JPS61255801A - 木質材料の寸法安定性向上法 - Google Patents
木質材料の寸法安定性向上法Info
- Publication number
- JPS61255801A JPS61255801A JP9880785A JP9880785A JPS61255801A JP S61255801 A JPS61255801 A JP S61255801A JP 9880785 A JP9880785 A JP 9880785A JP 9880785 A JP9880785 A JP 9880785A JP S61255801 A JPS61255801 A JP S61255801A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinyl
- meth
- wood
- acid
- allyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野]
本発明は、木材に特定の変性ビニルエステル系樹脂液を
注入し、吸湿や放湿等に対する木材の寸法安定性を良好
に保持する方法に関する。
注入し、吸湿や放湿等に対する木材の寸法安定性を良好
に保持する方法に関する。
[従来の技術1
一般に木材及び木質材料は吸湿や放湿に際し膨潤、収縮
する性質を有していることから割れを生じたり、あるい
は歪を発生する欠点がある。
する性質を有していることから割れを生じたり、あるい
は歪を発生する欠点がある。
かかる欠点を解決する方法として木質材料にポリエチレ
ングリコールを注入することが実用化されている。
ングリコールを注入することが実用化されている。
[発明が解決しようとする問題点1
しかし該グリコールは常温では液体または半固体である
ため、注入後の表面移行、いわゆるブリード現象が表わ
れ、処理木材が黒質したり、表面塗装加工が困難になっ
たりする新たな問題が生じる。
ため、注入後の表面移行、いわゆるブリード現象が表わ
れ、処理木材が黒質したり、表面塗装加工が困難になっ
たりする新たな問題が生じる。
かかる対策として近時、ポリエチレングリコールに代え
て、ポリビニルアルコール等を使用することが提案され
ているが、安定性の向上効果に今−歩、改善の余地があ
る。
て、ポリビニルアルコール等を使用することが提案され
ているが、安定性の向上効果に今−歩、改善の余地があ
る。
[問題点を解決するための手段]
しかるに本発明者等は、鋭意研究を重ねた結果、オキシ
アルキレン基を含有するビニルエステル系樹脂液を木質
材料に注入する場合、寸法安定性が顕著に向上し得ると
いう新規な事実を見出し、本発明を完成するに到った。
アルキレン基を含有するビニルエステル系樹脂液を木質
材料に注入する場合、寸法安定性が顕著に向上し得ると
いう新規な事実を見出し、本発明を完成するに到った。
本発明でいうオキシアルキレン基とは一般式〔但しR:
N’、:’ R2は水素又はアルキル基、Xは水素、
アルキル基、アルキルエステル基、フルキルアミド基、
スルホン酸塩基等の有機残基、nは1〜300の整数を
示す〕で表わされる構造を有するものである。Xは通常
は水素である。nの数は有利には2〜300、特に好ま
しくは5〜300程度のオキシアルキレン基が実用的で
あり、ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基
、ポリオキシブチレン基等が効果的である。
N’、:’ R2は水素又はアルキル基、Xは水素、
アルキル基、アルキルエステル基、フルキルアミド基、
スルホン酸塩基等の有機残基、nは1〜300の整数を
示す〕で表わされる構造を有するものである。Xは通常
は水素である。nの数は有利には2〜300、特に好ま
しくは5〜300程度のオキシアルキレン基が実用的で
あり、ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピレン基
、ポリオキシブチレン基等が効果的である。
オキシアルキレン基を有するビニルエステル系樹脂は任
意の方法で製造できる。例えば■ポリオキシアルキレン
の存在下にビニルエステルを重合する方法、更にはこれ
をケン化する方法、■オキシアルキレン基を有する不飽
和単量体とビニルエステルを共重合する方法、更にはこ
れをケン化する方法、■ポリビニルアルコールに酸化ア
ルキレンを後反応させる方法等が挙げられるが、■が樹
脂の製造面、性能面から実用的である。
意の方法で製造できる。例えば■ポリオキシアルキレン
の存在下にビニルエステルを重合する方法、更にはこれ
をケン化する方法、■オキシアルキレン基を有する不飽
和単量体とビニルエステルを共重合する方法、更にはこ
れをケン化する方法、■ポリビニルアルコールに酸化ア
ルキレンを後反応させる方法等が挙げられるが、■が樹
脂の製造面、性能面から実用的である。
以下■の方法について具体的に説明する。
オキシアルキレン基を有する不飽和単量体としては次の
様なものが例示される。但し、本発明ではこれらのみに
限定さ巾るものではない。
様なものが例示される。但し、本発明ではこれらのみに
限定さ巾るものではない。
(メタ)アクリル酸エステル型
