JPH1032663A - 多機能入出力装置 - Google Patents
多機能入出力装置Info
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- JPH1032663A JPH1032663A JP8187799A JP18779996A JPH1032663A JP H1032663 A JPH1032663 A JP H1032663A JP 8187799 A JP8187799 A JP 8187799A JP 18779996 A JP18779996 A JP 18779996A JP H1032663 A JPH1032663 A JP H1032663A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 各機能の複合化に際し、メモリを２重に持つ
必要のない多機能入出力装置を提供する。 【解決手段】 プリンタコントローラボード１０には、
プリンタを制御するシステム・エイシック１１とＣＰＵ
１２と、プリンタに送信するためのプリントデータを貯
えるＤＲＡＭ１３およびＤＲＡＭ ＳＩＭＭ１４と、フ
ォントおよびプログラムを格納するＨＤＤ Ｉ／Ｆ１５
及びＨＤＤ１６が搭載もしくは接続され、スキャナコン
トローラボード２０には、スキャナを制御するスキャナ
・エイシック２１と、前記パーソナルコンピュータ３と
インタフェースするＳＣＳＩＣ２２とが搭載され、プリ
ンタコントローラボード１０とスキャナコントローラボ
ード２０とはバス３０を介して接続され、前記ＤＲＡＭ
１３およびＤＲＡＭ ＳＩＭＭ１４は、スキャナ２用の
記憶手段としても機能する。
必要のない多機能入出力装置を提供する。 【解決手段】 プリンタコントローラボード１０には、
プリンタを制御するシステム・エイシック１１とＣＰＵ
１２と、プリンタに送信するためのプリントデータを貯
えるＤＲＡＭ１３およびＤＲＡＭ ＳＩＭＭ１４と、フ
ォントおよびプログラムを格納するＨＤＤ Ｉ／Ｆ１５
及びＨＤＤ１６が搭載もしくは接続され、スキャナコン
トローラボード２０には、スキャナを制御するスキャナ
・エイシック２１と、前記パーソナルコンピュータ３と
インタフェースするＳＣＳＩＣ２２とが搭載され、プリ
ンタコントローラボード１０とスキャナコントローラボ
ード２０とはバス３０を介して接続され、前記ＤＲＡＭ
１３およびＤＲＡＭ ＳＩＭＭ１４は、スキャナ２用の
記憶手段としても機能する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタをベース
として他の機能モジュールを接続して機能を多岐にわた
って拡張することができる多機能システムにおける入出
力装置に関する。
として他の機能モジュールを接続して機能を多岐にわた
って拡張することができる多機能システムにおける入出
力装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、各種装置の高性能化、多機能化、
小型化、ネットワーク化（ＬＡＮの構築）の進展から、
デジタル複写機においてもコピー機能に加えてファクシ
ミリ機能、オフラインのプリンタ機能、ネットワーク機
能などを搭載した多機能のデジタル複写機が提供されて
いる。また、デジタル複写機の一例としてスキャナ部と
プリンタ部とをそれぞれ別々の筐体に収納することによ
り、設置レイアウトの自由度の向上を図ったものも提供
されている。
小型化、ネットワーク化（ＬＡＮの構築）の進展から、
デジタル複写機においてもコピー機能に加えてファクシ
ミリ機能、オフラインのプリンタ機能、ネットワーク機
能などを搭載した多機能のデジタル複写機が提供されて
いる。また、デジタル複写機の一例としてスキャナ部と
プリンタ部とをそれぞれ別々の筐体に収納することによ
り、設置レイアウトの自由度の向上を図ったものも提供
されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、装置の多機能化は進んでいるもの
の、各機能は内部的に分離されているため、各機能を組
