JPS61256810A - 表面波フイルタ - Google Patents

表面波フイルタ

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Publication number
JPS61256810A
JPS61256810A JP9722285A JP9722285A JPS61256810A JP S61256810 A JPS61256810 A JP S61256810A JP 9722285 A JP9722285 A JP 9722285A JP 9722285 A JP9722285 A JP 9722285A JP S61256810 A JPS61256810 A JP S61256810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
piezoelectric substrate
comb
side comb
wave
Prior art date
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Pending
Application number
JP9722285A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Inohara
猪原 淳一
Tomohiko Shinkawa
新川 友彦
Akio Nishino
西野 明夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9722285A priority Critical patent/JPS61256810A/ja
Publication of JPS61256810A publication Critical patent/JPS61256810A/ja
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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビ、ビデオのVIP回路等に、バンドパ
スフィルタとして使用される表面波フィルタに関するも
のである。
従来の技術 従来の表面波フィルタとして、特公昭59−15524
号公報、特公昭59−31890号公報、特開昭53−
94155号公報等がすでに知られている。
テレビ、ビデオに使われる表面波フィルタは、任意の周
波数帯域のみ通過させるバンドパスフィルタの機能を有
し、振幅特性と、位相特性を独立に設計できることから
、近年はとんどのテレビ。
ビデオに採用されているものである。
従来、表面波フィルタは、第6図に示すような構成であ
った。第6図において、1は圧電基板、2は入力側くし
形電極、3は出力側くし形電極、4はアース電極、5.
6はパッド電極、了はアプンーバであり、圧電基板1は
、ニオブ酸リチウム等の単結晶を使用し、その一方の主
平面を鏡面に研磨している。この研磨された面にアルミ
ニウム等の金属を、真空蒸着、あるいはスパッタリング
等の方法で付着させ、フォトリングラフイーの方法で第
5図の入力側くし形電極2.出力側くし形電極3.アー
ス電極4.パッド電極6,6を形成する。このあと、圧
電基板1の端面に、アブソーバ了(シリコンゴム又はエ
ポキシ等の樹脂)を塗布する。
圧電基板1上に、各種電極、アプンーバを形成してなる
表面波フィルタチップを、第8図に示すようにパッケー
ジに納める。
第8図において10は、前記第6図で示した表面波フィ
ルタチップ、11はアルミナ基板、12は銀、パラジウ
ム等の印刷電極、13は金又はアルミニウム等でつくら
れたワイヤー、9は接着剤、15はアルミナキャップで
あり、アルミナ基板11の上に、銀、パラジウムを印刷
し、焼付け(約800Tll:で焼き付ける)を行い、
その上に、前記表面波フィルタチップ10をエポキシ等
の接着剤15で貼り付ける。さらに、第6図のパッド電
極5及びパッド電極6と、第7図の印刷電極12とを、
金又はアルミニウムの直径約30μmのワイヤーで、ワ
イヤーボンディングを行い、電気的かつ機械的に接続す
る。さらに、この上より、気密性を保持するために、ア
ルミナキャップ16を、接着剤9にてアルミナ基板11
に貼りつける。
この後、このディバイスは、テレビ、ビデオのVIP回
路を形成するプリント基板に印刷電極12を半田付けし
て、実装される。
では次に、この表面波フィルタの動作を第4図〜第7図
を参照しながら説明する。
まず、表面波フィルタの振幅特性は、第7図に示すもの
であり、この振幅特性を得るためのくし形電極を計算よ
り求めると、第4図のようになる。
