JPS61268766A - 熱硬化性塗料用樹脂組成物 - Google Patents

熱硬化性塗料用樹脂組成物

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JPS61268766A
JPS61268766A JP11029185A JP11029185A JPS61268766A JP S61268766 A JPS61268766 A JP S61268766A JP 11029185 A JP11029185 A JP 11029185A JP 11029185 A JP11029185 A JP 11029185A JP S61268766 A JPS61268766 A JP S61268766A
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鎌田 一則
Takaaki Suzuki
鈴木 隆明
Takayoshi Sekido
関戸 高良
Jun Saito
純 斉藤
Takatoshi Mitsuishi
三ツ石 隆俊
Hiroshi Waki
脇 浩
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、低温硬化性を有し、可撓性および耐溶剤性
等の諸物性にすぐれ、さらに塗装時の塗膜タレ、焼付後
のワキ現象等の防止効果が高い硬化塗膜を形成する塗料
用樹脂組成物に関するものである。
従来の技術 熱硬化型塗料として従来より、メラミンにホルマリンを
反応させ、さらにアルコールにより変性を行なうことに
よって得られるメラミンホルムアルデヒド樹脂を架橋剤
として使用し2ている塗料は公知でちる。これらのメラ
ミンホルムアルデヒド樹脂を架橋剤とする場合1通常焼
付温度は150〜160℃である。
しかしながら最近、省エネルギーやコストダウン、ある
いは作業性向上のため焼付温度の低温化の要求がある。
この要求に対して、メラミンホルムアルデヒド樹脂(以
下メラミン樹脂と略称する)のアルコキシ変性化度を下
げる方法(メチロール基を多く残す方法)あるいは酸触
媒を併用する方法が試みられてきた。
発明が解決しようとする問題点 メラミン樹脂のアルコキシ変性化度を下げる方法では、
硬化時に主剤との架橋反応の他にメラミン樹脂間の自己
縮合反応が起こり易(なるため硬化後の塗膜が硬くなり
、可撓性の要求される分野では使用が困難とされてきた
又、酸触媒を併用する方法では酸触媒が塗膜に残り易く
、そのため、耐水性、耐薬品性の要求物性を満足するこ
とが困難であった。
本発明の目的は低温硬化が可能で、かつ塗膜の可撓性に
優れ、耐水性、@薬品性等の物性が良好な熱硬化性塗料
用樹脂組成物を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明者は、前記問題点を解決するため鋭意研究を行っ
た結果、メラミン骨核へのホルマリン結合量および結合
ホルマリンのアルコキシ変性化度が低温硬化性に重要な
関係があることを見出し。
本発明を完成するに至ったものである。
すなわち1本発明は a)次の一般式で示されるメラミンホルムアルデヒド化
合物(以下MP化合物と略称する)を樹脂中に少なくと
も50モルチ以上含有するメラミンホルムアルデヒド樹
脂5〜50重量%と。
−1t。
(一般式において、R1−R6のうち少くとも1つ以上
、4つ以下はHであって残りはCH20R°基であり、
RはH又は炭素数が3@以上のアルキル基であって、か
つ全CH20R,’基数に対する該アルキル基を有する
CH,OR’基数の比は0.7〜1.0であるようにR
1−R6およびR1は選択される。)b)  ヒドロキ
シル基、カルボキシル基、グリシジル基、メチロールア
ミド基、アルコキシメチロールアミド基の一種以上を含
有するビニル系単量体と他のビニル系単量体との共重合
闇脂、又はヒドロキシル基及び/又はカルボキシル基を
含有スるアルキッド樹脂及び/又はポリエステル樹脂9
5〜50重量%、を含むビヒクルを含有してなる熱硬化
性塗料用樹脂組成物である。
本発明におけるa)のメラミンホルムアルデヒド樹脂は
