JPS61257770A

JPS61257770A - 多軸回転工具

Info

Publication number: JPS61257770A
Application number: JP9788785A
Authority: JP
Inventors: Akinori Motojima; 本嶋　明典; Morihito Nakagawa; 中川　守人
Original assignee: Mitsubishi Motors Corp
Current assignee: Mitsubishi Motors Corp
Priority date: 1985-05-10
Filing date: 1985-05-10
Publication date: 1986-11-15
Also published as: JPH0424190B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は多軸回転工具に関する。

〔従来の技術〕

例えば、プレス型の切削加工工程は、従来、サンダー、
グラインダー、やすシ、砥石、ベーパー仕上げを順次手
作業で行っている。

しかしながら、このような手作業は、熟練を要し、かつ
力を入れて磨かなければならないので、重労働であシ、
また発生する粉塵で作業環境は悪化し、作業時間も長時
間を要する。

そこで、省力化を図るために、砥石をモーター駆動によ
シ自転及び公転する研磨機も提案されているが、従来の
この種の研磨機は同一モーターで自転及び公転を制御す
るので、砥石の種々の用途における最適条件を設定する
ことが困難である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明はこのような事情に鑑みて提案されたもので、熟
練を要せず、作業環境を悪化することなく、省力及び省
時間を図る経済的な多軸回転工具を提供することを目的
とする。

〔問題点を解決するための手段〕

そのために本発明は、短円筒状ノ・ウジングのエンドプ
レート上に同軸的に突設された自転用モーターと、上記
ノ・ウジングの他端開口内に同軸的に回動自在に枢支さ
れた中空公転部材と、上記ハウジング内に同軸的に枢支
され一端が上記自転用モーターの回転軸に嵌着されると
＼もに他端が上記中空公転部材の中心孔に枢支された自
転軸と、上記ノ・ウジングのエンドプレート上に上記自
転用モーターと平行に突設された公転用モーターと、上
記ノ１ウジング内に上記自転軸と平行に枢支され一端が
上記公転用モーターの回転軸に嵌着され゛ると＼もに他
端に突設されたギヤが上記中空公転部材の内端に突設さ
れたギヤに歯合する公転軸と、上記中空公転部材の外端
に等半径等間隔で中心の周シにそれぞれ枢支され内端に
突設されたギヤがそれぞれ上記自転軸の外端に突設され
たギヤに歯合する３軸以上の出力軸とを具えたことを特
徴とする。

〔作　用〕

このような構成によシ、熟練を要せず、作業環境を悪化
することなく、省力及び省時間を図る経済的な多軸回転
工具を得ることかで゛　きる。

〔実施例〕

本発明を三頭研磨機に適用した一実施例を図面について
説明すると、第１図はその縦断面図、第２図は第１図の
底面図、第３図は第１図の正面図、第４図は第１図の砥
石の部分縦断斜視図、第５図は第１図の公転運動系。

自転運動系を示す説明図である。

上図において、１は左端下部に取付用フランジ部材２が
突設された短円筒状ノ１ウジングで、ハウジング１の左
端はエンドプレート６によシ閉塞され、その中間部は隔
壁４で仕切られ、隔壁４の右方は空所となっている。

５．６はそれぞれエンドプレート３の上端。

中心部にそれぞれ軸方向に並設された公転用モーター、
自転用モーター、７はノ＼ウジング１の右端空所に軸受
を介して同軸的に枢支された中空公転部材、８はノ・ウ
ジング１の中心線上に枢支された自転軸でその左端は／
・ウジング１のエンドプレート３に枢支されると＼もに
自転用モーター６の回転軸に嵌着され、その中間部が隔
壁４に枢支されその右端部は公転部材７の右端エンドプ
レート９に枢支されている。

１０は°自転軸８の右端付近に嵌着されたギヤ、１１は
中空公転部材７の中心線の周りに等半径等間隔で軸方向
に枢着された３本の等長の出力軸で、出力軸１１の左端
に嵌着されたギヤ１２は自転軸８の右端のギヤ１０に歯
合している。

１３は左端がハウジング１のエンドプレート乙に軸支さ
れると＼もに公転用モーター５の回転軸に嵌着され右端
付近が隔壁４に枢支された公転軸で、公転軸１３の右端
にはギヤ１４が嵌着されている。

