JP2000218211A - 塗液供給方法およびその装置 - Google Patents

塗液供給方法およびその装置

Info

Publication number
JP2000218211A
JP2000218211A JP11024586A JP2458699A JP2000218211A JP 2000218211 A JP2000218211 A JP 2000218211A JP 11024586 A JP11024586 A JP 11024586A JP 2458699 A JP2458699 A JP 2458699A JP 2000218211 A JP2000218211 A JP 2000218211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating liquid
outer peripheral
peripheral wall
base material
liquid supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11024586A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Aoki
延之 青木
Hiroyuki Kotani
博之 小谷
Hiroshi Deguchi
寛 出口
Takeshi Maeda
剛 前田
Masato Mitani
真人 三谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electronics Corp
Priority to JP11024586A priority Critical patent/JP2000218211A/ja
Publication of JP2000218211A publication Critical patent/JP2000218211A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前面パネルの内面の必要とされる個所のみに
確実にかつ簡単に塗液を供給するとともに、前面パネル
全面において塗布ムラがなく、均一に塗膜を形成するこ
とができる塗液供給方法およびその装置を提供する。 【解決手段】 基材である前面パネル12のうち外周壁
12aに囲まれた内面10に沿って移動し、塗液29を
基材の内面10に連続的に掃引塗布する塗液供給部46
と、塗液供給部46が基材の外周壁12aに位置したと
きに塗液29の付着を防ぐ必要がある基材の外周壁12
a部を覆うように設けられた塗液遮蔽手段47とを備
え、塗液供給部46からの塗液29の塗布量は、基材の
内面10の中央部よりも塗液供給部46の塗液29の掃
引終了側にある外周壁120aの近傍部を多く設定して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばテレビジョ
ン受像機、PDP等の前面パネルの内面に蛍光体層形成
用塗液を供給する作業等における枠状の外周壁を有する
基材の内面に塗液を塗布する際に用いる塗液供給方法お
よびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なTV用陰極線管は、内面にドッ
ト状又はストライプ状の複数色の蛍光体を有する前面パ
ネル、この前面パネルの後方にフリットガラスを介して
接続されたファンネル、このファンネルの後方に形成さ
れ、内部に電子ビームを放射するためのインライン型の
電子銃が配置されるネック部からなるガラスバルブを備
え、前面パネルは、緩やかに湾曲した内面と、この内面
の外周に立設された枠状の外周壁とを有する深皿状をな
している。
【0003】また、前面パネルに蛍光体層を形成する工
程は、塗液供給手段を用いて、蛍光体入り塗液を前面パ
ネルの内面に供給した後、塗液膜を乾燥硬化させたり、
蛍光体層を所定のパターンに形成したりする作業を行
う。
【0004】その塗液供給手段として、特開平8−31
8193号公報には、図12に示すように、所定量の塗
液を陰極線管の前面パネルに効率的に供給するために、
線状に複数個配列された塗液1の吐出穴を有する塗液供
給部2を前面パネル3の内面4の上方に設け、かつ塗液
1を複数の吐出穴から同時に全体がカーテン状になるよ
うな状態で吐出させるとともに、内面4に対して塗液供
給部2の吐出穴を対向させて矢印6の方向に一定の掃引
速度で移動させて前面パネル3の内面4に塗液を供給す
ることが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の塗液供給手段では、塗液1を付着させたくない個所
にも塗液1が付着したり、前面パネル3の内面4におけ
る外周壁5の近傍において塗液1の塗布ムラが発生する
という問題があった。
