JPS61269967A - 多連ポツトによる注湯装置 - Google Patents

多連ポツトによる注湯装置

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JPS61269967A
JPS61269967A JP11173685A JP11173685A JPS61269967A JP S61269967 A JPS61269967 A JP S61269967A JP 11173685 A JP11173685 A JP 11173685A JP 11173685 A JP11173685 A JP 11173685A JP S61269967 A JPS61269967 A JP S61269967A
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JP
Japan
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pouring
pots
pot
molten metal
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP11173685A
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English (en)
Inventor
Michio Kawasaki
川崎 道夫
Hironobu Takeshita
竹下 寛信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は複数の鋳型に同時に注湯する多連ポットを用
いた注湯装置に関する。
[従来技術とその問題点] シェルモールド等の鋳型で一つの債型当りの注湯量が2
〜10Kgと比較的少なく、鋳込みの材質がステンレス
や鋳鋼などの場合、従来の技術として次に示すような注
湯方式がある。
第4図(A)は石鍋方式を示していて、溶解炉41から
樋42を介して鋳型43に直接注湯する方法である。こ
の場合、溶解炉41中の溶湯は、この溶解炉41の加熱
用誘導フィルにより加熱保温されていて、又、直接鋳型
に注湯されるので溶湯の温度降下の心配は無いが、溶解
炉41の傾動によって、定量もしくは少量を注湯する作
業は、手動による場合であっても自動制御による場合で
あっても困難となる。
第4図(B)はトリベ注湯方式を示していて、溶解炉4
1からの溶湯を一旦、トリベ44に出湯し、その後手動
でこのトリベ44を移動させて鋳型43に注湯する方法
である。この方法では、溶解炉41からの出湯から鋳型
43へ注湯するまでに時間がかかり、又、小型の鋳型4
3に多数注湯する場合には更に長い時間となる。一般に
鋳込みの材質がidew4やステンレスの場合、鍋込み
時の温度をあまり高くしすぎると溶解炉41の耐火物が
損傷し耐火物の寿命を短かくするのであまり高くするこ
とができない、従って、注湯時に許される温度降下幅が
少なくなる。許容温度降下幅は債鉄が約250”Cに対
し、*aやステンレスでは約170℃と少なく、注湯時
に時間がかがり、温度降下が大きくなると、凝固してし
まい注湯不能になる。
第4図(e)は、トリベ45に受湯した、機械的操作に
より、鋳型43に注湯する方法であるが、この場合も鋳
型43への注湯口が1個のため注湯に時間がかかり、前
述の) IJべ注湯方式と同様に凝固の問題が生じる。
第4図(D)はノズル方式を示していて、溶解炉41の
底中央に設けたノズル41aと、上下の移動によりノズ
ル41agを開閉するストッパー41bとによりこのノ
ズル41aの下部に設けた鋳型43に直接注湯する方法
である。この方法によれは上述した凝固の問題点は解消
されるが、溶解炉41の中央にストッパー41bが位置
しているので、溶解炉41への材料投入が行ないにくく
、又、ストッパー41bの損傷等により精度が保てなく
なることや事故発生の恐れがある。
[発明の目的11 この発明は上述した問題点をなくすためになされなもの
であり、注湯量の少ない多数の鋳型へ凝固することなく
注湯が可能な多連ボッ)による注湯装置を提供すること
を目的とする。
[発明の構成] この発明の多連ポットによる注湯装置は、溶解炉から受
湯して複数個の鋳型に同時に注湯する多連ポットを用い
た注湯装置において、受湯後に多連ポットを鋳型設置場
所に姿勢を保ちながら移動させる移動装置と、前記移動
装置により多連ポットを移動させた後にこの多連ポット
を注湯のために傾動させる傾動装置とを備えたことを特
徴とする。
[発明の作用1 予めバーナー炉等で加熱され、注湯量が2〜10Kg程
度の小容量の鋳型がある時間のタクトで送られてくる場
合、鋳型への注湯時に溶湯が凝固しないように、詳細後
述するように動作の確実な注湯ボッF装置を用い、迅速
な注湯により注湯時の溶湯の温度降下を少なくするとと
もに、鋳型の冷却を防ぐためにバーナー炉から出てきた
鋳型にすみやかに注湯でトるよう上記タクトタイムを短
くしている。
又、作業性の点で上記タクトタイムは7〜15秒程度に
しなければならず、1個づつ鋳型に注湯する方法ではそ
の時間が短く注湯作業が間に合わなくなる。そこで、こ
の装置では2個以上の鋳型に同時に注湯するようにして
いて、これにより、例えば2個の場合タクトタイムは1
4〜30秒となり、注湯が容易となる。又、ポット内の
受湯量が多くなることにより、ポット内での温度降下を
少なくし、更にポットの形状により、ポット断面におけ
る溶湯の高さと幅との比が0.7ないし1.5、好主し
くはほぼ1になるようにして、溶湯の表面積を小さくす
ることにより、放熱に上る温度降下を抑えている。又、
