JPS61268691A - 新規な有機リン化合物 - Google Patents
新規な有機リン化合物Info
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- JPS61268691A JPS61268691A JP10851985A JP10851985A JPS61268691A JP S61268691 A JPS61268691 A JP S61268691A JP 10851985 A JP10851985 A JP 10851985A JP 10851985 A JP10851985 A JP 10851985A JP S61268691 A JPS61268691 A JP S61268691A
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- JP
- Japan
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- bis
- organic phosphorus
- solvent
- phosphorus compound
- hydroxyphenyl
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(卒業上の利用分野)
本発明は、新規な有機リン化合物に関するものであり、
さらに詳しくは計熱性、稚燃注に優れたポリエステルの
原料として用いたり、安定化剤や難燃剤などのような添
加剤として使用しうる新規な有機リン化合物に関するも
のである。
さらに詳しくは計熱性、稚燃注に優れたポリエステルの
原料として用いたり、安定化剤や難燃剤などのような添
加剤として使用しうる新規な有機リン化合物に関するも
のである。
(従来の技術)
従来、難燃性に優れた耐熱性ポリエステルの原料として
用いられるジオール成分として、下記構造式((1)で
示される9、10−ジヒドロ−9−オキサ−10(2,
5−ジヒドロキシフェニル)ホスファフェナントレン−
10−オキシドが知られている。
用いられるジオール成分として、下記構造式((1)で
示される9、10−ジヒドロ−9−オキサ−10(2,
5−ジヒドロキシフェニル)ホスファフェナントレン−
10−オキシドが知られている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、前記構造式(■)で示されるジオール成分を
用いてポリ・エステルを合成すると、耐熱性や難燃性に
は優れているが、溶融粘度が高く成形性に劣るという欠
点があった。
用いてポリ・エステルを合成すると、耐熱性や難燃性に
は優れているが、溶融粘度が高く成形性に劣るという欠
点があった。
したがって9本発明の主たる目的は、成形性が良く、シ
かも昼(な離燃性を有したVfT規な耐熱性ポリエステ
ルの原料を提供することにある。
かも昼(な離燃性を有したVfT規な耐熱性ポリエステ
ルの原料を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは、かかるポリエステルの原料について鋭意
研究の結果、特定の構造を有する有機り/化合物が極め
℃好適なポリエステルの原料となることを見い出し1本
発明洗到達したものである。
研究の結果、特定の構造を有する有機り/化合物が極め
℃好適なポリエステルの原料となることを見い出し1本
発明洗到達したものである。
すなわち本発明は、下記溝造式(1)で示される有機リ
ン化合物である。
ン化合物である。
80− Ar −OH
(但し、R1,R2は同種または異種の基であって。
それぞれ水素原子、ハロゲン原子および炭素数1〜6の
低級アルキル基から選ばれたものであり、 Arは芳
香環を2個以上有する芳香族残基を表す。また、it、
r12は1〜4の整数を表す。)本発明の有機リン化合
物のR1、R2としては、塩素原子、臭素原子などの・
・コゲ/原子、メチル基。
低級アルキル基から選ばれたものであり、 Arは芳
香環を2個以上有する芳香族残基を表す。また、it、
r12は1〜4の整数を表す。)本発明の有機リン化合
物のR1、R2としては、塩素原子、臭素原子などの・
・コゲ/原子、メチル基。
エチル基、プロピル基、ヘキノル基などの炭素数1〜6
の低級アルキル基あるいは水素原子が挙げられるが、な
かでも水素原子、ハロゲン原子が好ましい。
の低級アルキル基あるいは水素原子が挙げられるが、な
かでも水素原子、ハロゲン原子が好ましい。
また、 Arとしては、1.2−ジヒドロキシナフタ
レン、1.3−ジヒドロキ/ナフタレ/ll、4−ジヒ
ドロキシナフタレン、1.5−ジヒドロキシナフタレ7
.1.6−ジヒドロキシナフタレン、1.7−ジヒドロ
キシナフタレ7.1.8−ジヒドロキシナフタレ4+2
.3−ジヒドロキシナフタレン、2.6−ジヒドロキシ
ナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2.2
’−ジヒドロキシピフェニル、4゜47−ジヒドロキシ
ピフェニル、1.1’−ビナフチル−2,2’−ジオー
ル、2.−メチル−1,4−ジヒドロキシナフタレン、