【0006】すなわち、この塗液供給手段は、塗液1を
複数の吐出穴から同時に全体がカーテン状になるような
状態で吐出させるため、前面パネル3の内面4の広い領
域に短時間に塗液1を供給することができるが、塗液供
給部2の吐出穴の目詰まりを防止するために塗液供給部
2の移動開始前に予備運転する必要がある。また、その
予備運転は前面パネル3の内面4上で行うと塗布ムラの
原因となるため前面パネル3の外周壁5より外側で行う
必要がある。したがって、前面パネル3の外側から内面
4にわたって塗液1を供給することになるので、外周壁
5a,5bの内外面およびその端面7a,7bに塗液1
が付着し、その後、前面パネル3をファンネルにフリッ
ト接合する際に接合作業が行ない難くなったり、また製
造時の露光工程でシャドウマスクを着脱する際に、外周
壁5a,5bに付着した塗膜(塗液1が乾燥した膜)が
剥がれ脱落し、例えば完成された陰極線管にあってはシ
ャドウマスクの目詰まりおよび高圧不良が発生するとい
う問題があった。
【0007】また、塗液供給部2が塗液1の掃引終了側
にある前面パネル3の外周壁5bに移動してきた場合、
塗液1が図13に示す破線のように傾斜した落下経路を
たどるので、外周壁5bが影となって外周壁5bの近傍
の内面4に塗液1が塗布されず、これにより前面パネル
3の内面4に塗布ムラが発生し陰極線管の品質性能を著
しく落としてしまうという問題があった。
【0008】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、前面パネルの内面の必要とされる個
所のみに確実にかつ簡単に塗液を供給するとともに、前
面パネル内面全域において塗布ムラがなく、均一に塗膜
を形成することができる塗液供給方法およびその装置を
提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の塗液供給方法
は、枠状の外周壁を有する基材の内面に塗液供給部の吐
出穴から塗液を連続的に吐出させながら、前記基材と前
記吐出穴とを相対的に移動して前記基材の内面に前記塗
液を掃引塗布する塗液供給方法であって、前記塗液の付
着を防ぐ必要がある前記基材の外周壁部を塗液遮蔽手段
で覆った後に、前記吐出穴から塗液を連続的に吐出させ
ながら、前記吐出穴が前記基材の外周壁の外側から内側
に向かって移動すると共に、前記吐出穴からの塗液の塗
布量を前記基材の内面においてその中央部よりも前記塗
液の掃引終了側にある前記外周壁近傍部で多くする。
【0010】塗液遮蔽手段により基材の外周壁部を覆っ
ているので、基材の内面の必要とされる個所のみに確実
にかつ簡単に塗液を供給でき、また、吐出穴からの塗液
の塗布量を、基材の内面においてその中央部よりも前記
塗液の掃引終了側にある前記外周壁近傍部で多くするこ
とにより、基材の内面全域において塗布ムラをなくすこ
とができる。
【0011】また、塗液供給部の塗液の掃引速度は、基
材の内面において前記内面中央部よりも前記塗液の掃引
終了側にある外周壁近傍部で遅くする。
【0012】これにより、塗液の掃引速度によって基材
の外周壁が影となる領域(基材の内面に塗液が塗布でき
ない領域)が小さくなり、基材の内面全域において塗布
ムラをなくすことができる。
【0013】また、塗液供給部の吐出穴からの塗液の吐
出流量は、基材の内面において前記内面中央部よりも前
記塗液の掃引終了側にある外周壁近傍部で多くしてい
る。
【0014】これにより、塗液の掃引速度によって基材
の外周壁が影となる領域が小さくなり、基材の内面全域
において塗布ムラをなくすことができる。
【0015】また、塗液供給部の吐出穴が線状に複数個
配列されている。
【0016】これにより、基材の内面に塗液を効率的に
供給することができる。
【0017】また、塗液供給部を吐出穴の配列方向に往
復移動するよう構成している。
【0018】この方法により、吐出穴の穴ピッチ分だけ
のスジ状の塗布ムラを低減できる。
【0019】本発明の塗液供給装置は、枠状の外周壁を
有する基材に対して相対的に移動し、かつ前記基材の内
面に塗液を連続的に供給するための吐出穴を有する塗液
供給部と、前記塗液の付着を防ぐ必要がある前記基材の
外周壁部を覆うよう構成した塗液遮蔽手段とを備え、前
記吐出穴が前記基材の外周壁の外側から内側に向かって
移動すると共に、前記吐出穴からの塗液の塗布量を前記
基材の内面においてその中央部よりも前記塗液の掃引終
了側にある前記外周壁近傍部で多くする。
【0020】塗液遮蔽手段により基材の外周壁部を覆っ
ているので、基材の内面の必要とされる個所のみに確実
にかつ簡単に塗液を供給でき、また、吐出穴からの塗液
の塗布量を、基材の内面においてその中央部よりも前記
塗液の掃引終了側にある前記外周壁近傍部で多くするこ
