁相を切り換えればモータが4ステップ動くことにな
る。また高速でモータを回転させる場合、モータの自起
動周波数から加速して行き所望の周波数まで到達させる
という加速制御が必要となる。
【0009】図3は、1600ppsまでの加速制御の
例を説明する模式図である。
【0010】図中Aのタイミングで400pps−1ス
テップのトリガコマンドを受け取ると、スレーブCPU
は、図中aのタイミングで励磁相を切り換えて1ステッ
プだけモータを動かす。なお、この1ステップはファク
シミリ装置でいうスーパーファイン1ライン分[15.
4ライン/mm]に相当する。
【0011】次に、図中Bのタイミングで800pps
−2ステップのトリガコマンドを受け取ると、スレーブ
CPUは、図中b1、b2のタイミングで励磁相を切り
換えてモータを2ステップ動かす。そして、図中Dのタ
イミングで、到達目標である1600pps−4ステッ
プのトリガコマンドを受け取ると、図中d1、d2、d
3、d4のタイミングで励磁相を切り換える。以降、こ
のトリガコマンドによって1600ppsでモータを回
転させる。
【0012】一方、ホストCPUの負荷をより一層軽減
するために、前述の加速情報をスレーブCPU内のRO
Mにテーブルとして取り込み、ホストCPUは加速を意
識せずにトリガコマンドを発行するだけでスレーブCP
U側で独自に加速するという方法もとられている。
【0013】図4は、スレーブCPUのROM203内
の加速情報テーブルの例を示す模式図である。
【0014】スレーブCPUは、この加速情報テーブル
を何種類か有しており、ホストCPUからのコマンドに
よりいずれか1つを選択する。
【0015】テーブル内のデータはポインタにより管理
させており、トリガコマンドを受けるとポインタの指し
ている周波数とステップ数でモータを動かした後、ポイ
ンタを次データにセットする。このようにポインタを移
動して行けば簡単に加速制御が実現できる。加速情報テ
ーブルの終わりには、終了コードを設けてあり、次デー
タが終了コードの場合には、ポインタの位置を固定して
以降のトリガコマンドに対してはその指し示す周波数デ
ータとステップ数データにてモータを回転させる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例において、スレーブCPUであるワンチップマイク
ロコンピュータの内蔵ROMの容量は少なく、加速情報
テーブルを何種類ももつのは困難である。
【0017】また、ワンチップマイクロコンピュータの
プログラム容量と加速情報テーブルが占める容量とを常
に考慮しながら設計しなければならず、プログラム開発
においても極めて不便であった。
【0018】本発明は、ホストCPUに負担をかけるこ
となく、かつスレーブCPU側のメモリ容量を大きくす
ることなく、複数種類の加速情報テーブルを使い分けて
高精度のモータ制御を行うことができるファクシミリ装
置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置全体の制
御をつかさどるホストCPUの他に、このホストCPU
の制御下におかれるモータ制御用のROM、RAM内蔵
型のスレーブCPUを有するファクシミリ装置におい
て、ホストCPU側のROM内に複数通りの加速情報テ
ーブルを設けるとともに、スレーブCPU内蔵のRAM
に前記加速情報テーブル1つ分が格納できるエリアを設
け、原稿を読み取る前にROM内のテーブル群の内から
1つを選択してスレーブCPU内の格納エリアに転送
し、ホストCPUから発行されるトリガコマンドに対し
てスレーブCPUが内蔵RAMに格納した加速情報を基
にモータを回転させることを特徴とする。
【0020】
【実施例】図1は、本発明の一実施例におけるファクシ
ミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0021】ホストCPU101は、装置全体を制御す
るCPUである。また、RAM102は、主にホストC
PU101のプログラム制御変数を格納するためのメモ
リであり、RAM103は、ホストCPU101の制御
プログラムを格納するためのメモリである。また、スレ
ーブCPU104は、ステッピングモータ105を制御
する専用のサブCPUである。
【0022】さらに、この装置には、ホストCPU10
1と各部をつなぐバス106と、CCDや画像処理IC
等からなるスキャナ107と、原稿の有無等を検知する
センサ108と、各種入力キーや表示器等を設けた操作
部109とを有する。
【0023】なお、以上は、主に本発明の制御に必要な
構成について示したものであり、この他にも通信のため
のモデム、記録のためのプリンタ等、通常のファクシミ
リ装置が有する構成が設けられているが、ここでは本実
施例の説明にあたって直接関係はないので省略する。
【0024】図5は、本実施例における加速情報テーブ
ルのデータの流れを説明するブロック図である。
【0025】ホストCPU101は、ROM103内に
存在する複数種類の加速情報テーブル(505、50
6、507)のうちから1つを選択する。この選択手段
としては操作部109のキーによる。
【0026】例えばファクシミリ装置における副走査方
向の原稿送りモードである、標準、ファイン、スーパー
ファインがオペレータによって選ばれると、ホストCP
U101はバス106を経由して加速情報テーブルをス
レーブCPU104へ転送する。スレーブCPU104
