JPS6126696Y2 - - Google Patents
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- JPS6126696Y2 JPS6126696Y2 JP1981194794U JP19479481U JPS6126696Y2 JP S6126696 Y2 JPS6126696 Y2 JP S6126696Y2 JP 1981194794 U JP1981194794 U JP 1981194794U JP 19479481 U JP19479481 U JP 19479481U JP S6126696 Y2 JPS6126696 Y2 JP S6126696Y2
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- handle
- stopper
- diameter hole
- head
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 41
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
- Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は温度調整を行うハンドルの回転を規制
することにより、異常に高い温度の湯が不意に排
出しないようにした湯水混合栓に関する。
することにより、異常に高い温度の湯が不意に排
出しないようにした湯水混合栓に関する。
<従来の技術>
従来、この種のものとして特公昭49−33371号
公報の第1図,第2図のものがある。
公報の第1図,第2図のものがある。
このものについて説明すると、ハンドル12′
を回転することによりスピンドル7′が上動する
が、安全釦23′がコイルバネ28′によつて外方
に押圧されているため、スピンドル7′の上端部
30が第2図に示すように安全釦23′に当接し
てしまい、それによつてスピンドル7′の上動が
阻止され、ハンドル12′の回転が規制されると
共に、高温水の吐出が阻止される。
を回転することによりスピンドル7′が上動する
が、安全釦23′がコイルバネ28′によつて外方
に押圧されているため、スピンドル7′の上端部
30が第2図に示すように安全釦23′に当接し
てしまい、それによつてスピンドル7′の上動が
阻止され、ハンドル12′の回転が規制されると
共に、高温水の吐出が阻止される。
そして高温水を吐出させるには安全釦23′を
コイルバネ28′に抗して押してそれに開穿た穴
31を第1図に示すようにスピンドル7′の上端
部30の上方に位置させ、スピンドル7′の上動
を可能にしてハンドル12′を更に回転させるも
のである。
コイルバネ28′に抗して押してそれに開穿た穴
31を第1図に示すようにスピンドル7′の上端
部30の上方に位置させ、スピンドル7′の上動
を可能にしてハンドル12′を更に回転させるも
のである。
従つて、このものは安全釦23′により直接ス
ピンドル7′の移動を規制するので、スピンドル
7′に無理な力が作用してスピンドル7′やこれに
連係する機能部分が損耗しやすいうえ、スピンド
ル7′の上端部30の長さを変えなければ、ハン
ドル12′の回転規制位置の調整ができず、その
調整作業は困難であつた。
ピンドル7′の移動を規制するので、スピンドル
7′に無理な力が作用してスピンドル7′やこれに
連係する機能部分が損耗しやすいうえ、スピンド
ル7′の上端部30の長さを変えなければ、ハン
ドル12′の回転規制位置の調整ができず、その
調整作業は困難であつた。
そこで、特公昭39−25599号公報に開示される
ような本体にスピンドルを囲んでそれと同軸状に
なるようにストツパーリングをスプライン係合に
て取付け、該ストツパーリングの内面に突設した
停止要素にハンドルに設けた安全釦のストツパー
部を当接させることによりハンドルの回転規制位
置の調整ができるようにしたものがある。
ような本体にスピンドルを囲んでそれと同軸状に
なるようにストツパーリングをスプライン係合に
て取付け、該ストツパーリングの内面に突設した