１５は中空公転部材７の左端に嵌着されたギヤで、ギヤ
１５は公転軸１６のギヤ１４に歯合している。

１６は３本の出力軸１１のそれぞれ先端にユニバーサル
ジヨイント１７を介して連結された砥石で、砥石１６は
磁石１８を介して出力軸１１のユニバーサルジヨイント
１７に螺着されている。

このような構造において、第５図に示すように、公転用
モーター５０回転は、同一方向のハツチングで示すよう
に、公転軸１３．ギヤ１４．ギヤ１５．を介して中空公
転部材７を中心線の周シに回転するので、各砥石１６は
ハウジング中心線の周シに半径凡の円に沿つて公転する
。

また、自転用モーター６の回転は自転軸８゜ギヤ１０．
ギヤ１２を介して出力軸１１を回転するので、砥石１６
は自転することができる。

こ＼で、公転運動系と自転運動系とはそれぞれ公転用モ
ーター５．自転用モーター乙によシ独立して駆動される
ので、両運動系はそれぞれ単独に駆動することも可能で
ある。

砥石１６は、研削の際は、磁石１８の作用によシ研削面
に吸引されて砥石の中心線を研削面に垂直とし、ハウジ
ング内にはグリースが封入され、加工時は、外周に突設
されたフィンによシ冷却されるようになっている。

このような構造によれば、砥石の公転回転数は０〜７０
０　ｒｐｍ、その自転回転数は０〜１４．００　Ｏｒｐ
ｍ、装置の全重量は約１３今、全長は約４００ｎとする
ことができるので、小型軽量で経済的な三頭研磨機を得
ることができる。

〔発明の効果〕

要するに本発明によれば、短円筒状ハウジングのエンド
プレート上に同軸的に突設された自転用モーターと、上
記ハウジングの他端開口内に同軸的に回動自在に枢支さ
れた中空公転部材と、上記ハウジング内に同軸的に枢支
され一端が上記自転用モーターの回転軸に嵌着されると
＼もに他端が上記中空公転部材の中心孔に枢支された自
転軸と、上記ハウジングのエンドプレート上に上記自転
用モーターと平行に突設された公転用モーターと、上記
ハウジング内に上記自転軸と平行に枢支され一端が上記
公転用モーターの回転軸に嵌着されると＼もに他端に突
設されたギヤが上記中空公転部材の内端に突設されたギ
ヤて歯合する公転軸と、上記中空公転部材の外端に等半
径等間隔で中心の周シにそれぞれ枢支され内端に突設さ
れたギヤがそれぞれ上記自転軸の外端に突設されたギヤ
に歯合する３軸以上の出力軸とを具えたことによシ、熟
練を要せず、作業環境を悪化することなく、省力及び省
時間を図る経済的な多軸回転工具を得るから、本発明は
産業上極めて有益なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を三頭研磨機に適用した一実施例を示す
底面図、第２図は第１図の底面図、第３図は第１図の正
面図、第４図は第１図の砥石の部分縦断斜視図、第５図
は第１図の公転運動系、自転運動系を示す説明図である
。１・・・ハウジング、２・・・７ランク部材、３・・・
エンドプレート、４・・・隔壁、５・・・公転用モータ
ー、６・・・自転用モーター、７・・・中空公転部材、
８・・・自転軸、９・・・エンドプレート、１０・・・
ギヤ、１１・・・出力軸、１２・・・ギヤ、１３・・・
公転軸、１４・・・ギヤ、１５・・・ギヤ、１６・・・
砥石、１７・・・ユニバーサルジョイン）、１８・・・
磁石。

Claims

【特許請求の範囲】短円筒状ハウジングのエンドプレート上に同軸的に突設された自転用モーターと、上記ハウジング
の他端開口内に同軸的に回動自在に枢支された中空公転
部材と、上記ハウジング内に同軸的に枢支され一端が上
記自転用モーターの回転軸に嵌着されるとゝもに他端が
上記中空公転部材の中心孔に枢支された自転軸と、上記
ハウジングのエンドプレート上に上記自転用モーターと
平行に突設された公転用モーターと、上記ハウジング内
に上記自転軸と平行に枢支され一端が上記公転用モータ
ーの回転軸に嵌着されるとゝもに他端に突設されたギヤ
が上記中空公転部材の内端に突設されたギヤに歯合する
公転軸と、上記中空公転部材の外端に等半径等間隔で中
心の周りにそれぞれ枢支され内端に突設されたギヤがそ
れぞれ上記自転軸の外端に突設されたギヤに歯合する３
軸以上の出力軸とを具えたことを特徴とする多軸回転工
具。