JPH02213020A - プラズマディスプレイおよびその製造方法 - Google Patents
プラズマディスプレイおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH02213020A JPH02213020A JP1032610A JP3261089A JPH02213020A JP H02213020 A JPH02213020 A JP H02213020A JP 1032610 A JP1032610 A JP 1032610A JP 3261089 A JP3261089 A JP 3261089A JP H02213020 A JPH02213020 A JP H02213020A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anode
- glass
- electrode
- plasma display
- anode electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 16
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims abstract description 63
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 40
- 239000007772 electrode material Substances 0.000 claims abstract description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 38
- 238000007639 printing Methods 0.000 claims description 11
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims description 10
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 claims description 7
- 238000005488 sandblasting Methods 0.000 claims description 7
- 238000000151 deposition Methods 0.000 claims description 2
- 239000006061 abrasive grain Substances 0.000 abstract description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 5
- 239000004576 sand Substances 0.000 abstract 3
- 230000001464 adherent effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 abstract 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 abstract 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 abstract 1
- 238000007650 screen-printing Methods 0.000 description 7
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- APFVFJFRJDLVQX-UHFFFAOYSA-N indium atom Chemical compound [In] APFVFJFRJDLVQX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910003437 indium oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000012827 research and development Methods 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N tin dioxide Chemical compound O=[Sn]=O XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001887 tin oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、各セルを形成するための隔壁をアノードガ
ラス側に印刷形成したプラズマディスプレイおよびその
製造方法に関するものである。
ラス側に印刷形成したプラズマディスプレイおよびその
製造方法に関するものである。
(従来の技術)
プラズマディスプレイは冷陰極ガス放電管の一種で、陰
極(カソード)と陽極(アノード)を、周囲が完全に密
封されたガラス内に封入された希ガス空間中に露出させ
、アノードとカソード間に高電圧を印加することにより
希ガス内の原子が励起され電層することにより発生する
カソード近傍のグロー放電から光子(放電光)が放射さ
れる。
極(カソード)と陽極(アノード)を、周囲が完全に密
封されたガラス内に封入された希ガス空間中に露出させ
、アノードとカソード間に高電圧を印加することにより
希ガス内の原子が励起され電層することにより発生する
カソード近傍のグロー放電から光子(放電光)が放射さ
れる。
この発光を利用したものが、いわゆるDC形プラズマデ
ィスプレイといわれるもので、現在パーソナルコンビエ
ータの表示装置などに使用されている。
ィスプレイといわれるもので、現在パーソナルコンビエ
ータの表示装置などに使用されている。
プラズマディスプレイの従来の一例を第3図に示す、こ
のプラズマディスプレイは文献「沖電気研究開発Vol
53.1tL3. P 5〜P 6Jに開示され
ろもので、第3図(alは平面図、山)は斜視図、(C
)は断面図である。このプラズマディスプレイは、向い
合ってシールされた2枚のガラス1,2により構成され
ており、下側のガラス(カソードガラス) lにはカソ
ード電極3と、該カソード電極3を各セルに分割し放電
のための空間を形成する隔壁4とが設けられており、上
側のガラス(アノードガラス)2には、アノード電極5
が設けられている。アノード電極5は、放電6による光
りをさえぎるのを防ぐため透明電極を使用しており、具
体的にはITOlli(インジウムとスズの酸化物)が
用いられている。カソード電極3と隔壁4はそれぞれ厚
膜印刷により形成されており、印刷、乾燥、焼成後、2
枚のガラス1.2を合わせて周囲を高真空にシールし、
内部をNoなどの希ガスに置換した構造となっている。
のプラズマディスプレイは文献「沖電気研究開発Vol
53.1tL3. P 5〜P 6Jに開示され
ろもので、第3図(alは平面図、山)は斜視図、(C
)は断面図である。このプラズマディスプレイは、向い
合ってシールされた2枚のガラス1,2により構成され
ており、下側のガラス(カソードガラス) lにはカソ
ード電極3と、該カソード電極3を各セルに分割し放電
のための空間を形成する隔壁4とが設けられており、上
側のガラス(アノードガラス)2には、アノード電極5
が設けられている。アノード電極5は、放電6による光
りをさえぎるのを防ぐため透明電極を使用しており、具
体的にはITOlli(インジウムとスズの酸化物)が
用いられている。カソード電極3と隔壁4はそれぞれ厚
膜印刷により形成されており、印刷、乾燥、焼成後、2
枚のガラス1.2を合わせて周囲を高真空にシールし、
内部をNoなどの希ガスに置換した構造となっている。
このようなプラズマディスプレイにおいて、隔壁4は従
来前記第3図のようにカソードガラスI側に印刷形成し
ており、このカソードガラス1とアノードガラス2を重
ね合わす時、カソードガラス1側の隔壁4と隔壁4との
間に、アノードガラス2!lのアノード電極5を正しく
位置合わせする必要がある。もし、ずれが生じると、隔
壁4上にアノード電極5が重なり放電部分が少なくなり
、輝度が取れなくなる。そこで、注意深く位置合わせを
行っているが、位置合わせに時間がかかる問題点があっ
た。
来前記第3図のようにカソードガラスI側に印刷形成し
ており、このカソードガラス1とアノードガラス2を重
ね合わす時、カソードガラス1側の隔壁4と隔壁4との
間に、アノードガラス2!lのアノード電極5を正しく
位置合わせする必要がある。もし、ずれが生じると、隔
壁4上にアノード電極5が重なり放電部分が少なくなり
、輝度が取れなくなる。そこで、注意深く位置合わせを
行っているが、位置合わせに時間がかかる問題点があっ
た。
この問題点を解決するために、アノードガラス2のアノ
ード電極5相互間に隔壁4を印刷する方法が考えられて
いる。第4図は、このアノードガラス2側に隔壁4を印
刷形成したプラズマディスプレイを示し、図中第3図と
同一部分には同一符号を付しである。
ード電極5相互間に隔壁4を印刷する方法が考えられて
いる。第4図は、このアノードガラス2側に隔壁4を印
刷形成したプラズマディスプレイを示し、図中第3図と
同一部分には同一符号を付しである。
(発明が解決しようとする課題)
しかるに、上記のアノードガラス2側に隔壁4を印刷形
成する方法では、該隔壁4を厚膜印刷法、具体的にはス
クリーン印刷方式で印刷形成した時の該隔壁4側縁部の
