JPH07171071A - 吸排水式電気掃除機 - Google Patents
吸排水式電気掃除機Info
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- JPH07171071A JPH07171071A JP31952293A JP31952293A JPH07171071A JP H07171071 A JPH07171071 A JP H07171071A JP 31952293 A JP31952293 A JP 31952293A JP 31952293 A JP31952293 A JP 31952293A JP H07171071 A JPH07171071 A JP H07171071A
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- Japan
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- suction
- port
- dust
- insertion port
- dust box
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸水時に排水用チューブ接続部の弁を閉じて
外気が侵入するのを防止し、ダストボックス内での泡立
ちを防止させる。 【構成】 ホース差込み口45のダスト結合部と排水用
チューブ44の接続部に弁体45a、44aを形設し、
吸水時は排水用チューブ44の接続部の弁体44aは閉
じ、また排水時は、切換え弁38により、排気口B35
が開放し、排気口A37を閉鎖するため、フロート27
が吸気口30を閉鎖して、エアープロテクタ43が動作
し外気が電動送風機18に流入し、回収した汚水を排水
チューブ44を通してホース差込み口45より外部に排
水する。
外気が侵入するのを防止し、ダストボックス内での泡立
ちを防止させる。 【構成】 ホース差込み口45のダスト結合部と排水用
チューブ44の接続部に弁体45a、44aを形設し、
吸水時は排水用チューブ44の接続部の弁体44aは閉
じ、また排水時は、切換え弁38により、排気口B35
が開放し、排気口A37を閉鎖するため、フロート27
が吸気口30を閉鎖して、エアープロテクタ43が動作
し外気が電動送風機18に流入し、回収した汚水を排水
チューブ44を通してホース差込み口45より外部に排
水する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭用又は業務用
で、主に屋外等に使用され、砂ゴミ等が混ざった水を吸
い取るために用いられる吸排水式電気掃除機に関するも
のである。
で、主に屋外等に使用され、砂ゴミ等が混ざった水を吸
い取るために用いられる吸排水式電気掃除機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機は、例えば実
公昭61−27605号公報に開示されているような構
造になっており、図4および図5にしたがって説明す
る。図4に示した吸引運転の状態でファンモータ1を回
転すれば、ファンモータ1の吸引作用が吸気室2の吸気
口3を通して回収タンク室4側に及ぶため、塵埃を含む
混合汚水はこの吸引作用によって吸排水管5より回収タ
ンク室4内に吸引回収される。この時、吸排水管5より
吸引される混合汚水の一部は、弁6を押し開きながら回
収タンク室4内に落水回収されて曝気され、又、他の混
合汚水は分岐した吸排水の縦管7を通して水中に回収さ
れる。
公昭61−27605号公報に開示されているような構
造になっており、図4および図5にしたがって説明す
る。図4に示した吸引運転の状態でファンモータ1を回
転すれば、ファンモータ1の吸引作用が吸気室2の吸気
口3を通して回収タンク室4側に及ぶため、塵埃を含む
混合汚水はこの吸引作用によって吸排水管5より回収タ
ンク室4内に吸引回収される。この時、吸排水管5より
吸引される混合汚水の一部は、弁6を押し開きながら回
収タンク室4内に落水回収されて曝気され、又、他の混
合汚水は分岐した吸排水の縦管7を通して水中に回収さ
れる。
【0003】以上のようにして回収汚水の量が増して水
位が上がると、満水の時点でフロート8が吸気口3を閉
鎖してファンモータ1の吸引作用を遮断し、合せて、吸
気口3からの汚水の浸入を防止する。満水に達したら適
当な警報手段等に基づいて切換えレバー9を図5の如く
引上げ操作する。切換えレバー9を引上げると、第1切
換え弁10が吸気管11の吸気口12を開放し、第2切
換え弁13が底部排気口14を開放して反対に上部排気
口15を閉鎖するため、ファンモータ1の排気が吸気室
2を通して回収タンク室4内に作用され、回収タンク室
4内の圧力を高めて回収した汚水を縦管7を通して吸排
水管5より外部に排水することができる。この排水に当
たっては、圧力によって吸排水管5の弁6は閉じられ、
排水は専ら縦管7より行われる。尚、上述した排水作業
は、回収した汚水が満水に達する前、即ち、フロート8
が吸気口3を閉鎖する前に行えることは勿論であり、こ
の場合は切換えレバー9を引き上げれば切換えレバー9
の下端の屈曲部16がフロート8を引き上げて吸気口3
の閉鎖を行う。
位が上がると、満水の時点でフロート8が吸気口3を閉
鎖してファンモータ1の吸引作用を遮断し、合せて、吸
気口3からの汚水の浸入を防止する。満水に達したら適
当な警報手段等に基づいて切換えレバー9を図5の如く
引上げ操作する。切換えレバー9を引上げると、第1切
換え弁10が吸気管11の吸気口12を開放し、第2切
換え弁13が底部排気口14を開放して反対に上部排気
口15を閉鎖するため、ファンモータ1の排気が吸気室
2を通して回収タンク室4内に作用され、回収タンク室
4内の圧力を高めて回収した汚水を縦管7を通して吸排
水管5より外部に排水することができる。この排水に当
たっては、圧力によって吸排水管5の弁6は閉じられ、
排水は専ら縦管7より行われる。尚、上述した排水作業
は、回収した汚水が満水に達する前、即ち、フロート8
が吸気口3を閉鎖する前に行えることは勿論であり、こ
の場合は切換えレバー9を引き上げれば切換えレバー9
の下端の屈曲部16がフロート8を引き上げて吸気口3
の閉鎖を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造のものでは、汚水や洗剤等の吸水時に縦管7から外気
が同時に吸引される為、常に回収タンク室4の底部から
泡立ちが非常な勢いで発生するという問題を有してい
た。又泡の量が非常に多くなり、泡ではフロート8が動
作しないため、泡がファンモータ1に吸引され充電部が
濡れてしまう危険がある他、泡が上部排気口15から外
部に散出してしまうという問題を有していた。
造のものでは、汚水や洗剤等の吸水時に縦管7から外気
が同時に吸引される為、常に回収タンク室4の底部から
泡立ちが非常な勢いで発生するという問題を有してい
た。又泡の量が非常に多くなり、泡ではフロート8が動
作しないため、泡がファンモータ1に吸引され充電部が
濡れてしまう危険がある他、泡が上部排気口15から外
部に散出してしまうという問題を有していた。
【0005】そこで、本発明は、吸水時の回収タンク室
内での泡立ちを防止する構成を提供することを第一の目
的としている。また、回収タンク室内に吸水した吸水量
を外部から容易に目視確認できるようにすることを第二
の目的とする。また、排水用のチューブを邪魔にならな
いように収納することを第三の目的としている。
内での泡立ちを防止する構成を提供することを第一の目
的としている。また、回収タンク室内に吸水した吸水量
を外部から容易に目視確認できるようにすることを第二
の目的とする。また、排水用のチューブを邪魔にならな
いように収納することを第三の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、上記第一の目的
を達成するために、本発明は、電動送風機の吸引力によ
って塵埃が混在した汚水を回収するダストボックスに、
水平に突設した汚水用ホース差込み口を設け、上記ホー
ス差込み口の途中にはダストボックスの内底に向けて排
水用チューブを分岐すると共に、ホース差込み口のダス
ト結合部とホース差込み口の排水用チューブ接続部に弁
体を形設するものである。
を達成するために、本発明は、電動送風機の吸引力によ
って塵埃が混在した汚水を回収するダストボックスに、
水平に突設した汚水用ホース差込み口を設け、上記ホー
ス差込み口の途中にはダストボックスの内底に向けて排
水用チューブを分岐すると共に、ホース差込み口のダス
ト結合部とホース差込み口の排水用チューブ接続部に弁
体を形設するものである。
【0007】又、第二の目的を達成するために本発明
は、上記排水用チューブを透明とするものである。
は、上記排水用チューブを透明とするものである。
【0008】又、第三の目的を達成するために本発明
は、上記ダストボックス前面のホース差込み口下方に凹
部を形設するものである。
は、上記ダストボックス前面のホース差込み口下方に凹
部を形設するものである。
【0009】
【作用】本発明は上記のように、電動送風機の吸引力に
よって塵埃が混在した汚水や洗剤等を回収するダストボ
ックスに水平に突設した汚水用ホース差込み口を設け、
上記ホース差込み口の途中にはダストボックスの内底に
向けて排水用チューブを分岐すると共に、ホース差込み
口のダスト結合部とホース差込み口の排水用チューブ接
続部に弁体を形設したことにより、吸水時は排水チュー
ブ接続部の弁は閉じて外気が侵入することはなく、吸引
された混合汚水はダスト結合部の弁を押し開いて落水回
収され、ダストボックス内での泡立ちは防止出来る。ま
た排水時はダスト結合部の弁は閉じ、排水チューブ接続
部の弁が押し開かれ、汚水は排水用チューブを通ってホ
ース差込み口から外部に排水される。
よって塵埃が混在した汚水や洗剤等を回収するダストボ
ックスに水平に突設した汚水用ホース差込み口を設け、
上記ホース差込み口の途中にはダストボックスの内底に
向けて排水用チューブを分岐すると共に、ホース差込み
口のダスト結合部とホース差込み口の排水用チューブ接
続部に弁体を形設したことにより、吸水時は排水チュー
ブ接続部の弁は閉じて外気が侵入することはなく、吸引
された混合汚水はダスト結合部の弁を押し開いて落水回
収され、ダストボックス内での泡立ちは防止出来る。ま
た排水時はダスト結合部の弁は閉じ、排水チューブ接続
部の弁が押し開かれ、汚水は排水用チューブを通ってホ
ース差込み口から外部に排水される。
【0010】以上のように、汚水や洗剤等の吸水時に排
水チューブから外気が吸引され、常にダストボックスの
底部から泡立ちが非常な勢いで発生するという問題はな
く、またそれにより泡の量が非常に多くなり、泡ではフ
ロートが動作せず、泡が電動送風機部に吸引されて充電
部が濡れたり、泡が排気口から外部に散出してしまうと
いう問題も防止できるものである。
水チューブから外気が吸引され、常にダストボックスの
底部から泡立ちが非常な勢いで発生するという問題はな
く、またそれにより泡の量が非常に多くなり、泡ではフ
ロートが動作せず、泡が電動送風機部に吸引されて充電
部が濡れたり、泡が排気口から外部に散出してしまうと
いう問題も防止できるものである。
【0011】また本発明は、上記排水用チューブを透明
とすることにより、ダストボックス内に吸水した吸水量
は透明の排水用チューブの水位を外部から容易に目視確
認出来るようにするものである。
とすることにより、ダストボックス内に吸水した吸水量
は透明の排水用チューブの水位を外部から容易に目視確
認出来るようにするものである。
【0012】また本発明は、上記ダストボックス前面の
ホース差込み口下方に凹部を形設することにより、排水
用のチューブを凹部に収納して邪魔にならないようにす
ることが出来るものである。
ホース差込み口下方に凹部を形設することにより、排水
用のチューブを凹部に収納して邪魔にならないようにす
ることが出来るものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1、図2、図3において、17は、電
動送風機18を内蔵した掃除機本体であり、仕切り板1
9の下部にボデー下20、上部にボデー蓋21を有し、
同ボデー蓋21には把手22が取り付けられている。本
体17の下方には布等の濾材から成るフィルター23が
エアータイト用のパッキン24によってダストボックス
25に装着されている。26はフィルター23を支持し
ている支持体で、中央部にフロート27のガイドをする
フロートケース28を形成している。29はダストボッ
クス25の上に本体17を固定するための尾錠である。
30はボデー下20の下部に形成された吸引口である。
31はフロートケース28に取り付けられた管で、その
先にはパイプ32が接続されている。同パイプ32の他
端はボデー下20を貫通して仕切り板19に形成された
連通口33に接続され、さらに排気溜り34の排気口B
35に通じている。36は排気溜り34の上部にかぶせ
られた蓋で排気口A37を有し、同排気口A37の中央
部には切換え弁38が上下動自在に設けてある。39は
電動送風機18の吹き出し口で吹き出した排気流は穴4
0を通して排気溜り34に流入する。41は冷却風の吹
き出し口で冷却風はボデー蓋21に設けられた冷却風取
り入れ口42を通して吸引される。43は仕切り板19
の上面に設けられたエアープロテクタでパイプ43aに
よって電動送風機18の前面まで連通している。44は
ダストボックス25下面とホース差込み口45の間に接
続された透明の排水用チューブで、内部の水位が確認で
き、ダストボックス25内に回収した汚水の量はこの水
位を見ることにより確認することが出来る。そして各々
ホース差込み口45のダスト結合部と排水用チューブ4
4の接続部には弁体45a、44aが形設されている。
46は、ホース差込み口45のダスト結合部に取り付け
られた落水板である。47はホース差込み口45の下方
でダストボックス25の前面に形設された凹部、48は
ダストボックス底面を凸形状に形設し、且つホース差込
み口45を取り付け前方に向かって低くなるように配設
された溝である。49はダストボックス25の下部4ヵ
所に取り付けられたキャスターである。50は本体17
の上面に配設されたスイッチである。
いて説明する。図1、図2、図3において、17は、電
動送風機18を内蔵した掃除機本体であり、仕切り板1
9の下部にボデー下20、上部にボデー蓋21を有し、
同ボデー蓋21には把手22が取り付けられている。本
体17の下方には布等の濾材から成るフィルター23が
エアータイト用のパッキン24によってダストボックス
25に装着されている。26はフィルター23を支持し
ている支持体で、中央部にフロート27のガイドをする
フロートケース28を形成している。29はダストボッ
クス25の上に本体17を固定するための尾錠である。
30はボデー下20の下部に形成された吸引口である。
31はフロートケース28に取り付けられた管で、その
先にはパイプ32が接続されている。同パイプ32の他
端はボデー下20を貫通して仕切り板19に形成された
連通口33に接続され、さらに排気溜り34の排気口B
35に通じている。36は排気溜り34の上部にかぶせ
られた蓋で排気口A37を有し、同排気口A37の中央
部には切換え弁38が上下動自在に設けてある。39は
電動送風機18の吹き出し口で吹き出した排気流は穴4
0を通して排気溜り34に流入する。41は冷却風の吹
き出し口で冷却風はボデー蓋21に設けられた冷却風取
り入れ口42を通して吸引される。43は仕切り板19
の上面に設けられたエアープロテクタでパイプ43aに
よって電動送風機18の前面まで連通している。44は
ダストボックス25下面とホース差込み口45の間に接
続された透明の排水用チューブで、内部の水位が確認で
き、ダストボックス25内に回収した汚水の量はこの水
位を見ることにより確認することが出来る。そして各々
ホース差込み口45のダスト結合部と排水用チューブ4
4の接続部には弁体45a、44aが形設されている。
46は、ホース差込み口45のダスト結合部に取り付け
られた落水板である。47はホース差込み口45の下方
でダストボックス25の前面に形設された凹部、48は
ダストボックス底面を凸形状に形設し、且つホース差込
み口45を取り付け前方に向かって低くなるように配設
された溝である。49はダストボックス25の下部4ヵ
所に取り付けられたキャスターである。50は本体17
の上面に配設されたスイッチである。
【0014】上記構成において、動作を説明すると、ま
ず図1の如くダストボックス25内に塵埃を含む混合汚
水や洗剤を吸い込む場合には、スイッチ50によって電
動送風機18を内蔵した掃除機本体17を運転すると、
吸い込みノズル、延長パイプを装着したホース(図示せ
ず)よりダストボックス25内に塵埃を含む汚水が吸い
込まれ、重たい塵埃、水は落水板46にぶつかって下方
に落ち泡が異常に発生する事なく汚水を回収する。一
方、軽い塵埃を含む空気流はフィルター23で濾過され
た後、吸気口30、電動送風機18の吹き出し口39、
穴40、排気溜り34を通って排気口A37より排気さ
れ、さらにボデー蓋21と仕切り板19の間を通って外
部へ排出される。そして、ダストボックス25内に汚水
が一杯になった場合には、水面が上昇するのに合わせて
フロート27がフロートケース28内を上部に向かって
上昇し、吸気口30をフロート27が塞ぎ電動送風機1
8を内蔵した本体17に水が浸入するのを防止するもの
である。
ず図1の如くダストボックス25内に塵埃を含む混合汚
水や洗剤を吸い込む場合には、スイッチ50によって電
動送風機18を内蔵した掃除機本体17を運転すると、
吸い込みノズル、延長パイプを装着したホース(図示せ
ず)よりダストボックス25内に塵埃を含む汚水が吸い
込まれ、重たい塵埃、水は落水板46にぶつかって下方
に落ち泡が異常に発生する事なく汚水を回収する。一
方、軽い塵埃を含む空気流はフィルター23で濾過され
た後、吸気口30、電動送風機18の吹き出し口39、
穴40、排気溜り34を通って排気口A37より排気さ
れ、さらにボデー蓋21と仕切り板19の間を通って外
部へ排出される。そして、ダストボックス25内に汚水
が一杯になった場合には、水面が上昇するのに合わせて
フロート27がフロートケース28内を上部に向かって
上昇し、吸気口30をフロート27が塞ぎ電動送風機1
8を内蔵した本体17に水が浸入するのを防止するもの
である。
【0015】この時、ホース差込み口45のダスト結合
部とホース差込み口45の排水用チューブ44の接続部
に弁体45a、44aを形設していることにより、吸水
時は排水チューブ44の接続部の弁体44aは閉じて外
気が侵入することはなく、吸引された混合汚水はダスト
結合部の弁体45aを押し開いて落水回収され、ダスト
ボックス25内での泡立ちは防止出来、常にダストボッ
クス25の底部から泡立ちが非常な勢いで発生し、泡の
量が非常に多くなるという問題はなくなる。
部とホース差込み口45の排水用チューブ44の接続部
に弁体45a、44aを形設していることにより、吸水
時は排水チューブ44の接続部の弁体44aは閉じて外
気が侵入することはなく、吸引された混合汚水はダスト
結合部の弁体45aを押し開いて落水回収され、ダスト
ボックス25内での泡立ちは防止出来、常にダストボッ
クス25の底部から泡立ちが非常な勢いで発生し、泡の
量が非常に多くなるという問題はなくなる。
【0016】次に、ダストボックス25内に吸い込んだ
塵埃を含む汚水を排出する場合は、切換え弁38を図2
の如く引上げ操作する。切換え弁38を引上げると、切
換え弁38が排気口B35を開放し、反対に上部排気口
A37を閉鎖するため、排気溜り34の排気は、パイプ
32、管31を通ってフロート27を吹き上げると共に
ダストボックス25内に作用され、この時、押し上げら
れたフロート27が吸気口30を閉鎖し、それによって
エアープロテクタ43が動作し外気が電動送風機18に
流入する。これによりダストボックス25内の圧力は高
められ、回収した汚水を排水用チューブ44を通してホ
ース差込み口45より外部に押し出し、排水することが
できる。この排水に当たっては、圧力によって弁体45
aは閉じられ、押し開かれた弁体44aにより排水は専
ら排水用チューブ44より行われる。尚、上述した排水
作業は、回収した汚水が満水に達する前、即ち、フロー
ト27が吸気口30を閉鎖する前に行えることは勿論で
あり、この場合は同様に切換え弁38を引き上げればよ
いものである。
塵埃を含む汚水を排出する場合は、切換え弁38を図2
の如く引上げ操作する。切換え弁38を引上げると、切
換え弁38が排気口B35を開放し、反対に上部排気口
A37を閉鎖するため、排気溜り34の排気は、パイプ
32、管31を通ってフロート27を吹き上げると共に
ダストボックス25内に作用され、この時、押し上げら
れたフロート27が吸気口30を閉鎖し、それによって
エアープロテクタ43が動作し外気が電動送風機18に
流入する。これによりダストボックス25内の圧力は高
められ、回収した汚水を排水用チューブ44を通してホ
ース差込み口45より外部に押し出し、排水することが
できる。この排水に当たっては、圧力によって弁体45
aは閉じられ、押し開かれた弁体44aにより排水は専
ら排水用チューブ44より行われる。尚、上述した排水
作業は、回収した汚水が満水に達する前、即ち、フロー
ト27が吸気口30を閉鎖する前に行えることは勿論で
あり、この場合は同様に切換え弁38を引き上げればよ
いものである。
【0017】以上のように汚水や洗剤等の吸水時に排水
チューブ44から外気が吸引され、常にダストボックス
25の底部から泡立ちが非常な勢いで発生するという問
題はなく、それにより泡の量が非常に多くなり、フロー
ト27が動作せず、泡が電動送風機18部に吸引されて
充電部が濡れたり、泡が排気口A37から外部に散出し
てしまうという問題を防止できるものである。
チューブ44から外気が吸引され、常にダストボックス
25の底部から泡立ちが非常な勢いで発生するという問
題はなく、それにより泡の量が非常に多くなり、フロー
ト27が動作せず、泡が電動送風機18部に吸引されて
充電部が濡れたり、泡が排気口A37から外部に散出し
てしまうという問題を防止できるものである。
【0018】又、ダストボックス25内に回収した汚水
の量は透明の排水用チューブ44の水位を見ることによ
り容易に確認することが出来るものである。
の量は透明の排水用チューブ44の水位を見ることによ
り容易に確認することが出来るものである。
【0019】そして、排水用チューブ44は、ホース差
込み口45の下方でダストボックス25の前面に形設さ
れた凹部47に収納することにより邪魔になる事なくす
っきり収めることが出来るものである。
込み口45の下方でダストボックス25の前面に形設さ
れた凹部47に収納することにより邪魔になる事なくす
っきり収めることが出来るものである。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明の吸排水式電気掃除
機は、ダストボックス下面とホース差込み口の間に排水
用チューブを接続し、ホース差込み口のダスト結合部と
ホース差込み口の排水用チューブ接続部に弁体を形設し
たことにより、吸水時は排水チューブ接続部の弁体は閉
じ、吸引された混合汚水はダスト結合部の弁を押し開い
て落水回収させて、排水チューブから外気が吸引され、
常にダストボックスの底部から泡立ちが非常な勢いで発
生するという問題を防止出来る効果を有するものであ
る。
機は、ダストボックス下面とホース差込み口の間に排水
用チューブを接続し、ホース差込み口のダスト結合部と
