JPS6210134A - 芳香族ポリエステルスルホン及びその製法 - Google Patents

芳香族ポリエステルスルホン及びその製法

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JPS6210134A
JPS6210134A JP14806585A JP14806585A JPS6210134A JP S6210134 A JPS6210134 A JP S6210134A JP 14806585 A JP14806585 A JP 14806585A JP 14806585 A JP14806585 A JP 14806585A JP S6210134 A JPS6210134 A JP S6210134A
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JP
Japan
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aromatic polyester
general formula
polyester sulfone
sulfone
formulas
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JP14806585A
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English (en)
Inventor
Akitoshi Sugio
杉尾 彰俊
Makoto Kobayashi
眞 小林
Eiji Ukita
英治 浮田
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐熱性に優れた新規な芳香族ポリエステルスル
ホン及びその製法に関する。
〔従来の技術〕
芳香族ジカルボン酸と2価のフェノール類からなる芳香
族ポリエステル、例えばテレフタル酸又はイソフタル酸
及び2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
から誘導されるものは、機械的及び熱的性質に優れ、既
に市販されている。しかし、溶融した時の粘度が高いた
め加工性が悪く、しかも空気中での熱分解が380℃か
ら開始するため、非常に高い耐熱性や難燃性が必要とさ
れる分野に応用することは困難であった。
一方、ビスフェノール類を原料に製造されるポリスルホ
ン、例えば2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパンと4.l−ジクロロフェニルスルホンを原料とし
たものは、機械的特性、耐水耐アルカリ性、耐熱性そし
て特に加工性に優れているが、ガラス転移温度が芳香族
ポリエステルより低いため可使用温度が低く、又有機溶
剤に対する抵抗が非常に低いと言う欠点がある。
又、新規ポリマーとして、両末端にフェノール性水酸基
を持つスルホンオリゴマーを用いた芳香族ポリエステル
スルホンが提案されているが(特公昭47−39598
) 、この場合スルホンオリゴマーとして平均重合度3
〜20のものを使用することが特徴で、その利点は重合
体中にエステル基が僅かにしか存在しないため、エステ
ル基の特性が現れない重合体が得られることにある。即
ち熱及び加水分解に対して改善された安定性を有し、有
機溶剤に対する高度の溶解性のものが得られる。
しかしながら、一方でこれらの利点は、近年に電子電気
分野や自動車分野に要求されている特性、即ち可使用温
度(ガラス転位点)が高く、耐有機溶剤性が良好である
という芳香族エステル基の特性を犠牲にしたものである
又、別の新規ポリマーとして同上のスルホンオリゴマー
を用いる他に、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル
)プロパン叉はフェノールフタレンを加えた芳香族ポリ
エステルスルホンが提案されているが(特開昭52−6
8292)、この場合もスルホンオリゴマーとして平均
重合度3〜20のものを使用することが特徴で、その利
点は得られた重合体の溶融粘度が低下し射出成形叉は押
出成形性などの加工性が良くなり、熱安定性や引張伸び
特性が改善されることにある。しかし一方で重合体の軟
化点叉はガラス転位点が芳香族ポリエステルに比べて低
下し、耐有機溶剤性が劣るという欠点が現れる。
一方、最近になってポリマーアロイとしての興味からス
ルホンオリゴマーを用いた芳香族ポリエステルスルホン
の合成を研究した論文が幾つか発表されており、例えば
チーーチヤング・チヤツプ(Teh−Chang Ch
iang)らポリマー(Polymer)第22巻第3
頁(1981年)、ジェームス・イー・マグラス(Ja
mes E、MacGrath)らコンチンブト・ドブ
・ポリム・サイ(contemp、Top、Polym
、Sci、)第4巻第959頁(1984年)、ヴイー
・ヴイー・コルシャク(V、V、Korshak)らヴ
イソコモレキュリアルニエ・ソエジネイヤ(Vysok
omo l 、 5oyed 、 )第A24巻255
8頁(1982年)がある。
しかし、これらの論文中で重合体を合成するために用い
られているスルホンオリゴマーは全て平均重合度4以上
のものであり、平均重合度3以下のスルホンオリゴマー
を用いた場合のポリエステルスルホンの合成法や物性に
ついて触れられておらず、特に有用性は無いと考えられ
て来た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、芳香族ポリエステルの優れた耐熱性、ガ
ラス転位温度及び耐有機溶剤性を犠牲にすることなく、
更に熱安定性と流動性に優れた重合体を見出すべく検討
した結果、平均重合度3未満のスルホンオリゴマーを用
いた芳香族ポリエステルスルホンが、熱安定性ばかりで
なく、流動性に非常に優れていることを見出し、本発明
に到達した。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち本発明は、一般式(1)で表される単位と一般式〔
II〕で表される単位とから構成される芳香族ポリエス
テルスルホンに存する。
Rz    R4 (式〔I〕及び〔II〕中、X及びYは炭素数1〜20
のアルキリデン基を、R+−Rz、R1及びRオは各々
水素原子、塩素原子、臭素原子叉は炭素数1〜8のアル
キル基を示し、nは平均繰り返し数を示す1〜2の統計
約数であり、ベンゼン核に結合した2つのカルボニル基
は互いにメタ叉はパラ位にある。) 一般式CI)で表される単位と一般式(Ir)で表され
る単位との構成比率は、前者1〜100モル%に対し後
者99〜θモル%であり、好ましくは前者5〜95モル
%に対し後者95〜5モル%であるが、各々の構成単位
は、重合体連鎖上ではランダムに存在してもブロックに
存在しても良い。
本発明の芳香族ポリエステルスルホンは、力学的強度や
成形性を保持するために、フェノール6重量部と1.1
.2.2−テトラクロロエタン4重量部との混合溶剤中
、濃度1.0 g/dl、温度25℃の条件で測定した
対数粘度が0.1〜8.0dl/gであることが必要で
あるが、単独で成形材料として使用する場合には、0.
3〜5.0dl/gであることが好ましい。
尚、対数粘度は、1−(t+/h)  (但し、t、は
ボで示される。
本発明の芳香族ポリエステルスルホンの製造法には特に
制限はないが、(al一般式(Ill)で表されるスル
ホンオリゴマー、(b)一般式(IV)で表されるビス
フェノール類、(b)イソ若しくはテレフタル酸クロリ
ドを、水酸化アルカリ、実質的に水に不溶の有機溶剤、
相間移動触媒及び水の存在下に界面重合させる方法及び
(a)、(bl、(b)を三級アミン及び有機溶剤の存
在下に溶液重合させる方法が適当である。その他の方法
としては、(al、(bl及びイソ若しくはテレフタル
酸エステルを溶融重合させる方法もある。
HOIX合o@−sow℃)−o尺)x@−on   
 (I[[)R,R3 Rz    R4 (式(I[[)及びCIt/)中、X及びYは炭素数1
〜20のアルキリデン基を、RいR2、R3及びR4は
各々水素原子、塩素原子、臭素原子叉は炭素数1〜8の
アルキル基を示し、nは平均繰り返し数を示す1〜2の
統計的数である。) 一般式(DI)で表されるスルホンオリゴマーは公知の
方法、例えば英国特許第1286873号に示されてい
るように、2価のフェノールの2アルカリ塩と4.1−
ジハロゲン化ジフェニルスルホンより無水及び極性溶剤
の存在下で反応させる方法や、その改良法、即ち、1〜
2アルカリ塩を用いる方法により製造することが出来る
スルホンオリゴマーの平均重合度を示すn値は2価のフ
ェノールのアルカリ塩と4.4′−ジハロゲン化ジフェ
ニルスルホンとのモル比を372〜2:1に選択するこ
とにより1〜2の範囲内に調整することが出来る。
ここで2価のフェノールとしては、ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)メタン、1.1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)エタン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、l、1−ビス(4−ヒドロキシフェニル
)シクロヘキサン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)ジフェニルメタンなどが挙げられる。
一方、一般式(rV)で表されるビスフェノール類を具
体的に例示すれば、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メ
タン、ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)メ
タン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニ
ル)メタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロ
フェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジ
ブロモフェニル)メタン、1.1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)エタン、1.1−ビス(4−ヒドロキシ−
3−メチルフェニル)エタン、1.1−ビス(4−ヒド
ロキシ−3,5−ジメチルフェニル)エタン、1.1−
ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)。
エタン、1.1−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブ
ロモフェニル)エタン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−
3−メチルフェニル)プロパン、2.2−ビス(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパン、2.
2−ビス(4−ヒドロキシ−3゜5−ジクロロフェニル
)プロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−
ジブロモフェニル)プロパン、1.1−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)シクロヘキサンなどが挙げられ、これ
らは単独でも二種以上の混合物としても使用出来る。
(a)スルホンオリゴマーと(b)ビスフェノール類と
のモル比は、1:99〜100:O2好ましくは5:9
5〜95:5であり、(a)スルホンオリゴマーと(b
)ビスフェノール類との合計と(clイソ若しくはテレ
フタル酸クロリドとのモル比は、95:100〜105
:100である。
水酸化アルカリとしては水酸化ナトリウムを、三級アミ
ンとしてはトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリ
プロピルアミン、トリブチルアミン、ジメチルアニリン
、ジエチルアニリン、ピリジンを例示することが出来、
特に水酸化ナトリウム及びトリエチルアミンが好ましい
前記の如く、+8)スルホンオリゴマー、中)ビスフェ
ノール類、(b)イソ若しくはテレフタル酸クロリドを
原料とする場合、水酸化アルカリ、実質的に水に不溶の
有機溶剤、相間移動触媒及び水の存在下に界面重合させ
る方法並びに、(al、(b)、(b)を三級アミン及
び有機溶剤の存在下に溶液重合させる方法が適当である
が、界面重合及び溶液重合における有機溶剤としては、
塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、クロロエタ
ン、ジクロロエタン、トリクロロエタン、テトラクロロ
エタン、トリクレン、ベンゼン、トルエン、キシレン、
クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等の実f的に水に不
溶の有機溶剤が用いられる。溶液重合の場合は上記の他
に、更にテトラヒドロフラン等のように水に可溶の有機
溶剤も使用出来る。
界面重合に使用する相間移動触媒としては、4級アンモ
ニウム塩、4級ホスホニウム塩、3級アミン等を挙げる
ことが出来るが、特に4級アンモニウム塩が好ましい、
さらに具体的には、テトラメチルアンモニウムクロリド
、テトラメチルアンモニウムプロミド、テトラエチルア
ンモニウムクロリド、テトラエチルアンモニウムプロミ
ド、テトラ−n−ブチルアンモニウムクロリド、テトラ
−n−7”チルアンモニウムプロミド、ベンジルトリメ
チルアンモニウムクロリド、ベンジルトリメチルアンモ
ニウムプロミド、セチルトリメチルアンモニウムクロリ
ド、セチルトリメチルアンモニウムプロミド、ドデシル
トリメチルアンモニウムクロリド、n−デシルトリメチ
ルアンモニウムプロミド、n−オクチルトリメチルアン
モニウムプロミド、ペンサルコニウムクロリド、トリフ
ェニルメチルホスホニウムクロリド、トリフェニルメチ
ルホスホニウムイオディド、セチルトリーn−ブチルホ
スホニウムクロリド等である。
本発明の芳香族ポリエステルスルホンの製造法に於いて
は、安定な末端基を形成させ、分子量の調整を行う目的
で、1価フェノール類、1価アルコール類、叉は水酸基
を末端に持つ1価のオリゴマーを共存させることが出来
、斯かる1価フェノール類としては、フェノール、0−
フェニルフェノール、p−フェニルフェノール、β−ナ
フトール、m−クミルフェノール、p−クミルフェノー
ル、p−t−ブチルフェノール、2.6−シメチルフエ
ノール、2.3.6− )リメチルフェノール、2゜4
、6− トリメチルフェノール、2−ヒドロキシベンゾ
フェノン、4−ヒドロキシベンゾフェノン、4−クロロ
−イーヒドロキシジフェニルスルホン、0−クレゾール
、m−クレゾール、p−クレゾール、2.6−ジーt−
ブチル−4−メチルフェノール等を、1価アルコール類
としては、n−デカノール、n−オクタツール、トリフ
ロロエタノール等を、水酸基を末端に持つ1価のオリゴ
マーとしては、例えば下記一般式(V)で表されるよう
な、塩素片末端構造を有するスルホンオリゴマーを各々
挙げることが出来る。
H(O!@)0@−5島粂C1(V) (式中、2はイソプロピリデン基、−8−叉は一5OW
−を、aは0叉は1であり、mは平均操り返し数を示す
1〜15の統計約数である。)本発明の芳香族ポリエス
テルスルホンは、安定剤として、亜りん酸化合物、トリ
アゾール化合物、スズ化合物、ビスフェノールの低級ポ
リエステル類、5無機硫黄化合物、ギ酸塩、多価フェノ
ール類、ベンゾフェノン類等を加えることが出来、必要
に応じてりん酸エステル、亜りん酸エステル、フタル酸
エステル、ステアリン酸エステル、ビスフェノールのエ
ステル類、スルホンオリゴマー類を加え、溶融粘度を更
に低下させることが出来る。これらの具体的な化合物と
しては、亜りん酸、亜りん酸ジエチル、亜りん酸トリエ
チル、亜りん酸ジフェニル、亜りん酸トリクレジル、亜
りん酸トリオクチル、亜りん酸トリデシル、2(2′−
ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2(2’−ヒドロキシ−5′−エチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、ピロガロール、亜ニチオン酸ナトリ
ウム、有機スズメルカプト化合物、りん酸トリクレジル
、りん酸トリフェニル、りん酸トリエチル、フタル酸ジ
オクチル、フタル酸ジノリル、ステアリン酸カルシウム
、ステアリン酸マグネシウム、ビスフェノール2分子と
コハク酸、アジピン酸若しくはセバシン酸各1分子との
エステル、4.4′−ジクロロジフェニルスルホンとビ
スフェノール類とから合成される平均重合度3〜15の
スルホンオリゴマー等が挙げられる。
本発明の芳香族ポリエステルスルホンは、単独でも成形
材料等として使用可能であるが、必要に応じて、ガラス
繊維、炭素粉、アラミド繊維1.フッ素樹脂、チタン酸
カリウム粉等の充填剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、加
水分解安定剤、難燃剤等の周知の常用添加剤と混合する
ことが出来る。
又既存のエンジニアプラスチック類、例えばポリエステ
ル類やポリスルホン類と混合し、流動性を向上させたり
、可使用温度を向上させることも出来る。
〔作用および発明の効果〕
本発明の芳香族ポリエステルスルホンは、優れた耐熱性
(熱安定性)、成形加工性、耐有機溶剤性と高い可使用
温度(ガラス転位点)を有し、更にビスフェノール類を
選択することにより、例えばブロム置換基を有するビス
フェノール類を使用することにより難燃性交は耐炎性を
付与し、又フェノール性水酸基の両隣にアルキル置換基
を有するビスフェノール類を使用することにより耐加水
分解性を付与したりガラス転位点を向上させたりするこ
とが出来る。この芳香族ポリエステルスルホンを構成す
るスルホンオリゴマーは低分子量であり、生成する際の
付加縮合の回数が少なくてすむので、製造が容易なもの
であるが、斯かる低分子量のスルホンオリゴマーを構成
要素としても上記の如き物性が得られるということは、
従来の技術からは予想し得ないことである。
而して本発明の芳香族ポリエステルスルホンはフィルム
シートや精密微細構造物、透明キャスティングフィルム
等の原料として、広範な分野に用いることが出来る。
又、本発明の製造方法、特に相間移動触媒の存在下での
界面重合法は、相間移動触媒の存在により、水層に溶解
し易い低分子量ビスフェノール類が有機層へ溶解し易く
なるため、七ツマー分布の偏らない、各モノマーからは
予想出来ない物性の重合体を得ることが出来、而も反応
速度が向上し、相対的に副反応が減るので分子量分布の
良好な重合体が得られると言う利点を有する。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により、更に詳細に説明する。
尚、重合体の:$i景開始及び5%減量温度はTG分析
により測定し、ガラス転位点(Tg)は示差熱分析より
求めた。又、溶融温度(107ポエズ及び10bポエズ
)はコーツ(Koka)式フローテスター、ノズル径1
. Q tm X長さ2.0 mm、圧力100 kg
/Craを用い、見掛は溶融粘度が107ボエズ及び1
06ボエズを示した温度である。
参考例1 (スルホンオリゴマーの製造) 滴下ロート、攪拌器、温度計及びディーンスタルクトラ
ップを備えた内容積11の反応フラスコに2.2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン34.2g(0,
15モル)、4.4’−ジクロロジフェニルスルホン2
8.7g(0,10モル)、ジメチルスルホキシド78
g1クロロベンゼン222gを仕込み、窒素で置換した
70℃に加熱後、52.0重量%の水酸化ナトリウム水
