JPS61277530A - シ−ト状物品の供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多数積み重ねられているシート状物品を上の
ものから数枚ごと積み重ねたまま一度に取り出すようＫ
したものに関する。

〔従来の技術、発明が解決しようとする問題点〕従来、
多数積み重ねられているシート状物品を取り出すに当っ
ては、吸盤により上のものから１枚づつ吸着させて取り
出す方式が採られている。

ところが、この方式を採った場合には、きわめ−ａ旧字
が悪いという欠点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、この欠点を解消することを目的として案出さ
れたものであり、多数積み重ねられているシート状物品
のうち少くとも上から何枚目かの物品の側面に係合し、
これらを持ち上げるレバー（６）と、該レバー（６）に
より持ち上げられたシート状物品群（Ａ０）とその下の
シート状物品＾との間に形成される空間！４［Ｃ）に先
端を挿入せしめ得る前後２組の左右一対のレバーとから
なり、前後２組のレバーのうち少くとも１組のレバーを
前後方向に進退自在ならしめたものである。また、この
装置を基柱（１）に対して昇降自在の基台（３）に走行
可能に設ける。

〔作用〕

多数積み重ねられているシート状物品のうち少くとも上
側から何枚目かの物品の側面にレバー（６ｊを係合せし
め、これを第７図に示すように上方へ向けて作動させる
。すると、多数積み重ねられているシート状物品のうち
上記レバー（６）が係合したものより上側に位置する物
品群（Ａ０）は該レバー（６）により片方が持ち上げら
れ、それより下側の物品（Ａ）との間に第７図の（Ｃ）
で示す空間部が形成される。

次いで、第８図に示すようにこの空間部（Ｃ）に前後２
組ある左右一対のレバーをそれぞれ突入せしめる。そし
て、前後２組ある左右一対のレバーのうち少くとも１組
を第８図の位置から第４図の位置まで前進させる。

すると、片方だけ持ち上げられていた物品群（Ａ、）は
第４図に示すように水平状に保たれる。

かくして、多数積み重ねられているシート状物品を上の
ものから数枚ごと積み重ねたまま一度に取り出すことが
できる。

また、上記作業を行う装置を基柱ｆｉ＋に対して昇降自
在の基台（３）に走行可能に設けた場合には、上記作業
を行う装置をその作業後において基台（３）に対して走
行させ得るから、上記作業を経て積み重ねた状態で取り
出された１組の物品群α０）をその状態のまま別の位置
まで搬送することができるのみならず、上記作業を繰り
返し行うことによって多数積み重ねられている物品が次
第に減っていった場合においても、上記作業を行う装置
を備えた基台（３）を基柱（１）に対して所定の位置ま
で順次降下せしめることにより、上記作業を行う装置を
積み重ねられている物品の最上部の高さに対応させるこ
とができ、どの位置においてもシート状物品を上のもの
から数枚ごと積み重ねたまま一度に取り出すことができ
る。

〔実施例〕

本発明の実施例を添付の図面に基いて説明する。

第２図に示すように垂直方向に設けられた左右一対の基
柱（１）、（１）に対し、昇降可能に左右一対の板＋２
１　、　＋２１を設け、両板ｆ２１　、　＋２１間には
棒状の基台（３）を配してその左右両側部を板＋２１　
、　＋２１にそれぞれ固定する。板＋２１　、　（２１
を、即ちこの間に固定された棒状の基台（３）を基柱ｉ
ｌ＋に対して上下動させるには、実施例で示すように板
＋２１　、　［２１の上下に左右一対の無端状チェノｆ
ｉｌ　、　＋４１の両端を固定し、両チェンｔ４）、　
１４１をモーフ（５）の正、逆回転により上下方向に１
動させることにより行うととができる。板＋２１　、　
＋２１あるいけ棒状の基台（３１とシリンダー（図示し
ない）とを関連させ、シリンダーの作動により棒状の基
台（３）を上下動させるようにしてもよい。