特定のMF化合物を50モルチ以上含有する点において
特徴的である。即ち該化合物はa)R1−R6のうち少
くとも1つ以上4つ以下はHである。即ちメチロール化
されない遊離のNH基が1以上4以下存在する。
b)全CH20R’基数に対する。アルキル基を有する
CH20R’基数の比が0.7〜1.0であること、即
ちメラミン骨核に結合したメチロール基数のうち少くと
も70%以上はアルコキシ変性され、遊離のメチロール
基の割合は30チ未満であること。
を特徴としている。
上記MP化合物においてR1−R6のうち5個以上がH
である場合、即ち結合ホルマリンの個数が1個以下では
生成したメラミン樹脂の溶剤あるいはb)の樹脂との相
溶性が悪くなり、メラミン樹脂が析出してくる可能性が
大きくなり、R1〜R,が6個ともHでない場合、即ち
全てがCH20R’である場合は低温硬化性が悪くなる
か、又は得られる塗膜の可撓性が悪くなる。また全CH
20R′基数に対するアルキル基を有するCH20FL
+!数の比が0.7未満、即ちCH20R基のうち遊離
のメチロール基の割合が30%以上である場合は5得ら
れる塗膜の可撓性が悪くなる。またRが炭素数2以下の
アルキル基である場合は塗装のハジキ等の作業性の問題
が生じたり、塗膜の可撓性を満足することができなくな
る。またメラミンホルムアルデヒド樹脂中のMP化合物
の含有量が50モルチ未満では期待する低温硬化特性及
び優れた塗膜物性が得られない。
本発明におけるa)のメラミンホルムアルデヒド樹脂は
メラミンにホルマリンを反応させ過剰のアルコールにて
、アルキルエーテル化を行なうことにより製造される。
この場合反応させるホルマリン量としてはメラミン核1
個に対して2〜5個が適当で、結合したホルマリンは7
0チ以上アルキルエーテル化されることが必要である。
本発明のMF化合物一般式中R“のアルキル基は以下に
示す反応を経て製造される。
この場合のアルキルエーテル化反応に用いるアルコール
類としては、メタノール、エタノールな除く脂肪族又は
脂環族アルコール類で、メタノール、エタノールを除(
理由は、これらのアルコールで変性したメラミン樹脂を
使用した場合塗装時の作業性(塗膜のビン・ホール等)
、及び塗膜の可撓性に満足する性能が維持出来ない点に
ある。
すなわち上記反応式中で用いられるアルコール類として
はn−グロパノール、1so−グロパノール、n−ブタ
ノール、1so−ブタノール、5ec−ブタノール、 
tert−ブタノール、n−アミルアルコ−A/、1s
o−アミルアルコール、tert−アミルアルコール、
n−ヘキシルアルコール、  5ec−ヘキシルアルコ
ール、2−メチルペンタノール。
5eC−ヘキシルアルコール、2−エチルブチルアルコ
ール、5ec−ヘプチルアルコール、n−オクチルアル
コール、2−エチルヘキシルアルコール。
5eC−オクチルアルコール、シクロヘキサノール。
エーテルアルコール類としては1例えばエチレンクリコ
ールモノメチルエーテル、エチレンクリコールモノイソ
プロピルエーテル、エチレンクリコールモノブチルエー
テル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、トリ
エチレングリコールモノメチルエーテル、ケトンアルコ
ール類として例えばアセトニルメタノール、ジアセトン
アルコール、ビルビルアルコール等が挙げられる。
又、上記アルコールは単独でも複数種併用でも用いられ
るとともにアルコールは上記反応における溶媒でもある
本発明におけるa)のメラミン樹脂の構造決定に際して
は、電解脱離質量分析法(Field Desorp−
tionMass Spectrometry 以下F
D−MS法と略称する。)にて行なう。
この分析法は分離同定を同時に行なえる手段として知ら
れているが特に熱的に不安定な難不揮発性物質の分析に
有効である。
その特徴は分子イオンあるいは擬分子イオンが観測され
やすくフラグメントイオンが少ないため。
そのスペクトルから分子量が決定でき、同族体の混合物
であるオリゴマーやポリマーでは分子量分布や分子種分
