JPS61259433A - 陰極線管のフイルミング方法 - Google Patents
陰極線管のフイルミング方法Info
- Publication number
- JPS61259433A JPS61259433A JP10311385A JP10311385A JPS61259433A JP S61259433 A JPS61259433 A JP S61259433A JP 10311385 A JP10311385 A JP 10311385A JP 10311385 A JP10311385 A JP 10311385A JP S61259433 A JPS61259433 A JP S61259433A
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- JP
- Japan
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- liquid
- lacquer
- nozzle
- vessel
- lacquer liquid
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、陰極線管の螢光面の製造工程において、螢
光体の面上にラッカー被膜を形成するフィルミング方法
に関する。
光体の面上にラッカー被膜を形成するフィルミング方法
に関する。
一般に、@極線管の螢光面は、ガラスパネルの内面に、
所定のパターンで螢光体を被着させた上に、電子透過性
のよい金属、例えばアルミニウムを蒸着させる、いわゆ
るメタルバック処理が施される。通常、陰極線管の螢光
面には数xoKV(D尚電圧が印加されておシ、この高
電圧で加速された電子線を螢光面に射突させて螢光体を
発光させている。この螢光体の上に形成される金属蒸着
膜は、螢光面を導電性に保持するとともに、その鏡面効
果によって発光光量のほとんどをガラスパネルの前面側
に放出させ、かつ、螢光体をイオン粒子の衝突から保護
するなどの役割を果している。
所定のパターンで螢光体を被着させた上に、電子透過性
のよい金属、例えばアルミニウムを蒸着させる、いわゆ
るメタルバック処理が施される。通常、陰極線管の螢光
面には数xoKV(D尚電圧が印加されておシ、この高
電圧で加速された電子線を螢光面に射突させて螢光体を
発光させている。この螢光体の上に形成される金属蒸着
膜は、螢光面を導電性に保持するとともに、その鏡面効
果によって発光光量のほとんどをガラスパネルの前面側
に放出させ、かつ、螢光体をイオン粒子の衝突から保護
するなどの役割を果している。
第2図は、この種のメタルバックを施すカラー隘極線管
の製造工程を示し、螢光体被着工程と、フィルミング工
程と、アルミニウム蒸着(メタルバック)工程と、ベー
キング工程とからなっておシ、具体的には第3図(IL
)〜(e)に示す処理が施される。
の製造工程を示し、螢光体被着工程と、フィルミング工
程と、アルミニウム蒸着(メタルバック)工程と、ベー
キング工程とからなっておシ、具体的には第3図(IL
)〜(e)に示す処理が施される。
すなわち、洗浄されたガラスパネル13υの内面ニ、写
真法などを応用して螢光面の非発光領域に、グラファイ
トのような光吸収性物質を被着させて、光吸収層パター
ン(支)を形成させる(第3図(a))。
真法などを応用して螢光面の非発光領域に、グラファイ
トのような光吸収性物質を被着させて、光吸収層パター
ン(支)を形成させる(第3図(a))。
次いで、各色の有機感光材、例えはポリビニルアルコー
ルと重クロム酸塩を主成分とする液に、所定色の螢光体
を懸濁させたものを、各色ごとに塗布、露光および現像
を施して、光吸2収層パターン■を施していない部分、
すなわち螢光面の発光領域の各対応部分に、緑缶、青(
例、赤(至)の螢光体を、ストライブ状あるいはドツト
状に被着させる(第3図(b) )。螢光体被着工程は
これで終了し、続いてフィルミング工程へ入る。
ルと重クロム酸塩を主成分とする液に、所定色の螢光体
を懸濁させたものを、各色ごとに塗布、露光および現像
を施して、光吸2収層パターン■を施していない部分、
すなわち螢光面の発光領域の各対応部分に、緑缶、青(
例、赤(至)の螢光体を、ストライブ状あるいはドツト