停止要素にハンドルに設けた安全釦のストツパー
部を当接させることによりハンドルの回転規制位
置の調整ができるようにしたものがある。
しかし、この特公昭39−25599号公報のものは
ストツパー部の基端に形成した螺子軸を安全釦に
対して直角状に捩じ込むことにより取付けている
ため、安全釦の径が大きくなつてハンドルの構造
が制限されてしまうという問題点があると共に、
高温水を吐出させるために安全釦を押した状態で
ハンドルを回転すると、一回転以上回転して温度
設定が狂う恐れがあつた。
ストツパー部の基端に形成した螺子軸を安全釦に
対して直角状に捩じ込むことにより取付けている
ため、安全釦の径が大きくなつてハンドルの構造
が制限されてしまうという問題点があると共に、
高温水を吐出させるために安全釦を押した状態で
ハンドルを回転すると、一回転以上回転して温度
設定が狂う恐れがあつた。
<考案が解決しようとする問題点>
本考案が解決しようとする問題点は、安全釦の
径を細くすると共にハンドルが一回転以上回転し
ないようにすることである。
径を細くすると共にハンドルが一回転以上回転し
ないようにすることである。
<問題点を解決するための手段>
上記問題点を解決するために本考案が講ずる技
術的手段は、制御弁体に連係したスピンドルに固
定するハンドルの回転操作で制御弁体が作動し、
湯、水の弁を制御して混合水温度が調整される湯
水混合栓において、上記スピンドルを囲んでスピ
ンドルと同軸上に雄スプライン部が刻設される本
体と、円筒状に形成されて本体側の内周面には上
記雄スプライン部と係合する雌スプライン部が刻
設されると共に他側には段部を介して周方向に円
弧状凹部と円弧状凸部と該円弧状凸部の内方に設
けられた一個の突部とが形成されるストツパーリ
ングと、この円弧状凹部凸部を覆う内腔を有した
有底筒状に形成されて底部には上記スピンドルの
係合部を有すると共に筒部にはこれを半径方向に
貫通し係合段部を介して外方を大径孔に内方を小
径孔に形成した取付部を有するハンドルと、この
ハンドルの取付部に装備される安全釦とを備え、
該安全釦は上記大径孔にガイドされてハンドル外
方に突出する頭部、この頭部に連設し上記小径孔
を挿通して延びる軸部、上記大径孔内に配設され
頭部と係止段部との間に介装されるコイルバネ及
び軸部先端に固着されハンドル内腔に配設される
と共にコイルバネの弾性力により偏倚された不作
動位置と頭部を押圧することにより移動された作
動位置との間で移動可能なストツパー部及び軸部
にその中心軸を同軸状として螺着されストツパー
部を軸部との間に挟着するネジを有し、このスト
ツパー部が不不動位置にあるときにはストツパー
部が円弧状凹部に位置し、ハンドルを回転するこ
とによりストツパー部が段部に当接してハンドル
のそれ以上の回転が規制されると共に、ストツパ
ー部が作動位置にあるときにはストツパー部がス
トツパーリングの内周面内方に位置し、ハンドル
を回転することにより、ストツパー部が円弧状凸
部内方を移動可能且つ前記突出部に当接可能に構
成してなるものである。
術的手段は、制御弁体に連係したスピンドルに固
定するハンドルの回転操作で制御弁体が作動し、
湯、水の弁を制御して混合水温度が調整される湯
水混合栓において、上記スピンドルを囲んでスピ
ンドルと同軸上に雄スプライン部が刻設される本
体と、円筒状に形成されて本体側の内周面には上
記雄スプライン部と係合する雌スプライン部が刻
設されると共に他側には段部を介して周方向に円
弧状凹部と円弧状凸部と該円弧状凸部の内方に設
けられた一個の突部とが形成されるストツパーリ
ングと、この円弧状凹部凸部を覆う内腔を有した
有底筒状に形成されて底部には上記スピンドルの
係合部を有すると共に筒部にはこれを半径方向に
貫通し係合段部を介して外方を大径孔に内方を小
径孔に形成した取付部を有するハンドルと、この
ハンドルの取付部に装備される安全釦とを備え、
該安全釦は上記大径孔にガイドされてハンドル外
方に突出する頭部、この頭部に連設し上記小径孔
を挿通して延びる軸部、上記大径孔内に配設され
頭部と係止段部との間に介装されるコイルバネ及