炭素数1〜10の置換アルキレン基、フェニレン基、置
換フェニレン基、mはO又は1以上の整数、nは1〜3
00、好ましくは2〜300、特に好ましくは3〜30
0の整数、R,R2は前記と同様)で示されるもので、
ポリオキシエチレン(メタ)アクリレート、ポリオキシ
プロピレン(メタ)アクリレート、ポリ(オキシエチレ
ン・オキシプロピレン)(メタ)アクリレート等が具体
例として挙げられる。
換フェニレン基、mはO又は1以上の整数、nは1〜3
00、好ましくは2〜300、特に好ましくは3〜30
0の整数、R,R2は前記と同様)で示されるもので、
ポリオキシエチレン(メタ)アクリレート、ポリオキシ
プロピレン(メタ)アクリレート、ポリ(オキシエチレ
ン・オキシプロピレン)(メタ)アクリレート等が具体
例として挙げられる。
(但しR3は水素原子又はアルキル基又は炭素数1〜1
0のアル〜ム基又は されるもので、ポリオキシエチレン(メタ)アクリル酸
7ミド、ポリオキシプロピレン(メタ)アクリル酸アミ
ド、ポリオキシエチレン(1−(メタ)アクリルアミド
−1,1ジメチルプロピル)エステル、ポリオキシプロ
ピレン(1−(メタ)アクリルアミド−1,1−ジメチ
ルプロピル)エステル、ポリ(オキシエチレン・オキシ
プロピレン)(メタ)アクリル酸アミド等が具体例とし
て挙げられる。
0のアル〜ム基又は されるもので、ポリオキシエチレン(メタ)アクリル酸
7ミド、ポリオキシプロピレン(メタ)アクリル酸アミ
ド、ポリオキシエチレン(1−(メタ)アクリルアミド
−1,1ジメチルプロピル)エステル、ポリオキシプロ
ピレン(1−(メタ)アクリルアミド−1,1−ジメチ
ルプロピル)エステル、ポリ(オキシエチレン・オキシ
プロピレン)(メタ)アクリル酸アミド等が具体例とし
て挙げられる。
(R,R’、R2,nは前記と同様)で示されるもので
、ポリオキシエチレン(メタ)アリルエーテル、ポリオ
キシプロピレン(メタ)アリルエーテル、ポリ(オキシ
エチレン・オキシプロピレン)(メタ)アリルエーテル
等が具体例として挙げられる。
、ポリオキシエチレン(メタ)アリルエーテル、ポリオ
キシプロピレン(メタ)アリルエーテル、ポリ(オキシ
エチレン・オキシプロピレン)(メタ)アリルエーテル
等が具体例として挙げられる。
(AtR’h42を輪、nは前記と同様)で示されるも
のでポリオキシプロピレンビニルエーテル、ポリオキシ
プロピレンビニルエーテル、ポリ(オキシエチレン・オ
キシプロピレン)ビニルエーテル等が具体例として挙げ
られる。
のでポリオキシプロピレンビニルエーテル、ポリオキシ
プロピレンビニルエーテル、ポリ(オキシエチレン・オ
キシプロピレン)ビニルエーテル等が具体例として挙げ
られる。
かかる単量体の中で(メタ)アリルアルコール型のもの
が好適に使用される。
が好適に使用される。
ビニルエステルとしては、ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、カプリン酸ビニル、ラ
ウリル酸ビニル、パーサティック酸ビニル、平均炭素数
10の分岐脂肪酸ビニル(VeoVa−10、シェル社
製商品名)、バルミチン酸ビニル、ステアリン酸ビニル
等が単独又は併用で用いられる。二りらのうちでは酢酸
ビニルが特に実用性が高い。
ロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、カプリン酸ビニル、ラ
ウリル酸ビニル、パーサティック酸ビニル、平均炭素数
10の分岐脂肪酸ビニル(VeoVa−10、シェル社
製商品名)、バルミチン酸ビニル、ステアリン酸ビニル
等が単独又は併用で用いられる。二りらのうちでは酢酸
ビニルが特に実用性が高い。
本発明においては、かかる重合に際し、前述した如きオ
キシアルキレン基を有する不飽和単量体、ビニルエステ
ル以外の他の一般の単量体を50モル%以下存在せしめ
て重合を行なっても良い。これらの単量体を次に例示す
る。
キシアルキレン基を有する不飽和単量体、ビニルエステ
ル以外の他の一般の単量体を50モル%以下存在せしめ
て重合を行なっても良い。これらの単量体を次に例示す
る。
エチレン 不飽和カルボン酸アルキルエステルクロ;覗
ン酸メチル、クロトン酸エチル、イタコン酸メチル、イ
タコン酸エチル、ソルビン酸メチル、ソルビン酸エチル
、マレイン酸モノフルキルエステル、マレイン酸ジアル
キルエステル、オレイン酸アルキルエステル、(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ
)アクリル酸プロピル、(メタ、)アクリル酸ブチル、
(〆り)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸ヘプ
チル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル
酸デシル、(メタ)アクリル酸ヘキサデシル、(メタ)
アクリル酸オクタデシル等が具体例として挙げられる。
ン酸メチル、クロトン酸エチル、イタコン酸メチル、イ
タコン酸エチル、ソルビン酸メチル、ソルビン酸エチル
、マレイン酸モノフルキルエステル、マレイン酸ジアル