み合わせて新しい機能を実現するといったことが困難で
あるという不都合があった。このため、これを解決する
ものとして、本出願人によって特願平７−１９７７７９
号『プリンターをベースとした拡張型多機能システムの
構築方法』でプリンタエンジンを制御してプリンタ機能
を実現するプリンタモジュールと、該プリンタモジュー
ルに接続された汎用高速バスであるＰＣＩバスとを備え
たプリンタをベースとしてスキャナモジュール、ネット
ワークモジュール、ファクシミリモジュール、パソコン
モジュールなどの機能モジュールを前記ＰＣＩバスに接
続し、スキャナ機能、コピー機能、ネットワーク機能、
ファクシミリ機能およびパソコン機能などの追加拡張を
行うことにより、システムの多機能化および機能の拡張
性を向上させる方法が提案されている。
来の技術によれば、装置の多機能化は進んでいるもの
の、各機能は内部的に分離されているため、各機能を組
み合わせて新しい機能を実現するといったことが困難で
あるという不都合があった。このため、これを解決する
ものとして、本出願人によって特願平７−１９７７７９
号『プリンターをベースとした拡張型多機能システムの
構築方法』でプリンタエンジンを制御してプリンタ機能
を実現するプリンタモジュールと、該プリンタモジュー
ルに接続された汎用高速バスであるＰＣＩバスとを備え
たプリンタをベースとしてスキャナモジュール、ネット
ワークモジュール、ファクシミリモジュール、パソコン
モジュールなどの機能モジュールを前記ＰＣＩバスに接
続し、スキャナ機能、コピー機能、ネットワーク機能、
ファクシミリ機能およびパソコン機能などの追加拡張を
行うことにより、システムの多機能化および機能の拡張
性を向上させる方法が提案されている。
【０００４】また、従来のスキャナ、プリンタ、これら
のコントローラおよびパソコンとからなるシステムで
は、各機能毎の多機能化は進んでいるものの、各機能は
内部的に分離されているので、各機能を組み合わせて、
言い替えれば各機能を複合化させて新しい機能を実現す
るときに、従来持っていた機能や資質を十二分に生かし
切れていないとい不満があった。具体的には、例えばプ
リンタ、スキャナを複合化してデジタル複合機を構成し
た場合に、プリンタ用メモリとスキャナ用メモリを２重
に持たなければならなかった。
のコントローラおよびパソコンとからなるシステムで
は、各機能毎の多機能化は進んでいるものの、各機能は
内部的に分離されているので、各機能を組み合わせて、
言い替えれば各機能を複合化させて新しい機能を実現す
るときに、従来持っていた機能や資質を十二分に生かし
切れていないとい不満があった。具体的には、例えばプ
リンタ、スキャナを複合化してデジタル複合機を構成し
た場合に、プリンタ用メモリとスキャナ用メモリを２重
に持たなければならなかった。
【０００５】また、前記各機能は個別に提供することは
できるが、同時に提供することは困難であった。
できるが、同時に提供することは困難であった。
【０００６】さらに、例えばスキャナ用のメモリ領域を
要求されたデータ領域分確保することができなかった場
合、従来のスキャナでは、スキャンを実行することが困
難であった。
要求されたデータ領域分確保することができなかった場
合、従来のスキャナでは、スキャンを実行することが困
難であった。
【０００７】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その第１の目的は、各機能の複合
化に際し、メモリを２重に持つ必要のない多機能入出力
装置を提供することにある。
みてなされたもので、その第１の目的は、各機能の複合
化に際し、メモリを２重に持つ必要のない多機能入出力
装置を提供することにある。
【０００８】第２の目的は、各機能を同時に提供するこ
とが可能な多機能入出力装置を提供することにある。
とが可能な多機能入出力装置を提供することにある。
【０００９】第３の目的は、要求されたメモリ領域を確
保することができなかった場合でも、その確保できなか
った機能を実行することができる多機能入出力装置を提
供することにある。
