JPS6030033A - 螢光面のフイルミング方法 - Google Patents
螢光面のフイルミング方法Info
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- JPS6030033A JPS6030033A JP13975083A JP13975083A JPS6030033A JP S6030033 A JPS6030033 A JP S6030033A JP 13975083 A JP13975083 A JP 13975083A JP 13975083 A JP13975083 A JP 13975083A JP S6030033 A JPS6030033 A JP S6030033A
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- JP
- Japan
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- lacquer
- concentration
- lacquer solution
- solution
- recovered
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/20—Manufacture of screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored; Applying coatings to the vessel
- H01J9/22—Applying luminescent coatings
- H01J9/221—Applying luminescent coatings in continuous layers
- H01J9/223—Applying luminescent coatings in continuous layers by uniformly dispersing of liquid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は陰極線管の螢光面のフィルミング方法に関す
るものである。
るものである。
一般に、陰極線管の螢光面は、ガラスパネル内面に所定
の螢光体を被着させた上で、さらにこの螢光膜に電子透
過性の良い金属−たとえばアルミニウムを蒸着させるよ
うにしたいわゆるメタルバックが施される。通常、陰極
線管の螢光面には数10KVの高電圧が印加されており
、この高電圧で加速された電子線を螢光面に射突させて
螢光体を発光させている。この時、前記メタルバックす
なわら螢光膜上に形成される金属蒸着膜は、螢光膜面を
導電性に保持するとともに、その鏡面効果によって発光
光量のほとんどをガラスパネルm1 面(tillに取
り出せるようにし、かり螢光体をイオン粒子の衝突から
保饅するなどの役割を果している。
の螢光体を被着させた上で、さらにこの螢光膜に電子透
過性の良い金属−たとえばアルミニウムを蒸着させるよ
うにしたいわゆるメタルバックが施される。通常、陰極
線管の螢光面には数10KVの高電圧が印加されており
、この高電圧で加速された電子線を螢光面に射突させて
螢光体を発光させている。この時、前記メタルバックす
なわら螢光膜上に形成される金属蒸着膜は、螢光膜面を
導電性に保持するとともに、その鏡面効果によって発光
光量のほとんどをガラスパネルm1 面(tillに取
り出せるようにし、かり螢光体をイオン粒子の衝突から
保饅するなどの役割を果している。
第1図には、従来のこの種のメタルバックを施したカラ
ー受像管螢光面の製造工程が示され、また第2図ないし
第5図によってその詳細が示されている。第1図に示さ
れるようにメタルバックを施したカラー受像管螢光面の
fM造工程は一螢光体被着工程(1)と、フイルミング
工程(2)と、アルミニウム蒸着(メタルバック)工程
(3)と、ベーキング工程(4)とからなっており、具
体的には第2図に示されるように処理される。
ー受像管螢光面の製造工程が示され、また第2図ないし
第5図によってその詳細が示されている。第1図に示さ
れるようにメタルバックを施したカラー受像管螢光面の
fM造工程は一螢光体被着工程(1)と、フイルミング
工程(2)と、アルミニウム蒸着(メタルバック)工程
(3)と、ベーキング工程(4)とからなっており、具
体的には第2図に示されるように処理される。
すなわち、カラー陰極線管用ガラスバネ/I/Q0は、
洗浄された後に写真法などを応用して螢光面の非発光領
域に対し、たとえばグラファイトのような光吸収性物質
