JPH01210143A - ナックル部品の閉塞鍛造法 - Google Patents

ナックル部品の閉塞鍛造法

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JPH01210143A
JPH01210143A JP3532388A JP3532388A JPH01210143A JP H01210143 A JPH01210143 A JP H01210143A JP 3532388 A JP3532388 A JP 3532388A JP 3532388 A JP3532388 A JP 3532388A JP H01210143 A JPH01210143 A JP H01210143A
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JP
Japan
Prior art keywords
main body
forging
arm
body part
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP3532388A
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English (en)
Inventor
Masataka Sato
正孝 佐藤
Tomoyoshi Satou
佐藤 朋由
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/311,258 priority patent/US4967584A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ナックル部品の閉塞鍛造法に関するもので
あり、とくには、本体部分と、この本体部分からの、長
短複数の張出部分とを具えるナックル部品を、高い材料
歩止りにて鍛造可能ならしめるものである。
(従来の技術) ナックル部品、たとえば第6図に示すような、スピンド
ルを有するナックルの、従来既知の熱間鍛造法としては
、例えば、自動車工学全書第19巻昭和55年4月20
日−山海堂発行)の39P〜41Pの項目2.4.2 
 rプレスによる型鍛造」に紹介されているようないわ
ゆるぼり出し鍛造法がある。
この鍛造法は、加熱されたビレットを型鍛造することに
より、第6図に仮想線で示すように、ナックルの本体部
分1、ならびにそれぞれのアーム2.3.4およびボス
5.6の周りに、大きなばり7を発生させるものであり
、ここでは、そのばり7をトリミングすることによって
ナックルがもたらされることになる。
なお、このような鍛造は、スピンドルを有しないナック
ルについてもほぼ同様にして行われる。
ところで、かかるぼり出し鍛造法によれば、トリミング
によって切断除去される大きなばり7が、材料歩止りを
60%程度にまで低下させていることから、ナックル部
品を、ばりの発生を伴わない閉塞鍛造法によって製造す
ることにより、材料歩止りをほぼ100%にまで向上さ
せるようとの従業がなされている。
ここで、この閉塞鍛造法は、第7図(a)に示すように
、成形面がともに平坦な、上ダイス8および下ダイス9
からなるグイセットによってスケールを取り除かれ、全
体としてほぼ樽状とされた、1250°C前後の加熱ビ
レットBを、第7図(b)に示すような鍛造型、すなわ
ち、上ダイス10と、この上ダイス10と対向して位置
する下ダイス11と、この下ダイス11に貫通して、そ
れに対して摺動運動を行う下ポンチ12とからなり、型
閉め状態で所要のキャビティを形成する鍛造型の下ポン
チ上に、図の左半部に示すように配置した後、その下ポ
ンチ12の、面圧が80kg/mm”程度の押込み作動
に基づき、上下のダイス10.11の、図示のような閉
止状態で、所要のナックルに成形するものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような閉塞鍛造法にあっては、ぼり
出し鍛造法に比して、素材の塑性流動が著しく拘束され
ることになるので、形状が複雑である上に、長短複数の
張出部分を有するナックル部品を、閉塞鍛造法にて製造
する場合には、とくには、成形の開始から終了に至まで
の時間が各部分にて大きく相違することに起因する鍛造
欠陥がそこに発生するという問題があった。
これをいいかえれば、第6図に示すようなスピンドル付
のナックルを閉塞鍛造する場合には、本体部分lからの