保することができなかった場合でも、その確保できなか
った機能を実行することができる多機能入出力装置を提
供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第１の手段は、プリンタのプリンタエンジンを制御
してプリンタ機能を実現するプリンタコントローラ、お
よびスキャナのスキャナエンジンを制御してスキャナ機
能を実現するスキャナコントローラを備え、パーソナル
コンピュータにバスを介して接続され、パーソナルコン
ピュータに対して外部から複数の入出力が可能な多機能
入出力装置において、前記プリンタコントローラは、プ
リンタを制御するプリンタ制御手段と、プリンタに送信
するためのプリントデータを貯える第１の記憶手段と、
フォントおよびプログラムを格納する第２の記憶主手段
とを備え、前記スキャナコントローラは、スキャナを制
御するスキャナ制御手段と、前記パーソナルコンピュー
タとインタフェースするインタフェース手段とを備え、
前記プリンタコントローラと前記スキャナコントローラ
とはバスを介して接続され、前記第１の記憶手段は、前
記スキャナ用の記憶手段としても機能することを特徴す
る。
め、第１の手段は、プリンタのプリンタエンジンを制御
してプリンタ機能を実現するプリンタコントローラ、お
よびスキャナのスキャナエンジンを制御してスキャナ機
能を実現するスキャナコントローラを備え、パーソナル
コンピュータにバスを介して接続され、パーソナルコン
ピュータに対して外部から複数の入出力が可能な多機能
入出力装置において、前記プリンタコントローラは、プ
リンタを制御するプリンタ制御手段と、プリンタに送信
するためのプリントデータを貯える第１の記憶手段と、
フォントおよびプログラムを格納する第２の記憶主手段
とを備え、前記スキャナコントローラは、スキャナを制
御するスキャナ制御手段と、前記パーソナルコンピュー
タとインタフェースするインタフェース手段とを備え、
前記プリンタコントローラと前記スキャナコントローラ
とはバスを介して接続され、前記第１の記憶手段は、前
記スキャナ用の記憶手段としても機能することを特徴す
る。
【００１１】第２の手段は、第１の手段における前記第
１の記憶手段が、ＤＲＡＭとＤＲＡＭ ＳＩＭＭとから
なることを特徴とする。
１の記憶手段が、ＤＲＡＭとＤＲＡＭ ＳＩＭＭとから
なることを特徴とする。
【００１２】第３の手段は、第２の手段において、ＤＲ
ＡＭとＤＲＡＭ ＳＩＭＭの記憶領域を一時的にプリン
タ用メモリ領域とスキャナ用メモリ領域とに予約し、プ
リンタ用データはプリンタ用メモリ領域に、スキャナ用
データはスキャナ用メモリ領域にそれぞれ格納されるこ
とを特徴とする。
ＡＭとＤＲＡＭ ＳＩＭＭの記憶領域を一時的にプリン
タ用メモリ領域とスキャナ用メモリ領域とに予約し、プ
リンタ用データはプリンタ用メモリ領域に、スキャナ用
データはスキャナ用メモリ領域にそれぞれ格納されるこ
とを特徴とする。
【００１３】第４の手段は、第１の手段における前記ス
キャナは、イニシエータからのスキャンデータ要求サイ
ズに対して、前記ＤＲＡＭが十分な容量を確保できない
場合においても、インクリメンタルスキャンを実行する
ことによって要求されたサイズ分のデータを受け渡すよ
うに構成されていることを特徴とする。
キャナは、イニシエータからのスキャンデータ要求サイ
ズに対して、前記ＤＲＡＭが十分な容量を確保できない
場合においても、インクリメンタルスキャンを実行する
ことによって要求されたサイズ分のデータを受け渡すよ
うに構成されていることを特徴とする。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について詳細に説明する。
実施形態について詳細に説明する。
【００１５】図１は、本発明の実施形態に係る多機能入
出力装置のシステム構成を示す図である。このシステム
は、プリンタ装置１に対してデータを送出するシステム
・エイシック（SYSTEM ASIC ）１１、システム全体の制
御を司るＣＰＵ１２、プリンタメモリ、スキャナメモリ
の両方の機能を有する第１の記憶手段としてのＤＲＡＭ
