JPS6127130B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6127130B2
JPS6127130B2 JP9348681A JP9348681A JPS6127130B2 JP S6127130 B2 JPS6127130 B2 JP S6127130B2 JP 9348681 A JP9348681 A JP 9348681A JP 9348681 A JP9348681 A JP 9348681A JP S6127130 B2 JPS6127130 B2 JP S6127130B2
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JP
Japan
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fastener element
concave
metal
forming
fastener
Prior art date
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Expired
Application number
JP9348681A
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English (en)
Other versions
JPS57209732A (en
Inventor
Kazumi Kasai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
Yoshida Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Yoshida Kogyo KK filed Critical Yoshida Kogyo KK
Priority to JP9348681A priority Critical patent/JPS57209732A/ja
Publication of JPS57209732A publication Critical patent/JPS57209732A/ja
Publication of JPS6127130B2 publication Critical patent/JPS6127130B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D53/00Making other particular articles
    • B21D53/46Making other particular articles haberdashery, e.g. buckles, combs; pronged fasteners, e.g. staples
    • B21D53/50Making other particular articles haberdashery, e.g. buckles, combs; pronged fasteners, e.g. staples metal slide-fastener parts
    • B21D53/52Making other particular articles haberdashery, e.g. buckles, combs; pronged fasteners, e.g. staples metal slide-fastener parts fastener elements; Attaching such elements so far as this procedure is combined with the process for making the elements

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、上下何れの方向からも噛合,開離さ
せることのできる所謂上下両開き式スライドフア
スナー用の金属フアスナーエレメントのプレス成
形方法に関するものである。
[従来の技術] 第5図に示されるごとき、従来の上下両開き式
スライドフアスナー用の金属フアスナーエレメン
トAは、噛合,開離の際のエレメント同士の干渉
を防ぐため、噛合凹部Bの先端縁Cに凹陥部Dを
形成しているが、従来、この凹陥部Dを形成する
には、噛合頭部Eと、その裏側に噛合凹部Bとが
形成され、先端縁Cには未だ凹陥部Dが形成され
ていない所定数の金属フアスナーエレメントA
が、フアスナーテープに植設されたフアスナース
トリンガーの状態で、前記先端縁Cにバフ研磨を
施して凹陥部Dを形成する手段が採用されてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] 上述の従来の手段では、フアスナーテープに植
設された金属フアスナーエレメントAにバフ研磨
を施して凹陥部Dを形成するため、凹陥部Dの形
状,寸法の誤差が生じやすく、また凹陥部Dの周
面が粗く、かつ軟弱であるため、フアスナーエレ
メントの噛合強度の低下を来たし、スライドフア
スナーとしての円滑な噛合,開離を阻害しやすい
欠点があるし、また設備も工程も増加し、生産コ
ストが高くなる欠点も有していた。
上述の現状に鑑み、本発明は、単一のプレス加
工工程のみにより、生産効率の低下を伴なうこと
なく、第4図に示されるように、噛合凹部1の先
端縁3に形状,寸法が正確で、硬化され、かつ平
滑な周面を成す凹陥部4を有する金属エレメント
5を製造できる上下両開き式スライドフアスナー
用金属フアスナーエレメントの製造方法を提供す
ることを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上述の目的を達成するため、上下両
開き式スライドフアスナー用の金属フアスナーエ
レメントで、噛合頭部の裏側に形成されている噛
合凹部の先端縁に凹陥部を有する金属フアスナー
エレメントを連続金属素線から製造する方法にお
いて、連続金属素線内の、該素線送り方向前側に
位置するフアスナーエレメント成形部の、噛合凹
部の先端縁の凹陥部成形位置から、前記送り方向
後側に隣接するフアスナーエレメント成形部にオ
ーバーラツプする区間に、前記凹陥部成形用の凹
溝をプレス成形するというフアスナーエレメント
成形加工方法により、単一のプレス加工工程で、
金属フアスナーエレメントの噛合凹部の先端縁
に、硬化し、かつ形状,寸法の正確な凹陥部を有
する上下両開き式スライドフアスナー用の金属フ
アスナーエレメントを、生産効率を低下させるこ
となく製造しうるようにしたものである。
[作 用] 本発明では、連続金属素線内において、該素線
送り方向前側に位置するフアスナーエレメント成
形部の、噛合凹部の先端縁の凹陥部成形位置か
ら、前記送り方向後側に隣接するフアスナーエレ
メント成形部にオーバーラツプする区間に、プレ
ス加工によつて、前記凹陥部成形用の凹溝を成形
するものであるから、金属フアスナーエレメント
を連続成形するプレス加工工程中に、凹溝成形工
程を追加するのみで、噛合凹部の先端縁に凹陥部
を有する上下両開き式スライドフアスナー用の金
属フアスナーエレメントを形成でき、しかもその
成形した金属フアスナーエレメントの凹陥部の形
状,寸法が正確であり、またその周面が平滑であ
るとともに、成形された凹陥部は加工硬化により
硬度を上げられるものである。
[実施例] 第1図は、本発明の方法でプレス加工を受けた
連続金属素線6の一例の拡大裏面図であり、第2
図AないしCは、本発明の実施の一例の加工工程
を示す拡大縦断面図であつて、第4図に示される
ように、一端に噛合頭部2とその裏側に形成した
噛合凹部1とを有し、噛合凹部1の先端縁3に凹
陥部4を有する金属フアスナーエレメント5を、
第1図,第2図に示される平角線材のごとき連続
金属素線6の先端から順次プレス加工によつて製
造する実施例を示している。
第1図,第2図においては、矢印Xで示す連続
金属素線6の送り方向の前側に位置するフアスナ
ーエレメント成形部Fの、噛合凹部1の先端縁3
に成形すべき凹陥部4の成形位置Gから、前記送
り方向の後側に隣接するフアスナーエレメント成
形部Hにオーバーラツプする区間の金属素線部分
9に、凹陥部4成形用の凹溝10をプレス成形
し、その後、噛合凹部1、噛合頭部2の成形、
個々のフアスナーエレメント素材21にする切断
を行なうものである。
連続金属素線6は、図示を省略した機台上の移
行経路に沿つて、矢印X方向に所定ピツチで間歇
移動させられるもので、その移行路に沿つて、始
めに、第2図Aに示されるように、上金型7と下
金型8とを備える第1工程の加工部位が設けられ
ている。
この第1工程の加工部位では、第1図に示され
るように、連続金属素線6の送り方向前側に位置
するフアスナーエレメント成形部Fにおける凹陥
部4の成形位置Gから、前記送り方向後側に隣接
するフアスナーエレメント成形部Hにオーバーラ
ツプする区間の金属素線部分9に、上金型7と下
金型8とによるプレス加工によつて凹溝10を圧
縮成形する。この凹溝10の圧縮成形は、上金型
7のフラツトな下面11で拘束されている金属素
線6の肉方へ、下金型8の成形型部12が押し込
まれるので、さながら絞り加工のごとき組成変化
を金属素線6に与え、凹溝10とその周辺の金属
素線部分に著しい加工硬化を生ぜしめるし、また
バリあるいは切粉等の発生を生ずることは全くな
い。
上述の凹溝10は、完成される金属フアスナー
エレメント5に形成されるべき凹陥部4の深さと
広さを含みうる大きさとされるものである。
上述の第1工程の加工部位に隣接して次段とし
て、第2図Bに示されるように、上金型13と下
金型14とよりなる第2工程の加工部位が設けら
れている。
この加工部位では、上金型13の成形型部15
と、下金型14の成形型部16とによるプレス加
工により、前記凹溝10が、完成される金属フア
スナーエレメント5の先端縁3の凹陥部4の位置
となるよう噛合凹部1と噛合頭部2とが成形され
る。図示実施例の場合には、この上金型13と下
金型14とによるプレス加工の仕上げ度合は95%
程度とされている。
上述の第2工程が完了したのち、金属素線6
は、第2図Cに示されるように、カツター17
と、上金型18と下金型19(カツトオフダイを
兼ねる)とよりなる第3段の第3工程の加工部位
に移送される。
この第3工程においては、前工程の上金型13
と下金型14とにより、略95%程度の仕上げ度合
とされた噛合凹部1と噛合頭部2とを100%の仕
上げ度合に仕上げるものであり、具体的には、こ
の仕上げ加工と同時に、加工部位に圧力をかけな
がらカツター17、カツトオフダイ19、プレツ
シヤーパツド25により、第1図中符号20で示
される切断線に沿い、凹溝10の中間において、
個々のフアスナーエレメント素材21に切断され
