JPS61275433A - シングルカバリング弾性糸の製造方法 - Google Patents

シングルカバリング弾性糸の製造方法

Info

Publication number
JPS61275433A
JPS61275433A JP11121885A JP11121885A JPS61275433A JP S61275433 A JPS61275433 A JP S61275433A JP 11121885 A JP11121885 A JP 11121885A JP 11121885 A JP11121885 A JP 11121885A JP S61275433 A JPS61275433 A JP S61275433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
covering
torque
elastic
elastic yarn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11121885A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0316409B2 (ja
Inventor
永安 直人
久夫 犬山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP11121885A priority Critical patent/JPS61275433A/ja
Publication of JPS61275433A publication Critical patent/JPS61275433A/ja
Publication of JPH0316409B2 publication Critical patent/JPH0316409B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H2061/6604Special control features generally applicable to continuously variable gearings
    • F16H2061/6614Control of ratio during dual or multiple pass shifting for enlarged ration coverage

Landscapes

  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ポリウレタン系等の弾性糸にポリアミド等の
熱可塑性合成長繊維糸条を巻付けてなるシングルカバリ
ング弾性糸の製造方法に関する。
特に、ソックスやストッキング等の靴下用素材として有
用な細繊度のシングルカバリング弾性糸(SCY)を製
造する方法に関する。
[従来の技術] ポリウレタン系等の弾性糸(芯糸)の回りに、ポリアミ
ドやポリエステルの長繊維の如き熱可塑性合成繊維(被
覆用糸)を巻付けること(カバリング)によって、弾性
糸の欠点である染色特性、機械的強度、耐摩擦特性など
をカバーして用いることが広く行なわれている(特開昭
53−236335号公報など)。これら被覆弾性糸は
一般に、被覆用糸としてフラット・ヤーン(各種の加工
を施していない延伸糸)を用いているが、その被覆弾性
糸の1種として、仮撚加工して得られた捲縮糸を被覆用
糸に用いることも提案されている(特公昭45−180
63号公報)。しかし、ストッキング等の高度の透明性
と均整性が要求されるファッション指向的な用途分野に
用いる被覆弾性糸においては、これら特性を大幅に損う
捲縮糸は使用することができず、被覆用糸としては専ら
フラット・ヤーンが用いられていた。
フラット・ヤーンで被覆された被覆弾性糸においては、
被覆用糸の巻付は回数(カバリング撚数)を多くするこ
とによって、被覆性を向上させることができるが、被覆
用糸の巻付は回数を増加させると、得られる被覆弾性糸
のトルクが増大するので、編立時等に発生するスナール
や、得られる編地の編目孔れが多くなるという問題が顕
著となり、工業的に生産する場合には好ましいものでは
なかった。
[発明が解決しようとする問題点] そこで、本発明は、被覆性を向上させるとそれ、   
に付随して増大するトルクの問題を解消するため、カバ
リング撚数を低下させることなくトルクを低減させ、高
い被覆性と均整な外観を示すに十分なカバリング撚りを
有してもなお十分に低いトルク特性を示す、優れた被覆
弾性糸、の製造方法を提供することを主な目的とする。
すなわち、本発明の主な目的は、被覆性や均整性に優れ
、かつ、編立時にスナールが発生してビリ込みが生じた
りすることなく編立しやすく、高い透明性と均整な編面
を有ししかも耐久性に優れた編地が得られる優れたシン
グルカバリング弾性糸、を得ることができる方法を提供
することにおる。
ざらに本発明は、透明性に優れフラットで均整な外観を
有する編地とすることができるシングルカバリング弾性