１３および増設されたＤＲＡＭ ＳＩＭＭ１４、プリン
タフォント、スキャンデータを格納する機能を有するハ
ードディスク装置（ＨＤＤ）１６並びにこのＨＤＤ１６
に対してアクセスを司るＨＤＤインタフェース（ＨＤＤ
Ｉ／Ｆ）１５を備えたプリンタ・コントローラ・ボー
ド１０と、スキャナ２で読み取ったデータを操作するス
キャナ・エイシック２１および外部のパーソナルコンピ
ュータ３からのＳＣＳＩ Ｉ／Ｆによるスキャナ２への
アクセスを許すＳＣＳＩＣ２２からなるスキャナ・コン
トローラ・ボード２０の２枚のコントローラ・ボードか
ら構成される。なお、システム・エイシック１１、ＣＰ
Ｕ１２、ＤＲＡＭ１３、ＨＤＤ Ｉ／Ｆ１５はバス３０
によって結合され、さらに、このバス３０にスキャナ・
エイシック２１とＳＣＳＩＣ２２とが接続され、これら
が全てバス結合されている。
出力装置のシステム構成を示す図である。このシステム
は、プリンタ装置１に対してデータを送出するシステム
・エイシック（SYSTEM ASIC ）１１、システム全体の制
御を司るＣＰＵ１２、プリンタメモリ、スキャナメモリ
の両方の機能を有する第１の記憶手段としてのＤＲＡＭ
１３および増設されたＤＲＡＭ ＳＩＭＭ１４、プリン
タフォント、スキャンデータを格納する機能を有するハ
ードディスク装置（ＨＤＤ）１６並びにこのＨＤＤ１６
に対してアクセスを司るＨＤＤインタフェース（ＨＤＤ
Ｉ／Ｆ）１５を備えたプリンタ・コントローラ・ボー
ド１０と、スキャナ２で読み取ったデータを操作するス
キャナ・エイシック２１および外部のパーソナルコンピ
ュータ３からのＳＣＳＩ Ｉ／Ｆによるスキャナ２への
アクセスを許すＳＣＳＩＣ２２からなるスキャナ・コン
トローラ・ボード２０の２枚のコントローラ・ボードか
ら構成される。なお、システム・エイシック１１、ＣＰ
Ｕ１２、ＤＲＡＭ１３、ＨＤＤ Ｉ／Ｆ１５はバス３０
によって結合され、さらに、このバス３０にスキャナ・
エイシック２１とＳＣＳＩＣ２２とが接続され、これら
が全てバス結合されている。
【００１６】このシステムは、通常、プリンタ・コント
ローラ・ボードだけで動作可能であり、ユーザの要求に
よってスキャナ・コントローラ・ボード２０およびスキ
ャナ２を増設することによってコピー機能を実現するこ
とができる。
ローラ・ボードだけで動作可能であり、ユーザの要求に
よってスキャナ・コントローラ・ボード２０およびスキ
ャナ２を増設することによってコピー機能を実現するこ
とができる。
【００１７】コピー機能は以下のようにして実現され
る。
る。
【００１８】スキャナ２から読み取ったデータは、スキ
ャナ・エイシック２１からバス３０を介してＤＲＡＭ１
３に送信され、格納される。ＤＲＡＭ ＳＩＭＭ１４が
増設されている本実施形態の場合には、ＤＲＡＭ１３に
加えて、ＤＲＡＭ ＳＩＭＭ１４に設定されたスキャナ
領域にも格納される。スキャナ２によて読み込まれた画
像データは、システム・エイシック１１でプリンタデー
タへとラスタサイズされ、プリンタ１へ出力される。
ャナ・エイシック２１からバス３０を介してＤＲＡＭ１
３に送信され、格納される。ＤＲＡＭ ＳＩＭＭ１４が
増設されている本実施形態の場合には、ＤＲＡＭ１３に
加えて、ＤＲＡＭ ＳＩＭＭ１４に設定されたスキャナ
領域にも格納される。スキャナ２によて読み込まれた画
像データは、システム・エイシック１１でプリンタデー
タへとラスタサイズされ、プリンタ１へ出力される。
【００１９】また、スキャナ２によって読み取られたデ
ータは、ＤＲＡＭ１３およびＤＲＡＭ ＳＩＭＭ１４に
格納した後、ＨＤＤ Ｉ／Ｆ１５を介してＨＤＤ１６へ
のファイルとして保管することもできる。このようにし
てスキャナ２によって複数のデータをスキャンし、各々
ファイル管理することによって電子ソートの機能を実現
することもできる。さらには、ＤＲＡＭ１３およびＤＲ
ＡＭ ＳＩＭＭ１４に格納された状態のデータに画像回
転や加工などの画像編集の機能を付加することもでき
る。
ータは、ＤＲＡＭ１３およびＤＲＡＭ ＳＩＭＭ１４に
格納した後、ＨＤＤ Ｉ／Ｆ１５を介してＨＤＤ１６へ
