JP3773072B2 - 研磨装置及び研磨方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は研磨装置及び研磨方法に係り、特にガラス板等の板状体を研磨する研磨装置及び研磨方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガラス等の板状体の研磨は、仕上げ面の均一化を図るために、定盤を偏芯揺動させて研磨する。すなわち、定盤の姿勢を一定に保持した状態で、定盤を偏芯回転させて研磨する。これにより、定盤はどの点をとっても周速が一定になり、研磨の均一化を図ることができる。
【0003】
そして、従来の研磨装置では、前記定盤を偏芯揺動させるために、平行な2本の出力軸を備え、その平行2軸の出力軸を平行運動動作させることにより、その端部に固定された定盤を偏芯揺動させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように、2本の出力軸を用いて定盤を偏芯揺動させる機構は、高い部品精度と組立精度が要求されるため、製作がきわめて困難であるという欠点があった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、出力軸を1軸とし、簡易な構成で偏芯揺動研磨を行なうことができる研磨装置及び研磨方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の研磨装置は、前記目的を達成するために、回転駆動源と、前記回転駆動源に連結されて回転する入力軸と、前記入力軸に設けられた第1の入力ギアと、前記第1の入力ギアと噛合するメインギアが設けられており、前記回転駆動源によってその軸心を中心に回転駆動される主軸と、前記主軸に回転自在に支持されるとともに、該主軸の回転中心と偏芯した位置に回転自在に支持された出力軸と、前記主軸の回転で生じる前記出力軸の共回りを防止する回り止め機構であって、前記入力軸に設けられた第2の入力ギアと、前記出力軸に設けられた出力ギアと、ドーナツ状に形成され、その外周に形成された外歯が前記第2の入力ギアと噛合するとともに、その内周に形成された内歯が前記出力ギアと噛合するアイドルギアとを備え、前記出力ギアの自転角速度がゼロとなるように、前記メインギアのピッチ円半径r 、前記第1の入力ギアのピッチ円半径r 、前記出力ギアのピッチ円半径r 、前記第2の入力ギアのピッチ円半径r 、前記アイドルギアの内歯のピッチ円半径r E(IN) 及び前記アイドルギアの外歯のピッチ円半径r E(OUT) が、
E(IN) ・(r /r E(OUT) )−(r E(IN) −r )・(r /r )=0,
+r E(OUT) =r +r
の2式の関係を同時に満たすように設定された差動歯車機構と、前記出力軸の端部に設けられ、その表面に研磨具を備えた定盤と、前記定盤と対向した位置に設けられ、ワークを支持するワークテーブルと、からなり、前記定盤を前記ワークテーブル上に支持されたワークに圧接させることにより、前記ワークの表面を研磨することを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、主軸を回転させると、その主軸に設けられた出力軸が偏芯回転する。これにより、定盤も偏芯回転するが、前記出力軸は、前記主軸に回転自在に支持されているので、前記主軸が回転すると、前記出力軸は共回り(自転)を生じる。しかしながら、前記出力軸は、回り止め機構によって、その回転が防止されているので、その共回りは生じない。したがって、定盤は、常に一定の姿勢を維持したまま偏芯回転、すなわち、偏芯揺動を行なうことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る研磨装置及び研磨方法の好ましい実施の形態について詳説する。
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る研磨装置の構成を示す側面断面図である。
【0010】
同図に示すように、前記研磨装置10は、板状のワーク12を保持するワーク保持部14と、そのワーク保持部14に保持されたワーク12を研磨するワーク研磨部16とから構成されている。
【0011】
前記ワーク保持部14は、前記ワーク12を保持するワークテーブル18を有しており、該ワークテーブル18はベース20上に固定されている。
【0012】
前記ワーク研磨部16は、前記ワーク保持部14の上方に設けられ、前記ワークテーブル18と直交する主軸22を有している。この主軸22は、ベアリング24、24、…を介して本体ケーシング26に回転自在に支持されており、該本体ケーシング26は図示しないコラムに昇降自在に支持されている。
【0013】
前記主軸22には、主軸22の軸心Oと偏芯した位置に挿通孔22Aが穿孔されている。挿通孔22Aには出力軸28が挿通されており、該出力軸28は、ベアリング30、30、…を介して回転自在に支持されている。したがって、前記主軸22を回転させると、前記出力軸28は、主軸22の軸心Oを中心とした偏芯回転を行なう。
【0014】
前記出力軸28の先端部には、正方形状に形成された定盤32が連結されている。この定盤32は、図示しない昇降加圧機構を備えており、前記ワークテーブル18に対して平行に配置されており、その表面には研磨布34が貼付されている。
【0015】
前記主軸22を回転させる駆動機構は、次のように構成されている。
【0016】
前記主軸22の基端部には、メインギアAが主軸22に一体形成されている。このメインギアAには第1入力ギアBが噛合しており、該第1入力ギアBは入力軸46の先端に一体固着されている。
【0017】
前記入力軸46は、前記本体ケーシング26にベアリング48、48を介して回転自在に支持されており、その基端部には、駆動ギア50が一体固着されている。駆動ギア50は、タイミングベルト52を介して伝達ギア54に連結されており、該伝達ギア54は、モータ56のスピンドルに一体固着されている。
【0018】
以上のように構成された駆動機構において、前記モータ56を駆動することにより、その回転が入力軸46に伝達され、さらに、その回転が主軸22に伝達されて、主軸22が回転する。
【0019】
本実施の形態の研磨装置10は、出力軸28の自転を差動歯車機構を用いて防止している。
【0020】
図1に示すように、主軸22の軸心O と偏芯した位置に回転自在に支持された出力軸28には、その基端部に出力ギアCが一体形成されている。
【0021】
また、前記主軸22に回転力を伝達する入力軸46には、その中央部近傍に第2入力ギアDが一体形成されている。
【0022】
この出力ギアCと第2入力ギアDは、ドーナツ状に形成されたアイドルギアEを介して互いにギア結合されており、前記出力ギアCは、前記アイドルギアEの内周部に形成された内歯E IN に噛合している。また、前記第2入力ギアDは、前記アイドルギアEの外周 に形成された外歯E OUT に噛合している。
【0023】
前記出力ギアCと第2入力ギアDとの間に介在するアイドルギアEは、支軸64の先端部に一体形成されている。この支軸64は、前記主軸22と同軸上に配設されており、ベアリング66、66を介して本体ケーシング26に回転自在に支持されている。
【0024】
以上の構成により、入力軸46が回転すると、その入力軸46の回転が主軸22に伝達されて主軸22が回転し、出力軸28が主軸22の軸心O を中心とした偏芯回転を行なう。
【0025】
ここで、前記出力軸28が偏芯回転すると、その基端部に一体形成された出力ギアCは、前記アイドルギアEの内周に沿って公転する。
【0026】
一方、前記アイドルギアEは、その外周に形成された外歯E OUT に前記入力軸46に一体形成された第2入力ギアDが噛合しているため、前記入力軸46が回転することにより、その入力軸46の回転が伝達されて回転する。したがって、このアイドルギアEの内周に沿って公転する出力ギアCも、前記アイドルギアEが回転することにより、その回転が伝達されて回転する(自転する)。
【0027】
ところで、本実施の形態の研磨装置では、定盤32を偏芯揺動、すなわち、その姿勢を一定に保持した状態で偏芯回転を行なわせる必要がある。このため、出力軸28の自転を防止して、出力軸28に偏芯回転のみを与える必要がある。
【0028】
そこで、前記構成の差動歯車機構において、次の設定を行なうことにより、偏芯回転する出力軸28の自転を防止する。
【0029】
前記出力軸28の自転を防止するためには、入力軸46の回転角速度と出力軸28の回転角速度の関係式を求め、出力軸28の回転角速度がゼロとなる条件を求めればよい。
【0030】
図2に示すように、前記差動歯車機構では、第2入力ギアDとアイドルギアEの外歯E OUT が噛み合い( (1) )、メインギアAと第1入力ギアBが噛み合い( (2) )、出力ギアCとアイドルギアEの内歯E IN (3) )が噛み合っている。
【0031】
ここで、前記メインギアAのピッチ円半径をr 、第1入力ギアBのピッチ円半径をr 、出力ギアCのピッチ円半径をr 、アイドルギアEの内歯E IN のピッチ円半径をr E(IN) 、外歯E OUT のピッチ円半径をr E(OUT) 、第2入力ギアDのピッチ円半径をr とし、入力軸46の角速度をω IN 、出力軸28の角速度をω OUT 、主軸22(メインギアA)の角速度をω 、アイドルギアEの角速度をω とすると、前記各噛み合いにおいて、速度が等しいので、次の式が成り立つ。
【0032】
