JPS6127606Y2 - - Google Patents

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JPS6127606Y2
JPS6127606Y2 JP16282082U JP16282082U JPS6127606Y2 JP S6127606 Y2 JPS6127606 Y2 JP S6127606Y2 JP 16282082 U JP16282082 U JP 16282082U JP 16282082 U JP16282082 U JP 16282082U JP S6127606 Y2 JPS6127606 Y2 JP S6127606Y2
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recovery tank
intake
suction
pipe
chamber
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JP16282082U
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JPS5965714U (ja
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  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ウエツト型集塵機に実施して好適な
水量認識装置に関する。
本出願人は、先に、実願昭57−148824号の出願
で、フアンモータの吸気と排気を切換えて回収タ
ンク室に作用させることにより、ダストを混在さ
せた汚水(以下単に混合汚水と云う。)を回収タ
ンク室に回収し、また、回収タンク室より排水で
きる様に構成したウエツト型集塵機を提案した
が、この種形式のウエツト型集塵機に於いて、混
合汚水は密閉構造の回収タンク室内に回収されて
いる関係上、外部よりその量を確認することがで
きず、従つて、回収した混合汚水の量が多い場合
は、集塵機が重くなつて移動が困難に成る問題
と、集塵(掃除)を始めると早々にタンクが満杯
になつて排水のため集塵が出来なく成る場合があ
り、使用上大変不便であつた。
上述した各問題点は、上記回収タンク室の側面
に水量確認用の透明な覗き窓を設けるか、回収タ
ンク室の外側に透明パイプから成る水位計を設け
ることによつて解決可能であるが、しかし、回収
タンク室内の混合汚水には各種のミストが含まれ
ている関係で、上記の覗き窓及び水位計は直ぐに
汚れて水量の確認ができなく成るため、掃除を頻
繁に行なわなくてはならない煩わしさがあつた。
而して、本考案は上述した点に鑑み考案された
ものであつて、その目的は、回収タンク室内に収
容した混合汚水の量を回収タンク室の外より容易
に確認できると共に、回収された混合汚水によつ
て汚された透明な確認部を、排水時に混合汚水が
自己洗滌する様に工夫したウエツト型集塵機の水
量認識装置を提供する点にあり、本考案では、回
収タンクの側面に、弁蓋を開閉自在に取付けた内
端口の側を回収タンクの内部に水平方向に突出さ
せて取付けた吸排水管と、回収タンクの底部側面
に突出した連通管との間に、一部又は全部を透明
に構成した吸排水用の縦管を縦設することによつ
て、上記の目的を達成している。
次に、上述した本考案の好適な一実施例を添附
した図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図は本考案の水量確認装置を実施したウエ
ツト型集塵機の全体を示す正断面図であつて、本
考案の構成を説明する前に、必ず、このウエツト
型集塵機の構成を図面と共に説明する。
図中、10は回収タンク、11はこの回収タン
ク10の上面部に取付けた上蓋ケース体で、回収
タンク10内のタンク室10Aと、上蓋ケース体
11内の吸排気室11Aとは仕切板12によつて
気密に隔てられており、且つ、吸排気室11Aに
は外気に通じる外気口11a…が開口されてい
る。また、回収タンク10の側面には内端側をタ
ンク室10A内に水平に突設した混合汚水の吸排
水管13が取付けられ、この吸排水口13の内端
口13aには弁蓋14が開閉自在に取付けられて
いる。
また、20は上記吸排気室11A内に取付けた
フアンモータで、このモータ20の排気穴20A
…と底面に設けた吸気穴20Bの部分は仕切板1
2を通して回収タンク室10A側に位置し、更に
具体的には、排気穴20A…は上記仕切板12の
底面に区画形成した排気室21に、また、吸気穴
20Bは排気室21の底部側に区画形成した吸気
室22の取付口22aに臨んでいる。23は水平
に屈曲した上端部23aを上記吸排気室11A内
に挿入し、下端部23bを上記の吸気室22に連
設した吸気管で、上端部23aは閉塞されてい
る。
次に、30は上記吸気管23の上端部23aの
上面に開口した外気用の吸気口で、31,32は
上記排気室21の上下面、即ち、仕切板12の該
当部と排気室21の底面に開口した排気口を示
す。排気室21はこれ等上下の排気口31,32
によつて吸排気室11Aと回収タンク室10Aの
相方に連通している。また、33は上記吸気室2
2の底面に回収タンク室10Aに向けて開口した
吸引用の吸気口で、これ等各口30,31,3
2,33はいずれも同一垂直線上に形成されてい
る。
40は上蓋ケース体11の上側外部より、その
下端側を吸排気室11A、吸気管23の上端部2
3a内、排気室21、吸気室22の順番に挿通し
て回収タンク室10Aに突出した切換レバーで、
この切換レバー40は上述した吸気口30と33
及び上下の排気口31,32の各中心を挿通する
仕組に成つている。
50は上記回収タンク室10Aに突出した切換
レバー40の下端部に上下移動自在に装着したフ
ロートで、このフロート50は吸引運転によつて
回収タンク室10A内に回収した混合汚水Wの水
位の上昇に従つて浮上し、満水に達すると上記吸
気室22の吸気口33を第2図の如く閉塞して混
合汚水の吸込みを停止する。また、フロート50
を取付けた切換レバー40の下端部は略L字状に
屈曲41されていて、フロート50の脱落を防止
すると共に、満水に達する前でも切換レバー40
の引上操作によつてフロート50を引上げて吸気
口33を閉塞できる仕組に成つている。
また、51は吸排気室11A内の切換レバー4
0の部分に取付けた第1切換弁で、この切換弁5
1は常時第1図の如く吸気管23の吸気口30を
閉塞しているが、切換レバー40を引上操作する
と、吸気口30を開放することができる。52は
排気室22内の切換レバー40の部分に取付けた
第2切換弁で、この弁52は常時第1図の如く排
気室22の底部排気口32を閉塞しているが、切
換レバー40を引上操作すると、上部排気口31
を閉塞して底部排気口32を開放し、排気室22
を回収タンク室10Aに連通する仕組に成つてい
る。尚、図中60はフロート50の防護アミであ
る。
本考案を実施するウエツト型集塵機は以上述べ
た如き構成であるから、第1図に示した吸引運転
の状態でフアンモータ20を回転すれば、フアン
モータ20の吸引作用が吸気室22の吸気口33
を通して回収タンク室10A側に及ぶため、混合
汚水はこの吸引作用によつて吸排水管13より回
収タンク室10A内に吸引回収される。この時、
吸排水管13より吸引される混合汚水の一部は、
弁蓋14を押し開きながら回収タンク室10A内
に落水回収されて曝気され、また、他の混合汚水
はこの吸排水管13に分岐形成した後述する吸排
水用の縦管を通して回収タンク室10Aの底部水
中に回収されるため、回収タンク室10A内に於
ける混合汚水の泡立ちを防止できる。
以上の様にして回収した混合汚水の量が増して
水位が上がると、満水の時点でフロート50が吸
気口33を閉塞してフアンモータ20の吸引作用
を遮断し、合せて、吸気口33からの汚水の侵入
を防止する。満水に達したら適当な警報手段等に
基づいてレバー40を引上操作する。切換レバー
40を引上げると、第1切換弁51が吸気管23
の吸気口30を開放し、第2切換弁52が底部排
気口32を開放して反対に上部排気口31を閉塞
するため、フアンモータ20の排気が排気室22
を通して回収タンク室10A内に作用され、回収
タンク室10A内の圧力を高めて回収した混合汚
水を、後述する吸排水用の縦管を通して水平な吸
排水管13より外部に排水することができる。こ
の排水に当つては、圧力によつて吸排水管13の
弁蓋14は閉じられ、排水は専ら縦管側より行な
われる。
尚、上述した排水作業は、回収した混合汚水が
満水に達する前、即ち、フロート50が吸気口3
3を閉塞する前に行なえることは勿論であり、こ
の場合は切換レバー40を引上げれば下端の屈曲
部41がフロート50を引上げて吸気口33の閉
塞を行なう。また、切換レバー40の引上げは、
満水信号に基づいて作動する引上装置によつて自
動化することも可能である。
以上の如く構成したウエツト型集塵機に実施し
て好適な本考案の水量認識装置は、前記回収タン
ク10の外側に突出した吸排水管13の下面接続
口13bと、回収タンク10の底部側面に接続し
た逆T字状エルボ型に形成した連通管71の上面
接続口71aの間に、符号70で全体的に示した
一部又は全部透明の吸排水用の縦管を、回収タン
ク10の外壁に沿わせて垂直に接続することによ
つて構成される。
この様に構成した本考案の水量認識装置によれ
ば、透明なガラス管又はホースで造つた吸排水用
の縦管70を見ることによつて、回収タンク室1
0A内に収容された混合汚水の水位を一目で判断
することができるため、水量が多い場合は適宜切
換レバー40を引上げて排水し、集塵機の移動と
運転を円滑に行なうことができると共に、混合汚
水によつて汚された縦管70の内側面は、この縦
管70を通つて勢いよく排水される混合汚水によ
つて洗われるから、縦管70が汚れて混合汚水の
水位を確認できなくなる心配はない。
尚、第1図に於いて72は連通管71の横口7
1bに取付けたキヤツプで、このキヤツプ72を
開くことによつて回収タンク室10A内の混合汚
水を全て抜くことも可能である。
従つて、本考案に係る水量確認装置によれば、
フアンモータの吸引作用によつて回収タンク室内
に回収した混合汚水の量を外部から吸排水用の縦
管を透して確認できるため、集塵機の移動或は運
転に当つては、縦管を透して混合汚水の量を見る
ことにより、水量が多い場合はレバー操作等によ
つてこれを排水すれば、移動及び運転を支障無く
行なうことができる一方、縦管は排水される混合
汚水によつて内側面が洗われるため、両倒な掃除
を行なわなくても常に水位を正しく確認すること
ができる。また、縦管の下端は回収タンク室の底
部に接続してある関係で、フアンモータの排圧に
よる排水時にタンク内の混合汚水の殆んど全部を
排水できる利点も備えるものであつて、構成が簡
単で実施が容易な点と相俟つて、各種ウエツト型
集塵機に実施して洵に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る水量認識装置を備えたウ
エツト型集塵機の吸水時の状態を示した正断面図
で、第2図はフロート部分の拡大正面図である。 10……回収タンク、13……吸排水管、13
a……内端口、14……弁蓋、20……フアンモ
ータ、70……一部又は全部を透明にした吸排水
用の縦管、71……連通管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フアンモータ20の吸気と排気を切換えて回収
    タンク10内に作用させることにより、ダストを
    混在した汚水を回収タンク10に取付けた吸排水
    管13を通して回収タンク10内に吸水し、ま
    た、排水する様に構成したウエツト型集塵機に於
    いて、弁蓋14を開閉自在に取付けた上記吸排水
    管13の内端口13aを、上記回収タンク10の
    内部に水平方向に突設し、また、上記の吸排水管
    13と回収タンク10の底部側面に突出した連通
    管71との間には、一部又は全部を透明にした吸
    排水用の縦管70を縦設したことを特徴とするウ
    エツト型集塵機の水量認識装置。
JP16282082U 1982-10-27 1982-10-27 ウエツト型集塵機の水量認識装置 Granted JPS5965714U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16282082U JPS5965714U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 ウエツト型集塵機の水量認識装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16282082U JPS5965714U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 ウエツト型集塵機の水量認識装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5965714U JPS5965714U (ja) 1984-05-02
JPS6127606Y2 true JPS6127606Y2 (ja) 1986-08-18

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ID=30357436

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JP16282082U Granted JPS5965714U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 ウエツト型集塵機の水量認識装置

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