凸凹が、アノードガラス面(発光表示面)に発光面積の
バラツキ(延いては輝度のバラツキ)として出てくると
いう問題点があった。この点を以下詳述する。
成する方法では、該隔壁4を厚膜印刷法、具体的にはス
クリーン印刷方式で印刷形成した時の該隔壁4側縁部の
凸凹が、アノードガラス面(発光表示面)に発光面積の
バラツキ(延いては輝度のバラツキ)として出てくると
いう問題点があった。この点を以下詳述する。
厚膜印刷には、上述のようにスクリーン印刷方式が用い
られる。スクリーン印刷方式とは、ステンレスの針金を
織った布地(スクリーン)を枠にIAつて四囲を緊張固
定させ、その上に手工的または光学的(写真的)方法で
版膜を作って必要な画線以外の目を塞ぎ、枠内に印刷ペ
ーストを容れ、スキージと称するヘラ状のゴム板でスク
リーン内面を加圧摺動すれば、ペーストは版膜のない部
分のスクリーンを通過して版の下に置かれた紙、その他
の被印鉢物面に押し出されて印刷が行われるという技術
である。
られる。スクリーン印刷方式とは、ステンレスの針金を
織った布地(スクリーン)を枠にIAつて四囲を緊張固
定させ、その上に手工的または光学的(写真的)方法で
版膜を作って必要な画線以外の目を塞ぎ、枠内に印刷ペ
ーストを容れ、スキージと称するヘラ状のゴム板でスク
リーン内面を加圧摺動すれば、ペーストは版膜のない部
分のスクリーンを通過して版の下に置かれた紙、その他
の被印鉢物面に押し出されて印刷が行われるという技術
である。
このスクリーン印刷方式で隔壁4を印刷形成する場合の
スクリーンを第5図ia>に示し、itはステンレスの
針金、12は版膜、」3は隔壁を形成するために版膜が
ない帯状部分である。このスクリーンを使用していま隔
壁を印刷形成した場合、理想的には帯状部分13からペ
ーストが押し出されて、該帯状部分13と同様に側縁部
が直線的な隔壁パターンが得られるはずであるが、実際
にはいま帯状部分13のステンレスの針金11の編み方
が例えば第5図(blであったとすると、O印で囲んだ
部分の開口面積が狭いので、どうしても粘度の高い隔壁
用ペーストはQ印の部分から押し出されず、結果として
側縁部が凸凹の第5図(C1のような隔壁パターン(隔
壁4)が形成されてしまう。
スクリーンを第5図ia>に示し、itはステンレスの
針金、12は版膜、」3は隔壁を形成するために版膜が
ない帯状部分である。このスクリーンを使用していま隔
壁を印刷形成した場合、理想的には帯状部分13からペ
ーストが押し出されて、該帯状部分13と同様に側縁部
が直線的な隔壁パターンが得られるはずであるが、実際
にはいま帯状部分13のステンレスの針金11の編み方
が例えば第5図(blであったとすると、O印で囲んだ
部分の開口面積が狭いので、どうしても粘度の高い隔壁
用ペーストはQ印の部分から押し出されず、結果として
側縁部が凸凹の第5図(C1のような隔壁パターン(隔
壁4)が形成されてしまう。
そして、その隔壁の凸凹になっている部分例えば第5図
(C)の○印のような部分は他の部分より凹んでいるの
で、アノードガラス(発光表示面)の発光面積としては
それを広げることになり、他の部分より明るく見えるこ
とになる。このような隔壁の側縁部の凸凹による輝度の
バラツキは、前記隔壁をカソードガラスに印刷形成した
場合には目立たないが、発光表示面であるアノードガラ
スに印刷形成した場合は大きく目立つ。
(C)の○印のような部分は他の部分より凹んでいるの
で、アノードガラス(発光表示面)の発光面積としては
それを広げることになり、他の部分より明るく見えるこ
とになる。このような隔壁の側縁部の凸凹による輝度の
バラツキは、前記隔壁をカソードガラスに印刷形成した
場合には目立たないが、発光表示面であるアノードガラ
スに印刷形成した場合は大きく目立つ。
そこで、第6図に示すように、アノードガラス2のアノ
ード電極5相互間に、側縁部の直線性の良好な不透明な
マスクWA7を形成し、このマスク膜7に重ねて、かつ
このマスク1l17より幅狭に隔壁4を印刷形成するこ
とが考えられている。
ード電極5相互間に、側縁部の直線性の良好な不透明な
マスクWA7を形成し、このマスク膜7に重ねて、かつ
このマスク1l17より幅狭に隔壁4を印刷形成するこ
とが考えられている。
この方法によれば、隔壁4は不透明マスク7の面内にか
くれ、側縁部の凸凹はアノードガラス面での発光面積を
決定する要素とはならず、アノードガラス面での発光面
積は、側縁部の直線性の良好なマスク膜7によって決定
される。したがって、アノードガラス面での発光面積は
均一になり、延いては輝度が均一となる。
くれ、側縁部の凸凹はアノードガラス面での発光面積を
決定する要素とはならず、アノードガラス面での発光面
積は、側縁部の直線性の良好なマスク膜7によって決定
される。したがって、アノードガラス面での発光面積は