のファイルとして保管することもできる。このようにし
てスキャナ２によって複数のデータをスキャンし、各々
ファイル管理することによって電子ソートの機能を実現
することもできる。さらには、ＤＲＡＭ１３およびＤＲ
ＡＭ ＳＩＭＭ１４に格納された状態のデータに画像回
転や加工などの画像編集の機能を付加することもでき
る。
【００２０】また、図２に示すようにＤＲＡＭ１３のメ
モリ領域を複数に分割してスキャナ用メモリを複数予約
し、それぞれにＦＲＡＭＥ（１）１３１、ＦＲＡＭＥ
（２）１３２、ＦＲＡＭＥ（３）１３３というように予
約番号を付けてメモリ管理を行い、スキャナデータを２
０１、２０２、２０３を各管理メモリ１３１、１３２、
１３３１つに１ページ分ずつ格納を、プリントの際に
は、前記ＦＲＡＭＥ番号（１、２、３）に対応してプリ
ンタ処理１０１をＦＲＡＭＥ番号順に行っていくことに
より、スキャン、プリントの同時処理が行え、効率の良
い処理が可能となる。
モリ領域を複数に分割してスキャナ用メモリを複数予約
し、それぞれにＦＲＡＭＥ（１）１３１、ＦＲＡＭＥ
（２）１３２、ＦＲＡＭＥ（３）１３３というように予
約番号を付けてメモリ管理を行い、スキャナデータを２
０１、２０２、２０３を各管理メモリ１３１、１３２、
１３３１つに１ページ分ずつ格納を、プリントの際に
は、前記ＦＲＡＭＥ番号（１、２、３）に対応してプリ
ンタ処理１０１をＦＲＡＭＥ番号順に行っていくことに
より、スキャン、プリントの同時処理が行え、効率の良
い処理が可能となる。
【００２１】また、図３はインクリメンタルスキャン時
のメモリ（ＤＲＡＭ１３）の取扱いを示す説明図、図４
はインクリメンタルスキャン時の動作手順を示すフロー
チャートである。図３において、フルメモリサイズ（FU
LL MEMORY SIZE) １３５はスキャン用メモリ領域として
予約できた領域、リザーブドエリア（RESERVED AREA)１
３６はスキャナ・コントローラ・ボード２０がスキャナ
２に対してストップシグナル（STOP SIGNAL ）を送信し
てから実際にスキャンが停止するまでに流れてくるスキ
ャンデータを格納する領域、ストップシグナルポジショ
ン（STOP SIGNAL POSITION）１３７とは、ストップシグ
ナルをスキャナ２に対して発行するタイミングを示すア
ドレスを表している。
のメモリ（ＤＲＡＭ１３）の取扱いを示す説明図、図４
はインクリメンタルスキャン時の動作手順を示すフロー
チャートである。図３において、フルメモリサイズ（FU
LL MEMORY SIZE) １３５はスキャン用メモリ領域として
予約できた領域、リザーブドエリア（RESERVED AREA)１
３６はスキャナ・コントローラ・ボード２０がスキャナ
２に対してストップシグナル（STOP SIGNAL ）を送信し
てから実際にスキャンが停止するまでに流れてくるスキ
ャンデータを格納する領域、ストップシグナルポジショ
ン（STOP SIGNAL POSITION）１３７とは、ストップシグ
ナルをスキャナ２に対して発行するタイミングを示すア
ドレスを表している。
【００２２】このように設定したときのインクリメンタ
ルスキャン時の動作手順は、図４に示すようになる。す
なわち、スキャナエイシック（SCANNER ASIC）２１は要
求されたスキャンデータサイズと実際に予約できたメモ
リエリアサイズとを比較し（ステップ４０１）、要求さ
れたデータサイズが予約できたメモリデータよりも大き
い場合には（ステップ４０１でＮＯ）、メモリのスター
トアドレス（START SDDRESS ）１３８をセットし（ステ
ップ４０２）、ストップシグナルポジション１３７のア
ドレスをセットし（ステップ４０３）、スキャンを実行
する（ステップ４０４）。
ルスキャン時の動作手順は、図４に示すようになる。す
なわち、スキャナエイシック（SCANNER ASIC）２１は要
求されたスキャンデータサイズと実際に予約できたメモ
リエリアサイズとを比較し（ステップ４０１）、要求さ
れたデータサイズが予約できたメモリデータよりも大き
い場合には（ステップ４０１でＮＯ）、メモリのスター