とにより、基材の内面全域において塗布ムラをなくすこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0022】図5に示すように、本発明の陰極線管の製
造方法または製造装置により製造される陰極線管は、例
えば、カラー陰極線管で、内面10にドット状又はスト
ライプ状の複数色の蛍光体層が形成されたスクリーン膜
11を有する基材である前面パネル12と、前面パネル
12の後方にフリットガラス13を介して接続されたフ
ァンネル14と、ファンネル14の後方に形成され、内
部に電子ビーム15を放射するためのインライン型の電
子銃16が配置されるネック部14aとでガラスバルブ
17が形成されている。ガラスバルブ17内には、前面
パネル12の各色蛍光体層に対応して配置された開孔1
8を複数個有するシャドウマスク19と、シャドウマス
ク19を支持するマスクフレーム20と、マスクフレー
ム20の電子銃16側に固定された磁気シールド板21
と、パネル内面10にシャドウマスク19面を近接させ
て、マスクフレーム20をガラスバルブ17に支持する
支持手段22とを備えている。
【0023】また、前面パネル12は、図4に示すよう
に、外周壁12aに囲まれて緩やかに湾曲した内面10
(以下、「パネル内面10」という)上にカーボン膜2
3、蛍光体層24、ラッカー膜25およびアルミ膜26
等によりスクリーン膜11が形成されている。
【0024】次に、本発明の陰極線管の製造方法につい
て説明する。
【0025】本発明の陰極線管の製造方法は、図8に示
すように、洗浄工程27で前面パネル12を洗浄した
後、塗布工程28によりパネル内面10に、例えばポリ
ビニルピロリドン−アジド系感光液(PVP系感光液)
の塗液29aを塗布し、乾燥工程30で乾燥する。次に
青,緑,赤の各色蛍光体層24が形成されるべき部分が
残るように、露光工程31でシャドウマスク19を介し
て露光すると共に現像工程32で現像し、青,緑,赤の
各色蛍光体層24が形成されるべき部分のみに感光膜を
残す。
【0026】次に、塗布工程33によりパネル内面10
に、例えばカーボン粒子の塗液29bを塗布し、乾燥工
程34で乾燥した後、現像工程35で先に形成した感光
膜のみを選択除去する。これにより、青,緑,赤の各色
蛍光体層24が形成される部分以外の領域にカーボン膜
23が形成される。
【0027】次に、塗布工程36によりカーボン膜23
が形成されたパネル内面10に、第1色目の青色蛍光体
粒子とPVAと重クロム酸アンモニウムとの混合液の塗
液29cを塗布し、乾燥工程37で乾燥する。続いて、
露光工程38によりシャドウマスク19を介して露光
し、現像工程39で現像処理し、所定箇所に第1色目の
青色の蛍光体層24を形成する。
【0028】次に、同様に塗布工程36、乾燥工程3
7、露光工程38および現像工程39を繰り返し、所定
箇所に第2色目の緑色の蛍光体層24を形成し、続いて
同様の工程、すなわち、塗布工程36、乾燥工程37、
露光工程38および現像工程39を繰り返し、所定箇所
に第3色目の赤色の蛍光体層24を形成する。
【0029】次に、塗布工程40により青,緑,赤等の
各色蛍光体層24が形成されたパネル内面10に、アク
リルエマルジョン液からなるラッカーの塗液29dを塗
布し、乾燥工程41で乾燥する。続いて、蒸着工程42
によりラッカー膜25が形成されたパネル内面10に、
アルミを蒸着しアルミ膜26を形成する。
【0030】最後に、ファンネル14と、カーボン膜2
3、蛍光体層24、ラッカー膜25およびアルミ膜26
等が形成された前面パネル12とをフリット接合し、真
空排気等を行い陰極線管を製作した。
【0031】なお、蛍光体層形成用の塗液29とは、上
記塗液29a,29b,29c,29dをいう。また、
本発明の塗液供給方法は、図8に示す陰極線管の製造方
法において、図2に示すように基材である前面パネル1
2の内面10に蛍光体層形成用の塗液29を供給する塗
布工程28,33,36,40の少なくとも1つに用い
られている。
【0032】例えば、青色蛍光体層24を形成する場合
の塗布工程36は、図1に示すように、パネル台43に
パネル内面10を上向きにして前面パネル12を載置し
た後、塗液供給部46の射出ノズル44から青色蛍光体
粒子とPVAと重クロム酸アンモニウムとの混合液の塗
液29cを連続的に吐出させながら、前面パネル12に
対して射出ノズル44を矢印Y方向に移動して、カーボ
ン膜23が形成されたパネル内面10に塗液29cを掃
引塗布する塗液供給方法である。そして、塗液29cの
付着を防ぐ必要がある前面パネル12の外周壁120a
部を塗液遮蔽手段47で覆った後に、射出ノズル44か
ら塗液29cを連続的に吐出させながら、射出ノズル4
4が前面パネル12の外周壁120aの外側から内側
(パネル内面10)に向かって矢印Y方向に移動すると
共に、射出ノズル44からの塗液29cの塗布量(パネ
ル内面10の単位面積当たりの塗液29cの塗布量)を
