JPH0347821A - 新規なアミノ化合物,新規なアミノ樹脂,該樹脂の製造法及び水系塗料用樹脂組成物 - Google Patents

新規なアミノ化合物,新規なアミノ樹脂,該樹脂の製造法及び水系塗料用樹脂組成物

Info

Publication number
JPH0347821A
JPH0347821A JP1202196A JP20219689A JPH0347821A JP H0347821 A JPH0347821 A JP H0347821A JP 1202196 A JP1202196 A JP 1202196A JP 20219689 A JP20219689 A JP 20219689A JP H0347821 A JPH0347821 A JP H0347821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
water
amino resin
new amino
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1202196A
Other languages
English (en)
Inventor
Reiko Kawamata
川又 礼子
Mariko Hasebe
長谷部 真理子
Isamu Moribe
森部 勇
Ryoichi Narishima
成島 良一
Noburu Kikuchi
宣 菊地
Takayuki Saito
斉藤 高之
Akihiro Kobayashi
明洋 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP1202196A priority Critical patent/JPH0347821A/ja
Priority to CA002013477A priority patent/CA2013477A1/en
Priority to EP90303560A priority patent/EP0391665A1/en
Priority to KR1019900004668A priority patent/KR920003894B1/ko
Publication of JPH0347821A publication Critical patent/JPH0347821A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D251/00Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
    • C07D251/02Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
    • C07D251/12Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D251/14Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom
    • C07D251/16Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom to only one ring carbon atom
    • C07D251/18Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom to only one ring carbon atom with nitrogen atoms directly attached to the two other ring carbon atoms, e.g. guanamines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G12/00Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen
    • C08G12/02Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen of aldehydes
    • C08G12/26Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen of aldehydes with heterocyclic compounds
    • C08G12/30Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen of aldehydes with heterocyclic compounds with substituted triazines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D251/00Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
    • C07D251/02Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
    • C07D251/12Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D251/26Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hetero atoms directly attached to ring carbon atoms
    • C07D251/40Nitrogen atoms
    • C07D251/48Two nitrogen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3467Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having more than two nitrogen atoms in the ring
    • C08K5/3477Six-membered rings
    • C08K5/3492Triazines

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規なアミノ化合物、新規なアミノ樹脂、該
樹脂の製造法及び水系塗料用樹脂組成物に関する。
(従来の技術) 塗料は、自動車、産業機械、鋼製家具、電気製品、飲食
缶などの広範囲の分野に使われている。
有機溶剤系の塗料が従来から使われてきたが、省資源、
省エネルギーの観点から、さらには大気汚染防止のため
の溶剤規制の観点から、従来の有機溶剤系塗料にかわる
水系塗料が切望されている。
従来、水系塗料に用いられるアミノ樹脂としては。
メラミンをメチロール化し、ついでメチルエーテル化し
たメラミン樹脂が用いられてきた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、メラミン樹脂を配合した塗料は、耐水煮沸性及
び可とう性に劣るという欠点がある。本発明は耐水煮沸
性および可とり性の優れた新規なアミノ化合物、新規な
アミノ樹脂、該樹脂の製造法及び水系塗料用樹脂組成物
を提供するものである。
(課題を解決するだめの手段) 本発明は、一般式〔I〕で表される新規なアミノ化合物
に関する。
(式中、 R,、R1,、R3t &、 R,、几6.