上記ポットでの温度降下のうち、鋳型へ注湯時の湯口部
での温度降下が大きな割合を占めるので、湯口長さをで
きるだけ短くする必要があり、湯口として開口部を設け
、湯口長さをボッFの壁の厚さ程度にしている。このこ
とは湯切れもよくなるので溶湯地金が湯口部に付着しに
くくなるという効果も得られる。
[実施例] 以下この発明のト実施例を図面に従って説明する。
第1図(A)、(B)は多連ポットによる注湯装置↓の
正面図と側面図を示している。
2は、台3上に設けられた注湯ポットであり、溶解炉4
の傾動による出湯した溶湯が貯えられる。
この台3上には注湯ポット2傾動用軸2aが回転可能に
軸支されていて、前記注湯ポット2の溶解炉4とは反対
方向の壁のほぼ中央の高さ位置に傾動用軸2aが固定さ
れている。この注湯ボッ)2の両側面には平行関係を保
つようにして保持される各々2本のアーム5a、6aと
5b、6bとの一端側か回動可能に取付けられ、アーム
5aと、このアーム5aと対応する反対側の位置にある
アーム5bとの他の一端はそれぞれ垂直に設けられた支
持用側板7a、7bに回動可能に取付けられ、一方、ア
ーム6a、6bの他の一端は側板7a。
7b間に挿通された回転軸8の両端部にそれぞれ固定さ
れる。この回転軸8の軸中央部には軸回転用アーム9の
一端が固定して取付けられていて、この軸回転用アーム
9の他の一端はポット移動用アクチュエータ10のシリ
ング軸10aと回動可能に接続される。このポット移動
用アクチュエータ10の底部は注湯装置1と回動可能に
支持されている。従って、第1図(B)で示すシリング
軸10aがポット移動用アクチュエータ10の駆動によ
り下方に移動したとき、回転軸8を支点としtこ7一ム
6a+軸回転用アーム9.シリンダ軸10aによるリン
ク機構により、アーム6aは回転軸8を支点として溶解
炉4方向に回動し、これに伴ないアーム5aもアーム6
aと平行関係を保つて回動する。これに上り台3及び注
湯ポット2の姿勢を保った主主移動することができ、図
中2゛。
2a+、3tのそれぞれは受湯位置に移動された注湯ポ
ット、傾動用軸1台を示している。
前記傾動用軸2aの一端にへの字形状の傾動用アーム1
1が固定して取付けられていて、この傾       
      1動用アームの他の一端はポット注湯用ア
クチュエータ12のシリング軸12aと回転可能に接合
さtていて、このポット注湯用アクチュエータ10の底
部は注湯装置1と回動可能に支持されている。
このポット注湯用アクチュエータ10の駆動によりシリ
ング軸12aが上方向に移動すると傾動用アーム11を
介して注湯ポット2は傾動用軸2aを支点として前方に
置かれた鋳型12の方向に傾き(図中2”で示す)、鋳
型12に注湯される。
尚、注湯ポット2が2”で示す位置に移動しても、ポッ
ト注湯用アクチュエータ12のシリング軸12aが傾動
用アーム11に力が作用しないように、このシリング軸
12iと傾動用7−ム11との接合部には遊びをもたせ
ている。
従って上述した注湯装置によれば溶解炉4からの出湯に
より注湯ポット2に溶湯を貯えた後、迅速に、かつ、湯
こぼれの恐れのない確実な動作により、鋳型に注湯する
ことができる。
第2図は第1図における注湯ポット2の拡大図を示して
いる。第2図(A)の平面図及び第2図(B)正面図で
示すように湯口2bは3個設けられている。第2図(C
)は側面図を示しており、湯口2bは壁に開口したもの
であり、従ってその湯口長さ乏は壁の厚さにほぼ等しい
。更に、注湯ポット2内に溶湯2cを貯えたとき、溶湯
2の高さHと底面の幅Bとの比がほぼ11こなるようl
こ注湯ポット2の形状を決めている。これにより、注湯
時及び注湯ポット2内での溶湯の温度降下を小さくする
ことができる。
尚、多連ポットにおいては、湯口の数が増加し、形状が
複雑となるので、耐火レンガの貼り合わせ等によりポッ
トを形成する作業は煩雑となる。第3図は焼失式型枠を
用いた多連ポットの形成方法を示していて、ポット枠3
1に焼失式型枠32を組み込み、このポット枠31と型
枠32との間隙部33に不定形耐火材34を流し込み、
不定形耐火材34の焼結時に前記型枠32を焼失させる
ことにより、容易に多連ポット2を形成することができ
る。
[発明の効果1 以上詳述したように、この発明による多連ボッFに上る
注湯装置は、受湯後、多連ボアFを姿勢を保ちながら鋳
型設置場所に移動させ、その後、多連ポットの傾動によ
り鋳型に注湯するようにしたので、湯こぼれの恐れがな
く、かつ、迅速に注湯することができ、注湯時における
溶湯の凝固をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)及び(B)はこの発明の1実施例における
多連ポットによる注湯装置の正面図と側面図、第2図(
A)、(B)及び(C)はそれぞれ第1図に示した注湯
ボッYの平面図、正面図及び側断面図、第3図は多連ポ
ットの形成過程を示す断面図、第4図(A)ないしくD
)は従来の注湯方法を示す概略図である。 ↓・・・注湯装置、2・・・注湯ポット、2a・・・傾
動用軸、2b・・・湯口、l・・・湯口長さ、3・・・
台、5a。 Sb 、 6a 、  6b−アーム、7a 、 7b
 −支持用側板、8・・・回転軸、9・・・軸回転用ア
ーム、10・・・ポット移動用アーム、11・・・傾動
用アーム、12・・・ボッ)注湯用アクチュエータ、1
0a、12a・・・シリンダ軸、31・・・ポット枠、
32・・・型枠、33・・・間隙部、34・・・不定形
耐火材。 第1図(A) 112m!! 涌ボ・ト 塚                   −マ ^                      −−
Q             ロ ー−]

