JPS6126951Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6126951Y2 JPS6126951Y2 JP3592278U JP3592278U JPS6126951Y2 JP S6126951 Y2 JPS6126951 Y2 JP S6126951Y2 JP 3592278 U JP3592278 U JP 3592278U JP 3592278 U JP3592278 U JP 3592278U JP S6126951 Y2 JPS6126951 Y2 JP S6126951Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- module
- battery
- notch
- reinforcing
- band attachment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子時計のモジユール構造に関する。
近年電子時計の普及化に伴いコストダウンの目的
で種々の合理化が計られている。各種ある電子時
計の中でも特にデジタル時計においては従来時計
の主要部となつていた歯車群が殆んどないので、
この歯車群を支持するための地板受板を組み合わ
せる定石的構造は必要としなくなり、他の一般電
気製品と同様に各種電気回路の配置しやすい構造
のモジユールが考えられている。一方時計ケース
の方も前記の状況により、従来一般に使われてき
た外胴、中胴裏蓋の組合わせによる嵌着構造より
脱皮し、従来のムーブメントの地板受板と前記裏
蓋とを一体にしたモジユールに各種回路其の他を
組込み、このモジユールを直接前記外胴に嵌着す
る方法等が考えられてきた。又前記モジユールに
各種電気部品を配置する際、配置上、有利な位置
の１つとしてバンド取付部の近傍に電池室を設け
ることが考えられている。然し乍ら構造簡易化に
伴つて、外胴とモジユールの嵌着時の位置決め操
作あるいは着脱が面倒になり、又特に電池蓋を有
する機種においては電池蓋部のコスト低減下、着
脱操作の簡易化、其の他耐久性等の点において
種々の難点を有していた。特に上記の如く電池室
をバネ棒部に近接して設けた場合、周縁の壁厚が
うすくなり電池蓋の圧入時壁の一部が欠損する危
険があつた。本考案は以上の諸点に鑑み総体的に
コスト低減を計つた構造にすると共に、特に電池
部において着脱容易且つ耐久性に優れたモジユー
ル構造を提供せんとするものである。以下図面に
したがつて実施例を説明する。尚第１〜第４図は
本考案実施例である。
近年電子時計の普及化に伴いコストダウンの目的
で種々の合理化が計られている。各種ある電子時
計の中でも特にデジタル時計においては従来時計
の主要部となつていた歯車群が殆んどないので、
この歯車群を支持するための地板受板を組み合わ
せる定石的構造は必要としなくなり、他の一般電
気製品と同様に各種電気回路の配置しやすい構造
のモジユールが考えられている。一方時計ケース
の方も前記の状況により、従来一般に使われてき
た外胴、中胴裏蓋の組合わせによる嵌着構造より
脱皮し、従来のムーブメントの地板受板と前記裏
蓋とを一体にしたモジユールに各種回路其の他を
組込み、このモジユールを直接前記外胴に嵌着す
る方法等が考えられてきた。又前記モジユールに
各種電気部品を配置する際、配置上、有利な位置
の１つとしてバンド取付部の近傍に電池室を設け
ることが考えられている。然し乍ら構造簡易化に
伴つて、外胴とモジユールの嵌着時の位置決め操
作あるいは着脱が面倒になり、又特に電池蓋を有
する機種においては電池蓋部のコスト低減下、着
脱操作の簡易化、其の他耐久性等の点において
種々の難点を有していた。特に上記の如く電池室
をバネ棒部に近接して設けた場合、周縁の壁厚が
うすくなり電池蓋の圧入時壁の一部が欠損する危
険があつた。本考案は以上の諸点に鑑み総体的に
コスト低減を計つた構造にすると共に、特に電池
部において着脱容易且つ耐久性に優れたモジユー
ル構造を提供せんとするものである。以下図面に
したがつて実施例を説明する。尚第１〜第４図は
本考案実施例である。
第１図は電池蓋を取外した状態で時計ケース裏
側より見たモジユールの平面図、第２図は同じく
第１図のＡ−Ａ断面図である。第１図、第２図に
おいて、１はモジユール、１ａは補強部、１ｂは
電池室、１ｃは中央に配置したこじあけ用溝、１
ｄは係止用突部、１ｅは電子部品収納部である。
上記１〜1eはすべて合成樹脂の素材で一体に成型
されており、１ａは補強部で壁厚が特に厚くつく
られている。１ｃは電池蓋をこじあける際、操作
しやすいように穿設された溝である。１ｅは水晶
振動子其の他の電子部品（図示せず）を収納する
スペースである。１ｂは電池室で勿論、前記電子
部品と導通する端子（図示せず）が設けられてい
る。１ｄは電池蓋の係止爪を係止する突部であ
〓〓〓〓〓
る。次に第３図、第４図において、第１図、第２
図に示したモジユールを外胴に嵌着した状態を説
明する。第３図は前記モジユール１を外胴に嵌着
した際、スナツプリング４を取外して時計ケース
裏面より見た平面図、第４図は第３図にスナツプ
リング４を取付け時のＢ−Ｂ拡大断面図である。
第３図、第４図において、１はモジユール、１ａ
は補強部、１ｂは電池室、１ｃは溝、１ｄは突
部、１ｅは電子部品収納部、２は電池蓋、３は外
胴、３ａは切欠部、４はスナツプリング、５は風
防ガラス、６は電池、７，８，９はパツキンであ
る。第３図は外胴３にモジユール１を嵌入し、電
池壁２は圧入操作で電池室１ｂに嵌入した時、時
計ケース裏面より見た時の状態を示す。次に第１
図〜第４図において組立順序及モジユール、裏蓋
の着脱方法を説明する。第３図、第４図に示す外
胴３のバンド取付部には切欠部３ａが設けられて
おり、この切欠部３ａに適合する巾を有する補強
部１ａが第３図に示すモジユール１に設けられて
いる。このモジユール１を外胴３の裏側よりパツ
キン７を介して前記切欠部３ａに補強部１ｄが合
致するように嵌入し第４図に示すスナツプリング
４にてスナツプ固定する。かくしてモジユール１
は前記補強部１ａにより、位置決めされ円周方向
の正位置が確保される。取外す時は、前記補強部
１ａをバンド取付部側よりこじあければよい。電
池蓋２は合成樹脂等の弾性を有する素材でつくら
れており内側周縁部には係止爪２ａが設けられて
おり、電池室１ｂに電池６を落し込み、パツキン
９を介して電池蓋２を外側より押圧すれば係止爪
２ａが突部１ｄに係止され固定される。取外す時
はこじあけ用溝１ｃを利用してこじあけ部材を電
池蓋のつば部に挿入してこじあければ簡単に取外
すことができる。
側より見たモジユールの平面図、第２図は同じく
第１図のＡ−Ａ断面図である。第１図、第２図に
おいて、１はモジユール、１ａは補強部、１ｂは
電池室、１ｃは中央に配置したこじあけ用溝、１
ｄは係止用突部、１ｅは電子部品収納部である。
上記１〜1eはすべて合成樹脂の素材で一体に成型
されており、１ａは補強部で壁厚が特に厚くつく
られている。１ｃは電池蓋をこじあける際、操作
しやすいように穿設された溝である。１ｅは水晶
振動子其の他の電子部品（図示せず）を収納する
スペースである。１ｂは電池室で勿論、前記電子
部品と導通する端子（図示せず）が設けられてい
る。１ｄは電池蓋の係止爪を係止する突部であ
〓〓〓〓〓
る。次に第３図、第４図において、第１図、第２
図に示したモジユールを外胴に嵌着した状態を説
明する。第３図は前記モジユール１を外胴に嵌着
した際、スナツプリング４を取外して時計ケース
裏面より見た平面図、第４図は第３図にスナツプ
リング４を取付け時のＢ−Ｂ拡大断面図である。
第３図、第４図において、１はモジユール、１ａ
は補強部、１ｂは電池室、１ｃは溝、１ｄは突
部、１ｅは電子部品収納部、２は電池蓋、３は外
胴、３ａは切欠部、４はスナツプリング、５は風
防ガラス、６は電池、７，８，９はパツキンであ
る。第３図は外胴３にモジユール１を嵌入し、電
池壁２は圧入操作で電池室１ｂに嵌入した時、時
計ケース裏面より見た時の状態を示す。次に第１
図〜第４図において組立順序及モジユール、裏蓋
の着脱方法を説明する。第３図、第４図に示す外
胴３のバンド取付部には切欠部３ａが設けられて
おり、この切欠部３ａに適合する巾を有する補強
部１ａが第３図に示すモジユール１に設けられて
いる。このモジユール１を外胴３の裏側よりパツ
キン７を介して前記切欠部３ａに補強部１ｄが合
致するように嵌入し第４図に示すスナツプリング
４にてスナツプ固定する。かくしてモジユール１
は前記補強部１ａにより、位置決めされ円周方向
の正位置が確保される。取外す時は、前記補強部
１ａをバンド取付部側よりこじあければよい。電
池蓋２は合成樹脂等の弾性を有する素材でつくら
れており内側周縁部には係止爪２ａが設けられて
おり、電池室１ｂに電池６を落し込み、パツキン
９を介して電池蓋２を外側より押圧すれば係止爪
２ａが突部１ｄに係止され固定される。取外す時
はこじあけ用溝１ｃを利用してこじあけ部材を電
池蓋のつば部に挿入してこじあければ簡単に取外