トアドレス（START SDDRESS ）１３８をセットし（ステ
ップ４０２）、ストップシグナルポジション１３７のア
ドレスをセットし（ステップ４０３）、スキャンを実行
する（ステップ４０４）。
【００２３】そして、ＤＲＡＭ１３（またはＤＲＡＭ
ＳＩＭＭ１４）のメモリ領域がステップ４０３で設定し
たストップシグナルポジションのアドレスに到達すると
（ステップ４０５、４０６）、データの転送が行われ
（ステップ４０７）、スキャナ２はこのストップシグナ
ルを受けてスキャナの走行体を停止させる。このとき、
走行体が完全に停止するまでに流れてくるデータはメモ
リに設定したリザーブドエリア１３６に格納される。ま
た、スキャン動作は異なる信号によって再開される（ス
テップ４０８）。
ＳＩＭＭ１４）のメモリ領域がステップ４０３で設定し
たストップシグナルポジションのアドレスに到達すると
（ステップ４０５、４０６）、データの転送が行われ
（ステップ４０７）、スキャナ２はこのストップシグナ
ルを受けてスキャナの走行体を停止させる。このとき、
走行体が完全に停止するまでに流れてくるデータはメモ
リに設定したリザーブドエリア１３６に格納される。ま
た、スキャン動作は異なる信号によって再開される（ス
テップ４０８）。
【００２４】このとき、次にスキャナ２から得られる画
像データはメモリがエンドアドレス１３９に到達する
と、メモリは再度スタートアドレス１２８に戻り、そこ
からデータの格納を続ける（スキャナ４０１、４０
９）。このようにして全ページのデータの転送を実行す
る（ステップ４１０）。このような手順で実行されるイ
ンクリメンタルスキャンによって、少ないメモリ領域に
おいても大容量スキャンの実行が可能となる。
像データはメモリがエンドアドレス１３９に到達する
と、メモリは再度スタートアドレス１２８に戻り、そこ
からデータの格納を続ける（スキャナ４０１、４０
９）。このようにして全ページのデータの転送を実行す
る（ステップ４１０）。このような手順で実行されるイ
ンクリメンタルスキャンによって、少ないメモリ領域に
おいても大容量スキャンの実行が可能となる。
【００２５】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、本発
明によれば、下記のような効果を奏する。
明によれば、下記のような効果を奏する。
【００２６】すなわち、請求項１記載の発明によれば、
プリンタコントローラはプリンタを制御するプリンタ制
御手段とプリンタに送信するためのプリントデータを貯
える第１の記憶手段とフォントおよびプログラムを格納
する第２の記憶主手段とを備え、スキャナコントローラ
はスキャナを制御するスキャナ制御手段とパーソナルコ
ンピュータとインタフェースするインタフェース手段と
を備え、前記プリンタコントローラと前記スキャナコン
トローラとはバスを介して接続され、前記第１の記憶手
段は、前記スキャナ用の記憶手段としても機能する請求
項１記載の発明によれば、プリンタメモリとスキャナメ
モリとを共有化したので、メモリ容量が少なくて済み、
これによってコストの低減を図ることができる。また、
ユーザ側では、プリンタメモリを増設したい場合でも、
スキャナメモリを増設したい場合でも、同じメモリを増
設するだけでよいので、メモリの増設が簡単に行える。
プリンタコントローラはプリンタを制御するプリンタ制
御手段とプリンタに送信するためのプリントデータを貯
える第１の記憶手段とフォントおよびプログラムを格納
する第２の記憶主手段とを備え、スキャナコントローラ
はスキャナを制御するスキャナ制御手段とパーソナルコ
ンピュータとインタフェースするインタフェース手段と
を備え、前記プリンタコントローラと前記スキャナコン
トローラとはバスを介して接続され、前記第１の記憶手
段は、前記スキャナ用の記憶手段としても機能する請求
項１記載の発明によれば、プリンタメモリとスキャナメ
モリとを共有化したので、メモリ容量が少なくて済み、
これによってコストの低減を図ることができる。また、
ユーザ側では、プリンタメモリを増設したい場合でも、