び軸部先端に固着されハンドル内腔に配設される
と共にコイルバネの弾性力により偏倚された不作
動位置と頭部を押圧することにより移動された作
動位置との間で移動可能なストツパー部及び軸部
にその中心軸を同軸状として螺着されストツパー
部を軸部との間に挟着するネジを有し、このスト
ツパー部が不不動位置にあるときにはストツパー
部が円弧状凹部に位置し、ハンドルを回転するこ
とによりストツパー部が段部に当接してハンドル
のそれ以上の回転が規制されると共に、ストツパ
ー部が作動位置にあるときにはストツパー部がス
トツパーリングの内周面内方に位置し、ハンドル
を回転することにより、ストツパー部が円弧状凸
部内方を移動可能且つ前記突出部に当接可能に構
成してなるものである。
<作 用>
本考案は高温水を吐出させるために安全釦を押
圧してハンドルを回転してもストツパー部が突部
に当接してそれ以上のハンドルの回転を阻止する
ものである。
圧してハンドルを回転してもストツパー部が突部
に当接してそれ以上のハンドルの回転を阻止する
ものである。
<実施例>
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
この実施例は第3図に示すように湯水混合栓は
サーモスタツトミキシングバルブであつて、混合
栓本体A内に湯室1、水室2、混合室3を区画形
成し、この湯室1内に供給される湯と水室2内に
供給される水が夫々湯制御弁4と水制御弁5を通
つて混合室3に流れ込むようになつており、上記
両制御弁4,5はそれらの間に設けた制御弁6に
連係するスピンドル7を回転操作して進退させ、
制御弁体6を前後に慴動させることによつて、ど
ちらか一方の弁座に近ずくときは他方の弁座より
遠ざかつて、混合水温度を調整するようになつて
いる。
サーモスタツトミキシングバルブであつて、混合
栓本体A内に湯室1、水室2、混合室3を区画形
成し、この湯室1内に供給される湯と水室2内に
供給される水が夫々湯制御弁4と水制御弁5を通
つて混合室3に流れ込むようになつており、上記
両制御弁4,5はそれらの間に設けた制御弁6に
連係するスピンドル7を回転操作して進退させ、
制御弁体6を前後に慴動させることによつて、ど
ちらか一方の弁座に近ずくときは他方の弁座より
遠ざかつて、混合水温度を調整するようになつて
いる。
また、制御弁体6は混合水温度に感応して伸縮
する感温度8により作動され混合水温度が設定温
度になる様に制御する。
する感温度8により作動され混合水温度が設定温
度になる様に制御する。
そして上記スピンドル7は水室2と混合室3と
に溜つて装着される円筒状のライナー9内に回転
自在に支持されている。
に溜つて装着される円筒状のライナー9内に回転
自在に支持されている。
ライナー9の一側端は混合栓本体Aの側方より
外方へ突出しており、その突出側を本体A内側よ
り小径に形成してこの小径部外周にストツパーリ
ング10とスプライン係合する雄スプライン部1
1を刻設すると共に、先端部を更に小径に形成し
て先端面より上記スピンドル7の端部を突出さ
せ、その端部にはハンドル12を取付けネジビス
13で固定している。
外方へ突出しており、その突出側を本体A内側よ
り小径に形成してこの小径部外周にストツパーリ
ング10とスプライン係合する雄スプライン部1
1を刻設すると共に、先端部を更に小径に形成し
て先端面より上記スピンドル7の端部を突出さ
せ、その端部にはハンドル12を取付けネジビス
13で固定している。
ストツパーリング10は真鍮等の金属により円
筒状に形成され、混合栓本体A側の内周面に上記
雄スプライン部11と係合する雌スプライン部1
4を刻設すると共に、他側には周方向約120゜分
切欠され、2つの段部15a,15bを介して円
弧状の凹部16aと凸部16bが形成されてい
る。
筒状に形成され、混合栓本体A側の内周面に上記
雄スプライン部11と係合する雌スプライン部1
4を刻設すると共に、他側には周方向約120゜分
切欠され、2つの段部15a,15bを介して円
弧状の凹部16aと凸部16bが形成されてい
る。
また、一方の段部15aには、内方に突出する
突部32が連設されている。