すなわち、前記第2入力ギアDとアイドルギアEの外歯E OUT との噛み合いにおいて、
【0033】
[数1 ]
・ω IN =r E(OUT) ・ω (1)
前記メインギアAと第1入力ギアBとの噛み合いにおいて、
【0034】
[ 数2 ]
・ω IN =r ・ω (2)
前記出力ギアCとアイドルギアEの内歯E IN との噛み合いにおいて、
【0035】
[ 数3 ]
E(IN) ・ω =r ・ω OUT +(r E(IN) −r )・ω (3)
の関係式が成り立つ。
【0036】
上式 (1) (3) から、ω (アイドルギアEの角速度)とω (主軸の角速度)を消去すると、
【0037】
[ 数4 ]
ω OUT =(1/r )・{r E(IN) ・(r /r E(OUT) )−(r E(IN) −r )・(r /r )}・ω IN (4)
上式 (4) で、入力軸46の角速度ω IN の値にかかわらず、出力軸28の角速度ω OUT をゼロとするためには、中カッコ{ }内の項がゼロであればよい。すなわち、
【0038】
[ 数5 ]
E(IN) ・(r /r E(OUT) )−(r E(IN) −r )・(r /r )=0 … (5)
となればよい。
【0039】
また、図2に示すように、幾何学的な関係、すなわち、入力軸46と主軸22の軸間距離が一定という関係から、次式 (6) を導くことができる。
【0040】
[ 数6 ]
+r E(OUT) =r +r (6)
したがって、出力軸28の自転を防止して、出力軸28に偏芯回転のみを与えるためには、上式 (5) (6) を満たすように、各ギアA〜Eのピッチ円半径r 、r 、r 、r 、r E(IN) 、r E(OUT) を決定すればよい。
【0041】
以上の構成により、出力軸28は、自転せずに偏芯回転のみ行ない、この結果、定盤32は偏芯揺動する。したがって、本実施の形態の研磨装置10では、1軸で定盤32を偏芯揺動させることができる。
【0042】
なお、本実施の形態で説明したピッチ円半径の設定方法において、式 (5) 及び (6) を満たすようなピッチ円半径r 、r 、r 、r 、r E(IN) 、r E(OUT) の組合せは無数に存在するが、研磨装置10の仕様等を考慮して決定する。
【0043】
この結果、前記出力軸28は、主軸22を回転させると、その主軸22の軸心Oを中心とした偏芯回転を行なうが、その自転、すなわち、出力軸28の軸心Oを中心とした回転は規制される。したがって、この出力軸28に連結された定盤32も同様の動き、すなわち、その姿勢を一定に保持した状態で偏芯回転を行なう。このように、前記定盤32は、前記主軸22を回転させることにより、偏芯揺動する。
【0044】
前記のごとく構成された本実施形態に係る研磨装置の作用は次の通りである。
【0045】
まず、ワークテーブル18上にワーク12をセットする。そして、ワーク12のセッティングが終了したのち、モータ56を駆動する。
【0046】
モータ56を駆動すると、その回転が入力軸46に伝達され、更にその入力軸46の回転が主軸22に伝達されて、主軸22が回転する。
【0047】
前記主軸22が回転すると、その主軸22の偏芯した位置に設けられた出力軸28が、主軸22の軸心Oを中心として偏芯回転し、これにより、定盤32も偏芯回転する。
【0048】
ここで、前記出力軸28は、回転自在に支持されているため、前記主軸22が回転すると、その主軸22の回転に伴い共回り、すなわち、自転しようとするが、前記出力軸28の自転は上記差動歯車機構により規制される。
【0049】
したがって、前記出力軸28は、前記主軸22が回転することにより、前記主軸22の軸心Oを中心として偏芯回転するが、その姿勢は一定に保たれる。この結果、この出力軸28に連結された定盤32も、その姿勢を一定に保持した状態で偏芯回転を行なう。すなわち、偏芯揺動を行なう。
【0050】
は、前記主軸22を反時計回りに90°回転させたときの定盤32の軌跡を示している。同図に示すように、前記定盤32は、その姿勢を一定に保持した状態で、前記主軸22の軸心Oを中心に偏芯回転する。そして、このように偏芯揺動する定盤32は、定盤32上のどの点も同一の周速となり、ワーク12を均一に研磨することができる。
【0051】
上述したように、定盤32を偏芯回転させた状態で定盤32の昇降加圧機構により所定量下降させ、前記定盤32を前記ワークテーブル18上に固定されたワーク12に所定圧で圧接する。そして、その接触面に図示しないスラリ供給手段から、スラリ(加工液)を供給することにより、前記ワーク12の表面を研磨する。
【0052】
このように、本実施の形態の研磨装置によれば、定盤32を1軸で偏芯揺動させる機構を採用しているため、従来の平行2軸を用いて定盤32を偏芯揺動させる研磨装置に比べ、製作に際して、高い部品精度や組立精度は要求されない。したがって、従来機に比べ、製作がきわめて容易になり、同時にコストダウンも図ることができる。