R7及びR8は、各々独立して−H,−CH20H又は
−CH20CH3を示す) また9本発明は、上記一般式〔I〕で表される新規なア
ミノ化合物を主成分とし、他に該化合物の多量体を副成
分とする新規なアミノ樹脂に関する。
また9本発明は、下記構造のテトラメチレンジグアナミ
ンをメチロール化し、ついでメチルエーテル化すること
を特徴とする新規なアミノ樹脂の製造法に関する。
また9本発明は、囚下記構造のテトラメチレンジグアナ
ミンをメチロール化し、ついでメチルエーテル化するこ
とによシ得られる新規なアミノ樹脂 及び ■)該アミノ樹脂と反応可能な樹脂を含むことを特徴と
する水系塗料用樹脂組成物に関する。
本発明において、テトラメチレンジグアナミンは、既に
公知の化合物であシ9例えば、エム、ジエー ブースほ
か;ケミストリー・アンド・インダストリー 1047
頁8月3日(1968)[M、J、Booth、 et
 al、 : Chemjstr3’  andInd
ustry  P 1047. 3.Aug、 (19
68) :]。
特開昭50−81982公報等に記載の方法に準じて合
成することができる。即ち、アジポニトリルとジシアン
ジアミドとを水酸化カリウムを触媒としてジエチレング
リコールモノメチルエーテル溶媒中で反応させることに
よシ得ることができる。
本発明において、テトラメチレンジグアナミンのメチロ
ール化は1例えば水及び/又はアルコール溶媒中でpH
10,5〜12のアルカリ性条件下に、テトラメチレン
ジグアナミンとホルムアルデヒドとを60〜75℃の温
度で1〜8時間反応させることによシ行うことができる
。アルコールとしては1例えばメチルアルコール、エチ
ルアルコール、ブチルアルコール及びこれらの混合アル
コールなどをメチロール化反応の溶媒として用いること
ができる。次いで行うメチルエーテル化反応の反応物質
となる点から、メチロール化の反応の溶媒は、メタノー
ルが好ましい。反応系をアルカリ性とするには9例えば
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどをpH10,5
〜12とするに足りる量を加えれば良い。テトラメチレ
ンジグアナミン/ホルムアルデヒド(モル比)は、大略
、1/8〜1/30の範囲で行うことができる。ホルム
アルデヒドの代わシにパラホルムアルデヒドを用いると
ともできる。
テトラメチレンジグアナミンのメチロール化物のメチロ
ール基の平均の個数は9反応系に存在する未反応のホル
ムアルデヒドを例えば、JISK−1502の方法に準
拠して定量し2反応によって消費されたホルムアルデヒ
ドの量を求め、この値から計算することができる。メチ
ロール基の平均の個数は、3,5以上とすることが望ま
しい。
この個数が3.5未満では、耐水煮沸性がやや劣る場合
がある。
本発明において、メチルエーテル化は9例えば上記で得
られるテトラメチレンジグアナミンのメチロール化物を
pH2〜4の酸性条件下に60〜75℃の温度でメタノ
ールと1〜8時間反応させることによシ行うことができ
る。反応系内のメチロール化物/メタノール(モル比)
は、大略1/20〜1/60の範囲で行うことができる
。反応系内を酸性とするには9例えば、硝酸をpH2〜
4とするに足りる量を加えれば良い。
本発明の(Al新規なアミノ樹脂は、主成分が下記一般
式〔I〕で表わされる新規なアミノ化合物であり、他に
該アミノ化合物の多量体を副成分として含む。
(式中、 R,、R2,R3,R,、R5,R,、R2
及びR8は、各々独立して−H,−CH20H又は−C
H20CH3を示す) 本発明の人新規なアミノ樹脂の主成分の一般式[1,1
で表わされる新規なアミノ化合物は、1分子当92個あ
るトリアジン環に親水性の官能基(−NCH20H又は
−NCR20CHa )が、1分子当98ケまで結合す
ることができ(R1−R8として)。