溶液16.3 g (0,21モル)を加え、温度を1
10.’Cから140℃まで210分を要して昇温しで
クロロベンゼンと水の共沸物を留去し、続いて150〜
160℃で150分間攪拌し反応を行わせた。
反応混合物を室温に冷却し、ジクロロメタン100m1
、水100m1.2規定塩酸30m1を加えて攪拌した
後静置し、水層と有機層とを分離した。
水層はジクロロメタン20Illl、 felt、いて
同15slで洗浄し、そのジクロロメタンを有機層に加
えた。
有機層は更にジクロロメタンを加えて、全量を200m
1とした。
かくして、次式の低分子オリゴマー55.6g(50ミ
リモル)を含むオリゴマー液を得た。
Ch           CT。
このオリゴマーは平均重合度n = 2.0で、塩素片
末端オリゴマー22%を含んでおり、融点域125〜1
30℃であった。(GPC及びC、、N MR分析によ
る) 実施例1 攪拌機、温度計を備えた内容積300m1の反応フラス
コ内を窒素置換し、そこに参考例1で得られたオリゴマ
ー液10m1(オリゴマー2.78g即ち2.5ミリモ
ルを含む)、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル
フェニル)メタン4.64g(18,1ミリモル)、水
酸化ナトリウム2.03g(48ミリモル)、亜ニチオ
ン酸ナトリウム0.086g(0,5ミリモル)、トリ
メチルベンジルアン±ニウムクロリド0.145 g 
(0,75ミリモル)、水70m1を仕込み、攪拌溶解
した。
これにテレフタロイルクロリドとイソフタロイルクロリ
ドとの1:1の混合物4.06g(20ミリモル)をジ
クロロメタン65m1に溶解した溶液を一度に加え、2
6℃で攪拌し、反応を行わしめた。
2.5時間後にテレフタロイルクロリドとイソフタロイ
ルクロリドとの1:1の混合物0.21g(1ミリモル
)をジクロロメタン22n+1に溶解した溶液及び水2
0m1を追加添加し、更に1.5時間攪拌した。
その後、反応混合物を、アセトン300m1、メタノー
ル300m1及び濃塩酸10m1の混合液中に撹拌しな
がらゆっくりと滴下し、析出した重合体を濾過水洗の後
、水中で更に4時間攪拌洗浄し、濾別後、150℃で7
時間乾燥して、糸状重合体9、99 gを得た。
この重合体の対数粘度は0.58、Tg及び空気流下で
の5%減量温度は各々207℃及び377℃であった。
又、この重合体の分析値は次の如くであった。
元素分析値 C= 76.1%(計算値76.2%)H=5.01%
(計算値5.05%) IRスペクトル 1738cm−’、1297cm−’:  Co−結合
1320cm−’、1151cm−’ :  Sow−
結合1165ca+−’ : −0−結合 プロトンNMRスペクトル 1、72ppm  : C(cHI)lプロトン7.8
1ppn+:スルホン基に隣接する芳香核プロトン 8.28ppm:テレフタル酸エステルの芳香核プロト
ン 8.96ppm 、 8.4 lppm+ 、 7.6
4pps+  :イソフタル酸エステルの芳香核プロト
ン これらの面積比=7.8 : 1 : 1.9 : 2
.0 (計算値?、7 : I : 2.0 : 2.
0)GPC分析 分子量分布:単一ピーク 数平均分子量Mn=10800 重量平均分子量MW=33400 多分散度M w / M n = 3.1(ポリスチレ
ン換算による) 実施例2 ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)メ
タンに代えて2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン4.13g(18,1ミリモル)を使用した他
は実施例1と同様に行ったところ、得られ、た白色りん
片状の重合体8.7gの対数粘度は0.45、Tg、空
気流下での減量開始温度及び5%減量温度は各々199
℃、400℃及び461℃であり、10?ボエズ及び1
0hボエズでの溶融温度は各々225℃及び243℃で
あった。
又、この重合体の分析値は次の如くであった。
元素分析値 C= 76.2%(計算値76.7%)H=5.44%
(計算値5.52%) IRスペクトル(第1図) 1738cm−’、1300cm−’ : −Co−結
合1320cm−’、 1170cm−’ : −3O
z−結合1070cm−’ : −0−結合 プロトンNMRスペクトル 1、68 ppm  : C(cHi)zプロトン2.
17ppm:メチルフェニルのCH。
3.86ppm  : CHz 7.81pps+ : SChに隣接する芳香核プロト
ン8.28ppm:テレフタル酸芳香核プロトンGPC
分析 分子量分布二車−ピーク 数平均分子11Mn=10600 重量平均分子量Mw=54000 多分散度M w / M n = 5.1実施例3 2、2− ヒス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンの
使用量を3.42g(15,0ミリモル)に減らした代
わりに、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−3゜5−ジブ
ロモフェニル)プロパン1.68g(3,1ミリモル)
を追加使用した他は、実施例1と同様に行ったところ、
得られたりん片状重合体10.0gの対数粘度は0.4
7、Tg、空気流下での減量開始温度及び5%減量温度
は各々203℃、384℃及び413℃であり、106
ボエズでの溶融温度は255℃であった。
この重合体をジクロロメタンに溶解して、キャスティン
グ法により0.20m厚の透明フレキシブルフィルムと
してところ、このフィルムは自己消火性で、UL規格9
4−V−0に合格するものであった。
又、この重合体の分析値は次の如くであった。
元素分析値 C= 69.0%(計算値69.2%)H=4.32%
(計算値4.47%) IRスペクトル(第2図) 1741cm−’、1299cm−’ : −Co−結
合1320cm−’、1156cm−’ ニー5O2−
結合1070cn+−’ : −0−結合 プロトンNMRスペクトル 1.72ppm  : C(cHs)zプロトン7.4
4ppm  : B rに隣接する芳香核プロトン7、
82ppm  : S Oxに隣接する芳香核プロトン
8.28ppm:テレフタル酸芳香核プロトン7.64
ppm 、 8.40ppm 、 8.96ppm :
インフタル酸芳香核プロトン GPC分析 分子量分布:単一ピーク 数平均分子量Mn=10500 重量平均分子IMW=42700 多分散度Mw/Mn=4.1 実施例4 参考例1で得られたオリゴマー液の使用量を82.4m
1(オリゴマー22.9 g即ち20.6ミリモルを含
む)に増やし、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル
)プロパンを全く使用しなかった以外は実施例1と同様
に行ったところ、得られた白色粉末状重合体25.4 
gの対数粘度は0.34、Tg、空気流下での減量開始
温度及び5%減量温度は各々187℃、401℃及び4
56℃であった。
又、この重合体の分析値は次の如くであった。
元素分析値 C= 74.2%(計算値74.4%)H=4.98%
(計算値5.03%) IRスペクトル(第3図) 1740cm−’、1298cm+−’ : −C□−
結合1322co+−’、1157cm−’ : −3
o□−結合1075cn+−’ : −0−結合 プロトンNMRスペクトル 1.69ppm  : C(cHs)zプロトン7.8
 lppm : So、に隣接する芳香核プロトン ・
8.27ppm:テレフタル酸芳香核プロトン7.62
ppm 、8.40ppm 、 8.95ppm  :
イソフタル酸芳香核プロトン GPC分析 分子量分布:単一ピーク 数平均分子量Mn=4500 重量平均分子量Mw=33800 多分散度M w / M n = 7.5実施例5 参考例1で得られたオリゴマー液の使用量を25m1(
オリゴマー6.96g即ち6.25ミリモルを含む)と
し、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
の使用量を1.43 g (6,25ミリモル)に減ら
した代わりに、2.2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5
−ジメチルフェニル)プロパン2.13g(7,50ミ
リモル)を追加使用し、且つテレフタロイルクロリドと
イソフタロイルクロリドとの1:1の混合物の追加添加
を行わなかった以外は実施例1と同様に行ったところ、
得られた粉末状重合体11.9gの対数粘度は0.29
、Tg、空気流下での減量開始温度及び5%減量温度は
各々195℃、381℃及び445℃であった。
又、この重合体の分析値は次の如くであった。
元素分析値 C= 75.7%(計算値75.8%)H=5.24%
(計算値5.34%) IRスペクトル(第4図) 1736cm−’、、 1293cm−’ : −Co
−結合1318cm−’、1160cm−’ :  S
 02−結合1065cn+−’ : −0−結合 プロトンNMRスペクトル 1、68ppm  : C(cH3)!プロトン2.1
6ppmFメチルフェニルのCH37,81ppn+ 
: SChに隣接する芳香核プロトン8.30ppm:
テレフタル酸芳香核プロトン7.6 lppm 、 8
.4 lppm 、 8.97ppm  :イソフタル
酸芳香核プロトン GPC分析 分子量分布:単一ピーク 数平均分子量Mn=3800 重量平均分子量Mw=11700 多分散度Mw/Mn=3.1 参考例2 (スルホンオリゴマーの製造) 滴下ロート、攪拌器、温度計及びディーンスタルクトラ
ップを備えた内容積11の反応フラスコに2.2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン17.12g(7
5ミリモル)、4.4′−ジクロロジフェニルスルホン
10.77 g (37,5ミリモル)、ジメチルスル
ホキシド39g1クロロベンゼン111gを仕込み、純
窒素で置換した。
60℃に加熱後、52.0重量%の水酸化ナトリウム水
溶液6.03g(78ミリモル)を加え、クロロベンゼ
ンを還流しながら、115〜135℃の温度で140分
間脱水処理を行い、続いて150〜161’Cで170
分間攪拌し反応を行わせた。
反応混合物を室温に冷却し、ジクロロメタン70II1
1、水50m1.2規定塩酸20m1を加えて攪拌した
後静置し、水層と有機層とを分離した。
水層はジクロロメタン10m1で洗浄し、そのジクロロ
メタンを有機層に加えた。
一有機層は更にジクロロメタンを加えて、全量を10O
n+1とした。
かくして、次式の低分子オリゴマー25.1g(37,
5ミリモル)を含むオリゴマー液を得た。
CTo           CH3 このオリゴマーは平均重合度n = 1.0で、塩素片
末端オリゴマー9.9%を含んでおり、融点域92〜9
8℃であった。(GPC及びCls N M R分析に
よる) 実施例6 攪拌機、温度計を備えた内容積300m1の反応フラス
コ内を窒素置換し、そこに2.2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン3.42g(14゜5ミリモル)
、水酸化ナトリウム1.77g(42ミリモル)、亜ニ
チオン酸ナトリウム0.086 g(0,5ミリモル)
、塩化ベンザルコニウム(cJsCOt・(cHz)t
・RNCI、但しRは炭素数8〜18のアルキル基)水
溶液0.8ml、水70m1を仕込み、攪拌溶解した。
これにテレフタロイルクロリドとイソフタロイルクロリ
ドとの1:1の混合物4.06g(20ミリモル)をジ
クロロメタン60m1に溶解した溶液を一度に加え、2
7℃で攪拌し、反応を行わしめた。
10分後に、参考例2で得られたオリゴマー液15m1
(オリゴマー3.77 g即ち5.6ミリモルを含む)
を添加し、27℃で攪拌し、更に反応を行わしめた。
2.8時間後、反応混合物を、アセトン300m1、メ
タノール300m1及び濃塩酸10m1の混合液中に撹
拌しながらゆっくりと滴下し、析出した重合体を濾過水
洗の後、水中で更に1時間攪拌洗浄し、濾別後、150
℃で10時間乾燥して、白色糸状の重合体7.5gを得
た。
この重合体の対数粘度は0.66、Tg、空気流下での
減量開始温度及び5%減量温度は各々191℃、400
℃及び460℃であり、107ボエズ及び106ポエズ
での溶融温度は各々214℃及び224℃であった。
又、この重合体の分析値は次の如くであった。
元素分析値 C=75.9%(計算値76.2%) H=4.98%(計算値5.10%) IRスペクトル 1736cm−’、1297cm−’ : −Co−結
合1320cm相、1162cm−’ :  5Oz−
結合1065cm−’ : −0−結合 プロトンNMRスペクトル 1、729pn+  : C(cH3)2プロトン7、
82ppm : S Oxに隣接する芳香核プロトン8
.28ppm:テレフタル酸芳香核プロトン1.6.2
ppm 、8.41ppn+ 、8.96ppm :イ
ソフタル酸芳香核プロトン 参考例3 (スルホンオリゴマーの製造) 参考例2と同様の方法で、次式の低分子オリゴマーを合
成した。但しオリゴマーは、希塩酸に沈澱させた後、水
洗、乾燥して、白色固体として分離した。
CH3CHs このオリゴマーは平均分子量2.0で、塩素片末端オリ
ゴマーを含まず、融点域124〜131℃であった。(
GPC及びC+ x N M R分析による)実施例7 撹拌機、温度計を備えた内容積200m1の反応フラス
コ内を窒素置換し、そこに参考例3で得られたオリゴマ
ー2.79g(2,5ミリモル)、2.2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン4.08g(17,9ミ
リモル)、ジクロロメタン100m 1 %テレフタロ
イルクロ114.06g(20ミリモル)及びトリエチ
ルアミン4.05g(40ミリモル)を仕込み、25℃
にて15時間攪拌溶解し、反応せしめた。
得られた反応混合物を、アセトン300m1、メタノー
ル300m1及び濃塩酸10m1の混合液中に′ 攪拌
しながらゆっくりと滴下し、析出した重合体を濾過水洗
の後、水中で更に4時間攪拌洗浄し、濾別後、150℃
で7時間乾燥して、粉状の重合体9.21 gを得た。
この重合体の対数粘度は0.44、Tg、空気流下での
減量開始温度及び5%減量温度は各々204℃、394
℃及び436℃であった。
又、この重合体は耐溶剤性が良好で、テトラヒドロフラ
ン、ベンゼン、アセトン、ジメチルホルムアミド等の溶
剤に溶解せず、単に膨潤するのみであった。
又、この重合体の分析値は次の如くであった。
元素分析値 C= 76.1%(計算値76.2%)H=5.01%
(計算値5.05%) IRスペクトル 1740cm−’ : −Co−結合 1322cm−’、1155cm−’ ニーSo、−結
合1070cm−’ : −0−結合 プロトンNMRスペクトル 1.73ppm  : C(cH3)zプロトン7.8
 lppm  : So□に隣接する芳香核プロトン8
.28ppm?テレフタル酸芳香核プロトン
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は実施例2〜5で得られた芳香族ポリエステ
ルスルホンの赤外吸収スペクトル図である。 特許出願人 三菱瓦斯化学株式会社 代理人 弁理士 小 堀 貞 文 面画の浄書(内容に変更なし) 葺、1図 all  jW34!Z)  必〃aD  a122 
 /e  /ltD  l1m  LHD  10CE
I  JCI   z稟3図 手続主甫正書(方式) %式%

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕で表される単位1〜100モル%
    と一般式〔II〕で表される単位99〜0モル%とから構
    成され、フェノール6重量部と1,1,2,2−テトラ
    クロロエタン4重量部との混合溶剤中、濃度1.0g/
    dl、温度25℃の条件で測定した対数粘度が0.1〜
    8.0dl/gである芳香族ポリエステルスルホン ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式〔 I 〕及び〔II〕中、X及びYは炭素数1〜−2
    0のアルキリデン基を、R_1、R_2、R_3及びR
    _4は各々水素原子、塩素原子、臭素原子叉は炭素数1
    〜8のアルキル基を示し、nは平均繰り返し数を示す1
    〜2の統計的数であり、ベンゼン核に結合した2つのカ
    ルボニル基は互いにメタ叉はパラ位にある。)
  2. (2)一般式〔 I 〕中のX及び一般式〔II〕中のYが
    各々炭素数1〜6のアルキリデン基である特許請求の範
    囲第(1)項記載の芳香族ポリエステルスルホン
  3. (3)一般式〔 I 〕中のXがイソプロピリデン基であ
    り、一般式〔II〕中のYがメチレン基叉はイソプロピリ
    デン基であり、R_1、R_2、R_3及びR_4が各
    々水素原子、塩素原子、臭素原子叉はメチル基である特
    許請求の範囲第(1)項記載の芳香族ポリエステルスル
    ホン
  4. (4)一般式〔 I 〕で表される単位が5〜95モル%
    であり、一般式〔II〕で表される単位が95〜5モル%
    である特許請求の範囲第(1)項記載の芳香族ポリエス
    テルスルホン
  5. (5)(a)一般式〔III〕で表されるスルホンオリゴ
    マー、(b)一般式〔IV〕で表されるビスフェノール類
    及び(c)イソ若しくはテレフタル酸クロリドを、(a
    )と(b)とのモル比1:99〜100:0、(a)と
    (b)との合計と(c)とのモル比95:100〜10
    5:100の条件下で反応させることを特徴とする芳香
    族ポリエステルスルホンの製法。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IV〕 (式〔III〕及び〔IV〕中、X及びYは炭素数1〜20
    のアルキリデン基を、R_1、R_2、R_3及びR_
    4は各々水素原子、塩素原子、臭素原子叉は炭素数1〜
    8のアルキル基を示し、nは平均繰り返し数を示す1〜
    2の統計的数である。) (5)(a)と(b)とのモル比が5:95〜95:5
    である特許請求の範囲第(4)項記載の芳香族ポリエス
    テルスルホンの製法。
  6. (6)(a)、(b)及び(c)を水酸化アルカリ、実
    質的に水に不溶の有機溶剤、相間移動触媒及び水の存在
    下に界面重合させる特許請求の範囲第(4)項記載の芳
    香族ポリエステルスルホンの製法。
  7. (7)水酸化アルカリとして水酸化ナトリウムを使用す
    る特許請求の範囲第(6)項記載の芳香族ポリエステル
    スルホンの製法。
  8. (8)(a)、(b)及び(c)を三級アミン及び有機
    溶剤の存在下に溶液重合させる特許請求の範囲第(4)
    項記載の芳香族ポリエステルスルホンの製法。
  9. (9)三級アミンとしてトリエチルアミンを使用する特
    許請求の範囲第(8)項記載の芳香族ポリエステルスル
    ホンの製法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8110639B2 (en) 2006-11-17 2012-02-07 Solvay Advanced Polymers, L.L.C. Transparent and flame retardant polysulfone compositions
RU2556230C2 (ru) * 2013-09-17 2015-07-10 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Кабардино-Балкарский государственный университет им. Х.М. Бербекова" (КБГУ) Ароматические полиэфирсульфонкетоны
CN111072942A (zh) * 2019-11-27 2020-04-28 中仑塑业(福建)有限公司 一种聚芳酯砜树脂及其制备方法

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