突部32が連設されている。
ハンドル12は予め二重成形された合成樹脂製
のプツシユ12aとこのプツシユ12aに巻回し
た温度表示テープ12cとを透明合成樹脂製のハ
ンドル本体12bとを一体成形或いは超音波溶着
にて、上記円弧状凹部16a及び凸部16bを覆
う内腔17を有した有底筒状に形成されており、
その底部にはスピンドル7の端部とスプライン係
合する係合部18を刻設すると共に、筒部にはこ
れを貫通する取付部19を設ける。
のプツシユ12aとこのプツシユ12aに巻回し
た温度表示テープ12cとを透明合成樹脂製のハ
ンドル本体12bとを一体成形或いは超音波溶着
にて、上記円弧状凹部16a及び凸部16bを覆
う内腔17を有した有底筒状に形成されており、
その底部にはスピンドル7の端部とスプライン係
合する係合部18を刻設すると共に、筒部にはこ
れを貫通する取付部19を設ける。
取付部19は温度表示テープ12cに施された
目盛の略42℃を示す箇所に設けられ、上記プツシ
ユ12aの外周側に設けた係止段部20を挾ん
で、ハンドル本体12bに開穿した大径孔21と
プツシユ12aの内周側に開穿した小径孔22と
からなり、該取付部19には安全釦23が装備さ
れている。
目盛の略42℃を示す箇所に設けられ、上記プツシ
ユ12aの外周側に設けた係止段部20を挾ん
で、ハンドル本体12bに開穿した大径孔21と
プツシユ12aの内周側に開穿した小径孔22と
からなり、該取付部19には安全釦23が装備さ
れている。
安全釦23は上記大径孔21内に慴動自在に設
けられる合成樹脂製の頭部24と小径孔22内を
挿通して延びる金属製の軸部25と金属板を湾曲
させてハンドル12の内腔17内に位置させたス
トツパー部26からなり、上記頭部24は有底筒
状に形成されその底部内周に軸部25上端をイン
サート成形等の手段により一体的に固着すると共
に、軸部25の下端面にはサラネジ27を介して
ストツパー部26がその先端を本体A側に突出す
るように固定されている。
けられる合成樹脂製の頭部24と小径孔22内を
挿通して延びる金属製の軸部25と金属板を湾曲
させてハンドル12の内腔17内に位置させたス
トツパー部26からなり、上記頭部24は有底筒
状に形成されその底部内周に軸部25上端をイン
サート成形等の手段により一体的に固着すると共
に、軸部25の下端面にはサラネジ27を介して
ストツパー部26がその先端を本体A側に突出す
るように固定されている。
また安全釦23は頭部24と上記係止段部20
の間に頭部24をハンドル12外方へ突出させる
方向に弾圧するコイルバネ28を弾圧装備してお
り、この頭部24を押圧しない状態ではストツパ
ー部26先端がストツパーリング10の円弧状凹
部16a上、即ち不作動位置に位置して、ハンド
ル12を回転すると両段部15a,16bに当接
し、頭部24と押圧するとストツパー部26先端
がストツパーリング10の内周面内方に移動した
作動位置に位置して、そのままハンドル12を回
転するとストツパー部26先端がストツパーリン
グ10の一方の段部15bには当接しないが、他
方の段部15aの突部32には当接するようにな
つている。
の間に頭部24をハンドル12外方へ突出させる
方向に弾圧するコイルバネ28を弾圧装備してお
り、この頭部24を押圧しない状態ではストツパ
ー部26先端がストツパーリング10の円弧状凹
部16a上、即ち不作動位置に位置して、ハンド
ル12を回転すると両段部15a,16bに当接
し、頭部24と押圧するとストツパー部26先端
がストツパーリング10の内周面内方に移動した
作動位置に位置して、そのままハンドル12を回
転するとストツパー部26先端がストツパーリン
グ10の一方の段部15bには当接しないが、他
方の段部15aの突部32には当接するようにな
つている。
従つて、安全釦23の頭部24を押圧したまま
ハンドル12を回転しても、ストツパー部26が
突部32に当接することにより、ハンドル12が
1回転以上しない様に規制される。
ハンドル12を回転しても、ストツパー部26が
突部32に当接することにより、ハンドル12が
1回転以上しない様に規制される。
