JPS61272083A - 零送り自動設定可能なミシン - Google Patents

零送り自動設定可能なミシン

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JPS61272083A
JPS61272083A JP11511385A JP11511385A JPS61272083A JP S61272083 A JPS61272083 A JP S61272083A JP 11511385 A JP11511385 A JP 11511385A JP 11511385 A JP11511385 A JP 11511385A JP S61272083 A JPS61272083 A JP S61272083A
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JP
Japan
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feed
sewing machine
zero
needle
sewing
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JP11511385A
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長沼 伸行
武藤 勝典
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、加工布の送り量の設定および変更が可能なミ
シンに関するものであり、特に送り量を自動的に零に設
定可能なミシンに関する。
[従来の技術] 通常用いられるミシンは、操作体の操作に従ってミシン
モータを運転および停止させるモータ駆動制御手段と、
前記ミシンモータの動力を受けて作動する上下往復運動
可能な縫針と、該縫針の上下往復運動と調時して、前記
ミシンモータの動力を受けて加工布に送り量可変の送り
運動を付与する送り装置とからなる縫目形成機構と、前
記ミシンモータの停止時に種々の縫い方または模様の中
から所望のものを選択するための選択手段とを儀えてい
る。このミシンの送り装置は、縫針の上下往復の各サイ
クルにおいて公知の四運動送りを行なう送り歯を有して
おり、各サイクルにおける送り歯の送り量は、全サイク
ルにおいて縫針がミシンヘッド面の下方に位置する間に
設定変更される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、ミシンを停止させて新たな縫い方または
模様を選択した場合、送り歯の送り量は先に選択されて
いた縫い方等の送り量にてミシン停止前に設定されたも
のであり、その送り量が新たな縫い方等の形成開始時に
現われて、希望する位置に縫目を形成することができな
かった。
本発明の目的は縫い方または模様の変更後の最初に異常
な送りが現れるのを阻止する零送り自動設定可能なミシ
ンの提供にある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決すべく本発明の零送り自動設定可能な
ミシンは、上下往復運動可能な縫針とその縫針の上下往
復運動と調時して加工布に送り潰可変の送り運動を付与
する送り装置とを含み、ミシンモータの動力を受けて作
動する縫目形成機構と、操作体の操作に従って前記ミシ
ンモータを運転および停止させるモータ駆動制御手段と
、前記ミシンモータの停止時に種々の縫い方または模様
の中から所望のものを選択するための選択手段とを備え
たミシンにおいて、前記ミシンモータを停止させるため
の前記操作体の停止操作に関連して前記送り装置の送り
量を零に設定し、その設定状態を次の送り運動の完了ま
で保持する送り変更手段を設け、その送り変更手段によ
る零送り量の設定完了後に前記ミシンモータを停止する
ように前記モータ駆動制御手段を構成したことを構成と
する。
[作用および発明の効果] 上記構成よりなる本発明の零送り自動設定可能なミシン
は、ミシンモータを停止させるための停止操作に関連し
て送り装置の送り量を零に設定し、その設定状態を次の
送り運動の完了まで保持する送り変更手段を設け、該送
り変更手段による零送り量の設定完了後にミシンモータ
を停止するようモータ駆動制御手段を設けることにより
、ミシンの停止前に送り量が零に設定されるため、ミシ
ン停止後に新たな縫い方等を選択して形成する際に、そ
