JPH0586140B2 - - Google Patents

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JPH0586140B2
JPH0586140B2 JP58240373A JP24037383A JPH0586140B2 JP H0586140 B2 JPH0586140 B2 JP H0586140B2 JP 58240373 A JP58240373 A JP 58240373A JP 24037383 A JP24037383 A JP 24037383A JP H0586140 B2 JPH0586140 B2 JP H0586140B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
stator
teeth
vehicle alternator
pole cores
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58240373A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60131051A (ja
Inventor
Shigenobu Nakamura
Toshiaki Hotsuta
Takayasu Futamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP24037383A priority Critical patent/JPS60131051A/ja
Publication of JPS60131051A publication Critical patent/JPS60131051A/ja
Publication of JPH0586140B2 publication Critical patent/JPH0586140B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/24Rotor cores with salient poles ; Variable reluctance rotors
    • H02K1/243Rotor cores with salient poles ; Variable reluctance rotors of the claw-pole type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両用交流発電機の回転子に関し、特
にこの回転子のポールコア部の改良に関するもの
である。
従来、車両用交流発電機の回転子としては、冷
却効率をよくするものとして特開昭58−79455号
公報に記載のような軸方向に突出する複数個の爪
形のポールコア部が外周部に形成された一対のロ
ータコアを、ヨークに固定された励磁コイルが前
記一対のロータコアにより挾持されるようにシヤ
フトに嵌着して構成し、前記一対のロータコアの
ポールコア部が対向して噛み合うように配置され
て、ポールコア部の側面に沿つて冷却風路を形成
したものがある。
このような回転電機は、近年、小型で軽量、高
出力化を達成するためプーリ比を上げて高速化が
行なわれてきたが、これに伴い上記冷却風路を構
成するポールコア側面のフアン作用により、ポー
ルコアが回転すると、遠心風が発生することによ
り、脈動をもつた圧力変動がステータとポールコ
ア間に発生し、ステータの内周のテイース部と凹
凸部と干渉して風切音を発生し、この風切音は上
記理由から特に大きくなつてきた。
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、ポー
ルコアとステータとの間の干渉音を無くし、高速
回転域での騒音を低減させるようにした車両用交
流発電機の回転子を提供することを目的とするも
のである。
上記目的を達成するために、本発明は、複数個
の爪を有する一対のランデル型ポールコアが前記
爪を交互に噛み合わせて配置され、前記ポールコ
アの内側には励磁コイルが巻装されると共に、前
記爪の外周部がステータテイースに対して径方向
に対向する車両用交流発電機の回転子において、
前記ポールコアの爪間および前記爪と前記励磁コ
イルとの間に形成される空間は、前記テイースと
対向する部分は、回転子の外周部が凹凸のない円
筒形状となるように、非磁性体によつて埋められ
ており、かつ前記テイースと対向しない部分で
は、前記非磁性体によつて埋められることなく、
各爪が露出していることを特徴とする車両用交流
発電機の回転子を提供するものである。
上記構成によると、回転子の外周部が、テイー
スと対向する部分は非磁性体によつて凹凸のない
円筒形状となるため、当該部分におけるフアン作
用をなくして遠心風の発生が抑制される。一方、
テイースと対向しない部分では各爪が露出してい
るため、冷却風との良好な接触が確保される。
以下本発明の実施例を図において説明する。第
1図は、本発明が適用された車両用交流発電機の
断面図であり、この図において発電機外穀をなす
一対のフレーム9,9′は共に実質的に椀状をな
し、その開口部側を直接接合させて、複数個の対
になつたスタツトボルト10、ナツト8(一対の
み図示)により相互に固定されている。前記フレ
ーム9の内周には、固定子であるステータ2が前
記スタツトボルト10により圧入固定されてい
る。ステータ2は、ステータコア2−aおよびこ
れに巻かれたステータコイル2−bから構成され
ている。前記ステータコア2−aは、第2図に示
すように従来周知の開口型の複数個のテイース
(磁極歯)2−a′を径方向に内周に有している。
両フレーム9,9′の側面部中央には、発電機内
部に向かつて突出する円筒状ベアリングボツクス
19,19′が形成され、それぞれにベアリング
11,11′が取り付けられ、該両ベアリング1
1,11′にシヤフト4が回転自在に支持されて
いる。シヤフト4には前記ステータ2の内側に位
置するように、回転子を構成するランデル型であ
る一対の爪形ポールコア1,1′が機械的に固定
されており、該ポールコア1,1′の爪1−p,
1−p′は、第2図に示すように爪間の磁束漏れを
防ぎ、かつステータ2へ有効に磁束が供給できる
ように、爪根元、先端ともそれぞれの外径幅m,
nに対して、内径幅m′,n′が小さくなるよう形成
されている。前記ポールコア1,1′の両側面に
はステータ2の内径よりも小さい径の遠心型冷却
フアン7,7′がシヤフト4に同心に、羽根7−
a,7−a′をポールコア1,1′に対して反対方
向に向けて、適宜の手段によりポールコア1,
1′密着して固着されている。
前記一対のエンドフレーム9,9′の両側面に
は前記フアン7,7′の羽根7−a,7−a′に適
宜なギヤツプを持つて対向したシユウラド(覆)
9−a,9−a′が形成され、該シユラウド9−
a,9−a′はフアン7,7′のガイド板の役目を
果している。また、両エンドフレーム9,9′の
両側面のベアリング11,11′の近傍にはフア
ン7,7′により冷却風がフレーム内部に吸入さ
れるように吸入窓9b,9b′が形成されており、
ステータコイル2−bの外周に位置する部分には
冷却を終えた熱風として吐出するための吐出窓9
−c,9−c′が形成されている(吐出窓9−c′は
図示せず)。
エンドフレーム9の外側に配置されたプーリ1
2は、ベアリング11に対してナツト13により
押圧することによりシヤフト4に結合されてい
る。よつて、前記プーリ12はエンジン(図示し
ない)の回転をシヤフト4に伝達し、回転させ
る。
エンドフレーム9,9′により形成された外枠
のプーリ12の側とは反対の外側には、ダイオー
ド(図示しない)を備えたダイオードフイン14
励磁コイルであるロータコイル5に励磁電流を供
給するブラシ15−aを内部に保持するブラシホ
ルダ15、および出力電圧を調整するICレギユ
レータ(図示せず)の各電気機能部品がリアカバ
ー16と共にフレーム9′に固定されている。前
記リアカバー6は、前記ダイオードフイン14、
ブラシホルダ15、レギユレータを取り囲むよう
に形成され、側面にはレギユレータ冷却穴、ダイ
オード冷却穴が適宜開けられている。
上記構成の車両用交流発電機において、ポール
コア1,1′の爪1−p,1−p′とロータコイル
5との間、および爪1−pと爪1−p′との間に形
成される空間には、第3図および第4図に示すよ
うに、ステータ2のテイース2−a′と対向する部
分において樹脂3が充填されており、当該部分に
おいてポールコア1,1′の爪1−p,爪1−
p′の外周面が第4図に示すように凹凸のない一様
な円筒状外周となつている。また、樹脂3は、上
記空間のテイース2−a′と対向しない部分には充
填されておらず、各爪1−p,1−p′は露出して
いる。
次に上記の車両用交流発電機の作動について説
明する。ブラシ15−a、スリツプリングを介し
てロータコイル5に電流が供給され、ロータコイ
ル5がプーリ12を介して回転されることにより
ステータコイル2−bに交流電流が誘起され、こ
の電流は整流器により整流され、出力電圧をリギ
ユレータにより制御するようにした発電システム
は周知であるので詳細な説明は省略し、本発明特
有の作動について説明する。
シヤフト5が回転すると、ポールコア1,1′
の両側面の遠心フアン7−a,7−a′が回転し、
吸入窓9−b,9−b′を通して外部の冷風が吸入
され、ベアリング11,11′を冷却し、次にス
テータコイル2−bを冷却し吐出窓9−cから外
部に熱風として吐出する。また、冷風の一部はポ
ールコア1,1′の方に押込まれ、ロータコイル
5からの熱を受け、続いてステータコイル2−b
を冷却して吐出窓9−cから熱風となつて吐出さ
れる。
上記のように冷風がポールコア1,1′の部分
を通過する際には、近年のように高速化が進めら
れると、ポールコア爪1−pの側面1−aのフア
ン作用により、遠心風が発生し、ステータ2とポ
ールコア1,1′の間に脈動をもつた圧力変動を
生じて、ステータテイース2−a′とスロツトによ
つて形成される凹凸によつて干渉音が発生してい
たが隣接するポールコア爪側面1−aの間の空間
は樹脂3で埋められているので、遠心風が発生せ
ず、この遠心風とステータコアテイース2−a′の
凹凸との間で生じた干渉音は生じない。さらに、
ポールコア1の爪1−p,1−p′の間は、ロータ
コア5の外周に近づくに従い、幅が狭くなつてい
るために、樹脂3が高速回転にによる遠心力によ
り飛ばされることが防止される。
なお、上記実施例ではポールコア1,1′の爪
1−p,1−p′の間の空間を樹脂3の充填により
埋めたが、この空間に対応して成形されたものを
組み付けてもよい。また、成形材としては非磁性
体金属を用いて、それを電気絶縁塗装したものを
用いても同様効果が得られる。
以上述べたように、本発明による車両用交流発
電機の回転子は、回転子の外周部が、テイースと
対向する部分は非磁性体によつて凹凸のない円筒
形状となるため、従来、当該部分に形成されてい
た空間に起因して生じていた脈動する圧力変動が
テイースおよび回転子外周の凹凸と緩衝して発生
する騒音や冷却風の風損を低減することができ、
さらに、テイースと対向しない部分では各爪が露
出しているため、冷却風との接触面積が確保さ
れ、冷却効果を確保することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一つの実施例としての車
両用交流発電機の全体を示す断面図、第2図は固
定子と回転子のポールコアの爪を第1図において
P方向にみた平面図、第3図は本発明の回転子の
斜視図、第4図は第3図における線−に沿つ
た断面図である。 1,1′…ポールコア、1−p,1−p′…爪、
2…固定子、2−a′…テイース、3…樹脂、5…
励磁コイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個の爪1−p,1−p′を有する一対のラ
    ンデル型ポールコア1,1′が前記爪1−p,1
    −p′を交互に噛み合わせて配置され、前記ポール
    コア1,1′の内側には励磁コイル5が巻装され
    ると共に、前記爪1−p,1−p′の外周部がステ
    ータテイース2−a′に対して径方向に対向する車
    両用交流発電機の回転子において、 前記ポールコア1,1′の爪間および前記爪1
    −p,1−p′と前記励磁コイル5との間に形成さ
    れる空間のうち、前記テイースと対向する部分
    は、回転子の外周部が凹凸のない円筒形状となる
    ように、非磁性体3によつて埋められており、か
    つ前記テイース2−a′と対向しない部分では、前
    記非磁性体3によつて埋められることなく、各爪
    1−p,1−p′が露出していることを特徴とする
    車両用交流発電機の回転子。 2 前記非磁性体は、充填成形された樹脂である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    車両用交流発電機の回転子。
JP24037383A 1983-12-20 1983-12-20 車両用交流発電機の回転子 Granted JPS60131051A (ja)

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