そして、ストツパー部26が円弧状凹部16a
側より突部32に当接している時には、制御弁体
6が最も前進して湯側制御弁4の開度が最小、水
側制御弁5の開度が最大であつて、最も低温(C
位置)に設定される。
側より突部32に当接している時には、制御弁体
6が最も前進して湯側制御弁4の開度が最小、水
側制御弁5の開度が最大であつて、最も低温(C
位置)に設定される。
また、ストツパー部26が円弧状凸部16b側
より突部32に当接している時には、制御弁体6
が最も後退して湯側制御弁4の開度が最大、水側
制御弁5の開度が最小であつて、最も高温(H位
置)に設定される。
より突部32に当接している時には、制御弁体6
が最も後退して湯側制御弁4の開度が最大、水側
制御弁5の開度が最小であつて、最も高温(H位
置)に設定される。
而して斯る湯水混合栓はストツパーリング10
の雌スプライン部14を、例えば円弧状凹部16
aを前側に位置させた状態で上方に位置する段部
15bを混合栓本体Aの上方に設けた指標29に
対応させてライナー9の雄スプライン部11に係
合することによつて、ハンドル12の回転規制位
置が例えばハンドル12に施された42℃を示す目
盛と指標29とが対応する様に設定される。そし
て、この規制位置において、実際に吐出される混
合水温度が42℃になる様に調整手段Bを調整す
る。従つてC位置からH位置方向にハンドル12
を回転するとストツパー部26が段部15bに当
接し、安全釦23を押圧しない限りハンドル12
は回転せず、異常に高い温度、例えば42℃以上の
湯が不意に排出しない。42℃以上の湯を吐出させ
る時には、安全釦23を押圧して、ストツパー部
26と段部15bとの当接を解除しハンドル12
をH位置方向へ回転すればよい。
の雌スプライン部14を、例えば円弧状凹部16
aを前側に位置させた状態で上方に位置する段部
15bを混合栓本体Aの上方に設けた指標29に
対応させてライナー9の雄スプライン部11に係
合することによつて、ハンドル12の回転規制位
置が例えばハンドル12に施された42℃を示す目
盛と指標29とが対応する様に設定される。そし
て、この規制位置において、実際に吐出される混
合水温度が42℃になる様に調整手段Bを調整す
る。従つてC位置からH位置方向にハンドル12
を回転するとストツパー部26が段部15bに当
接し、安全釦23を押圧しない限りハンドル12
は回転せず、異常に高い温度、例えば42℃以上の
湯が不意に排出しない。42℃以上の湯を吐出させ
る時には、安全釦23を押圧して、ストツパー部
26と段部15bとの当接を解除しハンドル12
をH位置方向へ回転すればよい。
ストツパー部26が円弧状凸部16b内に位置
すると、安全釦23の押圧を解除しても、ストツ
パー部26の湾曲外面が円弧状凸部16b内周面
に沿つて慴動できるをもつて、ハンドル12をH
位置方向へ回転できる。そしてついにはストツパ
ー部26が突部32に当接してH位置に到り、ハ
ンドル12のそれ以上の回転が阻止される。
すると、安全釦23の押圧を解除しても、ストツ
パー部26の湾曲外面が円弧状凸部16b内周面
に沿つて慴動できるをもつて、ハンドル12をH
位置方向へ回転できる。そしてついにはストツパ
ー部26が突部32に当接してH位置に到り、ハ
ンドル12のそれ以上の回転が阻止される。
H位置よりC位置方向へハンドル12を回転す
れば、ストツパー部26は円弧状凸部16b内周
面に沿つて摺動し、段部15bに達するとコイル
バネ28の力で安全釦23が自動復帰してストツ
パー部26が円弧状凹部16aに位置し、更にハ
ンドル12を回転するとついにはストツパー部2
6が段部15aに当接してC位置に到りハンドル
12の回転が阻止される。このC位置では、安全
釦23を押圧して更にハンドル12を回転しよう
としても、ストツパー部26が突部32に当接す
るをもつてハンドル12の回転は阻止される。
れば、ストツパー部26は円弧状凸部16b内周
面に沿つて摺動し、段部15bに達するとコイル
バネ28の力で安全釦23が自動復帰してストツ
パー部26が円弧状凹部16aに位置し、更にハ
ンドル12を回転するとついにはストツパー部2