ホース差込み口の排水用チューブ接続部に弁体を形設し
たことにより、吸水時は排水チューブ接続部の弁体は閉
じ、吸引された混合汚水はダスト結合部の弁を押し開い
て落水回収させて、排水チューブから外気が吸引され、
常にダストボックスの底部から泡立ちが非常な勢いで発
生するという問題を防止出来る効果を有するものであ
る。
【0021】また、上記排水用チューブを透明とするこ
とにより、ダストボックス内に吸水した吸水量を透明の
排水用チューブの水位を外部から容易に目視確認出来る
ようにする効果を有するものである。
とにより、ダストボックス内に吸水した吸水量を透明の
排水用チューブの水位を外部から容易に目視確認出来る
ようにする効果を有するものである。
【0022】また、上記ダストボックス前面のホース差
込み口下方に凹部を形設することにより、排水用のチュ
ーブを凹部に収納して邪魔にならないようにすることが
出来る効果を有するものである。
込み口下方に凹部を形設することにより、排水用のチュ
ーブを凹部に収納して邪魔にならないようにすることが
出来る効果を有するものである。
【図1】本発明の一実施例における吸排水式電気掃除機
の吸水時の本体側断面図
の吸水時の本体側断面図
【図2】同吸排水式電気掃除機の排水時の本体側断面図
【図3】同吸排水式電気掃除機の本体の平面図
【図4】従来の吸排水式電気掃除機の吸水時の本体側断
面図
面図
【図5】同吸排水式電気掃除機の排水時の本体側断面図
18 電動送風機 19 仕切り板 25 ダストボックス 27 フロート 30 吸引口 34 排気溜り 35、37 排気口 38 切換え弁 44 排水用チューブ 45 差込み口 44a、45a 弁体 47 凹部
Claims (4)
- 【請求項1】汚水を回収するダストボックスに汚水用ホ
ース差込み口を水平に突設し、上記ホース差込み口には
ダストボックスの底部に連通する排水用チューブを分岐
し、上記ダストボックス上部を密閉した仕切り板上面に
は、吸引密閉時に動作して開口するエアープロテクタお
よびダストボックスと気密に隔てられた排気室を設け、
上記電動送風機の排気側に通じる排気口と、電動送風機
の吸気側に通じる吸引口と、上記エアープロテクタと
は、各々ダストボックスおよび排気室の両方に開口さ
せ、上記電動送風機には、吸引口を開閉するフロートを
取り付け、上記排気口は外部より挿入された切り換え弁
により開閉を行う吸排水式電気掃除機において、ホース
差込み口のダスト結合部とホース差込み口の排水用チュ
ーブ接続部に弁体を開閉自在に形設したことを特徴とす
る吸排水式電気掃除機。 - 【請求項2】上記排水用チューブを透明とした請求項1
記載の吸排水式電気掃除機。 - 【請求項3】上記ダストボックス前面のホース差込み口
下方に凹部を形設した請求項1記載の吸排水式電気掃除
機。 - 【請求項4】上記ホース差込み口の排水用チューブ取付
け部を、差込み口の下方で且つ、ホース接続パイプとダ
スト結合部の間に設けた請求項1記載の吸排水式電気掃
除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31952293A JPH07171071A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 吸排水式電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31952293A JPH07171071A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 吸排水式電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07171071A true JPH07171071A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18111174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31952293A Pending JPH07171071A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 吸排水式電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07171071A (ja) |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP31952293A patent/JPH07171071A/ja active Pending
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