キルエステル、オレイン酸アルキルエステル、(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ
)アクリル酸プロピル、(メタ、)アクリル酸ブチル、
(〆り)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸ヘプ
チル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル
酸デシル、(メタ)アクリル酸ヘキサデシル、(メタ)
アクリル酸オクタデシル等が具体例として挙げられる。
飽和カルボン酸のアリルエステル
ステアリン酸アリル、ラウリン酸アリル、ヤシ油脂肪酸
アリル、オクチル酸アリル、酪酸アリル、酢酸アリル等
が具体例として挙げられる。
アリル、オクチル酸アリル、酪酸アリル、酢酸アリル等
が具体例として挙げられる。
a−オレフィン
エチレン、プロピレン、α−ヘキセン、a−オクテン、
a−デセン、α−ドデセン、α−へキサデセン、a−オ
クタデセン等が具体例として挙げられる。
a−デセン、α−ドデセン、α−へキサデセン、a−オ
クタデセン等が具体例として挙げられる。
エチレン性不飽和カルボン酸
(メタ)アクリル酸、クロトン酸、(無水)マレイン酸
、フマル峻、いイタコン酸ならびにこれらのアルカリ金
属塩、アンモニウム塩等が具体例として挙げられる。
、フマル峻、いイタコン酸ならびにこれらのアルカリ金
属塩、アンモニウム塩等が具体例として挙げられる。
アルキルビニルエーテル
メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、フロピ
ルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、ヘキシルビ
ニルエーテル、オクチルビニルエーテル、デシルビニル
エーテル、ドデシルビニルエーテル、テトラデシルビニ
ルエーテル、ヘキサデシルビニルエーテル、オクタデシ
ルビニルエーテル等が具体例として挙げられる。
ルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、ヘキシルビ
ニルエーテル、オクチルビニルエーテル、デシルビニル
エーテル、ドデシルビニルエーテル、テトラデシルビニ
ルエーテル、ヘキサデシルビニルエーテル、オクタデシ
ルビニルエーテル等が具体例として挙げられる。
アルキルアリルエーテル
メチルアリルエーテル、二チルアリルエーテル、プロピ
ルアリルエーテル、ブチルアリルエーテル、ヘキシルア
リルエーテル、オクチルアリルエーテル、デシルアリル
エーテル、ドデシルアリルエーテル、テトラデシルアリ
ルエーテル、ヘキサデシルアリルエーテル、オクタデシ
ルアリルエーテル等が具体例として挙げられる。
ルアリルエーテル、ブチルアリルエーテル、ヘキシルア
リルエーテル、オクチルアリルエーテル、デシルアリル
エーテル、ドデシルアリルエーテル、テトラデシルアリ
ルエーテル、ヘキサデシルアリルエーテル、オクタデシ
ルアリルエーテル等が具体例として挙げられる。
その他、(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロニ
トリル、(メタ)了りルスルホン酸塩、エチレン性不飽
和スルホン味、スチレン、塩化ビニル、フルルアルコー
ル、3級ア5ゞ号または4級アンモニウム塩を含有する
エチレン性不飽和単量体等の使用も可能である。
トリル、(メタ)了りルスルホン酸塩、エチレン性不飽
和スルホン味、スチレン、塩化ビニル、フルルアルコー
ル、3級ア5ゞ号または4級アンモニウム塩を含有する
エチレン性不飽和単量体等の使用も可能である。
前記した様にビニルエステル成分はそれを更にケン化し
てビニルアルコール成分に変えることも可能であり、寸
法安定性向上効果としてはケン化物の方がより強力であ
る。ケン化度については特に制限はないが、ケン化物を
用いる場合、そのケン化度は実用的には50〜100モ
ル%、好ましくは65〜100モル%が有用である。
てビニルアルコール成分に変えることも可能であり、寸
法安定性向上効果としてはケン化物の方がより強力であ
る。ケン化度については特に制限はないが、ケン化物を
用いる場合、そのケン化度は実用的には50〜100モ
ル%、好ましくは65〜100モル%が有用である。
ケン化は共重合体をアルコールに溶解し、アルカリ触媒
あるいは酸触媒の存在下に行なわれる。
あるいは酸触媒の存在下に行なわれる。
しかして本発明のオキシアルキレン基を有するビニルエ
ステル系樹脂において語基の含・有量は特に限定される
ものではないが、通常樹脂全体に対し1〜80重量%、
より好ましくは5〜60重量%である。
ステル系樹脂において語基の含・有量は特に限定される
ものではないが、通常樹脂全体に対し1〜80重量%、
より好ましくは5〜60重量%である。
又、本発明で用いる樹脂はその極限粘度[η1が0.0
1〜0.25d)/g1 好ましくは0.01〜0.1
5dノ/g(測定条件;水又はアセトン中30℃にて測
定)の範囲が有用である。
1〜0.25d)/g1 好ましくは0.01〜0.1
5dノ/g(測定条件;水又はアセトン中30℃にて測