布が得られ、アミンホルムアルデヒド樹脂の構造解析が
容易に行なえることが報告されている(熱硬化性樹脂V
ol 、1.18.1980斉藤ら)。
すなわち、各試料のFD−MSスペクトル測定で得られ
たアーA/11アイ・シー(Recountructe
dIon Current )クロマトグラムから、メ
ラミン核体数毎の量関係を算出し、各MSスペクトル分
子種解析から生成分子種の−CH20H、−NH。
−CH,ORの比率等を測定する。
本発明のb)の共重合樹脂の構成成分としては次のよう
なものがある。ヒドロキシル基を含有するビニル系単量
体としては例えばβ−ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、β−ヒドロキ7プロビル(メタ)アクリレート
、4−ヒドロキンブチル(メタ)アクリレート等、カル
ボキシル基を含有するビニル系単量体としては例えば(
メタ)アクリル酸、イタコン酸、フマル酸、(無水)マ
レイン酸等、グリンジル基を含有するビニル系単量体と
しては例えば(メチル)グリフジル(メタ)アクリレー
ト等、メチロールアミド基を含有するビニル系単量体と
しては例えばN−メチロール(メタ)アクリルアミド等
、アルコキシメチロ−ルアミド基を含有するビニル系単
量体としては例えばメトキンメチロール(メタ)アクリ
ルアミド。
エトキメチロール(メタ)アクリルアミド、プロポキン
メチロール(メタ)アクリルアミド、ブトキシメチロー
ル(メタ)アクリルアミド等がある。
また他のビニル系単量体としてはスチレン、パラメチル
スチレン、ビニルトルエン、エチル(メタ)アクリレー
ト、メチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)
アクリレート、is□−ブチル(メタ)アクリレート、
  i’so−プロピル(メタ)アクリレート、ter
t−ブチル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ
)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレートあるい
はステアリル(メタ)アクリレート等があげられる。
またb)のヒドロキシル基及び/又はカルボキシル基を
含有するアルキッド樹脂及びポリエステル樹脂は多価カ
ルボン酸と多価アルコールあるいは油類の縮合反応によ
って作られるが、この時に用いられる多価アルコールの
代表例としてはエチレングリコール2プロピレングリコ
ール、ネオペンチルクリコール、1・6−ヘキサノジオ
ール、1・3−フタノジオール、1−4−ブタンジオー
ル、ビス(ヒドロキンエチル)テレフタル酸)、水+l
XフェノールA、)ジメチロールエタノ。トリメチロー
ルプロパン、グリセリン、ペントール、  1−4−7
クロヘキサンジメタノール等が挙げられ、多価カルボン
酸の代表例としてはフタル酸、テレフタル酸、イソフタ
ル酸、ヘット酸、トリメリット酸、コハク酸、7−ウ酸
、アジピン酸、セパチン酸、アゼライン酸、安息香酸、
 り−tert−ブチル安息香酸、p−ヒドロキシ安息
香酸などがあり。
さらにそれらの無水物、水添物もしくはメチルエステル
化物が挙げられる。又アルキッド樹脂に使用される原料
としては上記多価カルボン酸、多価アルコール類の他に
油類がある。この時の油類としては乾性油及び半乾性油
等があるが1代表的な例として、桐油、サフラワー油、
亜麻仁油、脱水ヒマシ油、綿実油、大豆油または米糖油
などが挙げられる。さらに当該アルキッド樹脂を脂肪酸
法により合成する場合には上記油類の脂肪酸あるいはト
ール油脂肪酸を使用することが出来る。
本発明の塗料用樹脂組成物を製造するには上記a)、 
b)の樹脂の処定量を常法により混合すればよい。得ら
れた塗料用樹脂組成物はスプレー、刷毛塗り、ディッピ
ングその他通常の塗料と同様の方法で塗布することがで
きる。
実施例 以下に実施例で具体的に説明する。なおチ1部は特記し
ない限り重量基準とする。
なお塗膜の評価は次の方法によった。
光    沢:村上色差計を使用し、入射角60’の反
射率で測定した。