6が段部15aに当接してC位置に到りハンドル
12の回転が阻止される。このC位置では、安全
釦23を押圧して更にハンドル12を回転しよう
としても、ストツパー部26が突部32に当接す
るをもつてハンドル12の回転は阻止される。
またハンドル12の回転規制位置即ち、規制温
度を変換したい場合には、ストツパーリング10
の雌スプライン部14とライナー9の雄スプライ
ン部11との係合か、又はスピンドル7とハンド
ル12のプツシユ12aとのスプライン係合を周
方向にずらすだけで、ハンドル12の回転規制位
置の調整ができる。
度を変換したい場合には、ストツパーリング10
の雌スプライン部14とライナー9の雄スプライ
ン部11との係合か、又はスピンドル7とハンド
ル12のプツシユ12aとのスプライン係合を周
方向にずらすだけで、ハンドル12の回転規制位
置の調整ができる。
尚、前示実施例においては混合栓本体Aが感温
部8を有して混合水温度を自動的に維持するサー
モスタツトミキシングバルブとしたが、これに限
定されるものではなく、単に湯と水を混合するミ
キシングバルブとしても良い。
部8を有して混合水温度を自動的に維持するサー
モスタツトミキシングバルブとしたが、これに限
定されるものではなく、単に湯と水を混合するミ
キシングバルブとしても良い。
<考案の効果>
本考案は上記の構成であるから、以下の利点を
有する。
有する。
安全釦の軸部とネジとが同軸状なので、軸部
の径を最大限に細くできて従来のもののように
ハンドルの構造が制限されることがない。
の径を最大限に細くできて従来のもののように
ハンドルの構造が制限されることがない。
ストツパーリングの内方に一個の突部を設け
たので、高温水を吐出させるたに安全釦を押し
た状態でハンドルを回転しても従来のもののよ
うにハンドルが一回転以上せず温度設定が狂う
ことがない。
たので、高温水を吐出させるたに安全釦を押し
た状態でハンドルを回転しても従来のもののよ
うにハンドルが一回転以上せず温度設定が狂う
ことがない。
第1図は従来の湯水混合栓の一例を示す縦断面
図、第2図は作動状態を示す断面図、第3図は本
考案の一実施例を示す湯水混合栓の縦断正面図、
第4図は要部を拡大して示す一部切欠断面図、第
5図は第4図のV−V線に沿う断面図、第6図は
安全釦とストツパーリングの取付状態を示す斜視
図である。 A……混合栓本体、6……制御弁体、7……ス
ピンドル、10……ストツパーリング、11……
雄スプライン部、12……ハンドル、14……雌
スプライン部、15a,15b……段部、16a
……円弧状凹部、16b……円弧状凸部、17…
…内腔、18……係合部、19……取付部、20
……係止段部、21……大径孔、22……小径
孔、23……安全釦、24……頭部、25……軸
部、26……ストツパー部、27……ネジ、28
……コイルバネ、32……突部。
図、第2図は作動状態を示す断面図、第3図は本
考案の一実施例を示す湯水混合栓の縦断正面図、
第4図は要部を拡大して示す一部切欠断面図、第
5図は第4図のV−V線に沿う断面図、第6図は
安全釦とストツパーリングの取付状態を示す斜視
図である。 A……混合栓本体、6……制御弁体、7……ス
ピンドル、10……ストツパーリング、11……
雄スプライン部、12……ハンドル、14……雌
スプライン部、15a,15b……段部、16a
……円弧状凹部、16b……円弧状凸部、17…
…内腔、18……係合部、19……取付部、20
……係止段部、21……大径孔、22……小径
孔、23……安全釦、24……頭部、25……軸
部、26……ストツパー部、27……ネジ、28
……コイルバネ、32……突部。
Claims (1)
- 制御弁体に連係したスピンドルに固定するハン
ドルの回転操作で制御弁体が作動し、湯、水の弁
を制御して混合水温度が調整される湯水混合栓に
おいて、上記スピンドルを囲んでスピンドルと同
軸上に雄スプライン部が刻設される本体と、円筒
状に形成されて本体側の内周面には上記雄スプラ
イン部と係合する雌スプライン部が刻設されると
共に他側には段部を介して周方向に円弧状凹部と
