JPS6126204B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6126204B2 JPS6126204B2 JP14548578A JP14548578A JPS6126204B2 JP S6126204 B2 JPS6126204 B2 JP S6126204B2 JP 14548578 A JP14548578 A JP 14548578A JP 14548578 A JP14548578 A JP 14548578A JP S6126204 B2 JPS6126204 B2 JP S6126204B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- core
- thin plates
- laminated magnetic
- magnetic core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B37/00—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
- B32B37/12—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by using adhesives
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
磁気ヘツドでは渦電流を阻止するために多数の
磁性コア薄板間に電気絶縁性を有する接着剤を介
在させてコア薄板を接着させた積層磁気コアが使
用される。本発明はこの種の積層磁気コアの製造
方法に関するもので、この性能向上を図ることを
目的とするものである。
磁性コア薄板間に電気絶縁性を有する接着剤を介
在させてコア薄板を接着させた積層磁気コアが使
用される。本発明はこの種の積層磁気コアの製造
方法に関するもので、この性能向上を図ることを
目的とするものである。
従来のこの種の磁気ヘツドの製造方法において
は、まず複数のコア薄板を同一方向に向けて並べ
た状態で適当な有機溶剤により溶解された接着剤
たとえばアラルダイトAZ−15、HZ−15（商品
名）をスプレイ等を用いてそれらの片面にできる
だけ均一に塗布する。
は、まず複数のコア薄板を同一方向に向けて並べ
た状態で適当な有機溶剤により溶解された接着剤
たとえばアラルダイトAZ−15、HZ−15（商品
名）をスプレイ等を用いてそれらの片面にできる
だけ均一に塗布する。
次に硬化反応が進行しないような条件下で有機
溶剤を加熱乾燥後冷却して固体の塗膜を形成させ
る。その後接着剤を片面に塗布したコア薄板を所
定の枚数積層した状態でこの接着剤の融点範囲以
上の温度、例えば90〜130℃に加熱された時締め
つけ、さらに145℃の硬化開始温度以上に加熱
し、接着剤を硬化させ、冷却後所定の積層磁気コ
アを得ている。ところで磁気ヘツドでは空隙寸法
が厳密に規制されるため、積層磁気コア全体の厚
みを均一にしなければならない。また後の機械加
工に耐えるようコア薄板相互を一体化する接着強
度も強固でなければならない。そのため積層時の
締付圧力は数Kg/mm2〜10Kg/mm2程度を要するが、こ
の締め付けにより、コア薄板間に介在すべき接着
剤が押し出され、コア薄板同志が過度に密着する
ことが避けられずコア薄板間の電気抵抗はきわめ
て低いものになつてしまい、初期の目標が十分に
達成されない。ちなみにパーマロイコア薄板をこ
のようにして５枚積層した時、同箇所の電気抵抗
実測値は数Ω〜数十Ω程度である。またここで使
用されている接着剤の融点範囲内である70℃前後
で加圧した場合、コア薄板相互の間隔は調節でき
るが、硬化開始温度までの温度差が大きいため接
着剤の粘度が低下しやはり介在すべき接着剤の一
部が流れ出てしまい、良好な接着強度が得られな
い欠点がある。
溶剤を加熱乾燥後冷却して固体の塗膜を形成させ
る。その後接着剤を片面に塗布したコア薄板を所
定の枚数積層した状態でこの接着剤の融点範囲以
上の温度、例えば90〜130℃に加熱された時締め
つけ、さらに145℃の硬化開始温度以上に加熱
し、接着剤を硬化させ、冷却後所定の積層磁気コ
アを得ている。ところで磁気ヘツドでは空隙寸法
が厳密に規制されるため、積層磁気コア全体の厚
みを均一にしなければならない。また後の機械加
工に耐えるようコア薄板相互を一体化する接着強
度も強固でなければならない。そのため積層時の
締付圧力は数Kg/mm2〜10Kg/mm2程度を要するが、こ
の締め付けにより、コア薄板間に介在すべき接着
剤が押し出され、コア薄板同志が過度に密着する
ことが避けられずコア薄板間の電気抵抗はきわめ
て低いものになつてしまい、初期の目標が十分に
達成されない。ちなみにパーマロイコア薄板をこ
のようにして５枚積層した時、同箇所の電気抵抗
実測値は数Ω〜数十Ω程度である。またここで使
用されている接着剤の融点範囲内である70℃前後
で加圧した場合、コア薄板相互の間隔は調節でき
るが、硬化開始温度までの温度差が大きいため接
着剤の粘度が低下しやはり介在すべき接着剤の一
部が流れ出てしまい、良好な接着強度が得られな
い欠点がある。
本発明はこれらの欠点を除去したもので、硬化
開始温度が145℃程度の硬化剤ジシアンジアミド
を融点範囲がおおよそ90〜100℃のエポキシ樹脂
に化学量論的相当量を添加した接着剤を用い、従
来と同様な手順で積層し融点範囲に加熱された時
に５〜10Kg/mm2で加圧し、さらに硬化開始温度以
上に加熱して硬化させ、積層磁気コアを得るよう
にしたものである。図面はその実施例を示すもの
で、硬化剤ジシアンジアミドを添加したエポキシ
樹脂層１を一面に有するコア薄板２に樹脂層を有
さないコア薄板３を１枚重ね積層磁気コア枚数だ
け積層すべく状態を示す。このようにして構成し
た積層磁気コアはコア薄板相互間に適度な間隔が
得られ、また融点範囲と硬化開始温度との温度差
が小さいため、接着剤が流れ出ることなく、保持
でき、接着強度が強くコア薄板間の電気抵抗も数
Ω〜数10Ωに改善されることが実験的に確かめら
れた。
開始温度が145℃程度の硬化剤ジシアンジアミド
を融点範囲がおおよそ90〜100℃のエポキシ樹脂
に化学量論的相当量を添加した接着剤を用い、従
来と同様な手順で積層し融点範囲に加熱された時
に５〜10Kg/mm2で加圧し、さらに硬化開始温度以
上に加熱して硬化させ、積層磁気コアを得るよう
にしたものである。図面はその実施例を示すもの
で、硬化剤ジシアンジアミドを添加したエポキシ
樹脂層１を一面に有するコア薄板２に樹脂層を有
さないコア薄板３を１枚重ね積層磁気コア枚数だ
け積層すべく状態を示す。このようにして構成し
た積層磁気コアはコア薄板相互間に適度な間隔が
得られ、また融点範囲と硬化開始温度との温度差
が小さいため、接着剤が流れ出ることなく、保持
でき、接着強度が強くコア薄板間の電気抵抗も数
Ω〜数10Ωに改善されることが実験的に確かめら
れた。
上記実施例より明らかなように本発明による積
層磁気コアの製造方法によればコア薄板間から接
着剤が流出することを防止でき、接着強度を大き
くし、かつ電気抵抗も充分に高いものが得られ
る。
層磁気コアの製造方法によればコア薄板間から接
着剤が流出することを防止でき、接着強度を大き
くし、かつ電気抵抗も充分に高いものが得られ
る。
図面は本発明による製造方法を用いた積層磁気
コアの分解斜視図である。 １……エポキシ樹脂層、２……コア薄板。
コアの分解斜視図である。 １……エポキシ樹脂層、２……コア薄板。
Claims (1)
- １ 所定の枚数積層される磁性コア薄板に融点範
囲が硬化開始温度より45〜55℃低くなるように配
合されたエポキシ系樹脂接着剤を塗布し、上記接
着剤の融点範囲内に加熱された時に５〜10Kg/mm2
の圧力を加え、さらに硬化開始温度以上の温度で
加熱硬化することにより、上記接着剤が介在すべ
きコア薄板積層間から流れ出ることを防止してコ
ア薄板相互間の間隔を調整することを特徴とする
積層磁気コアの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14548578A JPS5572010A (en) | 1978-11-25 | 1978-11-25 | Preparation of laminated magnetic core |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14548578A JPS5572010A (en) | 1978-11-25 | 1978-11-25 | Preparation of laminated magnetic core |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5572010A JPS5572010A (en) | 1980-05-30 |
| JPS6126204B2 true JPS6126204B2 (ja) | 1986-06-19 |
Family
ID=15386341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14548578A Granted JPS5572010A (en) | 1978-11-25 | 1978-11-25 | Preparation of laminated magnetic core |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5572010A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0411286Y2 (ja) * | 1987-01-27 | 1992-03-19 | ||
| JPH0543404U (ja) * | 1991-11-07 | 1993-06-11 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
-
1978
- 1978-11-25 JP JP14548578A patent/JPS5572010A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0411286Y2 (ja) * | 1987-01-27 | 1992-03-19 | ||
| JPH0543404U (ja) * | 1991-11-07 | 1993-06-11 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5572010A (en) | 1980-05-30 |
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