棒状の基台（３）の内方には、次に示すようなシート状
物品供給装置を走行可能に設ける。シート状物品供給装
置とは、第３図〜第５図に示すように軸（６ａ）を中心
として揺動し得るレバー（６）と、軸（７ａ）を中心と
して揺動し得る前後２組の左右一対のレバー（７１、（
７１とからなる。軸（６ａ）は第２図における左右方向
に配せられ、また、軸（７ａ）は第３，４図における左
右方向である前後方向に配置せしめられている〇 レバー（６）は多数積み重ねられているシート状物品の
側面に係合し、これを持ち上げる役をなすものであって
、その先端にはシート状物品の側面に係合しやすいよう
に鋸歯状の係止爪（６ｂ）が設けられている。軸（６ａ
）を中心としてレバー（６１を揺動させるに当って、実
施例ではレバー（６）とシリンダー（８）のピストンロ
ンドとを連結した場合を例示する。第６図の状態からシ
リンダー（８）が作動すると、レバー（６）は軸（６ａ
）を支点として揺動する。この際、係止爪（６ｂ）が多
数積み重ねられているシート状物品のうち少くとも上側
から何枚目かの物品の側面に係合するから、それより上
側に位置する物品群（Ａ０）は該レバー（６）により片
方が持ち上げられ、それより下側の物品穴との間に第７
図の（Ｃ）で示す空間部が形成されることになる。なお
、レバー（６）は第６〜８図に示す動きをする場合に限
定されるものではなく、第７図の右側から左方へと進出
して多数積み重ねられているシート状物品の側面に係合
し、しかる後第７図の上方へと移動してシート状物品の
片側だけを持ち上げ、最終的には元の位置へ戻るような
動きをするようなものであってもよい。

一方、前後２組ある左右一対のレバー＋７１　、　＋７
１は、その先端（７，ｂ）　、　（７ｂ）を上記空間部
（Ｃ）に突入せしめることによって上記物品群（Ａ０）
を支受する役をなすものである。前後２組ある左右一対
のレバー（力、け）の先端（ｑｂ）、　ｃｒｂ）蚕上記
空間部（Ｃ）に突入せしめるに当って、実施例では第５
図に示すように左右２つのシリンダー＋９１　、　＋９
１の作動により軸（１０ａ）、　（１０ａ）を中心とし
て揺動するレバー１１０１　、　ｎｏ＋の先端に軸１＋
＋ｌをそれぞれ固定し、左右一対のレバー＋７１　、　
＋７１の二股部分を左右の軸１１１１）。

ｌ１１１に係合せしめた場合を例示する。第５図の状態
からシリンダー＋９１　、　＋９１が作動すると、レノ
く−（１０１、１０１が軸（１０ａ）　、　（１０ａ）
を中心として同図鎖線で示すように揺動するから、鎖線
の位置にあった左右一対のレバー＋７１　、　＋７１は
軸（７ａ）を中心として揺動し、同図実線で示すように
位置をかえる。

かくして、左右一対のレバー＋７１　、　＋７１の先端
（７ｂ）。

（７ｂ）μｆ前後２組とも第７図の（Ｃ）で示す空間部
に突入せしめられる。

前後２組ある左右一対のレバー＋７１　、　ｆｉｌのう
ち少くとも１組（実施例では、第３．４図の左側のもの
）を前後方向（第３，４図の左右方向）に進退自在とす
る。第３図、第４図の左側に位置する左右一対のレバー
ｆ７１　、　ｆｉｌを前後方向（第３．４図の左右方向
）に進退させるに当って、実施例では軸（７ａ）のうち
右側のレバー＋７１　、　＋７１より左側に相当する部
分の外周にネジを刻設し、該部分をネジ捧とし、これに
左側のレバー（７）。