キシレン拭き :キシレンをガーゼに浸したものでこす
り、下地が見えるまでの往復 回数で示した。
エリクセン:塗膜が割れるまでの押し出し高さで示した
デーポン :50(lのおもりを先端1/2 Rの打付
具に落下させて塗装面に衝 撃を与え、塗膜が割れる高さで示 した。
エンピッ硬度:三菱ユニーを使用し、塗膜が傷つかない
最高の硬さで示した。
製造例1 温度計、攪拌機、還流冷却管及び溶剤側生成物回収装置
を備えた反応器にパラホルムアルデヒド(ホルムアルデ
ヒド80%含有) 150.Og、 n −ブタノール
7409.及びメラミン126りを加え、攪拌を行ない
ながら、蓚酸の10重ft%水溶液を加え反応液のpH
な4.0に調整した。その後加熱し1反応液の還流温度
条件下で水を系外へ除去しながら、5時間継続した後、
50℃迄冷却し。
苛性ソーダの10%水溶液でpHを7.0に調整した。
その後、加熱減圧下で系内の温度を50℃以下に保ちな
がら、樹脂の加熱残分(JISK−5400の測定法に
よる)が60%になるように過剰のブタノールを系外へ
除去した。
この時得られた樹脂の粘度は2.0ボイズ(20°C)
であった。
FD−\(Sスペクトルの測定4! J EOI、−J
MS−300型二重収束型it分析計にて行なった。
試料をカーボンエミッター上Ki布し、カソード電圧5
.5KV、エミッター電流をOmAから2mA/min
で上昇させ磁場掃引しく100−200あるいは100
−1000/10秒)、スペクトルを測定した。データ
処理はJ EOL −J MA−3500で行なった。
スペクトルの出力は全スキャンを積算し平均化したもの
である。測定の結果得られた樹脂は下記一般式において
、R1−凡。が表IK示される化合物(aXbXC)(
dX−合計で53.8モルチ含有― ゝ、 表  1 比較製造例1 製造例1で用いた反応器にパラホルムアルデヒド225
り及び0−ブタノール592g仕込み90℃にて30分
間攪拌して、ホルムアルデヒドのブタノール溶液を調整
した。
次にメラミン126gを加え110’Cに加熱し。
30分間攪拌を行なった後、蓚酸の10%水溶液で反応
液のpHを4.0に調整した。
反応はn−ブタノールの還流温度条件下で水を系外へ除
去しながら8時間継続した後、冷却し。
苛性ソーダの10チ水溶液でpHを7.0に調整した。
その後、系内の温度を50℃以下に保ちながら加熱減圧
下でメラミン樹脂の加熱残分が60.0チとなるように
、過剰のブタノールを系外へ除去した。
得られたメラミン樹脂の粘度は2.0ポイズであった。
製造例1と同様の方法で分析した結果、得られた樹脂は
前記(a)〜(d)の構造を有する化合物を合計で25
.0モルチ含有するブチル化メチロールメラミン樹脂で
ちった。
即ち、残りの成分は製造例1の一般式においてR,〜R
6が表2に示される化合物(e)〜(g)とメラミノ化
合物同志の反応によって生成した2核体及び3核体以上
の縮合物であった。
表2 実施例1 ヒドロキンル基及びカルボキシル基を含有する樹脂とし
て、市販品アクリル樹脂アルマテックス785−5(三
井東圧化学(犬製、粘度W、X。
不揮発券50チ、酸価8.OH価3o)、ポリエステル
樹脂アルマテックスP−646(三井東圧化学(株)、
粘度Y、不揮発分6oチ、酸価5.OH価35)及びア
ルキッド樹脂ハリフタール915−60(播磨化成工業
■製、特殊脂肪酸変性、粘度Z6.不揮発分60.0チ
、酸価4.0.OHHBO2を用い製造例1で製造した
メラミン樹脂と下記に示す配合にて熱硬化性塗料組成物
を作成した。
舛石原産業(□□□製 比較例1 実施例1で用いた市販品アクリル樹脂、ポリエステル樹
脂及びアルキッド樹脂、比較製造例1で製造した樹脂を
用い、下記に示す配合で熱硬化性塗料組成物を作成した
誉石原産業(鉛製 実施例1及び比較例1で得られた塗料をそれぞれリン酸
亜鉛処理板に乾燥塗膜が30μになるように塗装し、電
気炉内で加熱して塗装板を作成し。
得られた評価結果を第1表に示す。
製造例−2 スチVノ30部、メチルメタクリレートlO部。
エチルアクリレート30部、n−ブチルアクリレ−) 
10部、β−ヒドロキシメチルアクリレート15部、ア