すことができる。
第５図は本考案の他の実施例で、モジユール１
と外胴３との固定を喰付きによつて達成するもの
で、モジユール１の外周に喰付部１ｇを設け、外
胴３の内周に喰付部３ｂを設けて、両者を係合固
定している。
と外胴３との固定を喰付きによつて達成するもの
で、モジユール１の外周に喰付部１ｇを設け、外
胴３の内周に喰付部３ｂを設けて、両者を係合固
定している。
上述の如く、本考案は合成樹脂で一体成型され
たモジユールの外周近傍に電池室を設けかつ電池
室の外側に補強部を設け、この補強部を外胴の切
欠部に合致する如く、モジユールと外胴とを係合
固定するものであるので、電池室をできる限り外
周に設けることができ、デザイン的に有利な時計
が得られ、また、モジユールと外胴との位置決め
も行なうことができる。また、補強部と外胴のバ
ンド取付部との間にコジアケ具を挿入してやれば
モジユールの取外しにも役立つ。
たモジユールの外周近傍に電池室を設けかつ電池
室の外側に補強部を設け、この補強部を外胴の切
欠部に合致する如く、モジユールと外胴とを係合
固定するものであるので、電池室をできる限り外
周に設けることができ、デザイン的に有利な時計
が得られ、また、モジユールと外胴との位置決め
も行なうことができる。また、補強部と外胴のバ
ンド取付部との間にコジアケ具を挿入してやれば
モジユールの取外しにも役立つ。
第１図は本考案実施例でモジユールの平面図、
第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は外胴に
モジユールを嵌着した時の裏面平面図、第４図は
第３図のＢ−Ｂ拡大断面図、第５図は本考案の他
の実施例の断面図である。 １……モジユール、１ａ……補強部、１ｂ……
電池室、１ｃ……溝、３……外胴、３ａ……切欠
部。 〓〓〓〓〓
第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は外胴に
モジユールを嵌着した時の裏面平面図、第４図は
第３図のＢ−Ｂ拡大断面図、第５図は本考案の他
の実施例の断面図である。 １……モジユール、１ａ……補強部、１ｂ……
電池室、１ｃ……溝、３……外胴、３ａ……切欠
部。 〓〓〓〓〓
Claims (1)
- モジユール収納凹部とバンド取付部とを仕切る
壁部に切欠部を設けた外胴と、モジユール下面の
前記バンド取付部側に近接させて配置される電池
室と、この電池室のバンド取付部側の壁面部外側
に前記切欠部に嵌合するよう突出した補強部とを
有して前記モジユール収納凹部内に固定されるモ
ジユールと、前記電池室の下面開口部に着脱自在
に固定される電池蓋とからなり、モジユール嵌着
時の位置決め及びモジユールの電池室の補強に用
いたことを特徴とする電子時計のモジユール構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3592278U JPS6126951Y2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3592278U JPS6126951Y2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54138673U JPS54138673U (ja) | 1979-09-26 |
| JPS6126951Y2 true JPS6126951Y2 (ja) | 1986-08-12 |
Family
ID=28896114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3592278U Expired JPS6126951Y2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6126951Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5943646B2 (ja) * | 2011-03-22 | 2016-07-05 | シチズンホールディングス株式会社 | 電子時計 |
-
1978
- 1978-03-20 JP JP3592278U patent/JPS6126951Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54138673U (ja) | 1979-09-26 |
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