JPH0452522Y2 - - Google Patents

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JPH0452522Y2
JPH0452522Y2 JP1986070742U JP7074286U JPH0452522Y2 JP H0452522 Y2 JPH0452522 Y2 JP H0452522Y2 JP 1986070742 U JP1986070742 U JP 1986070742U JP 7074286 U JP7074286 U JP 7074286U JP H0452522 Y2 JPH0452522 Y2 JP H0452522Y2
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JP
Japan
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gear
intermittent
rack
sliding
driving side
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JP1986070742U
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JPS62183155U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主動側歯車を、主動側軸上に固定
され、全周面に歯が形成されているスライド用歯
車と、主動側軸上に固定され、前記スライド用歯
車と連設され、かつ、間欠動作部と間欠動作解除
部とから形成されている間欠用歯車とで形成し、
従動側ラツクを、前記スライド用歯車と噛み合う
ラツク部と、該ラツク部の最初の歯の側面に突設
され、前記間欠用歯車と噛み合うラツク部とで形
成し、前記従動側ラツクの一側面をバネで主動側
歯車側に押すとともに、前記主動側歯車を前記間
欠用歯車と噛み合う前記ラツク部の前記バネと反
対の外側に位置させ、主動側歯車の回転によつて
従動側ラツクが間欠したスライド動作を行うこと
によつて、主動側歯車を小型にしたとともにスラ
イダーストロークの無制限延長を可能にした、ギ
ヤ間欠スライド機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ビデオ装置等のローデイング機構に用い
られるギヤ間欠スライド機構として第3図に示す
ようなものが知られている。すなわち、間欠部分
を(360−θ)°とし、スライダーストローク部
分をθ°とした主動側歯車1の回転によつて、ねじ
りコイルバネ2により一方向に押されている従動
側ラツク3が間欠したスライド動作を行うもので
ある。ねじりコイルバネ2は、主動側歯車1と従
動側ラツク3の噛合を確実にするものである。従
動側ラツク3は、主動側歯車1の一回転によつて
停止、スライドする。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来技術には、主動側歯車1に従動側ラツ
ク3と噛合しない間欠部分が形成されていて、主
動側歯車1の一回転によつて従動側ラツク3がス
ライドするため、スライダーストロークが長くな
ると主動側歯車1を大きくしなければならず、ま
た、スライダーストロークを無制限に延長できな
いという問題点がある。
この考案は、このような従来技術の問題点を解
決する目的でなされたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための手段を、実施例に
対応する第1図を用いて以下説明する。この考案
は、主動側歯車を、主動側軸4上に固定され、全
周面に歯が形成されているスライド用歯車5と、
主動側軸4上に固定され、スライド用歯車5と連
設され、かつ、間欠動作部6Aと間欠動作解除部
6Bとから形成されている間欠用歯車6とで形成
し、従動側ラツク7を、スライド用歯車5と噛み
合うラツク部7Aと、ラツク部7Aの最初の歯の
側面に突設され、間欠用歯車6と噛み合うラツク
部7Bとで形成し、従動側ラツク7の一側面をバ
ネ2で主動側歯車側に押すとともに、主動側歯車
をラツク部7Bのバネ2と反対の外側に位置さ
せ、主動側歯車の回転によつて従動側ラツク7が
間欠したスライド動作を行うようにしたものであ
る。
〔作用〕
間欠状態では、間欠用歯車6の欠歯円弧部6A
がラツク部7Aの最初の歯の側面に突設されたラ
ツク部7Bに当たつた状態で、スライド用歯車
5、間欠用歯車6は回転を続ける。そして、間欠
用歯車6の間欠解除用歯溝6Bとラツク部7Bと
が噛み合うと間欠状態は解除され、ねじりコイル
バネ2に押押されて、スライド用歯車5は、ラツ
ク部7Aと噛み合い従動側ラツク7をスライドさ
せる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示す図である。
第1図において、4は主動側軸、5はスライド用
歯車、6は間欠用歯車、7は従動側ラツク、7A
はラツク部、7Bはラツク部である。スライド用
歯車5、間欠用歯車6は主動側軸4に固定され、
連設されている。スライド用歯車5は全周面に歯
が形成されている。間欠用歯車6は、間欠動作部
である一個の欠歯円弧部6Aと、間欠動作解除部
である、欠歯円弧部6Aに凹設された一個の間欠
解除用歯溝6Bとから形成されている。欠歯円弧
部6Aはスライド用歯車5の歯先円直径より若干
大きく形成されている。ラツク部7Aはスライド
用歯車5と、ラツク部7Bは間欠用歯車6と噛み
合う。ラツク部7Bは、ラツク部7Aの最初の歯
の側面に突設された間欠解除用歯である。ねじり
コイルバネ2で従動側ラツク7の一側面を主動側
歯車側に、すなわち矢印aの方向に押している。
主動側歯車、すなわち主動側軸4は、ラツク部7
Bのバネ2と反対の外側に位置している。ねじり
コイルバネ2は、従動側ラツク7の一側面を主動
側歯車側に押し、スライド用歯車5とラツク部7
Aとの噛合及び間欠用歯車6とラツク部7Bとの
噛合、接触を確実にするとともに、ラツク部7B
のねじりコイルバネ2と反対の外側に位置してい
る主動側歯車とで従動側ラツク7を支持してい
る。いま、図示の状態で、主動側軸4が反時計方
向に回転すると、間欠用歯車6は、欠歯円弧部6
Aがラツク部7Bと接触して矢印bの方向に回転