定)の範囲が有用である。
該樹脂はオキシアルキレン基の含有量あるいはビニルア
ルコール成分の含有量によって水不溶性となったり、水
溶性となったりするがいずれも使用可能である。即ち本
発明(531いて該樹脂は液の状態で木質材料に注入さ
れ、水溶飯;あ、;るいは水分散液、有機溶剤溶液、有
機溶剤溶液更には水/有機溶剤溶液、水/有機溶剤分散
液のいずれでも用いられる。通常は水溶液として用いら
れるので、水不溶性の場合は、カルボン酸塩、アンモニ
ウム[の親水性基を有する不飽和単量体、例えば(メタ
)アクリル □酸、マレイン酸等のアルカリ金属塩、ア
ンモニウム塩を共重合させて水可溶性に変換させて用い
る等適宜操作し得る。
ルコール成分の含有量によって水不溶性となったり、水
溶性となったりするがいずれも使用可能である。即ち本
発明(531いて該樹脂は液の状態で木質材料に注入さ
れ、水溶飯;あ、;るいは水分散液、有機溶剤溶液、有
機溶剤溶液更には水/有機溶剤溶液、水/有機溶剤分散
液のいずれでも用いられる。通常は水溶液として用いら
れるので、水不溶性の場合は、カルボン酸塩、アンモニ
ウム[の親水性基を有する不飽和単量体、例えば(メタ
)アクリル □酸、マレイン酸等のアルカリ金属塩、ア
ンモニウム塩を共重合させて水可溶性に変換させて用い
る等適宜操作し得る。
本発明を実施するに当って上記樹脂は単独で使用されて
も良く、またポリエチレングリコール等のポリアルキレ
ングリコール、ケン化度65〜100モル%、i今度5
〜300程度のポリビニルアルコール及びその誘導体等
、公知の注入剤も勿論使用して良い。更に木材用防腐剤
、防錆剤、消泡剤等、他の添加剤の使用も可能である。
も良く、またポリエチレングリコール等のポリアルキレ
ングリコール、ケン化度65〜100モル%、i今度5
〜300程度のポリビニルアルコール及びその誘導体等
、公知の注入剤も勿論使用して良い。更に木材用防腐剤
、防錆剤、消泡剤等、他の添加剤の使用も可能である。
ポリビニルアルコールの誘導体としては、カルボニル基
含有ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコールのホ
ルマール化物、アセタール化物、ブチラール化物、ウレ
タン化物、スルホン酸、カルボン酸等とのエステル化物
などが挙げられる。更に、ビニルエステルとそれと共重
合可能′な単量体との共重合体ケン化物が挙げられ、該
単量体上池では、エチレン、プロピレン、インブチレン
、a−オクテン、α−ドデセン、α−オクタデセン等の
オレフィン類、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸
、マレイン酸、無水マレイン酸、イタフン酸等の不飽和
酸類あるいはその塩あるいはモノ又はジアルキルエステ
ル等、アクリロニトリル、メタクリロニFリル等のニト
リル類、アクリルアミド、メタクリルアミド等のアミド
類、エチレンスルホン酸、アリルスルホン酸、メタアリ
ルスルホン酸等のオレフィンスルホン酸あるいはその塩
類、アルキルビニルエーテル類、ビニルケトン、N−ビ
ニルピロリドン、塩化ビニル、塩化ビニリデン等が挙げ
られる。しかし必ずしもこれに限定されるものではない
。
含有ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコールのホ
ルマール化物、アセタール化物、ブチラール化物、ウレ
タン化物、スルホン酸、カルボン酸等とのエステル化物
などが挙げられる。更に、ビニルエステルとそれと共重
合可能′な単量体との共重合体ケン化物が挙げられ、該
単量体上池では、エチレン、プロピレン、インブチレン
、a−オクテン、α−ドデセン、α−オクタデセン等の
オレフィン類、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸
、マレイン酸、無水マレイン酸、イタフン酸等の不飽和
酸類あるいはその塩あるいはモノ又はジアルキルエステ
ル等、アクリロニトリル、メタクリロニFリル等のニト
リル類、アクリルアミド、メタクリルアミド等のアミド
類、エチレンスルホン酸、アリルスルホン酸、メタアリ
ルスルホン酸等のオレフィンスルホン酸あるいはその塩
類、アルキルビニルエーテル類、ビニルケトン、N−ビ
ニルピロリドン、塩化ビニル、塩化ビニリデン等が挙げ
られる。しかし必ずしもこれに限定されるものではない
。
樹脂の注入量は、木質材料に対し1〜70重量%(固形
分)、好ましくは1〜50重量%である。
分)、好ましくは1〜50重量%である。
木質材料中への注入法としては、常圧、好ましくは減圧
または加圧下に溶液を木質材料に滴下しながら行なう方
法、または水溶液中に木質材料を浸漬して行なう方法が
挙げられる。注入時の温度は通常室温〜100℃である
が、喫4速度を上げる必要があれば加圧下に100℃以
上の、f度で処理することもできる。
または加圧下に溶液を木質材料に滴下しながら行なう方
法、または水溶液中に木質材料を浸漬して行なう方法が
挙げられる。注入時の温度は通常室温〜100℃である
が、喫4速度を上げる必要があれば加圧下に100℃以
上の、f度で処理することもできる。