スキャナメモリを増設したい場合でも、同じメモリを増
設するだけでよいので、メモリの増設が簡単に行える。
【００２７】請求項２記載の発明によれば、第１の記憶
手段が、ＤＲＡＭとＤＲＡＭ ＳＩＭＭとからなるの
で、メモリの増設が簡単に行える。
手段が、ＤＲＡＭとＤＲＡＭ ＳＩＭＭとからなるの
で、メモリの増設が簡単に行える。
【００２８】請求項３記載の発明によれば、ＤＲＡＭと
ＤＲＡＭ ＳＩＭＭの記憶領域を一時的にプリンタ用メ
モリ領域とスキャナ用メモリ領域とに予約し、プリンタ
用データはプリンタ用メモリ領域に、スキャナ用データ
はスキャナ用メモリ領域にそれぞれ格納されるようにし
たので、各領域をプリンタ用メモリ、スキャナ用メモリ
として排他的に制御することにより、メモリを有効に利
用することが可能となる。また、高速コピー機能や編集
機能を実現することも可能となる。
ＤＲＡＭ ＳＩＭＭの記憶領域を一時的にプリンタ用メ
モリ領域とスキャナ用メモリ領域とに予約し、プリンタ
用データはプリンタ用メモリ領域に、スキャナ用データ
はスキャナ用メモリ領域にそれぞれ格納されるようにし
たので、各領域をプリンタ用メモリ、スキャナ用メモリ
として排他的に制御することにより、メモリを有効に利
用することが可能となる。また、高速コピー機能や編集
機能を実現することも可能となる。
【００２９】請求項４記載の発明によれば、イニシエー
タからのスキャンデータ要求サイズに対して、第１の記
憶手段が十分な容量を確保できない場合においても、イ
ンクリメンタルスキャンを実行することによって要求さ
れたサイズ分のデータを受け渡すように構成されている
ので、スキャンデータの容量分のメモリが十分にとれな
い場合でも、スキャンを実行することができる。
タからのスキャンデータ要求サイズに対して、第１の記
憶手段が十分な容量を確保できない場合においても、イ
ンクリメンタルスキャンを実行することによって要求さ
れたサイズ分のデータを受け渡すように構成されている
ので、スキャンデータの容量分のメモリが十分にとれな
い場合でも、スキャンを実行することができる。
【図１】本発明の実施形態に係る拡張型多機能入出力装
置のシステム構成を示す図である。
置のシステム構成を示す図である。
【図２】図１のＤＲＡＭおよびＤＲＡＭ ＳＩＭＭにお
けるメモリ領域の分割使用方法を示す説明図である。
けるメモリ領域の分割使用方法を示す説明図である。
【図３】インクリメンタルスキャン時のメモリの取扱い
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図４】インクリメンタルスキャン時の動作手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
１ プリンタ １１ システム・エイシック １２ ＣＰＵ １３ ＤＲＡＭ １３５ フルメモリサイズ １３６ リザーブドエリア １３７ ストップシグナルポジション １３８ スタートアドレス １３９ エンドアドレス １４ ＤＲＡＭ ＳＩＭＭ １５ ＨＤＤ Ｉ／Ｆ １６ ＨＤＤ ２ スキャナ ２１ スキャナ・エイシック ２２ ＳＣＳＩＣ ２１１ ＬＣＤ（液晶表示装置） ２１２ キーパッド ２１２１ ファンクションキー ２１２２ テンキー ３ パーソナルコンピュータ
Claims (4)
- 【請求項１】 プリンタのプリンタエンジンを制御して
プリンタ機能を実現するプリンタコントローラ、および
スキャナのスキャナエンジンを制御してスキャナ機能を
実現するスキャナコントローラを備え、パーソナルコン
ピュータにバスを介して接続され、パーソナルコンピュ
ータに対して外部から複数の入出力が可能な多機能入出
力装置において、 前記プリンタコントローラは、プリンタを制御するプリ
ンタ制御手段と、プリンタに送信するためのプリントデ
ータを貯える第１の記憶手段と、フォントおよびプログ
ラムを格納する第２の記憶主手段とを備え、 前記スキャナコントローラは、スキャナを制御するスキ
ャナ制御手段と、前記パーソナルコンピュータとインタ
フェースするインタフェース手段とを備え、 前記プリンタコントローラと前記スキャナコントローラ
