JPS625211Y2 - - Google Patents

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JPS625211Y2
JPS625211Y2 JP17385282U JP17385282U JPS625211Y2 JP S625211 Y2 JPS625211 Y2 JP S625211Y2 JP 17385282 U JP17385282 U JP 17385282U JP 17385282 U JP17385282 U JP 17385282U JP S625211 Y2 JPS625211 Y2 JP S625211Y2
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JP17385282U
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  • Gasket Seals (AREA)
  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ウエツト型集塵機に実施して好適な
気密保持装置に関する。
本出願人は、先に、実願昭57−148824号の出願
で、上蓋ケース体に取付けたフアンモータの吸気
と排気を切換えて回収タンクに作用させることに
より、ダストを混在させた汚水(以下単に混合汚
水と云う。)を回収タンクに回収(吸水)し、ま
た、回収タンクより排水できる様に構成したウエ
ツト型集塵機を提案したが、この種形式のウエツ
ト型集塵機では、上記フアンモータによる汚水の
回収と排水を適格に行なうために、回収タンクに
対して取外し自在に構成した上蓋ケース体を、回
収タンクの上口に気密に取付ける必要があり、従
つて、回収タンクと上蓋ケース体の間にパツキン
を介在する一方、上蓋ケース体をクランプ等によ
つて回収タンクに取付けて空気洩れを防止してい
た。
しかし、上記パツキンとクランプ等による気密
保持の場合、フアンモータの吸気による汚水の回
収時には、回収タンク内が負圧になつてパツキン
が締付けられる関係上、空気洩れの問題は発生し
ないが、フアンモータの排気によつて回収タンク
内の汚水を排水する時は、回収タンク内が正圧に
なつて上蓋ケース体を押し開く方向に力が作用す
るため、通常のパツキンでは空気洩れを防止でき
ず、クランプ及びその他の締付部材を多数取付け
て、これ等の強い力で空気洩れを防いでいた。従
つて、従来のこの種ウエツト型集塵機は、回収タ
ンクの外側に気密保持用の多数のクランプ或はそ
の他の締付部材が装備されているため、外観上の
体裁が非常に悪るく、また、上蓋ケース体の取外
し作業が煩雑化して取扱いが面倒に成るとか、部
品点数の増加によるコスト高といつた各種の問題
があつた。
而して、本考案は上述した点に鑑み考案された
ものであつて、その目的は、回収タンク内の圧力
が上がれば上る程より完全に空気洩れを防止でき
る様に工夫したウエツト型集塵機の気密保持装置
を提供する点にあり、本考案では上記の目的を達
成するために、回収タンクと上蓋ケース体の間に
介在するゴムパツキンを、断面略横U字形の特殊
形状に造り、回収タンク内に正圧が働くとこのパ
ツキンが回収タンクの上口に密接して空気洩れを
防止し、以つて、回収タンクと上蓋ケース体を少
い数のクランプによつて取付けられる様に構成し
ている。
次に、上述した本考案の好適な一実施例を添附
した図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図は本考案の気密保持装置を備えたウエツ
ト型集塵機の全体を示す正断面図であつて、本考
案の構成を説明する前に、先ず、このウエツト型
集塵機の構成を図面と共に説明する。
図中、10は回収タンク、11はこの回収タン
ク10の開放された上口10aに取付けた上蓋ケ
ース体で、回収タンク10内のタンク室10A
と、上蓋ケース体11内の吸排気室11Aとは、
上蓋ケース体11の底部仕切板12によつて気密
に隔てられており、且つ、吸排気室11Aには外
気に通じる外気口11a…が開口されている。ま
た、回収タンク10の側面にはタンク室10Aに
向けて混合汚水の吸排水口13が取付けられ、こ
の吸排水口13の内端口13aには弁蓋14が開
閉自在に取付けられている。15は吸排水口13
の途中に分岐接続した透明な吸排水管で、この管
15の下端は回収タンク10の底部に接続されて
いる。16…は回収タンク10に取付けたクラン
プで、このクランプ16を回動して上蓋ケース体
11側のフツク17…に懸掛けすることにより、
上蓋ケース体11を回収タンク10の上口10a
に固定できる仕組に成つている。
また、20は上記吸排気室11A内に取付けた
フアンモータで、このモータ20の排気穴20A
…と底面に設けた吸気穴20Bの部分は仕切板1
2を通して回収タンク室10A側に位置し、更に
具体的には、排気穴20A…は上記仕切板12の
底面に区画形成した排気室21に、また、吸気穴
20Bは排気室21の底部側に区画形成した吸気
室22の取付口22aに臨んでいる。23は水平
に屈曲した上端部23aを上記吸排気室11A内
に挿入し、下端部23bを上記の吸気室22に連
設した吸気管で、上端部23aは閉塞されてい