構成は第6図とほとんど同じのため省略するが、バンド
電極5間にある周波数の電気信号を加えると、入力側く
し形電極2において、その周波数の波が励起され、圧電
基板1の表面近くを左右に伝搬していく。この波が、出
力側くし形電極3に達した時出力側くし形電極3附近の
圧電基板1の表面を励振させ、その振動が、出力側くし
形電極3で電気信号に変換されパッド電極6より外部へ
型側 気信号として取り出される。又、当初、入力ゞくし形電
極2より左右に伝搬した波は、圧電基板1の端面に達し
、反射した後、圧電基板1の表面近くを反対にくし形電
極の方向へ伝搬し始める。この時、アブソーバ7を圧電
基板1の端部に塗布することで、前記反射した波の伝搬
を抑圧し、振幅特性にリップル等の不要反射波ののこる
ことを防ぐ。
さて、こうして得られた表面波フィルタの位相特性は第
7図の位相特性■であり、通過帯域内では、フラットな
位相特性を示す。ところが、ある方式(例PAL方式)
の放送では、送信側の位相特性が、フラットでは無いた
め、受信側で補正する必要がある。その方式に合わせる
ため、表面波フィルタに要望される位相特性は、第6図
の位相特性■である。
ここで、第6図は第4図に示した入力側くし形電極2の
模型を示したものである。
さて、前記第7図の位相特性■を得るためのくし形電極
を求めると、第5図のAの部分に該当するくし形電極の
み残すことで得られることがわがつfc。
つまシ、第5図の模型で、中心線Cと横軸!で交わる点
(o、o)を中心に、点対称であれば、位相特性は第7
図位相特性Hのようにフラットに、又対称でない場合、
例えば第6図Bの部分を除去した場合、位相特性は、第
7図位相特性fのようになり、要望特性に近づいた。そ
こで、我々は、第4図の切断箇所8に示す所から、第5
図Bに相当する部分を除去し、第6図に示す入力側くし
形電極2を得た。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、こうして得られた表面波フィルタの位相
特性は第7図の位相特性lに示すようにリップル成分(
第7図R)が非常に大きく、テレビ受信機での画面の歪
2色づれ等の諸特性に影響を与えるばかりか、近年かな
り普及してきた文字多重放送においては、エンドユーザ
ーの使用中での文字の誤表示等の原因になるに至った。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、位相特性のリップル成分が小さい表面波フィルタを提
供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明は、前記問題点を解決するため、圧電基板の主平
面に設けたくし形電極の一部を電気的に開放の状態にし
、その!まの状態で、前記圧電基板の主平面に残すよう
にしたものである。
作  用 上記構成により、圧電基板上に残した本来フラットな位
相特性を得るために必要であったくし形電極が、圧電基
板上を伝搬する波を乱すことなく、出力側のくし形電極
の方向へ導く導波電極となり、位相特性のリップル成分
の少ない、表面波フィルタが得られることになる。
実施例 第1図、第2図は本発明の表面波フィルタの一実施例を
示し、第3図は第1図に示した表面波フィルタより得ら
れる各特性を示したものである。
第1図において、16は圧電基板、17は入力側くし形
電極、18は出力側くし形電極、19はアース電極、2
0はパッド電極I、21はパッド電極■、22は導波電
極、23はアブソーバであシ、圧電基板16の主平面を
鏡面状に研磨し、その上にアルミニウムを真空蒸着等の
方法で付着させ、入力側くし形電極17.出力側くし形
電極18、アース電極19.パッド電極20,21゜導
波電極22を、フォトリソグラフィーの手法で形成する
この後、圧電基板16の端面に、シリコンゴム等のアブ
ソーバ23を塗布する。
さらに、従来例の構成と同様、圧電基板16上にアブソ
ーバ23.各種電極17〜22を設けてなる表面波フィ
ルタチップを、第2図に示すパッケージに納める。第2
図において、24は第1図に示す表面波フィルタチンブ
ー25はアルミナ基板、26は銀パラジウム等の印刷電
極、27は金又はアルミニウム等でつくられたワイヤー
、28は接着剤、29はアルミナキャップであり、アル
ミナ基板26の上に銀・パラジウムを印刷し、約800
℃の炉の中で焼きつける。その上に、前記第1図の表面
波フィルタチップ24をエポキシ等の接着剤3oで貼り
つける。さらに、第1図のパッド電極12Q及びパッド
電極■21と第2図の印刷電極26とを、金又はアルミ
ニウムの直径約30μmのワイヤー27で、ワイヤーボ
ンディングを行い、電気的かつ機械的に接続する。さら