の新たな縫い方等の最初の送り運動は加工布に付与され
ず、異常な送りが現われるのが防止される。従って、新
たな縫い方の選択時に縫針が位置する直下方に最初の縫
目が形成され、作業者が希望する位置から確実に縫目形
成を開始することができる。
[実施例] つぎに本発明の零送り自動設定可能なミシンを図に示す
一実施例に基づき説明する。
本実施例の適用されたミシン1の構造について、第2図
に基づき説明する。
ミシン1は、公知の縫目形成機構1001ミシンフレー
ム400およびミシン1を制御する電気制御装置500
に大別される。
前記縫目形成機構100は、縫針駆動機構110、天び
ん機構120、カマ131を駆動するカマ駆動機構13
0および加工布を図示しないスプリングの付勢力により
下方に押圧する押え足141を含む布押え機構を備えて
いる。また縫目形成機構100は、布送り機構200と
針棒揺動機構300をさらに備えている。
前記縫針駆動機構110は、縫針101を上下往復運動
させる。ミシン1のメイン駆動力発生装置であるミシン
モータ111により上軸112(主軸)が回転駆動され
る。該上軸112は、縫針101を保持する針棒113
と、天びんクランク114および針棒クランクロッド1
15を介して作動的に連結される。
前記上軸112の中間位置には半円板状の針上下シセッ
ター112a、タイミングシヤツター112bおよび円
板状で円周位置にスリットが設けられた回転シャッター
112Cがそれぞれ設けられている。この針上下シャッ
ター1128.タイミングシャッター112bおよび回
転シャッター1120は、フォトカプラ等により上軸1
12の回転状態を検出して電気制御装置500にタイミ
ング信号を出力するよう設けられている。
前記カマ駆動機構130は、本実施例では全回転式の正
面ガマであるカマ131を駆動するもので、ミシンモー
タ111により回転駆動される下軸132と作動的に連
結される。なお本実施例に示す全回転式の正面ガマの他
に、半回転式または全回転式よりなる側面がマ、側面移
動ガマ、正面移動ガマなど他のカマを用いてもよい。
前記布送り機構200は、縫針101の上下往復運動に
調時して、加工布を正、逆円方向に移動させる。この布
送り機構200は、加工布に送り運動を付与する送り歯
201を上下方向に移動する送り歯上下送り機構210
と送り歯201を水平方向く前後方向)に移動する送り
山水平送り機構220とからなる。
前記送り歯上下送り機構210は、前記下軸132の左
側に設けられた上下駆動カム211により駆動される。
上下駆動カム211は、該上下駆動カム211の運動を
上下送り軸212に伝達し、該上下送り軸212を回転
往復運動させるレバー腕213の二叉により挟まれてい
る。上下送り軸212の左端には、送り歯201が取付
けられた送り台202の前端位置を上下往復させる上下
腕214が取付けられている。
送り台202の左端前部には、送り台202と上下腕2
14とが常に当接するよう送り台202を下方へ付勢す
るテンションコイルスプリング215が取付けられてい
る。
前記送り山水平送り機構220は、例えば入力パルス数
に応じた回転角とされるステッピングモータ、電磁ソレ
ノイド等を用いた送り調節用アクチュエータ221によ
り、加工布の送り量および送り方向が設定されるよう設
けられている。該送り調節用アクチュエータ221は、
左方に溝222aを有する送り調節器222を駆動連結
する。下軸132の右側には、水平送りカム223が設
けられている。該水平送りカム223の上方位置には、
中間部が回転自在に支持され、前端部が上下方向の円弧
往復運動とされる水平送りレバー224の後端部が当接
する。該水平送りレバー224の前端部には、上端部の
右方に前記送り調節器222の溝222aの中で溝方向
に摺動自在に支持される送り角ゴマ225を有し、水平
送りレバー224の前端部に伝達された円弧往復運動を
送り調節器222の溝222aの水平方向のみの往復運
動に変換する送りリンク226が回転自在に取付けられ
ている。送り角ゴマ225と送りリンク226の上端部
の間には、送り調節器222の溝222aの傾き量に応
じた水平方向の往復運動を後方に伝達する水平送りリン
ク227の前端部が回転自在に連結されている。水平送
りリンク227の後端部は、水平送りリンク227によ
り伝達された水平方向の往復運動を軸回転往復運動に変
換するレバー228aを右端部に有し、該レバー228
aにより変換された軸回転往復運動を再び水平方向の円
