JPS61256955A - 軽量化複合材組成物 - Google Patents

軽量化複合材組成物

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JPS61256955A
JPS61256955A JP9624785A JP9624785A JPS61256955A JP S61256955 A JPS61256955 A JP S61256955A JP 9624785 A JP9624785 A JP 9624785A JP 9624785 A JP9624785 A JP 9624785A JP S61256955 A JPS61256955 A JP S61256955A
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JP
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composite material
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synthetic resin
lightweight composite
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隆幸 木村
末永 文男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、軽量かつ高強度の複合材の製造に適した軽量
化複合材組成物に関するものである。
さらに詳しくは、本発明は建築材料、内装材料、装飾材
料、家具・厨房用材料などとして好適に使用でき、燃え
にくく、釘、木ネジの使用ができる軽量かつ高強度の複
合材を製造するに適した軽量化複合材組成物に関するも
のである。
〔従来の技術〕
セメント、石膏などの水硬性無機材料と石綿繊維、セル
ロース繊維、ヂタン酸カリウム繊維、ガラス繊維などの
繊維質材料やパーライト、マイカなどの粒子状材料とか
ら製造した軽量化された複合材料は種々知られている。
〔発明が解決すべき問題点〕
しかしながら、一般に知られているこれらの複合材は強
度が不十分であったり、釘、木ネジが使用できなかった
り、表面が荒れていたり、寸法安定性が悪かったりする
という難点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発萌者らは、軽量かつ高強度で、前記難点の改良され
た複合材を容易に製造することができる軽量化複合材組
成物を目的として鋭意研究を行った。その結果、mta
状マグネシウムオキシサルフェート、ガラス繊維、およ
び合成樹脂エマルジョンを混合してなる軽量化複合材組
成物によって前記目的を達成でき、この組成物を例えば
フィルタープレスや抄造法を用いて成形すると、見掛は
比重が0.4〜0.6程度で、かつ高い曲げ強度を有す
る表面状態の良い成形板が容易に得られることが判かり
、この発明に至った。
本発明は1lff状マグネシウムオキシサルフエート、
ガラス繊維、および合成樹脂エマルジョンを混合してな
る軽量化複合材組成物に関するものである。
本発明で用いる繊維状マグネシウムオキシサルフェート
はMqSo ・5MQo・8H20またはM(180−
5MO(OH)  −3H20と+7)化学式で表すこ
とができる合成無機物質で平均繊維長が10μm以上の
ものである。このような繊維状マグネシウムオキシサル
フェートは、たとえば、酸化マグネシウムあるいは水酸
化マグネシウムを硫酸マグネシウム水溶液に分散させて
加熱反応させる方法、または水酸化マグネシウムをTa
酸中に分散させて加熱反応させる方法により、製造する
ことができる。その製造法の具体例については後述する
。なお、平均繊維長が10μm以上の繊維状マグネシウ
ムオキシサルフェートの製造法の他の態様および具体例
については特開昭56−149318号公報に詳しく記
載されている。なお、本発明において用いる繊維状マグ
ネシウムオキシサルフェートは極めてかさ高い針状結晶
構造の繊維状物質である。そして本発明の目的に用いる
ためには、平均繊維長が10μm以上であれば良いが、
実質的に、真比重2.0〜2.5、長さく繊維長)1〜
100uTrLS直径(繊維径)0.1〜2μm、繊維
長/繊維径の比10〜100、見掛は比重0.05〜0
.2の範囲にある繊維状マグネシウムオキシサルフェー
トから構成される繊維状マグネシウムオキシサルフェー
ト・であることが望ましい。
本発明で用いるガラス繊維は、通常の樹脂用強化材とし
て用いられる1〜60js*の長さのチョツプドストラ
ンドで良い。好ましくは3〜151IIlHの長さのチ
ョツプドストランドを用いる。
本発明で用いる合成樹脂エマルジョンは、硬化可能な合
成樹脂エマルジョンであればいずれでも良く、代表的な
ものとしては、酢酸ビニル系、酢酸ビニルとエチレン、
塩化ビニル、アクリル酸エステルなどとの共重合体系、
アクリル酸エステル系、アクリル酸エステルとスチレン
などとの共重合体系、塩化ビニル系、塩化ビニリデン系
、エポキシ系、合成脂肪酸ビニルエステル系(ベオバ系
)などの合成樹脂エマルジョンを挙げることができ、本
発明で用いられる合成樹脂エマルジョンには合成ゴムラ
テックスも包含される。
平均繊維長が10μm以上の繊維状マグネシウムオキシ
サルフェートとガラス繊維、および合成樹脂エマルジョ
ンとの混合割合は、繊維状マグネシウムオキシサルフェ
ート100重量部に対して万ラス繊維1〜10重量部、
好ましくは3〜8重最部、合成樹脂エマルジョンが樹脂
成分(固形分)換算で5〜20重世部、好ましくは7〜
15重量部である。
ガラス!!1eftの量が多すぎると見掛は比重が大き
くなり、少なすぎると複合材の強度が低下する。
また、樹脂成分量が少なすぎると複合材の強度が低下し
、多すぎると可燃性が現れるとともに組成物を成形して
複合材を得るときの樹脂の損失が大きくなり、多く用い
てもそれに伴って複合材の強度が特に大きく向上しない
ので、経済的にも混合割合は上記範囲が適当である。
また、本発明の軽量化複合材組成物には、必要に応じて
例えば顔料、増量材、硬化剤などの添加剤をふくんでい
ても良い。
本発明においてm雄状マグネシウムオキシサルフェート
、ガラス繊維、および合成樹脂エマルジョンを混合する
にあたっては、混合操作の常法に従ってこの三者を単に
混合してもよいが、一般には混練水として水を用いるの