クリル酸5部とペンゾイルノく一オキサイド0.5部を
100℃に加熱されたキシレフ80部、n−ブタノール
20部との混合溶剤中へ4時間を要して滴下し、さらに
同じ温度で3時間保ってアクリル樹脂溶液を得た。
製造例−3 スチレン30部、メチルメタクリレート10部。
エチルアクリレート40部、n−ブチルアクリレート1
0部、メチロールアクリルアミド5部、アクリル酸5部
とベンゾイルパーオキサイド0.5部を100℃に加熱
されたキシレン50部、n−ブタノール50部との混合
溶剤中へ4時間を要して滴下し、さらに同じ温度で3時
間保ってアクリル樹脂溶液を得た。
製造例−4 スチレン30部、メチルメタクリレート10部。
エチルアクリレート30部、n−ブチルアクリレート1
0部、メトキシメチロールアミド15部。
アクリル酸5部とベン/イルパーオキサイド0.5部を
100℃に加熱されたキシレフ50部、n−ブタノール
50部との混合溶剤中へ4時間を要して滴下し、さらに
同じ温度で3時間保ってアクリル樹脂溶液を得た。
製造例−5 攪拌機、温度計、還流冷却管及び窒素導入管を備えた四
ツロフラスコに、イソフタル酸270部。
アシヒン酸120部、ネオペンチルグリコール235部
、トリメチロールプロパン60部を仕込み窒素気流中で
230°Cで水を系外に除去しながら、約8時間反応さ
せて、酸価9.ヒドロキシル価50の樹脂を得た。
次にこの樹脂をキシレン:メチルイソブチルケトン=7
0:30(重量比)からなる混合溶剤で不揮発分50チ
に希釈してポリエステル樹脂溶液を得た。
製造例6 攪拌機、温度計、還流冷却管及び窒素導入管を備えた四
ツロフラスコに、大豆油脂肪酸450部。
無水フタル酸460部、グリセリン300部を仕込み、
窒素気流中で水を系外に除去しながら200℃で約8時
間反応させて、酸価10、ヒドロキシル価60の樹脂を
得た。
次にこの樹脂をキシレンにて不揮発分50チに希釈して
アルキッド樹脂溶液を得た。
実施例2〜6及び比較例2〜6 製造例−2〜6で得られた各樹脂溶液140部に対し、
酸化チタン100部を加え、3本ロールにて温源し、こ
の混錬物240部に製造例−1゜及び比較製造例−1で
得られた樹脂を50部を加え、混合攪拌を行なって、熱
硬化型塗料を作成した。
得られた塗料をそれぞれリン酸亜鉛処理板:て乾燥塗膜
が30μになるように直装し、電気炉内で加熱して塗装
板を作成した。
評価結果を第2表に示す。
発明の効果 本発明により得られる熱硬化性塗料用樹脂組成物は低温
硬化性を有し、硬化させた塗膜は硬度。
可撓性、耐溶剤性等の諸物性に優れた性能が得られ、さ
らに塗装時の塗膜のタレ、焼付後の塗膜ピンホール等の
作業性に対しても優れた効果が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 a)次の一般式で示されるメラミンホルムアルデヒド化
    合物を樹脂中に少なくとも50モル%以上含有するメラ
    ミンホルムアルデヒド樹脂5〜50重量%と、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (一般式において、R_1〜R_6のうち少くとも1つ
    以上、4つ以下はHであって残りはCH_2OR′基で
    あり、R′はH又は炭素数が3個以上のアルキル基であ
    って、かつ全CH_2OR′基数に対する該アルキル基
    を有するCH_2OR′基数の比は0.7〜1.0であ
    るようにR_1〜R_6およびR′は選択される。)b
    )ヒドロキシル基、カルボキシル基、グリシジル基、メ
    チロールアミド基、アルコキシメチロールアミド基の一
    種以上を含有するビニル系単量体と他のビニル系単量体
    との共重合樹脂、又はヒドロキシル基及び又はカルボキ
    シル基を含有するアルキッド樹脂及び/又はポリエステ
    ル樹脂95〜50重量%、を含むビヒクルを含有してな
    る熱硬化性塗料用樹脂組成物。
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