均一になり、延いては輝度が均一となる。
(発明が解決しようとする課N)
しかるに、上記のマスクM7を形成する方法では、アノ
ード電極5形成後、再びフォトリソ・エッチング工程な
どを用いてマスクM7を形成しなければならないため、
膜形成製造工程は2工程となり、このため、設備・工程
が2倍かかり、加工費、材料費が高くなったり、製造中
の為損じなどにより歩留りが低下する問題点があった。
ード電極5形成後、再びフォトリソ・エッチング工程な
どを用いてマスクM7を形成しなければならないため、
膜形成製造工程は2工程となり、このため、設備・工程
が2倍かかり、加工費、材料費が高くなったり、製造中
の為損じなどにより歩留りが低下する問題点があった。
この発明は上記の点に鑑みなされたもので、工程の短縮
、価格の低減および歩留りの向上を図って均一な輝度を
得ることのできるプラズマディスプレイおよびその製造
方法を提供することを目的とする。
、価格の低減および歩留りの向上を図って均一な輝度を
得ることのできるプラズマディスプレイおよびその製造
方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
この発明は、アノード電極を有するアノードガラス側に
、各セルを形成するための隔壁が設けられるプラズマデ
ィスプレイ・およびその製造方法において、アノード電
極相互間のアノードガラス面をサンドプラスト処理によ
り不透明部とし、その不透明部に前記隔壁を形成するも
のである。さらに、製造方法のより詳細としては、アノ
ードガラス面に、電極材料の被着とフォトリソ・エッチ
ング工程によりアノード電極を形成した後、前記エツチ
ング工程で用いたマスクをアノード電極上に残したまま
サンドプラスト処理し、アノード電極相互間のアノード
ガラス面を不透明部とし、その後、その不透明部に隔壁
を印刷形成するものである。
、各セルを形成するための隔壁が設けられるプラズマデ
ィスプレイ・およびその製造方法において、アノード電
極相互間のアノードガラス面をサンドプラスト処理によ
り不透明部とし、その不透明部に前記隔壁を形成するも
のである。さらに、製造方法のより詳細としては、アノ
ードガラス面に、電極材料の被着とフォトリソ・エッチ
ング工程によりアノード電極を形成した後、前記エツチ
ング工程で用いたマスクをアノード電極上に残したまま
サンドプラスト処理し、アノード電極相互間のアノード
ガラス面を不透明部とし、その後、その不透明部に隔壁
を印刷形成するものである。
(作 用)
この発明においては、アノード電極相互間のアノードガ
ラス面をサンドプラスト処理により不透明部(くもりガ
ラス状)とすることにより、ここから放出される光は掻
く僅かとなる。したがって、この発明においては、アノ
ード電lit (ITOなどからなる透明電極)部分の
みが発光領域となり、発光面積の均一性はアノード電極
の側縁部の直線性によって決まり、前記不透明部に形成
する隔壁は関係なくなる。ここで、アノード電極は、フ
ォトリソ・エンチング工程により側縁部の直線性が良好
に形成される。したがって、この発明においCは、第6
図のマスク膜を形成する場合と同様に、アノードガラス
面での発光面積の均一性はよく、輝度が均一となる。し
かも、この発明においては、アノードを掻形成時のマス
クをアノード電極上に残した状態でサンドプラスト処理
することにより、アノード電極を充分に保護しつつ、7
ノ一ド電極相互間のアノードガラス面のみを余すことな
く正確に不透明化処理できる。しかも、この不透明化処
理(!II言すれば発光面積、発光輝度の均一化処理)
は、単にサンドプラスト処理を行うだけでよい。
ラス面をサンドプラスト処理により不透明部(くもりガ
ラス状)とすることにより、ここから放出される光は掻
く僅かとなる。したがって、この発明においては、アノ
ード電lit (ITOなどからなる透明電極)部分の
みが発光領域となり、発光面積の均一性はアノード電極
の側縁部の直線性によって決まり、前記不透明部に形成
する隔壁は関係なくなる。ここで、アノード電極は、フ
ォトリソ・エンチング工程により側縁部の直線性が良好
に形成される。したがって、この発明においCは、第6
図のマスク膜を形成する場合と同様に、アノードガラス
面での発光面積の均一性はよく、輝度が均一となる。し
かも、この発明においては、アノードを掻形成時のマス
クをアノード電極上に残した状態でサンドプラスト処理
することにより、アノード電極を充分に保護しつつ、7
ノ一ド電極相互間のアノードガラス面のみを余すことな
く正確に不透明化処理できる。しかも、この不透明化処
理(!II言すれば発光面積、発光輝度の均一化処理)
は、単にサンドプラスト処理を行うだけでよい。
(実施例)