が適当である。混練水の使用仏は、合成樹脂エマルジョ
ン中の樹脂成分濃度によっても若干具なるが、11維状
マグネシウムオキシサルフ工−ト100重量部に対して
500〜3000重ω部、好ましくは700〜1500
重世部が適当である。
本発明の軽量化複合材組成物から複合材を製造する方法
は特に制限されないが、軽量かつ高強度の複合材を製造
するための代表例としては、繊維状マグネシウムオキシ
サルフェート、ガラス繊維および合成樹脂エマルジョン
に水を加えて均一なスラリー状の組成物にし、フィルタ
ープレスを用いて成形圧力50KgZcm2以下、好ま
しくは5〜30 Kg / cta 2で成形した後、
成形品を乾燥する方法が挙げられる。
〔発明の効果〕
本発明の組成物より得られた成形品は、燃えにクク(不
燃)、曲げ強麿が100/(g/am2前後と高く特に
見掛は比重が0.5〜O06と軽量であり、成形品の表
面はち密でクラックは見られず、デコボコしたり、けば
だったような荒れは無く極めて良好な表面状態をしてい
る。従って高級内装材、装飾材料、家具、厨房用材料と
して好適に使用可能である。
〔実施例〕
次に実施例および比較例を示す。
実施例で用いた繊維状マグネシウムオキシサルフェート
は、つぎの製造例により製造した。
繊維状マグネシウムオキシサルフェートの製造側水酸化
マグネシウム(MO(OH)2)1875g、硫酸マグ
ネシウム(MgS04・7H20)7500g、そして
水901を、容量1201のオートクレーブ(圧カニ9
Kg/cm2 ・G)に入れ、180℃に3時間保持し
て原料を反応させた後、室温にまで冷却した。
次いでオートクレーブから取り出した反応生成物のスラ
リーを充分に水洗し、過剰の硫酸マグネシウムを除去し
た後、脱水、乾燥した。
得られた物質の乾燥後の重■は2740gであった。こ
のものは、白色の針状結晶で、平均i帷艮が約50μ7
7L(ただし、大部分の繊維の繊維長は10〜100μ
mの範囲内にあった。)、平均IIN径が約1.0μT
rL(ただし、大部分のm維の繊維径は0.3〜2μm
の範囲内にあった。)、見掛は比重がO,OS、そして
奥比重が2.3の繊維状マグネシウムオキシリルフェー
トであった。
以下、実施例によって説明する。
〔実施例1〕 繊維状マグネシウムオキシサルフェート100重間部、
SBR系合成樹脂エマルジョン(固形分50重量%、商
品名し×430、日本ゼオン@製)20重量部、ガラス
繊維(13履チヨツプドストランド、商品名13PA7
04S、日東紡曲製)7重量部、および混練水i oo
o重量部を充分に混合し、スラリー状の軽量化複合材組
成物を製造した。次いでこの組成物を300mX300
mの型枠に流し込み、約50履厚となるように、フィル
タープレスを使用し、20に9/aa2G以下の圧力に
て成形して成形板を得た。成形板を1日間、放置、養生
したのち、乾燥機に入れて120℃で24時間乾燥した
このようにして得られた成形板の表面状態はち密で、ク
ラックは無く、良好であった。この成形板の各種物性を
測定した結果を第1表に示す。
〔実施例2〕 実施例1のSBR系合成樹脂エマルジョンを30重社部
、ガラス繊維を4型槽部にかえたほかは、実施例1と同
様にして軽量化複合材組成物を製造した後、成形板を製
造した。成形板の表面状態はち密で、クラックは無く、
良好であった。この成形板の各種物性を測定した結果を
第1表に示す。
〔実施例3] 実施例1のSBR系合成樹脂エマルジョンを、アクリル
酸エステル系の合成樹脂エマルジョン(固形分50%、
商品名ゴーレックスBT−M、鐘紡合成化学■製)に変
えたほかは、実施例1と同様にして軽量化複合材組成物
を製造した後、成形板を製造した。成形板の表面状態は
ち密で、クラックは無く、良好であった。この成形板の
各種物性を測定した結果を第1表に示す。
〔比較例1〜3〕 実施例1の繊維状マグネシウムオキシサルフェートのか
わりに、石綿m維(平均繊維長500μ汎、T−98)
−比較例1、チタン酸カリウム繊維(平均繊維長駒25
μm、商品名テイスモータイブL1大塚化学■製)−比
較例2、およびセルロース繊維(平均繊維長駒3am、
商品名ダモパルブ、■自装製)−比較例3、をそれぞれ
用いたほかは、実施例1と同様にして組成物を製造した
後、成形板を製造した。しかしながら、いずれの場合も
乾燥時に成形板にクラックが生じ、収縮が著しく、表面
状態の悪い成形板しか得られなかった。これらの成形板
の各種物性を測定した結果を第1表に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 繊維状マグネシウムオキシサルフェート100重量部、
    ガラス繊維1〜10重量部、および合成樹脂エマルジョ
    ン5〜20重量部(固形分換算)を混合してなる軽量化
    複合材組成物。
JP9624785A 1985-05-07 1985-05-07 軽量化複合材組成物 Granted JPS61256955A (ja)

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JPS61256955A true JPS61256955A (ja) 1986-11-14
JPH0354978B2 JPH0354978B2 (ja) 1991-08-21

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0390694A (ja) * 1989-08-29 1991-04-16 Ube Ind Ltd 複合紙用組成物および複合紙
JP2010090198A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Honda Motor Co Ltd プロピレン重合体組成物成形体の製造方法
JP2010090199A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Honda Motor Co Ltd 繊維状無機充填材含有樹脂組成物ペレット
JP2010090197A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Honda Motor Co Ltd プロピレン重合体組成物成形体の製造方法

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