状に被着させる(第3図(b) )。螢光体被着工程は
これで終了し、続いてフィルミング工程へ入る。
このフィルミング工程はその次のアルミニウム蒸着工程
の前処理工程であり、螢光体被着工程において被着され
た螢光体の面上に、連続した有機質の薄膜を形成するも
のである。これは、螢光体の面上に、直接アルミニウム
蒸着を行なうと、連続した平滑な金属蒸着膜が形成でき
ないので、予め下地を平滑にするために施されるもので
ある。
の前処理工程であり、螢光体被着工程において被着され
た螢光体の面上に、連続した有機質の薄膜を形成するも
のである。これは、螢光体の面上に、直接アルミニウム
蒸着を行なうと、連続した平滑な金属蒸着膜が形成でき
ないので、予め下地を平滑にするために施されるもので
ある。
この工程として一般に採用されているエマルジョン形の
ラッカー液を用いたフィルミング方法t−第4図ないし
第6図を蚕照して説明する。
ラッカー液を用いたフィルミング方法t−第4図ないし
第6図を蚕照して説明する。
螢光体被着工程(現像処理)を終了したガラスパネル(
31Jは、第4図に示すように、パネルキャリア(41
)に保持され、第5図に示すヒータ(51)によりtず
約40℃に予熱される。ついで、駆動モータ(44)に
よ多回転しているこのガラスパネル圓の内面に、アクリ
ルエマルジョン、例えば日本アクリル社製の商品名B−
74を主成分とする水性乳剤(以下ラッカー液と称す)
(42を、電磁弁にを開いて、ノズルにによって注ぎか
ける。ついで、これを第5図(b)に示すように、多数
のヒータ(51)を配設したパネルに、第5図(IL)
に示すように、対面する位置に移動させ、余分のラッカ
ー液(転)を回転遠心力によって振シ切るとともに、加
熱乾燥させて螢光体の面上に、ポリメタクリル酸エステ
ル樹脂の滑らかなラッカー被膜国(第3図(C))を形
成させる。これはラッカー液(42)中のエマルジョン
粒子が、加熱乾燥の過程で水分が蒸発し、凝集溶融して
連続した被膜が形成されるのである。
31Jは、第4図に示すように、パネルキャリア(41
)に保持され、第5図に示すヒータ(51)によりtず
約40℃に予熱される。ついで、駆動モータ(44)に
よ多回転しているこのガラスパネル圓の内面に、アクリ
ルエマルジョン、例えば日本アクリル社製の商品名B−
74を主成分とする水性乳剤(以下ラッカー液と称す)
(42を、電磁弁にを開いて、ノズルにによって注ぎか
ける。ついで、これを第5図(b)に示すように、多数
のヒータ(51)を配設したパネルに、第5図(IL)
に示すように、対面する位置に移動させ、余分のラッカ
ー液(転)を回転遠心力によって振シ切るとともに、加
熱乾燥させて螢光体の面上に、ポリメタクリル酸エステ
ル樹脂の滑らかなラッカー被膜国(第3図(C))を形
成させる。これはラッカー液(42)中のエマルジョン
粒子が、加熱乾燥の過程で水分が蒸発し、凝集溶融して
連続した被膜が形成されるのである。
以上に述べた螢光体被着工程およびフィルミング工程は
、通常、ガラスパネル(9)を保持するパネルキャリア
(社)をループ状に配し、一定時間毎に順次移行させる
ようにした自動螢光面製造装置によって行なわれる。前
述したラッカー液(@の特性および塗布前後の加熱乾燥
は、その方法および程度によって後述する「アワムラ」
、「火ぶくれ」あるいは「きれつ」の症状を招くため、
特に注意してなされる。また、このようにしてフィルミ
ング工程を完了したガラスパネル(31Jは次のアルミ
ニウム蒸盾工程に入シ、真空蒸着法によってラッカー膜
■の上に2000〜400OAのアルミニウム蒸着膜(
支)が形成される(第3図(C))。
、通常、ガラスパネル(9)を保持するパネルキャリア
(社)をループ状に配し、一定時間毎に順次移行させる
ようにした自動螢光面製造装置によって行なわれる。前
述したラッカー液(@の特性および塗布前後の加熱乾燥
は、その方法および程度によって後述する「アワムラ」
、「火ぶくれ」あるいは「きれつ」の症状を招くため、
特に注意してなされる。また、このようにしてフィルミ
ング工程を完了したガラスパネル(31Jは次のアルミ
ニウム蒸盾工程に入シ、真空蒸着法によってラッカー膜
■の上に2000〜400OAのアルミニウム蒸着膜(
支)が形成される(第3図(C))。
このようにしてメタルバックされた螢光面は次のペーキ