円弧状凸部と該円弧状凸部の内方に設けられた一
個の突部とが形成されるストツパーリングと、こ
の円弧状凹部凸部を覆う内腔を有した有底筒状に
形成されて底部には上記スピンドルの係合部を有
すると共に筒部にはこれを半径方向に貫通し係合
段部を介して外方を大径孔に内方を小径孔に形成
した取付部を有するハンドルと、このハンドルの
取付部に装備される安全釦とを備え、該安全釦は
上記大径孔にガイドされてハンドル外方に突出す
る頭部、この頭部に連設し上記小径孔を挿通して
延びる軸部、上記大径孔内に配設され頭部と係止
段部との間に介装されるコイルバネ及び軸部先端
に固着されハンドル内腔に配設されると共にコイ
ルバネの弾性力により偏倚された不作動位置と頭
部を押圧することにより移動された作動位置との
間で移動可能なストツパー部及び軸部にその中心
軸を同軸状として螺着されストツパー部を軸部と
の間に挟着するネジを有し、このストツパー部が
不作動位置にあるときにはストツパー部が円弧状
凹部に位置し、ハンドルを回転することによりス
トツパー部が段部に当接してハンドルのそれ以上
の回転が規制されると共に、ストツパー部が作動
位置にあるときにはストツパー部がストツパーリ
ングの内周面内方に位置し、ハンドルを回転する
ことにより、ストツパー部が円弧状凸部内方を移
動可能且つ前記突部に当接可能に構成してなる湯
水混合栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19479481U JPS58101068U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 湯水混合栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19479481U JPS58101068U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 湯水混合栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58101068U JPS58101068U (ja) | 1983-07-09 |
JPS6126696Y2 true JPS6126696Y2 (ja) | 1986-08-09 |
Family
ID=30108098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19479481U Granted JPS58101068U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 湯水混合栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58101068U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6024781Y2 (ja) * | 1982-07-14 | 1985-07-24 | 株式会社三栄水栓製作所 | 湯水混合比調整装置 |
JPS60249783A (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 湯水混合装置 |
JPH0650702Y2 (ja) * | 1988-11-07 | 1994-12-21 | 東陶機器株式会社 | 湯水混合栓 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5670270U (ja) * | 1979-11-02 | 1981-06-10 |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19479481U patent/JPS58101068U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58101068U (ja) | 1983-07-09 |
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