JP2755505B2 - セメント製品の押出成形法 - Google Patents
セメント製品の押出成形法Info
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- JP2755505B2 JP2755505B2 JP3166484A JP16648491A JP2755505B2 JP 2755505 B2 JP2755505 B2 JP 2755505B2 JP 3166484 A JP3166484 A JP 3166484A JP 16648491 A JP16648491 A JP 16648491A JP 2755505 B2 JP2755505 B2 JP 2755505B2
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- Japan
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- weight
- fly ash
- cement
- extrusion molding
- extrusion
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00034—Physico-chemical characteristics of the mixtures
- C04B2111/00129—Extrudable mixtures
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はセメント製品の押出成
形法に関する。
形法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セメント製建材として無機質混練
材料を押出成形してなる押出建材が広く知られている。
この押出建材は押出方向に連続する限り任意の異形断面
形状の製品が連続押出成形可能であるので大量生産に向
く利点を有する。
材料を押出成形してなる押出建材が広く知られている。
この押出建材は押出方向に連続する限り任意の異形断面
形状の製品が連続押出成形可能であるので大量生産に向
く利点を有する。
【0003】
【従来の技術の問題点】しかしながら、上記押出成形に
おける、押出材料は加水の上混練したものとはいっても
プラスチック等と比べてかなり原料の潤滑性が悪く、こ
のため大馬力の押出機が必要となるほか押出助剤として
大量のメチルセルロースなどを使用しなければならない
問題があった。
おける、押出材料は加水の上混練したものとはいっても
プラスチック等と比べてかなり原料の潤滑性が悪く、こ
のため大馬力の押出機が必要となるほか押出助剤として
大量のメチルセルロースなどを使用しなければならない
問題があった。
【0004】
【発明が解決使用とする課題】この発明は上記問題点に
鑑み、押出成形において押出助剤を大量に必要とするこ
となく容易に押出可能であり、しかも資源の有効利用の
図れるセメント製品の押出成形法を提供することを目的
としてなされたものである。
鑑み、押出成形において押出助剤を大量に必要とするこ
となく容易に押出可能であり、しかも資源の有効利用の
図れるセメント製品の押出成形法を提供することを目的
としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明のセメン
ト製品の押出成形法は、フライアッシュとセメントとの
配合重量比が30/70〜80/20とされた水硬性物
質100重量部に対し水酸化マグネシウムを10〜30
重量%添加した主配合材料に必要に応じ石灰、補強繊
維、骨材、軽量発泡骨材を添加し加水の上混練し、該混
練配合物をフライアッシュの球状粒子によるベアリング
効果を利用しながら押出機により押出成形し、以後常法
により養生硬化することを特徴とするものである。
ト製品の押出成形法は、フライアッシュとセメントとの
配合重量比が30/70〜80/20とされた水硬性物
質100重量部に対し水酸化マグネシウムを10〜30
重量%添加した主配合材料に必要に応じ石灰、補強繊
維、骨材、軽量発泡骨材を添加し加水の上混練し、該混
練配合物をフライアッシュの球状粒子によるベアリング
効果を利用しながら押出機により押出成形し、以後常法
により養生硬化することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】この発明において、押出成形に供される配合材
料は、フライアッシュとセメントとからなる原料を主配
合材料とし、それに水酸化マグネシウムを添加すること
を必須とする。上記フライアッシュを添加するのは、産
業廃棄物の有効利用を行う消極的理由の他、フライアッ
シュの粒子形状が球状をなすことに着目し、この粒子形
状によってベアリング効果を発揮させ押出抵抗を軽減す
る積極的理由のためである。また水酸化マグネシウムの
添加は、上記材料配合にさらに押出抵抗を軽減させると
同時にセメントマトリックスの結合強度を向上させるた
めに添加される。
料は、フライアッシュとセメントとからなる原料を主配
合材料とし、それに水酸化マグネシウムを添加すること
を必須とする。上記フライアッシュを添加するのは、産
業廃棄物の有効利用を行う消極的理由の他、フライアッ
シュの粒子形状が球状をなすことに着目し、この粒子形
状によってベアリング効果を発揮させ押出抵抗を軽減す
る積極的理由のためである。また水酸化マグネシウムの
添加は、上記材料配合にさらに押出抵抗を軽減させると
同時にセメントマトリックスの結合強度を向上させるた
めに添加される。
【0007】上記において、フライアッシュとセメント
との配合重量比が30/70〜80/20とするのは、フライア
ッシュの添加量を30重量%より少なくすると産業廃棄物
の有効利用が十分に達成されず、また80重量%より多く
すると前記目的達成には好都合なものの如何に水酸化マ
グネシウムを添加しても製品強度の低下が著しく、建材
として不適となるからである。また水酸化マグネシウム
の添加量を10〜30重量%とするのは10重量%より少ない
と、製品強度向上が達成されない他、押出抵抗の軽減も
十分でなく、また30重量%より多くすると押出抵抗軽減
の面では好都合であるが、却って製品強度の低下が生じ
不適となるからである。また上記の配合原料に対し、石
灰、補強繊維、骨材、発泡スチレンビーズなどの軽量骨
材などが必要に応じて添加できる。
との配合重量比が30/70〜80/20とするのは、フライア
ッシュの添加量を30重量%より少なくすると産業廃棄物
の有効利用が十分に達成されず、また80重量%より多く
すると前記目的達成には好都合なものの如何に水酸化マ
グネシウムを添加しても製品強度の低下が著しく、建材
として不適となるからである。また水酸化マグネシウム
の添加量を10〜30重量%とするのは10重量%より少ない
と、製品強度向上が達成されない他、押出抵抗の軽減も
十分でなく、また30重量%より多くすると押出抵抗軽減
の面では好都合であるが、却って製品強度の低下が生じ
不適となるからである。また上記の配合原料に対し、石
灰、補強繊維、骨材、発泡スチレンビーズなどの軽量骨
材などが必要に応じて添加できる。
【0008】
【実施例】次に、この発明の実施例を説明する。まずフ
ライアッシュとセメントとの混合比を前者対後者の重量
比を 0/100 、27/75、50/50、75/25、 100/0 とし
てこれに水酸化マグネシウムを10重量%及びこれら材料
100重量%に対し外割重量%で水を45重量%添加し、混
練後押出機により押出抵抗を測定した。その結果は表1
の通りであった。
ライアッシュとセメントとの混合比を前者対後者の重量
比を 0/100 、27/75、50/50、75/25、 100/0 とし
てこれに水酸化マグネシウムを10重量%及びこれら材料
100重量%に対し外割重量%で水を45重量%添加し、混
練後押出機により押出抵抗を測定した。その結果は表1
の通りであった。
【0009】
【表1】
【0010】表1より明らかなようにフライアッシュの
添加量が増加するに従い押出抵抗が低下するのが確認さ
れた。次に、表1においてフライアッシュ添加の内で最
も押出抵抗の大きかったフライアッシュ/セメント重量
比25/50のものについて水酸化マグネシウムの添加量を
表2に示すように次第に増加させて押出成形し、その抵
抗を試験した。
添加量が増加するに従い押出抵抗が低下するのが確認さ
れた。次に、表1においてフライアッシュ添加の内で最
も押出抵抗の大きかったフライアッシュ/セメント重量
比25/50のものについて水酸化マグネシウムの添加量を
表2に示すように次第に増加させて押出成形し、その抵
抗を試験した。
【0011】
【表2】
【0012】表2より明らかなように水酸化マグネシウ
ムの添加により押出抵抗が軽減していくのが確認され
た。
ムの添加により押出抵抗が軽減していくのが確認され
た。
【0013】以上の結果より、フライアッシュ/セメン
トの重量比を50/50とした水硬性原料に、水酸化マグネ
シウムの添加量を0〜35重量%の範囲で添加し、さらに
パルプ繊維を5重量%、パーライト10重量%の配合量と
したセメント配合物100 重量%に外割重量%で1.0 重量
%のメチルセルロース、45重量%の水を加え、混練した
後押出成形し、厚さ1cm 、幅40cm、長さ50cmの成形体を
得、これを圧力4kg/cm2×12時間の条件でオートクレー
ブ養生を行い硬化させた。
トの重量比を50/50とした水硬性原料に、水酸化マグネ
シウムの添加量を0〜35重量%の範囲で添加し、さらに
パルプ繊維を5重量%、パーライト10重量%の配合量と
したセメント配合物100 重量%に外割重量%で1.0 重量
%のメチルセルロース、45重量%の水を加え、混練した
後押出成形し、厚さ1cm 、幅40cm、長さ50cmの成形体を
得、これを圧力4kg/cm2×12時間の条件でオートクレー
ブ養生を行い硬化させた。
【0014】この試験片の曲げ強度を測定したところ図
1に示す結果となった。図1より明らかなように、添加
に伴い強度が向上するが、水酸化マグネシウムの添加量
が15重量%を境として強度低下が生じ、30重量%添加量
を境として強度が実用強度を割ることが確認された。
1に示す結果となった。図1より明らかなように、添加
に伴い強度が向上するが、水酸化マグネシウムの添加量
が15重量%を境として強度低下が生じ、30重量%添加量
を境として強度が実用強度を割ることが確認された。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
産業廃棄物であるフライアッシュの粒子形状、及び水酸
化マグネシウムの潤滑性の相乗により押出抵抗の著しい
低下が可能となり、押出成形が容易になるとともに水酸
化マグネシウムの添加によりあわせて成形品の強度向上
が図れるといった効果を有する。
産業廃棄物であるフライアッシュの粒子形状、及び水酸
化マグネシウムの潤滑性の相乗により押出抵抗の著しい
低下が可能となり、押出成形が容易になるとともに水酸
化マグネシウムの添加によりあわせて成形品の強度向上
が図れるといった効果を有する。
【図1】この発明の強度試験結果を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 18:08 22:06 16:02 24:38 14:18) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C04B 28/04 C04B 22/06 C04B 22:06 C04B 18/08 C04B 18:08 C04B 14/36 C04B 14:36 B28B 3/20
Claims (1)
- 【請求項1】 フライアッシュとセメントとの配合重量
比が30/70〜80/20とされた水硬性物質100
重量部に対し水酸化マグネシウムを10〜30重量%添
加した主配合材料に必要に応じ石灰、補強繊維、骨材、
軽量発泡骨材を添加し加水の上混練し、該混練配合物を
フライアッシュの球状粒子によるベアリング効果を利用
しながら押出機により押出成形し、以後常法により養生
硬化することを特徴とするセメント製品の押出成形法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3166484A JP2755505B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | セメント製品の押出成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3166484A JP2755505B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | セメント製品の押出成形法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04362055A JPH04362055A (ja) | 1992-12-15 |
JP2755505B2 true JP2755505B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=15832252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3166484A Expired - Lifetime JP2755505B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | セメント製品の押出成形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2755505B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004530627A (ja) * | 2001-06-14 | 2004-10-07 | ス、クンヒ | 酸化マグネシウムを用いた建材の成形方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2619909B2 (ja) * | 1988-03-23 | 1997-06-11 | 株式会社クボタ | セメント製品の押出成形方法 |
JP2619923B2 (ja) * | 1988-07-06 | 1997-06-11 | 株式会社クボタ | セメント製品の押出成形方法 |
-
1991
- 1991-06-10 JP JP3166484A patent/JP2755505B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04362055A (ja) | 1992-12-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |