JPS6127128Y2 - - Google Patents

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JPS6127128Y2
JPS6127128Y2 JP5398281U JP5398281U JPS6127128Y2 JP S6127128 Y2 JPS6127128 Y2 JP S6127128Y2 JP 5398281 U JP5398281 U JP 5398281U JP 5398281 U JP5398281 U JP 5398281U JP S6127128 Y2 JPS6127128 Y2 JP S6127128Y2
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JP
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gear
rotary plate
slider
operating shaft
recess
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JP5398281U
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JPS57166304U (ja
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  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は遊星歯車機構による減速機構を備えた
多回転型トリマポテンシヨメータに関する。
従来、この種の多回転型トリマポテンシヨメー
タとしては、第1図および第2図に示すように、
器体1の内部に操作軸2との間の摩擦により回転
する駆動歯車3と器体1の内周壁に設けた内歯歯
車4とを所定の間隔を隔てて同心円上に対置し、
これら駆動歯車3と内歯歯車4の間に中間歯車
5,5を噛合させるとともに、これら中間歯車
5,5を回動円板6に設けた支軸6a,6aに回
転自在に軸支し、上記回動円板6に摺動子7を取
り付けて、該摺動子7の接片7a,7bを夫々基
板10に形成した抵抗体11および集電体12上
を摺動させるようにしたものが知られている。
上記のような構造を有する多回転型トリマポテ
ンシヨメータにおいては、駆動歯車3は、操作軸
2との間の摩擦を利用し、摺動子7の接片7aが
上記抵抗体11の終端部まで摺動して回転板6が
図示しないストツパに当接して停止したときに
は、操作軸2が駆動歯車3に対して滑るようにし
ているが、温度変化等により操作軸2が収縮する
と、操作軸2を回転させても、駆動歯車3を回転
させることができなくなる問題があつた。
また、上記のような多回転型トリマポテンシヨ
メータでは、摺動子7の接片7aが抵抗体11の
終端部まで摺動したことを確認することができな
いうえ、トリマポテンシヨメータの外形が小さく
なると、回動円板6の支軸6a,6aを中間歯車
5,5の孔に嵌入するのが困難で組立に手間がか
かる問題があつた。
本考案は従来の多回転型トリマポテンシヨメー
タにおける上記問題を解消すべくなされたもので
あつて、遊星歯車機構による減速機構を備えた多
回転型トリマポテンシヨメータにおいて、操作軸
を通して回転する駆動歯車と内歯歯車とに噛合す
る中間歯車の軸心部にテーパ付の係合突起を設
け、該係合突起を回動板に設けた凹部に係合させ
て回動板を中間歯車の駆動歯車のまわりの公転と
共動させることにより、中間歯車の係合突起と回
動板の凹部との係合を利用し、温度変化に関係な
く確実に回動板が回動するとともに、回動板の回
動の終端位置を知ることができるようにした組立
の容易な多回転型トリマポテンシヨメータを提供
することを目的としている。
以下、添付図面を参照して本考案を詳細に説明
する。
第3図において、21は操作軸、22は該操作
軸21の外周面に形成した駆動歯車、23は外装
ケース24の内壁に固定されて上記駆動歯車22
と所定の間隔を隔てて同心円上に配置した内歯歯
車、25は上記駆動歯車22と内歯歯車23の間
に噛合する中間歯車、26は摺動子27を取り付
ける回動板、28は該回動板26との対向面に抵
抗体29を形成したベース、30は該ベース28
に取り付けたリード端子である。
上記内歯歯車23の外周壁および外装ケース2
4の内周壁には、第4図に示すように、嵌合溝3
1,31,31および嵌合突起32,32,32
を夫々設け、内歯歯車23を外装ケース24に対
して回転不自在としている。
上記内歯歯車23と駆動歯車22との間には、
例えば3個の中間歯車25,25,25を120度
の間隔で噛合させているが、中間歯車25の下面
の中心部には、第5図に示すように、断面が円弧
状の係合突起33を突設している。
一方、回動板26は、第6図に示すように大略
円板形状を有し、その中心部には、操作軸21の
先端部を嵌入する丸孔34を、また、その外周壁
の一部からは、内歯歯車23に設けたストツパ3
5に係当して回動板26の回動角を規定する突片
36を夫々備えるとともに、回動板26の上面に
は、その上記丸孔34の中心から、駆動歯車22
と内歯歯車23に中間歯車25を噛合させた状態
における中間歯車25の中心までの距離を半径と
する円に沿つて、中間歯車25の係合突起33を
嵌入させる凹部37,37,…を設けている。
上記回動板26の下面には、第4図に示すよう
に、大略四角形状の摺動子収容凹部38を設け、
該摺動子収容凹部38に、バネ性を有する多数の
金属ワイヤを密接して配列し、結合プレート39
で結合するとともに、第3図に示すように、中間
部をU字状に湾曲させるとともに、先端部を小さ
く湾曲させて接触部40を形成した摺動子27を
嵌入し、上記摺動子収容凹部38の内周壁から突
出させた図示しない突起により上記摺動子27を
固定している。
多回転型トリマポテンシヨメータを上記構成と
すれば、第3図から分るように、回動板26は、
摺動子27のバネ力により、操作軸21の鍔部2
1aの下面に向つて付勢される。
従つて、操作軸21の鍔部21aの上部に設け
たドライバ嵌入溝21bにドライバ(図示せ
ず。)のブレードを嵌入して、上記操作軸21を
回転させると、中間歯車25等が自転しながら上
記操作軸21のまわりを公転するときに、上記中
間歯車25等の突起33が回動板26の凹部37
に係合し、上記回動板26は中間歯車25等の上
記公転と共動して回動し、摺動子27の接触部4
0が抵抗体29上を摺動することになる。
回動板26の上記回動により、摺動子27の接
触部40が抵抗体29の端部に達し、回動板26
の突片36が内歯歯車23のストツパ35に係当
すると、上記回動板26の回動は停止するが、こ
の状態で操作軸21を回転させると、中間歯車2
5の係合突起33等は回動板26の凹部37から
回動板26の上面に乗り上げた後、再び、他の凹
部37に嵌入し、操作軸21を操作し続けても、
回動板26や摺動子27が破壊されることはな
い。
このとき、操作軸21を回転させる操作力には
変化が生じるとともに、係合突起33が回動板2
6の凹部37に嵌入する毎に音が発生するため、
操作者は、摺動子27の接触部40が抵抗体29
の端部まで摺動したことを知ることができる。
以上の説明において本考案の基本的な実施例に
ついて説明したが、本考案は上記実施例に限定さ
れるものではなく、本考案の要旨の範囲内で種々
の構成とすることができる。
例えば、中間歯車25は2個以上の任意の個数
とすることができる。
以上、詳述したことからも明らかなように、本
考案は、遊星歯車機構による減速機構を備えた多
回転型トリマポテンシヨメータにおいて、中間歯
車に設けた係合突起を回動板に設けた凹部に係合
させて回動板を中間歯車の駆動歯車のまわりの公
転と共動させるようにしたから、温度変化により
ポテンシヨメータの構成部品に寸法変化が生じて
も、回動板は操作軸により確実に回動し、例えば
−55℃といつた低温雰囲気中でも確実に動作する
多回転型ポテンシヨメータを得ることができるば
かりでなく、摺動子が抵抗体の終端部まで摺動し
たことを操作軸の操作力の変化と音により知るこ
とができる。
また、中間歯車を内歯歯車の歯数の等分位置に
配置し、その上から回動板を取り付けるだけで、
中間歯車の係合突起と回動板の凹部とを係合させ
ることができ、回動板の取付角度を考慮する必要
はなく、組立も非常に簡単化される利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の多回転型トリマポテンシヨメー
タの縦断面図、第2図は第1図のA−A′線断面
図、第3図は本考案に係る多回転型トリマポテン
シヨメータの縦断面図、第4図は第3図の要部を
示す説明図、第5図は中間歯車の縦断面図、第6
図は回動板の平面図である。 21……操作軸、22……駆動歯車、23……
内歯歯車、24……外装ケース、25……中間歯
車、26……回動板、27……摺動子、28……
ベース、29……抵抗体、33……係合突起、3
5……ストツパ、36……突片、37……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作軸により回転可能な駆動歯車と、外装ケー
    スの内壁に固定されて該駆動歯車と所定の間隔を
    隔てて同心円上に配置した内歯歯車と、これら両
    歯車間に噛合する複数の中間歯車とからなる減速
    機構を備え、これら中間歯車の上記駆動歯車のま
    わりの公転に伴つて上記操作軸の軸芯のまわりに
    回動するとともにストツパにより回動角が規制さ
    れる回動板に摺動子を取り付け、該摺動子が上記
    回動板に対向するベースの移動通路上に形成した
    抵抗体に圧接して摺動するようにした多回転型ト
    リマポテンシヨメータにおいて、上記中間歯車の
    軸心部に夫々テーパ付きの係合突起を設ける一
    方、上記回動板にその中心と上記中間歯車の中心
    との間隔に等しい半径を有する円に沿つて上記係
    合突起を嵌入させる凹部を設け、これら係合突起
    と凹部との係合で上記回動板を中間歯車の上記公
    転と共動させるようにしたことを特徴とする多回
    転型トリマポテンシヨメータ。
JP5398281U 1981-04-14 1981-04-14 Expired JPS6127128Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5398281U JPS6127128Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14

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JP5398281U JPS6127128Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57166304U JPS57166304U (ja) 1982-10-20
JPS6127128Y2 true JPS6127128Y2 (ja) 1986-08-13

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ID=29850595

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JP5398281U Expired JPS6127128Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14

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JPS57166304U (ja) 1982-10-20

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