に、この上より気密性を保持するために、アルミナキャ
ップ29を接着剤28にて、アルミナ基板25に貼り付
ける。こうして得られた表面波フィルタはテレビ又はビ
デオのVrF回路を形成するプリント基板に印刷電極2
6を半田付けして実装状態となる。
では次にこの表面波フィルタの動作を第1図と第3図と
を参照しながら説明する。
まず、第1図において、入力側くし形電極17に、外部
より任意の周波数の電気信号をパッド電極I20を介し
て加えると入力側くし形電極17が位置する圧電基板1
60表面に前記周波数に応じた機械的振動が励起され、
圧電基板16の表面を左右に伝搬し始める。この励起さ
れた波は出力側くし形電極18に到達する前に導波電極
22を横切る。このとき、本来導波電極22は第3図の
振幅特性を出すために必要であった電極を分離しただけ
なので前記波と位相は合致するのでそのまま通し又、出
力側くし形電極18からの反射波に対しては、位相が逆
転するため、抑圧する働きをし圧電基板16の端面反射
はアブソーバ23で抑圧している。
よって、出力側くし形電極18には入力側くし形電極1
7からの主信号波のみが伝わり、圧電基板マロ0表面附
近の撮動を出力側くし形層@18が電気信号に変換しパ
ッド電極1721より、外部へ電気信号を取り出す。こ
の待合周波数ごとの出力減衰量をプロットすると、第3
図の振幅特性を得る。
すでに述べたように、導波電極22にて不要反射波を抑
えるため、振幅特性及び位相特性双方に不要ワッブルの
減衰という現象が生じた。
発明の効果 以上のように本発明によれば、圧電基板の主平面に設け
たくし形電極の一部を電気的に開放の状態にし、そのま
まの状態で前記圧電基板の主平面に残すことによって、
不要反射波による主信号波の乱れが無くなり、振幅特性
1位相特性双方にリップルが小さくなるという効果が得
られ工業的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
明の一実施例によって得られる表面波フィルタの特性図
、第4図は設計の過程を示す表面波フィルタチップの平
面図、第5図は第4図に記載した入力側くし形電極の模
型図、第6図は従来例を示す平面図、第7図は従来例に
よって得られる表面波フィルタの特性図、第8図は従来
の表面波フィルタの分解斜視図である。 16・・・・・圧電基板、17・・・・・・入力側くし
形電極、18・・・・・・出力側くし形電極、19・・
・・・・アース電極、20・・・・・・パッド電極I、
21・・・・・・パッド電極■、22・・・・・・導波
電極、23・・・・・・アブソーバ、24・・・・・・
表面波フィルタチップ、25・・・・・・アルミナ基板
、26・・・・・・印刷電極、27・・・・・・ワイヤ
ー、28・・・・・・接着剤、29・・・・・・キャッ
プ、3o・・・・・・接着剤。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 q 第3図 〈潜4主・) 周波数(MHz) 第4図 第5図 第6図 第7図 〈鋳?陀)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  圧電基板の主平面に設けたくし形電極の一部を電気的
    に開放の状態にし、そのままの状態で、前記圧電基板の
    主平面に残したことを特徴とする表面波フィルタ。
JP9722285A 1985-05-08 1985-05-08 表面波フイルタ Pending JPS61256810A (ja)

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JP9722285A JPS61256810A (ja) 1985-05-08 1985-05-08 表面波フイルタ

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JP9722285A JPS61256810A (ja) 1985-05-08 1985-05-08 表面波フイルタ

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JPS61256810A true JPS61256810A (ja) 1986-11-14

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JP9722285A Pending JPS61256810A (ja) 1985-05-08 1985-05-08 表面波フイルタ

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