JPS6126041A - ハロゲン化銀写真乳剤 - Google Patents
ハロゲン化銀写真乳剤Info
- Publication number
- JPS6126041A JPS6126041A JP14711084A JP14711084A JPS6126041A JP S6126041 A JPS6126041 A JP S6126041A JP 14711084 A JP14711084 A JP 14711084A JP 14711084 A JP14711084 A JP 14711084A JP S6126041 A JPS6126041 A JP S6126041A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emulsion
- silver halide
- sensitivity
- desensitizer
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/005—Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
囚 産業上の利用分野
本発明は、ハロゲン化銀写真乳剤に関し、より詳しくは
高感度の明室用感光材料に用いるハロゲン化銀写真乳剤
に関する。
高感度の明室用感光材料に用いるハロゲン化銀写真乳剤
に関する。
(B) 従来技術及びその問題点
近年、印刷分野においては、印刷物の複雑さ、スキャナ
ーの発達などにより、返し作業工程の能率向上が要望さ
れている。そのために従来から使用されてきた返し用フ
ィルムに比べて10−4〜10− l′程度の超低感度
の写真フィルムが開発され、明室(紫外線を除いた白色
蛍光灯下)で取扱いが可能な返しフィルム、即ち明室用
感光材料として実用され始めてきた。このような明室感
光材料に要求される性能は、硬調で十分な最大濃度を有
し、明室で長時間の取扱いが可能であり、プリンター光
源に対しては高い感度を有していること等である。
ーの発達などにより、返し作業工程の能率向上が要望さ
れている。そのために従来から使用されてきた返し用フ
ィルムに比べて10−4〜10− l′程度の超低感度
の写真フィルムが開発され、明室(紫外線を除いた白色
蛍光灯下)で取扱いが可能な返しフィルム、即ち明室用
感光材料として実用され始めてきた。このような明室感
光材料に要求される性能は、硬調で十分な最大濃度を有
し、明室で長時間の取扱いが可能であり、プリンター光
源に対しては高い感度を有していること等である。
しかしこれまでの明室用感光材料は、上述したような性
能を十分満足しているとは言い難い。
能を十分満足しているとは言い難い。
一般に、明室用感光材料として利用できる程度の超低感
度の乳剤は、ロジウム塩の如き無機減感剤あるいはピナ
クリプトール・イエローの如き有機減感剤を用いること
番こよって得られる。
度の乳剤は、ロジウム塩の如き無機減感剤あるいはピナ
クリプトール・イエローの如き有機減感剤を用いること
番こよって得られる。
例えば、多量のロジウム塩を用いて明室用感光材料を製
造する方法としては、特開昭56−125734、同昭
56−149030、同昭56−149031、同昭5
8−190943等があり、主として塩化銀からなるハ
ロゲン化銀乳剤にその乳剤の感度を約1/300〜約1
1500減少させる量のロジウム塩を使用するものであ
る。
造する方法としては、特開昭56−125734、同昭
56−149030、同昭56−149031、同昭5
8−190943等があり、主として塩化銀からなるハ
ロゲン化銀乳剤にその乳剤の感度を約1/300〜約1
1500減少させる量のロジウム塩を使用するものであ
る。
しかし、ロジウム塩を用いて低感度にした塩化銀乳剤は
、明室光下で取扱うとカブリを生じ易(、特に感度を高
くす゛るに従って著しいカブリの増大 ゛をもたらす欠
点かある。
、明室光下で取扱うとカブリを生じ易(、特に感度を高
くす゛るに従って著しいカブリの増大 ゛をもたらす欠
点かある。
一方、本出願人は、ロジウム塩を使用し製造し減感剤を
使用して製造すれば、ロジウム塩の欠点が生じない明室
用感光材料が得られるという事実を確認している。しか
しまた有機減感剤を使用して製造したハロゲン化銀乳剤
は、塩化銀を主体としているため硬調で高い最大濃度が
得られ易い反面、画像露光を施こした後、現像するまで
の間、同様に明室光下に放置すると著しい感度の低下を
生じるという新たな問題があることが判明し、この新た
な問題を解決する方法を種々提案(例えば特願昭−58
−31413、同昭58−33600゜同昭58−54
536、同昭59−39413等)したが、安定的に解
決できる完全な方法とは言えないものであった。
使用して製造すれば、ロジウム塩の欠点が生じない明室
用感光材料が得られるという事実を確認している。しか
しまた有機減感剤を使用して製造したハロゲン化銀乳剤
は、塩化銀を主体としているため硬調で高い最大濃度が
得られ易い反面、画像露光を施こした後、現像するまで
の間、同様に明室光下に放置すると著しい感度の低下を
生じるという新たな問題があることが判明し、この新た
な問題を解決する方法を種々提案(例えば特願昭−58
−31413、同昭58−33600゜同昭58−54
536、同昭59−39413等)したが、安定的に解
決できる完全な方法とは言えないものであった。
Ic) 発明の目的
本発明の目的は、塩化銀を主体とする明室用感光材料の
一ハロゲン化銀乳剤における前述した諸問題を解決し、
硬調で最大濃度が高く、飛躍的な増感を図ると共に明室
光下でのカブリの発生や減感のないハロゲン化銀写真乳
剤を提供することである。
一ハロゲン化銀乳剤における前述した諸問題を解決し、
硬調で最大濃度が高く、飛躍的な増感を図ると共に明室
光下でのカブリの発生や減感のないハロゲン化銀写真乳
剤を提供することである。
(DJ 発明の構成
本発明は、少な(とも70モル%の塩化銀と減感剤を含
有するネガ型微粒子ハロゲン化銀写真乳剤であって、前
記減感剤はポーラログラフの陽極電位と陰極電位の和が
正である有機減感剤と水溶性ロジウム塩の組み合わせか
らなり、その組み合わせた量が前記乳剤の感度をxog
E=1.3を越えない値で減少させるに必要な量である
ことを特徴とするハロゲン化銀写真乳剤である。
有するネガ型微粒子ハロゲン化銀写真乳剤であって、前
記減感剤はポーラログラフの陽極電位と陰極電位の和が
正である有機減感剤と水溶性ロジウム塩の組み合わせか
らなり、その組み合わせた量が前記乳剤の感度をxog
E=1.3を越えない値で減少させるに必要な量である
ことを特徴とするハロゲン化銀写真乳剤である。
以下、さらに本発明の詳細な説明する。
本発明に用いられる有機減感剤は、一般に直接ポジ用ハ
ロゲン化銀乳剤に用いることが知られているものである
。すなわち本発明において用い−られる有機減感剤は、
そのポーラログラフ半波電位、即ち、ポーラログラフイ
ーで決定されるその酸化還元電位によって特徴づけられ
る。′ 本発明に有用な有機減感剤は、ポーラログラフ陽極電位
とポーラログラフ陰極電位の和が正であるものである。
ロゲン化銀乳剤に用いることが知られているものである
。すなわち本発明において用い−られる有機減感剤は、
そのポーラログラフ半波電位、即ち、ポーラログラフイ
ーで決定されるその酸化還元電位によって特徴づけられ
る。′ 本発明に有用な有機減感剤は、ポーラログラフ陽極電位
とポーラログラフ陰極電位の和が正であるものである。
これらの酸化還元型゛位の測定法については、例えば、
米国特許第3,501,307号明細書に記載されてい
る。
米国特許第3,501,307号明細書に記載されてい
る。
そのような有機減感剤の具体例は、数多くの特許明細書
、文献番こ記載されており、それらはいずれも本発明に
おいて同じ作用をもっているものであって、たとえば特
公昭36−17595、同昭39−20261、同昭4
0−26751、同昭43−13167、同昭45−8
833、同□昭47−8746、同昭47−10197
、同昭50−37530、特開昭48−24734、同
昭49−84639、同昭56−142525、米国特
許第2,271,229号、同第2,541,472号
、同第3.035,917号、同第3,062,651
号、同第、;1,124,458号、同第3,326,
687号、同第3,671,254号等の明細書に記載
の化合物が使用できる。
、文献番こ記載されており、それらはいずれも本発明に
おいて同じ作用をもっているものであって、たとえば特
公昭36−17595、同昭39−20261、同昭4
0−26751、同昭43−13167、同昭45−8
833、同□昭47−8746、同昭47−10197
、同昭50−37530、特開昭48−24734、同
昭49−84639、同昭56−142525、米国特
許第2,271,229号、同第2,541,472号
、同第3.035,917号、同第3,062,651
号、同第、;1,124,458号、同第3,326,
687号、同第3,671,254号等の明細書に記載
の化合物が使用できる。
以下に例を示している。
(D−1)1.3−ジエチル−r−メチル−τ−フェニ
ルイミダゾ(4,5−b)−キノキサジノ−3′−イン
ドロカルボシアニン・アイオダイド (D−2)ピナクリプトール旬イエロー(D−3) 1
.r、3,3.3’、3’、−へキサメチル−5,5′
−ジニトロインドカルボシアニン@P−)ルエンスルホ
ネート (D−4) 5.5’−ジクロロ−3,3′−ジエチル
6.6′−ジニトロチアカルボシアニン赤アイオダイド (D−5) 1.1’−ジメチル−2,2′−ジフェニ
ル−3,3′−インドロカルボシアニン・ブロマイド (D−6) 1.r、3.3’−テトラエチルイミダ
ゾ(4,5−b)キノキサリノカルボシアニン嗜クロラ
イド(D−7)5−m−ニトロベンジリデン臼−ダニン
(D−8)6−クロロ−4−二トローニトロベンゾトリ
アゾール (D−9) 1.f−ジブチル−4,4′−ビピリジニ
ウム・ジプロマイド (D−10) i、r−エチレン−2,2′−ピピリ
ジニウムージプロマイド。
ルイミダゾ(4,5−b)−キノキサジノ−3′−イン
ドロカルボシアニン・アイオダイド (D−2)ピナクリプトール旬イエロー(D−3) 1
.r、3,3.3’、3’、−へキサメチル−5,5′
−ジニトロインドカルボシアニン@P−)ルエンスルホ
ネート (D−4) 5.5’−ジクロロ−3,3′−ジエチル
6.6′−ジニトロチアカルボシアニン赤アイオダイド (D−5) 1.1’−ジメチル−2,2′−ジフェニ
ル−3,3′−インドロカルボシアニン・ブロマイド (D−6) 1.r、3.3’−テトラエチルイミダ
ゾ(4,5−b)キノキサリノカルボシアニン嗜クロラ
イド(D−7)5−m−ニトロベンジリデン臼−ダニン
(D−8)6−クロロ−4−二トローニトロベンゾトリ
アゾール (D−9) 1.f−ジブチル−4,4′−ビピリジニ
ウム・ジプロマイド (D−10) i、r−エチレン−2,2′−ピピリ
ジニウムージプロマイド。
(D−11) 4−(P−n−アミロキシフエ、:l
:、/l/) −2,6−ジ(p−エチルフェニル)チ
アピリリウム・バークロレート (1)−12) 2−メルカプト−4−メチル−5−
ニトロチアゾール (D−13) 2−(0−ニトロスチリル)−3−エ
チルベンゾチアゾリウム−P−トルエンスルホネート (D−14) 2−(P−ニトロスチリル)−キノリ
ン・P−トルエンスルホネート (D−15) フェノサラニン (D−16) ピナクリプトール譬グリーン(D−1
7) 2.3−ジメチル−6−二トローペンゾアゾリ
ウム@P−トルエンスルホネート 有機減感剤は、ハロゲン化銀乳剤を塗布するまでの任意
の時期に添加することができる。
:、/l/) −2,6−ジ(p−エチルフェニル)チ
アピリリウム・バークロレート (1)−12) 2−メルカプト−4−メチル−5−
ニトロチアゾール (D−13) 2−(0−ニトロスチリル)−3−エ
チルベンゾチアゾリウム−P−トルエンスルホネート (D−14) 2−(P−ニトロスチリル)−キノリ
ン・P−トルエンスルホネート (D−15) フェノサラニン (D−16) ピナクリプトール譬グリーン(D−1
7) 2.3−ジメチル−6−二トローペンゾアゾリ
ウム@P−トルエンスルホネート 有機減感剤は、ハロゲン化銀乳剤を塗布するまでの任意
の時期に添加することができる。
本発明に用いられる水溶性ロジウム塩は、従来知られて
いるものが用いられるが、代表的には、ロジウムモノク
ロライド、ロジウムジクロライド、ロジウムトリクロラ
イド、ロジ°ウムアンモニウムクロツイド等ケ用いられ
る。
いるものが用いられるが、代表的には、ロジウムモノク
ロライド、ロジウムジクロライド、ロジウムトリクロラ
イド、ロジ°ウムアンモニウムクロツイド等ケ用いられ
る。
ロジウム塩は、一般にはハロゲン化銀の沈澱もしくは物
理熟成時に用いることが好ましいが、その後の任意の時
期であることもできる。
理熟成時に用いることが好ましいが、その後の任意の時
期であることもできる。
有機減感剤およi水溶性ロジウム塩の量は、本発明の重
要な特徴である。いずれの量とも、一方のみによって既
述したような低感度にするに必要な量を含んではならな
い。さもなければ既述した如き一方もしくは両方の減感
剤の欠点が生じることになろう。有機減感剤の量は、従
来使用されていた量よりも著しく少量である。典型的な
例においてはハロゲン化銀1モル当り1叩以下の有機減
感剤の量であることを理解すべきである。
要な特徴である。いずれの量とも、一方のみによって既
述したような低感度にするに必要な量を含んではならな
い。さもなければ既述した如き一方もしくは両方の減感
剤の欠点が生じることになろう。有機減感剤の量は、従
来使用されていた量よりも著しく少量である。典型的な
例においてはハロゲン化銀1モル当り1叩以下の有機減
感剤の量であることを理解すべきである。
有機減感剤1の種類、ハロゲン化銀乳剤の性質などによ
って異なるため一概には特定できないが、一般的にはハ
ロゲン化銀1%ル当り約0.01〜約30ミリグラム、
好ましくは約0.1〜約ICIリグラムである。
って異なるため一概には特定できないが、一般的にはハ
ロゲン化銀1%ル当り約0.01〜約30ミリグラム、
好ましくは約0.1〜約ICIリグラムである。
水溶性ロジウム塩はハロゲン化銀1モル当り約10−5
モル以下、一般には約10−5〜約10−8モル、好ま
しくは約5 X 10”−’〜約5X10−’モルの量
である。
モル以下、一般には約10−5〜約10−8モル、好ま
しくは約5 X 10”−’〜約5X10−’モルの量
である。
上記した縫を目安にして有機減感剤と水溶性ロジウム塩
を組み合わせて使用するのであるが、その際、組み合わ
せ−た合計屋が本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤の
固有感度をlogE−4,3を越えない値で減少させる
、即ち1/2o 以下に減少させないために必要な爪で
あるべきである。
を組み合わせて使用するのであるが、その際、組み合わ
せ−た合計屋が本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤の
固有感度をlogE−4,3を越えない値で減少させる
、即ち1/2o 以下に減少させないために必要な爪で
あるべきである。
一般的にはlogE+0.2〜log f3. ==
1.3、好まL<ハlogE+0.3〜logE==1
.(1)範囲で減少させるに必要な贋・である。
1.3、好まL<ハlogE+0.3〜logE==1
.(1)範囲で減少させるに必要な贋・である。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、少なくとも7
0モル%、好ましくは80モル%の塩化銀を含む塩化銀
、塩臭化銀、塩沃化銀、塩臭沃化銀のネガ乳剤である。
0モル%、好ましくは80モル%の塩化銀を含む塩化銀
、塩臭化銀、塩沃化銀、塩臭沃化銀のネガ乳剤である。
ネガ乳剤とは!直接ポジ用ハロゲン化銀乳剤と区別され
る、ポジ原稿に対してネガ画像を形成する通常タイプの
ハロゲン化銀1乳剤である。沃化銀はO〜約3モル%、
好ましくは、0〜約1.5モル%である。
る、ポジ原稿に対してネガ画像を形成する通常タイプの
ハロゲン化銀1乳剤である。沃化銀はO〜約3モル%、
好ましくは、0〜約1.5モル%である。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、平均粒径0.
