JPS61276850A - 難燃性樹脂組成物 - Google Patents
難燃性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS61276850A JPS61276850A JP11887985A JP11887985A JPS61276850A JP S61276850 A JPS61276850 A JP S61276850A JP 11887985 A JP11887985 A JP 11887985A JP 11887985 A JP11887985 A JP 11887985A JP S61276850 A JPS61276850 A JP S61276850A
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- JP
- Japan
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- flame
- parts
- liquid
- resin composition
- epoxy resin
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野〕
本発明は、テレビジョン受像機用フライバックトランス
等の各種高電圧コイルの絶縁処理に使用する含浸用又は
注入用の難燃性樹脂組成物に関する。
等の各種高電圧コイルの絶縁処理に使用する含浸用又は
注入用の難燃性樹脂組成物に関する。
［発明の技術的背景とその問題点］
フライバックトランス等の各種高電圧コイルは、エポキ
シ樹脂組成物で絶縁処理して製造されている。 そして
それらの工水キシ樹脂組成物には、絶縁特性のみならず
、耐クラツク性および難燃性も要求されている。 また
最近では、コイルの小形化及び工程時間（主に樹脂の硬
化時間）の短縮化に伴い、より低粘度、かつ含浸性の良
好な樹脂組成物が要求されている。
シ樹脂組成物で絶縁処理して製造されている。 そして
それらの工水キシ樹脂組成物には、絶縁特性のみならず
、耐クラツク性および難燃性も要求されている。 また
最近では、コイルの小形化及び工程時間（主に樹脂の硬
化時間）の短縮化に伴い、より低粘度、かつ含浸性の良
好な樹脂組成物が要求されている。
エポキシ樹脂組成物の難燃化には、固体もしくは粉体の
ハロゲン化物と三酸化アンチモンの併用添加又は赤リン
を添加する方法が行われている。
ハロゲン化物と三酸化アンチモンの併用添加又は赤リン
を添加する方法が行われている。
しかし、これらの方法ではｔＪＬ規格を満足させるため
、多量の難燃剤を必要とし、そのため難燃化した樹脂組
成物は高粘度となり、その結果、含浸性が低下し、緒特
性や作業性が劣るという欠点があった。 また三酸化ア
ンチモンは、人体に有害な医薬用外劇物であるため樹脂
組成物製造時、廃棄時にその取扱いに問題があった。
、多量の難燃剤を必要とし、そのため難燃化した樹脂組
成物は高粘度となり、その結果、含浸性が低下し、緒特
性や作業性が劣るという欠点があった。 また三酸化ア
ンチモンは、人体に有害な医薬用外劇物であるため樹脂
組成物製造時、廃棄時にその取扱いに問題があった。
［発明の目的］
本発明の目的は、従来の欠点および問題を解消・解決す
るためになされたもので、コイルの小形化、工程短縮に
好適な低粘度で含浸性に優れた三酸化アンチモンを含ま
ない難燃性樹脂組成物を提供しようとするものである。
るためになされたもので、コイルの小形化、工程短縮に
好適な低粘度で含浸性に優れた三酸化アンチモンを含ま
ない難燃性樹脂組成物を提供しようとするものである。
［発明の概要］
本発明者らは、上記の目的を達成しようと鋭意研究を重
ねた結果、従来の固体もしくは粉体の″難燃剤の代りに
、所定量の液状ブロム化合物を用い、かつ多量の水和ア
ルミナを配合すれば、低粘度で含浸性の優れた難燃性樹
脂組成物が得られることを見いだし、本発明を完成する
に至ったものである。 即ち本発明は、エポキシ樹脂１
００１１１部に対し、１５〜５０重量部の液状ブロム化
合物、１２０〜２５０１１部の水和アルミナを含み、硬
化剤として液状酸無水物系硬化剤を含有することを特徴
とする難燃性樹脂組成物である。
ねた結果、従来の固体もしくは粉体の″難燃剤の代りに
、所定量の液状ブロム化合物を用い、かつ多量の水和ア
ルミナを配合すれば、低粘度で含浸性の優れた難燃性樹
脂組成物が得られることを見いだし、本発明を完成する
に至ったものである。 即ち本発明は、エポキシ樹脂１
００１１１部に対し、１５〜５０重量部の液状ブロム化
合物、１２０〜２５０１１部の水和アルミナを含み、硬
化剤として液状酸無水物系硬化剤を含有することを特徴
とする難燃性樹脂組成物である。
本発明に用いるエポキシ樹脂としては、ビスフェノール
Ａジグリシジルエーテル、ビスフェノールＦジグリシジ
ルエーテル、フタル酸、テレフタル酸、テトラヒトＯフ
タル酸、ヘキサヒドロフタル酸のようなポリカルボン酸
のジグリシジルエーテルおよびシクロヘキセン誘導体の
エポキシ化によって得られるポリエポキシド等が挙げら
れ、これらは単独もしくは混合して用いる。 また必要
に応じて液状モノエポキシ樹脂を加えることもできる。
Ａジグリシジルエーテル、ビスフェノールＦジグリシジ
ルエーテル、フタル酸、テレフタル酸、テトラヒトＯフ
タル酸、ヘキサヒドロフタル酸のようなポリカルボン酸
のジグリシジルエーテルおよびシクロヘキセン誘導体の
エポキシ化によって得られるポリエポキシド等が挙げら
れ、これらは単独もしくは混合して用いる。 また必要
に応じて液状モノエポキシ樹脂を加えることもできる。
本発明に用いる液状ブロム化合物は、２３℃で液状を呈
するもので、ブロム含有量が５０部程度であり低粘度の
ものが適している。 具体的な化合物としては、例えば
ジブロモフェニルグリシジルエーテル、ジブロモクレジ
ルグリシジルエーテル等が挙げられこれらは単独もしく
は２種以上混合して用いる。、液状ブロム化合物の配合
割合は、エポキシ樹脂１００重量部に対し、１５〜５０
重量部が好ましい。 その配合量が１５重量部未満の場
合は、難燃性にあまり効果なく、また５０＠ＩＩ部を超
えると電気特性が低下し好ましくない。
するもので、ブロム含有量が５０部程度であり低粘度の
ものが適している。 具体的な化合物としては、例えば
ジブロモフェニルグリシジルエーテル、ジブロモクレジ
ルグリシジルエーテル等が挙げられこれらは単独もしく
は２種以上混合して用いる。、液状ブロム化合物の配合
割合は、エポキシ樹脂１００重量部に対し、１５〜５０
重量部が好ましい。 その配合量が１５重量部未満の場
合は、難燃性にあまり効果なく、また５０＠ＩＩ部を超
えると電気特性が低下し好ましくない。
本発明に用いる水和アルミナとしては電気絶縁性の優れ
たものが好ましく、通常市販のものが広く使用される。
たものが好ましく、通常市販のものが広く使用される。
これらは単独又は混合して用いる。 水和アルミナの
配合割合は、エポキシ樹脂１００重量部に対して１２０
〜２５０重囲部が望ましい。
配合割合は、エポキシ樹脂１００重量部に対して１２０
〜２５０重囲部が望ましい。
配合量が１２０重量部未満の場合は、難燃性にあまり効
果なく、また２５０重量部を超えると粘度が高くなり作
業性および含浸性に劣り好ましくない。
果なく、また２５０重量部を超えると粘度が高くなり作
業性および含浸性に劣り好ましくない。
本発明に用いる液状酸無水物系硬化剤としては、メチル
テトラヒドロ無水フタル酸、メチルへキサヒドロ無水フ
タル酸等が挙げられ、これらは単独もしくは２種以上混
合して用いる。 酸無水物系硬化剤を用いる場合の反応
促進剤としてイミダゾール化合物、第３級アミン化合物
（例えばトリスジメチルアミノメチルフェノール、ベン
ジルジメチルアミン等）を少量併用する。 これらの中
でも特にイミダゾール化合物が好ましく、これを用いた
ときは樹脂組成物の安定性が良好で、硬化温度が低くて
も耐熱性に優れたエポキシ樹脂組成物が得られる。
テトラヒドロ無水フタル酸、メチルへキサヒドロ無水フ
タル酸等が挙げられ、これらは単独もしくは２種以上混
合して用いる。 酸無水物系硬化剤を用いる場合の反応
促進剤としてイミダゾール化合物、第３級アミン化合物
（例えばトリスジメチルアミノメチルフェノール、ベン
ジルジメチルアミン等）を少量併用する。 これらの中
でも特にイミダゾール化合物が好ましく、これを用いた
ときは樹脂組成物の安定性が良好で、硬化温度が低くて
も耐熱性に優れたエポキシ樹脂組成物が得られる。
本発明に係る難燃性樹脂組成物は、エポキシ樹脂、液状
ブロム化合物、水和アルミナおよび液状酸無水物系硬化
剤を含み、かつ所定の配合割合を有しているものである
。 そしてその配合割合の範囲から外れると難燃性、作
業性、含浸性、電気特性、耐クラツク性、熱放散性が得
られず、またコスト面に悪影響を与えて好ましくない。
ブロム化合物、水和アルミナおよび液状酸無水物系硬化
剤を含み、かつ所定の配合割合を有しているものである
。 そしてその配合割合の範囲から外れると難燃性、作
業性、含浸性、電気特性、耐クラツク性、熱放散性が得
られず、またコスト面に悪影響を与えて好ましくない。
しかしながら、本発明の特性を損うことなく、必要に
応じて他の添加剤例えば希釈剤、変性剤、着色剤、消泡
剤、充填剤等を添加配合することもできる。
応じて他の添加剤例えば希釈剤、変性剤、着色剤、消泡
剤、充填剤等を添加配合することもできる。
こうして得られた難燃性樹脂組成物は、各種の高電圧コ
イル等の絶縁処理に使用される。
イル等の絶縁処理に使用される。
［発明の実施例］
次に本発明を実施例によって説明するが本発明はこれら
の実施例に限定されるものではない。
の実施例に限定されるものではない。
以下の実施例および比較例で「部」とは「重量部」を意
味する。
味する。
実施例 １
第１表に示した組成のとおり、ビスフェノールＡグリシ
ジルエーテル９０部、モノエポキサイドエポキシ樹脂１
０部、ジブロモクレジルグリシジルエーテル１５部、水
和アルミナ２００部、およびシランカップリング剤１部
を混合し、その後硬化剤としてメチルテトラヒドロ無水
フタル酸８０部、反応促進剤としてベンジルジメチルア
ミン１部を加えて混合して難燃性樹脂組成物を得た。
得られた組成物について粘度を試験し、また加熱硬化物
について難燃性、含浸性（含浸空間への含浸率）、誘電
率を試験した。 その結果を第１表に示したが本発明の
効果が認められた。
ジルエーテル９０部、モノエポキサイドエポキシ樹脂１
０部、ジブロモクレジルグリシジルエーテル１５部、水
和アルミナ２００部、およびシランカップリング剤１部