糸を得ることを、別の目的とする。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するため、本発明は、弾性繊維からなる
芯糸に、熱可塑性重合体の長繊維からなる被覆用糸を巻
付けることによりシングルカバリング弾性糸を製造する
方法において、前記被覆用糸として、その巻付は方向と
同方向のトルクを有する非嵩高性のトルク・タイプ仮撚
糸を用いることを特徴とするシングルカバリング弾性糸
の製造方法からなる。ここでいう、巻付は方向と同方向
のトルクとは、巻付は撚りによりその仮撚糸の有するト
ルクが減殺する方向にあることを意味する。
本発明法で用いる弾性繊維は、スパンデックス繊維と一
般に言われるポリウレタン系弾性繊維が好適であるが、
他の種類の弾性繊維であってもよい。一方、被覆用糸を
なす熱可塑性重合体の長繊維としては、ポリアミド、ポ
リエステル、ポリオレフィン、ポリアクリル繊維等が用
いられるが、染色特性、機械的強度、耐摩擦特性等に優
れたポリアミド繊維が好ましく、ざらにポリアミドの中
でもこれら特性の特に優れたナイロン6やナイロン66
の繊維が好ましい。
被覆用糸として用いる非嵩高性のトルク・タイプ仮撚糸
は、カバリングした状態において嵩高性を実質的に示さ
ない仮撚加工糸を意味するものであり、一般にトルク・
タイプ仮撚糸といわれているものである。この1〜ルク
・タイプ仮撚糸は、通常のウーリー仮撚加工方法が仮撚
数(T t/m>をその糸条繊度(Dデニール)に対し
25000/JD〜30000/7Dの範囲として仮撚
加工するに対し、 5000/7D  ≦T≦ 20000/7Dの範囲、
好ましくは、 8000、#D  ≦T≦ 18000/7Dの範囲と
し、またさらには、その熱固定温度を当該糸条の融点よ
りも40〜130’C低い程度の温度、好ましくは、5
0〜90’C低い温度として仮撚加工することによって
得ることができる。これらの仮撚条件で得られたトルク
・タイプ仮撚糸は、仮撚加工による単糸断面の変形がほ
とんど生じていない(第1図を参照)ので、被覆弾性糸
によるイラツキを防止し優れた均整さを保持するために
好ましい。
被覆用糸の巻付は方向が仮撚糸の有するトルクを減殺す
る方向であるとは、S撚り仮撚して得られたS方向トル
クの仮撚糸を用いる場合は、巻付は方向(カバリング撚
り方向)をS方向とし、一方、Z撚り仮撚して得られた
Z方向トルクの仮撚糸を用いる場合は、巻付は方向(カ
バリング撚り方向)を7方向とすることを意味する。
また、芯糸の回りに被覆用糸を巻付けるシングルカバリ
ング糸製造は、通常のシングルカバリング糸製造手段、
すなわち、芯糸の回りに1本の被覆用糸を一重に巻付け
るシングルカバリングによって行なえばよい。
[作用] 本発明は被覆性や均整性を低下させることなく、トルク
を低減させるために、被覆用糸として非嵩高性のトルク
・タイプ仮撚糸を用いること、および、その被覆用糸の
巻付は方向をその仮撚糸の有するトルクと同じ方向とす
ることを特徴とするものである。
シングルカバリング弾性糸(以下単に被覆弾性糸という
〉では、被覆用糸の巻付け(カバリング撚り)によるト
ルクが被覆弾性糸のトルクとして現われるのであり、こ
のトルクはカバリング撚数を大幅に低下させることによ
って低減することができるが、逆に、カバリング撚数を
低下させると、被覆性が低下して外観を損うという欠点
が生じる。
そこで、カバリング撚数を下げることなく被覆弾性糸の
トルクを低減させることについて検討した結果、カバリ
ング撚り方向と同じ撚り方向のトルクを有するトルク・
タイプ仮撚糸を被覆用糸に用いて被覆弾性糸を製造すれ
ば、被覆性や均整性を阻害することなくカバリング撚り
に起因するトルクを低減させることができ、しかも、非
嵩高性であるため、得られる被覆弾性糸の透明性や均整
性を損うことがないという知見に基き、本発明に至った
ものである。
すなわち、本発明では、大きなトルクが生じる被覆用糸
として、そのカバリング撚り方向と同じ方向のトルクを
有するトルク・タイプ仮撚糸を用いているので、そのト
ルク・タイプ仮撚糸の有するトルクがカバリング撚りに
よるトルクを減殺し、これにより、カバリング撚数を低
下させることな(被覆弾性糸全体のトルクを低減させる
ことができるのである。この結果、得られる被覆弾性糸
に良好な被覆性や均整性を与えるに十分なカバリング撚
数を与えてもなお、トルクを低減させることができるの
である。
一方、25000/7D〜 30000/JD程度の高
い仮撚数(T t/m>で仮撚加工して)qられる捲縮
タイプ仮撚糸(ウーリー・タイプ仮撚糸)はカバリング
した状態において嵩高性を示すので、被覆用糸として捲
縮タイプ仮撚糸を用いると得られた被覆弾性糸の表面外
観が凹凸となり、本発明法の目的とする透明性に優れフ
ラットで均整な外観の編地は得られなくなる。さらに、
捲縮タイプ仮撚糸は、第3図に示すように単糸断面が変
形しているので、得られる被覆弾性糸にイラツキが生じ
、この点からも編地の均整ざを阻害することになる。
[実施例および比較例] ・実施例1 20デニール、3フイラメントのスパンデックス繊維糸
