JPS61262377A - フアクシミリ用階調デ−タ伝送方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリに用いられる階調データ伝送方法
に関する。

〔従来の技術〕

一般のファクシミリは、第４図に示すように、光源２が
あり、その光を原稿４に投光して、その反射波をイメー
ジセンサ６で受光し、との受光信号をＡＣＣ及び２値化
回路８で２値化し、この２値化信号をコントロール回路
１０の画信号処理回路１２及びＭＯＤＥＭ（変調・送信
回路）１４を通じてＮＣＵ　（入出力回路）１６に送っ
ている。ＮＣＵ１６は信号を受は取った後、電話回線１
８に信号を出力する。

上記送信側の２値化信号は、第５図に示すように、ｎ個
のメモリ又はシフトレジスタ２０に１ビツトずつ順番に
セットされ、しかる後に、シフトレジスタ２０の内容は
最終段のシフトレジスタ２０から受信側のファクシミリ
のｎ個のシフトレジスタ２２に、１ビツトずつ順番に電
話回線２４を通じて送られる。受信側に入力された信号
は１ビツトで復調され送信側と対応のいわゆる同期動作
をする。即ち、送信側と受信側のレジスタに記憶された
信号は。

ａｌ＝ｂｌ、ａｎ＝ｂｎ、ｎａｌ＝ｎｂｌ。

ｎ　ａ　ｎ＝ｎ　ｂ　ｎ　　となる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のように、電話回線で文字や図形を送る普通タイプ
（０３タイプ）のファクシミリは、白と黒のみを判断し
て伝送する構成と成っているため、中間色は伝送するこ
とができない。

従って、写真やイラスト画などの濃淡のある絵は再生す
ることができない。写真など幾つかの階調（白から黒へ
の明暗の濃度）のある絵を伝送するには、１６階調はど
を判断して読み取り、それを受信して再現できる。いわ
ゆる高価な高級機が、送信側と、受信側に必要とされる
。つまり、高級機によって１６階調を判断して画像を読
み取っても、受信側が、一般のファクシミリでは、交信
することができない。

そこで本発明は明暗のあるデータを普通タイプのファク
シミリ用コードにして出力して、普通タイプのファクシ
ミリに明暗のある絵を電送できるようにすることを目的
とするものである。

〔問題点を解決する手段〕

上記目的を達成するため１本発明は複数種類のマトリッ
クス階調パターンをコンピュータのメモリに予じめ記憶
させておく一方、明暗アナログ信号をデイジタルコド信
号に変換し、該コード信号に対応する前記マトリックス
階調パターンのデータを順次メモリに記憶させ、該メモ
リに記憶させたマトリックス階調パターンのディジタル
データを順次シリアルに−ビ・ットずつドツト信号とし
て出力するようにしたものである。

〔作用〕

上記した構成において、コンピュータのメモリには、明
暗デイジタルコド信号に対応する多数のマトリックス階
調パターンのビット信号が記憶されている。ＩＴＶカメ
ラ等の出力のうちの各画素は明暗コードに変換され。

該明暗コードは、これに対応するマトリックス階調パタ
ーンを指定し、該マトリックス階調パターンを順番にメ
モリに記憶させる０次に、マトリックス階調パターンの
ビット信号をシリアルに順番に出力させる。受信側は、
入力された信号をビット信号に復調して明暗のある画像
を再現する。

〔実施例〕

以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を参照して
説明する。

まず、予じめ１６階調のパターン０〜１５をそれぞれ、
第１図に示すように４×４（又は８×８の６４個）の白
又は黒のドツトによって形成し、この階調パターン信号
をコンピュータのパターンメモリ３０に記憶させておく
。

次に、ＩＴＶカメラ等のアナログ出力３２の初めの横一
列のサンプリング信号３２ａ、３２ｂを、Ａ／Ｄ変換回
路３４により、ディジタル信号に変換して該ディジタル
信号を４ビツトの階調コード信号としてメモリ３６に記
憶させる。これらの階調コード信号はビデオ映像の初め
の横一列の多数の画素子の一個一個の素子が、１６階調
のうちの何番目の階調に相当するかを示し、これらの階
調コード信号はそれぞれ前記階調パターン０〜１５のう
ちの一つに対応している。ＩＴＶカメラの一両面の画素
子が２５６Ｘ２５６＝６５５３６個であれば、ビデオ画
像の初めの横一列の２５６個の素子がそれぞれ、４ビツ
トの階調コード信号に変換される。次に、ＣＰＵ４０、
制御回路４４及び比較回路４２はサンプリング出力３２
ａに基づく、最初の４ビツトの階調コード信号に対応す
る、階調パターン信号４を第１図に示すようにパターン
メモリ３０の中から選択し、この選択したパターン信号
４の一番上の横一列のビット信号をバッファメモリ４６
のａ１〜ａ４に横一列状に記憶させる。次の、サンプリ
ング出力３２ｂに対応する階調コード信号によって、こ
れに１対応する階調パターン信号５を第１図に示すよう
に選択し、この階調パターン信号の一番上の横一列のビ
ット信号をバッファメモリ４４のａ５〜ａ８に記憶させ
る。この動作をａ　ｎ　／　４回即ち、２５６回繰り返
す事により、階調コード信号に対応するマトリックス階
調パターン信号の一番上の横一列の４ビツトの信号がバ
ッファレジスタ４４のｂ１桁に記憶される。以上の動作
をバッファレジスタ４４のｂ２桁。

ｂ３桁、ｂ４桁と順次４回繰り返すことにより、各階調
コード信号に対応する階調パターン信号が、バッファメ
モリ４４に記憶される。

これにより、一画素を１６６階調中の一つの階調に対応
する４×４のマトリックスビット信号に変換することが
できる。このことから、階調信号を受信する側は、ａｎ
Ｘ４ビットのメモリがあれば普通タイプ（Ｇ３タイプ）
のファクシミリ又はプリンターにコントラストのあるド
ツトを作ることができる。バッファメモリ４４の内容を
シリアルで送信する場合、第２図に示すように、バッフ
ァメモリ４４のａｌよりａ２．ａ３・・・・・・ａｎの
内容を順番に送り、次に桁をずらしｂ２のラインａ１よ
りａ２．ａ３・・・・・・ａｎまでを上記と同様に送る
。このようにして、ｂ４のラインまでの信号送りが終る
と、横にａ　ｎ　／　４個のコントラストのあるドツト
を送ったことになる。この動作を縦にｂ　ｎ　／　４回
進めれば良い。

バッファメモリ４４の一時記憶信号は、ディジタルスイ
ッチから成るゲート回路５０、オア回路５２及びＭＯＤ
ＥＭ５４を経てＮｃＵ５６に送られる。

【効果〕

本発明は上述の如＜、ＩＴＶカメラ等でとらえた映像を
、コンピュータでデジタル階調信号に加工処理したので
、普通タイプのファクシミリでも１階調のある絵を受信
すること　　　　゛ができる効果が存する。

【図面の簡単な説明】

第１図は説明図、第２図は説明図、第３図はブロック回
路図、第４図は従来技術の説明図、第５図は同、説明図
である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数種類のマトリックス階調パターン をコンピュータのメモリに予じめ記憶させておく一方、
   明暗アナログ信号をデイジタルコド信号に変換し、該コ
   ード信号に対応する前記マトリックス階調パターンのデ
   ータを順次メモリに記憶させ、該メモリに記憶させたマ
   トリックス階調パターンのディジタルデータを順次シリ
   アルに一ビットずつドット信号として出力するようにし
   たことを特徴とするフアクシミリ用階調データ伝送方法
   。