る。
次に、30は上記吸気管23の上端部23aの
上面に開口した外気用の吸気口で、31,32は
上記排気室21の上下面、即ち、仕切板12の該
当部と排気室21の底面に開口した排気口を示
す。排気室21はこれ等上下の排気口31,32
によつて吸排気室11Aと回収タンク室10Aの
相方に連通している。また、33は上記吸気室2
2の底面に回収タンク室10Aに向けて開口した
吸引用の吸気口で、これ等各口30,31,3
2,33はいずれも同一垂直線上に形成されてい
る。
40は上蓋ケース体11の上側外部より、その
下端側を吸排気室11A、吸気管23の上端部2
3a内、排気室21、吸気室22の順番に挿通し
て回収タンク室10Aに突出した切換レバーで、
この切換レバー40は上述した吸気口30と33
及び上下の排気口31,32の各中心を挿通する
仕組に成つている。
50は上記回収タンク室10Aに突出した切換
レバー40の下端部に上下移動自在に装着したフ
ロートで、このフロート50は吸引運転によつて
回収タンク室10A内に回収した混合汚水Wの水
位の上昇に従つて浮上し、満水に達すると上記吸
気室22の吸気口33を第2図の如く閉塞して混
合汚水の吸込みを停止する。また、フロート50
を取付けた切換レバー40の下端部は略L字状に
屈曲41されていて、フロート50の脱落を防止
すると共に、満水に達する前でも切換レバー40
の引上操作によつてフロート50を引上げて吸気
口33を閉塞できる仕組に成つている。
また、51は吸排気室11A内の切換レバー4
0の部分に取付けた第1切換弁で、この切換弁5
1は常時第1図の如く吸気管23の吸気口30を
閉塞しているが、切換レバー40を引上操作する
と、吸気口30を開放することができる。52は
排気室22内の切換レバー40の部分に取付けた
第2切換弁で、この弁52は常時第1図の如く排
気室22の底部排気口32を閉塞しているが、切
換レバー40を引上操作すると、上部排気口31
を閉塞して底部排気口32を開放し、排気室22
を回収タンク室10Aに連通する仕組に成つてい
る。尚、図中60はフロート50の防護アミであ
る。
本考案を実施するウエツト型集塵機は以上述べ
た如き構成であるから、第1図に示した吸引運転
の状態でフアンモータ20を回転すれば、フアン
モータ20の吸引作用が吸気室22の吸気口33
を通して回収タンク室10A側に及ぶため、混合
汚水はこの吸引作用によつて吸排水口13より回
収タンク室10A内に吸引回収される。この時、
吸排水口13より吸引される混合汚水の一部は、
弁蓋14を押し開きながら回収タンク室10A内
に落水回収されて曝気され、また、他の混合汚水
はこの吸排水口13に分岐形成した吸排水管15
を通して回収タンク室10Aの底部水中に回収さ
れるため、回収タンク室10A内に於ける混合汚
水の泡立ちを防止できる。
以上の様にして回収した混合汚水の量が増して
水位が上がると、満水の時点でフロート50が吸
気口33を閉塞してフアンモータ20の吸引作用
を遮断し、合せて、吸気口33からの汚水の侵入
を防止する。満水に達したら適当な警報手段等に
基づいてレバー40を引上操作する。切換レバー
40を引上げると、第1切換弁51が吸気管23
の吸気口30を開放し、第2切換弁52が底部排
気口32を開放して反対に上部排気口31を閉塞
するため、フアンモータ20の排気が排気室22
を通して回収タンク室10A内に作用され、回収
タンク室10A内の圧力を高めて回収した混合汚
水を吸排水管15を通して吸排水口13より外部
に排水することができる。この排水に当つては、
圧力によつて吸排水口13の弁蓋14は閉じら
れ、排水は専ら吸排水管15より行なわれる。
尚、上述した排水作業は、回収した混合汚水が
満水に達する前、即ち、フロート50が吸気口3
3を閉塞する前に行なえることは勿論であり、こ
の場合は切換レバー40を引上げれば下端の屈曲
部41がフロート50を引上げて吸気口33の閉
塞を行なう。また、切換レバー40の引上げは、
満水信号に基づいて作動する引上装置によつて自
動化することも可能である。
次に、以上の如く構成したウエツト型集塵機に
用いて好適な本考案の気密保持装置の構成を説明
する。
第3図に於いて符号70で全体的に示したのは
ゴムパツキンであつて、全体を環状に構成したこ
のゴムパツキンは、下側に連設したパツキン片7
1の部分を内方に向けて屈曲した断面略横U字形
状を成し、且つ、上記パツキン片71の先端には
断面円形状の厚肉部72が連設されている。
この様に構成したゴムパツキン70は、上部内
周面に横向きに凹設した嵌込溝73内に、前記仕
切板12の外周縁12aを嵌込むことにより、第
1図並びに第4図、第5図の如く上蓋ケース体1
1の底部外周縁に固定され、クランプ16…によ
る上蓋ケース体11の取付け時には、上記下側パ
ツキン片71の底面を回収タンク10の上口10
aに乗せる様にして取付ける。
本考案に係るウエツト型集塵機の気密保持装置
は、以上述べたゴムパツキン70と、クランプ1
6…によつて構成されるものであつて、集塵機が
汚水を回収している時は、回収タンク室10A内
が負圧に成るため、ゴムパツキン70は第4図の
如く回収タンク10の上口10aに密接して空気
洩れを防止する。一方、集塵機が回収タンク室1
