JP2590369B2 - 塗料用樹脂組成物 - Google Patents

塗料用樹脂組成物

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JP2590369B2 JP63178402A JP17840288A JP2590369B2 JP 2590369 B2 JP2590369 B2 JP 2590369B2 JP 63178402 A JP63178402 A JP 63178402A JP 17840288 A JP17840288 A JP 17840288A JP 2590369 B2 JP2590369 B2 JP 2590369B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アルキルエーテル化アミノ樹脂を含有して
なる塗料用樹脂組成物に関する。
(従来の技術) 従来からアルキルエーテル化アミノ樹脂とアルキド樹
脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂等を組合せてなる熱硬
化性樹脂組成物が、塗料に用いられている。最近、自動
車、産業機械、鋼製家具、電気製品、建築物等の被覆用
塗料に対して省力、省資源、省エネルギー、作業合理化
等の要求が強い。
これらの問題を解決するには90〜110℃の低温で20分
間硬化すること、あるいは200〜250℃等の高温で短時間
焼付け可能なことが望ましい。
従来のアミノアルキド樹脂或いはアミノエポキシ樹脂
において、使用されるアルキルエーテル化アミノ樹脂
は、数平均分子量が比較的小さく、該樹脂中に結合ホル
ムアルデヒド及びブチルエーテル基が比較的多く含有さ
れるものであり、分子内にトリアジン核を一個〜数十個
有するものの混合物であり、1核体及び2核体の低分子
量体の含有率が比較的高いのが一般的である。
また、特開昭62-101666号公報に示させるアミノ樹脂
には、1核体及び2核体を有する割合が10重量%以下と
いうものもある。
〔発明が解決しようとする課題〕
低分子量体の含有割合が多いアルキルエーテル化アミ
ノ樹脂を用いた塗料は、硬化反応時に有機溶剤と共に低
分子部分が揮散し、乾燥炉内に付着し或いは炉の出入
口、ダスト内壁、ダクト漏れ部等の低温雰囲気との接触
によって凝集・固化する。これらの飛散物質は、炉の出
入口部等での被塗物への落下による製品不良の発生及び
堆積物の着火、発火等の問題、更に炉管理にあたり清掃
管理費の増大等の問題が生じる。
一方、特開昭62-101666号公報に示されるような、低
分子量体の含有割合が比較的少ないアルキルエーテル化
アミノ樹脂は、上記問題点については改良されている
が、樹脂製造時或いは塗料作成時の作業性が悪いという
欠点を有している。
本発明は、樹脂製造時及び塗料作成時の作業性が良
く、塗膜の焼付時に加熱減量が小さく、飛散物も少ない
塗料用樹脂組成物を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、(A) アミノ樹脂原料(ベンゾグアナミ
ンを必須成分とし、他にメラミン、アセトグアナミン、
フタログアナミン、ジシアンジアミド又は尿素からなる
群から選ばれる1種以上のアミノ化合物を含んでもよ
い。)とホルムアルデヒドとの付加縮合及び炭素数1〜
4のアルコールによるエーテル化反応を行って得られ、
分子内にトリアジン核を1個有するもの及び2個有する
ものの割合がそれぞれ10〜25重量%であり、ガードナー
粘度(不揮発分60%、希釈溶剤n−ブタノール)がU以
下、遊離のホルムアルデヒドが1.5重量%以下であるア
ルキルエーテル化アミノ樹脂及び (B) 該アルキルエーテル化アミノ樹脂と反応して硬
化可能な樹脂を含有してなる塗料用樹脂組成物に関す
る。
本発明の樹脂組成物に用いる(A)成分であるアルキ
ルエーテル化アミノ樹脂の製造法は、既に公知であり、
条件を適宜選択することにより容易に合成できる。アミ
ノ樹脂原料は、ベンゾグアナミンを必須成分とするが、
他にメラミン、アセトグアナミン、フタログアナミン、
ジシアンジアミド、尿素からなる群から選ばれる1種以
上のアミノ化合物を併用してもよい。他のアミノ化合物
を併用する場合は、ベンゾグアナミンの使用量をアミノ
樹脂原料の総量に対して10重量%以上使用するのが好ま
しい。30重量%以上使用するのがより好ましい。(A)
成分であるアルキルエーテル化アミノ樹脂は、分子内に
トリアジン核を1個有するもの及び2個有するものの割
合がそれぞれ10〜25重量%である樹脂である。前記割合
は、より好ましくは10〜17重量%である。
分子内にトリアジン核を1個有するもの又は2個有す
るものの割合がどちらか一方でも25重量%を越えると、
熱硬化時に揮発する低分子物質が多くなり、乾燥炉内に