弧往復運動に変換するレバー228bを左端側に有する
水平送り軸228のレバー228aが回転自在に連結さ
れている。水平送り軸228のレバー228bの上端は
、送り台202の後端部と回転自在に連結されている。
上記により送り歯は、送り調節器222の溝222aの
傾き角に応じた量だけ水平往復運動される。なお水平送
りレバー224の前端には、水平送りカム223と水平
送りレバー224の後端部とが常に当接するようにテン
ションコイルスプリング229が取付けられている。ま
た本実施例に示す送り山水平送り機構220の他に、上
軸112などに三角カムを設け、該三角カムを二叉ロッ
ドで挟み、該二叉ロンドに設けられた送り角ゴマの摺動
運動範囲を送り調節器で設定することにより、加工布の
送り量および送り方向が設定される機構など、他の送り
山水平送り機構を用いてもよい。
前記針棒揺動機構300は、例えば入力パルス数に応じ
た回転角とされるステッピングモータ、電磁ソレノイド
等を用いた針棒揺動用アクチユエータ301により、縫
針101の揺動位置を決定するよう設けられている。針
棒揺動用アクチユエータ301は、該針棒揺動用アクチ
ュエータの動力を上下方向の運動に変換する上下方向変
換ギア302を駆動する。上下方向変換ギア302は、
該上下方向変換ギア302の上下運動を上方に伝達する
伝達リンク303と連結される。該伝達リンク303の
上端は、1字形を呈し、曲折部が回転自在に支持され、
伝達リンク303により伝達された上下運動を左右の円
弧運動に変換する連結レバー304の右端と回転自在に
連結される。針棒】13を上下方向にff動自在に支持
する針棒台305は、上端部がミシンフレーム400に
回転自在に支持されている。連結レバー304の下端部
と針棒台305の下端部は、ジグザグ連桿306により
連結され、連結レバー304の下端部の左右の円弧運動
を針棒台305の下端部に伝達する。上記により針棒揺
動用アクチュエータ301の作動により針棒113が左
右り向に駆動される。
なお本実施例では撮り子式の針棒揺動機構を示したが、
円弧式など他の針棒揺tl1m構を用いても良い。
前記ミシンフレーム400は、ミシン1の外形を形成す
る(第3図参照)。このミシンフレーム400は、基台
とされるベース部410、該ベース部410の一端に直
立させられた脚柱部420、該脚柱部によって片持状に
支持されたブラケットアーム430および該ブラケット
アーム430の自由端に形成された頭部440から構成
される。
前記ベース部410内には、カマ駆動機構130、布送
り機構200および電気制御ll装置500が収納され
ている。脚柱部420内にはミシンモータ111、送り
調節用アクチュエータ221および針棒揺動用アクチュ
エータ301等が収納されている。ブラケットアーム4
30および頭部440内には、縫針駆動機構110、天
びん機構120、針棒揺動機構300および布押え機構
等が収納されている。
前記脚柱部420の前面の下部には、ミシンモータ11
1の回転速度の調節を行う速度vA節つまみ421が設
けられている。該速度調節つまみ421の上方(図示上
側)には布送り機構200による加:[布の送り量設定
を行う送り量設定つまみ422が設けられている。該送
りfli、Q定つまみ422の左側(図示左側)隔部に
は、送り但設定つまみ422の影響を与えるようにする
か(この状態を“手動パという)、与えないようにする
か(この状態を“自動″という)を選択する送り手動−
自動切換スイッチ423が設けられている。送り聞設定
つまみ422の上方には、針棒揺動機構300による縫
針101の娠り幅盟の設定を行う振り幅設定つまみ42
4が設けられている。該振り幅設定つまみ424の左側
隔部には、振り幅設定つまみ424の影響を与えるよう
にするか、与えないようにするかを選択するための振幅
手動−自動切換スイッチ425が設けられている。振り
幅設定つまみ424および撮幅手動−白動切換スイッチ
425の上方には、縫い方または縫目模様の選択を行う
ために、各模様に対応する模様番号を入力する複数の操
作キー426が設けられている。該操作キー426の上
方には、操作キー426により入力された模様番号を発
光ダイオード、液晶等により表示する表示装置427が
設けられている。
前記ブラケットアーム430の正面には、ミシン1の形
成可能な縫い方、縫目模様の形象431が複数表示され
た表示パネル432.433が設けられている。右側の
