JPH06126641A - 内・外径研削砥石付き加工装置及びその加工方法 - Google Patents

内・外径研削砥石付き加工装置及びその加工方法

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JPH06126641A
JPH06126641A JP28150492A JP28150492A JPH06126641A JP H06126641 A JPH06126641 A JP H06126641A JP 28150492 A JP28150492 A JP 28150492A JP 28150492 A JP28150492 A JP 28150492A JP H06126641 A JPH06126641 A JP H06126641A
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outer diameter
diameter grindstone
grindstone
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shaft
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Tomohiro Suzuki
寛博 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 装置本体32に回動自在に設けられた筒体3
4の先端に外径砥石50を同軸上に設け、筒体34には
回転力を伝達する外径砥石駆動手段36が連結されてい
る。また、筒体34内に同軸上に回動自在に設けられた
シャフト38の先端に内径砥石68を同軸上に設け、シ
ャフト38には回転力を伝達する内径砥石駆動手段40
が連結されている。従って、外径砥石50及び内径砥石
68の回転数及び回転方向は個別に選択される。 【効果】 外径砥石と内径砥石のそれぞれの周速を同一
にするように、外径砥石と内径砥石のそれぞれの回転数
を設定して、外径砥石と内径砥石の寿命を同一にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板状材を研削してドーナ
ツ状の円板を抜き出す内・外径研削砥石付き加工装置及
びその加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、磁気ディスク等に使用され
るドーナツ状のガラス板は、環状に配設された内径砥石
と外径砥石で加工されている。すなわち、ドーナツ状の
ガラス板を加工する場合、矩形状のガラス板を1枚毎に
加工テーブルに真空吸着させて、環状に配設された内径
砥石と外径砥石を回転させて、矩形状のガラス板からド
ーナツ状のガラス板を抜き出す。これにより、ドーナツ
状のガラス板が加工される。
【0003】このように、矩形状のガラス板からドーナ
ツ状のガラス板を抜き出すための、内径砥石と外径砥石
を備えた内・外径研削砥石は、図3に示すように、内径
砥石10と外径砥石12をシャフト14に同軸上に固定
されている。そして、内径砥石10と外径砥石12はシ
ャフト14の回転で同一角速度で回転する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外径砥
石12は内径砥石10より半径が大きいので、外径砥石
12と内径砥石10とを同一角速度で回転すると、図4
に示すように外径砥石12の周速( V1 )が内径砥石1
0の周速( V2 )より速くなる。従って、外径砥石12
の摩耗量が内径砥石10の摩耗量より大きくなる。これ
により、外径砥石12が使用できない状態になると、内
径砥石10がまだ使用できる状態でも外径砥石12と一
緒に交換されるので、内径砥石10が無駄になる。すな
わち、従来の内・外径研削砥石は外径砥石12と内径砥
石10の寿命を同一に設定することができないという問
題がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、外径砥石と内径砥石のそれぞれの寿命を同一に
維持することができる内・外径研削砥石付き加工装置及
びその加工方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、装置本体と、装置本体に回動自在に設けられ
ると共に先端に外径砥石が同軸上に設けられた筒体と、
前記筒体に回転力を伝達可能な外径砥石駆動手段と、前
記筒体内に同軸上に回動自在に設けられると共に先端に
内径砥石が同軸上に設けられたシャフトと、前記シャフ