を3.2倍に伸長しつつ、通常のカバリング機でシング
ルカバリングを、着付は方向S方向で行なった。この際
用いた被覆用糸は22デニール7フイラメントのナイロ
ン66フィラメント糸であり、その糸形態は、第1表に
示すとおり、フラットヤーン、トルク・タイプ仮撚糸、
もしくは捲縮タイプ仮撚糸であった。なお、ここで用い
た仮撚糸は、第1表に示す仮撚数、温度で、S方向仮撚
−熱固定−解撚して得られたS方向のトルクを有する仮
撚糸であった。
得られた被覆弾性糸の有するトルクは、長さ1mの被覆
弾性糸の中央に1gの荷重をかけて垂下させることによ
りトルクを発現させ、生じた撚り数(50Cmあたりの
撚り数)を測り、1mあたりの撚り数に換算させた値(
トルク指数)で表示するととも″に、下記の被覆性の場
合と同じ基準によりその良否を評価した。
また、1qられた被覆弾性糸の被覆性は、拡大鏡を用い
て目視により、次の基準で評価した。
◎: 優良     △: やや不良 O: 良好     X: 不良 次に、得られた被覆弾性糸を通常の方法で編地とし、そ
の均整性を上記被覆性の場合と同じ基準で評価した。
この結果かられかるように、本発明法により得られた実
施例N、1〜Bの被覆弾性糸では、カバリ    ゛ン
グ撚数を下げることなくトルクが低減され、被覆性、低
トルク性ともに優れた被覆弾性糸を得ることができ、編
立時のスナールによるビリ込みがなく、均整性の優れた
編地とすることができた。
これに対し、フラットヤーンを被覆用糸に用いた従来法
による場合(比較例N、11.12)は、カバリング撚
数が高いと、被覆性、均整性が良好となる反面、トルク
が高くなるという問題があった。 また、比較例N、1
3の結果かられかるとおり、被覆用糸として捲縮タイプ
仮撚糸を用いると、トルクは改善されるものの編地の均
整性が大幅に悪化した。
・実施例2 被覆用糸として15デニール5フイラメントのナイロン
6フィラメント糸を用いた以外は、実施例1と同様にし
てシングルカバリングを行ない、その結果を第2表に示
した。
被覆用糸としてナイロン6フィラメントを用いた場合で
も、本発明法によるもの〈実施例N、9.10)はトル
クが低減され、均整性が優れ、ざらに透明性に優れた編
地とすることができた。また、比較例N216の捲縮タ
イプ仮撚糸を用いた場合では編地が乱れて均整性が大幅
に低下し、ざらに透明性も低下した。
[発明の効果] 本発明法により得られるシングルカバリング弾性糸は、
被覆用糸として非嵩高性のトルク・タイプ仮撚糸を用い
、かつ、その被覆用糸の巻付は方向をその仮撚糸の有す
るトルクが減殺する方向としているので、カバリング撚
数を下げることなく得られる被覆弾性糸のトルクを低減
させることができる。従って、高い被覆性と均整な外観
とを有し、かつ、低いトルク特性を示す、優れたシング
ルカバリング弾性糸とすることができる。
このシングルカバリング弾性糸は、編立しやすく、被覆
性良好であり、透明性に優れフラットで均整な外観を有
する高品位の編地を得るために有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明法で被覆用糸として用いたトルク・タイ
プ仮撚糸(実施例N工3におけるトルク・タイプ仮撚糸
)の単糸断面形態を示す断面図であり、第2図は従来の
被覆用糸として用いられていたフラットヤーン(比較例
N。11.12におけるフラットヤーン)の単糸断面形
態を示す断面図である。また、第3図は比較例N、13
で被覆用糸として用いた捲縮タイプ仮撚糸の単糸断面形
態を示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 弾性繊維からなる芯糸に、熱可塑性重合体の長繊維から
    なる被覆用糸を巻付けることによりシングルカバリング
    弾性糸を製造する方法において、前記被覆用糸として、
    その巻付け方向と同方向のトルクを有する非嵩高性のト
    ルク・タイプ仮撚糸を用いることを特徴とするシングル
    カバリング弾性糸の製造方法。
JP11121885A 1985-05-23 1985-05-23 シングルカバリング弾性糸の製造方法 Granted JPS61275433A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11121885A JPS61275433A (ja) 1985-05-23 1985-05-23 シングルカバリング弾性糸の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11121885A JPS61275433A (ja) 1985-05-23 1985-05-23 シングルカバリング弾性糸の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61275433A true JPS61275433A (ja) 1986-12-05
JPH0316409B2 JPH0316409B2 (ja) 1991-03-05

Family

ID=14555518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11121885A Granted JPS61275433A (ja) 1985-05-23 1985-05-23 シングルカバリング弾性糸の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61275433A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01207433A (ja) * 1988-02-09 1989-08-21 Teijin Ltd サポーティーストッキング用被覆弾性糸の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4980342A (ja) * 1972-12-04 1974-08-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4980342A (ja) * 1972-12-04 1974-08-02

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01207433A (ja) * 1988-02-09 1989-08-21 Teijin Ltd サポーティーストッキング用被覆弾性糸の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0316409B2 (ja) 1991-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61201036A (ja) 二重被覆弾性糸
JPS61275433A (ja) シングルカバリング弾性糸の製造方法
JP3102515B2 (ja) 多層複合糸
JPH0252020B2 (ja)
JPS61113845A (ja) 二重被覆弾性糸
JPS6221884B2 (ja)
JPS61113844A (ja) ダブルカバリング弾性糸
JPS643966B2 (ja)
JP3235680B2 (ja) ダブルカバリング弾性糸
JPS61201039A (ja) ダブルカバリング弾性糸の製造法
JPS5855250B2 (ja) ポリエステルケンシユクシノセイゾウホウホウ
JP2950678B2 (ja) 仮撚複合糸及びその製造方法
JPS61102442A (ja) 被覆弾性糸
JPH0623521Y2 (ja) パンテイストッキング
JPH0250222B2 (ja)
JPH05195356A (ja) 一重カバリング弾性糸
JPS5865018A (ja) 仮撚加工糸の製造方法
JPS62263339A (ja) ナイロン66二重被覆弾性糸
JPH03249231A (ja) 複合交絡糸
JP2001295148A (ja) ポリエステル被覆弾性糸およびその製造方法
JPH06313234A (ja) コアヤーン
JP2001049542A (ja) 仮撚加工糸及びその製造法
JPS5943573B2 (ja) ジヨ−ゼツト調編織物
JPS61119741A (ja) 特殊構造糸
JPH03113003A (ja) パンテイストッキング