は、受信した加速情報テーブルを内蔵RAMのエリア5
04にセットする。なお、ここでデータの転送に関して
は低い周波数の方から転送するという取り決めのもとで
行なわれる。
【0027】具体的には、図6に示すように、まずデー
タ転送開始コマンドを発行した後、周波数データ1、ス
テップ数データ1、周波数データ2、ステップ数データ
2、……周波数データN、ステップ数データNを順次転
送する。そして、データ転送終了コマンドを発行をする
ことにより、加速情報テーブル格納エリア504の終わ
りに終了コードをセットする。
【0028】なお、ここで周波数データは、スレーブC
PU104が実際にタイマ204に設定する値にしてや
ればスレーブCPU104側での変換作業が不要にな
る。
【0029】以上のようにして加速情報テーブルのセッ
トが終了した後、ホストCPU101からのトリガコマ
ンドに対して、まず、テーブルの先頭データでモータ1
05を動かし、ポインタを次データにセットする。
【0030】以降、ポインタを移動しながらモータ10
5を動かして行き、テーブルの最後のデータ(到達目標
データ)になったらポインタを固定したままモータ10
5を回転させる。
【0031】また、複数ページの原稿を読む場合には、
各ページを読み取る前に加速情報テーブルの転送を行え
ばよい。
【0032】この場合、センサ108により、前ページ
の後端が読み取り位置を過ぎて、次ページの先端が読み
取り位置の手前に到達したタイミングで、操作部109
から次ページの情報を得て、それに対応する加速情報テ
ーブルを転送する。
【0033】さらに、原稿を読み取りながら送信するダ
イレクト送信時には、その交信モード(標準、ファイ
ン、スーパーファイン)によって加速情報テーブルを選
択してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、ホストCPUに負担を
かけることなく、かつスレーブCPU側のメモリ容量を
大きくすることなく、複数種類の加速情報テーブルを使
い分けて高精度のモータ制御を行うことができるので、
特にROM容量の少ないワンチップマイクロコンピュー
タをスレーブCPUに用いた場合でも、様々なパターン
のモータ送り制御を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】ワンチップマイクロコンピュータの構成例を示
すブロック図である。
【図3】モータの加速制御の例を説明する模式図であ
る。
【図4】従来のスレーブCPUのROM内に格納された
加速情報テーブルの例を示す模式図である。
【図5】上記実施例における加速情報テーブルのデータ
の流れを説明するブロック図である。
【図6】上記実施例におけるデータ転送シーケンスを示
す模式図である。
【符号の説明】
101…ホストCPU、 102…RAM、 103…RAM、 104…スレーブCPU、 105…ステッピングモータ、 106…バス、 107…スキャナ、 108…センサ、 109…操作部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−39272(JP,A) 特開 昭63−299672(JP,A) 特開 昭63−305667(JP,A) 特開 昭64−62964(JP,A) 特開 平1−194753(JP,A) 特開 平1−233958(JP,A) 特開 平2−200471(JP,A) 特開 平2−207659(JP,A) 特開 平3−114357(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04 - 1/207

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置全体の制御をつかさどるホストCP
    Uの他に、このホストCPUの制御下におかれるモータ
    制御用のROM、RAM内蔵型のスレーブCPUを有す
    るファクシミリ装置において、 ホストCPU側のROM内に複数通りの加速情報テーブ
    ルを設けるとともに、スレーブCPU内蔵のRAMに前
    記加速情報テーブル1つ分が格納できるエリアを設け、
    原稿を読み取る前にROM内のテーブル群の内から1つ
    を選択してスレーブCPU内の格納エリアに転送し、ホ
    ストCPUから発行されるトリガコマンドに対してスレ
    ーブCPUが内蔵RAMに格納した加速情報を基にモー
    タを回転させることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ホストCPU側のROM内に格納された加速情報テ
    ーブルを選択する操作キーを有し、複数ページの原稿を
    読み取る場合には、各ページを読み取る前に当該キー情
    報を得ることにより、その情報を基に加速情報テーブル
    群から1つを選択して前記スレーブCPUに転送するこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 ダイレクト送信時には、その交信モードに基づいてホス
    トCPU側のROM内に格納された加速情報テーブル群
    から1つを選択して前記スレーブCPUに転送すること
    を特徴とするファクシミリ装置。
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