3.3’、 5.5’−テトラメトキシビフェニル
−4,4′−ジオール、4.4’−ジヒドロキシ−ジフ
ェニルエーテル、ヒス(4−ヒドロキシ−2−、メチル
フェニル)−エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3−1
0ロフエニル)−エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−サルファイド。
レン、1.3−ジヒドロキ/ナフタレ/ll、4−ジヒ
ドロキシナフタレン、1.5−ジヒドロキシナフタレ7
.1.6−ジヒドロキシナフタレン、1.7−ジヒドロ
キシナフタレ7.1.8−ジヒドロキシナフタレ4+2
.3−ジヒドロキシナフタレン、2.6−ジヒドロキシ
ナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2.2
’−ジヒドロキシピフェニル、4゜47−ジヒドロキシ
ピフェニル、1.1’−ビナフチル−2,2’−ジオー
ル、2.−メチル−1,4−ジヒドロキシナフタレン、
3.3’、 5.5’−テトラメトキシビフェニル
−4,4′−ジオール、4.4’−ジヒドロキシ−ジフ
ェニルエーテル、ヒス(4−ヒドロキシ−2−、メチル
フェニル)−エーテル、ビス(4−ヒドロキシ−3−1
0ロフエニル)−エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−サルファイド。
ビス(4−ヒドロキシフェニル)−スルホン、ビス(4
−ヒドロキシフェニル)−ケトン、ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)−メタン、ビス(4−ヒドロキシ−3−メ
チルフェニル)−メタン、ビス(4−ヒトoキシ−3,
5−ジクロロフェニル)−メタン、ビス(4−ヒドロキ
ン−3,5−ジブロモフェニル)−メメ/、ヒス(4−
ヒドロキン−3゜5−ジフルオロフェニル)−メタノ、
1.1−ビス(4−ジヒドロキシフェニル)−エタン、
2.2−ビス(4′−ヒドロキシ−3’−クロロフェニ
ル)−プロパン、 、 2.2−ビス(4′−ヒドロキ
シ−37−メチルフェニル)−プロパン、2.2−ビス
(4′−ヒドロキシ−3? 5’ −ジクロロフェニル
)−フロパン。
−ヒドロキシフェニル)−ケトン、ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)−メタン、ビス(4−ヒドロキシ−3−メ
チルフェニル)−メタン、ビス(4−ヒトoキシ−3,
5−ジクロロフェニル)−メタン、ビス(4−ヒドロキ
ン−3,5−ジブロモフェニル)−メメ/、ヒス(4−
ヒドロキン−3゜5−ジフルオロフェニル)−メタノ、
1.1−ビス(4−ジヒドロキシフェニル)−エタン、
2.2−ビス(4′−ヒドロキシ−3’−クロロフェニ
ル)−プロパン、 、 2.2−ビス(4′−ヒドロキ
シ−37−メチルフェニル)−プロパン、2.2−ビス
(4′−ヒドロキシ−3? 5’ −ジクロロフェニル
)−フロパン。
2、2−ビス(4/−ヒドロキシフェニル)−プロパン
、2.2−ビス(4′−ヒドロキシ−315′−ジブロ
モフェニル)−フロパン、1.1−ビス(4′−ヒドロ
キシフェニル)−n−ブタン、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)−フェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−ジフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル) −、S/−メチルフェニルメタン、1.1−ビ
ス(4′−ヒドロキシフェニル)−2,2,2−)リク
ロロエタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−(4’
−10ロフエニル) −メpノ、1.1−ビス(4′−
ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、ビス(4′−
ヒドロキシフェニル)−シクロヘキシルメタン、2.2
−ビス(4′−ヒドロキシナフチル)−フロパン、ビス
(41−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−メ
タン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニ
ル)−ケトン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロ
ロフェニル)−ケトン、ビス(4−ヒドロキシ−3クロ
ロフエニル)−スルフィド、ビス(4−ヒトOキ’/−
3.5−ジクロロフェニル)−スルフィト。
、2.2−ビス(4′−ヒドロキシ−315′−ジブロ
モフェニル)−フロパン、1.1−ビス(4′−ヒドロ
キシフェニル)−n−ブタン、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)−フェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−ジフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル) −、S/−メチルフェニルメタン、1.1−ビ