トに回転力を伝達可能な内径砥石駆動手段と、を備え、
同軸上に位置決めされた前記内径砥石及び外径砥石の回
動で板状材を研削してドーナツ状の円板を抜き出すこと
を特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、筒体を装置本体に回動自在に
設け、さらに筒体の先端に外径砥石を同軸上に設けた。
筒体には外径砥石駆動手段が連結されていて、外径砥石
駆動手段は筒体に回転力を伝達する。また、シャフトを
筒体内に同軸上に回動自在に設け、さらにシャフトの先
端に内径砥石を同軸上に設けた。シャフトには内径砥石
駆動手段が連結されていて、内径砥石駆動手段はシャフ
トに回転力を伝達する。
【0008】従って、外径砥石及び内径砥石のそれぞれ
の回転数及び回転方向を個別に選択して、外径砥石及び
内径砥石を回転させることができる。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る内・外径
研削砥石付き加工装置及びその加工方法について詳説す
る。図1には本発明に係る内・外径研削砥石付き加工装
置30の断面図が示されている。内・外径研削砥石付き
加工装置30は装置本体32、筒体34、外径砥石駆動
手段36、シャフト38、内径砥石駆動手段40を備え
ている。
【0010】装置本体32は開口孔32Aが形成されて
いて、開口孔32Aにはベアリング42、42を介して
筒体34が回動自在に支持されている。筒体34は筒部
44を有していて、筒部44の下端部にはフランジ46
を介して支持部材48が同軸上に固定されている。支持
部材48は環状部48Aを備えていて、環状部48Aに
は外径砥石50が固着されている。外径砥石50は環状
に形成されていて、環状部48Aに同軸上に配置されて
いる。
【0011】このように構成された筒体34は外径砥石
駆動手段36で回動される。すなわち、外径砥石駆動手
段36はプーリ52を有していて、プーリ52は筒部4
4の上端部に同軸上に固定されている。プーリ52はベ
ルト54を介してプーリ56に連結されている。プーリ
56はシャフト58を介してモータ60に回動力を伝達
可能に連結されている。モータ60は装置本体32に固
定されている。従って、モータ60が駆動すると筒体3
4が回動するので、外径砥石50が回動する。
【0012】筒体34内には同軸上にシャフト38が回
動自在に支持されている。すなわち、シャフト38のシ
ャフト部62は筒体34の筒部44にベアリング64、
64を介して同軸上に回動自在に支持されている。シャ
フト部62の下端部には支持部材66が固定されてい
る。支持部材66の下端部には内径砥石68が固着され
ている。内径砥石68は環状に形成されていて、外径砥
石50に同軸上に位置決めされている。
【0013】このように構成されたシャフト38は内径
砥石駆動手段40で回動される。すなわち、内径砥石駆
動手段40はプーリ70を有していて、プーリ70はシ
ャフト部62の上端部に同軸上に固定されている。プー
リ70はベルト72を介してプーリ74に連結されてい
る。プーリ74はシャフト76を介してモータ78に回
動力を伝達可能に連結されている。モータ78は装置本
体32に固定されている。従って、モータ78が駆動す
るとシャフト38が回動するので、内径砥石68が回動
するまた、シャフト部62には軸線上に開口孔62Aが
形成されていて、開口孔76Aはシャフト76の上端部
でロータリジョイント80を介して研削液供給管82に
連通されている。研削液供給管82は図示しない研削液
供給源に連通されている。さらに、開口孔76Aはシャ
フト76の下端部で支持部材66の開口孔66Aに連通
されている。従って、研削液供給源が駆動すると、開口
孔66Aを介して支持部材48の環状部48Aと支持部
材66間に研削液が供給されると共に、内径砥石68の
内部に供給される。
【0014】前記の如く構成された本発明に係る内・外
径研削砥石付き加工装置の作用について説明する。先
ず、研削液供給源を駆動して研削液供給管82に研削液
を供給する。研削液供給管82に供給された研削液は、
ロータリジョイント80、開口孔76A及び開口孔66
Aを介して支持部材48の環状部48Aと支持部材66
間と、内径砥石68の内部に供給される。
【0015】この状態で、モータ60とモータ78を駆
動して、それぞれのシャフト58、76を同一方向に回
転する。モータ60の回動力はプーリ56、ベルト5
4、プーリ52を介して筒部44に伝達される。筒部4
4に伝達された回動力は支持部材48を介して外径砥石
50に伝達される。これにより外径砥石50が回動す
る。また、モータ78の回動力はプーリ74、ベルト7
2、プーリ70を介してシャフト部62に伝達される。
シャフト部62に伝達された回動力は支持部材66を介
して内径砥石68に伝達される。これにより内径砥石6
8が回動する。
【0016】このように、外径砥石50と内径砥石68
とは、それぞれ独立したモータ60、78を有している
ので、モータ60、78の回転数を変えることにより、
外径砥石50の周速と内径砥石68の周速とを一定にす
ることができる。この状態で板状材88を研削してドー
ナツ状の円板90を抜き出す(図2参照)。この場合、
外径砥石50と内径砥石68とは一定の周速で同一方向
に回転するので、外径砥石50と内径砥石68のそれぞ
れの寿命が同一になる。尚、図2上で50Aは外径砥石
50で研削された研削部、68Aは内径砥石68で研削
された研削部である。
【0017】前記実施例においては外径砥石50と内径
砥石68とで1枚の板状材からドーナツ状の円板を抜き
出す場合について説明したが、これに限らず、外径砥石
50と内径砥石68を使用して、一体的に重ね合わされ
た複数枚の板状材を研削してもよい。これにより、1回
の研削で同時に複数枚のドーナツ状の円板を抜き出すこ
とができる。
【0018】また、前記実施例においては外径砥石50
と内径砥石68とを一定の周速で同一方向に回転する場
合について説明したが、これに限らず、外径砥石50と
内径砥石68とを互いに反対方向に回転させてもよい。
尚、前記実施例においては加工するワークをガラス板で
説明したが、ワークの材質としてはセラミック、シリコ
ン、ガラス、プラスチック、アルミ、及び木材等、ほと
んどの材質が適用可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る内・
外径研削砥石付き加工装置及びその加工方法によれば、
筒体には外径砥石駆動手段が連結されていて、外径砥石
駆動手段は筒体に回転力を伝達する。また、シャフトに
は内径砥石駆動手段が連結されていて、内径砥石駆動手
段はシャフトに回転力を伝達する。従って、外径砥石及
び内径砥石のそれぞれの回転数及び回転方向を個別に選
択して、外径砥石及び内径砥石を回転させて、板状材か
らドーナツ状の円板を抜き出す。
【0020】この場合、外径砥石と内径砥石の回転数を
それぞれ任意に設定して、外径砥石と内径砥石の摩耗量
を同じにすることができるので、外径砥石と内径砥石の
寿命を同一に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内・外径研削砥石付き加工装置の
断面図
【図2】内・外径研削砥石で研削された状態を示す板状
材の斜視図
【図3】従来の内・外径研削砥石の側面図
【図4】従来の内・外径研削砥石の底面図
【符号の説明】 32…装置本体 50…外径砥石 34…筒体 36…外径砥石駆動手段 68…内径砥石 38…シャフト 40…内径砥石駆動手段 88…板状材 90…ドーナツ状の円板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、 装置本体に回動自在に設けられると共に先端に外径砥石
    が同軸上に設けられた筒体と、 前記筒体に回転力を伝達可能な外径砥石駆動手段と、 前記筒体内に同軸上に回動自在に設けられると共に先端
    に内径砥石が同軸上に設けられたシャフトと、 前記シャフトに回転力を伝達可能な内径砥石駆動手段
    と、 を備え、同軸上に位置決めされた前記内径砥石及び外径
    砥石の回動で板状材を研削してドーナツ状の円板を抜き
    出すことを特徴とする内・外径研削砥石付き加工装置。
  2. 【請求項2】 同軸上に位置決めされた内径砥石及び外
    径砥石で板状材を研削してドーナツ状の円板を抜き出す
    内・外径研削砥石付き加工方法において、 外径砥石駆動手段を駆動して外径砥石を回転すると共に
    内径砥石駆動手段を駆動して内径砥石を回転し、 外径砥石及び内径砥石のそれぞれの回転数及び回転方向
    を個別に選択した後、外径砥石及び内径砥石で板状材を
    研削してドーナツ状の円板を抜き出すことを特徴とする
    内・外径研削砥石付き加工方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN113650172A (zh) * 2021-08-27 2021-11-16 单旭 节能加工圆形工件的方法及专用装置

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