JPS61127722A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物

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JPS61127722A
JPS61127722A JP24822584A JP24822584A JPS61127722A JP S61127722 A JPS61127722 A JP S61127722A JP 24822584 A JP24822584 A JP 24822584A JP 24822584 A JP24822584 A JP 24822584A JP S61127722 A JPS61127722 A JP S61127722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
resin composition
alumina filler
alkoxysilane
curing
Prior art date
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Pending
Application number
JP24822584A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichirou Ichikawa
市川 以知郎
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Kyocera Chemical Corp
Original Assignee
Toshiba Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、六フッ化硫黄(SF、)等と接触して使用さ
れる固体絶縁体など、高度な特性が要求される注形品用
のエポキシ樹脂組成物の改良に関する。
[発明の技術的背景とその問題点l SF6等の気体絶縁体と接触して使用される固体絶縁体
には、充填剤としてアルミナを使用する注形用エポキシ
樹脂組成物が一般的に用いられている。
しかし、アルミナは、注形用樹脂となじみが悪く樹脂組
成物の強度を低下させることがあり、また比重が大きい
ため樹脂組成物において沈降しやすく、不均一分散とな
りやすい欠点がある。 このような欠点は、エポキシ当
fi1350以上のビスフェノールAジグリシジルエー
テルのような高粘度のエポキシ樹脂を使用することによ
っである程度改良されるものの、注形の作業性が悪くな
る。
作業性が優れ、かつ安価な液状エポキシ樹脂を使用した
のでは、沈降を改良することができず、また強度も低下
するという上記欠点が顕著に現れる。
このため、組成物にイオン性の界面活性剤やチタネート
系カップリング剤やシランカップリング剤を添加する方
法が行われている。 イオン性界面活性剤は、エポキシ
樹脂の反応性を高め、ポットライフを短くする欠点をも
っているため、エポキシ樹脂の種類によっては使用でき
ないものがある。
しかもこれを用いたエポキシ樹脂注形量は耐湿性が悪く
、吸湿時の電気特性を低下させ、高度な特−性を要する
固体絶縁体には使用できないという欠点がある。 チタ
ネート系カップリング剤を用いたエポキシ樹脂組成物で
は、強度が向上せずカップリング剤本来の効果はそれほ
ど期待できない。
シランカップリング剤を使用することも広く行われてい
るが、充填剤がアルミナである場合、そめ効果は小さく
使用するコストメリットは生じていない。
[発明の目的] 本発明の目的は、前記の欠点を解消しようとするもので
、アルミナ充填剤のエポキシ樹脂とのなじみを良くし、
沈降を防止した、低粘度の組成物を形成し、硬化後にお
いて高強度の注形量が得られるエポキシ樹脂組成物を提
供しようとするものである。
[発明の概要] 本発明者は、上記の目的を達成するため種々検討した結
果、アルミナ充填剤含有のエポキシ樹脂組成物において
、カップリング剤としてジルコアルミネートとアルコキ
シシランとを併用することによって、アルミナ充填剤の
沈降を防止し、しかも硬化後の注形量の強度も向上する
ことを見いだし、本発明に至ったものである。
即ち、本発明は、エポキシ樹脂、エポキシ樹脂の硬化剤
、アルミナ充填剤、ジルコアルミネートおよびアルコキ
シシランを含有することを特徴とするエポキシ樹脂組成
物である。 そしてジルコアルミネートをアルミナ充填
剤100!量部に対して0.01〜2.0重量部、また
アルコキシシランをアルミナ充填剤100重量部に対し
て0.2〜3.0重量部含有することが好ましく特性上
も良い。
本発明に用いるエポキシ樹脂としては、汎用のあらゆる
タイプのエポキシ樹脂を用いることができる。 例えば
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型
エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、
クレゾールノボラツ型りエボキシ樹脂、グリシジルエー
テル型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹
脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、線状脂肪族エポ
キシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、複素環式エポキシ樹脂
、ハロゲン化エポキシ樹脂、ヒダントイン型エポキシ樹
脂等が挙げられ、これらは単独もしくは2種以上混合し
て用いる。
本発明に用いる硬化剤としては、カルボン酸系無水物又
はアミン系のものがある。 例えばカルボン酸系のもの
では無水フタル酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水へ
キサヒドロフタル酸、無水ナジック酸、無水メチルナジ
ック酸、無水コハク酸、無水トリメリット酸、無水ピロ
メリット酸、3.3’ 、4.4’ −ベンゾフェノン
テトラカルボン酸無水物、無水テトラブロムフタル酸、
無水クロレンディック酸等があり、アミン系ものではメ
タフェニレンジアミン、バラフェニレンジアミン、ジア
ニシジン、2.6−ジアミツビリジン、1.4−ナフチ
レンジアミン、1,5−ナフチレンジアミン、2.6−
ナフチレンジアミン、4.4′ −ジアミノジフェニル
メタン、4.4’ −ジアミノジフェニルエーテル、4
.4’ −ジアミノジフェニルプロパン、4.4′ −
ジアミノジフェニルチオエーテル、4.4′ −ジアミ
ノシフIニルケトン等が挙げられ、これらは単独もしく
は211以上混合して用いる。
更に必要に応じて3級アミンや4級アンモニウム塩、イ
ミダゾール、BF、錯塩等の硬化促進剤を使用すること
ができる。
本発明に用いるアルミナ充填剤としては、平均粒径60
μ−以下のものが好ましい。 粒径が60μmを超える
と沈降が大きく特性が低下し好ましくない。 アルミナ
充填剤の配合量は、エポキシ樹脂100重量部に対して
200〜600重量部で、200重量部未満では強度が
低下し、また600311部を超えると作業性が悪(好
ましくない。 従って上記範囲内がよい。
本発明に用いるジルコアルミネートとしては、キャブコ
モオドAPG、キャブコモオドMPM。
キャブコモオドMPG<いずれも米国キャベダンケミカ
ル社製、商品名)等が挙げられ、単独もしくは、混合し
て用いる。 ジルコアルミネートは通常エチレングリコ
ール等の溶剤で希釈されたものを使用するが、エポキシ
樹脂の硬化温度が100℃以上の高温を要する場合、低
沸点の溶剤が揮発−し、組成物の均一性を悪くすること
がある。 このような場合は、溶剤の沸点がエポキシ樹
脂組成物の硬化温度よりも高い溶剤で希釈したジルコア
ルミネートを使用する必要がある。 本発明者の研究に
よれば100〜130℃の硬化温度を要するエポキシ樹
脂組成物においては、160 ’C以上の沸点を有する
グリコール類で希釈したジルコアルミネートであること
が必要である。 ジルコアルミネートの配合量は、アル
ミナ充填剤10011部に対して、0.01〜2.0重
1部含有することが必要である。 配合mが0.01重
量部未満では沈降防止に効果なく、また2、0重量部を
超えると分離し組成物が均一にならず硬化に悪影響を与
え好ましくない。
本発明に用いるアルコキシシランとしては、アルコキシ
部分に反応基を有するものや、分子量の大きいものがよ
く、従来のシランカップリング剤等も使用することがで
きる。 具体的には、メチルトリ(グリシジルオキシ)
シラン、ヘキサデシルトリエトキシシラン、オクタデシ
ルトリエトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、γ
−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン等が挙げら
れ、これらは単独もしくは2種以上混合して用いる。 
アルコキシシランの配合量は、アルミナ充填剤1001
憬部に対して0.2〜3.0重a部であることが必要で
ある。 配合量が0.2重量部未満ではなじみ性に効果
なく、また3、0重量部を超えると添加量に比例した効
果はなくコストメリットがでない。 従って上記の範囲
内に限定される。
本発明の特徴はジルコアルミネートとアルコキシシラン
を併用することである。 併用したことによってアルミ
ナ充填剤を使用した樹脂組成物を、沈降の防止された高
強度の注形量が得られるエポキシ樹脂組成物になし得、
得られた注形量は、気体絶縁物媒体と接触して使用され
る固体絶縁体として、優れた特性を有したものを製造す
ることができる。
本発明のエポキシ樹脂組成物は前述の各成分を含有する
が、必要に応じて離型剤、難燃剤、着色剤等を本発明の
主旨を損わない範囲において適宜添加配合することがで
きる。 こうして得られたエポキシ樹脂組成物は、電気
a器、特にガス絶縁機器等に有利に応用することができ
る。
[発明の実施例] 次に本発明の実施例について説明する。
実施例 1 エポキシ樹脂エボミックR−140(三井石油エポキシ
社製、商品名)100gに対し、硬化剤としてリカジッ
ドMト1−700(新日本理化社製、商品名) 860
 、硬化剤促進剤としてU−カチオン5A−102(サ
ンアボット社製、商品名)1gおよびアルミナ充填剤3
00gを配合した。 更にキャブコモオドMPM (キ
ャベダンケミカル社製、商品名)  1.5!I+およ
びアルコキシシランMTS−3GD(大ハ化学社製、商