以下この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明のプラズマディスプレイの一実施例を
示す断面図である。こ・の図において、21はカソード
ガラスで、内面上にはストライブ状のカソード電極22
が複数本差べて形成されている。
示す断面図である。こ・の図において、21はカソード
ガラスで、内面上にはストライブ状のカソード電極22
が複数本差べて形成されている。
このカソードガラス21と所定間隔に対向してアノード
ガラス23が設けられており、周囲の相互間はシールさ
れている。このアノードガラス23の内面には、例えば
ITO膜からなるストライプ状のアノード電極24が複
数本所定間隔に、前記カソード電極22と直交する方向
に設けられている。また、このアノード電極24相互間
のアノードガラス23面は、サンドプラスト処理による
くもりガラス状の不透明部25に形成されており、この
不透明部25に、前記カソード電極22を各セルに分割
し放電のための空間を形成するためのストライブ状の隔
壁26が印刷形成される。また、アノードガラス23と
カソードガラス21椙互間の密閉空間部には、Netど
の希ガスが封入される。
ガラス23が設けられており、周囲の相互間はシールさ
れている。このアノードガラス23の内面には、例えば
ITO膜からなるストライプ状のアノード電極24が複
数本所定間隔に、前記カソード電極22と直交する方向
に設けられている。また、このアノード電極24相互間
のアノードガラス23面は、サンドプラスト処理による
くもりガラス状の不透明部25に形成されており、この
不透明部25に、前記カソード電極22を各セルに分割
し放電のための空間を形成するためのストライブ状の隔
壁26が印刷形成される。また、アノードガラス23と
カソードガラス21椙互間の密閉空間部には、Netど
の希ガスが封入される。
このように構成されたプラズマディスプレイにおいては
、アノード電極24相互間のアノードガラス面がくもり
ガラス状の不透明部25となっているから、ここから放
出される光は掻く僅かとなる。したがって、上記プラズ
マディスプレイにおいては、透明なアノード電極24部
分のみが発光領域となり、発光面積の均一性はアノード
電極24の側縁部の直線性によって決まり、前記不透明
部25に形成した隔壁26は関係なくなる。ここで、ア
ノード電極24は、後述するようにフォトリソ・エッチ
ング工程で形成され、側縁部の直線性は良好である。し
たがうて、上記プラズマディスプレイにおいては、第6
図のマスク膜を形成する場合と同様に、アノードガラス
23面での発光面積は均一になり、延いては輝度が均一
となる。なお、第1図において、27は放電、Lは放電
光を表わす。
、アノード電極24相互間のアノードガラス面がくもり
ガラス状の不透明部25となっているから、ここから放
出される光は掻く僅かとなる。したがって、上記プラズ
マディスプレイにおいては、透明なアノード電極24部
分のみが発光領域となり、発光面積の均一性はアノード
電極24の側縁部の直線性によって決まり、前記不透明
部25に形成した隔壁26は関係なくなる。ここで、ア
ノード電極24は、後述するようにフォトリソ・エッチ
ング工程で形成され、側縁部の直線性は良好である。し
たがうて、上記プラズマディスプレイにおいては、第6
図のマスク膜を形成する場合と同様に、アノードガラス
23面での発光面積は均一になり、延いては輝度が均一
となる。なお、第1図において、27は放電、Lは放電
光を表わす。
上記のようなプラズマディスプレイは、カソード電極2
2を形成したカソードガラス21と、アノード電極24
.不透明部25および隔壁26を形成したアノードガラ
ス23を準備し、それを第1図のように対向させ、周囲
をシールし、内部をMeなどの希ガスに置換することに
より製造されるが、各部の詳細な製法は、本発明の特徴
部分つまりアノード電極の製造法に関連しての不透明部
の形成法を除いて従来と同様である。そこで、以下の製
造方法の説明では、アノード電極の製造法およびこれに
関連しての不透明部の形成法のみを詳細に述べることと
する。
2を形成したカソードガラス21と、アノード電極24
.不透明部25および隔壁26を形成したアノードガラ
ス23を準備し、それを第1図のように対向させ、周囲
をシールし、内部をMeなどの希ガスに置換することに
より製造されるが、各部の詳細な製法は、本発明の特徴
部分つまりアノード電極の製造法に関連しての不透明部
の形成法を除いて従来と同様である。そこで、以下の製
造方法の説明では、アノード電極の製造法およびこれに
関連しての不透明部の形成法のみを詳細に述べることと
する。
まず第2図(a)に示すようにアノードガラス23を準
備し、その表面をsio、処理した後、該アノードガラ
ス23の表面上にアノード電極形成膜としてここではI