（７）の基部を螺着する場合を例示する。第８図の状態
からネジ欅を回動させると、左側にある左右一対のレバ
ーｉｌ＋　、　＋７１は第４図に示すようにその位置を
かえる。従って、片方だけ持ち上げられていた物品群（
Ａ０）は第４図に示すように水平状に保たれる。かくし
て、多数積み重ねられているシート状物品を上のものか
ら放牧ごと積み重ねたまま一度に取り出すことができる
。なお、ネジ棒を回動させるに当って、実施例ではネジ
欅とギヤモータＱ２１（第３．４図、第６〜８図〕とを
連結し、該ギヤモータ１２］を稼動させることにより行
う場合を例示するが、本発明はこれだけに限定されるも
のではな（、別の手段により左側のレバー（７）が軸（
７ａ）に沿ってスライドするような方式を採ってもよい
。

シリンダー＋９１　、　＋９１を作動させてレバー＋Ｉ
Ｑｌ　、　ｆＩＯ）、レバー＋７１　、　＋７１を第５
図の鎖線で示すように開脚すると、前後２組ある左右一
対のレバー＋７１　、　ｆフｌにより水平状に支受され
ていた数枚１組のシート状物品を所定の位置に降すこと
ができる。

このシート状物品供給装置を棒状の基台（３）に対して
（第１．３．４図、第６〜８図の左右方向Ｋ）走行可能
ならしめるに当って、実施例では上記シート状物品供給
装置を１つの台車錦に塔載し、該台車（１：１０４つの
車輪Ｃ１４１を基台（３）の断面コ字形の溝内に嵌め込
んだ場合を例示する。

そして、棒状の基台（３）にはその上方に左右一対の固
定チエン釉〔第１〜４図、第９図〕を取り付け、台車０
りに取り付けた左右一対のスプロケットαυ、　Ｑφを
該チェノ１１５１　、　Ｑ苗に係合せしめてその上を走
行するようにする。スプロケットａφ。

（泪をチェン輔、αｌ上で回転させるには、例えば第３
，４図に示すようにスプロケツ）（１１，Ｑｅｌの軸（
ｌｅａ）に固定した歯車０ηと、台車０鎚に備え付けた
ブレーキ付のギヤモータα鵠の歯車−とを噛み合わせる
ことにより行うことができる。ギヤモータ錦が正、逆回
転するとスプロケットＱ１．＋＋φは左右一対のチェノ
１１５１　、１１５１上で正、逆回転するから、上記シ
ート状物品供給装置を塔載した台車ａ３＋を基台１３）
に対して第１．３．４図の左右力′向に前進あるいけ後
退させることができる。

かくして、上記シート状物品供給装置は、第１．２図の
上下方向及び第１．３．４図の左右方向に移動させるこ
とができる。従って、上記シート状物品供給装置により
多数積み重ねられているシート状物品を上のものから数
枚ごと積み重ねたまま一度に取り出し、この１組の物品
群（Ａ、）をその状態の捷ま別の位置まで搬送すること
ができるのみならず、多数積み重ねられているシート状
物品を上のものから数枚ごと積み重ねたまま一度に取り
出す作業を繰り返し行うことＫよってその枚数が次第に
減っていった場合においてもその高さに対応してシート
状物品供給装置を備えた基台（３）を基柱ｆ＋１に対し
て所定の位置まで順次降下させることができるから、ど
の位置においてもシート状物品を上のものから数枚ごと
積み重ねたまま一度に取り出すことができる。

実施例に示すように、多数のシート状物品を積み重ねた
状態で収納できるホッパー（Ｂ）の近くに上記装置を備
え付けると、きわめて効率的である。

なお、基−ｉ＋３１は分割できない一体的なものとして
もよいが、実施例では第１．９図の左右２つ割としてあ
り、基台（３）に取り付けである固定チェノ１１５１　
、　ｎ１ｉｌも左右２つ割りとしである。そして、両基
台＋３１　、　ｆ３＋は左右２つの板（２１、＋２１に
別々に取り付けてあって、無端状のチェノ（４）の両端
は第１．９図の左側の板（２）の上下に定着しである。

一方、右側の板（２）及びこれに取り付けられている基
台（３）は、チェノ（４）の駆動には直接的には拘束さ
れないで基柱（１）に沿って自由に滑動し得るものであ
り、基柱（１）洗ストッパー（イ）を設け、これより下
側に下がることがないようになっている。