表示パネル433は、該表示パネル433の下部に設け
られた表示パネル切換レバー434を操作することによ
り、表示パネル433の表示する縫い方、縫目模様の内
容が切換わるよう設けられている。
前記頭部440の前面の右側下部には、ミシンモータの
起動および停止を指示する起動停止スイッチ441が設
けられている。該起動停止スイッチ441の上方には、
加工布の送り方向を変換し、止め縫い、返し縫いなどバ
ック縫いを指示するリターンスイッチ442が設けられ
ている。該リターンスイッチ442の上方には、ミシン
モータ111の停止時に、縫針101を上方位置で停止
させるが、下方位置で停止させるかの設定を行う針位置
切換スイッチ443が設けられている。該針位置切換ス
イッチ443の上方には、針位置切換スイッチ443の
設定状態を発光ダイオード等の点灯により表示する針停
止位置表示ランプ444が設けられている。
つぎに上記の如く構成されたミシン1を制御する電気制
御装置500を第1図に基づいて説明する。
電気制御装置500は、模様選択装置510、縫目デー
タ発生装置520、零送りデータ発生器@ 530゜マ
ルチプレクサ540、アクチュエータドライバ550、
タイミング信号発生器560、低速検出fi 570゜
指令発生装置580、ミシンモータ駆動制御装置590
およびデータ切換制御装置600に大別される。
前記模様選択装置510は、脚柱部420に設けられた
操作キー426により、ブラケットアーム430の表示
パネル432.433に表示された形象431の模様に
対応する模様番号が設定されると共に、操作キー426
により設定された模様番号を表示装置427に表示する
前記縫目データ発生装置520は、ブラケットアーム4
30の表示パネル432および433に表示される形象
431に対応した縫目模様を形成するための縫目データ
を記憶している。また縫目データ発生装置520は、前
記模様選択装置510の出力信号を受け、操作キー42
6により設定された模様番号に対応した縫目模様を形成
するために縫目データを下〕ホするタイミング信号発生
器560の出力するタイミング信号TPの出力状態、お
よびカウント数に応じて出力する。即ち、縫針101の
揺動位置に関する揺動用データSDと、加工布の送り量
および送り方向に関する送り用データDDとを出力する
前記零送りデータ発生装置530は、布送り機構200
による加工布の送り量が零とされる零送り用データZD
を出力する。
前記マルチプレクサ540は、ボートPA、PBを有し
、前記縫目データ発生装置520の出力する縫い方また
は縫目模様を形成するに必要な送り用データDDをポー
トPAに入力し、前記零送りデータ発生装置530の出
力する加工布の送り1を零とする零送り用データZDを
ポートPBに入力し、データ切換制御装置600の出力
によりボートPAおよびPBの一万を選択して入力デー
タを出力する。
前記アクチュエータドライバ550は、縫目データ発生
器@520の出力する揺動用データSDに基づいて針棒
揺動用アクチュエータ301を駆動し、その結果、針棒
揺動機構300により縫い針101は、揺動用データS
Dに応じた左右方向の位置に設定される。またアクチュ
エータドライバ550は、マルチプレクサ540の選択
出力する送り用データDDまたは零送り用データZDに
基づいて、送り山水平送り機構220の送り調節用アク
チュエータ221を駆動し、その結果、布送り機構20
0による加工布の送り量および送り方向は、マルチプレ
クサ540の選択出力する送り用データDDまたは零送
り用データZDに応じた送り量および送り方向とされる
前記タイミング信号発生器560は、縫針101の軌跡
(第6図参照)に対応した各出力信号を発生する。ニー
ドル信号NP<第6図参照)は、上軸112に設けられ
た上述の針上下シヤツタ−112aの回転位置をフォト
カプラ等で検出し、加工布の送り口および送り方向の変
更許可終了位置から縫針101の揺動位置の変更許可終
了位置までの間のみ“旧”の出力とされる。タイミング
信号TP(第6図参照)は、上軸112に設けられた上
述のタイミングシャッター112bの回転位置をフォト
カブラ等で検出し、縫針101の揺動位置の変更許可開
始位置から加工布の送り量および送り方向の変更許可開
始位置までの間のみ“旧”の出力とされる。
送り零設定信号FP(第6図参照)は、マルチブレクサ
540が零送りデータ発生装置530の出力信号を選択
するときのタイミングを設定するため、上軸112に設