ス(4′−ヒドロキシフェニル)−2,2,2−)リク
ロロエタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−(4’
−10ロフエニル) −メpノ、1.1−ビス(4′−
ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、ビス(4′−
ヒドロキシフェニル)−シクロヘキシルメタン、2.2
−ビス(4′−ヒドロキシナフチル)−フロパン、ビス
(41−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−メ
タン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニ
ル)−ケトン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロ
ロフェニル)−ケトン、ビス(4−ヒドロキシ−3クロ
ロフエニル)−スルフィド、ビス(4−ヒトOキ’/−
3.5−ジクロロフェニル)−スルフィト。
ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)エ
ーテル、ビス(3−ヒドロキシフェニル)スルフィト、
ビス(3・−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(3
−ヒドロキシフェニル)エーテル。
ーテル、ビス(3−ヒドロキシフェニル)スルフィト、
ビス(3・−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(3
−ヒドロキシフェニル)エーテル。
3−ヒドロキシフェニル−4′−ヒドロキシフェニルエ
ーテル、3,4−ヒス(1′−ヒドロキシフエニル)ヘ
キサン、1,5−ジヒドロキシアントラキンツ1.2−
ジヒドロキシ7エナントレ:/、1.4−ジヒドロキン
7エナントレン、1.6−ジヒドロキ/フェナントレン
、1.7−シヒドロキンフエナントレ7+2.3−ジヒ
ドロキンフェナントレン、2.5−ジヒドロキシ7エナ
ントレ712.6−ジヒドロキンフェナントレン、2,
7−ジヒドロキンフェナントレン、3.4−ジヒドロキ
ンフェナントレン、3゜6−ジヒドロキ/フェナントレ
ン、 3.10−ジヒドロキンフェナントレン、9.
lo−ジヒドロキン7エナントレン、1.1−ジチオジ
ー2−ナフトール。
ーテル、3,4−ヒス(1′−ヒドロキシフエニル)ヘ
キサン、1,5−ジヒドロキシアントラキンツ1.2−
ジヒドロキシ7エナントレ:/、1.4−ジヒドロキン
7エナントレン、1.6−ジヒドロキ/フェナントレン
、1.7−シヒドロキンフエナントレ7+2.3−ジヒ
ドロキンフェナントレン、2.5−ジヒドロキシ7エナ
ントレ712.6−ジヒドロキンフェナントレン、2,
7−ジヒドロキンフェナントレン、3.4−ジヒドロキ
ンフェナントレン、3゜6−ジヒドロキ/フェナントレ
ン、 3.10−ジヒドロキンフェナントレン、9.
lo−ジヒドロキン7エナントレン、1.1−ジチオジ
ー2−ナフトール。
レチン−3,8−ジオール、3.4−ジヒドロキシアン
トロン、1.8−ジヒドロキシ−3−メチルアントロン
、1.2−ジヒドロキシアントラキノン、1゜8−ジヒ
ドロキシ−3−メチルアントラキノン。
トロン、1.8−ジヒドロキシ−3−メチルアントロン
、1.2−ジヒドロキシアントラキノン、1゜8−ジヒ
ドロキシ−3−メチルアントラキノン。
1.2−ジヒドロキシ−3−ニトロアントラキノン。
1.8−ジヒドロキシ−2,4,5,7−チトラニトロ
ア/トラキノン、へ6−シヒドロキシー2−アントラキ
ノンカルボン酸、3.4−ジヒドロキシアントラキノン
−2−スルホン酸、3.7−シオキンー10−メチルキ
サノテ/、ジオキ/アクリトノ、1,3−ジオ番/キサ
7ト:/、2.7−シオキンー9−フェニルキサンチン
、メチレン−ジーβ−す1トールなどつ各残基が挙げら
れる。
ア/トラキノン、へ6−シヒドロキシー2−アントラキ
ノンカルボン酸、3.4−ジヒドロキシアントラキノン
−2−スルホン酸、3.7−シオキンー10−メチルキ
サノテ/、ジオキ/アクリトノ、1,3−ジオ番/キサ
7ト:/、2.7−シオキンー9−フェニルキサンチン
、メチレン−ジーβ−す1トールなどつ各残基が挙げら
れる。
本発明の有機リン化合物はたとえば、下記構造式(1)
で示されろホスフィン酸(以下HCAと略称する。)と
相当する環状共役ジケト/(以下キノンと略称する。)
をエチルベンゼンなどの適当な溶媒中で反応させること
により製造することができる。
で示されろホスフィン酸(以下HCAと略称する。)と
相当する環状共役ジケト/(以下キノンと略称する。)
をエチルベンゼンなどの適当な溶媒中で反応させること
により製造することができる。
■(
かかるキノンとしては、HCAと反応して前記した各芳
香族ジオール残基となる化合物であればよいが、たとえ
ば2.6−ナフトキノン、1.4−ナフトキノ7.1.