を混合し、その後硬化剤としてメチルテトラヒドロ無水
フタル酸８０部、反応促進剤としてベンジルジメチルア
ミン１部を加えて混合して難燃性樹脂組成物を得た。
得られた組成物について粘度を試験し、また加熱硬化物
について難燃性、含浸性（含浸空間への含浸率）、誘電
率を試験した。 その結果を第１表に示したが本発明の
効果が認められた。
実施例 ２〜３
第１表に示した組成によって、実施例１と同様にして難
燃性樹脂組成物を得た。 そしてまた実施例１と同様に
して諸試験を行ったのでその結果を第１表に示した。
同表にみるとおり、本発明の効果が認められた。
燃性樹脂組成物を得た。 そしてまた実施例１と同様に
して諸試験を行ったのでその結果を第１表に示した。
同表にみるとおり、本発明の効果が認められた。
比較例 １〜２
第１表に示した組成によって、実施例１と同様にして難
燃性樹脂組成物を得た。 得られた組成物について実施
例１と同様にして諸試験を行ってその結果を得たので第
１表に示した。
燃性樹脂組成物を得た。 得られた組成物について実施
例１と同様にして諸試験を行ってその結果を得たので第
１表に示した。
第１表
第 １ 表（つづき）
＊１ ：実際のコイルでの評価
［発明の効果］
以上の説明および第１表から明らかなように、本発明の
難燃性樹脂組成物は低粘度で含浸性に優れており、かつ
三酸化アンチモンが含まれていないため取扱いも簡単で
、しかも難燃性に優れている。 この組成物は、これら
の特性が重要視される各種高電圧コイルの含浸、注入用
の樹脂組成物として好適なものである。
難燃性樹脂組成物は低粘度で含浸性に優れており、かつ
三酸化アンチモンが含まれていないため取扱いも簡単で
、しかも難燃性に優れている。 この組成物は、これら
の特性が重要視される各種高電圧コイルの含浸、注入用
の樹脂組成物として好適なものである。
Claims (1)
- １ エポキシ樹脂１００重量部に対し、１５〜５０重量
部の液状ブロム化合物、１２０〜２５０重量部の水和ア
ルミナを含み、硬化剤として液状酸無水物系硬化剤を含
有することを特徴とする難燃性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11887985A JPS61276850A (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 | 難燃性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11887985A JPS61276850A (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 | 難燃性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61276850A true JPS61276850A (ja) | 1986-12-06 |
Family
ID=14747386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11887985A Pending JPS61276850A (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 | 難燃性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61276850A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109880291A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-06-14 | 东莞市昱懋纳米科技有限公司 | 一种环保绝缘材料 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4999197A (ja) * | 1973-01-19 | 1974-09-19 | ||
| JPS509033A (ja) * | 1973-05-30 | 1975-01-30 | ||
| JPS50158697A (ja) * | 1974-06-14 | 1975-12-22 |
-
1985
- 1985-06-03 JP JP11887985A patent/JPS61276850A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4999197A (ja) * | 1973-01-19 | 1974-09-19 | ||
| JPS509033A (ja) * | 1973-05-30 | 1975-01-30 | ||
| JPS50158697A (ja) * | 1974-06-14 | 1975-12-22 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109880291A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-06-14 | 东莞市昱懋纳米科技有限公司 | 一种环保绝缘材料 |
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