JPH0640661B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0640661B2
JPH0640661B2 JP60001315A JP131585A JPH0640661B2 JP H0640661 B2 JPH0640661 B2 JP H0640661B2 JP 60001315 A JP60001315 A JP 60001315A JP 131585 A JP131585 A JP 131585A JP H0640661 B2 JPH0640661 B2 JP H0640661B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は効率良いデータ記憶を実現する画像処理装置
に関する。
〔従来の技術〕
第21図にディジタルカラー複写装置の一般的構成を示
す。
画像入力装置1は原稿読取センサ2およびA−D変換器
3,4,5で構成され、原稿読取センサ2では赤
(R)、緑(G)、青紫(B)の色分解フィルタを用い
て3つの色成分に色分解した原稿の画像データを各色別
に光電変換する。この光電変換データはA−D変換器
3,4,5にそれぞれ入力され、A−D変換されること
により、原稿の画像データの各色ごとの明度レベルに対
応する多値明度データが各別に出力される。
これらR,G,Bの多値明度データは画像処理部6へ入
力され、ここで色修正、墨版計算および下色除去などが
施されることによって、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(BK)に対応するデ
ータに変換される。これらY,M,C,BKの多値明度
データは各色別に各別に備えられたメモリM1・M2・M
3およびM4に入力され、ここで1ページ分のデータがそ
れぞれ一時記憶される。
画像出力装置7は順次駆動されるY,M,C,BKの4
つの画像出力モジュール7−Y、7−M、7−C、7−
BKから成り、メモリM1,M2,M3およびM4からそれ
ぞれ出力される各色毎の画像データに基づき、例えばレ
ーザ光のオン・オフを行なうことにより感光ドラム上に
画像を形成し、さらに4色の現像剤を用いて1枚の用紙
に4色を刷り重ねることによりカラーのハードコピーを
出力する。
ところで、上述のような構成のディジタルカラー複写装
置を用いてカラー印刷を行なう場合、一般に、文字印刷
では2値記録で16ドット/mm以上の解像度が要求される
ことが多く、他方多階調網点印刷では7ビット/mm程度
の解像度で十分なことが多い。しかしながら、通常の原
稿画像には2値記録が適している文字部分と多階調記録
が適した写真・絵部分とが混在することが多く、これら
の相反する画像を各画像に適した記録方式を用い、別々
に記録することで初めて高品質の記録画像を得ることが
できる。
いま、上記第21図に示したディジタルカラー複写装置に
おいて、上述した2値画像と多階調画像とが混在する画
像をメモリM1,M2,M3およびM4に記憶する場合を考
えると、各メモリM1,M2,M3およびM4として16ビッ
ト以上の解像度で多階調データを記憶できる記憶装置が
必要となり、例えば64階調のデータを記憶できるA4サ
イズのページメモリを想定した場合、12Mバイト(297
×210×162×6÷8)ものメモリが4ケも必要となって
しまう。
この発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、よ
り少ないメモリ容量で2値および多階調が混在する画像
を効率良く記憶できる画像処理装置を提供しようとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
この発明では、近接する複数個の多値画像データから成
る画像マトリックスで1ブロックが構成されるべく原画
像データを複数個のブロックに分割し、該ブロック毎に
2値で記録すべき画像か或いは多階調で記録すべき画像
かを識別する識別手段と、ブロック内の各多値画像デー
タを所定の閾値により2値データに変換する2値データ
変換手段と、ブロック内の多値画像データに基づいて該
ブロックを代表する階調データを算出する代表データ算
出手段と、ブロック単位にデータを記憶する記憶手段
と、前記2値データ変換手段による2値データと代表デ
ータ算出手段による階調データとを当該ブロックの識別
情報に基づいて選択し、該識別情報とともに当該ブロッ
クのデータとして前記記憶手段に書き込む書き込み手段
と、注目画素の属するブロックのデータを前記記憶手段
から読み出す読み出し手段と、読み出されたブロックの
データの識別信号が2値である場合は当該ブロックの2
値データから前記注目画素に対応する2値データを出力
し、識別信号が多階調である場合は当該ブロックの階調
データと前記注目画素のブロック内における位置とに基
づいて決定される2値データを出力する出力手段とを具
えたことを特徴とする。
〔実施例〕
第1図にこの発明の一実施例を示す。
この実施例では、先の第21図に示した構成の他に、画像
処理部6から各色Y(イエロー)、M(マゼンタ)、シ
アン(C)、ブラック(BK)別に入力される画像デー
タを圧縮して各メモリM1,M2,M3,M4に入力するデ
ータ変換部8−Y,8−M,8−C,8−BKを設ける
ようにした。これらデータ変換部のうち、Y,M,Cに
対応するデータ変換部8−Y,8−M,8−Cのデータ
圧縮方式は同一であり、BKに対応するデータ変換部8
−BKのデータ圧縮方式のみが他と異なる。これらデー
タ変換部の内部構成は後述する。
この場合、イメージ入力装置1の各A/D変換器3,
4,5では原稿読取センサ2で読取った画像データを6
ビット(64階調)にA−D変換し、該6ビットのディジ
タルデータを画像処理部6に入力するとする。画像処理
部6では、色補正などの画像処理の他に、入力された6
ビット多値ピクセルデータを2値で記録するか多階調で
記録するかを判別する。この判別方法としては、各種の
方法が考えられるが、例えばn×nの画素マトリックス
のうちの最大値と最小値との差によって2値か多値かを
判別する方法(特開昭58-44861)などを提げることがで
きる。
まず、第2図乃至第4図によってデータ変換部8−BK
でのデータ圧縮方式について説明する。第2図は同デー
タ変換部8−BKの内部構成例を示すものであり、ラッ
チ回路10には第3図(a)に示す如く3×3の画素マトリ
ックスに対応する各6ビットのピクセルデータ(ブラッ
ク;BK)が9個ラッチされる。ラッチ回路10から出力
される全54ビットのピクセルデータD1-54は平均化回路
11およびコンパレータ12に入力される。
平均化回路11では、第3図(b)に示すように3×3の画
素マトリックスを1つのブロックと考え、これら9画素
のピクセルデータを平均して6ビットの平均値データP
1-6を出力する。他方、コンパレータ12ではラッチ回
路10から入力された各6ビットの9画素分のピクセルデ
ータを所定のスライスレベルCとそれぞれ比較すること
により、入力された各6ビットの1ブロック分のピクセ
ルデータを第3図(C)に示す如く各1ビットの2値化デ
ータPD1-9に変換して出力する。すなわち平均化回路1
1からは6ビットの平均化データPC1-6が出力され、コ
ンパレータ12からは9ビットの2値化データPD1-9
出力されてセレクタ13に入力される。
セレクタ13は、画像処理部6から入力された2値か多階
調かの判定信号SLに基づき、前記データPC1-6およ
びPD1-9のうちのいずれか一方を選択してラッチ回路1
4に出力する。判定信号SLにより2値が指定された場
合セレクタ13はコンパレータ12から出力されるデータP
1-9を選択し、また多階調が指定された場合は平均化
回路11から出力されるデータPC1-6を選択する。
ラッチ回路14は10ビットで構成されており、第4図に示
す如くMSBビットP10で前記判定信号SLをラッチ
し、他のビットP1-9でセレクタ13から出力される平均
化データPC1-6または2値化データPD1-9のいずれか
をラッチする。
ラッチ回路14でラッチされたデータP1-10はメモリM4
に入力される。
このように、このデータ圧縮方式によれば、従来9画素
分記憶するのに54(6×9)ビット必要としていたメモ
リM4の容量を10ビットに削減することができ、これを
ページメモリとして考えた場合、メモリ容量の大幅な削
減(10/54)を実現することができる。
第5図にデータ変換部8−Yの内部構成例を示す。な
お、前述した通り、データ変換部8−Mおよび8−Cの
内部構成も同第5図に示した構成と同一であり、これら
の説明は省略する。
第5図において、ラッチ回路20には第6図(a)に示す如
く3×3の画素マトリックスに対応する各6ビットのピ
クセルデータ(イエロー;Y)が9個ラッチされる。ラ
ッチ回路20から出力される全54ビットのピクセルデータ
1-54は平均化回路21および加重平均部22に入力され
る。
平均化回路21では、第6図(b)に示すように3×3の画
素マトリックスを1つのブロックと考え、これら9画素
のピクセルデータを平均して6ビットの平均値データP
1-6を出力する。
加重平均部22は4つの演算部22−1,22−2,22−3お
よび22−4で構成されている。これら演算部22−1,22
−2,22−3および22−4は、第6図(C)に示す態様で
分割した画素単位PD1,PD2,PD3およびPD4に対
応する6ビットの明度データPD1′,PD2′,P
3′,PD4′を算出する演算を行なう。各演算部22−
1,22−2,22−3および22−4での演算を次式に示
す。
すなわち、上記PD1′,PD2′,PD3′およびP
4′はそれぞれ第6図(a)に示す画素マトリックスの各
画素が占有する面積割合に基づく加重平均値として表わ
される。
次に、コンパレータ23では演算部22−1,22−2,22−
3および22−4の各演算値PD1′,PD2′,P
3′,PD4′およびラッチ回路20から入力されたピク
セルデータD25-30を所定のスライスレベルCとそれぞ
れ比較することにより第6図(C)に示す各1ビットの2
値化データPD1-5を算出する。すなわちコンパレータ2
3−1,23−2,23−3,23−4および23−5の各出力
PD1,PD2,PD3,PD4およびPD5は記号〔 〕
を2値化処理記号とした場合それぞれ次式で表わされ
る。
すなわち、平均化回路21からは6ビットの平均化データ
PC1-6が出力され、コンパレータ23からは5ビットの
2値化データPD1-5が出力されてセクレタ24に入力さ
れる。
セレクタ24は画像処理部6から入力された2値か多階調
かの判定信号SLに基づき前記データPC1-6およびP
1-5のうちのいずれか一方を選択してラッチ回路25に
出力する。判定信号SLにより2値が指定された場合、
セレクタ24はコンパレータ23から出力されるデータPD
1-5を選択し、また多階調が指定された場合は平均化回
路21から出力されるデータPC1-6を選択する。
ラッチ回路25は7ビットで構成されており、第7図に示
す如くMSBビットP7で前記判定信号SLをラッチ
し、他のビットPC1-6でセレクタ24から出力される平
均化データPC1-6、2値化データPD1-5のいずれかを
ラッチする。
ラッチ回路24でラッチされたデータP1-7は、メモリM1
に入力される。
このようにこの圧縮方式によれば、従来9画素分記憶す
るのに54(6×9)ビット必要としていたメモリM1
容量を7ビットに削減することができ、これをページメ
モリとして考えた場合、メモリ容量の大幅な削減(7/
54)を実現することができる。
ここで、第3図に示したデータ圧縮方式(方式1)と第
6図に示したデータ圧縮方式(方式2)とを比較してみ
ると、方式1はメモリ容量が比較的大きくなるものの2
値画像を高精細データとして記憶することができる。一
方、方式2.はメモリ容量は方式1に比べて小さくする
ことができるが、2値画像データの精細度が若干劣る。
すなわち、この実施例は原稿等に記載された文字は黒色
が多く、かつ色文字で高精細が要求されることは少ない
という事実をふまえ、ブラック(BK)に対応する画像
データの記憶に対し方法1を用い、イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)およびシアン(C)と対応する画像データ
の記憶に対し、方法2を用いるようにしたものであり、
これにより実用上の精細度を落とすことなくメモリ容量
を削減することができる。実際、この実施例によれば、
従来9画素分記憶するのに216(54×4)ビット必要と
していたメモリの容量を31(10+7×3)ビットに削減
することができ、この結果従来技術とのメモリ容量の比
となる。
次に、第8図に、メモリM4に前記態様で圧縮格納され
たデータを用いて2値多値混在画像を出力するための構
成例を示す。
この第8図に示す構成において、メモリM4内に第2図
に示したラッチ回路14からの画像データP1-10が格納さ
れている。第9図に、メモリM4の記憶内容例を模式的
に示す。第9図に示すように、記憶された画像データは
二次元的に配列されており、X(x)を主走査方向、Y(y)
を副走査方向とする。この場合、X1-6(x1)および
1-6(y1)で指定される第1ブロックは6ビットの
多値画像であるとし、またX712(x2)およびY7
12(y2)で指定される第2ブロックは各1ビットの3
×3のマトリックスであらわされる2値画像であると
し、以下同様のブロックが2値画像と多値画像とが混在
してX−Y方向に配列されている。
メモリM4は周波数のクロックで動作するxアドレス
カウンタ30と画像出力モジュール7−BKが6ライン進
む毎に更新されるyアドレスカウンタ31とによってアド
レス指定され、10ビットのデータP1-10を順次制御ゲー
ト回路32に入力する。第10図は制御ゲート回路32の内部
構成例を示すものであり、メモリM4から読出されたデ
ータP1-10はラッチ回路40でラッチされる。
次に、ROMテーブル33には第11に示すように6×6の
異なる閾値から成るマトリックスデータが記憶されてお
り、ROMテーブル33は周波数6のクロックで動作す
るXアドレスカウンタ34と画像出力モジュール7−BK
のライン信号に同期して動作するYアドレスカウンタ3
5とによってアドレス指定される。なお、第11図はスク
リーン角度が0度のときのマトリックス例である。例え
ば、Xアドレスカウンタ34およびYアドレスカウンタ35
によってX=1,Y=1が指定されると、ROMテーブ
ル33からは閾値「20」が読出される。ROMテーブル
33から出力される6ビットの閾値データm1〜6は制御ゲ
ート回路32内のラッチ回路41でラッチされる。
次に、制御ゲート回路32において(第10図)、ラッチ40
にラッチされた画像データP1-9はそれぞれ次段におい
てアンドゲートに入力される。これらアンドゲートの各
他方の端子には信号G1〜G9がそれぞれ入力されてい
る。第12図に該信号G1〜G9を発生する回路の具体構成
例を示す。また、第13図には、第12図に示した6ステー
ジリングカウンタのタイムチャート例を示す。かかる第
12図に示した構成から発生される信号G1〜G9は、2値
記録(判別信号SL“L”)のときには第1表のような
値をとり、また多階調記録(SL“H”)のときには第
2表に示すようにG1〜G6=“H”およびG7〜G9
“L”となる。
また、ラッチ回路41にラッチされた閾値データm1-6
次段においてアンドゲートに入力され、ラッチ40にラッ
チされていた2値か多階調かの判別信号SL(P10
でゲート制御される。
まず、xアドレスカウンタ30およびyアドレスカウンタ
31によりx=1,y=1が指定され、メモリM4から第
1ブロック(第9図参照)のデータすなわち6ビットの
平均化データが出力された場合、このデータはラッチ回
路40のP1〜P6にラッチされる。また2値/多値判定ビ
ットSLがP10にラッチされる。このときP7〜P9
“L”となっている。この場合、第1ブロックのデータ
は多値なので、次段のアンドゲートに入力される信号G
1〜G9は第2表を示す如くG1〜G6=“H”,G7〜G9
=“L”となり、この結果P1〜P6の値が比較回路36の
A端子に入力される。
一方、ROMテーブル33から読出された閾値データm
1-6はラッチ回路41にラッチされる。この際、ラッチ回
路40のP10ビットは“H”であるので、次段のアンドゲ
ートのアンド条件が成立し、閾値データm1-6は比較回
路36のB端子に入力される。比較回路36はA>Bのとき
“H”信号を出力する。例えば、第11図に示す第1番目
の閾値「20」がB端子に入力されたときは、A端子入力
が「21」以上である場合、比較回路36の出力は“H”と
なる。メモリM4のアドレスカウンタとROMテーブル3
3のアドレスカウンタとの動作速度比は主走査、副走査
方向との1対6に設定されており、このため、第9図に
示す第1ブロックのデーダと第11図に示した6×6の閾
値が全て比較されることにより、画像出力モジュール7
−BKにおいて第14図に示すように階調レベル「1」〜
「64」の64階調のうちのひとつの階調を再現することが
できる。
次に、xアドレスカウンタ30およびyアドレスカウンタ
31によりx=2,y=1が指定され、メモリM4から第
2ブロック(第9図参照)のデータすなわち9ビットの
2値化データが出力された場合、このデータはラッチ回
路40のP1〜P9にラッチされる。またP10には“L”レ
ベルの判定ビットSLがラッチされる。。この場合、P
10の出力は“L”であるのでラッチ回路41の次段のアン
ドゲートのアンド条件は成立せず、このため、比較回路
36のB端子は「0」固定される。一方、ラッチ回路40の
次段のアンドゲートには、信号G1〜G9が第1表に示し
た態様で入力される。例えば、Y=1,X=7,8のと
きには、信号G1のみが“H”となり、この結果比較回
路36のA端子にはP1の値が入力される。B端子は
「0」固定であるので、P1=「0」であるならば比較
回路36から“H”が出力され、またP1=「1」である
ならば比較回路36から“H”が出力される。すなわち、
この場合比較回路36からはP1の値がそのままの形で出
力される。以下、同様にY=1でX=9,10のときに
は、P2の値、Y=1でX=11,12のときにはP3の値、
Y=3でX=7,8のときにはP4の値……が比較回路3
6から出力される。例えば9ビットの2値化データの値
が第15図左部に示すようなものであるとした場合、画像
出力モジュール7−BKによって記録される画像は第15
図右部に示すようなものとなる。
次に、第16図に、メモリM1に前記態様で圧縮記憶され
たデータを出力させるための構成例を示す。なお、メモ
リM2,M3からデータを出力させるための構成も同第16
図に示したものと同一である。この第16図において、先
の第8図に示した構成要素と同様の機能を果たすものに
ついては同一符号を付し、重複する説明は省略する。
すなわち、同第16図に示す構成においては先の第8図に
示したものと制御ゲート回37の内部構成のみが異なる。
勿論、この他各色ごとにスクリーン角度を異ならせる場
合はROMテーブル33内に記憶された閾値マトリックス
の内容も異なってくる。
第17図にメモリM1の記憶内容例を模式的に示す。この
場合も先の第9図に示したものと同様、X1〜6(x1)
およびY1-6(y1)で指定される第1ブロックは6ビ
ットの多値画像であるとし、また、X712(x2)お
よびY712(y2)で指定される第2ブロックは各1
ビットの図示のようなマトリックスであらわされる2値
画像であるとし、以下同様のブロックが2値画像と多値
画像とが混在してX−Y方向に配列されている。
次に、第18図は制御ゲート回路37の内部構成例を示すも
のであり、メモリM1から読出されたデータP1-7はラッ
チ回路42でラッチされるとともに、ROMテーブル33か
ら出力される6ビットの閾値データm1-6はラッチ回路4
3でラッチされる。
この制御ゲート回路24において、ラッチ42にラッチされ
た画像データP1-6はそれぞれ次段においてアンドゲー
トに入力される。これらアンドゲートの各他方の端子に
は信号G1〜G5およびラッチP7の出力がそれぞれ入力
されている。第19図に該信号G1〜G5を発生する回路の
具体構成例を示す。かかる第19図に示した構成から発生
される信号G1〜G5は、2値記録(判別信号SL
“L”)のときには第3表のような値をとり、また多値
記録(SL“H”)のときには第4表に示すような値を
とる。
また、ラッチ回路43にラッチされた閾値データm1-6
次段においてアンドゲートに入力され、ラッチ42にラッ
チされていた2値か多値かの判別信号SL(P)でゲ
ート制御される。
かかる第16図乃至第19に示す構成において、メモリM1
から第1ブロックのデータ(第17図参照)が出力された
際の動作は、先の第8図に示した構成とほぼ同様であ
り、該第1ブロックのデータとROMテーブル33に記憶
された例えば6×6の閾値が全て比較されることによ
り、画像出力モジュール7−Yにおいて先の第14図に示
したような階調レベル「1」〜「64」の64階調のうちの
ひとつの階調を再現することができる。
次に、メモリM1から第2のブロックのデータ(第17図
参照)すなわち5ビットの2値化データが出力された動
作例を説明する。xアドレスカウンタ30およびyアドレ
スカウンタ31によりx=2,y=1が指定されることに
よって読出された第2ブロックのデータは制御ゲート回
路32のラッチ回路42にラッチされる。
また、P7には“L”レベルの判定ビットSLがラッチ
される。。この場合、P7の出力は“L”であるのでラ
ッチ回路43の次段のアンドゲートのアンド条件は成立せ
ず、このため、比較回路36のB端子は「0」固定され
る。一方、ラッチ回路30の次段のアンドゲートには信号
1〜G5が第3表に示した態様で入力される。例えば、
Y=1,X=7,8,9のときには信号G1のみが
“H”となり、この結果比較回路36のA端子にはP1
値が入力される。比較回路36のB端子は「0」固定であ
るので、P1=「0」であるならば比較回路36から
“L”が出力され、またP1=「1」であるならは比較
回路36から“H”が出力される。すなわち、比較回路36
からはP1の値がそのままの形で出力される。以下、同
様にY=1でX=10,11,12のときにはP2の値、Y=2
でX=7,8,9のときにはP1の値……、Y=3でX
=9,10のときにはP5の値、……、が比較回路36から
出力される。そして例えば、5ビットの2値化データの
値が第20図左部に示すようなものであるとした場合、画
像出力モジュール7−Yによって出力される記録画像は
第20図右部に示すようなものとなる。
このように、第8図および第16図に示した構成によれ
ば、2値/多階調データが混在する画像データを各色別
に記憶しているメモリM1,M2,M3,M4からラスター
スキャン型のレーザビームプリンタなどで構成される画
像出力装置7の各モジュール7−Y,7−M,7−C,
7−BKへのデータ転送が能率良く行なわれ、階調をつ
けるべき絵・写真部分と2値で記録すべき文字部分とが
混在する画像を自動的に読取・再生する好適なシステム
を実現することができる。
なお、本発明は上述した実施例に適宜変更を加え得るも
のであり、例えば1ブロックに対応するマトリックスサ
イズ、読取画素データのビット数、多値平均データのビ
ット数、閾値マトリックスによる階調数などは勿論任意
である。
また、上述した実施例では、第2図乃至第4図を用いて
説明した第1の方法をブラック(BK)に割当て、第5
図乃至第7図を用いて説明した第2の方法をイエロー
(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)に割当てる
ようにしたが、画像処理システムのなかには黒以外の特
定色で文字が記録されるシステムもあり、上記各色に対
する第1および第2の方法の割当て態様は上述した実施
例に限らず任意である。例えば、ブラック(BK)とイ
エロー(Y)に第1の方法を割当て、残りの色に第2の
方法を割当てるようにしてもよい。
ところで、上記実施例による構成でカラー画像を出力さ
せてみた結果、文字部分および絵・写真部分とも従来技
術との画像品質の実用上の差は極めて少ないことが確か
められた。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、2値/多値混在
画像を記録する際、多値画素データからなる原画像デー
タをブロック分割し、各ブロックにおいて2値/多値の
判定を行い、2値と判定されたブロックについては2値
処理を行った後のデータを初めてメモリに記憶するとと
もに多値と判定されたブロックについてはブロック内の
データの代表値である平均値を記憶するというようにデ
ータ圧縮した結果を初めてメモリに記憶し、さらに2値
/多値の識別信号を各ブロックのデータに付随させてメ
モリに記憶させるようにしているので、2値/多値双方
の画像品質を落とすことなく画像データを記憶するため
のメモリ容量を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はデータ変換部8−BKの内部構成例を示すブロック
図、第3図はデータ変換部8−BKでのデータ変換例を
説明するための説明図、第4図は第2図に示した構成の
ラッチ回路14のデータ記憶フォーマット例を示す図、第
5図はデータ変換部8−Yの内部構成例を示すブロック
図、第6図はデータ変換部8−Yでのデータ変換例を説
明するための説明図、第7図は第5図に示した構成のラ
ッチ回路25のデータ記憶フォーマット例を示す図、第8
図はメモリM4に記憶された画像データを画像出力モジ
ュールで出力させるための構成例を示すブロック図、第
9図はメモリM4に記憶された画像データの記憶態様例
を示す概念図、第10図は第8図に示した制御ゲート回路
の内部構成例を示す論理回路図、第11図は第8図のRO
Mテーブルに記憶される閾値マトリックスの一例を示す
図、第12図は第10図に示した回路に入力される信号G1
〜G9を発生する回路例を示す論理回路図、第13図は第1
2図に示した6ステージカウンタから出力される信号を
示すタイムチャート、第14図は階調記録の際の記録態様
例を示す図、第15図は画像出力モジュール7−BKにお
いて2値記録が行なわれる場合の記録態様例を示す図、
第16図はメモリM1に記憶された画像データを画像出力
モジュールで出力させるための構成例を示すブロック
図、第17図はメモリM1に記憶された画像データの記憶
態様例を示す概念図、第18図は第16図に示した制御ゲー
ト回路の内部構成例を示す論理回路図、第19図は第18図
に示した回路に入力される信号G1〜G5を発生する回路
例を示す論理回路図、第20図は画像出力モジュール7−
Yにおいて2値記録が行なわれる場合の記録態様例を示
す図、第21図はディジタルカラー複写装置の一般的構成
を示すブロック図である。 1……画像入力装置、2……原稿読取センサ、3,4,
5……A/D変換器、6……画像処理部、7……画像出
力装置、8……データ変換部、10,14,20,25……ラッチ
回路、11,21……平均化回路、12,23……コンパレータ、
13,24……セレクタ、22……加重平均演算部、30……x
アドレスカウンタ、31……yアドレスカウンタ、32,37
……制御ゲート回路、33……ROMテーブル、34……x
アドレスカウンタ、35……yアドレスカウンタ、36……
比較器、M1,M2,M3,M4……画像メモリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】近接する複数個の多値画像データから成る
    画像マトリックスで1ブロックが構成されるべく原画像
    データを複数個のブロックに分割し、該ブロック毎に2
    値で記録すべき画像か或いは多階調で記録すべき画像か
    を識別する識別手段と、 ブロック内の各多値画像データを所定の閾値により2値
    データに変換する2値データ変換手段と、 ブロック内の多値画像データに基づいて該ブロックを代
    表する階調データを算出する代表データ算出手段と、 ブロック単位にデータを記憶する記憶手段と、 前記2値データ変換手段による2値データと代表データ
    算出手段による階調データとを当該ブロックの識別情報
    に基づいて選択し、該識別情報とともに当該ブロックの
    データとして前記記憶手段に書き込む書き込み手段と、 注目画素の属するブロックのデータを前記記憶手段から
    読み出す読み出し手段と、 読み出されたブロックのデータの識別信号が2値である
    場合は当該ブロックの2値データから前記注目画素に対
    応する2値データを出力し、識別信号が多階調である場
    合は当該ブロックの階調データと前記注目画素のブロッ
    ク内における位置とに基づいて決定される2値データを
    出力する出力手段と、 を具えたことを特徴とする画像処理装置。
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