2−ナフトキノン、4.4’−ジフェノキノン、2.2
’−ジフェノキノン、 3.10−ペリレンキノンな
どが好適に用いられる。
香族ジオール残基となる化合物であればよいが、たとえ
ば2.6−ナフトキノン、1.4−ナフトキノ7.1.
2−ナフトキノン、4.4’−ジフェノキノン、2.2
’−ジフェノキノン、 3.10−ペリレンキノンな
どが好適に用いられる。
本発明の有機リン化合物を製造するに際し、HCAとキ
ノンの仕込み時のモル比は通常0.8〜1.2好ましく
は0.9〜1.l、最適には等モルとするのがよい。
ノンの仕込み時のモル比は通常0.8〜1.2好ましく
は0.9〜1.l、最適には等モルとするのがよい。
また9本発明の有機リンfヒ金物を短時間に得るために
は、溶媒を用いるのが効果的であり、溶媒としてはメタ
ノール、エタノール、プロパツール。
は、溶媒を用いるのが効果的であり、溶媒としてはメタ
ノール、エタノール、プロパツール。
クロロホルム、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド、ジオキサンおよびメチルセロノルプ、エチルセ
ロンルプ、プロビルセロンルプ、ブチルセロソルブ、ぺ
/チルセロソルブ、ヘキシルセロソルブ、ヘキシルセロ
ソルブなどのエチレングリコールエーテル頃などが挙げ
られるが2通常エチルセロソルブをI(CA1モルに対
し2通常1〜20モル、最適には3〜6モル使用すれば
よい。
キシド、ジオキサンおよびメチルセロノルプ、エチルセ
ロンルプ、プロビルセロンルプ、ブチルセロソルブ、ぺ
/チルセロソルブ、ヘキシルセロソルブ、ヘキシルセロ
ソルブなどのエチレングリコールエーテル頃などが挙げ
られるが2通常エチルセロソルブをI(CA1モルに対
し2通常1〜20モル、最適には3〜6モル使用すれば
よい。
また9反応の温度条件および反応時間は用いる溶媒の沸
点以下で5〜60分間、好ましくは30分間反応させれ
ばよい。
点以下で5〜60分間、好ましくは30分間反応させれ
ばよい。
また、製品の純度を上げるための再結晶、@媒としては
、沸点100〜250℃、融点200以下の芳香族炭化
水素が好ましい。これらの具体例としては。
、沸点100〜250℃、融点200以下の芳香族炭化
水素が好ましい。これらの具体例としては。
例えバドルエン、オルンキシレン、メタキシレン。
パラキンレン、各種組成の混合キシレン、エチルベンゼ
ン、キエメン、プソイドキエメン、シメン。
ン、キエメン、プソイドキエメン、シメン。
メチルナフタレン等の如きアルキル芳香族炭化水素等を
挙げることができる。また、その他アセトフ1ノン、ア
ニソール等の如きケトン及びエーテル化合物およびメタ
ノール、エタノール等の如きアルコール類も使用し5る
。これらの中で得られる製品の純度2品質の面から好ま
しいのはトルエン、各種キシレン、混合キシレ/である
。
挙げることができる。また、その他アセトフ1ノン、ア
ニソール等の如きケトン及びエーテル化合物およびメタ
ノール、エタノール等の如きアルコール類も使用し5る
。これらの中で得られる製品の純度2品質の面から好ま
しいのはトルエン、各種キシレン、混合キシレ/である
。
本発明のリン化合物をジオール成分とし、芳香族ジカル
ボン酸1例えばテレフタル酸、イソフタル酸などをジカ
ルボン酸成分として新規な耐熱性。
ボン酸1例えばテレフタル酸、イソフタル酸などをジカ
ルボン酸成分として新規な耐熱性。
難燃性の良好なポリエステルを製造することができる。
さらには2本発明の化合物をそのままあるいはエステル
形成性誘導体、さらにはポリエステルオリゴマー、ポリ
マーはした形態で他の汎用ポリエステル、例えばポリエ
チレンテレフタレート。
形成性誘導体、さらにはポリエステルオリゴマー、ポリ
マーはした形態で他の汎用ポリエステル、例えばポリエ
チレンテレフタレート。
ポリブチレンテレフタレートに対する安定化剤。
難燃剤等の添加剤として使用することも可能である。
(実施例)
次に実施例をあげて本発明のリン化合物をさらに具体的
に説明する。なお、実施例にいう有機リン化合物の収率
は収量を理論収量で割ることにより求めたものである。
に説明する。なお、実施例にいう有機リン化合物の収率
は収量を理論収量で割ることにより求めたものである。
また、融点は顕微鏡融点測定器を用いて測定した。
一方9本発明のリン化合物は赤外吸収スペクトル、融点
測定および元素分析により同定した。
測定および元素分析により同定した。
実施例1
温度計、ガラス吹きこみロ、攪拌機および径3m、長さ
30cnのア;ノーン冷却管のついた内容積2000m
jの四ツロフラスコに)ICAを432.4g、 1
゜4−ナフトキノン316.3 gおよびエチルセロソ
ルブ901.2 Fを仕込んだ。ガラス吹き込み口から
窒素ガスをゆっくり吹き込み攪拌しながら内容物が90
℃になるまで加熱した。この過程で内容物は白色スラリ