水溶性に優れる。また、橋架けに関与する官能基(−H
,−CH20H又は−CH2OCHs )を1分子当り
8ケまで含むことができるため(Rr〜R8)、塗膜の
耐水煮沸性に優れる。なお、前出のメラミン樹脂(メチ
ル化されたメラミン−ホルムアルデヒド樹脂)の主成分
の官能基は、1分子当96ケである。
本発明の(3)新規なアミノ樹脂は、可とり性のある4
つのメチレン基でトリアジン環が連結された構造を有し
ており、これによシ得られる塗膜は可とう性に優れる。
本発明において、(B)(Al新規なアミノ樹脂と反応
可能な樹脂としては、従来公知のヒドロキシ基を含有す
るポリエステル樹脂、アルキド樹脂、アクリル樹脂、ア
クリル変性ポリエステル樹脂などを用いることができる
例えば、多価カルボン酸、多価アルコール及び必要に応
じて油もしくはこれら脂肪酸を反応させて得られるアル
キド樹脂を好適なものとして用いることかできる。多価
カルボン酸としてはフタル酸、イソフタル酸、テレフタ
ル酸、テトラヒドロフタル酸、マレイン酸、フマル酸、
コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、トリメリット酸、
ピロメリット酸などがある。これらは、酸無水物、メチ
ルエステル等のエステル形成性誘導体の形で使用しても
よい。多価アルコールとしては2例えばエチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール
、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ネ
オペンチルグリコール。
1.4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール。
トリメチレングリコール、グリセリン、トリメチロール
プロパン、トリメチロールエタン、ペンタエリスリトー
ルなどがある。油としては桐油、亜麻仁油、大豆油、脱
水ヒマシ油、サフラワ油、ヒマシ油、ヤシ油、トール油
等がある。アルキド樹脂の製造は、公知の方法により行
うことができ。
油を使用するときは、油と多価アルコールを水酸化リチ
ウム等のエステル交換触媒の存在下200〜260℃で
反応させたのち、多塩基酸、残りの多価アルコールを加
えて180〜250℃で反応させる方法、油を使用しな
いときは、原料を混合して18.0〜250℃で反応さ
せる方法等がある。
また1例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸
、イタコン酸などのα、β−モノエチレン性不飽和カル
ボン酸とアクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸
2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸2−ヒドロキシ
エチル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピルなどのヒ
ドロキシ基を有するα、β−エチレン性不飽和単量体と
その他の不飽和単量体とを共重合させて得られるアクリ
ル樹脂を好適なものとして用いることができる。その他
の不飽和単量体としては、アクリル酸メチル。
アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アク1〇− リル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル。
メタクリル酸n−ブチルなとのα、β−モノエチレン性
不飽和カルボン酸のアルキルエステル、アクリルアミド
、メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、
N〜メチロールメタクリルアミド、ジアセトンアクリル
アミドなどのアクリルアミド誘導体、アクリル酸グリシ