TO膜24aをMfrさせ、その上にレジスト31を塗
布する。
備し、その表面をsio、処理した後、該アノードガラ
ス23の表面上にアノード電極形成膜としてここではI
TO膜24aをMfrさせ、その上にレジスト31を塗
布する。
次に、レジスト31を第2図01に示すように露光マス
ク32を通して露光した後、現像することにより、第2
図tc+に示すようにレジスト31をアノード電極形成
部分にのみ残す。
ク32を通して露光した後、現像することにより、第2
図tc+に示すようにレジスト31をアノード電極形成
部分にのみ残す。
その後、残存レジスト31をマスクとしてITOWA2
4aを工ンチンクすることにより、第2図(dlに示す
ようにITO膜24aはレジスト31下のみに残り、ア
ノード電極24が形成される。この時、アノード電極2
4は、前記のようにフォトリソ・エッチング法で形成す
ることにより、側縁部の直線性は良好である。
4aを工ンチンクすることにより、第2図(dlに示す
ようにITO膜24aはレジスト31下のみに残り、ア
ノード電極24が形成される。この時、アノード電極2
4は、前記のようにフォトリソ・エッチング法で形成す
ることにより、側縁部の直線性は良好である。
次に、アノード電極24上にレジスト31を残したまま
、アノードガラス23に対してサンドプラスト処理する
。すなわち第2図(e)に示すように、砥粒(縞かい粒
)と水を混ぜて、それを、圧縮空気を用いてノズル33
からアノードガラス23に向って吹き付けるや具体的な
一例としては、砥粒として酸化アールミナ150〜25
0メツシュを用い、この砥粒と水を1:3に混ぜ合わせ
て約4kl/L!!lIの圧縮空気を用いてノズル33
からアノードガラス23に向って吹き付ける。このサン
ドプラスト処理により、前記第2図(81に示すように
、アノード電極24相互間のアノードガラス23面は、
正確にかつ未処理部を残すことなく雲すガラス状の不透
明部25となる。この時、アノード電極24はレジスト
31により保護され、サンドプラスト処理によるダメー
ジを受けることはない。
、アノードガラス23に対してサンドプラスト処理する
。すなわち第2図(e)に示すように、砥粒(縞かい粒
)と水を混ぜて、それを、圧縮空気を用いてノズル33
からアノードガラス23に向って吹き付けるや具体的な
一例としては、砥粒として酸化アールミナ150〜25
0メツシュを用い、この砥粒と水を1:3に混ぜ合わせ
て約4kl/L!!lIの圧縮空気を用いてノズル33
からアノードガラス23に向って吹き付ける。このサン
ドプラスト処理により、前記第2図(81に示すように
、アノード電極24相互間のアノードガラス23面は、
正確にかつ未処理部を残すことなく雲すガラス状の不透
明部25となる。この時、アノード電極24はレジスト
31により保護され、サンドプラスト処理によるダメー
ジを受けることはない。
その関係上、レジスト31としては、強度の強いものを
用いるとともに、厚さを厚くしてもよい。
用いるとともに、厚さを厚くしてもよい。
また、他の樹脂とハイブリット構成(下層が他の樹脂、
上層がレジストの2層構成)にするなどして、サンドプ
ラストに耐えるように形成することもできる。
上層がレジストの2層構成)にするなどして、サンドプ
ラストに耐えるように形成することもできる。
このようにしてサンドプラスト処理を行ったならば、次
に水洗してアノードガラス23に付着している砥粒など
を充分除去した後、第2図(flに示すように7ノード
電極24上のレジスト31を除去する。
に水洗してアノードガラス23に付着している砥粒など
を充分除去した後、第2図(flに示すように7ノード
電極24上のレジスト31を除去する。
その後は、アノードガラス23の前記不透明部25に隔
壁をスクリーン印刷方式で印刷形成することとなる。
壁をスクリーン印刷方式で印刷形成することとなる。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、この発明によれば、アノー
ド電極相互間のアノードガラス面をサンドプラスト処理
により不透明部として、m緑の直線性の良好なアノード
電極部分のみを発光領域としたので、アノードガラス面
での発光面積、延いては輝度を均一とすることができる
。また、この発明では、アノード電極をフォトリソ・エ
ッチング法で形成した後、前記エツチング時に使用した
マスクをγノード電極上に残した状態でサンドプラスト
処理することにより、アノード電極を充分に保護しつつ
、アノード電極相互間のアノードガラス面を余すことな
く正確に不透明化処理できる。
ド電極相互間のアノードガラス面をサンドプラスト処理
により不透明部として、m緑の直線性の良好なアノード
電極部分のみを発光領域としたので、アノードガラス面
での発光面積、延いては輝度を均一とすることができる
。また、この発明では、アノード電極をフォトリソ・エ
ッチング法で形成した後、前記エツチング時に使用した
マスクをγノード電極上に残した状態でサンドプラスト
処理することにより、アノード電極を充分に保護しつつ
、アノード電極相互間のアノードガラス面を余すことな
く正確に不透明化処理できる。
さらに、このサンドプラストによる不透明化処理によれ
ば、単にサンドプラストだけを追加して行えばよいので
あるから、輝度の均一化を図る上で、マスク膜形成法と
比較して、工程の短縮、価格の低減および歩留りの向上
を図ることができる。
ば、単にサンドプラストだけを追加して行えばよいので
あるから、輝度の均一化を図る上で、マスク膜形成法と
比較して、工程の短縮、価格の低減および歩留りの向上
を図ることができる。
第1図はこの発明のプラズマディスプレイの一実施例を
示す構造断面図、第2図はこの発明のプラズマディスプ
レイの製造方法の一実施例を示す工程断面図、第3図は
従来のプラズマディスプレイの一例を示す平面図、斜視
図および断面図、第4図は隔壁をアノードガラス側に形
成した従来のプラズマディスプレイの断面図、第5図は
スクリーン印刷方式におけるスクリーンと得られた隔壁
を示す平面図、第6図はマスク膜形成により輝度の均一
化を図ったプラズマディスプレイを示す断面図である。 23・・・アノードガラス、24・・・アノード電極、
25・・・不透明部、26・・・隔壁、24a・・・I
TO膜、31・・・レジスト、32・・・露光マスク、
33・・・ノズル。 本発明一実施例の製造法 第2図 本発明−実施側の製造法 第2 図 隔壁をアノードガラス側に形成したプラズマディスプレ
イ第4 図 (a) 斜視図 (C) 従来のプラズマディスプレイの一例 第3図 マスク膜1こより譚度の均一化を図フたプラズマディス
プレイ第6図 (m) (C) (a) スクリーン印刷方式におけるスクリーンと得られた隔壁
第5 図
示す構造断面図、第2図はこの発明のプラズマディスプ
レイの製造方法の一実施例を示す工程断面図、第3図は
従来のプラズマディスプレイの一例を示す平面図、斜視
図および断面図、第4図は隔壁をアノードガラス側に形
成した従来のプラズマディスプレイの断面図、第5図は
スクリーン印刷方式におけるスクリーンと得られた隔壁
を示す平面図、第6図はマスク膜形成により輝度の均一
化を図ったプラズマディスプレイを示す断面図である。 23・・・アノードガラス、24・・・アノード電極、
25・・・不透明部、26・・・隔壁、24a・・・I
TO膜、31・・・レジスト、32・・・露光マスク、
33・・・ノズル。 本発明一実施例の製造法 第2図 本発明−実施側の製造法 第2 図 隔壁をアノードガラス側に形成したプラズマディスプレ
イ第4 図 (a) 斜視図 (C) 従来のプラズマディスプレイの一例 第3図 マスク膜1こより譚度の均一化を図フたプラズマディス
プレイ第6図 (m) (C) (a) スクリーン印刷方式におけるスクリーンと得られた隔壁
第5 図
Claims (2)
- (1)アノード電極を有するアノードガラス側に、各セ
ルを形成するための隔壁が設けられるプラズマディスプ
レイにおいて、 アノード電極相互間のアノードガラス面はサンドプラス
ト処理による不透明部とされ、 この不透明部に前記隔壁が形成されたことを特徴とする
プラズマディスプレイ。 - (2)アノード電極を有するアノードガラス側に、各セ
ルを形成するための隔壁が設けられるプラズマディスプ
レイの製造方法において、 アノードガラス面に、電極材料の被着とフォトリソ・エ
ッチング工程によりアノード電極を形成する工程と、 その後、前記エッチング工程で用いたマスクをアノード
電極上に残したままサンドプラスト処理し、アノード電
極相互間のアノードガラス面を不透明部とする工程と、 その後、前記不透明部に隔壁を印刷形成する工程とを具
備してなるプラズマディスプレイの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1032610A JP2634895B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | プラズマディスプレイおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1032610A JP2634895B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | プラズマディスプレイおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02213020A true JPH02213020A (ja) | 1990-08-24 |