1〜0.4μmのものである。また全粒子数の9091
6以上が平均粒径の±1096の範囲の粒径を有するも
のが好ましい。ハロゲン化銀乳船の調製方法は、順混合
、逆混合、同時混合など公知の方法いずれであってもよ
い。
1〜0.4μmのものである。また全粒子数の9091
6以上が平均粒径の±1096の範囲の粒径を有するも
のが好ましい。ハロゲン化銀乳船の調製方法は、順混合
、逆混合、同時混合など公知の方法いずれであってもよ
い。
物理熟成を終えた乳剤は、脱塩した後に、必要な添加剤
を加えて塗布されることが好ましいが脱塩処理は省略す
ることもできる。
を加えて塗布されることが好ましいが脱塩処理は省略す
ることもできる。
化学増感は実質的に行なわない方が好ましいが、所望に
より施こしてもよい。
より施こしてもよい。
本発明により得られるハロゲン化銀乳剤は、安定剤、カ
ブリ防止剤、カバリングパワー向上剤、イラジェーシ三
ン防止剤、膜物性改良剤、界面活性剤、硬膜剤、マット
剤、現像主薬等々の一般の写真用乳剤に用いられる添加
剤を含むことができ、公知の支持体上に塗布される。保
護層、下塗層など他の親水性コロイド層を有していても
よい。
ブリ防止剤、カバリングパワー向上剤、イラジェーシ三
ン防止剤、膜物性改良剤、界面活性剤、硬膜剤、マット
剤、現像主薬等々の一般の写真用乳剤に用いられる添加
剤を含むことができ、公知の支持体上に塗布される。保
護層、下塗層など他の親水性コロイド層を有していても
よい。
本発明により得られる明室用感光材料は、主として印刷
分野で用りられ2紫外光に富んだ光源、例えば超高圧水
銀灯、メタルハライド等によりに::光されるが、従来
の明室用感光材料に比べて約10倍以上も高感度である
ため露光時間を短かくしたり照度を低くすることができ
るので省電力、作業時間の短縮など合理化を図ることが
できる。
分野で用りられ2紫外光に富んだ光源、例えば超高圧水
銀灯、メタルハライド等によりに::光されるが、従来
の明室用感光材料に比べて約10倍以上も高感度である
ため露光時間を短かくしたり照度を低くすることができ
るので省電力、作業時間の短縮など合理化を図ることが
できる。
(E) 実施例
参考例
塩化銀92モル%を含む塩臭化銀乳剤を同時混合法によ
り調製し、平均粒径0.?μmで単分散の乳剤を得た。
り調製し、平均粒径0.?μmで単分散の乳剤を得た。
使用したゼラチンは、不活性ゼラチンである。この乳剤
を脱塩し、再溶解した後に安定剤、硬膜剤、界面活性剤
を加えて、ポリエステルフィルム に保護層用ゼラチン液と共に塗布し、乾燥した。
を脱塩し、再溶解した後に安定剤、硬膜剤、界面活性剤
を加えて、ポリエステルフィルム に保護層用ゼラチン液と共に塗布し、乾燥した。
これをブランク試料Aとする。ハロゲン化銀1モル当す
ixio−’モル及び5X10−’モルのロジウム塩を
混合時に用いる以外はブランク試料Aと同様にして作製
した試:(=′+をそれぞれ比較B及び比較Cとする。
ixio−’モル及び5X10−’モルのロジウム塩を
混合時に用いる以外はブランク試料Aと同様にして作製
した試:(=′+をそれぞれ比較B及び比較Cとする。
又、ブランク試料Aのハロゲン化銀乳剤に有機減感剤(
’D − 9 )をハロゲン化銀1モル当り下記表のI
Iuり変化する以外は同様にして作且した試料をD−J
とする これらの試料を1.5a超高圧水銀灯光源の明室用プリ
ンターを用いてセンシトメトリー用の露光を施こし、D
−85現像液で20℃、2分間現像し、定着し、乾燥し
た。階調ガンマ(r)、i大透過濃度(pmax)、相
対憂度(S)を竿1表に示した。尚、最低透過濃度(D
m)はいずれの試料とも0.02であった。また、相対
感度CS’)はブランク試料Aを10,000としたと
きに相対値で示している。
’D − 9 )をハロゲン化銀1モル当り下記表のI
Iuり変化する以外は同様にして作且した試料をD−J
とする これらの試料を1.5a超高圧水銀灯光源の明室用プリ
ンターを用いてセンシトメトリー用の露光を施こし、D
−85現像液で20℃、2分間現像し、定着し、乾燥し
た。階調ガンマ(r)、i大透過濃度(pmax)、相
対憂度(S)を竿1表に示した。尚、最低透過濃度(D
m)はいずれの試料とも0.02であった。また、相対
感度CS’)はブランク試料Aを10,000としたと
きに相対値で示している。
さらにこれらの試料を500ルツクスの紫外線を除去し
た明室光すなわち東芝FL40SWNUの蛍光灯下で1
時間照・射した後に前記と同一の現像処理後に得られた
カブリ値(F)を第2表に示した(D−を含む)。また