ジル、メタクリル酸グリシジルなどのα、β−モノエチ
レン性不飽和カルボン酸のグリシジルエステル、酢酸ビ
ニル。
プロピオン酸ビニルなどの飽和カルボン酸のビニルエス
テル、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン
などの芳香族不飽和単量体などがある。上記共重合は、
アゾビスイソブチロニトリル。
ベンゾイルパーオキサイド、ジブチルパーオキサイド、
クメンヒドロパーオキサイドなどのラジカル重合触媒の
存在下に、130〜160℃に加熱して行うことができ
る。
上記アルキド樹脂およびアクリル樹脂は、酸価20〜1
00および水酸基価15〜200になるように調整され
るのが好ましい。酸価が小さすぎると中和後に、水溶性
または水分散性が劣シやすく、酸価が大きすぎると塗膜
特性が低下しやすい。
また、水酸基価が小さすぎると硬化性が劣りやすく、大
きすぎると塗膜の耐水性が劣りやすい。
このようなアルキド樹脂およびアクリル樹脂を水溶性ま
たは水分散性とするには2例えば、樹脂の酸基をアンモ
ニアまたはアミノの如き揮発性塩基で中和することによ
り行うことができる。ここで、好適なアミノとしては1
例えば、モノプロピルアミノ、モノブチルアミノ、ジエ
チルアミノ。
ジブチルアミノ、トリエチルアミノ、トリブチルアミノ
、モノエタノールアミノ、エチルモノエタノールアミノ
、モノシクロヘキシルアミノ、ホルマリン、ピペリジン
の如く第一級、第二級及び第三級の脂肪族又は脂環族ア
ミノが使用できる。アンモニアおよびアミノは、酸基1
当量に対して0.3から1.2モル使用するのが好まし
い。
(A)アミノ樹脂/CB+ (A)新規なアミノ樹脂と
反応可能な樹脂(配合比;重量比)は9組み合わせる樹
脂、目的などによって異なるが、5/95〜50150
の範囲とすることが好ましい。
本発明において、水系塗料用樹脂組成物は、溶媒で希釈
して用いることができる。この溶媒は水であるが水以外
の溶媒として水に溶解する有機溶剤であるアルコール類
、エチレングリコールモノエーテル類などを併用するこ
とができる。そのような有機溶剤としては2例えば、イ
ンプロパツール、n−ブチルアルコール、t−ブチルア
ルコール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチ
ルセロソルブなどを用いることができる。希釈された水
系塗料用樹脂組成物において水/水以外の溶媒(重量比
)は5/1〜15/lの範囲であることが好ましい。
本発明において、ジノニルナブタンンジスルホン酸、p
−)ルエンスルホン酸、 無水フタル酸すどの従来公知
の酸触媒を、硬化促進剤として用いることができる。使
用量は囚アミノ樹脂に対して1重量%以下が好ましい。
本発明の水系塗料用樹脂組成物は、目的に応じて、顔料
、その他の添加剤を加えることもできる。
3 以下、実施例によって9本発明を具体的に説明する。
(実施例) (合成例) テトラメチレンジグアナミンの合成エム・
ジエー・ブース、外;ケミストリー・アンド・インダス
トリー、8月3日号、1047頁(1968) [M、
J、 Booth、 et al、 ;Chemist
ryand  Industry、 1047P、 3
. August(1968) ]記載の方法に従って
合成した。すなわち、アジポニトリル1モルとジシアン
ジアミド2.5モルとをナトリウムメチラート1モルの
存在下にジメチルスルホキサイド溶液中で140℃の温
度で、2時間反応させた。収率は、99.5%であった
。融点は294−295℃であった。合成物の赤外吸収
スペPトルを第1図に示した。
第1図から、  2800〜3700cm”にN−)I
伸縮振動、  1680cm−1にN−H変角振動、 
15700m−11490cm−”にトリアジン環面内
変角振動。
830 cm−”にトリアジン環面外変角振動があると
とが示される。
4− なお分析は、下の条件で行った。
赤外吸収スペクトル測定法 ■日立製作所製、260−30型赤外分光光度計 ケル・パーミェーション・クロマトグラフ測定法カラム
: Ge1pack R420,R430およびR44
0(日立化成工業■製、商品名)を直列に連結 カラムサイズ:内径10.7mm、長さ30cmキャリ
ア:テトラヒドロフラン 流量:1.7献/分 検出器:示差屈折計 上記分析の条件は以下においても同じである。
実施例1 (5)新規なアミノ樹脂■の合成 冷却管、かきまぜ装置、温度制御用熱電対を設けた容量
300 cm+3のフラスコに、パラホルムアルデヒド
(三井東圧製、純度80L)75.09(ホルムアルデ
ヒド換算で2 mol ) +  メタノール53.3
g(1,7moJ)を仕込み、30質量チ水酸化ナトリ
ウム水溶液にてpH11,3に調整した。かきまぜなが
ら50℃にまで加熱し、均一な溶液になった時点で上記
で得たテトラメチレンジグアナミン18.4 g (0
,07mol )を加え、60℃まで昇温し、5時間反
応させテトラメチレンジグアナミンのメチロール化物を
得た。本メチロール化物のメチロール基の平均の数は6
.0であった。なお、メチロール基の平均の数は反応系
に存在する未反応のホルムアルデヒドをJISK−15
02の方法に準拠して定量し9反応によって消費された
ホルムアルデヒドの量を求め、この値から計算した。
ついで、上記反応液にメタノール53.39を加えて硝
酸を用いてpH3,5とした後、60℃にまで昇温し3
時間反応させた。反応液を冷却後、30重量%水酸化ナ
トリウム水溶液でpH9,5以上に調整し、減圧蒸留に
より脱溶剤し、濾過した。これにブチルセロソルブを加
えて不揮発分(測定条件;108℃/3時間)約75重
量%の黄色透明な樹脂液を得た。本樹脂液の25℃にお
けるガードナー粘度はH〜I、ガードナー法による色数
は1以下であった。さらに1本樹脂液を試料とし。
赤外吸収スペクトル分析、及びゲル・パーミェーション
・クロマトグラフ分析を行った。各々第2図及び第3図
にその結果を示した。なお、樹脂の縮合反応が進むのを
避けるため9分析はすべてブチルセロソルブ溶液の状態
で行った。
第2図には、第1図と比較してN −I−Iの伸縮振動
(2800〜3700cm−1)及びN −)i変角振
動(1680cm−” lが消失しているととがわかっ
た。さらに、 1090cm−1にエーテル化メチロー
ル基(メトキシメチレン基)のC−0−C伸縮振動、 
1010c+n−’にメチロール基のCO伸縮振動があ
ることがわかった。また、第3図のゲル・パーミェーシ
ョン・クロマトグラムから切抜き重量法により重量体8
6重量%、2量体11重量%。
3量体3重量%と定量された。
実施例2 (3)新規なアミノ樹脂■の合成 冷却管、かきまぜ装置、温度制御用熱電対を設けた容量
300cm3のフラスコに、パラホルムアル7 デヒト責三井東圧製、純度80%)71.3a(ホルム
アルデヒド換算で1.9 mol )メタノール60.
8g (1,9moJ )を仕込み、30質量チ水酸化
ナトリウム水溶液でpH11,3に調整した。かきまぜ
ながら50℃にまで加熱し、均一な溶液になったら上記
で得たテトラメチレンジグアナミン27.6g(0,1
mof)を加え、60℃にまで昇温し、5時間反応させ
テトラメチレンジグアナミンのメチロール化物を得た。
本メチロール化物のメチロール基の平均の数は5.0で
あった。次に、上記反応液にメタノール60.89を加
えて硝酸を用いてpH3,5とした後、60℃にまで昇
温し3時間反応させた。合成液を冷却後、30質量チ水
酸化ナトリウム水溶液でpH9,5以上に調整し、減圧
蒸留により脱溶剤し、濾過した。これにブチルセロソル
ブを加えて不揮発分約75重量%の黄色透明な樹脂液を
得た。本樹脂液の25℃におけるガードナー粘度はv−
、ガードナー法による色数は1以下であった。さらに本
樹脂液を試料とし、赤外吸収スヘクトル分析及ヒケル・
パーミェーション・=18 クロマトグラフ分析を行った。各々第4図及び第5図に
その結果を示した。
第4図の赤外吸収スペクトルの帰属は先の第2図のそれ
と同じである。第5図のゲル・パーミェーション・クロ
マトグラムから切抜き重量法によシ、重量体82重量%
、2量体14重量%、3量体4重量%と定量された。
実施例3 (5)新規なアミノ樹脂■の合成 冷却管、かきまぜ装置、温度制御用熱電対を設ケ*容J
i 300 cm3のフラスコに、パラホルムアルデヒ
ド(三井東圧製、純度80%)60.09(ホルムアル
デヒド換算で1.6 mol ) + メタノール54
.4 g (1,7mo/りを仕込み、30質量チ水酸
化す) IJウム水溶液にてpH11,3に調整した。
かきまぜながら50℃にまで加熱し、均一な溶液になっ
たら上記で得たテトラメチレンジグアナミン27.6 
g (0,1moJ)を加え、60℃にまで昇温し、4
時間反応させテトラメチレンジグアナミンのメチロール
化物を得た。本メチロール化物のメチロール基の平均の
数は4.0であった。次に。
上記反応液に、メタノール54.49を加えて硝酸を用
いてpH3,5とした後、60℃にまで昇温し3時間反
応させた。合成液を冷却後、30質量チ水酸化ナトリウ
ム水溶液にてpH9,5以上に調整し、減圧蒸留によシ
脱溶剤し、濾過した。これにブチルセロソルブを加えて
、不揮発分約75重量%の黄色透明な樹脂液を得た。本
樹脂液の25℃におけるガードナー粘度は、U−、ガー
ドナー法による色数は1以下であった。さらに1本樹脂
液を試料とし、赤外吸収スペクトル分析及びゲル・パー
ミェーション・クロマトグラフ分析を行った。
各々第6図及ば第7図にその結果を示した。
第6図の赤外吸収スペクトルの帰属は先の第2図のそれ
と同じである。第7図のゲル・パーミェーション・クロ
マトグラムから切抜き重1:法によシ重量体68重量%
、2量体19重量%、3量体8重量%、4量体5重量%
と定量された。
実施例4〜6および比較例1 実施例1〜3で得た囚新規なアミノ樹脂■。
■、■及びメラミン樹脂並びに山)(3)新規なアミノ
樹脂と反応可能な樹脂である水酸基価22゜酸価33の
水溶性アクリル樹脂(日立化成工業■製商品名、ヒタロ
イド7200に、固形分50重量%、溶媒水/イソプロ
パツール)を表1に示す配合で配合し、水系塗料用組成
物を得た。ついでこのものをバーコータナ18を用いて
ブリキ板に乾燥厚さが7μmとなるように塗布し、17
0℃で10分間硬化させ試験片とした。試験片について
、鉛筆硬度、エリクセン値、衝撃値、耐水煮沸性を評価
し9表2にその結果を示した。
塗膜の試験方法はつぎの通りである。
(1)鉛筆硬度:三菱鉛筆ユニで判定した。
(2)  エリクセン値:JIS K 5400に準じ
て試験した。
(3)衝撃値:デュポン式衝撃器1/2−5009によ
りセンナメートルで判定した。
(4)耐水煮沸性:沸騰水に1時間浸した後とり出して
塗膜面の状態を肉眼で判定した。
○ 変化なし 1− △ やや侵される × 激しく浸される そ商品名メラン523日立化成工業■製のメラミン樹脂 (注)硬化促進剤としてジノニルナフタレンスルホン酸
を各塗料の不揮発分に対して0.2重量%添加した。
以下余白 2− 表2 塗膜性能 比較例2 (ブチルエーテル化テトラメチレンジグアナミン樹脂の
合成) 冷却管、かきまぜ装置、温度制御用熱電対を設けた容量
300 cm3のフラスコに、バラホルムアルデヒド(
三井東圧製、純度80%)75.09(ホルムアルデヒ
ド換算で2moJL  n−ブタノール64.0g(0
,9moJ)を仕込み、30質量チ水酸化す) IJウ
ム水溶液にてpH11,3に調整した。
かきまぜながら50℃にまで加熱し、均一な溶液になっ
た時点で上記で得たテトラメチレンジグアナミy18.
4 g (0,07moJ)を加え、60℃まで昇温し
、5時間反応させテトラメチレンジグアナミンのメチロ
ール化物を得た。本メチロール化物のメチロール基の平
均の数は5.7であった。なお、メチロール基の平均の
数は反応系に存在する未反応のホルムアルデヒドをJI
S  K−1502の方法に準拠して定量し9反応によ
って消費されたホルムアルデヒドの量を求め、この値か
ら計算した。
ついで、上記反応液にn−フタ/−ル64.Ogを加え
て硝酸を用いてpH3,5とした後、60°Cにまで昇
温し3時間反応させた。反応液を冷却後。
30重量%水酸化ナトリウム水溶液でpH9,5以上に
調整し、減圧蒸留により脱溶剤し、濾過した。
これにブチルセロソルブを加えて不揮発分(測定条件=
108℃/3時間)約75重量%の黄色透明な樹脂液を
得た。
ここで得た樹脂及び実施例1で得た新規なアミノ樹脂■
について、水希釈性を評価し、その結果を表3に示した
。なお、水希釈性は、それぞれの樹脂液(ブチルセロソ
ルブ液、不揮発分75重量%)1009を水で少しずつ
希釈し、吸光光度計を用いて600 nmにおける透過
率を測定し透過率が50%になるところの水の量で評価
した。
表3から、実施例1の新規なアミノ樹脂■の方が比較例
2のものに比べて水希釈性に優れることが分かる。また
、比較例2で得た樹脂液を新規なアミノ樹脂■の代わシ
に用いた他は実施例4と全く同様にして水系塗料用組成
物の調製を試みた。
しかし、同組成物は白濁し、水系塗料としては使えなか
った。
表3 水希釈性の評価結果 グアナミンの赤外吸収スペクトル、第2図は、実施例1
で得られた(3)新規なアミノ樹脂■の赤外吸収スペク
トル、第3図は、実施例1で得られた(A)新規なアミ
ノ樹脂■のゲルパーミェーションクロマトグラム、第4
図は、実施例2で得られた(3)新規なアミノ樹脂■の
赤外吸収スペクトル。
第5図は、実施例2で得られた(3)新規なアミノ樹脂
■のゲルパーミェーションクロマトグラム。
第6図は、実施例3で得られた囚新規なアミノ樹脂■の
赤外吸収スペクトル及び第7図は、実施例3で得られた
(5)新規なアミノ樹脂■のゲル・ζ−ミエーションク
ロマトグラムである。
(発明の効果) 本発明によって得られた新規なアミノ化合物を主成分と
する新規なアミノ樹脂を用いた水系塗料用樹脂組成物は
、耐水煮沸性および可とり性に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1合成例で得られたテトラメチレンジ5 6 唄 型 冊 * 煩 噌 冊 水 密 噌 冊 279−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式〔 I 〕で表される新規なアミノ化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5、R
    _6、R_7及びR_8は、各々独立して−H、−CH
    _2OH又は−CH_2OCH_3を示す) 2、上記一般式〔 I 〕で表される新規なアミノ化合物
    を主成分とし、他に該化合物の多量体を副成分とする新
    規なアミノ樹脂。 3、下記構造のテトラメチレンジグアナミンをメチロー
    ル化し、ついでメチルエーテル化することを特徴とする
    新規なアミノ樹脂の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 4、(A)下記構造のテトラメチレンジグアナミンをメ
    チロール化し、ついでメチルエーテル化することにより
    得られる新規なアミノ樹脂 ▲数式、化学式、表等があります▼ 及び (B)該アミノ樹脂と反応可能な樹脂 を含むことを特徴とする水系塗料用樹脂組成物。
JP1202196A 1989-04-04 1989-08-03 新規なアミノ化合物,新規なアミノ樹脂,該樹脂の製造法及び水系塗料用樹脂組成物 Pending JPH0347821A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1202196A JPH0347821A (ja) 1989-04-04 1989-08-03 新規なアミノ化合物,新規なアミノ樹脂,該樹脂の製造法及び水系塗料用樹脂組成物
CA002013477A CA2013477A1 (en) 1989-04-04 1990-03-30 Amino compounds, amino resins obtained therefrom, production of amino resins and resin compositions for water-borne coatings
EP90303560A EP0391665A1 (en) 1989-04-04 1990-04-03 Amino compounds, amino resins obtained therefrom, production of amino resins and resin compositions for water-borne coatings
KR1019900004668A KR920003894B1 (ko) 1989-04-04 1990-04-04 아미노 화합물, 그로부터 수득된 아미노수지, 아미노수지의 제조방법 및 수성도료용 수지 조성물

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-85140 1989-04-04
JP8514089 1989-04-04
JP1202196A JPH0347821A (ja) 1989-04-04 1989-08-03 新規なアミノ化合物,新規なアミノ樹脂,該樹脂の製造法及び水系塗料用樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0347821A true JPH0347821A (ja) 1991-02-28

Family

ID=26426167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1202196A Pending JPH0347821A (ja) 1989-04-04 1989-08-03 新規なアミノ化合物,新規なアミノ樹脂,該樹脂の製造法及び水系塗料用樹脂組成物

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0391665A1 (ja)
JP (1) JPH0347821A (ja)
KR (1) KR920003894B1 (ja)
CA (1) CA2013477A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011057942A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 水性防錆塗料

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0634406B1 (en) * 1992-08-05 2000-05-03 Mitsui Chemicals, Inc. Diguanamine, and production, derivative and use thereof
US5536795A (en) * 1993-01-27 1996-07-16 Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. Diguanamines and preparation process, derivatives and use thereof
US5648446A (en) * 1993-02-24 1997-07-15 Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. Diguanamines and preparation process, derivatives and use thereof

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3027545A1 (de) * 1980-07-21 1982-02-18 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Triazolidin-3,5-dion-salze
CA1150889A (en) * 1980-11-07 1983-07-26 Derek J.R. Massy Process for preparing aminoplast resins
DD219031A3 (de) * 1982-07-23 1985-02-20 Univ Dresden Tech Verfahren zur polymerisation von isocyanaten

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011057942A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 水性防錆塗料

Also Published As

Publication number Publication date
KR920003894B1 (ko) 1992-05-18
CA2013477A1 (en) 1990-10-04
KR900016161A (ko) 1990-11-12
EP0391665A1 (en) 1990-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6794482B2 (en) Adhesion promoter additive comprising an unsaturated, amorphous polyester
US3804920A (en) Resin compositions
EP0193517B1 (en) High solids curable resin coating composition
US4361594A (en) Process for advancing etherified aminoplast resins with a guanamine
JPH0347821A (ja) 新規なアミノ化合物,新規なアミノ樹脂,該樹脂の製造法及び水系塗料用樹脂組成物
US5089658A (en) Citric ester diluents
JPS6217605B2 (ja)
JP3415170B2 (ja) 水溶性樹脂組成物の製造方法
EP0419051A1 (en) Thermosetting acrylic copolymers modified with citric esters
GB1192882A (en) Compositions of Epoxy Resin Esters Precondensed with Phenoplastic or Aminoplastic Resins
US3152095A (en) Mixed normal salts of maleic acid and their catalystic use in aminoplast resin compositions
EP0572530B1 (en) Thermosetting coating compositions
JPS59187062A (ja) 塗料用樹脂組成物
JPS61254653A (ja) 硬化性樹脂組成物
JPH02258861A (ja) ハイブリッドアミノ樹脂組成物
JPS59147056A (ja) 水系塗料用組成物
AU621401B2 (en) Citric ester diluents
US5157089A (en) Citric ester diluents
JPS62195054A (ja) 焼付塗料用樹脂組成物
JPS6313455B2 (ja)
JPH02238071A (ja) 水系塗料用樹脂組成物及びこれを用いた水系塗料
JPH0366721A (ja) 新規なアミノ化合物,新規なアミノ樹脂,該樹脂の製造法及び水系塗料用樹脂組成物
JPS6210268B2 (ja)
JPH02129281A (ja) 被覆用組成物
JPH0337281A (ja) 塗料用樹脂組成物