付着するものの割合が大きくなる。また、未反応のメラ
ミン、ベンゾグアナミン等のアミノ化合物或いはホルム
アルデヒド低付加体のメラミン、グアナミン等の含有率
も多くなり、揮発・付着する割合も多くなる。更に遊離
ホルムアルデヒド、アミノ樹脂より脱離するホルムアル
デヒドも悪影響を与える。一方、分子内にトリアジン核
を1個有するもの又は2個有するものの割合が、どちら
か一方が10重量%未満の場合は、塗料とするとき、多量
の溶剤を必要とし、塗装固形分が低下し、塗膜の鮮映性
が劣る。また、塗料化する前の樹脂自体も粘度が高く、
取り扱い上、非常な困難を生じ、作業能率の低下が起こ
る。
本発明のアルキルエーテル化アミノ樹脂は、1.5重量
%以下の遊離ホルムアルデヒドを含有する。1.5重量%
を越える場合は、作業上、臭気の問題が生じる。
本発明のアルキルエーテル化アミノ樹脂は、ベンゾグ
アナミンを含有するアミノ樹脂原料をブタノール、メタ
ノール等の炭素数1〜4のアルコール中でホルムアルデ
ヒドと付加反応させ、次いで酸性領域で縮合反応及びア
ルキルエーテル化反応を行う。その後、再度ブタノー
ル、メタノール等炭素数1〜4のアルコールを添加し、
再アルキルエーテル化反応を行い、粘度を下げ、最後に
目的の固形分になるように脱溶剤を行うことにより製造
できる。或いは縮合反応及びアルキルエーテル化反応
後、脱溶剤を行った後、再度アルコールを添加し、再ア
ルキルエーテル化反応を行い、粘度を下げ、再び目的の
固形分になるように脱溶剤を行ってもよい。この際、例
えば300mmHg以下の減圧下で、温度125〜150℃で1〜3
時間脱溶剤を行うことにより遊離ホルムアルデヒドの含
有量を1.5重量%以下とすることができる。より好まし
い条件は、250mmHg以下の減圧下で他は同じ条件とする
ことである。
以上の反応でホルムアルデヒドの付加反応工程以外
は、塩酸、硫酸、リン酸、硝酸、フタル酸、マレイン
酸、シュウ酸、ギ酸等の酸性触媒を添加し、酸性条件下
(好ましくはpH4〜6)で行うのが好ましい。反応温度
は合成時間等の観点から還流温度が好ましく、ブタノー
ルを用いる場合を例にあげれば90〜120℃にするのが好
ましい。
また、原料の仕込みは、例えばアミノ樹脂原料1モル
に対し、ホルムアルデヒド4〜7モル及びアルコール4
〜8モル、更に追加するアルコール0.5〜4モル使用す
るのが好ましく、ベンゾグアナミン1モルに対し、ホル
ムアルデヒド1.8〜4.0モル及びアルコール2〜5モル、
追加するアルコール0.5〜4.0モルを使用するのが好まし
い。
このようにして得られたアルキルエーテル化アミノ樹
脂は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより
分子量分布の測定を行い、分子内にトリアジン核1個有
するもの及び2個有するものの割合をクロマトグラムか
ら対応する成分の面積比を算出することによって求める
ことができる。
本発明に用いるアルキルエーテル化アミノ樹脂は、n
−ブタノールに不揮発分が60重量%になるように溶解し
たときの粘度(ガードナー、25℃)がU以下である。U
を越えると作業性が劣る。
本発明において(B)成分として用いる、上記アルキ
ルエーテル化アミノ樹脂と反応して硬化可能な樹脂とし
ては、アクリル樹脂、アルキド樹脂、アルキド変性アク
リル樹脂、エポキシ樹脂、エポキシ変性アルキド樹脂
等、従来公知のものが使用できる。これらは上記アルキ
ルエーテル化アミノ樹脂と反応するために水酸基価が15
〜200のものが好ましい。
上記アルキド樹脂は、例えば多価カルボン酸、多価ア
ルコール及び必要に応じて油脂若しくはこれの脂肪酸を
反応させて得られる樹脂である。多価カルボン酸として
は、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒ
ドロフタル酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸、アジ
ピン酸、セバシン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸
等がある。これらは、酸無水物、酸ハライド等のエステ
ル形成性誘導体の形で使用してもよい。多価アルコール
としては、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、トリメチ
レングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、トリメチロールエタン、ペンタエリトリット等があ
る。油としては、桐油、亜麻仁油、大豆油、脱水ヒマシ
油、サフラワー油、ヒマシ油、ヤシ油、トール油等があ
る。
アルキド樹脂の製造は、公知の方法により行うことが
でき、油を使用するときは、油と多価アルコールを水酸
化リチウム等のエステル交換触媒の存在下に200〜260℃
で反応させた後、多塩基酸及び残りの多価アルコールを
加えて180〜250℃で反応させる方法、油を使用しないと
きは、原料を混合して180〜250℃で反応させる方法等が
ある。
また、アクリル樹脂は、アクリル酸2−ヒドロキシエ
チル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタクリル
酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシ
プロピル等のヒドロキシ基を有するα,β−エチレン性
不飽和単量体及びその他の不飽和単量体を共重合させて
得られるものである。その他の不飽和単量体としては、
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸等
のα,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸、アクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸n−ブチル等のα,β−モノエチレン性不
飽和カルボン酸のアルキルエステル、アクリルアミド、
メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N
−メチロールメタクリルアミド、ジアセトンアクリルア
ミド等のアクリルアミド誘導体、アクリル酸グリシジ
ル、メタクリル酸グリシジル等のα,β−モノエチレン
性不飽和カルボン酸のグリシジルエステル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル等の飽和カルボン酸のビニルエ
ステル、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン等の芳香族不飽和単量体等がある。
上記共重合は、アゾビスイソブチロニトリル、過酸化
ベンゾイル、過酸化ジブチル、クメンヒドロペルオキシ
ド等のラジカル触媒の存在下に90〜160℃に加熱して行
うことができる。
上記アルキド樹脂変性アクリル樹脂は、上記アルキド
樹脂の存在下に上記アクリル樹脂の原料であるモノマー
を重合させて得ることができる。
上記アルキド樹脂、アクリル樹脂及びアルキド樹脂変
性アクリル樹脂の原料配合は、水酸基価が15〜200にな
るように調整されるのが好ましい。なお、水酸基価が小
さすぎると、硬化性が劣り、大きすぎると、塗膜の耐水
性が劣る傾向となる。
本発明において、アルキルエーテル化アミノ樹脂樹脂
及び該樹脂と反応して硬化可能な樹脂は、前者/後者が
重量比で10/90〜70/30になるように配合されるのが好ま
しい。この重量比が10/90未満では、硬化性性能が劣る
傾向があり、70/30を越えると、塗膜の可撓性が劣る傾
向がある。
本発明に係る塗料用樹脂組成物には、塩酸、リン酸、
p−トルエンスルホン酸等の触媒を添加してもよい。使
用量はアルキルエーテル化アミノ樹脂に対して1重量%
以下が好ましい。
また、本発明に係る塗料用樹脂組成物は、キシレン、
トルエン、ブチルセロソルブ、エチルセロソルブ、n−
ブタノール、イソブタノール、イソプロパノール、メタ
ノール等の有機溶剤により、適当な固形分にして使用す
ることができる。
本発明に係る塗料用樹脂組成物には、目的に応じて、
チタン白等の顔料、その他の添加剤を添加してもよい。
また、塗装方法としては、スプレー塗装、ディッピン
グ等が採用できる。
〔実施例〕
次に本発明に関する製造例及び実施例を示す。以下、
「部」及び「%」は、それぞれ「重量部」及び「重量
%」を示す。
製造例1 かきまぜ機、還流冷却器及び温度計を装着したフラス
コにメラミン63g、ベンゾグアナミン93.5g、n−ブタノ
ール370g及び80%パラホルムアルデヒド187.5gを秤り取
り、還流下(95℃)で1時間付加反応を行った。その
後、硝酸でpH5〜5.5に調整し、再び加熱し、還流しなが
ら脱水を3時間行った。その後、n−ブタノールを144g
追加し、再び還流しながら脱水を1時間行った。その
後、冷却し、減圧下8250mmHg)で脱溶剤をはじめ、フラ
スコ内容物の温度が135℃になった時点で脱溶剤の終点
とした。この時の脱溶時間は1時間30分であった。その
後不揮発分が60%になるようにn−ブタノールで希釈し
た。この時のガードナー粘度(25℃)は、Mであった。
製造例2 製造例1と同様の装置を用い、メラミン37.8g、ベン
ゾグアナミン130.9g、n−ブタノール370g、80%パラホ
ルムアルデヒド150gを秤り取り、還流下(95℃)で1時
間付加反応を行った。その後、硝酸でpH5〜5.5に調整
し、再び加熱し、還流しながら脱水を3時間行った。そ
の後、冷却し、減圧下(220mmHg)で脱溶剤をはじめ、
フラスコ内容物の温度が135℃になった時点で脱溶剤の
終点とした。n−ブタノールを144g追加し、再びエーテ
ル化反応を1時間還流下で行った。その後、再び脱溶剤
を減圧下(250mmHg)で行い、125℃になった時点で終点
とした。その後不揮発分が60%になるようにn−ブタノ
ールで希釈した。この時のガードナー粘度(25℃)は、
Hであった。
製造例3 製造例1と同様の装置を用い、ベンゾグアナミン187
g、n−ブタノール296g及びパラホルムアルデヒド112.5
gを秤り取り、還流下(94℃)で1時間30分付加反応を
行った。その後、硝酸でPHを4.0〜4.5に調整し、再び加
熱し、還流しながら脱水を5時間行った。その後、n−
ブタノールを144g追加し、再び還流しながら脱水を1時
間行った。その後冷却し、減圧下(200mmHg)で脱溶剤
を行い、135℃になった時点で脱溶剤の終点とした。そ
の後不揮発分が60%になるようにn−ブタノールで希釈
した。この時ガードナー粘度(25℃)は、Gであった。
製造比較例1 製造例1と同様の装置を用い、メラミン126g、n−ブ
タノール444g及びパラホルムアルデヒド375gを秤り取
り、90℃で1時間付加反応を行い、その後、硝酸でPH6
〜6.5に調整し、再び加熱し、還流しながら3時間脱水
行程を行った。その後同温度で脱溶剤をはじめ、フラス
コ内容物の温度が130℃になった時点で脱溶剤の終点と
した。その後不揮発分が60%になるようにn−ブタノー
ルで希釈した。この時のガードナー粘度(25℃)は、A
であった。
製造例1〜3及び製造比較例1で得られたアルキルエ
ーテル化アミノ樹脂について、分子内にトリアジン核を
1個及び2個有するものの割合及び分子量を第1表に示
す。これらは、下記の測定条件によるゲルパーミエーシ
ョンクロマトグラフィーにより標準ポリスチレンの検量
線を用いてクロマトグラムの対応する各成分を決定し、
その各成分のクロマトグラムの面積比により求めた。
測定条件 カラム:日立化成工業(株)商品名、ゲルパック(Gelp
ack)R−420、R−430、R−440、3本を直列に結合、
理論段数17000段/本 溶媒:テトラヒドロフラン 流量:1.77ml/min 温度:40℃ サンプル濃度:600mg/5ml 注入量:200μl 検出器:示差屈折計 実施例1 製造例1のブチルエーテル化メラミン樹脂溶液50重量
部及びアルキド樹脂(日立化成工業(株)商品名、フタ
ルキッド804-70A、固形分の水酸基価80、固形分70%)4
0重量部を秤り取り、ソルベッソ100を15.5g加え、塗装
固形分55%になるように調整した。この塗料をブリキ板
(10cm×10cm)に重量測定後にバーコータ#60で塗布し
た。このブリキ板を108℃で30分乾燥させ、冷却後、塗
膜重量を測定する。その後、150℃で20分、180℃で10
分、200℃で3分及び200℃で10分別々に焼付けを行い、
冷却後再び重量を測定した。加熱減量は、各々同一の試
験を5回行い、その平均値を求めた。結果を第3表に示
す。なお、加熱減量は、下記の式により求めた。
実施例2〜3及び比較例1 第2表に示す配合で実施例1と同様にして加熱減量を
求めた。その結果を第3表に示す。
〔発明の効果〕 本発明に係る塗料用樹脂組成物は、樹脂製造時或いは
塗料作成時の作業性が良く、しかも塗膜の焼付時に加熱
減量が小さく、飛散物が少ない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−221471(JP,A) 特開 昭59−147060(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A) アミノ樹脂原料(ベンゾグアナミ
    ンを必須成分とし、他にメラミン、アセトグアナミン、
    フタログアナミン、ジシアンジアミド又は尿素からなる
    群から選ばれる1種以上のアミノ化合物を含んでもよ
    い。)とホルムアルデヒドとの付加縮合及び炭素数1〜
    4のアルコールによるエーテル化反応を行って得られ、
    分子内にトリアジン核を1個有するもの及び2個有する
    ものの割合がそれぞれ10〜25重量%であり、ガードナー
    粘度(不揮発分60%、希釈溶剤n−ブタノール)がU以
    下、遊離のホルムアルデヒド含有量が1.5重量%以下で
    あるアルキルエーテル化アミノ樹脂及び (B) 該アルキルエーテル化アミノ樹脂と反応して硬
    化可能な樹脂 を含有してなる燃料用樹脂組成物。
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