、これらの試料にセンシトメトリー露光を与えた後に前
記の明室光下で30分間照射してから同様に現像処理し
た場合の減感率(それぞれの試料におけるセンシトメト
リー露光後直ちに現像処理したときの感度を100とす
る減感の割合;△S)を第1表に示した。
た明室光すなわち東芝FL40SWNUの蛍光灯下で1
時間照・射した後に前記と同一の現像処理後に得られた
カブリ値(F)を第2表に示した(D−を含む)。また
、これらの試料にセンシトメトリー露光を与えた後に前
記の明室光下で30分間照射してから同様に現像処理し
た場合の減感率(それぞれの試料におけるセンシトメト
リー露光後直ちに現像処理したときの感度を100とす
る減感の割合;△S)を第1表に示した。
第1表
(試料A,Bの△Sはカブリ著しいため測定不;走)実
施例1 参考例の試料Bの乳剤に有機減感剤(D−9)を下記の
通り変化して試料に一Nを作製した。
施例1 参考例の試料Bの乳剤に有機減感剤(D−9)を下記の
通り変化して試料に一Nを作製した。
以後、参考例と同様にして試駿した結果を第2表に示す
。
。
第 2 表
有機減感剤とロジウム塩を組み合わせても、ブランク試
料Aの感度をlogE=1.3を延えた値に減少させた
試料K及びLは、明室光下での減感が急激に悪くなるこ
とが判る。それに対して本発明の試料は、参考例の試料
H−Jに比べても甑めて高感度であるにも拘らず明室光
下でのカプリ発生と減感・が実質的になく、また階阻、
最大濃度も高く、非常に優れた高感度の明室用感光材料
であることが理解できる。
料Aの感度をlogE=1.3を延えた値に減少させた
試料K及びLは、明室光下での減感が急激に悪くなるこ
とが判る。それに対して本発明の試料は、参考例の試料
H−Jに比べても甑めて高感度であるにも拘らず明室光
下でのカプリ発生と減感・が実質的になく、また階阻、
最大濃度も高く、非常に優れた高感度の明室用感光材料
であることが理解できる。
実施例2
有機減感剤として(D−2)、(D−7)、(D−10
)、(D−11)、(D−13)または(D−16)を
ハロゲン化銀1モル茄り各々0.45キ添加する以外は
実施例1に従った(試料は順次0、P、QSRSS、T
とする)。
)、(D−11)、(D−13)または(D−16)を
ハロゲン化銀1モル茄り各々0.45キ添加する以外は
実施例1に従った(試料は順次0、P、QSRSS、T
とする)。
結果を第3表に示す。
第 3 表
実施例3
ハロゲシ化銀1モル当り5×10J′モルの水溶性ロジ
ウムを混合時に用いて製造した平均粒径0.3μmの塩
化銀乳剤(試料U)に有機減感剤(D−2)を塩化銀1
モル当り下記表の通り添加して試料v−yとした。
ウムを混合時に用いて製造した平均粒径0.3μmの塩
化銀乳剤(試料U)に有機減感剤(D−2)を塩化銀1
モル当り下記表の通り添加して試料v−yとした。
以後、参考例と同様に試験した結果を第4表に示す。
第 4 表
第4表では、logE=1.3を越えない値で感度(S
)を減少させた試料W、X及びYが高感度で明室光下の
カプリ、減感のないものであることが理解される。
)を減少させた試料W、X及びYが高感度で明室光下の
カプリ、減感のないものであることが理解される。
(F) 発明の効果
本発明のハロゲン化銀写真乳剤は、硬調で高い最大濃度
を有し、従来の明室用感光材料に比べて著1い高感度で
あり、且つ画像露光の前後に亘る明室光下でのカプリの
発生ならびに減感の欠点もないため長時間の取扱い安全
性が確保でき、更にプリンターの省電力や作業性の向上
をもたらすことができるものである。
を有し、従来の明室用感光材料に比べて著1い高感度で
あり、且つ画像露光の前後に亘る明室光下でのカプリの
発生ならびに減感の欠点もないため長時間の取扱い安全
性が確保でき、更にプリンターの省電力や作業性の向上
をもたらすことができるものである。
Claims (1)
- (1)少なくとも70モル%の塩化銀と減感剤を含有す
るネガ型微粒子ハロゲン化銀写真乳剤であって、前記減
感剤はポーラログラフの陽極電位と陰極電位の和が正で
ある有機減感剤と水溶性ロジウム塩の組み合わせからな
り、その組み合わせた量が前記乳剤の感度をlogE=
1.3を越えない値で減少させるに必要な量であること
を特徴とするハロゲン化銀写真乳剤。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14711084A JPS6126041A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | ハロゲン化銀写真乳剤 |
US06/755,310 US4666827A (en) | 1984-07-16 | 1985-07-15 | Silver halide photographic emulsion |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14711084A JPS6126041A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | ハロゲン化銀写真乳剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6126041A true JPS6126041A (ja) | 1986-02-05 |
JPH039451B2 JPH039451B2 (ja) | 1991-02-08 |
Family
ID=15422743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14711084A Granted JPS6126041A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | ハロゲン化銀写真乳剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6126041A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63183438A (ja) * | 1987-01-26 | 1988-07-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | ネガ型ハロゲン化銀写真感光材料 |
JPS63316042A (ja) * | 1987-06-18 | 1988-12-23 | Konica Corp | 明室で取り扱い可能なネガ型ハロゲン化銀写真感光材料 |
JPS6439623A (en) * | 1987-08-06 | 1989-02-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetic recording medium |
JPH04323601A (ja) * | 1991-04-23 | 1992-11-12 | Shinetsu Quartz Prod Co Ltd | 軽量反射鏡基体の製造方法 |
JPH04335301A (ja) * | 1991-05-10 | 1992-11-24 | Shinetsu Quartz Prod Co Ltd | 反射鏡基体の製造方法 |
JPH0560909A (ja) * | 1991-03-30 | 1993-03-12 | Shinetsu Quartz Prod Co Ltd | 軽量化反射鏡用基体及びその製造方法 |
JPH05119207A (ja) * | 1991-10-29 | 1993-05-18 | Shinetsu Quartz Prod Co Ltd | 軽量反射鏡基体の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56149030A (en) * | 1980-04-22 | 1981-11-18 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Photographic silver halide emulsion |
JPS59157633A (ja) * | 1983-02-25 | 1984-09-07 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | ハロゲン化銀写真乳剤の製造方法 |
-
1984
- 1984-07-16 JP JP14711084A patent/JPS6126041A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56149030A (en) * | 1980-04-22 | 1981-11-18 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Photographic silver halide emulsion |
JPS59157633A (ja) * | 1983-02-25 | 1984-09-07 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | ハロゲン化銀写真乳剤の製造方法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63183438A (ja) * | 1987-01-26 | 1988-07-28 | Fuji Photo Film Co Ltd | ネガ型ハロゲン化銀写真感光材料 |