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶解炉から受湯して複数個の鋳型に同時に注湯す
    る多連ポットを用いた注湯装置において、受湯後に多連
    ポットを鋳型設置場所に姿勢を保ちながら移動させる移
    動装置と、前記移動装置により多連ポットを移動させた
    後にこの多連ポットを注湯のために傾動させる傾動装置
    とを備えたことを特徴とする多連ポットによる注湯装置
  2. (2)多連ポットの湯口の数は2個ないし5個である特
    許請求の範囲第1項に記載の多連ポットによる注湯装置
  3. (3)多連ポットの出湯口の長さをこの多連ポットの壁
    厚さ程度に短かくした特許請求の範囲第1項ないし第2
    項のいずれかの項に記載の多連ポットによる注湯装置。
  4. (4)多連ポット内の湯高(H)と幅(B)との比H/
    Bは0.7ないし1.5である特許請求の範囲第1項な
    いし第3項のいずれかの項に記載の多連ポットによる注
    湯装置。
  5. (5)多連ポットは、このポット枠に焼失式型枠を組み
    込み、このポット枠と型枠との間に間隙部に不定形耐火
    材を流し込み、不定形耐火材の焼結時に前記型枠を焼失
    させてなる特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
    かの項に記載の多連ポットによる注湯装置。
JP11173685A 1985-05-23 1985-05-23 多連ポツトによる注湯装置 Pending JPS61269967A (ja)

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100916560B1 (ko) * 2002-11-20 2009-09-08 주식회사 포스코 턴디쉬 보온재 투입장치
CN106925768A (zh) * 2014-04-22 2017-07-07 赵牧青 一种输配电电力金具成型装置
CN107900294A (zh) * 2017-11-15 2018-04-13 安徽省恒伟铋业有限公司 一种铋锭浇铸机

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