JPS61264606A - 信号伝送用耐火ケ−ブル - Google Patents

信号伝送用耐火ケ−ブル

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Publication number
JPS61264606A
JPS61264606A JP60106707A JP10670785A JPS61264606A JP S61264606 A JPS61264606 A JP S61264606A JP 60106707 A JP60106707 A JP 60106707A JP 10670785 A JP10670785 A JP 10670785A JP S61264606 A JPS61264606 A JP S61264606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal transmission
tape
fireproof cable
adhesive
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP60106707A
Other languages
English (en)
Inventor
守 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP60106707A priority Critical patent/JPS61264606A/ja
Publication of JPS61264606A publication Critical patent/JPS61264606A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は信号伝送用耐火ケーブルに関するものである。
(従来技術) 在来の信号伝送用耐火ケーブルは第2図に示す様な構造
である。なお第2図中(月は心線(通常網入(2)は耐
火層(通常がラスマイカ)、(6)は絶縁層(ポリエチ
レン) 、 +41は素線(心線、耐火層、絶縁層より
成る)、(5)は鉛複合テープ(鉛あるいは鉛を主体と
する合金テープの少なくとも片面に接着剤を設けたテー
プ)、(61はシース(ポリエチレン)、(7)は上巻
テープ(綿テープ)を示している。
このケーブルはJIS A 1304による標準加熱曲
線を用いた耐火試験において、30分後(840℃)も
十分な絶縁抵抗を有しており、耐火性能は良好であるが
、シースがポリエチレンであるので延焼する欠点があっ
た。
又在来の延焼防止ケーブルは、PVCの様にボリフ−中
にハロゲンを有するものあるいはハロゲン系難燃剤を添
加した組成物をシースに用いるのが大部分であるが、こ
の組成物を上記耐火ケーブルシースに用いると耐火試験
において15分程度で絶縁抵抗が著しく低下し耐火性能
が十分でなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 即ち従来の住号伝送用耐火ケーブルは、延焼防止性能が
十分でない。これはポリエチレンをシースに用いている
為である。
上記に鑑み本発明は、この様な問題点を解消−十分な延
焼防止性能、耐火性能を合わせ持つ信号伝送用耐火ケー
ブルを提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は第1図に示す様に、心線、耐火層、絶縁層より
成る素線(4)を複数本より合わせた上に、金属あるい
は合金テープの少なくとも片面に接着層を設けた複合テ
ープ(5)を接着剤が外側になる様に縦添えし、複合テ
ープの重なり部を熱融着した後、エチレンを主体とする
ハロゲン元素を含まない共重合体100重量部に水和無
機物80〜200重量部を混合した組成物(8)を溶融
押出しし、当組成物と前記接着剤とが接着していること
を特徴とするケーブルである。なお第1図中第2図と同
一符号は同一部位を示している。
(作用) 上記のハロゲン元素を含まない組成物をシースとして用
いることにより延焼防止機能を付与ししかも耐火試験に
おいて絶縁抵抗の低下を招かない。
以下詳細に上記に関し説明を加える。上記に於いて耐火
層は高温での絶縁性能を保持する為に設けるものでガラ
スマイカテープ、プラスチックマイカテープが挙げられ
る。絶縁層はポリエチレンが使用されるが、特に高難燃
性が必要な場合シースと同じ難燃組成物を用いることが
好ましい。金属あるいは合金テープは遮水性能を保持す
る為に設けるもので、高い遮水性能を維持する為に金属
あるいは合金テープの少なくとも片面に接着剤層を設け
、テープ重なり部、テープとシースの両者を十分に接着
させるものとする。
次にシース組成物として、エチレンを主体とするハロゲ