品名)  1.5(lを添加してエポキシ樹脂組成物を
得た。 この組成物を注形して100℃で6時間、更に
150’Cで10時間加熱硬化させて固体絶縁体を製造
した。 このエポキシ樹脂注形量の機械的特性、電気特
性等を試験したが本発明の顕著な効果が認められた。 
これらの結果を第1表に示した。
実施例 2 エポキシ樹脂エピコート#807 (油化シェル社製、
商品名) 701J 、エピコート#871(油化シェ
ル社製、商品名) 30Q 、硬化剤のl−I N −
2200(日立化成工業社製、商品名) 75a 、硬
化促進剤のベンジルジメチルアミンo、sgおよびアル
ミナ充填剤450oを配合した。 更にキャブコモオド
APG(キャベダンケミカル社製、商品名)3g、およ
びアルコキシシランA−187(LICC社製、商品名
)2gを配合してエポキシ樹脂組成物を得た。 この組
成物を注形し、90’Cで6時間、更に 130℃で1
0時間加熱硬化させて固体絶縁体を製造した。 実施例
1と同様に組成物の諸特性を、2Mしたのでその結果を
第1表に示した。
実施例 3 エポキシ樹脂アラルダイトCT2O0(チバガイギー社
製、商品名)85g、アラルダイトCY179(チバガ
イギー社製、商品名)15g、硬化剤としてハードナー
H7903(チバガイギー社製、商品名)35(1,ア
ルミナ充填剤200g、キャブコモオドMPG(キャベ
ダンケミカル社製、商品名)  o、sg 、およびア
ルコキシシランGPS−M(チッソ社製、商品名>  
0.5(Jを配合してエポキシ樹脂組成物を得た。 こ
の組成物を注形し、120℃で24時間、更に140℃
で24時間加熱硬化させて固体絶縁体を製造した。 組
成物の緒特性を実施例と同様に試験したのでその結果を
第1表に示した。
比較例 1 実施例1からジルコアルミネートおよびアルコキシシラ
ンを除いた以外はすべて実施例1と同様にして、エポキ
シ樹脂組成物、固体絶縁体を製造し、また同様に緒特性
も試験したので第1表に示した。
比較例 2 実施例1からジルコアルミネートを除いた以外はすべて
実施例1と同様にしてエポキシ樹脂組成物、固体絶縁体
を製造し、また同様に緒特性も試験したのでその結果を
第1表に示した。
比較例 3 実施例1からアルコキシシランを除いた以外はすべて実
施例1と同様にしてエポキシ樹脂組成物、固体絶縁体を
製造し、また同様に緒特性を試験したのでその結果を第
1表に示した。
比較例 4 実施例2からジルコアルミネートおよびアルコキシシラ
ンを除いた以外はすべて実施例2と同様にしてエポキシ
樹脂組成物、固体絶縁体を製造し、また同様に緒特性を
試験したのでその結果を第1表に示した。
比較例 5 実施例3からジルコアルミネートおよびアルコキシシラ
ンを除いた以外はすべて実施例3と同様にしてエポキシ
樹脂組成物、固体絶縁体を製造し、また同様に緒特性を
試験したのでその結果を第1表に示した。
[発明の効果] 第1表から明らかなように本発明のエポキシ樹脂組成物
は、ジルコアルミネートとアルコキシシランを併用した
ことによっC1アルミナ充填剤の沈降を防止し、また機
械的特性および耐クラツク性に特に浸れ、更にその他の
特性も低下しないという本発明の顕著な効果が認められ
た。 これらは固体絶縁往形品としての特性を十分満足
するものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エポキシ樹脂、エポキシ樹脂の硬化剤、アルミナ充
    填剤、ジルコアルミネートおよびアルコキシシランを含
    有することを特徴とするエポキシ樹脂組成物。 2 ジルコアルミネートをアルミナ充填剤100重量部
    に対して、0.01〜2.0重量部含有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のエポキシ樹脂組成物
    。 3 アルコキシシランをアルミナ充填剤100重量部に
    対して、0.2〜3.0重量部含有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項又は第2項記載のエポキシ樹脂
    組成物。
JP24822584A 1984-11-26 1984-11-26 エポキシ樹脂組成物 Pending JPS61127722A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63183914A (ja) * 1987-01-26 1988-07-29 Matsushita Electric Works Ltd 重電部品用エポキシ樹脂組成物
JPS6430103A (en) * 1987-07-24 1989-02-01 Toshiba Chem Corp Conductive paste
JPH03119051A (ja) * 1989-10-02 1991-05-21 Toray Ind Inc エポキシ樹脂組成物
JP2008011648A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Nippon Steel Corp 積層モータコア表面の絶縁被膜被覆方法

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