パネル内面10においてその中央部よりも塗液29cの
掃引終了側にある外周壁120aの近傍部で多くする
(例えば、射出ノズル44の塗液29cの掃引速度を変
化させる場合には、パネル内面10の中央部よりも塗液
29cの掃引終了側にある外周壁120aの近傍部で遅
くする)。これにより、カーボン膜23が形成されたパ
ネル内面10に塗液29cが塗布される。次に、駆動機
構45によりパネル台33を傾斜および回転させて、パ
ネル内面10に塗布された塗液29cを平滑化してい
る。
【0033】次に塗布工程36を用いた本発明の第1の
実施の形態の塗液供給装置について説明する。
【0034】本発明の第1の実施の形態の塗液供給装置
は、図1および図2に示すように、パネル内面10を上
向きにして前面パネル12を載置するパネル台43と、
パネル台43を矢印θ方向に傾斜および矢印N方向に回
転させる駆動機構45と、パネル台43の上方に設けら
れ、パネル台43に載置された前面パネル12に対して
矢印Y方向に移動し、かつ塗液29をパネル内面10に
連続的に供給する塗液供給部46と、前面パネル12の
外周壁120aの上方に設けられ、かつ塗液29の付着
を防ぐ必要がある前面パネル12の外周壁120a部を
覆うように構成した塗液遮蔽手段47と、塗液遮蔽手段
47上に落下した塗液29を回収する回収容器48とを
備えている。そして、塗液供給部46からの塗液29の
塗布量は、パネル内面10においてその中央部よりも塗
液29の掃引終了側にある外周壁120aの近傍部で多
くしている。
【0035】塗液供給部46は、塗液29を塗布する、
内径が0.1〜1mm、穴ピッチが0.5〜10mmで
複数個の小穴を線状に配列した吐出穴44aを有する射
出ノズル44(図3を参照)と、射出ノズル44に塗液
29を供給する供給口49と、射出ノズル44内の余剰
の塗液29を排出する排出口50と、射出ノズル44を
例えば前面パネル12の長辺と平行な矢印Y方向に往復
移動する搬送手段51とで構成されている。また、射出
ノズル44の吐出穴44aは、その穴の目詰まりを防止
するために線状の塗液29を連続的(カーテン状)に射
出するようにしたものであって、前面パネル12のサイ
ズおよび塗液29内の泡混入を考慮すれば、概ねパネル
内面10から10〜100mmの離間した位置に設ける
ことが好ましい。なお、吐出穴44aの形状は、塗液2
9の直線性を考慮すれば、六角形とするのが好ましい
が、これに限るものでない。
【0036】搬送手段51は、間隔をあけて平行に配置
された一対のガイドレール52a,52bと、ガイドレ
ール52a,52bに摺動可能に支持され、かつ射出ノ
ズル44の両端を保持する保持部材53a,53bと、
保持部材53aを移動させるボールネジ54と、ボール
ネジ54の回転速度および回転方向を制御する制御モー
タ55とで構成されている。また、パネル内面10の中
央部よりも塗液供給部46の塗液29の掃引終了側にあ
る外周壁120aの近傍部で塗液29の塗布量を多くす
るために、図6に示すように、制御モータ55を制御し
て、塗液供給部46の塗液29の掃引速度をパネル内面
10の中央部よりも塗液供給部46の塗液29の掃引終
了側にある外周壁120aの近傍部で遅くしている。す
なわち、図2に示すように外周壁120a側のパネル内
面10の端部を位置Aとし、外周壁120b側のパネル
内面10の端部を位置Bとしたとき、まずは塗液29の
吐出流量を一定とした射出ノズル44の吐出穴44aが
前面パネル12の外周壁120aの外側からY1方向に
位置Aを通って位置Bまで所定の掃引速度で移動する。
次に前記同様の吐出流量および掃引速度を保って射出ノ
ズル44の吐出穴44aが位置BからY1方向とは反対
方向(Y2方向)に移動し、次に射出ノズル44の吐出
穴44aが塗液29の掃引終了側にある外周壁120a
の近傍部に位置したときに射出ノズル44の掃引速度が
遅くなる。次に前記掃引速度が遅くなった状態で、位置
Aを通って前面パネル12の外周壁120aの外側まで
移動する。次に回収容器48上に位置したときに、射出
ノズル44の移動および吐出穴44aからの塗液29の
吐出しが停止する。
【0037】塗液遮蔽手段47は、平板状のもので、一
端が回収容器48の開口端部48aに設けられ、他端が
自由端48bとしたものである。また、自由端48b
は、外周壁120a部(図2参照)を覆い、かつ射出ノ
ズル44から吐出された塗液29を回収容器48内に回
収できるように傾斜している。
【0038】なお、上記実施の形態では、パネル内面1
0の中央部よりも塗液供給部46の塗液29の掃引終了
側にある外周壁120aの近傍部で塗液29の塗布量を
多くするために、射出ノズル44の塗液29の掃引速度
を、パネル内面10の中央部よりも外周壁120aの近
傍部で遅くした場合で説明したが、これに限らず、位置