ー状から無色透明な溶液状となりた。90℃で30分間
攪拌した後、放冷し室温にもどし。
30cnのア;ノーン冷却管のついた内容積2000m
jの四ツロフラスコに)ICAを432.4g、 1
゜4−ナフトキノン316.3 gおよびエチルセロソ
ルブ901.2 Fを仕込んだ。ガラス吹き込み口から
窒素ガスをゆっくり吹き込み攪拌しながら内容物が90
℃になるまで加熱した。この過程で内容物は白色スラリ
ー状から無色透明な溶液状となりた。90℃で30分間
攪拌した後、放冷し室温にもどし。
生じた結晶を戸別し減圧乾燥したところ、@点241〜
246℃を有する白色結晶を得た。更にオ。
246℃を有する白色結晶を得た。更にオ。
ソキシレンを用いて再結晶化し生じた結晶を口取し、減
圧乾燥したところ、融点263〜264℃を有する白色
結晶を得た。
圧乾燥したところ、融点263〜264℃を有する白色
結晶を得た。
有機リン化合物の収率は97.3%であった。また。
この白色結晶を赤外吸収スペクトル、元素分析および液
体クロマトグラフィーにより分析したところ9次に示す
ような結果が得られ、下記構造式(IV)を有する有機
リン化合物であることを確認した。
体クロマトグラフィーにより分析したところ9次に示す
ような結果が得られ、下記構造式(IV)を有する有機
リン化合物であることを確認した。
すなわち、赤外吸収スペクトルにおいて127゜ににホ
スフィン酸のP=0に基づく吸収が、 3400〜36
00にに水酸基に基づくブロードな吸収が見られた。ま
た、原料のHCAのP−Hに基づく2400に付近の吸
収、1,4−ナフトキノンのC=Oに基づ(1663に
付近の吸収は見られなかった。
スフィン酸のP=0に基づく吸収が、 3400〜36
00にに水酸基に基づくブロードな吸収が見られた。ま
た、原料のHCAのP−Hに基づく2400に付近の吸
収、1,4−ナフトキノンのC=Oに基づ(1663に
付近の吸収は見られなかった。
元素分析の結果では、C=70.5チ(理論値70.6
%)、H=4.1%(理論値4:0%)の結果が得られ
た。
%)、H=4.1%(理論値4:0%)の結果が得られ
た。
一方、液体クロマトグラフィーの結果より、前記構造式
([V)を有する有機リン化合物が純度99.9 %以
上で存在するという結果が得られた。
([V)を有する有機リン化合物が純度99.9 %以
上で存在するという結果が得られた。
実施例2
1.4−ナフトキノンの代わりに4.4′−ジフェノキ
ノン36.8.48を使用した以外は実施例1と同条件
で行った。生じた結晶を戸取し、減圧乾燥したところ、
融点227〜232Cを有する白色結晶を得た。
ノン36.8.48を使用した以外は実施例1と同条件
で行った。生じた結晶を戸取し、減圧乾燥したところ、
融点227〜232Cを有する白色結晶を得た。
更にオルソキシレンを用いて再結晶化し、生じた結晶を
口取し減圧乾燥したところ、融点234〜235Cを有
する白色結晶を得た。
口取し減圧乾燥したところ、融点234〜235Cを有
する白色結晶を得た。
有機リン化合物の収率はQ7.0%であった。またこの
白色結晶を赤外吸収スペクトル、元素分析および液体ク
ロマトグラフィーにより分析したところ1次に示すよう
な結果が得られ、下記構造式Mを有する有機リン化合物
であることを確認した。
白色結晶を赤外吸収スペクトル、元素分析および液体ク
ロマトグラフィーにより分析したところ1次に示すよう
な結果が得られ、下記構造式Mを有する有機リン化合物
であることを確認した。
すなわち、赤外吸収スペクトルにおいて、 !270
ににホスフィン酸のP=Oに基づく吸収が、 340
0〜3600にに水酸基に基づくブロードな吸収が見ら
れた。また、原料のHCAのP−Hに基づ< 2400
に付近の吸収、4.4’ジフエノキノンのC=oに基づ
(1635に付近の吸収は見られなかった。
ににホスフィン酸のP=Oに基づく吸収が、 340
0〜3600にに水酸基に基づくブロードな吸収が見ら
れた。また、原料のHCAのP−Hに基づ< 2400
に付近の吸収、4.4’ジフエノキノンのC=oに基づ
(1635に付近の吸収は見られなかった。
元素分析の結果では、C=72.1%(理論値72.0
チ)、H=4.2チ(理論値4.3係)の結果が得られ
た。
チ)、H=4.2チ(理論値4.3係)の結果が得られ
た。
一方、液体クロマトグラフィーの結果より、前記構造式
(V)を有する有機リン化合物が純度999チ以上で存
在するという結果が得られた。
(V)を有する有機リン化合物が純度999チ以上で存
在するという結果が得られた。
実施例3〜6
1.4−ナフトキノンの代わりに第2表に示す他のキノ
ン類を用いた以外は実施例1と同様に実施し、それぞれ
各種の本発明の有機リン化合物を得た。かかる有機リン
化合物は赤外吸収スペクトル。
ン類を用いた以外は実施例1と同様に実施し、それぞれ
各種の本発明の有機リン化合物を得た。かかる有機リン
化合物は赤外吸収スペクトル。
7c素分析および液体クロマトグラフィーにより分析、
同定した。
同定した。
実施例1〜6の結果を第1表に記載した〇実施例7〜1
2 実施例1において、仕込みモル比を変える以外は実施例
1と同様に実施し、それぞれ各種の本発実施例18〜2
3 実施例1において9反応温度および/または反応時間を
変えろ以外は実施例1と同様に実施し。
2 実施例1において、仕込みモル比を変える以外は実施例
1と同様に実施し、それぞれ各種の本発実施例18〜2
3 実施例1において9反応温度および/または反応時間を
変えろ以外は実施例1と同様に実施し。
それぞれ各種の本発明の有機リン化合物を得た。
かかる有機リン化合物は赤外吸収スペクトル、元素分析
および液体クロマトグラフィーにより分析。
および液体クロマトグラフィーにより分析。
同定した。
この結果を第3表に記載した。
第1表
Claims (1)
- (1)下記構造式( I )で示される有機リン化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、R_1、R_2は同種または異種の基であって
、それぞれ水素原子および炭素数1〜6の低級アルキル
基から選ばれたものであり、Arは芳香環を2個以上有
する芳香族残基を表す。また、n1、n2はそれぞれ1
〜4の整数を表す。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10851985A JPS61268691A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 新規な有機リン化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10851985A JPS61268691A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 新規な有機リン化合物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61268691A true JPS61268691A (ja) | 1986-11-28 |
Family
ID=14486850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10851985A Pending JPS61268691A (ja) | 1985-05-21 | 1985-05-21 | 新規な有機リン化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61268691A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7541078B1 (en) * | 2004-05-10 | 2009-06-02 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | Fiber composite over-wrap for a cryogenic structure |
JP2010100618A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Chang Chun Plastics Co Ltd | 含リン化合物とその製造方法 |
CN109735077A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-05-10 | 苏州市同发塑业有限公司 | 一种阻燃增强光扩散的聚碳酸酯复合材料及其制备方法 |
-
1985
- 1985-05-21 JP JP10851985A patent/JPS61268691A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7541078B1 (en) * | 2004-05-10 | 2009-06-02 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | Fiber composite over-wrap for a cryogenic structure |
JP2010100618A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Chang Chun Plastics Co Ltd | 含リン化合物とその製造方法 |
CN109735077A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-05-10 | 苏州市同发塑业有限公司 | 一种阻燃增强光扩散的聚碳酸酯复合材料及其制备方法 |
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