GB2203256B (en) * | 1987-01-26 | 1990-06-20 | Fuji Photo Film Co Ltd | Negative type silver halide photographic material |
JPS63316042A (ja) * | 1987-06-18 | 1988-12-23 | Konica Corp | 明室で取り扱い可能なネガ型ハロゲン化銀写真感光材料 |
JPS6439623A (en) * | 1987-08-06 | 1989-02-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetic recording medium |
JPH0560909A (ja) * | 1991-03-30 | 1993-03-12 | Shinetsu Quartz Prod Co Ltd | 軽量化反射鏡用基体及びその製造方法 |
JPH04323601A (ja) * | 1991-04-23 | 1992-11-12 | Shinetsu Quartz Prod Co Ltd | 軽量反射鏡基体の製造方法 |
JPH04335301A (ja) * | 1991-05-10 | 1992-11-24 | Shinetsu Quartz Prod Co Ltd | 反射鏡基体の製造方法 |
JPH05119207A (ja) * | 1991-10-29 | 1993-05-18 | Shinetsu Quartz Prod Co Ltd | 軽量反射鏡基体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH039451B2 (ja) | 1991-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6058458B2 (ja) | 放射線画像形成方法 | |
US4047956A (en) | Low coating weight silver halide element and process | |
JPS6126041A (ja) | ハロゲン化銀写真乳剤 | |
US4666827A (en) | Silver halide photographic emulsion | |
US4892812A (en) | Silver halide photosensitive materials | |
JP2838791B2 (ja) | 明るい暗室ライティング条件で維持するのに好適なx線ハロゲン化銀写真材料 | |
JPS59157633A (ja) | ハロゲン化銀写真乳剤の製造方法 | |
JPH039450B2 (ja) | ||
US6528227B2 (en) | Film/screen system and image-forming system for use in direct X-ray applications | |
JPH0222935B2 (ja) | ||
JPS59177536A (ja) | ハロゲン化銀写真感光材料 | |
JPS6214144A (ja) | ハロゲン化銀写真感光材料 | |
JPS59159154A (ja) | ハロゲン化銀写真乳剤 | |
JPS59157630A (ja) | ハロゲン化銀写真乳剤 | |
JPH0827515B2 (ja) | カラ−画像の形成方法 | |
JPS63220131A (ja) | ハロゲン化銀写真感光材料 | |
JPH0222933B2 (ja) | ||
JPS63220130A (ja) | ハロゲン化銀写真乳剤 | |
JPS59142540A (ja) | ハロゲン化銀写真乳剤の製造法 | |
EP1195641B1 (en) | Film/Screen system and image-forming system for use in direct X-ray applications | |
JPH035728B2 (ja) | ||
JPH03615B2 (ja) | ||
JPH037928B2 (ja) | ||
JPS59142542A (ja) | ハロゲン化銀写真乳剤の製造方法 | |
JPS60217355A (ja) | ハロゲン化銀写真乳剤 |