JPS6127180A - ア−ク溶接装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、クレータ処理条件を自動的に設定し、処理
する機能を備えたアーク溶接装置に関するものである。

〔従来技術〕

従来この種の装置として第１図に示すものがある。図に
おいて（１）は駆動装置、（２）は溶接ワーク、（３）
は溶接トーチ、（４）は消耗電極ワイヤの送給装置、（
５）は溶接電源、（６）は駆動装置（１）や溶接電源（
５）を制御するための制御装置、（７）は溶接ワーク（
２）を固定するための治具である。

従来のアーク溶接装置は上記のように構成され、自動的
にアーク溶接が行なわれていた。第２図は、従来のアー
ク溶接装置の溶接シーケンスを示したもので、本溶接条
件として、溶接電流工、□、溶接電圧ｖＩＬ□、溶接速
度ｖ１、クレータ処理条件として、クレータ電流工。、
クレータ電圧ｖｃ１クレータ時間ｔｏという溶接パラメ
ータがある。従来これらの溶接パラメータは、第６図に
示すようにすべて外部より制御装置（６）に入力指示さ
れ、制御装置（６）はこれに従って溶接駆動装置や溶接
電源（５）を制御し、溶接が行なわれていた。

しかるに従来のアーク溶接装置は以上のように構成され
ているため、溶接線ごとに本溶接の条件だけでなく、ク
レータ処理条件まで入力指示することが必要であシ、条
件入力パラメータの数が多く、溶接操作が非常に繁雑、
かつ、時間がかかるという欠点があった。

〔発明の概要〕

この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、本瘤接の条件よりフレータ処理条
件を自動的に選択、設定することにより、予め入力指示
すべきパラメータは本溶接条件のみでよい、非常に簡便
なアーク溶接装置を提案するものである。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第４
図はこの発明の機能ブロック図である。

■に示したように本溶接条件としてＩ、１ｊ　ｖ、、１
ｖ１を制御装置（６）に入力指示し、制御装置（６）で
は、■に示したように工ａ１１　Ｖｌの組み合せによっ
て■のようにデータベースを検索させ、クレータ処理条
件工。ｒ　Ｖ（２＊　ｔ（Ｂを選択させ、従来と同様に
■に示すように必要な溶接パラメータをすべてそろわせ
ることにより溶接実行部で溶接を行なわせる。

第５図はデータベースの構成を示したもので、溶、接電
流■１および溶接速度Ｖよりフレータ処理条件（ｒｅ　
、Ｖｃ　、ｔｃ）を選択させる。たとえば、Ｉａ＝２５
０　、　ｖ＝４００の場合には（工。＋Ｖｃｈｔｅ　）
　＝　（１５，、，０、２３、ｔ９）である。また、Ｉ
ｌｌＶがデータベースで指定された値の中間の値の場合
には、どちらか一方の条件を選択させるか、次のように
補間によって条件を求める。すなわち、本溶接条件（Ｉ
ｌ　＊　Ｖ　）に対して、データベースでは、第６図に
示すようにＩｌ　ｅ　ｖをはさみこむ値、ｘ、、　ｌ　
Ｉ。オヨヒマｌ　＋　７２に対応して■１■ｐ■−■な
るクレータ処理条件を求める。一般には、これら４点よ
ｊＤ、Ｉ、をパラメータとして■■より■を■■より■
を求め、さらに、Ｖをパラメータとして■■より■をＩ
Ｃ＊　Ｖ６　＊　ｔ６それぞれ独立に求める。しかし、
この場合は演算が非常に繁雑となるので、４点で補間す
るかわシに■■または、■■の２点より次のような補間
を行うてもよい。後者の場合は簡単な補間演算で良好な
結果が得られる。たとえば、■および■の２点に対して
■（Ｉａ、＋ｖ１）　　−−→　（工。、　、　ｖｃ、
　、　ｔ、１）■（ｘ、２’　Ｉ　ｖｚ　）−−→　（
ｘ、　ｌ　Ｖ（ｊ＠　ｓ　ｔ６雪）なるクレータ処理条
件が指定されているとすれば、１＠　＋　Ｖ　　なる溶
接条件に対応するクレータ処理条件として、 工。＝工。、＋α（Ｉ、１−　Ｉ。り ｖ、　＝　ｖ、、　＋α（ｖｃｍ−ｖｅり１ｃ＝　１．
、＋α（ｊｃｌ　　　＊ａ＠　）但し のように求めるととが可能である。なお、以上のような
補間演算を用いて、クレータ処理条件を求めるようにす
れば、第５図に示し九データベースのデータ量を大幅に
少なくしても、常に最適なりレータ処理条件が求められ
、良好な溶接結果が得られるという効果がある。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、指示された本溶接条
件よりフレータ処理条件をデータベースよル選択するよ
うにしたので、本溶接の条件を指示するだけでクレータ
処理まで自動的にでき、条件の入力指示が非常に簡略化
されるとともに、常に良好な溶接結果が得られるという
効果がある。

また、本溶接条件がデータベースに記述された条件の間
の条件の場合には、この条件を祉さみこむ４条件で補間
するか、４条件の内で対角の２条件に対応するクレータ
条件より補間演算によってクレータ処理条件を求めるよ
うにしたので、データベースのデータ量が少なくても、
常に良好なりレータ処理条件を設定できるうえ、２条件
での補間演算を用いれば非常に演算も簡単になるという
効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図はアーク溶接装置の概略説明図、第２図は従来の
アーク溶接装置の溶接シーケンス図、第３図は従来のア
ーク溶接装置の機能ブロック図、第４図は本発明のアー
ク溶接装置の機能ブロック図、第５図はデータベースの
構成を示す図、第６図は、クレータ条件の補間演算の説
明図である。 １・・・溶接駆動装置、５・・・溶接電源、６・・・制
御装置、１０・・・溶接実行部。 なお、図中、同一符号り同一、又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　木　村　三　朗 第１図 第３図 第４図 第５図 第６図 ２１Ｊ１ｖ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）溶接ロボットなどのように前もつて指示された溶
   接線を指示された溶接条件（電流、電圧、溶接速度）で
   溶接する消耗電極式アーク溶接装置において、指示され
   た溶接条件より溶接紙了時のクレータ処理条件をデータ
   ベースより選択し、その選択した処理条件に基づいて自
   動的にクレータ処理することを特徴とするアーク溶接装
   置。
2. （２）クレータ処理条件のデータベースとして、溶接電
   流、溶接速度をパラメータとして、クレータ処理条件を
   指定するようにしたものを用いることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載のアーク溶接装置。
3. （３）溶接電流Ｉ＿ａ、溶接速度ｖが、データベースの
   値の中間の値の場合には、４条件の内でＩ＿ａ、ｖのそ
   れぞれが近い方の条件を選択するようにしたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項または第２項記載のアーク
   溶接装置。
4. （４）溶接電流Ｉ＿ａ、溶接速度ｖがデータベースで指
   定された値の中間の値の場合に、それを取りかこむ４条
   件より補間演算によりクレータ処理条件を求めるように
   したことを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２
   項記載のアーク溶接装置。
5. （５）溶接電流Ｉ＿ａ、溶接速度ｖがデータベースで指
   定された値の中間の値の場合に、一般に用いられる四点
   での補間を用いるかわりにＩ＿ａ＿１＞Ｉ＿ａ＞Ｉ＿ａ
   ＿２、ｖ＿１＞ｖ＞ｖ＿２なる値に対し、データベース
   では、それぞれの条件に対応して、 （Ｉ＿ａ＿１，ｖ＿１）→（Ｉ＿ｃ＿１，Ｖ＿ｃ＿１，
   ｔ＿ｃ＿１）（Ｉ＿ａ＿２，ｖ＿２）→（Ｉ＿ｃ＿２，
   Ｖ＿ｃ＿２，ｔ＿ｃ＿２）なるクレータ処理条件が指定
   されているとき、Ｉ＿ａ、ｖなる溶接条件に対応するク
   レータ処理条件として、 Ｉ＿ｃ＝Ｉ＿ｃ＿２＋α（Ｉ＿ｃ＿１−Ｉ＿ｃ＿２）Ｖ
   ＿ｃ＝Ｖ＿ｃ＿２＋α（Ｖ＿ｃ＿１−Ｖ＿ｃ＿２）ｔ＿
   ｃ＝ｔ＿ｃ＿２＋α（ｔ＿ｃ＿１−ｔ＿ｃ＿２）但し α＝｛（Ｉ＿ａ−Ｉ＿ａ＿２）／（Ｉ＿ａ＿１−Ｉ＿ａ
   ＿２）｝×｛（Ｖ＿ａ−Ｖ＿ａ＿２）／（Ｖ＿ａ＿１−
   Ｖ＿ａ＿２）｝なる補間演算によつて求めることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項または第２項記載のアーク
   溶接装置。