ン元素を含まない共重合体を用いる。/・ロゲン元素を
含むと耐火性能が劣る。例としてはポリエチレン、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エチ
ル共重合体、ポリプロピレン、各種熱可塑性エラストマ
ーが挙げられるがエチレン−酢酸ビニル共重合体がより
高難燃が得られ好ましい。
又難燃剤としては水和無機物を用いる。・・ロゲン系難
燃剤を用いないのは耐火性能が著しく劣る為である。又
添加量は80〜200重量部で80重量部以下であると
延焼防止性能に劣り200重量部以上では機械的特性が
劣る。
水和無機物としては水酸化アルミニウム、水酸化マグネ
シウム、水酸化カルシウム、塩基性炭酸マグネシウム等
が挙げられるが、特に水酸化アルミニウム、水酸化マグ
ネシウムが高い延焼防止性能が得られ好ましい。
金属あるいは合金テープとしては鉛、アルミ、鉛錫合金
等のテープが挙げられる。
商品名)等が挙げられる。
本発明の組成物には、水和無機化合物の他に、適宜、老
化防止剤、着色剤、加工助剤、軟化剤、紫外線劣化防止
剤等を加えてもよい。
(実施例) 以下に本発明の理解を助ける為実施例を述べる。
0、9 mm gの銅導体上にガラスマイカテープを2
枚巻き外径1.9 wn lとした上にポリエチレンを
押出被覆し外径3,5咽χの素線を作成した。
この素線を対撚りした後14対をより合せ、不織布テー
プを巻回した後、鉛合金テープの片面に順次ポリエステ
ルフィルム、アイオノマー樹脂ヲ設けた鉛複合テープを
アイオノマー樹脂面が外側になる様にケーブルに縦添え
した後、鉛複合テープの重なり部を加熱加圧接着した後
第1表に示す各種シース配合を’1.62m厚に押出成
形した(仕上り外径29.4朋)。
成形したケーブルについてJC5第666号に準じ垂直
トレイ試験(VOT方式)を行なった。
又JIS  Al3O3に準じた構造の加熱炉を用いJ
IS  A1304の標準火災曲線に準じて炉内温度を
制御し、60分間導体とケーブルシース上に設けたアー
ス間の絶縁抵抗を測定し耐火特性を測定した。
(注1)メルトフローレート 0.2 (注2)酢酸ビニル15チ、メルトフローレート2第1
表の結果より従来の信号伝送用耐火ケーブル(比較例)
は延焼距離が大きく、又/・ロゲン系難燃剤を用いた(
比較例2)は延焼距離が短かいが、耐火特性に劣る。こ
れに比べ実施例1.2は延焼距離も短かく耐火特性も良
好である。
(発明の効果) 以上の様な本発明は次のような効果を有している。
■シースの組成物中にハロゲンを含んでいない。
従って十分な耐火性能を有する。
■水和無機物を       ゛   80〜200重
量部添加している為十分な延焼防止性能を有する。
【図面の簡単な説明】
信号伝送用耐火ケーブルの斜視図を示す図に於いて、第
1図は本発明のもの、第2図は従来のものを夫々例示し
ている。 (1)・・・心線、(2)・・・耐火層、(3)・・・
絶縁層、(4)・・・素線、(5)・・・複合テープ、
(6)・・・ポリエチレンシース、(7)・・・上巻き
テープ、(8)・・・本発明に於ける組成物シース/1
1  図 ′/ 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)心線、耐火層、絶縁層より成る素線を複数本より
    合わせた上に、金属あるいは合金テープの少くとも片面
    に接着剤を設けた複合テープを接着剤が外側になる様に
    縦添えし、複合テープの重なり部を熱融着した後、エチ
    レンを主体とするハロゲン元素を含まない共重合体10
    0重量部に水和無機物80〜200重量部を混合した組
    成物を溶融押出しし、該組成物と前記接着剤とを接着さ
    せたことを特徴とする信号伝送用耐火ケーブル。
  2. (2)エチレンを主体とするハロゲン元素を含まない共
    重合体として、エチレン−酢酸ビニル共重合体を用いる
    特許請求の範囲第(1)項記載の信号伝送用耐火ケーブ
    ル。
  3. (3)水和無機物として水酸化アルミニウム又は水酸化
    マグネシウムを用いる特許請求の範囲第(2)項記載の
    信号伝送用耐火ケーブル。
JP60106707A 1985-05-19 1985-05-19 信号伝送用耐火ケ−ブル Pending JPS61264606A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018520472A (ja) * 2015-06-05 2018-07-26 レオニ カーベル ゲーエムベーハー データケーブル

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