JP2634895B2 JP2634895B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=12363624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1032610A Expired - Fee Related JP2634895B2 (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | プラズマディスプレイおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2634895B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004113449A1 (ja) * | 2003-06-17 | 2004-12-29 | Jsr Corporation | プラズマディスプレイパネル用転写フィルム並びにプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 |
-
1989
- 1989-02-14 JP JP1032610A patent/JP2634895B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004113449A1 (ja) * | 2003-06-17 | 2004-12-29 | Jsr Corporation | プラズマディスプレイパネル用転写フィルム並びにプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2634895B2 (ja) | 1997-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7023136B2 (en) | Gas discharge panel and method of production of a gas discharge panel | |
JPH02213020A (ja) | プラズマディスプレイおよびその製造方法 | |
JP2001118512A (ja) | プラズマディスプレイパネルおよび隔壁形成方法 | |
KR20070010640A (ko) | 플라즈마 디스플레이 패널 및 그의 제조방법 | |
KR100467682B1 (ko) | 플라즈마 디스플레이 소자의 격벽 제조방법 | |
JP2004342348A (ja) | プラズマディスプレイパネルの製造方法 | |
KR100349903B1 (ko) | 플라즈마표시소자및이의제조방법 | |
KR100350652B1 (ko) | 플라즈마 디스플레이 패널의 격벽 및 형광체 형성 방법 | |
JP3206571B2 (ja) | プラズマディスプレイパネル、及びその製造方法 | |
KR20010004118A (ko) | 플라즈마 디스플레이 패널의 씰층 형성 방법 | |
KR20040081497A (ko) | 플라즈마 디스플레이 패널의 배면패널 및 그 제조 방법 | |
KR100467076B1 (ko) | 플라즈마 디스플레이 패널의 격벽 제조방법 | |
JP2001236891A (ja) | プラズマディスプレイパネル及びプラズマディスプレイパネルの製造方法 | |
KR100553928B1 (ko) | 플라즈마디스플레이패널및그제조방법 | |
JP2002216640A (ja) | ガス放電表示装置およびその製造方法 | |
JP3558043B2 (ja) | プラズマディスプレイ表示装置の製造方法 | |
KR100464308B1 (ko) | 플라즈마 디스플레이 장치의 격벽 제조방법 | |
KR100719034B1 (ko) | 플라즈마 디스플레이 패널의 제조방법 | |
KR100524299B1 (ko) | 플라즈마 디스플레이 패널 | |
KR20040051154A (ko) | 격벽 형성용 마스크 및 이를 이용한 플라즈마 디스플레이패널의 제조방법 | |
JP2003187713A (ja) | プラズマディスプレイパネル用隔壁及びその製造方法 | |
JP2012038793A (ja) | 現像装置および現像方法およびその現像方法を用いたプラズマディスプレイパネル | |
JP2009087810A (ja) | 表示パネルの製造方法 | |
JPH02210733A (ja) | プラズマディスプレイおよびその製造方法 | |
JPH05135694A (ja) | カラーガス放電型表示パネルの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |