JPS61254051A - 車両用交流発電機の回転子 - Google Patents
車両用交流発電機の回転子Info
- Publication number
- JPS61254051A JPS61254051A JP9622885A JP9622885A JPS61254051A JP S61254051 A JPS61254051 A JP S61254051A JP 9622885 A JP9622885 A JP 9622885A JP 9622885 A JP9622885 A JP 9622885A JP S61254051 A JPS61254051 A JP S61254051A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- stator
- pole core
- spacer
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/24—Rotor cores with salient poles ; Variable reluctance rotors
- H02K1/243—Rotor cores with salient poles ; Variable reluctance rotors of the claw-pole type
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は車両用交流発電機の回転子に関し、特に回転子
のポールコア部の改良に関するものである。
のポールコア部の改良に関するものである。
本発明は車両用交流発電機の回転子において、非磁性体
リングを回転子のポールコアの爪裏面としめしろを持た
せて圧入固定すると共に、リングと一体に形成したスペ
ーサを爪間の空間に挿入して、回転子の外周部が凹凸の
ない円筒形状となるようにすることにより、ロータ内部
の通風をそこなわないようにしつつ、ポールコアとステ
ータとの間の干渉音およびポールコアの爪の径方向振動
を防止して、高回転域での騒音を低減させるようにした
ものである。
リングを回転子のポールコアの爪裏面としめしろを持た
せて圧入固定すると共に、リングと一体に形成したスペ
ーサを爪間の空間に挿入して、回転子の外周部が凹凸の
ない円筒形状となるようにすることにより、ロータ内部
の通風をそこなわないようにしつつ、ポールコアとステ
ータとの間の干渉音およびポールコアの爪の径方向振動
を防止して、高回転域での騒音を低減させるようにした
ものである。
従来、車両用交流発電機の回転子としては、冷却効果を
よくするものとして特開昭58−79455号公報に記
載のような軸方向に突出する複数個の爪形のポールコア
部が外周部に形成された一対のロータコアを、ロータに
固定された励磁コイルが前記一対のロータコアにより挾
持されるようにシャフトに嵌着して構成し、前記一対の
ロータコアのポールコア部が対向して噛み合うように配
置し、ポールコア部の側面に沿うて冷却風路を形成した
ものがある。
よくするものとして特開昭58−79455号公報に記
載のような軸方向に突出する複数個の爪形のポールコア
部が外周部に形成された一対のロータコアを、ロータに
固定された励磁コイルが前記一対のロータコアにより挾
持されるようにシャフトに嵌着して構成し、前記一対の
ロータコアのポールコア部が対向して噛み合うように配
置し、ポールコア部の側面に沿うて冷却風路を形成した
ものがある。
〔発明が解決しようとする問題点]
ところが、近年、オールタネータは、小型軽量高出力化
を達成する為、プーリ比を上げて高速化が行われてきた
が、これに伴いランデル型ポールコアが高速で回転する
ことに起因した騒音が問題とってきた。そして、騒音の
原因はポールコアの爪先端部が径方向にゆれる振動モー
ドによる爪の共振音及び、ポールコアが回転した時に、
ポールコア側面のファン作用により、遠心風が発生する
ことにより、脈動をもった圧力変動がステータとポール
コア間に発生し、これがステータの内周のティース部の
凹凸部と干渉して生じる風切音が上げられる。
を達成する為、プーリ比を上げて高速化が行われてきた
が、これに伴いランデル型ポールコアが高速で回転する
ことに起因した騒音が問題とってきた。そして、騒音の
原因はポールコアの爪先端部が径方向にゆれる振動モー
ドによる爪の共振音及び、ポールコアが回転した時に、
ポールコア側面のファン作用により、遠心風が発生する
ことにより、脈動をもった圧力変動がステータとポール
コア間に発生し、これがステータの内周のティース部の
凹凸部と干渉して生じる風切音が上げられる。
そこで、本発明は上記点に鑑みてなされたもので、高速
回転域での騒音を低減させるようにした車両用交流発電
機の回転子を提供することである。
回転域での騒音を低減させるようにした車両用交流発電
機の回転子を提供することである。
(問題点を解決するための手段)
複数個の爪を有する一対のランデル形ポールコアが交互
に噛み合うように配置され、前記ポールコアの内側には
励磁コイルが巻装された回転子と、この回転子に径方向
に対向させて配置されたティースを有する固定子とから
なる車両用交流発電機において、 前記回転子のポールコアの爪裏面としめしろを持たせて
圧入固定した非磁性体リングと、このり゛ングと一体に
形成され、前記爪間に形成された空間に、少なくとも前
記ティースと対向する回転子の外周部が凹凸のない円筒
形状となるようにした非磁性体からなり、前記励磁コイ
ルとの間に空間を形成してあるスペーサと、 を具備したことを特徴とする車両用交流発電機の回転子
とすることである。
に噛み合うように配置され、前記ポールコアの内側には
励磁コイルが巻装された回転子と、この回転子に径方向
に対向させて配置されたティースを有する固定子とから
なる車両用交流発電機において、 前記回転子のポールコアの爪裏面としめしろを持たせて
圧入固定した非磁性体リングと、このり゛ングと一体に
形成され、前記爪間に形成された空間に、少なくとも前
記ティースと対向する回転子の外周部が凹凸のない円筒
形状となるようにした非磁性体からなり、前記励磁コイ
ルとの間に空間を形成してあるスペーサと、 を具備したことを特徴とする車両用交流発電機の回転子
とすることである。
非磁性体リングを回転子のポールコアの爪裏面としめし
ろを持たせて圧入固定することで、ポールコアの爪の径
方向の振動を防止し、スペー、すを爪間の空間に挿入し
て、ポールコアとステータとの間の干渉音を低減する。
ろを持たせて圧入固定することで、ポールコアの爪の径
方向の振動を防止し、スペー、すを爪間の空間に挿入し
て、ポールコアとステータとの間の干渉音を低減する。
第1図において発電機外殻をなす1対のフレーム9.9
′は共に実質的に椀状で、開口部側を直接接合させて、
複数個の対になったスタンドボルト10、ナツト8(図
面では、1対のみ示す)により、相互に固定されている
。
′は共に実質的に椀状で、開口部側を直接接合させて、
複数個の対になったスタンドボルト10、ナツト8(図
面では、1対のみ示す)により、相互に固定されている
。
上記フレーム9の内周には、ステータ2が上記スタッド
ボルト10により、圧入固定されている。
ボルト10により、圧入固定されている。
ステータ2は、ステータコア2−a及びこれに巻かれた
ステータコイル2−bから構成されており、上記ステー
タコア2−aは、従来周知の開口型の複数個のティース
(磁極歯)2−a’(第2図)を、内周方向に向かって
、持うている。
ステータコイル2−bから構成されており、上記ステー
タコア2−aは、従来周知の開口型の複数個のティース
(磁極歯)2−a’(第2図)を、内周方向に向かって
、持うている。
両フレーム9.9″の側面部中央には、発電機内部に向
かって突出する円筒状のベアリングボックス19、。1
9’が形成され、前記ベアリングボックス19.19′
にはそれぞれベアリング11.11’が取付けられ、該
両ベアリング11.11’にシャフト4が回転自在に支
持されている。
かって突出する円筒状のベアリングボックス19、。1
9’が形成され、前記ベアリングボックス19.19′
にはそれぞれベアリング11.11’が取付けられ、該
両ベアリング11.11’にシャフト4が回転自在に支
持されている。
シャフト4には前記ステータの内側に位置する様に、1
対の爪形ポールコア1.1′が機械的に固定されており
、前記ポールコア1,1’の内周には従来周知のロータ
コイル5が挾持されている。
対の爪形ポールコア1.1′が機械的に固定されており
、前記ポールコア1,1’の内周には従来周知のロータ
コイル5が挾持されている。
前記ポールコアl、1′の両側面にはステータ
2内径よりも小さい径の遠心型冷却ファン7.7
′がシャフトに同心に、各々ファン7.7′の羽根?
asl a’をポールコアと反対方向に向け、適宜
の手段によりポールコアに密着し固着されている。
2内径よりも小さい径の遠心型冷却ファン7.7
′がシャフトに同心に、各々ファン7.7′の羽根?
asl a’をポールコアと反対方向に向け、適宜
の手段によりポールコアに密着し固着されている。
さらにファン7.7′は、ロータコイル5を冷却するよ
うに、ポールコア1.1′内に冷却風を押しこむため、
羽根7−a、7−a′を回転方向に前傾させた斜流式と
なっている。
うに、ポールコア1.1′内に冷却風を押しこむため、
羽根7−a、7−a′を回転方向に前傾させた斜流式と
なっている。
前記1対のエンドフレーム9.9′の両側面には前記フ
ァン7.7′の羽根7−a% 7−a ’に適宜なギャ
ップを持って対向した、ファンのガイド板の役目を果た
すシュラウド(覆)9−a、9−a′が形成されている
。
ァン7.7′の羽根7−a% 7−a ’に適宜なギャ
ップを持って対向した、ファンのガイド板の役目を果た
すシュラウド(覆)9−a、9−a′が形成されている
。
又、両エンドフレーム9.9′の両側面のベアリング1
1.11′の近傍にはファン7.7′により冷却風がフ
レーム内部に吸収されるように吸入窓9−b、9−b′
が形成されており、ステータコイル2−bの外周に位置
する部分には冷却を終えた熱風を吐出するための吐出窓
9−cが形成されている。なお、第1図では9−cのみ
しか図示しないがエンドフレーム9′側にも吐出窓があ
る。
1.11′の近傍にはファン7.7′により冷却風がフ
レーム内部に吸収されるように吸入窓9−b、9−b′
が形成されており、ステータコイル2−bの外周に位置
する部分には冷却を終えた熱風を吐出するための吐出窓
9−cが形成されている。なお、第1図では9−cのみ
しか図示しないがエンドフレーム9′側にも吐出窓があ
る。
エンドフレーム9.9′の外側に配置されたプーリ12
はベアリング11を介して、ナツト13によってシャフ
ト4に結合されている。さらにシャフト4は前記プーリ
12を介し、エンジン(図示されていない)により、回
転される。
はベアリング11を介して、ナツト13によってシャフ
ト4に結合されている。さらにシャフト4は前記プーリ
12を介し、エンジン(図示されていない)により、回
転される。
エンドフレーム9.9′により形成された外枠のプーリ
側と反対の外側には、ダイオード(図示されていない)
を備えたダイオードフィン14、ロータコイル5に励磁
電流を供給するブラシ15−aを内部に保持するブラシ
ホルダ15、および出力電圧を調整するICレギュレー
タ(図は省略)の各電気機能部分が、リアカバー16と
共に、フレーム9′に固定されている。
側と反対の外側には、ダイオード(図示されていない)
を備えたダイオードフィン14、ロータコイル5に励磁
電流を供給するブラシ15−aを内部に保持するブラシ
ホルダ15、および出力電圧を調整するICレギュレー
タ(図は省略)の各電気機能部分が、リアカバー16と
共に、フレーム9′に固定されている。
該リアカバー16は前記ダイオードフィン14、ブラシ
ホルダ15、レギュレータを取り囲む様に形成され、側
面にはレギュレータ冷却穴、ダイオード冷却穴が、適宜
開けられている。
ホルダ15、レギュレータを取り囲む様に形成され、側
面にはレギュレータ冷却穴、ダイオード冷却穴が、適宜
開けられている。
第3図に示すリングスペーサ20は、リング20−aと
スペーサ20−bとを一体形成したもので、非磁性体の
樹脂で形成されている。そして、第5図に示すように、
リング20−aはポールコア1.1′の爪i−p、1−
P′の裏面1−bll−b′にしめしろを持って圧入固
定されている。
スペーサ20−bとを一体形成したもので、非磁性体の
樹脂で形成されている。そして、第5図に示すように、
リング20−aはポールコア1.1′の爪i−p、1−
P′の裏面1−bll−b′にしめしろを持って圧入固
定されている。
また、スペーサ20−bの側面20−Cは、ポールコア
1.1′の相隣り合う爪t−p、1−p′の対向する爪
側面1−a、1−a′間にできる隙間に圧入固定され、
隙間を埋めている。そして、リングスペーサ20を挿入