他の添加剤、例えば木材用防腐剤等を使用する時はその
添加時期は任意であり、注入液中に予め防腐剤を混合し
ておいても、又樹脂注入後に防腐剤を注入しておいても
良い。
添加時期は任意であり、注入液中に予め防腐剤を混合し
ておいても、又樹脂注入後に防腐剤を注入しておいても
良い。
この場合、11脂を注入後の木質材料を湿潤状態のまま
木材防腐剤を注入しても良いし、また半乾燥状態あるい
はよく乾燥した状態で木材防腐剤を注入しても良い。
木材防腐剤を注入しても良いし、また半乾燥状態あるい
はよく乾燥した状態で木材防腐剤を注入しても良い。
注入後の乾燥方法としては空乾、気乾、熱風乾燥、高周
波加熱など従来公知の乾燥方法を使用で軽る。150℃
以上の高温乾燥は劣化を招くので好ましくない。また急
激な乾燥は樹脂の割れを生じることがあるので避けるべ
きである。
波加熱など従来公知の乾燥方法を使用で軽る。150℃
以上の高温乾燥は劣化を招くので好ましくない。また急
激な乾燥は樹脂の割れを生じることがあるので避けるべ
きである。
[作 用1
本発明の方法においてはポリビニルアルコール系樹脂、
あるいはポリビニルエステル系樹脂中にオキシアルキレ
ン基という特定の官能基を導入することによって、従来
木材の寸法安定化のために用いられているポリエチレン
グリコール等の障害、例えば変色やブリードの恐れは全
く心配が匁い上、未変性ポリビニルアルコールを用いる
場合上辺、顕著に寸法安定化効果が向上する。
あるいはポリビニルエステル系樹脂中にオキシアルキレ
ン基という特定の官能基を導入することによって、従来
木材の寸法安定化のために用いられているポリエチレン
グリコール等の障害、例えば変色やブリードの恐れは全
く心配が匁い上、未変性ポリビニルアルコールを用いる
場合上辺、顕著に寸法安定化効果が向上する。
[実鳩帽
以下、実例を挙げて本発明を更に詳しく説明する。
実例1〜6
オキシアルキレン基含有酢酸ビニル系樹脂の10〜50
重量%水溶液中にブナ材(10日間水中に浸漬した後、
乾燥した)を浸漬し、2.5℃にて120時間放置後、
24時間風乾次いで3時間乾燥した。得られた結果を次
表に示す。
重量%水溶液中にブナ材(10日間水中に浸漬した後、
乾燥した)を浸漬し、2.5℃にて120時間放置後、
24時間風乾次いで3時間乾燥した。得られた結果を次
表に示す。
(以下余白)
注)抗酸縮率は
Do:未処理木材の収縮率(%)
D:処理木材の収縮率(%)
Claims (1)
- オキシアルキレン基を含有するビニルエステル系樹脂液
を木質材料に注入することを特徴とする木質材料の寸法
安定性向上法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9880785A JPS61255801A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 木質材料の寸法安定性向上法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9880785A JPS61255801A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 木質材料の寸法安定性向上法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61255801A true JPS61255801A (ja) | 1986-11-13 |
JPH0523921B2 JPH0523921B2 (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=14229607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9880785A Granted JPS61255801A (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 木質材料の寸法安定性向上法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61255801A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0298403A (ja) * | 1988-10-06 | 1990-04-10 | Haiteku Mokuzai Sangyo Kk | 木材の耐久処理用薬液およびこの薬液を用いて耐久処理した木材 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08300205A (ja) | 1995-05-09 | 1996-11-19 | Mitsubishi Materials Corp | 耐欠損性のすぐれた窒化けい素基焼結材料製切削工具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50100207A (ja) * | 1974-01-10 | 1975-08-08 |
-
1985
- 1985-05-08 JP JP9880785A patent/JPS61255801A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50100207A (ja) * | 1974-01-10 | 1975-08-08 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0298403A (ja) * | 1988-10-06 | 1990-04-10 | Haiteku Mokuzai Sangyo Kk | 木材の耐久処理用薬液およびこの薬液を用いて耐久処理した木材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0523921B2 (ja) | 1993-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4375533A (en) | Polymerization process for carboxyl containing polymers | |
US4420596A (en) | Process for polymerizing unsaturated acids in mineral spirits | |
US4526937A (en) | Polycarbonates having plasticizers with fugitive activity | |
DK168540B1 (da) | Fremgangsmåde til fremstilling af polymerdispersi oner, som danner film, der er resistente mod blokdannelse, og anvendelse af de fresmtillede polymerdispersioner som bindemiddel til påstrygningsmidler | |
TWI616458B (zh) | Dispersion stabilizer for suspension polymerization and method for producing vinyl resin | |
US4800220A (en) | Crosslinked carboxylic copolymers usable as thickeners in aqueous media and preparation thereof | |
US3227672A (en) | Water soluble cationic copolymers of beta-hydroxyalkyl ethlenically unsaturated ester with vinyl tertiary amine | |
JP5548677B2 (ja) | 懸濁重合用分散安定剤 | |
KR100478969B1 (ko) | 폴리비닐 에스테르 수지 에멀젼의 제조 방법 | |
EP0623661A1 (en) | Woodworking latex adhesives with improved water, heat and creep resistance | |
CN104066753B (zh) | 悬浮聚合用分散稳定剂 | |
US2894921A (en) | Stabilized hydrophilic polymers | |
JPS61255801A (ja) | 木質材料の寸法安定性向上法 | |
NO822268L (no) | Vinylacetat-polymerlateks. | |
JP3995584B2 (ja) | ビニル系化合物の懸濁重合用分散安定剤の製造法 | |
JP5632830B2 (ja) | 懸濁重合用分散安定剤 | |
US4048192A (en) | Water-dilutable tetrapolymers of vinyl acetate, maleic diesters, crotonic acid and hydrophilic unsaturated copolymerizable esters | |
FI70907B (fi) | Foerfarande foer framstaellning av vinylacetatpolymerers latexer | |
JPWO2010113566A1 (ja) | 水性エマルジョン用分散安定剤および水性エマルジョン | |
JP4615153B2 (ja) | ビニル系化合物の懸濁重合用分散安定剤 | |
JP4303872B2 (ja) | ビニル系化合物の懸濁重合用分散安定剤 | |
JP3509026B2 (ja) | ポリビニルアルコール系樹脂成型物の製造方法 | |
JP4381569B2 (ja) | ビニルエステル系樹脂エマルジョン | |
US10882937B2 (en) | Polymer having a small average particle size | |
JP4615133B2 (ja) | ビニルエステル系樹脂エマルジョンの製法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |