JPS61260837A - 米菓の製造法 - Google Patents
米菓の製造法Info
- Publication number
- JPS61260837A JPS61260837A JP60103179A JP10317985A JPS61260837A JP S61260837 A JPS61260837 A JP S61260837A JP 60103179 A JP60103179 A JP 60103179A JP 10317985 A JP10317985 A JP 10317985A JP S61260837 A JPS61260837 A JP S61260837A
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- Japan
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- oil
- fat
- weight
- screw extruder
- rice flour
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は良好で軽い食感に優れた米菓を短時間で製造す
る方法に関するものである。
る方法に関するものである。
米菓は従来より、せんべい、あられ、おかき等の名で知
られており、原料米および米菓の品質等により数多くの
製品に分類され、一般的には、精白原料米を水洗、水浸
漬、水切りし、蒸煮し搗砕または混線処理したモチ生地
を裁断し、乾燥後、焙焼または油煤にて膨化され味付け
する工程を経て製造される。
られており、原料米および米菓の品質等により数多くの
製品に分類され、一般的には、精白原料米を水洗、水浸
漬、水切りし、蒸煮し搗砕または混線処理したモチ生地
を裁断し、乾燥後、焙焼または油煤にて膨化され味付け
する工程を経て製造される。
一方、近年米菓、スナック類として好まれる食感は従来
の硬くてバリバリしたものからソフトで歯当りのさくい
、弱いものへと変化している。これに伴い、少量の油脂
を添加する方法(特開昭55−42524号公報)や水
中油型エマルジッンを添加する方法(特公昭57−58
139号公報)等が知られている。
の硬くてバリバリしたものからソフトで歯当りのさくい
、弱いものへと変化している。これに伴い、少量の油脂
を添加する方法(特開昭55−42524号公報)や水
中油型エマルジッンを添加する方法(特公昭57−58
139号公報)等が知られている。
また、従来、モチ生地の製造に一部エクストルーダーの
使用が試みられているが、米菓の製造工程の一部の短縮
化が計られているにすぎず、それにより得られる米菓は
、サランとした軽いかみごこち、歯につかず良好な口溶
けを有する食感については不十分であり、油脂の添加も
スリップ現象のため困難であった。
使用が試みられているが、米菓の製造工程の一部の短縮
化が計られているにすぎず、それにより得られる米菓は
、サランとした軽いかみごこち、歯につかず良好な口溶
けを有する食感については不十分であり、油脂の添加も
スリップ現象のため困難であった。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上述の一般的な従来法では前記の工程に
日数を要し、連続化された方法でも数時間を要するのが
現状である。
日数を要し、連続化された方法でも数時間を要するのが
現状である。
また、上述の公報に記載の方法では油脂の添加量を多く
すると油脂が分離するため油脂の添加量を低くせざるを
得す、またワキシーコーンスターチ等を併用するため、
さくい食感に乏しく、歯への付着があり、0熔は性も悪
いものしか得られなかった。
すると油脂が分離するため油脂の添加量を低くせざるを
得す、またワキシーコーンスターチ等を併用するため、
さくい食感に乏しく、歯への付着があり、0熔は性も悪
いものしか得られなかった。
従って、本発明の目的は、ソフトな歯当りの米菓を短時
間で製造する方法を提供することにある。
間で製造する方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を、米粉及び油脂類を必須成分とす
る原料を、多軸エクストルーダー特に二輪エクストルー
ダーにより膨化することを特徴とする米英の製造法を提
供することにより達成したものである。
る原料を、多軸エクストルーダー特に二輪エクストルー
ダーにより膨化することを特徴とする米英の製造法を提
供することにより達成したものである。
本発明でいう米英とは、うるち米、もち米等の米の粉と
油脂類および所望により小麦デンプン以外のデンプン、
大豆蛋白等の蛋白質を主原料とし、その他の嗜好成分等
を含む、米菓、スナ・ツク類である。
油脂類および所望により小麦デンプン以外のデンプン、