した時に、ポールコア1.1′の爪1−p、1−p’の
外周とスペーサ20−bの外周が凹凸のない円筒形状と
なる。また、スペーサ20−bの軸方向の長さは、ポー
ルコア1.1′に装着された時、少なくともステータテ
ィース2−a′に対向する部分のポールコア1.1′の
爪1−p、1−p′外周の凹凸が無くなる程度である。
1.1′の相隣り合う爪t−p、1−p′の対向する爪
側面1−a、1−a′間にできる隙間に圧入固定され、
隙間を埋めている。そして、リングスペーサ20を挿入
した時に、ポールコア1.1′の爪1−p、1−p’の
外周とスペーサ20−bの外周が凹凸のない円筒形状と
なる。また、スペーサ20−bの軸方向の長さは、ポー
ルコア1.1′に装着された時、少なくともステータテ
ィース2−a′に対向する部分のポールコア1.1′の
爪1−p、1−p′外周の凹凸が無くなる程度である。
さらに、リングスペーサ20はロータコイル5と非接触
であり、ロータコイル5との間に空間が形成されるよう
にしてある。
であり、ロータコイル5との間に空間が形成されるよう
にしてある。
次に、上記の車両用交流発電機の作動について説明する
。ブラシ15 ”’−a sスリップリングを介してロ
ータコイル5に電流が供給され、ロータコイル5がブー
IJ 12を介して回転されることにより、ステータコ
イル2−bに交流電流が誘起され、そして整流器により
整流され、出力電圧をレギュレータにより制御する発電
システムは周知であるので詳細な説明は省略し、本発明
特有の作動について説明する。
。ブラシ15 ”’−a sスリップリングを介してロ
ータコイル5に電流が供給され、ロータコイル5がブー
IJ 12を介して回転されることにより、ステータコ
イル2−bに交流電流が誘起され、そして整流器により
整流され、出力電圧をレギュレータにより制御する発電
システムは周知であるので詳細な説明は省略し、本発明
特有の作動について説明する。
シャフト5が回転すると、ポールコア1.1′の両側面
の冷却ファン?−a、7−a′が回転し、吸入窓9−b
、9−b′を通して外部の冷風が吸入され、ベアリング
11.11′を冷却し、次にステータコイル2−bを冷
却し、吐出窓9−cから外部に熱風となり吐出する。ま
た、冷風の一部はポールコア1.1′の方に押し込まれ
、ロータコア5からの熱を受け、続いてステータコイル
2−bを冷却して吐出窓9−cから熱風となって吐出さ
れる。
の冷却ファン?−a、7−a′が回転し、吸入窓9−b
、9−b′を通して外部の冷風が吸入され、ベアリング
11.11′を冷却し、次にステータコイル2−bを冷
却し、吐出窓9−cから外部に熱風となり吐出する。ま
た、冷風の一部はポールコア1.1′の方に押し込まれ
、ロータコア5からの熱を受け、続いてステータコイル
2−bを冷却して吐出窓9−cから熱風となって吐出さ
れる。
上記のような冷風がポールコア1.1′の部分を通過す
る際には、近年のように高速化が進められると、ポール
コア爪1−pの側面1−aのファン作用により、遠心風
が発生し、ステータ2とボ−ルコア1.1′の間に脈動
をもった圧力変動を生じて、ステータティース2−a′
とスロットによって形成される凹凸によって干渉音が発
生していたが、隣接するポールコア爪側面1−aの間の
空間にはリングスペーサ20のスペーサ20−bが装着
されているので、ポールコア爪1−p、 1−p′の外
周は凹凸のない円筒形状となっているため、ポールコア
側面1−aのファン効果による遠心風が発生せず、この
遠心風とステータティース2−a′の凹凸との間の干渉
音は生じない。
る際には、近年のように高速化が進められると、ポール
コア爪1−pの側面1−aのファン作用により、遠心風
が発生し、ステータ2とボ−ルコア1.1′の間に脈動
をもった圧力変動を生じて、ステータティース2−a′
とスロットによって形成される凹凸によって干渉音が発
生していたが、隣接するポールコア爪側面1−aの間の
空間にはリングスペーサ20のスペーサ20−bが装着
されているので、ポールコア爪1−p、 1−p′の外
周は凹凸のない円筒形状となっているため、ポールコア
側面1−aのファン効果による遠心風が発生せず、この
遠心風とステータティース2−a′の凹凸との間の干渉
音は生じない。
スペーサ20−bは、ポールコア爪側面1−aにより固
定されており、径方向にひろがらない構造となっている
為、遠心力により飛散することが防止される。
定されており、径方向にひろがらない構造となっている
為、遠心力により飛散することが防止される。
さらに、ロータ回転時に、ファン7の羽根7−aによっ
て、ポールコア爪1−p、1−p’間を流れる冷却風に
対しては、リングスペース20とロータコイル5との間
に空間がある為、従来通り軸方向に通風可能であり、ロ
ータコイル5の冷却が可能である。又、リングスペーサ
20のリング20−aが、ポールコア爪裏面1−bとし
めしろを持たせて圧入固定されている為、ポールコア1
.1′の爪1−p、1−p′の共振モード(径方向振動
)によって、発生する爪共振音のダンピングが可能であ
る。
て、ポールコア爪1−p、1−p’間を流れる冷却風に
対しては、リングスペース20とロータコイル5との間
に空間がある為、従来通り軸方向に通風可能であり、ロ
ータコイル5の冷却が可能である。又、リングスペーサ
20のリング20−aが、ポールコア爪裏面1−bとし
めしろを持たせて圧入固定されている為、ポールコア1
.1′の爪1−p、1−p′の共振モード(径方向振動
)によって、発生する爪共振音のダンピングが可能であ
る。
また、このリング20−aはスペーサ20−bにより、
対向するポールコア爪1−P、1−P’の中央に確実に
固定されるので、リング20−aが傾いて装着されるこ
となく、ダンピング効果が損なわれるようなことはない
。
対向するポールコア爪1−P、1−P’の中央に確実に
固定されるので、リング20−aが傾いて装着されるこ
となく、ダンピング効果が損なわれるようなことはない
。
なお、上記実施例においては、リングスペーサ20を樹
脂により成形したが、非磁性体金属、例えばアルミダイ
ガスト、アルミ、ステンレスをプレス成型、冷鍛加工に
より同様な形状に形成してもよい。
脂により成形したが、非磁性体金属、例えばアルミダイ
ガスト、アルミ、ステンレスをプレス成型、冷鍛加工に
より同様な形状に形成してもよい。
さらに、ロータコイル5を冷却するためのフロントファ
ンを斜流ファンとしてか遠心型のファンであってもよい
。
ンを斜流ファンとしてか遠心型のファンであってもよい
。
以上述べたように本発明においては、ポールコアの爪間
に少なくとも固定子のティースと対向する回転子の外周
部を凹凸のない円筒形状にするように、非磁性体からな
るスペーサを装着し、またポールコアの爪裏面としめし
ろを持たせてリングを圧入固定したので、従来性じてい
たようなポールコアと固定子のティースとの間の干渉音
がなくなり、高速回転域での騒音を低減させることがで
きる。また、スペーサおよび上記リングとしたことによ
り、ポールコア間に冷却ファンからの風が流入し、ロー
タコアによって生じる回転子内部の熱も除去することが
できるという優れた効果がある。
に少なくとも固定子のティースと対向する回転子の外周
部を凹凸のない円筒形状にするように、非磁性体からな
るスペーサを装着し、またポールコアの爪裏面としめし
ろを持たせてリングを圧入固定したので、従来性じてい
たようなポールコアと固定子のティースとの間の干渉音
がなくなり、高速回転域での騒音を低減させることがで
きる。また、スペーサおよび上記リングとしたことによ
り、ポールコア間に冷却ファンからの風が流入し、ロー
タコアによって生じる回転子内部の熱も除去することが
できるという優れた効果がある。
第1図は本発明による一つの実施例としての車両用交流
発電機の全体を示す部分断面図、第2図は固定子と回転
子のポールコアの爪を第1図においてP方向にみた平面
図、第3図は回転子のポールコア間に装着されるリング
スペーサ本体の斜視図、第4図はリングが装着された回
転子の要部斜視図、第5図は第4図における線V−Vに
沿うた断面図である。 l、1′・・・ポールコア、1−b・・・裏面、 1
−p。 1−p′・・・爪、2・・・固定子(ステータ)、2−
a’・・・ティース、5・・・励磁コイル、20・・・
リングスペーサ、20−a・・・リング、20−b・・
・スペーサ。
発電機の全体を示す部分断面図、第2図は固定子と回転
子のポールコアの爪を第1図においてP方向にみた平面
図、第3図は回転子のポールコア間に装着されるリング
スペーサ本体の斜視図、第4図はリングが装着された回
転子の要部斜視図、第5図は第4図における線V−Vに
沿うた断面図である。 l、1′・・・ポールコア、1−b・・・裏面、 1
−p。 1−p′・・・爪、2・・・固定子(ステータ)、2−
a’・・・ティース、5・・・励磁コイル、20・・・
リングスペーサ、20−a・・・リング、20−b・・
・スペーサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数個の爪を有する一対のランデル形ポールコアが交互
に噛み合うように配置され、前記ポールコアの内側には
励磁コイルが巻装された回転子と、この回転子に径方向
に対向させて配置されたティースを有する固定子とから
なる車両用交流発電機において、 前記回転子のポールコアの爪裏面としめしろを持たせて
圧入固定した非磁性体リングと、 このリングと一体に形成され、前記爪間に形成された空
間に、少なくとも前記ティースと対向する回転子の外周
部が凹凸のない円筒形状となるようにした非磁性体から
なり、前記励磁コイルとの間に空間を形成してあるスペ
ーサと、 を具備したことを特徴とする車両用交流発電機
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9622885A JPS61254051A (ja) | 1985-05-06 | 1985-05-06 | 車両用交流発電機の回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9622885A JPS61254051A (ja) | 1985-05-06 | 1985-05-06 | 車両用交流発電機の回転子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61254051A true JPS61254051A (ja) | 1986-11-11 |
JPH0542223B2 JPH0542223B2 (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=14159370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9622885A Granted JPS61254051A (ja) | 1985-05-06 | 1985-05-06 | 車両用交流発電機の回転子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61254051A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06153476A (ja) * | 1992-10-28 | 1994-05-31 | Tokyo Gas Co Ltd | 発電機 |
WO2001059906A1 (de) * | 2000-02-10 | 2001-08-16 | Robert Bosch Gmbh | Elektrische maschine |
-
1985
- 1985-05-06 JP JP9622885A patent/JPS61254051A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06153476A (ja) * | 1992-10-28 | 1994-05-31 | Tokyo Gas Co Ltd | 発電機 |
WO2001059906A1 (de) * | 2000-02-10 | 2001-08-16 | Robert Bosch Gmbh | Elektrische maschine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0542223B2 (ja) | 1993-06-25 |
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