JPS61263589A - エレベ−タ乗りかご - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 コノ発明は、エレベータの乗りかとに関し、特に車椅子
エレベータにおける安全確認機能の向上に関するもので
ある。

〔従来の技術〕

第３図、第４図は従来のエレベータ乗シかとを示す正面
図およびｆｆ−、ｆｆ断面図であシ、図において１はエ
レベータ乗シかとのかご正面壁、２はかと正面壁１に装
着された鏡であって、車椅子の使用者が後方確認のため
に適した高さとなっている。

３は鏡２をかご正面壁ＩＫ固着するための鏡枠である。

次にその使用方法について説明する。車椅子を利用して
エレベータのかご室に乗シ込むに際しては、かご正面壁
１に向って前進しながら乗り込むことから、車椅子の後
部が閉まるかごの戸に衝突しないかの安全確認が必要に
なる。この安全確認のために設けられたのが鏡２であっ
て、車椅子利用者はかご室のかご正面壁１に設けられて
いる鏡２に向って前進しながら後方の監視を行なうこと
になる。つｔシ、利用者は鏡２を利用して自己の位置並
びに車椅子後部の姿勢を確認の、後、かごの戸が閉じた
ことを確認している。

また、目的階への到着時には、上述した場合と同様に硯
２により利用者後方のかご戸が完全に開いたことを確認
した後に、降出のための後退動作を行なっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のエレベータ乗シかとは以上のように構成式れてい
るので、乗り込み完了後、すなわちかごの走行中は鏡が
不用となるばか夛でなく、車椅子が正面に配置されてい
る鏡と対面した状態となることから、目的階に到着する
までの間に、利用者が焦燥感を覚えて不快な時間をすご
すことになる問題点があった。

この考案は上記欠点を解消するためになされたものであ
って、乗りかごの走行中に正面に設けられている鏡によ
って、利用者に不快感を与えないようにしたエレベータ
乗りかごを得ることを目的とする。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において１はかご内部のかご正面壁、１ａはかご正面
壁１に明けられた表示穴、２ｍは表示穴１ａを覆うよう
に正面壁１に鏡枠３によって固定されたハーフミラ−１
４は正面壁１の後部から表示穴１ａを覆うように固定さ
れた標示板であって、光透過性アクリル樹脂に館内案内
文字が印刷されて作られている。５Ｆｉかごの戸が閉じ
ている期間のみ点燈して標示板４′ＩＩ：、バック照明
する照明装置であって、標示板４の後部を覆うケース６
の内部に固定されている。そして、この照明装置５は、
第２図に示す様に、戸閉リレーＴと戸開リレー８を介し
て電源（ト）、０間に接続されている。

そして、この戸閉リレー１に対しては並列に走行リレー
９が接続されている。

この様Ｋｍ成式れたエレベータ乗シかとにおいて、車椅
子乗降に際し、つま夛かどの戸が開き始める時から再び
完全に閉じるまでの期間に於いては、第２図に示す戸閉
リレー７と戸開リレー８のいずれか一方が必ず開いてお
シ、また走行リレー９も開状態となっていることから、
照明装置５は消煙して標示板４はバック照明のない状態
となっている。従って、ハーフミラ−２ａは、明るいか
ご室内の映像を反射して、従来と同様に後方確認用の鏡
として利用されることになる。

次に、乗フ込みが完了してかごの戸が完全に閉じると、
照明装置５が点燈することによシケース６内の光度が増
して標示板４に対してバック照明がなされることになる
。この結果、標示板４の透過光がかご室内よりも明るく
なることから、標示板４に印刷されている文字等の表示
パターンが表示穴１ａおよびハーフミラ−２ａを透過し
てエレベータ室内に表示される。従って、利用客は視点
を変化させることなく、乗降時は鏡としての機能を与え
る一方、かごの走行中は電照標示板のサービスを与える
ことが可能になる。従って、利用者＼Ｎ〜 は鏡と向い合うことによる焦燥感を覚えることが無くな
る。

なお、上記実施例においては、標示板４に館内案内文字
を印刷した場合について説明したが、この発明はこれに
限定されるものではなく、絵画などを表示させても同様
な効果が得られることは明白である。また、標示板４の
材質はアクリル樹脂に限定されるものではなく、光透過
性の板材であればいかなるものであっても良い。更に、
照明装置の発光色あるいは標示板を有色とすることによ
り点燈時、つ−１走行中に於けるかご室内の照明状態を
容易に変化させ為ことが出来、これによって装飾的な使
途にも利用することが出来るものである。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、かご正面壁に装着さ
れた鏡をハーフミラ−とすることにょシ、本来の安全確
認機能に加えて、標示機能を付加することが出来ること
から、利用客に対する安全機能に装飾機能が付加される
ことになシ、これに伴なってかごの走行中に於ける不快
感の除去が行なえる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるエレベータ乗シかど
の要部断面図、第２図は第１図に示す照明装置に対する
制御系を示す回路図、第３図は従来のエレベータ乗シか
どの正面図、第４図は第３図のｆｆ−１ｆ断面図である
。 −１はかと正面壁、２ａはハーフミラ−１４は標示板、
５は照明装置、６はケース。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人　大　岩　増　雄（外２名） 第４図 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エレベータの乗りかごにおける内部正面壁に設けられた
   ハーフミラーと、このハーフミラーの後部に設けられた
   透光性の標示板と、乗りかごの走行時のみ点燈して前記
   標示板をバック照明する照明装置とを備えたエレベータ
   乗りかご。