【0053】
また、1軸で偏芯揺動させることにより、平行2軸の平行運動動作を適用した従来機に比べ、各ベアリングにかかる負荷を低減させることができ、装置寿命を延ばすことができる。
【0054】
なお、本実施の形態では、出力軸28の自転を防止する機構として、差動歯車機構を用いたが、例えば、出力軸28の基端部をユニバーサルジョイント自在継手又はオルダム軸継手等を使用して固定しても同様の効果を得ることができる。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る研磨装置及び研磨方法によれば、駆動軸を1軸とすることにより、高い部品精度と組立精度を要求されない簡易な構成の研磨装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る研磨装置の構成を示す側面断面図
【図2】 差動歯車機構の構成を説明する説明図
【図3】 偏芯揺動する定盤の軌跡を表した図
【符号の説明】
0…研磨装置
12…ワーク
18…ワークテーブル
22…主軸
26…本体ケーシング
28…出力軸
46…入力軸
50…駆動ギア
56…モータ
A…メインギア
B…第1入力ギア
C…出力ギア
D…第2入力ギア
E…アイドルギア
IN…アイドルギアの内歯
OUT…アイドルギアの外歯

Claims (2)

  1. 回転駆動源と、
    前記回転駆動源に連結されて回転する入力軸と、
    前記入力軸に設けられた第1の入力ギアと、
    前記第1の入力ギアと噛合するメインギアが設けられており、前記回転駆動源によってその軸心を中心に回転駆動される主軸と、
    前記主軸に回転自在に支持されるとともに、該主軸の回転中心と偏芯した位置に回転自在に支持された出力軸と、
    前記主軸の回転で生じる前記出力軸の共回りを防止する回り止め機構であって、前記入力軸に設けられた第2の入力ギアと、前記出力軸に設けられた出力ギアと、ドーナツ状に形成され、その外周に形成された外歯が前記第2の入力ギアと噛合するとともに、その内周に形成された内歯が前記出力ギアと噛合するアイドルギアとを備え、前記出力ギアの自転角速度がゼロとなるように、前記メインギアのピッチ円半径r 、前記第1の入力ギアのピッチ円半径r 、前記出力ギアのピッチ円半径r 、前記第2の入力ギアのピッチ円半径r 、前記アイドルギアの内歯のピッチ円半径r E(IN) 及び前記アイドルギアの外歯のピッチ円半径r E(OUT) が、
    E(IN) ・(r /r E(OUT) )−(r E(IN) −r )・(r /r )=0,
    +r E(OUT) =r +r
    の2式の関係を同時に満たすように設定された差動歯車機構と、
    前記出力軸の端部に設けられ、その表面に研磨具を備えた定盤と、
    前記定盤と対向した位置に設けられ、ワークを支持するワークテーブルと、
    からなり、前記定盤を前記ワークテーブル上に支持されたワークに圧接させることにより、前記ワークの表面を研磨することを特徴とする研磨装置。
  2. 回転駆動源により入力軸を回転させることにより、前記入力軸に設けられた第1の入力ギアと噛合するメインギアが設けられた主軸を回転させ、
    前記主軸の回転中心と偏芯した位置に出力軸を回転自在に支持するとともに、表面に研磨具を備えた定盤を前記出力軸の端部に設け、
    前記入力軸に設けられた第2の入力ギアと、前記出力軸に設けられた出力ギアと、ドーナツ状に形成され、その外周に形成された外歯が前記第2の入力ギアと噛合するとともに、その内周に形成された内歯が前記出力ギアと噛合するアイドルギアとを設けて、前記出力ギアの自転角速度がゼロとなるように、前記メインギアのピッチ円半径r 、前記第1の入力ギアのピッチ円半径r 、前記出力ギアのピッチ円半径r 、前記第2の入力ギアのピッチ円半径r 、前記アイドルギアの内歯のピッチ円半径r E(IN) 及び前記アイドルギアの外歯のピッチ円半径r E(OUT) を、
    E(IN) ・(r /r E(OUT) )−(r E(IN) −r )・(r /r )=0,
    +r E(OUT) =r +r
    の2式の関係を同時に満たすように設定して、前記主軸の回転で生じる前記出力軸の共回りを防止しながら前記主軸を回転させることにより、前記定盤を偏心揺動させ、
    該偏心揺動する定盤をワークテーブル上に支持されたワークに圧接させることにより、前記ワークの表面を研磨することを特徴とする研磨方法。
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