Aから位置Bまでおよび位置Bから位置Aまでの射出ノ
ズル44の塗液29の掃引速度を一定に保ち、かつ図7
に示すように射出ノズル44の吐出穴44aからの塗液
29の吐出流量(単位時間当たりの吐出穴44aからの
塗液29の吐出量)を、パネル内面10の中央部よりも
塗液29の掃引終了側にある外周壁120aの近傍部で
多くしてもよい。
【0039】また、パネル内面10の塗液29の塗布量
をパネル内面10の中央部よりも塗液供給部46の塗液
29の掃引終了側にある外周壁120aの近傍部のみで
多くした場合で説明したが、塗液29の掃引開始側にあ
る外周壁120aの近傍部でも多くしてもよい。例え
ば、射出ノズル44の塗液29の掃引速度をパネル内面
10の中央部よりも塗液29の掃引開始側にある外周壁
120aの近傍部で遅くする或いは、射出ノズル44の
吐出穴44aからの塗液29の吐出流量をパネル内面1
0の中央部よりも塗液29の掃引開始側にある外周壁1
20aの近傍部で多くする。
【0040】また、複数個の吐出穴44aを有する射出
ノズル44を前面パネル12の長辺側のみと平行に往復
移動させた場合で説明したが、これに限らず、射出ノズ
ル44を前面パネル12の短辺と平行に往復移動させて
もよいし、射出ノズル44を吐出穴44aの配列方向
に、例えば配列穴ピッチの約1/2で往復移動させなが
ら前面パネル12の長辺または短辺と平行に往復移動さ
せてもよい。
【0041】また、塗液遮蔽手段47は、回収容器48
に平板状のものが固着したもので説明したが、これに限
らず、例えば、射出ノズル44の吐出穴44aが外周壁
120aの近傍部に移動したときに、回収容器48から
前記平板状のものが伸びて外周壁120a部を覆うよう
構成してもよい。
【0042】また、前面パネル12は内面10が湾曲状
のもので説明したが、これに限らず、内面10が平面状
のものでもよい。
【0043】また、本発明の塗液供給方法およびその装
置を、陰極線管の塗布工程28,33,36,40に用
いて説明したが、これに限らず、PDPの枠状外壁部を
有する前面パネルの蛍光体層の塗布工程、その他の枠状
外壁部を有する基材の内面に塗液を塗布する工程等に用
いてもよい。
【0044】次に、上記本発明の作用効果について説明
する。
【0045】本発明の塗液供給方法およびその装置は、
塗液29の付着を防ぐ必要がある前面パネル12の外周
壁120a部を塗液遮蔽手段47で覆っているので、パ
ネル内面10の必要とされる個所のみに確実にかつ簡単
に塗液29を供給できる。その結果、前面パネル12の
外周壁120aの端面等に付着した塗液29を除去する
工程を削減できるので陰極線管の生産性が向上する。
【0046】また、パネル内面10の中央部よりも塗液
29の掃引終了側にある外周壁120aの近傍部で塗液
29の塗布量を多くすることにより、塗液29の掃引速
度によってパネル内面10の外周壁120bが影となる
領域(パネル内面10に塗液29が塗布できない領域)
が小さくなり、パネル内面10の全域において塗布ムラ
を低減することができる。その結果、塗液29により形
成される塗膜の厚みを均一にできるので、完成された陰
極線管にあっては輝度分布が均一になりかつ白色色差を
小さくすることができる。また、パネル内面10の中央
部よりも塗液29の掃引終了側にある外周壁120aの
近傍部で塗液29の塗布量を多くするために、射出ノズ
ル44の塗液29の掃引速度をパネル内面10の中央部
よりも外周壁120a近傍部で遅くした場合、或いは射
出ノズル44の吐出穴44aからの塗液29の吐出流量
をパネル内面10の中央部よりも塗液29の掃引終了側
にある外周壁120aの近傍部で多くした場合のいずれ
も前記同様の効果が得られる。
【0047】また、射出ノズル44として吐出穴44a
が線状に複数個配列されたものを用いた場合は、パネル
内面10に塗液29を効率的に供給することができる。
その結果、陰極線管の生産性が向上する。
【0048】また、射出ノズル44を吐出穴44aの配
列方向に往復移動した場合は、吐出穴44aの穴ピッチ
分だけのスジ状の塗布ムラも低減できる。その結果、塗
液29により形成される塗膜の厚みを均一にできるの
で、完成された陰極線管にあっては輝度分布が均一にな
りかつ白色色差を小さくすることができる。
【0049】図9は本発明の第2の実施の形態の塗液供
給装置を示し、この実施形態は上記第1の実施の形態と
は、塗液遮蔽手段47が前面パネル12の外周壁120
b側の上方にも設けられ、かつそれに伴う塗液29を回
収する回収容器48とを有している点および、パネル内
面10の射出ノズル44を、外周壁120aの外側から
外周壁120bの外側までまたは外周壁120bの外側
から外周壁120aの外側までの一方向(Y1方向また
はY2方向)に移動し、かつ射出ノズル44の塗液29
の掃引速度を図10に示すように、パネル内面10の中
央部よりも射出ノズル44の掃引終了側にある外周壁
(Y1方向の場合は外周壁120bであり、またY2方
向の場合は外周壁120aである)の近傍部で遅くして
いる点が相違している。すなわち、図10において例え
ば射出ノズル44の移動方向がY1方向である場合を説
明すると、塗液29の吐出流量を一定とした射出ノズル
44の吐出穴44aは、前面パネル12の外周壁120
aの外側からY1方向に位置Aを通って塗液29の掃引
終了側である位置B(外周壁120b)の近傍まで所定
の掃引速度で移動する。そして、前記位置Bの近傍部に
位置したときに射出ノズル44の掃引速度が遅くなり、
掃引速度が遅くなった状態で位置Bを通って前面パネル
12の外周壁120bの外側まで移動する。続いて、回
収容器48上に位置したときに、射出ノズル44の移動
および吐出穴44aからの塗液29の吐出しが停止す
る。
【0050】この実施の形態によれば、射出ノズル44
を一方向に移動させる場合でもパネル内面10の全域に
おいて塗液29の塗布ムラをなくすことができる。この
ため、射出ノズル44の移動が片側移動のみですむの
で、搬送手段51のボールネジ54の磨耗および制御モ
ータ55の軸受け磨耗等が低減されて装置部品を長寿命
化することができる。
【0051】次に、本発明の効果を確認した実施例につ
いて説明する。
【0052】図8に示す本発明の陰極線管の製造方法に
おいて、前面パネル12には51cm(21インチ)カ
ラーブラウン管を、塗布工程36には図1に示す塗液供
給装置をそれぞれ用いた。また、青色蛍光体層の形成に
は、青色蛍光体粒子、ポリビニルアルコール、重クロム
酸アンモニウム、界面活性剤、分散剤および、脱イオン
水等から成る組成物をミキサー、ディスパーザー等の攪
拌機により攪拌懸濁させたスラリーの塗液29cを、ま
た、緑色および赤色蛍光体層の形成には、上記組成物の
比率を同様とした緑色蛍光体および赤色蛍光体を有する
スラリーの塗液29cをそれぞれ用いた。そして、射出
ノズル44の吐出穴44aの吐出流量を一定(青色蛍光
体では13.8ml/sec、緑色蛍光体では13.0
ml/sec、赤色蛍光体では14.5ml/sec)
として、図6に示すように、塗液供給部46の塗液29
cの掃引速度V1、V2およびV3(青色蛍光体、緑色
蛍光体および赤色蛍光体ではV1およびV2を200m
m/sとし、V3を80mm/sとしている)を制御し
て、パネル内面10にスクリーン膜11を製造した(こ
のパネルを以下、本発明品1という)。
【0053】また、塗液供給部46の塗液29cの掃引
速度を一定(200mm/s)として、図7に示すよう
に、射出ノズル44の吐出穴44aからの塗液29cの
吐出流量Q1およびQ2(青色蛍光体および緑色蛍光体
ではQ1を13.0ml/secとし、Q2を19.0
ml/secとし、赤色蛍光体ではQ1を13.5ml
/secとし、Q2を23.0ml/secとしてい
る)を制御して、パネル内面10にスクリーン膜11を
製造した(このパネルを以下、本発明品2という)。
【0054】次に、塗布工程36を図9に示す塗液供給
装置に代え、射出ノズル44の吐出穴44aの吐出流量
を一定(青色蛍光体では14.0ml/sec、緑色蛍
光体では13.5ml/sec、赤色蛍光体では14.
5ml/sec)として、図10に示すように、塗液供
給部46の塗液29cの掃引速度V4およびV5(青色
蛍光体、緑色蛍光体および赤色蛍光体ではV4を100
mm/sとし、V5を40mm/sとしている)を制御
して、パネル内面10にスクリーン膜11を製造した
(このパネルを以下、本発明品3という)。
【0055】また、塗液供給部46の塗液29cの掃引
速度を一定(100mm/s)として、図11に示すよ
うに、射出ノズル44の吐出穴44aからの塗液29c
の吐出流量Q3およびQ4(青色蛍光体および緑色蛍光
体ではQ3を13.0ml/secとし、Q4を19.
0ml/secとし、赤色蛍光体ではQ3を13.5m
l/secとし、Q2を23.0ml/secとしてい
る)を制御して、パネル内面10にスクリーン膜11を
製造した(このパネルを以下、本発明品4という)。
【0056】これと比較するために、塗布工程36に図
1に示す塗液供給装置を用い、射出ノズル44の吐出穴
44aの吐出流量を一定(青色蛍光体では13.8ml
/sec、緑色蛍光体では13.0ml/sec、赤色
蛍光体では14.5ml/sec)とし、かつ塗液供給
部46の塗液29cの掃引速度も一定(200mm/
s)として、パネル内面10にスクリーン膜11を製造
した(このパネルを以下、比較品1という)。
【0057】また、塗布工程36に図9に示す塗液供給
装置を用い、射出ノズル44の吐出穴44aの吐出流量
を一定(青色蛍光体では14.0ml/sec、緑色蛍
光体では13.5ml/sec、赤色蛍光体では14.
5ml/sec)とし、塗液供給部46の塗液29cの
掃引速度も一定(100mm/s)として、パネル内面
10にスクリーン膜11を製造した(このパネルを以
下、比較品2という)。
【0058】次に、完成された陰極線管の検査段階にお
いて、輝度分布、白色色差および塗液の塗布時に発生す
るスジ状等の塗布ムラを調べたところ、下記の表1のよ
うな結果が得られた。なお、輝度分布および白色色差
は、矩形状のスクリーン膜11において、その中央部お
よび対角線長の10%位置の4隅部をCRTカラーアナ
ライザー(ミノルタ製CRTカラーアナライザー:CA
−100)を用いて輝度および色度図上の座標値(x、
y)で表す白色色度を測定して評価した。すなわち、輝
度分布についてはスクリーン膜11の中央部の測定輝度
値を100%として、前記4隅部の測定輝度値を換算し
てその最低値を評価値とした。また白色色差については
スクリーン膜11の中央部の白色色度値と各4隅部の白
色色度値との差の最大値を評価値とした。また、上記塗
布ムラの評価は、パネル内面10に白色光を照射して、
パネル外面を目視により観察し判定した。表中の「○」
は目視により全くスジ状等の濃度ムラが確認されない場
合を示し、また、表中の「×」は目視によりスジ状等の
濃度ムラが確認された場合を示す。
【0059】
【表1】
【0060】表1に示すように、本発明品1〜4は、輝
度分布が91〜93%で、白色色差が2/1000〜9
/1000であり、かつパネル内面10上に濃度ムラが
確認されなかった。また、比較品1または比較品2は、
輝度分布が84%または90%で、白色色差が11/1
000〜16/1000または8/1000〜13/1
000であり、かついずれの比較品もパネル内面10上
に濃度ムラが確認された。
【0061】したがって、本発明品1〜4は、比較品
1、2に比べ輝度分布が均一になりかつ白色色差を小さ
くすることができ、かつ、パネル内面10上に塗布ムラ
の発生を防止することができることがわかった。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の塗液供給
方法およびその装置は、塗液遮蔽手段で外周壁部を覆っ
ているので、基材の内面の必要とされる個所のみに確実
にかつ簡単に塗液を塗布することができ、陰極線管の生
産性を向上することができる。また、基材の内面中央部
よりも塗液供給部の掃引終了側にある外周壁の近傍部の
方の塗液の塗布量を多く設定しているので、基材の内面
全域において塗布ムラの発生を防止することができ、完
成された陰極線管にあっては輝度分布が均一になりかつ
白色色差を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の陰極線管の製造装
置を示す斜視図
【図2】同製造装置を示す要部断面図
【図3】同製造装置の射出ノズルの吐出穴を示す底面図
【図4】本発明の陰極線管の製造方法により製作された
陰極線管の前面パネルを示す要部断面図
【図5】同製造方法により製作された陰極線管を示す要
部断面図
【図6】本発明の第1の実施の形態における塗液供給部
の掃引速度と時間の関係を示す図
【図7】本発明の第1の実施の形態における射出ノズル
の吐出穴の吐出流量と時間の関係を示す図
【図8】本発明の陰極線管の製造方法を示すブロック図
【図9】本発明の第2の実施の形態の陰極線管の製造装
置を示す要部断面図
【図10】同第2の実施の形態における塗液供給部の掃
引速度と時間の関係を示す図
【図11】同第2の実施の形態における射出ノズルの吐
出穴の吐出流量と時間の関係を示す図
【図12】従来の塗液供給装置を示す斜視図
【図13】同塗液供給装置の塗液を塗布している状態を
示す図
【符号の説明】
10 パネル内面 12 前面パネル 12a,120a,120b 外周壁 29 塗液 46 塗液供給部 47 塗液遮蔽手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B05D 1/30 B05D 1/30 5C028 3/00 3/00 C 5C040 H01J 9/227 H01J 9/227 C E 11/00 11/00 A (72)発明者 小谷 博之 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 (72)発明者 出口 寛 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 (72)発明者 前田 剛 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 (72)発明者 三谷 真人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4D073 AA01 BB03 CA04 CA15 CB03 CB19 DB04 DB11 DB21 4D075 AC09 AC88 AC94 AD16 BB99Y CA47 CA48 DA23 DB13 DC24 EC11 4F035 AA03 CD03 CE02 4F041 AA05 AB01 BA07 BA13 BA22 BA34 BA56 4F042 AA06 DG07 EA03 EA04 EA17 5C028 FF16 HH04 HH14 5C040 FA01 FA02 GG09 JA04 JA13 MA03 MA22 MA23 MA24 MA26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠状の外周壁を有する基材の内面に塗液
    供給部の吐出穴から塗液を連続的に吐出させながら、前
    記基材と前記吐出穴とを相対的に移動して前記基材の内
    面に前記塗液を掃引塗布する塗液供給方法であって、前
    記塗液の付着を防ぐ必要がある前記基材の外周壁部を塗
    液遮蔽手段で覆った後に、前記吐出穴から塗液を連続的
    に吐出させながら、前記吐出穴が前記基材の外周壁の外
    側から内側に向かって移動すると共に、前記吐出穴から
    の塗液の塗布量を前記基材の内面においてその中央部よ
    りも前記塗液の掃引終了側にある前記外周壁近傍部で多
    くすることを特徴とする塗液供給方法。
  2. 【請求項2】 塗液供給部の塗液の掃引速度は、基材の
    内面において前記内面中央部よりも前記塗液の掃引終了
    側にある外周壁近傍部で遅くすることを特徴とする請求
    項1記載の塗液供給方法。
  3. 【請求項3】 塗液供給部の吐出穴からの塗液の吐出流
    量は、基材の内面において前記内面中央部よりも前記塗
    液の掃引終了側にある外周壁近傍部で多くすることを特
    徴とする請求項1記載の塗液供給方法。
  4. 【請求項4】 塗液供給部の吐出穴が線状に複数個配列
    されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の塗液供給方法。
  5. 【請求項5】 塗液供給部を吐出穴の配列方向に往復移
    動するよう構成していることを特徴とする請求項4記載
    の塗液供給方法。
  6. 【請求項6】 枠状の外周壁を有する基材に対して相対
    的に移動し、かつ前記基材の内面に塗液を連続的に供給
    するための吐出穴を有する塗液供給部と、前記塗液の付
    着を防ぐ必要がある前記基材の外周壁部を覆うよう構成
    した塗液遮蔽手段とを備え、前記吐出穴が前記基材の外
    周壁の外側から内側に向かって移動すると共に、前記吐
    出穴からの塗液の塗布量を前記基材の内面においてその
    中央部よりも前記塗液の掃引終了側にある前記外周壁近
    傍部で多くすることを特徴とする塗液供給装置。
JP11024586A 1999-02-02 1999-02-02 塗液供給方法およびその装置 Pending JP2000218211A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11024586A JP2000218211A (ja) 1999-02-02 1999-02-02 塗液供給方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11024586A JP2000218211A (ja) 1999-02-02 1999-02-02 塗液供給方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000218211A true JP2000218211A (ja) 2000-08-08

Family

ID=12142274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11024586A Pending JP2000218211A (ja) 1999-02-02 1999-02-02 塗液供給方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000218211A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014193687A (ja) * 2013-03-29 2014-10-09 Daikyonishikawa Corp 車両用樹脂製ウインドパネル
CN112341005A (zh) * 2019-08-08 2021-02-09 中外炉工业株式会社 涂敷装置及涂敷方法
CN113441354A (zh) * 2021-07-15 2021-09-28 安徽帝晶光电科技有限公司 一种新型高效高精度Mini LED封胶装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014193687A (ja) * 2013-03-29 2014-10-09 Daikyonishikawa Corp 車両用樹脂製ウインドパネル
CN112341005A (zh) * 2019-08-08 2021-02-09 中外炉工业株式会社 涂敷装置及涂敷方法
CN112341005B (zh) * 2019-08-08 2023-02-03 中外炉工业株式会社 涂敷装置及涂敷方法
CN113441354A (zh) * 2021-07-15 2021-09-28 安徽帝晶光电科技有限公司 一种新型高效高精度Mini LED封胶装置
CN113441354B (zh) * 2021-07-15 2022-08-12 安徽帝晶光电科技有限公司 一种新型高效高精度Mini LED封胶装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08203439A (ja) プラズマディスプレイパネル及びその製造方法
EP0214335B1 (en) Method of manufacturing phosphor screen of cathode ray tube
JP2000218211A (ja) 塗液供給方法およびその装置
JPH03210730A (ja) カラー陰極線管の蛍光膜製造方法
US3533791A (en) Process for fabricating multicolor image screens
US20060238109A1 (en) Phosphor screen substrate, image display device using the same, and manufacturing methods thereof
US5336575A (en) Method of producing CRT screens using meniscus coating
JP3030397B2 (ja) 陰極線管のスクリーン現像方法とその装置
US5707682A (en) Method of manufacturing a phosphor screen
JP3349027B2 (ja) カラー受像管の蛍光面形成方法
KR100351839B1 (ko) 칼라 표시장치의 형광막 형성방법
KR910008016B1 (ko) 칼라음극선관의 형광막 제조방법
JP3032515B2 (ja) 陰極線管の製造方法
JPH117889A (ja) 陰極線管の製造方法
KR100637521B1 (ko) 평판 표시소자의 격벽 제조방법
TW457508B (en) Method for producing a cathode-ray tube
JP2000123727A (ja) 陰極線管の製造方法および製造装置
JP2000106082A (ja) 陰極線管の製造方法
JPH0241139B2 (ja) Keikomennofuiruminguhoho
JPH10302666A (ja) カラー受像管およびその製造方法
JP2001508929A (ja) コーティング塗布方法及び装置
JPH02213020A (ja) プラズマディスプレイおよびその製造方法
JP2000076994A (ja) 陰極線管の製造方法
KR20010007421A (ko) 컬러 음극선관 프런트 패널로서 사용되는 형광체층을 갖는유리기판의 제조방법과 컬러 음극선관 제조방법
JPH11250801A (ja) 陰極線管の製造方法