JPS61262952A - メモリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電源として内蔵された電池により駆動される
コンピュータ装置やワードプロセッサなどのメモリ装置
に関し、特にディスクなどの記録媒体を用いる記録装置
を具備した電子装置において、その電源電圧低下時にメ
モリ装置内のデータを媒体記録装荷へ退避させて保護す
るようにしたメモリ装置に関するものである。

〔開示の概要〕

本明細書および図面は、電池により駆動されるメモリ装
置において、電池により駆動される記憶手段と電池の電
圧の低下を検知する手段と、その手段による電圧低下検
知時に、システム動作不可となる以前に、記憶手段に格
納されているデータを、電池の有無に拘らずに記録状態
を保持する媒体に転送して格納する手段と、電池を交換
して記憶手段が動作可能状態となったときに媒体から記
憶手段に再びデータを格納する手段とを具えたことによ
り、電池電源の電圧低下時にワードプロセッサやコンピ
ュータ中の電源により作動状態にあるメモリ内のデータ
を、かかる電源とは関係なく記録状態の保持される媒体
記憶装置に退避させて保護するようにしたので、電源電
池の交換の前後においてデータ退避を何ら心配すること
なく、電池電源の電圧低下時にはただ単に電池を交換す
ればよく、以てワードプロセッサやコンピュータなどの
電子装置の動作を支障なく継続させることができる技術
を開示するものである。

なお、この概要はあくまでも本発明の技術内容に迅速に
アクセスするためにのみ供されるものであって、本発明
の技術的範囲および権利解釈に対しては何の影響も及ぼ
さないものである。

〔従来の技術〕

従来この種の電子装置では、電源電圧低下時、ユーザー
に警告ランプが点灯するとか、あるいは警告メツセージ
が表示されることはあったが、コンピュータやワードプ
ロセッサにおいて現在実行中のプログラムやデータが破
壊されないという保証はなかった。

従って、警告ランプが点灯した時は、一般に、ユーザー
は電源をしゃ断し、新しい電池に交換してから再スター
トさせることが多い。その場合には、電源しゃ曲直前に
使用されていたプログラムおよびデータは消滅している
ので、その復元に非常に手間どるという難点があった。

［発明が解決しようとする問題点］ 本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去し、電源低
下時に電源により作動状態の保たれるメモリ内に格納さ
れているデータを媒体記録装置に退避させるように適切
に構成したメモリ装置を提供することにある。

［問題点を解決するための手段１ かかる目的を達成するために、本発明は、電池により駆
動される記憶手段と、電池の電圧の低下を検知する手段
と、その手段による電圧低下検知時に、システム動作不
可となる以前に、記憶手段に格納されているデータを、
電池の有無に拘らずに記録状態を保持する媒体に転送し
て格納する手段と、電池を交換して記憶手段が動作可能
状態となったときに媒体から記憶手段に再びデータを格
納する手段とを具える。

すなわち、本発明では、電源電圧低下を検知し、その結
果に基づいて、システム動作不能となる以前に、メモリ
上のデータを自動的にディスクやテープなどのように、
電源の有無に関係なく記録状態を保持できる記録媒体の
記録装置へ格納し、電池交換後の再スタート、によって
媒体記録装置内に格納されたデータを自動的にメモリー
Ｌへ展開する。

〔作　用〕

本発明によれば、電池電源の電圧低下時にワードプロセ
ッサやコンピュータ中の電源により作動状態にあるメモ
リ内のデータを、かかる電源とは関係なく記録状態の保
持される媒体記憶装置に退避させて保護するようにした
ので、電源電池の交換の前後においてデータ退避を何ら
心配することなく、電池電源の電圧低下時にはただ単に
電池を交換すればよく、以てワードプロセッサやコンピ
ュータなどの電子装置の動作を支障なく継続させること
かでき、以てオペレータの操作を電池交換の前後にわた
り継続し、滞りな〈実施できる。

［実施例］ 以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図〜第３図は媒体記録装置としてディスク装置を用
いた本発明の一実施例を示す。

第１図において、ｌは電′源電圧監視回路、２は、中央
処理装置（ＣＰＵ）　、　３はワードプロセッサやコン
ピュータの主記憶装置であって、電池６により作動状態
にある半導体メモリなどのメモリであり、第４図および
第５図のフローチャートに従った制御プログラムを格納
するエリアを看する。