ング工程によって、約430℃でベーキング処理され、
螢光体の被着工程およびフィルミング工程で使用された
有機成分を熱分解して飛散させ、螢光面の製造工程を終
了する。
ング工程によって、約430℃でベーキング処理され、
螢光体の被着工程およびフィルミング工程で使用された
有機成分を熱分解して飛散させ、螢光面の製造工程を終
了する。
自動螢光面製造装置による製造は、通常、ラッカー液□
□□が回収されて繰シ返し使用されるため、経時的にラ
ッカー被膜面の品質が変化していた。
□□が回収されて繰シ返し使用されるため、経時的にラ
ッカー被膜面の品質が変化していた。
すなわち、ラッカー液(42)の過剰分は第7図に示す
ように、回転するガラスパネル回の下に設置されている
回収槽側に回収され、液面制御によってポンプ(2)に
よシフイルターを通って再びヘッドタンク(至)に戻さ
れて繰シ返し使用される。また、ヘッドタンク■内の液
の減少分は補給タンクσ滲よp新しいラッカー液(42
)が液面制御によシボンブ徹によシフイルタ(至)を介
して補給される。
ように、回転するガラスパネル回の下に設置されている
回収槽側に回収され、液面制御によってポンプ(2)に
よシフイルターを通って再びヘッドタンク(至)に戻さ
れて繰シ返し使用される。また、ヘッドタンク■内の液
の減少分は補給タンクσ滲よp新しいラッカー液(42
)が液面制御によシボンブ徹によシフイルタ(至)を介
して補給される。
このような使用条件のもとてフィルミング工程を行なっ
ていると、ときどき経時的にラッカー被膜国は第6図(
a)に示されるような[アワツブJ (611および第
6図(b)に示されるような「アワムラ」−を生じてい
た。
ていると、ときどき経時的にラッカー被膜国は第6図(
a)に示されるような[アワツブJ (611および第
6図(b)に示されるような「アワムラ」−を生じてい
た。
このような「アワツブ」(6υや「アワムラ」姉を生じ
ると、局部的に螢光面の輝度を低下させるとともに、白
画面の均一性を損い、製品の歩留を低下させるという問
題点があった。
ると、局部的に螢光面の輝度を低下させるとともに、白
画面の均一性を損い、製品の歩留を低下させるという問
題点があった。
これらの不良発生の原因は、その名の示すin +)ラ
ッカー液中に生じる気泡でおって、通常この気泡をラッ
カー液中に発生させないように、ラッカー液の回収回路
の各装置の状態、およびラッカー液の特性管理が必要で
ある。特にラッカー液中には、0.5%程度の過酸化水
素水が含まれているので、回収経路から金属酸化物など
の不純物が混入しないよう、装置の構成材料等について
も配慮が必要であった。また、なんらかの原因でラッカ
ー液中の気泡が多くなって不良品が多発した場合、その
対策として、使用中のラッカー液を全て入れ替えるとい
うような消極的で、材料損失の多い処置も取らざるを得
ないなど、ラッカー液の「アワ」の発生防止に関して幾
多の問題点があった。
ッカー液中に生じる気泡でおって、通常この気泡をラッ
カー液中に発生させないように、ラッカー液の回収回路
の各装置の状態、およびラッカー液の特性管理が必要で
ある。特にラッカー液中には、0.5%程度の過酸化水
素水が含まれているので、回収経路から金属酸化物など
の不純物が混入しないよう、装置の構成材料等について
も配慮が必要であった。また、なんらかの原因でラッカ
ー液中の気泡が多くなって不良品が多発した場合、その
対策として、使用中のラッカー液を全て入れ替えるとい
うような消極的で、材料損失の多い処置も取らざるを得
ないなど、ラッカー液の「アワ」の発生防止に関して幾
多の問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、たとえ、ラッカー液中に気泡が発生していた
としても「アワツブ」や「アワムラ」の発生が少いフィ
ルミング方法を得ることを目的とする。
たもので、たとえ、ラッカー液中に気泡が発生していた
としても「アワツブ」や「アワムラ」の発生が少いフィ
ルミング方法を得ることを目的とする。
この発明のフィルミング方法は、ラッカー液をガラスパ
ネルの内面に注ぎかけるノズルの近傍に設けた密閉容器
内に、その上部から導き入れるとともに、その容器の下
部から導き出し、その水頭差でもって上記ノズルに送給