する。この時、スライド用歯車5も回転している
が、ラツク部7Aとは噛み合つていないため、従
動側ラツク7は停止している。さらに主動側軸4
が回転し、ラツク部7Bが欠歯円弧部6Aから離
れ、間欠解除用歯溝6Bと噛み合うと、スライド
用歯車5とラツク部7Aとは噛み合う。従動側ラ
ツク7は矢印aの反対方向にスライドする。さら
に主動側軸4が回転すると、間欠解除用歯溝6B
がトラツク部7Bから離れ、欠歯円弧部6Aと接
触する。スライド用歯車5とラツク部7Aとの噛
合いもなくなり、従動側ラツク7も停止する。そ
して、主動側軸4が1回転すると、主動側軸4は
逆回転し、間欠用歯車6は、矢印cの方向に回転
する。間欠用歯車6は、間欠動作、間欠解除動
作、間欠動作を行い、従動側ラツク7を矢印aの
方向にスライドさせ、主動側軸4は矢印cの方向
に回転し続ける。間欠用歯車6は、間欠動作、間
欠動作解除を行い、スライド用歯車5には間欠部
分がないので、スライド用歯車5を360°以上回転
させることができる。したがつて、スライダース
トロークを従来と同一とするならば主動側歯車を
小型にすることができ、ラツク部7Aの歯数の増
加によつてスライダーストロークは無制限に延長
可能である。
以上の実施例では、間欠用歯車6は、一個の欠
歯円弧部6Aと、欠歯円弧部6Aに凹設された一
個の間欠解除用歯溝6Bとから形成されている
が、第2図に示すように欠歯円弧部6Aに間欠解
除用歯6Cを凸設しても良い。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案は、主動側
歯車を、主動側軸上に固定され、全周面に歯が形
成されているスライド用歯車と、主動側軸上に固
定され、前記スライド用歯車と連設され、かつ、
間欠動作部と間欠動作解除部とから形成されてい
る間欠用歯車とで形成し、従動側ラツクを、前記
スライド用歯車と噛み合うラツク部と、該ラツク
部の最初の歯の側面に突設され、前記間欠用歯車
と噛み合うラツク部とで形成し、前記従動側ラツ
クの一側面をバネで主動側歯車側に押すととも
に、前記主動側歯車を前記間欠用歯車と噛み合う
前記ラツク部の前記バネと反対の外側に位置さ
せ、主動側歯車の回転によつて従動側ラツクが間
欠したスライド動作を行うようにしたものであ
る。それゆえ、スライド用歯車と間欠用歯車とに
よつて、間欠動作、間欠動作解除作用とスライド
作用が分離されて、スライド用歯車は360°以上回
転できる。したがつて、この考案によれば、スラ
イダーストロークを従来と同一とするならば主動
側歯車を小型にすることができるとともに、スラ
イダーストロークを無制限に延長できるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す図で、aは
正面図、bは平面図、cはこの考案を構成する従
動側ラツクの平面図、第2図はこの考案の他の実
施例を示す正面図、第3図は従来技術を示す正面
図である。 4……主動側軸、5……スライド用歯車、6…
…間欠用歯車、7……従動側ラツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 主動側歯車を、主動側軸上に固定され、全周
    面に歯が形成されているスライド用歯車と、主
    動側軸上に固定され、前記スライド用歯車と連
    設され、かつ、間欠動作部と間欠動作解除部と
    から形成されている間欠用歯車とで形成し、従
    動側ラツクを、前記スライド用歯車と噛み合う
    ラツク部と、該ラツク部の最初の歯の側面に突
    設され、前記間欠用歯車と噛み合うラツク部と
    で形成し、前記従動側ラツクの一側面をバネで
    前記主動側歯車側に押すとともに、前記主動側
    歯車を前記間欠用歯車と噛み合う前記ラツク部
    の前記バネと反対の外側に位置させ、前記主動
    側歯車の回転によつて前記従動側ラツクが間欠
    したスライド動作を行うギヤ間欠スライド機
    構。 2 間欠動作部は一個の欠歯円弧部であるととも
    に、間欠動作解除部は該欠歯円弧部に凹設され
    た一個の間欠解除用歯溝である実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のギヤ間欠スライド機構。 3 間欠動作部は一個の欠歯円弧部であるととも
    に、間欠動作解除部は該欠歯円弧部に凸設され
    た一個の間欠解除用歯である実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のギヤ間欠スライド機構。
JP1986070742U 1986-05-13 1986-05-13 Expired JPH0452522Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986070742U JPH0452522Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986070742U JPH0452522Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

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JPS62183155U JPS62183155U (ja) 1987-11-20
JPH0452522Y2 true JPH0452522Y2 (ja) 1992-12-10

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JP1986070742U Expired JPH0452522Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

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JP2008262634A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Sharp Corp ディスク記録再生装置
JP6717188B2 (ja) * 2016-12-21 2020-07-01 アイシン精機株式会社 車両用ドアロック装置
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