けられた上述の回転シャッター11゛2Cに設けられた
スリットの位置をフォトカプラ等で検出し、マルチプレ
クサ540が零送りデータ発生装置530の出力信号を
選択しても良い回転角度の時に“旧”の出力とされる。
前記低速検出器5γ0は、例えばミシンモータ111の
逆起電力を検出したり、上軸112や下軸132などミ
シンモータ111に回転駆動される軸に回転検知シャッ
ターを設け、該回転検知シャッターの回転速度を検出し
たりして、ミシンモータ111の回転速度が一定の低速
度(例えばミシンモータ111を非通電とすることによ
り、・非通電とした時点で縫針101が停止する低速度
)以下とされることにより“H1″の低速信@LSを出
力するよう設けられている。
前記指令発生装置580を第4図を用いて説明する。
自動復帰型の起動停止スイッチ441は、ミシンモータ
111の起動および停止を指示するために押圧操作され
た時のみ“旧”の立上り信号を発生する。T型フリップ
フOツブ581aは公知のもので、起動停止スイッチ4
41の出力を入力し、起動停止スイッチ441の出力す
る“旧パの立上り信号により切換えられ、例えば最初の
立上り信号により“旧”レベルの信号を出力し、次の立
上り信号により“[OWルベルの信号を出力する。D型
フリップフロップ581bは公知のもので、前記起動停
止スイッチ441の出力と°r型フリップフロップ58
1aの出力を入力し、起動停止スイッチ441の出力す
る“旧”の立上り信号によりT型フリップフOツブ58
1aの出力信号を保持する。オア回路581Cは、T型
フリップフロップ581aの出力とD型フリップ70ツ
ブ581bの出力を入力とし、ミシンモータ111の通
電制御を行うためのモータ運転指令用出力信@DSを出
力する。ノット回路581dは、オア回路581Cの出
力信号DSを反転させて出力する。自動復帰型の針位置
切換スイッチ443は、縫針101の停止位置の切換を
行うために操作可能で、針停止位置信号NSWを出力す
る+1 D型フリップ70ツブ581eは、ノット回路
581dの出力と針位置切換スイッチ443の出力を入
力とし、針位置切換スイッチ443の出力する“旧″の
立上り信号によりノット回路581dの出力信号を保持
する。オア回路581rは、D型フリップフロップ58
1bおよび581eの出力を入力し、ミシンモータ11
1を停止させるための低速運転を指示する停止用速度指
令信号SCを出力する。針位置検出器582aは、縫針
101の位置が所定の上方停止位置にある時旧″の針上
信号Nuを出力し、縫針101の位置が所定の下方停止
位置にある時“旧”の針下信号Ndを出力する。
T型フリップ70ツブ582bは、針位置切換スイッチ
443の針位置検出器@NSWを入力とし、その針停止
位置信号NSWが入力される毎に両出力端子Q、Qから
出力される上方停止信号su、tyよび下方停止位MS
dのレベルを交互に反転させる。
アンド回路582Cは、針位置検出器582aの計上信
号NUとT型フリップ70ツブ582bの上方停止信号
3uを入力とする。アンド回路582dは、針位置検出
器582aの針下信号NdとT型フリップフロップ58
2bの下方停止信号3dを入力する。オア回路582e
は、アンド回路582Cおよび582dの出力を入力す
る。D型フリップフロップ582fは、タイミング信号
発生器560の出力する送り零設定信号FPが入力され
た時に低速検出器570の出力する低速信号しSを保持
する。アンド回路582gは、オア回路582eの出力
とD型フリップフロップ582fの出力を入力とする。
マルチバイブレータ582hは、アンド回路582gが
出力する“旧”の立上り信号によりトリガされて前記り
型フリップフロップ581bおよび581eをリセット
するために所定幅のパルス信号を発生する。
前記ミシンモータ駆動制御表@590は、指令発生装置
580の出力するモータ運転指令用出力信号DS、停止
用低速指令信号SCおよび速度調節つまみ421による
速度設定値に基づいてミシンモータ111の速度制御と
起動停止を行なう。
前記データ切換制御表@600は、上記タイミング信号
発生器560、低速検出器570および指令発生装置5
80からの出力信号を入力し、マルチプレクサ540の
入力ポートの切換を行うよう設けられている。
このデータ切換制御装置600の作動を第5図に示すフ
ローヂャートに基づき説明する。
始めに、ミシン1が運転状態であるか否かを判断すべく
モータ運転指令用出力信号O8が′Hじ′であるか否か
の判断を行う(601)。YES(モータ運転指令用出
力信号DSが“” It i ”の時)の場合は、操作
者がミシン1の運転を停止するように指示されたか否か
を判断すべく、停止用低速指令信号SCが“旧”である
か否かの判断を行う(602)。
(602)がYES  (停止用低速指令信号SCが゛
旧パの時)の場合は、ミシンモータ111の通電を停止
した時点で縫針101が停止する速度であるか否かを判
断すべく、低速信号LSが“旧”であるか否かの判断を
行う(603)。(603)がNo(低速信号LSが“
” LOW”の時)の場合は、ミシンモータの回転速度
が停止用の速度以上であると判断し、マルチプレクサ5
40が送り用データDDを入力するボートPAを選択す
るよう出力しく604)、その後再び(603)へ進む
。(603)がYES(低速信号LSが゛旧″の時)の
場合は、送り零設定可能期間であるか否かを判断すべく
ニードル信号NPがtow″であるか否かの判断を行う
(605)。(605)がNO(ニードル信号NPがH
じ′の時)の場合は、送り零設定禁止期間であると判断
し、マルチプレクサ540が送り用データDDを入力す
るボートPAを選択するよう出力しく606)、その後
再び(605)へ進む。(605)がYES  (ニー
ドル信号NPが“[OW′の時)の場合は、送り零設定
信号FPが“’ tl i ”であるか否かの判断を行
う(607)。(607)がNO(送り零設定信号FP
が’tow”の時)の場合は、マルチプレクサ540が
送り用データDDを入力するボートPAを選択するよう
出力しく608)、その後再び(607)へ進む。(6
07)がYES  (送り零設定信号FPが“11じ′
の時)の場合は、マルチプレクサ540が零送り用デー
タZDを入力するボートPBを選択するよう出力する(
609)。次にミシン1の運転が停止したか否かの判断
を行うべくモータ運転指令用出力信号DSがLow”で
あるか否かの判断を行い(610)、(610)がNo
(モータ運転指令用出力信号DSが’ It i ”の
時)の場合は、ミシン1が運転中であると判断し、(6
09)へ進み、(610)がYES  (モータ運転指
令用出力信MDSが”LOW”の時)の場合は、ミシン
1の送り多が零に設定されていることを示すべく、シフ
トフラッグEFを1としく611)、その後リターンす
る。
(601)がNO(モータ運転指令用出力信号DSが”
Low”時)の場合は、針位置の切換が行われたか否か
を判断すべく、停止用低速指令信号SCが“Hじ′であ
るか否かの判断を行う(612)。前記(602)がN
o(停止用低速指令信号SCが“Low ’″の時)の
場合、あるいは(612)がYES  (停止用低速指
令信号SCが゛旧″の時)の場合は、送り量が零に設定
されているか否かを判断すべく、シフトフラッグEFが
1であるか否かの判断を行う(613)。(613)が
YES  (シフトフラッグEFが1の時)の場合は、
現在の縫針101の位置が上方位置であるか否かを判断
すべく、ニードル信号NPが“旧”であるか否かの判断
を行う(614)。該(614)がYES  に−ドル
信号NPが’ fl i ”の時)の場合は、縫針10
1の位置が下方位置とされたか否かを判断すべく、ニー
ドル信QNPが“LOW ”であるか否かの判断を行う
(615)。該(615)がNO(ニードル信QNPが
“旧”の時)の場合は、マルチプレクサ540が零送り
用データZDを入力するボート端子PBを選択するよう
出力しく6161、その後再び(615’)へ進む。(
614)がNO(ニードル信号NPが“Low ”の時
)の場合は、縫針101の位置が上方位置とされたか否
かを判断すべく、ニードル信QNPが’ tl i ”
であるか否かの判断を行う(617)。該(617)が
NO(ニードル信号NPが“tow”の時)の場合はマ
ルブブレク+j540が零送り用データzDを入力する
ボートPBを選択するよう出力しく618)、その後再
び(617)へ進む。
(615)がYES  (ニードル信号NPが“LOW
 ”の時)の場合、または(617)がYES  (ニ
ードル信号NPが“tli”の時)の場合は、針位置を
切替ることによりしつけ縫いを実行するものと判断して
布送り量の零設定を解除するため、シフトフラッグIE
Fを0としく619)、次にマルチプレクサ540が送
り用データDDを入力するボートPAを選択するよう出
力しく620) 、その後リターンする。(613)が