してラッカー液を塗布するようにしたことを特徴とする
ものである。
ネルの内面に注ぎかけるノズルの近傍に設けた密閉容器
内に、その上部から導き入れるとともに、その容器の下
部から導き出し、その水頭差でもって上記ノズルに送給
してラッカー液を塗布するようにしたことを特徴とする
ものである。
密閉容器内の上部に導き入れられたラッカー液に含まれ
ている「アワ」は、容器の上方に浮き上ってゆき、容器
の下部から導き出されるラッカー液中には、気泡が含ま
れる゛ことが少なくなる。
ている「アワ」は、容器の上方に浮き上ってゆき、容器
の下部から導き出されるラッカー液中には、気泡が含ま
れる゛ことが少なくなる。
また、容器の下部からノズルに流れ出るラッカー液は、
密閉容器内のラッカー面の液面と、ノズルとの嶋低差に
よる水頭圧によって送給され、また、密閉容器とノズル
との間の距離は短いので、この流路内において気泡が発
生することが極めて少なくなる。
密閉容器内のラッカー面の液面と、ノズルとの嶋低差に
よる水頭圧によって送給され、また、密閉容器とノズル
との間の距離は短いので、この流路内において気泡が発
生することが極めて少なくなる。
したがって、ガラスパネルの内面に注がれるラッカー液
に気泡が含まれることは極めて少なくなシ、「アワツブ
」等の不良品の発生が少なくなる。
に気泡が含まれることは極めて少なくなシ、「アワツブ
」等の不良品の発生が少なくなる。
第1図はこの発明の−実り例を示す図で、第1図に示し
た従来のフィルミング表置と相違するところは、ヘッド
タンク■からラッカー液を送給する電磁ポンプ(2)と
、ノズル(43との間に、ラッカー液(42)をいった
ん滞溜させる密閉容器(1)をノズル(側の近傍に設け
、電磁ポンプ(2)によシ送給される供給口(3)を、
密閉容器(1)の上部に設けるとともに、その出口を上
方に向けて設置し、他方、ノズル(43)へは密閉容器
(1)の下方から、水頭圧によってラッカー液(43が
流れ出るようにして送給する構成とした点である。図中
、(4)はノズル(431に連結される取出口、(5)
は密封容器(1)の上端に開口する通気口、(6)は密
閉容器(1)の下端に設けられた排出口、(7a)、(
7b)、(7c)はピンチコック、(8)はラッカー液
(@内に含まれていた気泡、(9)は密閉容器(1)の
上端に形成されている空間である。
た従来のフィルミング表置と相違するところは、ヘッド
タンク■からラッカー液を送給する電磁ポンプ(2)と
、ノズル(43との間に、ラッカー液(42)をいった
ん滞溜させる密閉容器(1)をノズル(側の近傍に設け
、電磁ポンプ(2)によシ送給される供給口(3)を、
密閉容器(1)の上部に設けるとともに、その出口を上
方に向けて設置し、他方、ノズル(43)へは密閉容器
(1)の下方から、水頭圧によってラッカー液(43が
流れ出るようにして送給する構成とした点である。図中
、(4)はノズル(431に連結される取出口、(5)
は密封容器(1)の上端に開口する通気口、(6)は密
閉容器(1)の下端に設けられた排出口、(7a)、(
7b)、(7c)はピンチコック、(8)はラッカー液
(@内に含まれていた気泡、(9)は密閉容器(1)の
上端に形成されている空間である。
このように構成されている密閉容器(1)は、たとえば
直径10cn、i%さ15(7)の円筒状に形成され、
ノズル(43から望ましくは1m以内の近傍に配設され
ている。ピンチコック(7b)、(7c)は通常の動作
時は閉じられておシ、ピンチコック(7a)は適当な流
量でラッカー液(42)が流れ出るように調節されてい
る。゛電磁ポンプ(2)は、密閉容器(1)内のラッカ
ー液(421の液面の高さが一定になるようにヘッドタ
ンク(至)からラッカー液を送給し、密閉容器(1)内
の空間(9)は、電磁ポンプ(2)から送給されるラッ
カー流の流圧を緩和するクッションの役割を果し、ノズ
ル(欄から流れ出るラッカー液(42の流量に変動が生
じないようにする作用を行う。
直径10cn、i%さ15(7)の円筒状に形成され、
ノズル(43から望ましくは1m以内の近傍に配設され
ている。ピンチコック(7b)、(7c)は通常の動作
時は閉じられておシ、ピンチコック(7a)は適当な流
量でラッカー液(42)が流れ出るように調節されてい
る。゛電磁ポンプ(2)は、密閉容器(1)内のラッカ
ー液(421の液面の高さが一定になるようにヘッドタ
ンク(至)からラッカー液を送給し、密閉容器(1)内
の空間(9)は、電磁ポンプ(2)から送給されるラッ
カー流の流圧を緩和するクッションの役割を果し、ノズ
ル(欄から流れ出るラッカー液(42の流量に変動が生
じないようにする作用を行う。
このように構成した密閉容器(1)を、ノズル(心の上
流側近傍に設けると、電磁ポンプ(2)によシ容器(1
)内に供給されたラッカー液(42)内に含まれている
゛気泡(8)は、ラッカー液(@の流れが上方に向って
いることもあって、容器(1)内の上端に集まシ、下方
に拡散することがない。したがって、取出口(4)から
流れ出るラッカー液(42)中には気泡が含まれること
がなくなる。
流側近傍に設けると、電磁ポンプ(2)によシ容器(1
)内に供給されたラッカー液(42)内に含まれている
゛気泡(8)は、ラッカー液(@の流れが上方に向って
いることもあって、容器(1)内の上端に集まシ、下方
に拡散することがない。したがって、取出口(4)から
流れ出るラッカー液(42)中には気泡が含まれること
がなくなる。
また、密封容器(1)からノズル(43)tでは、水頭
圧によって送給され、との流路長も短いので、この間で
気泡が発生することが極めて少なくなる。
圧によって送給され、との流路長も短いので、この間で
気泡が発生することが極めて少なくなる。
上記実施例の密閉容器(1)を製造ラインに装備してフ
ィルミング工程を施したところ、従来方法では0.5〜
0.6%の発生率でめった「アワツブ」、「アワムラ」
が、0.1%以下の発生率となシ、この実施例の効果が
vM認できた。
ィルミング工程を施したところ、従来方法では0.5〜
0.6%の発生率でめった「アワツブ」、「アワムラ」
が、0.1%以下の発生率となシ、この実施例の効果が
vM認できた。
以上の効果のほか、電磁弁(2)のON、OFF時に生
じる確率の高かった気泡の発生がまったくなシ、さらに
、従来、ノズルにに装置が必要であったメツシュフィル
タも不要となった。
じる確率の高かった気泡の発生がまったくなシ、さらに
、従来、ノズルにに装置が必要であったメツシュフィル
タも不要となった。
上記実施例では1個の密閉容器で構成した例を説明した
が、ノズルの使用数が増した場合、ラッカー液の粘度が
高くなった場合などKは二段またはそれ以上の段数の密
封容器をタンデムに連結して気泡の除去機能を高めたも
のを用いればよい。
が、ノズルの使用数が増した場合、ラッカー液の粘度が
高くなった場合などKは二段またはそれ以上の段数の密
封容器をタンデムに連結して気泡の除去機能を高めたも
のを用いればよい。
この発明は以上説明したように、ガラスパネルの内面に
ラッカー液を注ぎかけるノズルの近傍の上流側に1気密
容器を設け、この気密容器の上部にヘッドタンクからラ
ッカー流を送給するとともに、その容器の下部から水頭
圧によってラッカー液を流し出すようにしてノズルに送
給してガラスパネルの内面にラッカー流を塗布するよう
にしたので、注ぎかけるラッカー液内に含まれる気泡を
非常に少なくすることができ、したがって、従来方法で
は0.5〜0.6%あった「アワツブ」等の不良品を、
0.1%以下に減少させることができる。
ラッカー液を注ぎかけるノズルの近傍の上流側に1気密
容器を設け、この気密容器の上部にヘッドタンクからラ
ッカー流を送給するとともに、その容器の下部から水頭
圧によってラッカー液を流し出すようにしてノズルに送
給してガラスパネルの内面にラッカー流を塗布するよう
にしたので、注ぎかけるラッカー液内に含まれる気泡を
非常に少なくすることができ、したがって、従来方法で
は0.5〜0.6%あった「アワツブ」等の不良品を、
0.1%以下に減少させることができる。
第1図はこの発明の一実施例であるフィルミング装置の
構成図、第2図は陰極線管の螢光面を形成する製造工程
のブロック図、第3図(&)〜(C)はその製造工程を
説明するためのガラスパネルの断面図、第4図および第
5図(a) 、 (b)は従来のフィルミング方法を説
明するための図、第6図(a) 、 (b)はそれぞれ
陰極線管の螢光面に発生するラッカー被膜の不良例を説
明するための図、第7図は従来のフィルミング装置の構
成図である。 (1)・・・密閉容器、(3)・・・供給口、(4)・
・・取出口、(7a)・・・ピンチコック、Clυ・・
・ガラスパネル、(@・・・ラッカー液、(43・・・
ノズル。 なお、図中、同一符号はそれぞれ同一、または相当部分
を示す。
構成図、第2図は陰極線管の螢光面を形成する製造工程
のブロック図、第3図(&)〜(C)はその製造工程を
説明するためのガラスパネルの断面図、第4図および第
5図(a) 、 (b)は従来のフィルミング方法を説
明するための図、第6図(a) 、 (b)はそれぞれ
陰極線管の螢光面に発生するラッカー被膜の不良例を説
明するための図、第7図は従来のフィルミング装置の構
成図である。 (1)・・・密閉容器、(3)・・・供給口、(4)・
・・取出口、(7a)・・・ピンチコック、Clυ・・
・ガラスパネル、(@・・・ラッカー液、(43・・・
ノズル。 なお、図中、同一符号はそれぞれ同一、または相当部分
を示す。
Claims (1)
- (1)、ガラスパネルの内面に被着させた螢光体の上に
ノズルからラッカー液を注ぎかけて塗布し、このガラス
パネルを回転させながら加熱してラッカー被膜を形成さ
せる陰極線管のフィルミング工程において、上記ラッカ
ー液を滞溜させる密閉容器を上記ノズルから所定位置に
配設し、この密閉容器内にその上部からラッカー液を供
給するとともに、その下部からラッカー液を上記ノズル
に水頭圧でもって送給するようにしたことを特徴とする
陰極線管のフィルミング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311385A JPS61259433A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 陰極線管のフイルミング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311385A JPS61259433A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 陰極線管のフイルミング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61259433A true JPS61259433A (ja) | 1986-11-17 |
JPH0515022B2 JPH0515022B2 (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=14345542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10311385A Granted JPS61259433A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 陰極線管のフイルミング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61259433A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5679837A (en) * | 1979-12-03 | 1981-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | Method for filming fluorescent screen |
-
1985
- 1985-05-13 JP JP10311385A patent/JPS61259433A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5679837A (en) * | 1979-12-03 | 1981-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | Method for filming fluorescent screen |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0515022B2 (ja) | 1993-02-26 |
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