る。切断された個々のフアスナーエレメント素材
21は、切断直後に、第1図に示されるように拡
開している脚部を互いに閉じ合わせる方向へプレ
スされてフアスナーテープ端縁に固着され、第4
図に示される形状とされる。なお、第4図および
第5図では、フアスナーテープの図示は省略され
ている。
第3図は、別の実施例における凹溝10に相当
する凹溝24を形成する工程の拡大縦断面図であ
つて、前述の第1工程で使用される下金型8に相
当する下金型22の成形型部23の頂面が、連続
金属素線6の矢印Xで示す送り方向の後側におい
て高くなつており、成形される凹溝24の底面
が、前記送り方向後側で深くなる傾斜面とされる
もので、この形状の凹溝24にすると、完成され
た金属フアスナーエレメントの噛合凹部の先端縁
の凹陥部が、エレメント外側に向つて深くなる前
下がりの凹陥部となり、噛合,開離時のエレメン
ト同士の干渉防止がより良好となるものである。
この実施例では、凹溝24の圧縮成形以外の工程
は第2図AないしCに示す工程と全く同一であ
る。
なお、図示実施例では、第3工程として仕上げ
のプレス加工と切断とを行なつているが、切断を
第4工程として別個に行なつてもよいし、第2工
程を仕上げのプレス加工をも兼ねるものとし、第
3工程で切断を行なつてもよく、更には、第1工
程で噛合頭部および噛合凹部の成形と、既述のご
とくオーバーラツプする凹溝の圧縮成形とを同時
に行ない、第2工程で仕上げのプレス加工と切断
とを同時に行なうようにしてもよい。
[効 果] 本発明は、以上説明した構成,作用のものであ
つて、金属フアスナーエレメントの噛合凹部の先
端縁を、該フアスナーエレメントのプレス加工工
程時のプレス加工工程として圧縮成形しうるの
で、該フアスナーエレメントのプレス加工工程に
些かの変化をも与えることなく実施でき、高い生
産効率をそのまま持続させうるし、凹陥部成形用
のバフ研磨等の工程,設備を全く不必要ならし
め、生産コストを低くしうる等の効果を奏する。
また凹陥部を形成する凹溝は、連続金属素線の
送り方向前側に位置するフアスナーエレメント成
形部における凹陥部成形位置から、前記送り方向
後側に隣接するフアスナーエレメント成形部にオ
ーバーラツプする区間に形成され、その凹溝の中
間部分で個々のエレメントに切断することによつ
て所定の凹陥部に成形されることとなるので、噛
合凹部の先端縁に凹陥部が正確に形成しうる効果
がある。
また、前記凹陥部はプレス加工によつて成形さ
れるので、該凹陥部の材質に加工硬化を生ぜしめ
るととなり、凹陥部ならびにその周辺の硬度を高
めることができ、製造される金属フアスナーエレ
メントの強度を向上させうるとともに、凹陥部の
形状,寸法が正確で、しかもその周面を平滑にす
ることができ、噛合,開離が円滑にできる金属フ
アスナーエレメントを製造できる効果も有してい
る。
また圧縮成形によつて硬化した凹溝部分で個個
のエレメントに切断されるので、バリの発生が少
なく、仕上がりの良いエレメントを製造しうる効
果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法によるプレス加工を受けた
連続金属素線の一例の拡大裏面図、第2図Aない
しCは、実施の一例の加工工程を示す拡大縦断面
図であつて、第1図中の−線位置におけるプ
レス加工状態を工程順に示すものであり、同図A
は、第1工程、同図Bは第2工程、同図Cは第3
工程を示す図、第3図は別の実施例における第2
図Aと同様の拡大縦断面図、第4図は第1図に示
す連続金属素線から製造された金属フアスナーエ
レメントの拡大斜面図、第5図は従来の上下両開
き式スライドフアスナー用の金属フアスナーエレ
メントの拡大斜面図である。 1:噛合凹部、3:先端縁、4:凹陥部、5:
金属フアスナーエレメント、6:連続金属素線、
9:オーバーラツプする金属素線部分、10:凹
溝、X:連続金属素線の送り方向、F,H:フア
スナーエレメント成形部、G:凹陥部成形位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上下両開き式スライドフアスナー用の金属フ
    アスナーエレメントで、噛合頭部の裏側に形成さ
    れている噛合凹部の先端縁に凹陥部を有する金属
    フアスナーエレメントを連続金属素線から製造す
    る方法において、連続金属素線内の、該素線送り
    方向前側に位置するフアスナーエレメント成形部
    の、噛合凹部の先端縁の凹陥部成形位置から、前
    記送り方向後側に隣接するフアスナーエレメント
    成形部にオーバーラツプする区間に、前記凹陥部
    成形用の凹溝をプレス成形することを特徴とする
    上下両開き式スライドフアスナー用金属フアスナ
    ーエレメントの製造方法。
JP9348681A 1981-06-17 1981-06-17 Manufacture of metallic element for slide fastener Granted JPS57209732A (en)

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JPS57209732A JPS57209732A (en) 1982-12-23
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