とはバスを介して接続され、前記第１の記憶手段は、前
記スキャナ用の記憶手段としても機能することを特徴す
る多機能入出力装置。 - 【請求項２】 前記第１の記憶手段が、ＤＲＡＭとＤＲ
ＡＭ ＳＩＭＭとからなることを特徴とする請求項１記
載の多機能入出力装置。 - 【請求項３】 前記ＤＲＡＭとＤＲＡＭ ＳＩＭＭの記
憶領域を一時的にプリンタ用メモリ領域とスキャナ用メ
モリ領域とに予約し、プリンタ用データはプリンタ用メ
モリ領域に、スキャナ用データはスキャナ用メモリ領域
にそれぞれ格納されることを特徴とする請求項２記載の
多機能入出力装置。 - 【請求項４】 前記スキャナ装置は、イニシエータから
のスキャンデータ要求サイズに対して、前記ＤＲＡＭが
十分な容量を確保できない場合においても、インクリメ
ンタルスキャンを実行することによって要求されたサイ
ズ分のデータを受け渡すように構成されていることを特
徴とする多機能入出力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8187799A JPH1032663A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 多機能入出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8187799A JPH1032663A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 多機能入出力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1032663A true JPH1032663A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16212445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8187799A Pending JPH1032663A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 多機能入出力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1032663A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2345604A (en) * | 1998-10-26 | 2000-07-12 | Hewlett Packard Co | Printer - scanner unit |
| JP2010033602A (ja) * | 2003-11-10 | 2010-02-12 | Ricoh Co Ltd | 画像形成システム |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP8187799A patent/JPH1032663A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2345604A (en) * | 1998-10-26 | 2000-07-12 | Hewlett Packard Co | Printer - scanner unit |
| GB2345604B (en) * | 1998-10-26 | 2003-02-26 | Hewlett Packard Co | Image forming system and method of operating an image forming system |
| JP2010033602A (ja) * | 2003-11-10 | 2010-02-12 | Ricoh Co Ltd | 画像形成システム |
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Legal Events
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