４はディスクコントローラ、５は電池６の有無に関係な
く記録状態を保持する媒体、たとえばディスクに記録を
行う媒体記録装置、たとえばディスク装置、６は電源と
しての電池である。

Ｍｌはパスライン、文２はＣＰＵ１とバスライン文１と
の間の信号線、見３はパスライン愛１とメモリ３との間
の信号線、立４は電源電圧監視回路ｌからの電圧低下検
出信号線、文５はパスライン文１とディスクコントロー
ラ４との間の信号線、立６はディスクコントローラ４と
ディスク装置５との間の信号線である。

第２図は電池６の電圧のレベルを示し、Ｖｌはシステム
駆動時の電圧、ｖ２は電圧監視回路ｌが作動する電圧、
Ｖ３はシステム駆動限界の電圧レベルである。

第３図はメモリ３上のデータをディスク装置５のディス
ク内に格納するときのセクタフォーマットの一例であり
、１１はバックアップフラグビット（以下ＢＵＦＢ）で
あり、当該セクタがメモリデータの退避によって格納さ
れたデータであるか否かを識別するためのビットである
。１２はバックアップナンバービット（以下ＢＵＮＢ）
であり、退避されたデータが何個目のセクタであるかを
示すものである。１３は当該セクタの識別（Ｉｎ）部、
１４はデータを収容するデータ部である。

今、電池６の電圧Ｖｌがｖ２に低下したとすると第４図
のフローチャートに従って、電源電圧監視回路ｌから信
号縁立４を経てＣＰＵ２は電圧低下を認知しくステップ
Ｓ１）、メモリ３上のデータを読み出す。その読み出さ
れたデータを、メモリ３から信号縁立３　、パスライン
文ｌおよび信号縁立５を経てディスクコントローラ４に
転送する。ディスクコントローラ４は読み出されたデー
タを信号縁立６を経てディスク装置５に格納する（ステ
ップＳ２）。

この一連の什車は電圧がｖ２からｖ３に低下する以前に
行う必要があり、従って電圧ｖ２の設定値はメモリ３か
らディスク装置５への転送時間によってあらかじめ設定
しておくものとする。

次に、電池６を新しいものに交換した後、ＣＰＵ２は、
第５図のフローチャートに従って、ディスク装置５に対
して、ＢＵＦＢを持つセクタがあるか否かを順次に検索
して探す（ステップ５ｌｌ）。このようなセクタがなけ
れば次のステップ５１２へ進む。ステップＳ１２におい
て、このようなセクタが見つかれば、ＢＵＮＢの順次の
検索によって、ＢＵＮＨの小さい順に、ディスク装置５
から読み出し、その読み出されたデータを信号縁立６か
らディスクコントローラ４に導き、さらに信号縁立５か
らパスライン文１および信号縁立３を経てメモリ３に転
送し、このメモリ３上に再配列していく。その結果、メ
モリ３には、電圧低下時に存在していたメモリパターン
をそのまま復元することが可能となる。

［効果］ 以上から明らかなように、本発明によれば、電池電源の
電圧低下時にワードプロセッサやコンピュータ中の電源
により作動状態にあるメモリ内のデータを、かかる電源
とは関係なく記録状態の保持される媒体記憶装置に退避
させて保護するようにしたので、電源電池の交換の前後
においてデータ退避を何ら心配することなく、電池電源
の電圧低下時にはただ単に電池を交換すればよく、以て
ワードプロセッサやコンピュータなどの電子装置の動作
を支障なく継続させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明メモリ装置の一実施例を示すブロック図
、 第２図はその電池の電圧レベルの説明図、第３図はメモ
リ上のデータをディスクに格納するときのセクタフォー
マットの一例を示す線図、 第４図および第５図は本発明における制御手順の一例を
示すフローチャートである。 ｌ・・・電源電圧監視回路、 ２・・・ＣＰｕ、 ３拳拳ｅメモリ、 ４・・・ディスクコントローラ、 ５・・・ディスク装置。 第１図 第２図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電池により駆動される記憶手段と、 前記電池の電圧の低下を検知する手段と、 該手段による電圧低下検知時に、システム動作不可とな
   る以前に、前記記憶手段に格納されているデータを、前
   記電池の有無に拘らずに記録状態を保持する媒体に転送
   して格納する手段と、 前記電池を交換して前記記憶手段が動作可能状態となっ
   たときに前記媒体から前記記憶手段に再びデータを格納
   する手段とを具えたことを特徴とするメモリ装置。