張出量の少ないアーム4およびボス5.6は、下ポンチ
12の押し込みストロークの途中においてすでに完全な
る成形が終了されるに対し、本体部分1からの張出し長
さの長いアーム2.3の成形は、下ポンチ12が、第7
図(b)の右半部に示すように、その押し込みストロー
クの終端に達する事によってはじめて完了されることに
なるため、とくには、アーム4およびボス5.6が成形
された後の下ポンチ9,12のストロークにより、それ
らの各部の形成に寄与する鍛造型部分へ、素材がさらに
入り込もうとすることに起因するしわきずが発生するこ
ととなり、このようなきすを有するナックルは、製品と
して使用することが不可能であった。
この発明は、従来技術のかかる問題点に着目してなされ
たものであり、ナックル部品の閉塞鍛造を、荒鍛造工程
と、仕上鍛造工程とで行うこととし、各鍛造工程におけ
るナックル部品各部分の、成形の開始から終了に至まで
の時間をほぼ等しくすることによって、鍛造欠陥の発生
を有効に防止することができるナックル部品の閉塞鍛造
法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) この発明の、ナックル部品の閉塞鍛造法は、本体部分と
、この本体部分からの複数の張出部分とを具えるナック
ル部品を鍛造するに際し、本体部分からの張出し長さの
長いアーム部分の予備成形を行う荒鍛造工程と、前記ア
ーム部分の仕上成形ならびに、本体部分からの他の張出
部分の仕上げ成形を行う仕上鍛造工程とを順次に組み合
わせることを特徴とする。
(作 用) この閉塞鍛造法では、本体部分からの、所要の張出し長
さが相対的に長いアーム部分だけを荒鍛造工程にて予備
成形した後に、そのアーム部分および本体部分からの他
の張出部分を仕上げ鍛造工程にて仕上成形することによ
り、アーム部分の予備形成に際してはもちろん、仕上鍛
造工程での各部分の仕上げ成形に際し、各部分の成形開
始から終了にまでの時間をほぼ等しくすることができ、
この故に、部分的な成形の完了後におけるインナーポン
チの一層の押し込みによって、素材がその成形完了部分
へさらに流動することに起因するしねきすの発生が十分
有効に防止れさることになる。
(実施例) 以下にこの発明の実施例を、第6図に実線で示すスピン
ドル付きナックルを製造する場合について説明する。
ここでははじめに、スケールを除去された樽状加熱ビレ
ットを荒鍛造することによって、第1図に斜視図で示す
ような中間鍛造品21を構成し、この中間鍛造品21に
、ナックルの、スピンドルの形成に寄与するスピンドル
予備成形部22aと、本体部分の形成に寄与する本体部
分予備成形部23aとを設けるとともに、ナックルの本
体部分からの張り出し長さが特に長くなるそれぞれのア
ームのためのアーム予備成形部24a 、 25aをそ
れぞれ設ける。
第2図は、この中間鍛造品21を示す側面図および底面
図であり、この中間鍛造品21においては、それぞれの
アーム予備成形部24a 、 25aの成形を、それら
の太さ、長さ、体積などを適宜に選択することによって
、はぼ同時に終了することができる。
ここで、加熱ビレットのかかる荒鍛造は、第3図に縦断
面図で示すように、これもまた、上ダイス30と、下ダ
イス31と、下ポンチ32とからなる荒地鍛造型におい
て、下ポンチ32と上ダイス30との間に配置した加熱
ビレットBを、両ダイス30.31の閉止状態下での、
下ポンチ32の押込み作動によって、キャビィティに正
確に倣う形状に塑性流動させることにより行うことがで
き、このことにて、図の右半部に示すような、所要の中
間鍛造品21をもたらすことができる。
次いでここでは、かかる中間鍛造品21を素材として仕
上鍛造を行うことによって、第4図に示すように、スピ
ンドル予備成形部22aおよび本体部分予備成形部23
aを、所定の最終形状および寸法を有するスピンドル2
2および本体部分23とするとともに、それぞれのアー
ム予備成形部24a、 25aを、本体部分23から所
期した通りに突出するアッパアーム24およびロアアー
ム25とし、さらに、その本体部分23からの張出量の
少ないキャリパ−アーム26と、アッパキャリパ−ボス
27と、ロアキャリパ−ボス28とを形成して所定のナ
ックルとする。
ここで、この仕上鍛造では、とくには、それぞれのアー
ム24.25の成形所要時間が、アーム予備成形部24
a、25aの存在下にて著しく短縮されることになるの
で、それらのアーム24.25の成形は、本体部分23
からの他の張出し部分であるキャリパ−アーム26およ
びキャリパ−ボス27.28の成形とほぼ同時に終了さ
れることになる。
第5図は、このような仕上鍛造工程を例示する縦断面図
であり、この例では、上ダイス40と、下ダイス41と
、下パンチ42とからなり、製品形状と丁度対応する形
状のキャビティを区画する仕上鍛造型において、上ダイ
ス40と、下ダイス41および下パンチ42との間に、
素材としての中間鍛造品21を配置して、両ダイス40
.41の閉止をもたらした後、下パンチ42を所要量押
込むことによって、その中間鍛造品21を、図の右半部
に示すように、所期した通りのナックルとすることがで
きる。
従って、このような閉塞鍛造方法によれば、荒鍛造にお
いてはもちろん、仕上鍛造においてもまた、素材の余剰
流動が十分に防止されることになり、その余剰流動に起
因するしわきずの発生がほぼ確実に防止されることにな
る。
以上この発明を図示例に基づいて説明したが、この発明
はスピンドルを有しないナックルの製造にも、前述した
と同様にして適用し得ることはもちろんである。
(発明の効果) かくして、この発明によれは、ナックル部品を閉塞鍛造
法にて製造することにより、従来のぼり出し鍛造法に比
して、材料妻止りを約40%高めることができ、しかも
、その閉塞鍛造に際し、本体部分からの張出し長さの長
いアーム部分を、荒鍛造によって予備形成し、しかる後
、仕上鍛造によって、そのアーム部分と、本体部分から
の他の張出部分とを仕上げ成形することにより、本体部
分からの、それぞれの張出部分の成形の完了時をほぼ等
しくすることができるので、各張出部分の成形の終了時
が相違することに起因するしわきずの発生をほぼ完全に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1.2図はそれぞれ中間鍛造品を例示する図、第3図
は荒鍛造工程を示す縦断面図、 第4図は仕上鍛造品を示す図、 第5図は仕上鍛造工程を示す縦断面図、第6図はナック
ル部品を例示する斜視図、第7図は従来の閉塞鍛造工程
を例示する縦断面図である。 21・・・中間鍛造品°22・・・スピンドル22a・
・・スピンドル予備成形部 23・・・本体部分 23a・・・本体部分子備成形部 24・・・アッパーアーム 24a、25a・・・アーム予備成形部25・・・ロア
アーム    26・・・キャリパ−アーム27・・・
アッパーキャリパ−ポス 28・・・ロアキャリパ−ボス 特許出願人  日産自動車株式会社 第1図 第2図 (a) (b) 2; 第3図 第4図 (a) b「”−−°1b (b) 第5図 第 (a) 7図 (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、本体部分と、この本体部分からの複数の張出部分と
    を具えるナックル部品を閉塞鍛造するに際し、 本体部分からの張出し長さの長いアーム部分の予備成形
    を行う荒鍛造工程と、前記アーム部分および本体部分か
    らの他の張出部分の仕上成形を行う仕上鍛造工程とを順
    次に組み合わせてなるナックル部品の閉塞鍛造法。
JP3532388A 1988-02-19 1988-02-19 ナックル部品の閉塞鍛造法 Pending JPH01210143A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3532388A JPH01210143A (ja) 1988-02-19 1988-02-19 ナックル部品の閉塞鍛造法
US07/311,258 US4967584A (en) 1988-02-19 1989-02-16 Method of making a forging in closed-dies

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3532388A JPH01210143A (ja) 1988-02-19 1988-02-19 ナックル部品の閉塞鍛造法

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JPH01210143A true JPH01210143A (ja) 1989-08-23

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ID=12438608

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