NO(シフトフラッグEFが0の時)の場合は(620
)へ遊む。(612)がNO(停止用低速指令信号SC
が“Low”の時)の場合は、シフトフラッグEFが1
であるか否かの判断を行い(621) 、該(621)
がYES(シフトフラッグEFが1の時)の場合は、マ
ルチプレクサ540が零送り用データZDを入力するボ
ートPBを選択するよう出力しく622)、その模リタ
ーンする。(621)がNo(シフトフラッグEFが0
の時)の場合は、マルチプレクサ540が送り用データ
DDを入力するボートPAを選択するよう出力しく62
3)、その後リターンする。
つぎに上記実施例の作動を説明する。
縫針101が上方位置で停止するよう設定した場合(第
6図参照)について説明する。
図示しない電源が投入された時、マルチプレクサ540
は、ボートPAを選択している。操作者が操作キー42
6を操作することにより、操伯名の所望する縫い方また
は縫目模様が選択される。起動停止スイッチ441が操
作される(図中一点鎖線へ)と、モータ運転指令用出力
信号DSが“lli”とされ、縫目形成機構100、布
送り機構200、針棒揺動機構300および電気制御装
置500の作動により、選択された縫い方または縫目模
様が加工孔に縫製される。操作者が縫製を停止すべく起
動停止スイッチ441が操作される〈図中一点鎖線B)
と、ミシンモータ111の回転速度を低速にすべく、停
止用速度指令信号SCが” It i ”の出力とされ
る。ミシンモータ111の回転速度が停止用の低速度ま
で減速されることにより、低速信号しSが“If i 
”の出力とされる。モータ運転指令用出力信号DSが“
旧”とされ、且つ停止用速度指令信号SCが旧”とされ
、且つ低速信号しSが“旧°゛とされ、且つニードル信
号NPが“t、ow″とされ(送り零設定可能期間)、
且つ零設定信号FPが“°旧パとされることにより、マ
ルチプレクサ540がボートPBを選択しく図中一点鎖
線C)、布送り機構200の送り量が零に設定され、最
初の計上停止位置に縫針101がきた時にミシンモータ
111が非通電とされ(図中一点鎖線D)、ミシン1の
運転が停止する。ミシン1の停止中マルチプレクサ54
0は、ボートPBを選択している。ミシン停止後、再起
動く図中一点鎖線E)を行った場合、最初の送り囚およ
び送り方向の変更許可開始位置(図中一点鎖線F)(送
り徂零設定信号FPの立ち上がり)までの間は、マルチ
プレクサ540がボートPBを選択し、布送り機構20
0の送り山が零に設定されているため、布送り機構20
0による加工布の送り団がピロとされる。再起動後の最
初の送り憬および送り方向の変更許可開始位置の経過後
は、マルチプレクサ540がボートPAを選択するため
、操作者の選択した縫い方または綴目模様が加工布に縫
製される。再起動を行う際、前回とは異なる縫い方また
は縫目模様とされるよう、操作キー426を操作して再
起動を行った場合、最初の送り缶および送り方向の変更
許可開始位置までの間は、布送り機構200の送り農が
零に設定されているため、加工布はミシン1の停止直前
の位置から移送されることはなく、縫い始めの位置がず
れるのを防ぐことができる。
縫針101が下方位置で停止するように設定した場合(
第7図参照)について説明する。
前記縫針101を上方位置で停止するよう設定した場合
と同様、縫い方または縫目模様を選択し、起動停止スイ
ッチ441が操作される(図中一点鎖線G)と、モータ
運転指令出力信号DSが“” tl i ”とされ、設
定された縫い方または縫目模様が加工布に縫製される。
操作者が縫製を停止すべく起動停止スイッチ441が操
作される(図示一点鎖線臼)と、ミシンモータ111の
回転速度を低速にすべく、停止用速度指令信号SCが“
旧”の出力とされる。
モータ運転指令出力信号DSが゛11ビ′とされ、且つ
停止用速度指令信号SCが’ II i ”とされ、且
つ低速信号[Sが“lli”とされ、且つニードル信号
NPがLow ”とされ(送り零設定可能期間)、且つ
零設定信号FPが“旧”とされることにより、マルチプ
レクサ540がボートPBを選択しく図中一点鎖線I)
、布送り機構200の送り量が零に設定され、最初の針
下停止位置に縫針がきた時にミシンモータ111が非通
電とされ(図中一点鎖線J)、ミシン1の運転が停止す
る。ミシン1の停止中マルチプレクサ540は、ボート
端子PBを選択している。再起動を行う際、最初の送り
$および送り方向の変更許可開始位置(図中一点鎖線K
)(送り零設定信QFPの立ち上り)までの間は、布送
り機構200の送り量が零に設定されているため、加工
布はミシン1の停止直前の位置から移送されることはな
く、縫い始め位置がずれるのを防ぐことができる。
ミシン1の停止中に針位置切換スイッチ443を操作し
て、針位置の切換〈針上から針下へ、または針下から計
上へ)を行なった場合について説明する。
マルチプレクサ540がボートPBを選択している時、
最初の針位置の切換が終了することにより、マルチプレ
クサ540が、ボートPAを選択する。
マルチプレクサ540が、ボートPA@選択している時
、針位置の切換が行なわれても、ボートPAの選択状態
が保持される。
上記実施例では本発明を布送り機構に連動してジグザグ
縫目、縫目模様等を形成する針棒揺動機構を有した家庭
用ミシンに適用した例を示したが、他に工業用ミシン、
針棒揺動用機構を有しない直線ミシンなど、送り量の変
更が可能な全てのミシンに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の零送り自動設定可能なミシンの一実施
例を示す電気制御制御装置のブロック図、第2図は縫目
形成機構の概略図、第3図はミシンの正面外観図、第4
図は指令発生装置の電気回路図、第5図はデータ切換制
御装置の作動を説明するためのフローチャート、第6図
および第7図は作動説明のためのタイムチャートである
。 図中 1・・・ミシン 100・・・縫目形成機構 1
11・・・ミシンモータ 200・・・布送り機構 3
00・・・針棒揺動機構 400・・・ミシンフレーム
 441・・・起動停止スイッチ 500・・・電気制
御装置 510・・・模様選択装置 530・・・零送
りデータ発生装置 540・・・マルチプレクサ 58
0・・・指令発生装置 600・・・データ切換制御装

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)上下往復運動可能な縫針とその縫針の上下往復運動
    と調時して加工布に送り量可変の送り運動を付与する送
    り装置とを含み、ミシンモータの動力を受けて作動する
    縫目形成機構と、 操作体の操作に従って前記ミシンモータを運転および停
    止させるモータ駆動制御手段と、 前記ミシンモータの停止時に種々の縫い方または模様の
    中から所望のものを選択するための選択手段とを備えた
    ミシンにおいて、 前記ミシンモータを停止させるための前記操作体の停止
    操作に関連して前記送り装置の送り量を零に設定し、そ
    の設定状態を次の送り運動の完了まで保持する送り変更
    手段を設け、 その送り変更手段による零送り量の設定完了後に前記ミ
    シンモータを停止するように前記モータ駆動制御手段を
    構成したことを特徴とする零送り自動設定可能なミシン
    。 2)前記送り変更手段は、前記操作体の停止操作の後に
    前記ミシンモータの速度が所定の低速度まで減速された
    時に前記送り装置の送り量を零に設定することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の零送り自動設定可能な
    ミシン。
JP11511385A 1985-05-28 1985-05-28 零送り自動設定可能なミシン Pending JPS61272083A (ja)

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JP (1) JPS61272083A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0260686A (ja) * 1988-08-26 1990-03-01 Janome Sewing Mach Co Ltd 零送り設定スタートミシン
JPH04108488A (ja) * 1990-08-28 1992-04-09 Juki Corp ミシンの縫い始め布送り停止装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0260686A (ja) * 1988-08-26 1990-03-01 Janome Sewing Mach Co Ltd 零送り設定スタートミシン
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