を被着させることにより、光吸収層バl−ンψ2を形成
させる(第2a図)、ついで、有機感光材、たとえばポ
リビニルアルコ−Iしと重クロム酸塩を主成分とする液
に所定色の螢光体を懸濁させ、各色で塗布、露光および
現像を繰り返して、前記光吸収層パターンに)を施して
いない部分、すなわち螢光面の発光領域の各対応部分に
対し、3fiX色である緑榊、青(財)そして赤に)の
各螢光体のストライプあるいはドツトを被着させる(第
2b図)。このようにして前記螢光体被着工程(1)を
終了し、続いて前記フィルミング工程(2)へ入る。
洗浄された後に写真法などを応用して螢光面の非発光領
域に対し、たとえばグラファイトのような光吸収性物質
を被着させることにより、光吸収層バl−ンψ2を形成
させる(第2a図)、ついで、有機感光材、たとえばポ
リビニルアルコ−Iしと重クロム酸塩を主成分とする液
に所定色の螢光体を懸濁させ、各色で塗布、露光および
現像を繰り返して、前記光吸収層パターンに)を施して
いない部分、すなわち螢光面の発光領域の各対応部分に
対し、3fiX色である緑榊、青(財)そして赤に)の
各螢光体のストライプあるいはドツトを被着させる(第
2b図)。このようにして前記螢光体被着工程(1)を
終了し、続いて前記フィルミング工程(2)へ入る。
このフィルミング工程(2)はそのつぎのアルミニウム
蒸着工程(3)の前処理工程であり、1riJ記工程(
1)において被着された螢光体面に薄い有機質の膜を形
成するものであって、これは螢光面にいきなりアルミニ
ウム蒸着を行なうと螢光体表面に直接アiL’ ミニラ
ムが被着されてしまって、連続した平滑な金属蒸着膜を
形成できないためになされるものである。この工程(2
)として、一般に採用されているエマルジョン形フイI
レミングを対象に第5図ないし第5図を参照して説明す
る。
蒸着工程(3)の前処理工程であり、1riJ記工程(
1)において被着された螢光体面に薄い有機質の膜を形
成するものであって、これは螢光面にいきなりアルミニ
ウム蒸着を行なうと螢光体表面に直接アiL’ ミニラ
ムが被着されてしまって、連続した平滑な金属蒸着膜を
形成できないためになされるものである。この工程(2
)として、一般に採用されているエマルジョン形フイI
レミングを対象に第5図ないし第5図を参照して説明す
る。
前述のようにして最後の螢光体の被着工程(現像処理)
を終了したガラスバネ/I/9カは、バネ/l/午↑リ
アーclOに保持されて第4&図および第4b図ヒータ
ー0υによりまず約40℃に予熱され、そしてアクリ〜
エマルジョン、たとえば日本アクリル社製の商品名B−
74を主成分とする水性乳剤c以下単にラッカー液と称
す)(2)をノズ/L/c11によって、駆動モーター
(財)で回転されているこのガラスバネtvHの螢光面
に流しかける。つしλで、これをたとえば多数のヒータ
ーαカに対面させる位置に移動させて、前記ラッカー液
−を回転遠心力によって振り切るとともに加熱乾燥させ
、螢光体層■。
を終了したガラスバネ/I/9カは、バネ/l/午↑リ
アーclOに保持されて第4&図および第4b図ヒータ
ー0υによりまず約40℃に予熱され、そしてアクリ〜
エマルジョン、たとえば日本アクリル社製の商品名B−
74を主成分とする水性乳剤c以下単にラッカー液と称
す)(2)をノズ/L/c11によって、駆動モーター
(財)で回転されているこのガラスバネtvHの螢光面
に流しかける。つしλで、これをたとえば多数のヒータ
ーαカに対面させる位置に移動させて、前記ラッカー液
−を回転遠心力によって振り切るとともに加熱乾燥させ
、螢光体層■。
ψ→、に)上にポリメタクリル酸エステル樹脂の滑らか
なラッカー被膜ψ偉(第20図)を形成させる。
なラッカー被膜ψ偉(第20図)を形成させる。
すなわら、前記ラッカー液■中のエマルジョン各位子が
加熱乾燥の過程で水分の蒸発により凝集溶融して連続し
た被膜が形成されるものである。
加熱乾燥の過程で水分の蒸発により凝集溶融して連続し
た被膜が形成されるものである。
以上に述べた螢光体被着工程(1)およびフィルミング
工程(2)は、通常、前記ガラスノぐネ/l/ψ0を保
持するパネルキャリアーC11)をp−プ状に配し、一
定時間毎に順次移行させるようにした自動蛍光面製造装
置によって行なわれる。前述したラッカー液の特性およ
び塗布前後の加熱乾燥はその方法および程度によって後
述する「ムラ」、「火ぶくれ」あるいは「亀裂」の症状
を招くため、とくに注意してなされる。また、このよう
にしてブイpミングを完了したガラスバネ/l’(ロ)
はつぎのアルミニウムー蒸着工程(3)に入り真空蒸着
法によって前記ラッカー膜■の上に2000〜4ooo
ekのアルミニウム蒸着膜に)が形成される(第20図
)。
工程(2)は、通常、前記ガラスノぐネ/l/ψ0を保
持するパネルキャリアーC11)をp−プ状に配し、一
定時間毎に順次移行させるようにした自動蛍光面製造装
置によって行なわれる。前述したラッカー液の特性およ
び塗布前後の加熱乾燥はその方法および程度によって後
述する「ムラ」、「火ぶくれ」あるいは「亀裂」の症状
を招くため、とくに注意してなされる。また、このよう
にしてブイpミングを完了したガラスバネ/l’(ロ)
はつぎのアルミニウムー蒸着工程(3)に入り真空蒸着
法によって前記ラッカー膜■の上に2000〜4ooo
ekのアルミニウム蒸着膜に)が形成される(第20図
)。
このようにしてメタルバックされた螢光面はつぎのベー
キング工程(4)によって、約460℃でベーキング処
理され、前記螢光体の被着工程およびフィルミング工程
で使用された有機成分を熱分解して飛散させ、螢光面の
製造工程を終了する。しかしながら、この最終のベーキ
ング工程(4)では、前記フイμミンダが適切でないと
−その蒸着膜に「火ぶくれ」とか「亀裂」などを生じて
不良品となるものであった。一般にア/L/lニウム蒸
着膜の特性を向上させるためには、前記ラッカー液をよ
り早く乾燥させて螢光面に均質で滑らかなラッカー被膜
に)を形成することが必要である。ところが。
キング工程(4)によって、約460℃でベーキング処
理され、前記螢光体の被着工程およびフィルミング工程
で使用された有機成分を熱分解して飛散させ、螢光面の
製造工程を終了する。しかしながら、この最終のベーキ
ング工程(4)では、前記フイμミンダが適切でないと
−その蒸着膜に「火ぶくれ」とか「亀裂」などを生じて
不良品となるものであった。一般にア/L/lニウム蒸
着膜の特性を向上させるためには、前記ラッカー液をよ
り早く乾燥させて螢光面に均質で滑らかなラッカー被膜
に)を形成することが必要である。ところが。
前記自動蛍光面製造装置による製造は、通常、前記ラッ
カー液−が回収されて繰り返し使用されるため経時的に
ラッカー被膜に)の品質が変化してし)だ。
カー液−が回収されて繰り返し使用されるため経時的に
ラッカー被膜に)の品質が変化してし)だ。
すなわち、ラッカー液に)の過剰分は第6図で示すよう
にガラスバネ/I/9カの回転する下に設置される回収
槽−に回収され、液面制御によってP、のボンダ1lI
) GCよりフィルター−を通って再びヘッドタンク−
に戻されて繰り返し使用される。また、ヘッドタンク−
内の液の減少分は補給タンク14より新しいラッカー液
0棒が液面制御によりP2のポンプ四によりフィIレタ
ー−を介して補給される。
にガラスバネ/I/9カの回転する下に設置される回収
槽−に回収され、液面制御によってP、のボンダ1lI
) GCよりフィルター−を通って再びヘッドタンク−
に戻されて繰り返し使用される。また、ヘッドタンク−
内の液の減少分は補給タンク14より新しいラッカー液
0棒が液面制御によりP2のポンプ四によりフィIレタ
ー−を介して補給される。
こうした使用条件のもとてフィルミングを行なっている
と、ときどき経時的にラッカー?l!膜0Φは第5a図
の拡大図に示されるような亀裂−やムラ←0および第5
b図に示されるような火ぶくれ−を生じていた。
と、ときどき経時的にラッカー?l!膜0Φは第5a図
の拡大図に示されるような亀裂−やムラ←0および第5
b図に示されるような火ぶくれ−を生じていた。
このような亀裂−やムラ←◇、また火ぶくれに)を生じ
ると、螢光面の輝度を低ドさせるとともに自画面の均一
性を著しるしく損ない好ましくない結果となる。
ると、螢光面の輝度を低ドさせるとともに自画面の均一
性を著しるしく損ない好ましくない結果となる。
従来・この不都合を解消するため、一つにはラッカー被
膜Q呻の品質が悪くなると(通常、アルミ蒸着を行なっ
た状態で判断する)、前記ヘッドタンク−のラッカー液
(ロ)を廃却して新しいものと入れかえる方式あるいは
ヒーターによる加熱乾燥温度を所定の値よりも高く調整
するなどの方法によっていたが、後者の場合、亀裂−や
ムラ争0が改善されたとしても逆に火ぶくれ6埠が顕著
になる危険性があり、その解消方法としては問題があっ
た。
膜Q呻の品質が悪くなると(通常、アルミ蒸着を行なっ
た状態で判断する)、前記ヘッドタンク−のラッカー液
(ロ)を廃却して新しいものと入れかえる方式あるいは
ヒーターによる加熱乾燥温度を所定の値よりも高く調整
するなどの方法によっていたが、後者の場合、亀裂−や
ムラ争0が改善されたとしても逆に火ぶくれ6埠が顕著
になる危険性があり、その解消方法としては問題があっ
た。
したがって、このような従来の方法では、品質や歩留り
の低下、材料の損失、合せてフイIレミング工程の制御
を困難にするなどの欠点を有していた。
の低下、材料の損失、合せてフイIレミング工程の制御
を困難にするなどの欠点を有していた。
この発明の目的は、前述したような従来の欠点を除去し
て、品質の良いラッカー皮膜を得るとともに・材料を有
効に利用し、合せてフイIレミング工程の管理を容易に
するためのフィルミング方法を提供することにある。
て、品質の良いラッカー皮膜を得るとともに・材料を有
効に利用し、合せてフイIレミング工程の管理を容易に
するためのフィルミング方法を提供することにある。
フイ/l/ミング工程(2)、とくに回収使用するラッ
カー液について詳しく調査した結果、経時的に回収再使
用するラッカー液の固形分濃度が徐々に上昇し、補給用
のラッカー液濃度よりもかなり(約0.5%)高くなっ
ていることを見い出した。つぎ昏こ固形分濃度と同一フ
ィルミング条件における前記「火ぶくれ」の関係を実験
により調べたところ、固形分濃度の上昇とともに「火ぶ
くれ」の発生確率が高まることを確認した。また固形分
の上昇する原因としては単に水分によるものであって、
ラッカー液の固形分を構成する各種成分の比率の変化に
よるものではないことも分析の結果、明らかとなった。
カー液について詳しく調査した結果、経時的に回収再使
用するラッカー液の固形分濃度が徐々に上昇し、補給用
のラッカー液濃度よりもかなり(約0.5%)高くなっ
ていることを見い出した。つぎ昏こ固形分濃度と同一フ
ィルミング条件における前記「火ぶくれ」の関係を実験
により調べたところ、固形分濃度の上昇とともに「火ぶ
くれ」の発生確率が高まることを確認した。また固形分
の上昇する原因としては単に水分によるものであって、
ラッカー液の固形分を構成する各種成分の比率の変化に
よるものではないことも分析の結果、明らかとなった。
前記、経時的に回収再使用するラッカー液の固形分の上
昇の原因は、前述したガラスパネル(21)にラッカー
液を注入する際のラッカー液の温度上昇による水分の蒸
発によるものと考えられる。すなわらガラスバネ/l/
(財)に注入するラッカー液の固形分と、回収された液
のそれでは、後者の方がわずかに高く、繰り返し使用す
る間に尚初の値よりかなり高くなるものである。
昇の原因は、前述したガラスパネル(21)にラッカー
液を注入する際のラッカー液の温度上昇による水分の蒸
発によるものと考えられる。すなわらガラスバネ/l/
(財)に注入するラッカー液の固形分と、回収された液
のそれでは、後者の方がわずかに高く、繰り返し使用す
る間に尚初の値よりかなり高くなるものである。
以上に述べたような点から、再使用するラッカー液に対
し、何らかの固形分調整手段を取ればラッカー液の濃度
を安定化させることができ、「火ぶくれ」の発生をなく
することができると想定して実験を行い、想定通りの結
果を得てこの発明を完成させたものである。すなわち、
m1述の回収使用するラッカー液(第6図62)の濃度
を所定の値に保ったフィルミング方法であって、以下、
この発明の螢光面のフィルミング方法を好適な実施例に
よりさらに詳細に説明する。
し、何らかの固形分調整手段を取ればラッカー液の濃度
を安定化させることができ、「火ぶくれ」の発生をなく
することができると想定して実験を行い、想定通りの結
果を得てこの発明を完成させたものである。すなわち、
m1述の回収使用するラッカー液(第6図62)の濃度
を所定の値に保ったフィルミング方法であって、以下、
この発明の螢光面のフィルミング方法を好適な実施例に
よりさらに詳細に説明する。
〔実施例1〕
20秒で1回(20秒インデックス)移動する前記自動
蛍光面製造装置におけるラッカー液塗布工程において、
作業時間約6時間毎(作業数1080)に60000の
純水を回収槽(第6図60)に添加するものである。純
水量および添加頻度は製造される陰極線管の種類あるい
は工程の状況に応じて任意に設定されるものでよい。ま
た状況によっては自動的に純水を添加するような装置の
応用も可能である。
蛍光面製造装置におけるラッカー液塗布工程において、
作業時間約6時間毎(作業数1080)に60000の
純水を回収槽(第6図60)に添加するものである。純
水量および添加頻度は製造される陰極線管の種類あるい
は工程の状況に応じて任意に設定されるものでよい。ま
た状況によっては自動的に純水を添加するような装置の
応用も可能である。
〔実施例2〕
20秒インデックスの自動蛍光面製造装置におけるラッ
カー液塗布工程において、螢光面に注入するラッカー液
の所定濃度を16.0%とする場合、補給用ラッカー液
(第6図64)の濃度を15.5%に設定するものであ
る。補給用ラッカー液の濃度は製置ラインの状況に応じ
て適切な値に設定されてよい。
カー液塗布工程において、螢光面に注入するラッカー液
の所定濃度を16.0%とする場合、補給用ラッカー液
(第6図64)の濃度を15.5%に設定するものであ
る。補給用ラッカー液の濃度は製置ラインの状況に応じ
て適切な値に設定されてよい。
以上の実施例のように調整されたラッカー液を使用した
フィルミング方法によれば、従来のラッカー被膜の品位
と品質的に差もなく−とくに回収使用されるフィルミン
グ工程において、ラッカー液の経時的な変化がなく、シ
たがって品質のよい安定した螢光面の製造を続けること
ができた。
フィルミング方法によれば、従来のラッカー被膜の品位
と品質的に差もなく−とくに回収使用されるフィルミン
グ工程において、ラッカー液の経時的な変化がなく、シ
たがって品質のよい安定した螢光面の製造を続けること
ができた。
これらの実施例で示した濃度調整手段は工程の状況に合
せ種々の形態、装置があることは言うまでもない。
せ種々の形態、装置があることは言うまでもない。
なお−ラッカー液注入後の乾燥中、パネルスカート部に
付着したラッカー液は、従来と同様にパネルスカート部
洗浄機、いわゆるトリミング機により第7図に示される
ように純水(7カで洗い流すようにすれば以後の工程に
支障をきたすおそれは全くなくなる。
付着したラッカー液は、従来と同様にパネルスカート部
洗浄機、いわゆるトリミング機により第7図に示される
ように純水(7カで洗い流すようにすれば以後の工程に
支障をきたすおそれは全くなくなる。
また、この発明での濃度安定化手段は、前述の説明以外
にも、たとえば光吸収膜を形成するためのレジスト溶液
、グラファイト溶液などにも応用可能である。
にも、たとえば光吸収膜を形成するためのレジスト溶液
、グラファイト溶液などにも応用可能である。
以上詳述したように、この発明の方法による螢光面のフ
ィルミング方法によれば、従来、コントロールされてい
なかったラッカー液の使用中における経時的な濃度の変
化を容易になくすることができ、とくにラッカー液を回
収使用するプイルミング工程における品質、工程歩留り
、材料歩留り、そして工程の管理面において優れた効果
を発揮できる。
ィルミング方法によれば、従来、コントロールされてい
なかったラッカー液の使用中における経時的な濃度の変
化を容易になくすることができ、とくにラッカー液を回
収使用するプイルミング工程における品質、工程歩留り
、材料歩留り、そして工程の管理面において優れた効果
を発揮できる。
第1図は螢光面の製置工程を示すブロック図、第2a図
、第2b図および第20−はカラー陰極線管の螢光面の
製造を工程順に示す断面図、第6図、第4a図および第
4b図はフイルミング工程において使用される装置を示
す断面図および正面図、第5a図および第5b図は従来
の方法によって螢光面に生ずる不良症状を示す拡大図お
よびスケッチ図、第6図はラッカー液を回収使用する工
程の装置を示す概略図、第7図はトリミング機によるス
カート部の洗浄を示す断面図でアル。 参り・・・ガラスパネル、に)−4、H−・・螢光膜、
Gl+→・・・ラッカー被膜、に)・・・アルミニウム
蒸着膜、イ碌・・・ラッカー液、輪・・・回収タンク、
輪・・・ヘッドタンク、−・・・補給用タンク、Ql)
・・・純水。 なお、図中同一符号は同一もしくは相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 第1図 第3図 第4a図 第4b図 第5a図 2 第5b図
、第2b図および第20−はカラー陰極線管の螢光面の
製造を工程順に示す断面図、第6図、第4a図および第
4b図はフイルミング工程において使用される装置を示
す断面図および正面図、第5a図および第5b図は従来
の方法によって螢光面に生ずる不良症状を示す拡大図お
よびスケッチ図、第6図はラッカー液を回収使用する工
程の装置を示す概略図、第7図はトリミング機によるス
カート部の洗浄を示す断面図でアル。 参り・・・ガラスパネル、に)−4、H−・・螢光膜、
Gl+→・・・ラッカー被膜、に)・・・アルミニウム
蒸着膜、イ碌・・・ラッカー液、輪・・・回収タンク、
輪・・・ヘッドタンク、−・・・補給用タンク、Ql)
・・・純水。 なお、図中同一符号は同一もしくは相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 第1図 第3図 第4a図 第4b図 第5a図 2 第5b図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)ガラスパネル内面に形成した螢光膜上に非水溶性
被膜形成樹脂を主成分とするラッカー液を注入塗布し、
過剰の前記ラッカー液を回収して繰り返し使用する螢光
面のフィルミング方法におし1て、前記螢光面に注入す
るラッカー液の固形分濃度と前記過剰分の回収されるラ
ッカー液の固形分濃度の差を補正する手段を有すること
を特徴とする螢光面のフィルミング方法。 (2)螢光面に注入するラン゛カー液もしくは回収され
るラッカー液の少なくとも一方に、連続的または間欠的
に濃度調整用の溶液が添加される特許請求の範囲第1項
記載の螢光面のプイルミング方法。 (8)濃度調整用の溶液は水である特許請求の範囲第2
項記載の螢光面のフィルミング方法。 (4)濃度調整用の溶液は前記回収して繰り返し使用す
る際に減少するラッカー液を補充するためのラッカー液
であって、かつ螢光面に注入するラッカー液よりも固形
分濃度の低いものである特許請求の範囲第2項記載の螢
光面のフィルミング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13975083A JPS6030033A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 螢光面のフイルミング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13975083A JPS6030033A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 螢光面のフイルミング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6030033A true JPS6030033A (ja) | 1985-02-15 |
Family
ID=15252511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13975083A Pending JPS6030033A (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 螢光面のフイルミング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030033A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0360739U (ja) * | 1989-10-16 | 1991-06-14 | ||
US7148589B2 (en) | 1994-03-28 | 2006-12-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method and apparatus for controlling internal heat generating circuit |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5354965A (en) * | 1976-10-29 | 1978-05-18 | Hitachi Ltd | Fluorescent screen application device for color piture tube |
JPS5441663A (en) * | 1977-09-09 | 1979-04-03 | Hitachi Ltd | Forming method of color receiving tube fluorescent screen |
JPS57157434A (en) * | 1981-03-23 | 1982-09-29 | Mitsubishi Electric Corp | Method for filming on fluorescent surface |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP13975083A patent/JPS6030033A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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