大豆蛋白等の蛋白質を主原料とし、その他の嗜好成分等
を含む、米菓、スナ・ツク類である。
本発明に使用する米粉としては、うるち米、もち米、各
種デンプンが挙げられ、細胞膜が破壊されたデンプン粒
を持つ粉体が、食感特にザラつきや歯にくっつく違和感
がない点で好ましく、粒度としては60メソシュ以下好
ましくは100メツシユ以下の細粒であるのがよい、又
、含有水分量としては10〜20重量%であるのがよい
。
種デンプンが挙げられ、細胞膜が破壊されたデンプン粒
を持つ粉体が、食感特にザラつきや歯にくっつく違和感
がない点で好ましく、粒度としては60メソシュ以下好
ましくは100メツシユ以下の細粒であるのがよい、又
、含有水分量としては10〜20重量%であるのがよい
。
本発明に使用する油脂類としては、油脂および油中水型
エマルジョンが好ましい。
エマルジョンが好ましい。
上記油脂としては、可塑性油脂、液体油脂が使用でき、
例えば、大豆油、ナタネ油、コメヌカ油、コーン油、綿
実油、ヒマワリ油、月見草油等の常温で液状の油脂、バ
ームやしからの油脂、カカオ脂、ラード、牛脂等或いは
上記の油脂を必要に応じて分別、エステル交換、水素添
加等した可塑性油脂等が使用できるが、可塑性油脂とし
ては、食感、特にかみごこち、歯にくっつかないこと、
良好な口どけ性のために融点40IC以下のものである
のが好ましい。
例えば、大豆油、ナタネ油、コメヌカ油、コーン油、綿
実油、ヒマワリ油、月見草油等の常温で液状の油脂、バ
ームやしからの油脂、カカオ脂、ラード、牛脂等或いは
上記の油脂を必要に応じて分別、エステル交換、水素添
加等した可塑性油脂等が使用できるが、可塑性油脂とし
ては、食感、特にかみごこち、歯にくっつかないこと、
良好な口どけ性のために融点40IC以下のものである
のが好ましい。
油脂を多量に、例えば30重量%以上使用するような場
合は油脂の分離を防止するために親油性乳化剤例えばH
LB 1程度の蔗糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂
肪酸エステル等の乳化剤を使用するのが好ましい。
合は油脂の分離を防止するために親油性乳化剤例えばH
LB 1程度の蔗糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂
肪酸エステル等の乳化剤を使用するのが好ましい。
油中水型エマルシヨンとしては上記の油脂と水および必
要なら適当な乳化剤から得られるものを使用するのが好
ましく、油相:水相−80〜95.20〜5 (重量比
)程度の比率であるのが良好な膨化状態を得るために好
ましい。
要なら適当な乳化剤から得られるものを使用するのが好
ましく、油相:水相−80〜95.20〜5 (重量比
)程度の比率であるのが良好な膨化状態を得るために好
ましい。
油中水型エマルジョンを得るための乳化剤としては、例
えば、レシチン、脂肪酸エステル類、蔗糖脂肪酸エステ
ル類、ソルビタン脂肪酸エステル類等が挙げられる。
えば、レシチン、脂肪酸エステル類、蔗糖脂肪酸エステ
ル類、ソルビタン脂肪酸エステル類等が挙げられる。
油脂類の添加量は6重量%以下では食感、特にかみごこ
ち、歯への付着が改善されず、一方35重量%以上では
膨化が不十分となり、油脂の分離が見られるので、6〜
35重量%程度がよく、特に10〜30重景%程度が好
ましい。
ち、歯への付着が改善されず、一方35重量%以上では
膨化が不十分となり、油脂の分離が見られるので、6〜
35重量%程度がよく、特に10〜30重景%程度が好
ましい。
本発明の米菓、スナック類には所望により嗜好成分、調
味料等を添加することができる。
味料等を添加することができる。
かかる成分としては、ナツツ類の破砕物、チーズ類、香
辛料、香料、各種調味料等が挙げられる。
辛料、香料、各種調味料等が挙げられる。
本発明は、上記の各原料成分を多軸エクストルーダーに
より処理して膨化させ(処理温度は、原料をクツキング
できる温度以上且つ過度のコゲ等による悪影響を及ぼさ
ない温度以下)、極めて短時間で米菓、スナック類を製
造するものである。
より処理して膨化させ(処理温度は、原料をクツキング
できる温度以上且つ過度のコゲ等による悪影響を及ぼさ
ない温度以下)、極めて短時間で米菓、スナック類を製
造するものである。
従来の古典的な方法、或いは一部エクストルーダーを使
用する方法では、油脂を混入すると膨化状態が悪く、か
つ油脂が分離するため、油脂の添加量は著しく少ない範
囲に限定されていたが、本発明では多軸エクストルーダ
ーを使用し、その高温、食感に優れた米菓、スナック類
を極めて短時間に製造するものである。
用する方法では、油脂を混入すると膨化状態が悪く、か
つ油脂が分離するため、油脂の添加量は著しく少ない範
囲に限定されていたが、本発明では多軸エクストルーダ
ーを使用し、その高温、食感に優れた米菓、スナック類
を極めて短時間に製造するものである。
多軸エクストルーダーとしては、二輪エクストルーダー
、特に台形ネジ型の二軸エクストルーダーを使用するの
がよく、例えは、栗本鉄工所製KEX−65を使用する
ことができる。
、特に台形ネジ型の二軸エクストルーダーを使用するの
がよく、例えは、栗本鉄工所製KEX−65を使用する
ことができる。
C実施例〕
以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
れるものではない。
実施例1
うるち米粉(上新粉、粒度100メソシエ以下、水分含
量15!量%)75重量部と植物性ショートニング(ヨ
ウ素価80、融点35℃)25重量部を混合し、栗本鉄
工所製二輪エクストルーダーKEX−65(L/D−2
0n口径651)m)に18Kg/時間の割合で供給し
、エクストルーダー回転数15Orpm、@度100℃
でスリット型グイ (2IIIm×31)1I1))よ
り吐出させ膨化米菓(膨化率8.0)を得た。(膨化率
=吐出物の断面積/スリットの断面積) 比較例1 実施例1と同様に、但し、ショートニングを添加せずに
膨化米菓(膨化率8.3)を得た。
量15!量%)75重量部と植物性ショートニング(ヨ
ウ素価80、融点35℃)25重量部を混合し、栗本鉄
工所製二輪エクストルーダーKEX−65(L/D−2
0n口径651)m)に18Kg/時間の割合で供給し
、エクストルーダー回転数15Orpm、@度100℃
でスリット型グイ (2IIIm×31)1I1))よ
り吐出させ膨化米菓(膨化率8.0)を得た。(膨化率
=吐出物の断面積/スリットの断面積) 比較例1 実施例1と同様に、但し、ショートニングを添加せずに
膨化米菓(膨化率8.3)を得た。
実施例1及び比較例1で得られた膨化米菓を20名によ
る食感比較テストで評価したところ、食感、特にかみご
ごち、口どけ、歯への付着について全員が本発明品(実
施例1)が優れていると判定した。
る食感比較テストで評価したところ、食感、特にかみご
ごち、口どけ、歯への付着について全員が本発明品(実
施例1)が優れていると判定した。
実施例2
実施例1で使用した植物ショートニング9(1量部、脱
脂粉乳1重量部、水9重量部、レシチン0、1 重量部
および脂肪酸モノエステル0.1重量部を常法に従い均
質乳化し、油中水型エマルシヨンを得た。
脂粉乳1重量部、水9重量部、レシチン0、1 重量部
および脂肪酸モノエステル0.1重量部を常法に従い均
質乳化し、油中水型エマルシヨンを得た。
この油中水型エマルジョン20重量部ともち米粉(白玉
粉、粒度100メツシユ以下、水分14重量%)80重
量部を混合し、実施例1と同様にして膨化米菓(膨化率
8.0)を得た。
粉、粒度100メツシユ以下、水分14重量%)80重
量部を混合し、実施例1と同様にして膨化米菓(膨化率
8.0)を得た。
実施例2及び比較例1で得られた膨化米菓を20名によ
る食感比較テストで評価したところ、食感、特にかみご
ごち、口どけ、歯への付着について全員が本発明品(実
施例2)が優れていると判定した。
る食感比較テストで評価したところ、食感、特にかみご
ごち、口どけ、歯への付着について全員が本発明品(実
施例2)が優れていると判定した。
実施例3
うるち米粉(上新粉、粒度100メツシユ以下、水分含
量15重量%)60重量部、脱脂大豆蛋白(蛋白含量9
2j!i量%)、コメヌカ油(ヨウ素価105)30重
量部および蔗糖脂肪酸エステル(HLB−1)2ii量
部を混合し、実施例1と同様にして膨化米菓(膨化率4
.8)を得た。
量15重量%)60重量部、脱脂大豆蛋白(蛋白含量9
2j!i量%)、コメヌカ油(ヨウ素価105)30重
量部および蔗糖脂肪酸エステル(HLB−1)2ii量
部を混合し、実施例1と同様にして膨化米菓(膨化率4
.8)を得た。
実施例3及び比較例1で得られた膨化米菓を20名によ
る食感比較テストで評価したところ、食感、特にかみご
ごち、口どけ、歯への付着について全員が本発明品(実
施例3)が優れていると判定した。
る食感比較テストで評価したところ、食感、特にかみご
ごち、口どけ、歯への付着について全員が本発明品(実
施例3)が優れていると判定した。
本発明の効果は、ソフトな歯当りの米菓、スナック類を
短時間で製造する方法を提供したことにある。
短時間で製造する方法を提供したことにある。
Claims (3)
- (1)米粉及び油脂類を必須成分とする原料を、多軸エ
クストルーダーにより膨化することを特徴とする米菓の
製造法。 - (2)油脂類として油脂または油中水型エマルジョンを
使用することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
載の米菓の製造法。 - (3)油脂を油脂分として6〜35重量%使用すること
を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の米菓の製
造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60103179A JPH067775B2 (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 米菓の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60103179A JPH067775B2 (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 米菓の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61260837A true JPS61260837A (ja) | 1986-11-19 |
JPH067775B2 JPH067775B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=14347284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60103179A Expired - Lifetime JPH067775B2 (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 米菓の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067775B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997028705A1 (en) * | 1996-02-07 | 1997-08-14 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Extruded instant granular food product |
WO2015156265A1 (ja) * | 2014-04-07 | 2015-10-15 | 不二製油株式会社 | 米菓およびその製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6152247A (ja) * | 1984-08-15 | 1986-03-14 | Meiji Seika Kaisha Ltd | 米穀スナツクの製造方法 |
-
1985
- 1985-05-15 JP JP60103179A patent/JPH067775B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6152247A (ja) * | 1984-08-15 | 1986-03-14 | Meiji Seika Kaisha Ltd | 米穀スナツクの製造方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997028705A1 (en) * | 1996-02-07 | 1997-08-14 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Extruded instant granular food product |
EP0796567A1 (en) * | 1996-02-07 | 1997-09-24 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Granular food product |
US6214406B1 (en) | 1996-02-07 | 2001-04-10 | Nestec S.A. | Method of making an extruded instant granular food product |
SG91795A1 (en) * | 1996-02-07 | 2002-10-15 | Nestle Sa | Granular food product |
WO2015156265A1 (ja) * | 2014-04-07 | 2015-10-15 | 不二製油株式会社 | 米菓およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH067775B2 (ja) | 1994-02-02 |
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