0A内の汚水を排水する時は、回収タンク室10
Aが正圧に成る関係上、断面略横U字状に造つた
ゴムパツキン70は、第5図の如くこの正圧によ
つて押し拡げられて下側パツキン片71の底面を
回収タンク10の上口10aに密接し、この密接
力は正圧が高くなればなる程強くなるから、汚水
排水時の空気洩れを完全に防止できる。また、上
記下側パツキン片71の先端に連設した厚肉部7
2は、正圧の増加による下側パツキン片71の抜
け出しを防止するストツパーの役目と、上蓋ケー
ス体11をクランプ16によつて回収タンク10
の上口10aに取付ける時に、下側パツキン片7
1の底面を上口10aの上に当接するガイドの役
目を合せて発揮する。
以上述べた如く、本考案に係る気密保持装置に
よれば、空気洩れが起き易い汚水の排水時に、ゴ
ムパツキンの下側パツキン片が回収タンク内の正
圧によつて上口に密接するから、上蓋ケース体と
回収タンクの間に空気洩れが起きる心配が無く、
汚水の排水を支障無く行なうことができるもので
あつて、従つて、上蓋ケース体を回収タンクに取
付けるクランプの数を従来のものより大幅に減し
て外観的体裁を良好にする一方、上蓋ケース体の
開閉操作(取外し操作)を簡便にし、クランプの
数を少くした分コストを低減できるといつた利点
を発揮できるものであつて、各種ウエツト型集塵
機に用いて洵に好適である。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例で、第1図は本考案を備えたウエ
ツト型集塵機の吸水時の状態を示した正断面図
で、第2図はフロート部分の拡大正面図、第3図
はゴムパツキンの正断面図、第4図は回収タンク
が負圧にある時の本考案の要部正断面図で、第5
図は回収タンクが正圧にある時の本考案の要部正
断面図である。 10……回収タンク、10A……回収タンク
室、11……上蓋ケース体、11A……吸排気
室、11a……外気口、12……仕切板、13…
…吸排水口、14……弁蓋、15……吸排水管、
16……クランプ、20……フアンモータ、20
A……排気穴、20B……吸気穴、21……排気
室、22……吸気室、23……吸気管、30……
吸気口、31,32……上下の排気口、33……
吸気口、40……切換レバー、50……フロー
ト、51……第1切換弁、52……第2切換弁、
70……ゴムパツキン、71……下側パツキン
片、72……厚肉部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回収タンクに対し気密に隔てられた上蓋ケース
    体にフアンモータを取付け、このフアンモータの
    吸気作用と排気作用を回収タンク内に切換えて作
    用させることにより、ダストを混在した汚水を回
    収タンク内に吸水し、また、排水する様に構成し
    たウエツト型集塵機に於いて、上記上蓋ケース体
    を回収タンクの上口にクランプによつて取付自在
    に構成する一方、上蓋ケース体の底部外周縁に
    は、下側に連設したパツキン片を内方に向けて屈
    曲し、且つ、このパツキン片の先端に厚肉部を設
    けた断面略横U字形状を成す環状のゴムパツキン
    を取付けると共に、上記下側パツキン片の底面を
    回収タンクの上口に押接させて上記上蓋ケース体
    の取付けを行なう様に構成したことを特徴とする
    ウエツト型集塵機の気密保持装置。
JP17385282U 1982-11-17 1982-11-17 ウエツト型集塵機の気密保持装置 Granted JPS5979214U (ja)

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JP17385282U JPS5979214U (ja) 1982-11-17 1982-11-17 ウエツト型集塵機の気密保持装置

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JP17385282U JPS5979214U (ja) 1982-11-17 1982-11-17 ウエツト型集塵機の気密保持装置

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Publication Number Publication Date
JPS5979214U JPS5979214U (ja) 1984-05-29
JPS625211Y2 true JPS625211Y2 (ja) 1987-02-06

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ID=30378625

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JP17385282U Granted JPS5979214U (ja) 1982-11-17 1982-11-17 ウエツト型集塵機の気密保持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5979214U (ja) 1984-05-29

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