しかして、左右２つ割りの基台（３）のうち左側の基台
（３）がチェノ（４）の駆動により上昇すると、左右２
つ割りの基台＋３１　、　＋３１の接合部付近において
左側の基台、（３）の下面に設けられた出没自在のピン
ｆ２１）が右側の基台（３）の下面に係合し、これを押
し上げることができる。従って、左右２つ割りの基台＋
３１　、　＋３１１−ｉｌつの基台のようになりそのま
ま上昇せしめられる。なお、左右２つ割りの基台＋３１
　、　＋３１が同じ高さのところにくると、両者の接合
部付近において、右側の基台（３）の上面に設けられた
出没自在のピン■が左側の基台（３）の上面と係合する
ようにしてあって、両基台（３）。

（３）の横一線上の位置ずれかないようにしである。

一方、左右２つ割りの基台＋３１　、　＋３１のうち左
側の基台（３）がチェノ（４）の駆動により降下せしめ
られると、それに応じて右側の基台（３）は基柱ｆｉ＋
に沿って降下せしめられるが、右側の基台（♂）が基柱
ｉｌｌに設けたストッパー缶のところまでくるとそれよ
り下がることはな（、チェノ（４）の引き続いての駆動
により左側の基台（３）だけが降下する。

左右２つ割りの基台＋３１　、　＋３１が左右同じ高さ
となって１つの基台のようになると、基台＋３１　、　
＋３１に取り付けられている固定チェン輔、輔も連結せ
しめられて１本となり、上記台車Ｑｌを第１図鎖線で示
すように右側の基台（３）側へ移動させることができる
。

そして、シリンダー（９）を作動させるこ七により、前
後２組ある左右一対のレバー＋７１　、　［７１を第５
図の実線で示す状態から同図鎖線で示すように開脚する
と、この位置まで運ばれてきた数枚１組の物品群（Ａｌ
ｌ）を別のホッパーば）内へ収納することができる。

このように、基柱（１）に対して基台（３）を左右２つ
割りとし、両基台＋３１　、　＋３１にそれぞれ固定チ
ェノ１１５１　、１１５１を設けた場合には、基柱ｆ１
１　Ｋ対して第１．９図の左側において、上記シート状
物品供給装置をホッパーの）内に積み重ねられているシ
ート状物品の高さに応じてその高さに制限されることな
くどこへでも降下させることができる反面、基柱＋１１
に対して第１．９図の右側においては、上記シート状物
品供給装置の降下位置を所定の高さまでに制限すること
ができ、例えば、別のホッパーｍｌを他の装置との関係
上ホッパー（８１よりも高いところにしか設置できない
場合にもこの機構を用いることができる。

なお、本発明におけるシート状物品供給装置は、多少厚
みのある板紙のほか、第１０図に示すような拡開状態の
箱ハを扁平に折り畳んでシート状にしたもの頭〔第１１
図〕を積み重ねた状態で一度に取り出す場合に応用する
ことができる。特に、第１０図に示すような拡開状態の
箱〆）の場合には同図の（ａ）で示すように貼着部が存
在するため、これを第１１図に示すように扁平に折り畳
んだとき第１１図の左側と右側に現われる側縁部の厚さ
が異なり、これを積み重ねると第１１図の高さＨとｈと
が左右で異なるが、本発明の装置によれば、数枚積み重
ねたものを４本のレバーで支受することができるから、
上記のＨとｈとに差がある場合でも荷くずれするような
ことがない。

〔発明の効果〕

本発明によれば、シート状物品を数枚積み重ねたまま一
度に供給することができるので、その作業をきわめて能
率よく行うことができるだけでなく、４本のレバーで持
ち運ぶことができるので、荷くずれを起すことなく確実
に供給し得るという効果がある。

また、上記装置を基柱に対して昇降自在の基台に走行可
能に設けた場合には、積み重ねられているシート状物品
をどの位置においても上のものから数枚ごと積み重ねた
ままで一度に取り出しその状態のまま別の位置まで搬送
することができるので、シート状物品を用いた箱詰作業
など爾後の一連の作業能率を向上させ得る効果がある。

【図面の簡単な説明】

添付図面は、本発明によるシート状物品の供給装置の実
施例を示すもので、 第１図は、シート状物品を多数収納するホッパーとこれ
より高い位置にある別のホッパーとの間に、本装置を備
え付けた状態を示す側面図、第２図は、これを右側から
見たときの拡大図、第３図〜第５図は、シート状物品の
供給装置の要部を示す平面図、側面図ならびにこれを右
側から見た正面図、 第６図〜第８図は、その作動状態を工程順に示す側面図
、 第９図は、基柱をはさんで基台を左右２つ割りとした状
態を示す拡大側面図、 第１０図、第１１図は、シート状物品の一例を示すもの
で、第１０図は拡開した状態を示す斜視図、第１１図は
これを扁平に折り畳んだ状態を示す拡大断面図、 である。 ｉｌ＋・・・・・・・・基柱、（３）・・・・・・・・
・基台、（６１・・・・・・・・・レパ−１＋７１・・
・・・・・・　レバー、ｆ１２１・・・・・・・・・ギ
ヤモーフ、０３１・・・・・・・・・台車、１１４１・
・・・・・・・車輪、輔・・・・・・・　固定チェノ、
（至）・・・・・・・・・　ストツバ−、（Ａ）　、　
ｍ−・−・−シート状物品、（Ａ０）・・・・・・・・
・物品群、（Ｂｌ　、　（ｍ・・・・・・・・ホッパー
、（Ｃ）・・・・・・・・・空間部。 ほか２名 第２図 第１０図 第１１図 に基　住　　　　　　　　　１５：固定チェノ３：基　
台　　　　　　　　Ａ、Ａ’　：ンート状物品６：レパ
ー　　　　　　　　　Ａｏ：物品群１ニレパー　　　　
　　　　　　Ｂ：ホッパ−１２：ギヤモータ １３：台車 １４：車輪 第４図 第５図 ３：基　台　　　　　　Ａ。：物品群 ６：レバー ７：レハー １２：ギヤモータ １３：台　車 １４：車輪 １５：固定チェン 第７図 ３：基　台 ６ニレパー ７：レバー １２：ギヤモーフ １３：台車 Ａ　：シート状物品 Ａｏ：物品群

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、多数積み重ねられているシート状物品のうち少くと
   も上から何枚目かの物品の側面に係合し、これらを持ち
   上げるレバー（６）と、該レバー（６）により持ち上げ
   られたシート状物品群（Ａ＿０）とその下のシート状物
   品（Ａ）との間に形成される空間部（Ｃ）に先端を挿入
   せしめ得る前後２組ある左右一対のレバーとからなり、
   前後２組のレバーのうち少くとも１組のレバーを前後方
   向に進退自在ならしめたことを特徴とするシート状物品
   の供給装置。 ２、多数積み重ねられているシート状物品のうち少くと
   も上から何枚目かの物品の側面に係合し、これらを持ち
   上げるレバー（６）と、該レバー（６）により持ち上げ
   られたシート状物品群（Ａ＿０）とその下のシート状物
   品（Ａ）との間に形成される空間部（Ｃ）に先端を挿入
   せしめ得る前後２組ある左右一対のレバーとからなり、
   前後２組のレバーのうち少くとも１組のレバーを前後方
   向に進退自在ならしめるとともに、この装置を基柱（１
   ）に対して昇降自在の基台（３）に走行可能に設けたこ
   とを特徴とするシート状物品の供給装置。 ３、前後２組ある左右一対のレバーのうち少くとも１組
   をネジ棒に螺着し、該ネジ棒の回動によりレバーを進退
   させ得るようにした特許請求の範囲第１項記載のシー ト状物品の供給装置。 ４、ネジ棒とギヤモータ（１２）とを連結し、該ギヤモ
   ータ（１２）の稼動によりネジ棒を回動させるようにし
   た特許請求の範囲第３項記載のシート状物品の供給装置
   。